JPH06265862A - 液晶表示板の装飾構造 - Google Patents

液晶表示板の装飾構造

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JPH06265862A
JPH06265862A JP7631193A JP7631193A JPH06265862A JP H06265862 A JPH06265862 A JP H06265862A JP 7631193 A JP7631193 A JP 7631193A JP 7631193 A JP7631193 A JP 7631193A JP H06265862 A JPH06265862 A JP H06265862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative
liquid crystal
crystal display
decoration
polarizing plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP7631193A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Takagi
高木  昭徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶表示板に対する装飾の配置や組み合わせ
の自由度を向上させると共に立体感のある装飾を施すこ
とにある。 【構成】 この液晶表示板の装飾構造においては、比較
的立体的な装飾部材16を上偏光板12の表面上に取り
付け、比較的平面的な装飾印刷部18と組み合わせてい
る。また、装飾印刷部20、22を液晶表示板2と上下
の偏光板12、14との間に設けている。これにより、
装飾部材16と装飾印刷部20、22との間の距離が開
き、より立体感を出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時計の液晶表示板の表
面に設けられるマーク、表示、飾り等の装飾の構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示板を有する時計において
は、実開昭53−43969号公報に開示されているよ
うに、液晶表示板上に設けられる見切板に印刷を施すこ
とによりマーク、表示、飾り等を形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のマーク等の装飾
は、単に印刷で形成されていたので、平面的で立体感の
ないものであった。このため、見切板等を用いて、液晶
表示板とマーク等の装飾が施される面との間に段差を設
け、構造上の高さの差により立体感を出そうとしてい
た。しかしながら、高級感のある十分な立体感を出すこ
とができないだけでなく、デザインも画一化されてしま
うという課題があった。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みなされたもの
で、その目的は、液晶表示板に対する装飾の配置や組み
合わせの自由度を向上させると共に装飾自体の盛り上げ
を容易にして、より立体感のある装飾を施すことにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示板の装
飾構造は、印刷法により形成されるマーク、表示、飾り
等の装飾印刷部と、フォトレジスト法と電鋳法との組み
合わせにより形成されるマーク、表示部材、飾り等の装
飾部材とを、液晶表示板上の上偏光板の表面等に設けた
ものである。
【0006】
【作用】本発明の液晶表示板の装飾構造においては、印
刷よりも立体感のある装飾部材を上偏光板の表面上に取
り付け、比較的平面的な装飾印刷部と組み合わせること
により、より立体感を出している。特に、装飾印刷部を
液晶表示板と上下の偏光板との間等に設けることによ
り、装飾部材と装飾印刷部との間の距離が開き、より立
体感を出すことができる。
【0007】
【実施例】図1は本考案の一実施例に係る液晶表示板の
装飾構造を示す断面図である。尚、図中の液晶表示板等
の厚みは、説明上誇張して示している。液晶表示板2
は、上ガラス4と下ガラス6との間に液晶8を注入し、
周囲を封止ガラス10で封止したものである。通常、こ
の液晶表示板2の上ガラス4の表面と下ガラス6の裏面
には、それぞれ上偏光板12と下偏光板14が固着され
ている。
【0008】16は後述するフォトレジスト法と電鋳法
との組み合わせにより形成される装飾部材である。この
装飾部材16は、商品を示すマーク、表示内容を示す表
示部材、窓部の縁取り等の飾り、などの形状に形成され
た後、直接上偏光板12の表面上に固着されるものであ
る。
【0009】18〜22は印刷法により形成される装飾
印刷部である。この装飾印刷部18〜22は、上偏光板
12の表面、上ガラス4と上偏光板12との間、あるい
は下ガラス6と下偏光板14との間に、それぞれ設けら
れている。この装飾印刷部18〜22は、印刷時にマー
ク、表示、飾り等の形状に形成される。
【0010】上記本実施例においては、比較的厚みがあ
り金属光沢のある装飾部材16を表面側に配置し、装飾
印刷部18〜22とのコントラストでより立体感を強調
する構造となっている。また、装飾印刷部18〜22は
比較的平面的であるため、板材の間に形成することが容
易であり、このため装飾印刷部20、22のように装飾
部材16から厚さ方向に離れた所に配置することがで
き、更に立体感を強調する構造となっている。
【0011】また、装飾部材16の表面にも、図2に示
すように、装飾印刷部24を形成し、組み合わせること
もできる。
【0012】次に図1及び図2に示す装飾部材16の製
造工程を図3乃至図10を用いて説明する。はじめに図
3に示すような金属からなる基板26の表面に、図4に
示すように後述する電鋳成形部を基板26から剥離する
ことができるようにするための剥離被膜28を形成す
る。その後、図5に示すように、剥離被膜28上にフォ
トレジスト30を形成する。更に、図6に示すように、
フォトレジスト30の上にパターン34を有するフォト
マスク32が載置される。その後、フォトマスク32を
介してフォトレジスト30を露光し、フォトマスク32
を取り除いて現像、水洗、焼付け等を行う。この結果、
フォトレジスト30にはパターン34に対応する転写パ
ターン36が形成され、図7に示すように転写パターン
36が剥離被膜28上に形成される。ここでメッキを施
すことにより、フォトレジスト30を除く部分に電鋳成
形部38が形成される。そして、図9に示すように、剥
離可能な粘着フィルム40を電鋳成形部38上に貼り付
け、図10に示すようにこの粘着フィルム40ごと電鋳
成形部38を剥離被覆28から剥離する。更にこの電鋳
成形部38の剥離した下面に接着剤を塗布することによ
り装飾部材16が形成される。
【0013】図11は図1に示す液晶表示板の装飾構造
に更に見切板42を組み合わせた場合の実施例を示す正
面図である。この見切板42には、円形と矩形の窓部が
設けられており、窓部の縁にはリング状の装飾部材44
が固着されて縁取りされている。前述した装飾部材16
や装飾印刷部18〜22は、見切板42の窓部内に配置
されている。また、見切板42の中央には、商品を示す
マークの形状をなす装飾部材46が固着されている。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、フォトレジスト法及び
電鋳法の組み合わせにより形成される装飾部材自体の立
体感を、比較的平面的な装飾印刷部を設けることにより
更に強調することができ、立体感と高級感のある液晶表
示板の装飾構造を提供することができる。
【0015】また、上下の偏光板や、それらと液晶表示
板との間に装飾部材と装飾印刷部をそれぞれ配置するこ
とにより、見切板等を使用しなくても装飾部材と装飾印
刷部とを厚さ方向に離して配置することができ、立体感
を出すことができる。
【0016】更に、金属光沢を有する装飾部材と印刷に
よる装飾印刷部は任意に組み合わせることができるの
で、その組み合わせによりデザインバリエイションを増
やすことができる。また、見切板の使用も可能であるた
め、見切板上にも装飾部材や装飾印刷部を配置すること
により、更にデザインバリエイションを増やすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る液晶表示板の装飾構造
を示す断面図である。
【図2】図1に示す装飾部材の表面に装飾印刷部を形成
した状態を示す断面図である。
【図3】装飾部材の製造工程における基板を示す断面図
である。
【図4】図3に示す基板上に剥離被膜を形成した状態を
示す断面図である。
【図5】図4に示す剥離被膜上にフォトレジストを形成
した状態を示す断面図である。
【図6】図5に示すフォトレジスト上にフォトマスクを
載置した状態を示す断面図である。
【図7】図6に示すフォトレジストに転写パターンを形
成した状態を示す断面図である。
【図8】図7に示す基板に電鋳成形部を形成した状態を
示す断面図である。
【図9】図8に示す電鋳成形部に粘着フィルムを付着さ
せた状態を示す断面図である。
【図10】図9に示す粘着フィルムごと電鋳成形部を剥
離した状態を示す断面図である。
【図11】図1に示す液晶表示板の装飾構造に見切板を
組み合わせた場合の実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
2 液晶表示板 12 上偏光板 14 下偏光板 16、44、46 装飾部材 18〜24 装飾印刷部 42 見切板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷法によりマーク、表示、飾り等の装
    飾印刷部と、フォトレジスト法と電鋳法との組み合わせ
    により製造したマーク、表示部材、飾り等の装飾部材と
    を液晶表示板上の上偏光板の表面に設けたことを特徴と
    する液晶表示板の装飾構造。
  2. 【請求項2】 印刷法によりマーク、表示、飾り等の装
    飾印刷部を液晶表示板と上偏光板との間に設け、前記上
    偏光板の表面に、印刷法により形成されるマーク、表
    示、飾り等の装飾印刷部とフォトレジスト法と電鋳法と
    の組み合わせにより製造されたマーク、表示部材、飾り
    等の装飾部材の一方又は両方を設けたことを特徴とする
    液晶表示板の装飾構造。
  3. 【請求項3】 印刷法によりマーク、表示、飾り等の装
    飾印刷部を液晶表示板と下偏光板との間に設けたことを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の液晶表示板の
    装飾構造。
  4. 【請求項4】 フォトレジスト法と電鋳法との組み合わ
    せにより製造されたマーク、表示部材、飾り等の装飾部
    材の表面に印刷法によりマーク、表示、飾り等の装飾印
    刷部を設けた請求項1または請求項2記載の液晶表示板
    の装飾構造。
JP7631193A 1993-03-10 1993-03-10 液晶表示板の装飾構造 Pending JPH06265862A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114647106A (zh) * 2020-12-21 2022-06-21 斯沃奇集团研究和开发有限公司 数字显示装置的制造方法以及数字显示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114647106A (zh) * 2020-12-21 2022-06-21 斯沃奇集团研究和开发有限公司 数字显示装置的制造方法以及数字显示装置
JP2022098440A (ja) * 2020-12-21 2022-07-01 ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド デジタル表示デバイスを製造する方法及びデジタル表示デバイス

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