JPH06265036A - リリーフ弁 - Google Patents

リリーフ弁

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Publication number
JPH06265036A
JPH06265036A JP4827693A JP4827693A JPH06265036A JP H06265036 A JPH06265036 A JP H06265036A JP 4827693 A JP4827693 A JP 4827693A JP 4827693 A JP4827693 A JP 4827693A JP H06265036 A JPH06265036 A JP H06265036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
piezoelectric element
hydraulic pump
valve body
relief valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP4827693A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsumi Shimizu
睦 清水
Yoshinori Tanaka
喜典 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Kogyo Co Ltd filed Critical Nissin Kogyo Co Ltd
Priority to JP4827693A priority Critical patent/JPH06265036A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】液圧ポンプおよびリザーバ間に介設されるとと
もに、液圧ポンプの吐出圧が所定値以上となるのに応じ
て開弁するリリーフ弁において、安定した開弁圧を得る
ようにする。 【構成】弁体38の開閉作動方向に伸縮可能な圧電素子
積層体42の一端側が固定の支持部材43で支承され、
圧電素子積層体42の他端側と弁体38との間には、該
圧電素子積層体42の伸縮作動に応じて弁体38を開閉
駆動する駆動部材44が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液圧ポンプおよびリザ
ーバ間に介設されるとともに、液圧ポンプの吐出圧が所
定値以上となるのに応じて開弁するリリーフ弁に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるリリーフ弁は、ばねによる
閉弁方向の力を弁体に作用させておき、液圧ポンプから
の液圧により弁体に作用する開弁方向の力が前記閉弁方
向の力を上回ったときに開弁して液圧を逃がすように構
成されるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、弁体をばね
により閉弁方向に付勢するものでは、ばね荷重を厳密に
調整しないと開弁圧にばらつきが生じ、しかも開弁時に
ばねの振動に伴うチャタリングが生じるおそれがある。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、安定した開弁圧を得ることを可能とするとと
もにチャタリングが生じることを防止したリリーフ弁を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、弁体の開閉作動方向に伸縮可能な
圧電素子積層体の一端側が固定の支持部材で支承され、
圧電素子積層体の他端側と弁体との間には、該圧電素子
積層体の伸縮作動に応じて弁体を開閉駆動する駆動部材
が設けられる。
【0006】
【実施例】以下、図面により本発明を車両用制動液圧制
御装置に適用したときの一実施例について図1を参照し
ながら説明する。
【0007】マスタシリンダ(図示せず)からの制動液
圧を調整して車輪ブレーキ(図示せず)に与えるように
作動するモジュレータ1は、該モジュレータ1が備える
制御液圧室2に制御液圧源3から制御液圧を作用させて
いないときには前記マスタシリンダからの制動液を車輪
ブレーキに作用させるが、制御液圧源3から制御液圧室
2に制御液圧が作用すると車輪ブレーキの制動液圧を減
圧すべく構成されている。
【0008】制御液圧源3は、リザーバ4から作動液を
汲み上げる液圧ポンプ5と、該液圧ポンプ5からの作動
液の流通のみを許容して液圧ポンプ5の吐出口に接続さ
れるチェック弁6と、液圧ポンプ5の吐出口とリザーバ
4との間に介設されるリリーフ弁7と、前記チェック弁
6を介して液圧ポンプ5の吐出口に接続されるアキュム
レータ8と、液圧ポンプ5の作動を制御するためにアキ
ュムレータ8の液圧を検出する圧力スイッチ9とを備え
る。
【0009】チェック弁6およびリリーフ弁7はハウジ
ング10に共通に設けられるものであり、ハウジング1
0には、有底穴14と、該有底穴14よりも大径の第1
嵌合孔15と、第1嵌合孔15よりも大径の第2嵌合孔
16と、第2嵌合孔16よりも大径のねじ孔17とが、
この順にかつ同軸に設けられる。而して有底穴14およ
び第1嵌合孔16間には第1嵌合孔15側に臨む段部1
8が設けられ、第1および第2嵌合孔16間には第2嵌
合孔16側に臨む段部19が設けられる。
【0010】チェック弁6は、段部18で受けるように
して第1嵌合孔15に嵌合、固定される弁ハウジング2
0を備え、有底穴14の内面との間に環状路21を形成
するようにして弁ハウジング20に連設される円筒部2
0aの開口端は蓋部材22で閉塞される。而して該弁ハ
ウジング20および蓋部材22間には、円筒部20aに
穿設された連通孔23を介して環状路21に通じる弁室
24が形成され、弁ハウジング20には、弁室24に臨
むテーパ状の弁座25がその中央部に弁孔26を開口さ
せるようにして設けられ、弁座25に着座可能な球状の
弁体27が弁室24に収納される。しかも弁体27およ
び蓋部材22間にはばね28が縮設されており、該ばね
28により弁体27は弁座25に着座する方向に付勢さ
れる。
【0011】ハウジング10には、液圧ポンプ5の吐出
口ならびに前記弁ハウジング20の弁孔26に通じる通
路29が設けられるとともに、前記環状路21に通じる
通路30が設けられており、該通路30は、モジュレー
タ1およびアキュムレータ8に接続される。
【0012】したがってチェック弁6は、液圧ポンプ5
に通じる通路29からモジュレータ1およびアキュムレ
ータ8に通じる通路30への作動液の流通のみを許容す
ることになる。
【0013】リリーフ弁7は、段部19で受けるように
して第1および第2嵌合孔15,16に嵌合される弁ハ
ウジング32を備え、該弁ハウジング32は、ねじ孔1
7に螺合される栓部材33と段部19との間に挟持、固
定される。この弁ハウジング32の第2嵌合孔16に嵌
合される部分は円筒状に形成されており、弁室35を弁
ハウジング32との間に形成するようにして弁ハウジン
グ32の前記栓部材33側に蓋部材34が嵌着される。
而して弁ハウジング32には、弁室35に臨むテーパ状
の弁座36がその中央部に弁孔37を開口させるように
して設けられ、弁座36に着座可能な球状の弁体38
が、蓋部材22で軸方向移動を案内される弁軸39の先
端に固着される。しかも弁軸39および蓋部材34間に
はばね40が縮設されており、このばね40により弁体
38は弁座36に着座する方向に付勢される。
【0014】リリーフ弁7の弁ハウジング32と、チェ
ック弁6の弁ハウジング20との間でハウジング10に
は収納室41が形成されており、該収納室41には、リ
リーフ弁7における弁体38の開閉作動方向に伸縮可能
な圧電素子積層体42が収納される。この圧電素子積層
体42は、第1嵌合孔15の軸線方向に沿って複数の圧
電素子を積層して成るものであり、その一端側の支持部
材43と、他端側の駆動部材44との間に挟まれる。而
して支持部材43は円板状に形成されるものであり、チ
ェック弁6の弁ハウジング20で支承される。また駆動
部材44も円板状に形成されるものであり、リリーフ弁
7の弁ハウジング32と駆動部材44との間には戻しば
ね45が縮設され、該戻しばね45は圧電素子積層体4
2を収縮させる方向のばね力を発揮する。
【0015】弁ハウジング32には、弁孔37よりも小
径の摺動孔46が該弁孔37と同軸にして設けられ、駆
動部材44に一体に設けられて摺動孔46を液密に貫通
するロッド47の先端が弁体38に当接される。したが
って圧電素子積層体42の伸長時には弁体38が弁座3
6から離反する方向に押上げられることになる。
【0016】弁ハウジング32には、弁孔37に通じる
通路48が設けられるとともに、弁室35に通じる通路
49が設けられており、ハウジング10には、前記通路
48を液圧ポンプ5の吐出口に連通させる通路50と、
前記通路49をリザーバ4に通じさせる通路51とが設
けられる。
【0017】圧電素子積層体42への電圧印加は制御手
段52により制御されるものであり、この制御手段52
には、弁孔37の液圧を検出する液圧検出器53が制御
される。而して制御手段52は、液圧検出器53で検出
される液圧が所定値以上となるのに応じて圧電素子積層
体42に電圧を印加し、液圧検出器53で検出される液
圧が所定値未満となるのに応じて圧電素子積層体42へ
の電圧印加を停止する。
【0018】次にこの実施例の作用について説明する
と、リリーフ弁7において、弁孔37の液圧が所定値以
上となると圧電素子積層体42に電圧が印加され、それ
により圧電素子積層体42が伸長するとロッド47が弁
体38を押上げてリリーフ弁7が開弁し、液圧ポンプ5
からの液圧がリザーバ4に逃がされることになる。また
弁孔37の液圧が所定値未満のときには、圧電素子積層
体42に電圧が印加されることはないので、圧電素子積
層体42が収縮したままであり、したがってロッド47
は弁体38を弁座37に着座させる位置まで移動してお
り、リリーフ弁7は閉弁状態を維持する。このようにリ
リーフ弁7が開閉作動することにより、液圧ポンプ5か
らの液圧が所定値以上に上昇することが回避される。
【0019】しかもリリーフ弁7において、弁体38
は、圧電素子積層体42で開閉駆動されるものであり、
ばね40は通常のホンプ圧では弁体38をロッド47に
当接させる程度のばね力を有するものであることが必要
であり、圧電素子積層体42の伸長作動により前記ばね
40のばね力に抗して対応してリリーフ弁7を強制的に
開弁作動させるものであるので、開弁圧を一定に維持す
ることが可能であり、開弁時にチャタリングが生じるお
それもない。
【0020】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、弁体の開
閉作動方向に伸縮可能な圧電素子積層体の一端側が固定
の支持部材で支承され、圧電素子積層体の他端側と弁体
との間には、該圧電素子積層体の伸縮作動に応じて弁体
を開閉駆動する駆動部材が設けられるので、開弁圧を一
定に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
4 リザーバ 5 液圧ポンプ 7 リリーフ弁 38 弁体 42 圧電素子積層体 43 支持部材 44 駆動部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液圧ポンプ(5)およびリザーバ(4)
    間に介設されるとともに、液圧ポンプ(5)の吐出圧が
    所定値以上となるのに応じて開弁するリリーフ弁におい
    て、弁体(38)の開閉作動方向に伸縮可能な圧電素子
    積層体(42)の一端側が固定の支持部材(43)で支
    承され、圧電素子積層体(42)の他端側と弁体(3
    8)との間には、該圧電素子積層体(42)の伸縮作動
    に応じて弁体(38)を開閉駆動する駆動部材(44)
    が設けられることを特徴とするリリーフ弁。
JP4827693A 1993-03-09 1993-03-09 リリーフ弁 Pending JPH06265036A (ja)

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JP4827693A JPH06265036A (ja) 1993-03-09 1993-03-09 リリーフ弁

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008138785A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Keihin Corp 圧力調整弁
JP5847312B2 (ja) * 2012-07-26 2016-01-20 三菱電機株式会社 ターボチャージャ付エンジンのリリーフバルブ
CN112259337A (zh) * 2020-10-30 2021-01-22 谷凯 一种泄压彻底的油浸式变压器用泄压阀

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