JPH06264905A - 建設機械の油圧駆動装置 - Google Patents

建設機械の油圧駆動装置

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JPH06264905A
JPH06264905A JP4680293A JP4680293A JPH06264905A JP H06264905 A JPH06264905 A JP H06264905A JP 4680293 A JP4680293 A JP 4680293A JP 4680293 A JP4680293 A JP 4680293A JP H06264905 A JPH06264905 A JP H06264905A
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pressure
pilot
control valve
valve
directional control
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JP4680293A
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English (en)
Inventor
Yusuke Kajita
勇輔 梶田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動機構の駆動状態を検出する検出手段や、
回路を流れる圧油の圧力を含む圧油状態量を検出する検
出手段に故障を生じた場合でも本来の望ましい制御を実
現させることができる建設機械の油圧駆動装置の提供。 【構成】 エンジン1と、このエンジン1によって駆動
する主油圧ポンプ2と、この主油圧ポンプ2から吐出さ
れる圧油によって駆動するアクチュエータと、このアク
チュエータの駆動に伴って作動する作動体と、アクチュ
エータに供給される圧油の流れを制御する方向制御弁1
0と、この方向制御弁10を切換え操作するパイロット
弁19〜23と、回路を流れる圧油の圧力を検出する圧
力スイッチとを備えるとともに、この圧力スイッチが、
ほぼ同一の検出箇所にそれぞれ配置される複数の圧力ス
イッチW1,W2と,V1,V2と,X1,X2と,Y
1,Y2と,Z1,Z2とから成る構成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル等の建設
機械に備えられ、特に、原動機、アクチュエータ、作動
体、操作手段を含む駆動機構の駆動状態の検出、及び回
路を流れる圧油の圧力を含む圧油状態量の検出のうちの
少なくとも1つを検出する検出手段を備えた油圧駆動装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、この種の従来の建設機械の油圧
駆動装置の一例を示す回路図で、油圧ショベルの油圧駆
動装置を示す回路図である。この従来の油圧駆動装置
は、原動機すなわちエンジン1と、このエンジン1によ
って駆動する主油圧ポンプ2と、この主油圧ポンプ2か
ら吐出される圧油によって駆動するアクチュエータ、例
えば左走行モータ3、右走行モータ4、旋回モータ5、
バケットシリンダ6、ブームシリンダ7,8、アームシ
リンダ9と、これらのアクチュエータによって作動する
図示しない作動体、すなわち走行体を構成する左側履
帯、右側履帯、あるいは旋回体、バケット、ブーム、ア
ーム等と、主油圧ポンプ2からアクチュエータに供給さ
れる圧油の流れを制御する方向制御弁10とを備えてい
る。この方向制御弁10には、左走行モータ3の駆動を
制御する左走行用方向制御弁11と、右走行モータ4の
駆動を制御する右走行用方向制御弁12と、旋回モータ
5の駆動を制御する旋回用方向制御弁13と、バケット
シリンダ6の駆動を制御するバケット用方向制御弁14
と、ブームシリンダ7,8の駆動を制御するブーム用方
向制御弁15と、アームシリンダ9の駆動を制御するア
ーム用方向制御弁16とが含まれる他、特別に装着され
るアタッチメント用シリンダの駆動を制御する予備用方
向制御弁17等が含まれる。
【0003】また、旋回用方向制御弁13を切換え操作
する操作手段である旋回用パイロット弁18と、図示し
ない旋回体を右旋回させるために旋回用パイロット弁1
8を操作したとき発生するパイロット圧を導く右旋回用
管路24と、図示しない旋回体を左旋回させるために旋
回用パイロット弁18を操作したとき発生するパイロッ
ト圧を導く左旋回用管路25を備えている。同様に、バ
ケット用方向制御弁14を切換え操作するバケット用パ
イロット弁19と、図示しないバケットを下げ方向に回
動させるためにバケット用パイロット弁19を操作した
ときに発生するパイロット圧を導くバケット下げ用管路
26と、図示しないバケットを上げ方向に回動させるた
めにバケット用パイロット弁19を操作したときに発生
するパイロット圧を導くバケット上げ用管路27を備え
ている。同様に、アーム用方向制御弁16を切換え操作
するアーム用パイロット弁20と、図示しないアームを
クラウドさせるためにアーム用パイロット弁20を操作
したときに発生するパイロット圧を導くアームクラウド
用管路28と、図示しないアームをダンプさせるために
アーム用パイロット弁20を操作したときに発生するパ
イロット圧を導くアームダンプ用管路29を備えてい
る。同様に、ブーム用方向制御弁15を切換え操作する
ブーム用パイロット弁21と、図示しないブームを下げ
方向に回動させるためにブーム用パイロット弁21を操
作したときに発生するパイロット圧を導くブーム下げ用
管路30と、図示しないブームを上げ方向に回動させる
ためにブーム用パイロット弁21を操作したときに発生
するパイロット圧を導くブーム上げ用管路31を備えて
いる。同様に、左走行用方向制御弁11を切換え操作す
る左走行用パイロット弁22と、図示しない走行体の左
側履帯を前進方向に駆動させるために左走行用パイロッ
ト弁22を操作したときに発生するパイロット圧を導く
左走行前進用管路32と、図示しない走行体の左側履帯
を後退方向に駆動させるために左走行用パイロット弁2
2を操作したときに発生するパイロット圧を導く左走行
後退用管路33を備えている。同様に、右走行用方向制
御弁12を切換え操作する右走行用パイロット弁23
と、図示しない走行体の右側履帯を前進方向に駆動させ
るために右走行用パイロット弁23を操作したときに発
生するパイロット圧を導く右走行前進用管路34と、図
示しない走行体の右側履帯を後退方向に駆動させるため
に右走行用パイロット弁23を操作したときに発生する
パイロット圧を導く右走行後退用管路35とを備えてい
る。
【0004】また、右旋回用管路24及び左旋回用管路
25に導かれるパイロット圧を検出し電気信号として出
力する検出手段、すなわち圧力スイッチWと、バケット
下げ用管路26、バケット上げ用管路27、アームダン
プ用管路29、及びブーム下げ用管路30に導かれるパ
イロット圧を検出し電気信号として出力する検出手段、
すなわち圧力スイッチVと、アームクラウド用管路28
に導かれるパイロット圧を検出し電気信号として出力す
る検出手段、すなわち圧力スイッチXと、ブーム上げ用
管路31に導かれるパイロット圧を検出し電気信号とし
て出力する検出手段、すなわち圧力スイッチYと、左走
行前進用管路32、左走行後退用管路33、右走行前進
用管路34、及び右走行後退用管路35に導かれるパイ
ロット圧を検出し電気信号として出力する検出手段、す
なわち圧力スイッチZとを備えている。そして、論理判
断、演算、記憶機能を有し、圧力スイッチW,V,X,
Y,Zから出力される信号に応じて、方向制御弁10を
構成する方向制御弁11〜17のうちの該当する方向制
御弁を駆動する駆動信号を、それぞれ該当する方向制御
弁11〜17に出力する方向制御弁制御装置37を備え
ている。
【0005】図10は上述した方向制御弁10と方向制
御弁制御装置37の構成の一例を示す説明図である。こ
の図10に示すように、方向制御弁10のうちの左走行
用方向制御弁11は、左走行用流量制御弁11aと、こ
の左走行用流量制御弁11aの前後差圧を制御する左走
行用圧力補償弁11bとによって構成してあり、右走行
用方向制御弁12は、右走行用流量制御弁12aと、こ
の右走行用流量制御弁12aの前後差圧を制御する右走
行用圧力補償弁12bとによって構成してある。また、
ここでは図示を省略したが、他の方向制御弁13〜17
も同様に、流量制御弁と圧力補償弁とを組み合わせた構
成にしてある。そして、方向制御弁制御装置37は、パ
イロットポンプ37aと、このパイロットポンプ37a
と左走行用圧力補償弁11bの駆動部とを連絡するパイ
ロット管路中に設けた比例電磁弁37bと、パイロット
ポンプ37aと右走行用圧力補償弁12bの駆動部とを
連絡するパイロット管路中に設けた比例電磁弁37c
と、図示省略した同様の比例電磁弁と、論理判断、演
算、記憶機能を有し、大きな力を要する掘削作業、比較
的小さな力で済む地ならし作業等の作業の種類に応じた
最適なアクチュエータの動作を実現させるために、あら
かじめ設定されるアクチュエータ供給流量の組み合わせ
に基づき、圧力スイッチW,V,X,Y,Zから出力さ
れる信号に応じて比例電磁弁37b,37c、あるいは
図示省略した比例電磁弁に駆動信号を出力する制御部3
7dとを備えている。
【0006】このように構成される油圧駆動装置にあっ
ては、例えば図9に示す左走行用パイロット弁22が操
作されると、そのレバー操作量に応じて図10に示す流
量制御弁11aが切換え操作されるとともに、上述のレ
バー操作量に相応するパイロット圧が圧力スイッチZで
検出され、その検出信号が方向制御弁制御装置37の制
御部37dに入力される。制御部37dからは検出信号
の値に相応する駆動信号が例えば比例電磁弁37bの駆
動部に出力される。これにより比例電磁弁37bが検出
信号の値に相当するだけ駆動し、パイロットポンプ37
aのパイロット圧が比例電磁弁37bを介して左走行用
圧力補償弁11bの駆動部に与えられ、上述の検出信号
の値に相当するだけ左走行用圧力補償弁11bが駆動す
る。これにより、左走行用方向制御弁11を通過する流
量が圧力補償弁11bと流量制御弁11aとの双方によ
って制御され、図示しない走行体を形成する左側履帯を
駆動することができる。右側履帯を駆動する場合、また
図示しないブーム、アーム、旋回体等を単独に駆動させ
る場合、あるいはこれらの作動体を適宜複合駆動させる
場合も、同様に圧力スイッチW,V,X,Yから出力さ
れる検出信号に応じて該当する比例電磁弁が選択的に駆
動し、それに伴って該当する圧力補償弁が駆動すること
により該当するアクチュエータに供給される流量が制御
されて対応する作動体を駆動することができる。
【0007】図11は従来の油圧駆動装置の別の例を示
す回路図である。この従来例では、右旋回用管路24及
び左旋回用管路25に導かれるパイロット圧を検出し電
気信号として出力する検出手段としてパイロット圧力セ
ンサ40を設けてある。同様に、バケット下げ用管路2
6に導かれるパイロット圧を検出する検出手段としてパ
イロット圧力センサ41を設けてあり、バケット上げ用
管路27に導かれるパイロット圧を検出する検出手段と
してパイロット圧力センサ42を設けてある。また、ア
ームクラウド用管路28に導かれるパイロット圧を検出
する検出手段としてパイロット圧力センサ43を設けて
あり、アームダンプ用管路29に導かれるパイロット圧
を検出する検出手段としてパイロット圧力センサ44を
設けてある。また、ブーム下げ用管路30に導かれるパ
イロット圧を検出する検出手段としてパイロット圧力セ
ンサ45を設けてあり、ブーム上げ用管路31に導かれ
るパイロット圧を検出する検出手段としてパイロット圧
力センサ46を設けてある。また、左走行前進用管路3
2、右走行前進用管路34に導かれるパイロット圧を検
出する検出手段としてパイロット圧力センサ47を設け
てあり、左走行後退用管路33、及び右走行後退用管路
35に導かれるパイロット圧を検出する検出手段として
パイロット圧力センサ48を設けてある。そして、論理
判断、演算、記憶機能を有し、パイロット圧力センサ4
0〜48から出力される信号に応じて駆動信号を、各パ
イロット弁18〜23に対応して設けられる電気式減圧
弁59の駆動部に出力する制御装置58を備えている。
【0008】この図11に示す従来技術では、各パイロ
ット圧力センサ40〜48から出力される信号に応じて
電気式減圧弁59を駆動することにより、例えば各方向
制御弁に備えられる圧力補償弁の駆動を制御し、これに
より各アクチュエータに与えられる流量を制御するよう
になっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術、例えば図9に示す従来技術にあっては、例えば
ブーム上げ用管路31に導かれる圧油の圧力を検出する
圧力スイッチYが故障し、作動しなくなると、オペレー
タがブーム上げを意図してブーム用パイロット弁21を
操作しても方向制御弁制御装置37にブーム上げに係る
信号が入力されなくなる。したがって、このとき例えば
ブーム用方向制御弁15を構成する圧力補償弁の駆動部
には、方向制御弁制御装置37からの信号に基づくパイ
ロット圧が付与されず、すなわち、ブーム用方向制御弁
15の圧力補償弁(複合駆動時には他の方向制御弁の圧
力補償弁も含む)はブーム上げがないものとして動作
し、その結果、ブームシリンダ7等に適切な流量が供給
されず、作業効率等を考慮してあらかじめ設定された最
適なアクチュエータ供給流量制御を実現できなくなる事
態を生じてしまう。
【0010】このことは、図9に示す他の圧力スイッチ
W,V,X,Zのいずれかが故障した場合も同様であ
り、また図11に示す従来技術におけるパイロット圧力
センサ40〜48のいずれかが故障した場合も同様であ
る。
【0011】なお、油圧ショベルにあっては上述したア
クチュエータ供給流量制御に限らず各種の制御が実施さ
れているが、これらの制御を実現させるためにエンジン
1の回転数を検出する回転センサや、アクチュエータの
ストロークを検出するストロークセンサや、ブーム,ア
ーム等の作動体の回動角度を検出する角度センサや、主
油圧ポンプ2が可変容量油圧ポンプである場合の傾転量
を検出する傾転センサや、パイロット弁のレバー操作量
を検出するホテンショメータなどの駆動機構の駆動状態
を検出する検出手段とか、前述したような回路を流れる
圧油の圧力や流量を含む圧油状態量を検出する検出手段
が数多く設けられている。したがって、これらのいずれ
の検出手段に故障を生じても、上述したアクチュエータ
供給流量制御の場合と同様に、あらかじめ設定した望ま
しい制御を実現できなくなる問題がある。
【0012】本発明は、上記した従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、駆動機構の駆動
状態を検出する検出手段や、回路を流れる圧油の圧力を
含む圧油状態量を検出する検出手段に故障を生じた場合
でも本来の望ましい制御を実現させることができる建設
機械の油圧駆動装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、原動機と、この原動機によって駆動する
主油圧ポンプと、この主油圧ポンプから吐出される圧油
によって駆動するアクチュエータと、このアクチュエー
タの駆動に伴って作動する作動体と、上記主油圧ポンプ
から上記アクチュエータに供給される圧油の流れを制御
する方向制御弁と、この方向制御弁を切換え操作する操
作手段と、上記原動機、アクチュエータ、作動体、操作
手段を含む駆動機構の駆動状態の検出、及び回路を流れ
る圧油の圧力を含む圧油状態量の検出のうちの少なくと
も1つを検出する検出手段とを備えた建設機械の油圧駆
動装置において、上記検出手段が、ほぼ同一の検出箇所
に配置される複数の検出器から成る構成にしてある。
【0014】
【作用】本発明は、上記の構成にしてあることから、検
出手段を構成する複数の検出器のうちの1つが故障して
も、ほぼ同一箇所に設けられる他の検出器によって制御
情報を取り出すことができ、この他の検出器による制御
情報を用いて本来の望ましい制御と同等の制御、あるい
は近似する制御を実現させることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の建設機械の油圧駆動装置の実
施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実
施例を示す回路図で、前述した図9に対応させて描いて
ある。この図1に示す第1の実施例は、油圧ショベルの
油圧駆動装置を示しており、前述した図9に示した機器
と同等のものは同一符号で示してある。この第1の実施
例も前述の図9に示した油圧駆動装置と同様に、原動機
すなわちエンジン1と、このエンジン1によって駆動す
る主油圧ポンプ2と、この主油圧ポンプ2から吐出され
る圧油によって駆動する左走行モータ3、右走行モータ
4、旋回モータ5、バケットシリンダ6、ブームシリン
ダ7,8、アームシリンダ9と、これらのアクチュエー
タによって作動する図示しない作動体、すなわち走行体
を構成する左側履帯、右側履帯、あるいは旋回体、バケ
ット、ブーム、アーム等と、主油圧ポンプ2からアクチ
ュエータに供給される圧油の流れを制御する方向制御弁
10とを備えている。この方向制御弁10には、左走行
モータ3の駆動を制御する左走行用方向制御弁11と、
右走行モータ4の駆動を制御する右走行用方向制御弁1
2と、旋回モータ5の駆動を制御する旋回用方向制御弁
13と、バケットシリンダ6の駆動を制御するバケット
用方向制御弁14と、ブームシリンダ7,8の駆動を制
御するブーム用方向制御弁15と、アームシリンダ9の
駆動を制御するアーム用方向制御弁16と、予備用方向
制御弁17等が含まれる。これらの各方向制御弁11〜
17のそれぞれは前述の図10で例示したように、例え
ば流量制御弁と、この流量制御弁の前後差圧を制御する
圧力補償弁との組み合わせから構成してある。
【0016】また、旋回用方向制御弁13を切換え操作
する操作手段である旋回用パイロット弁18と、右旋回
用管路24と、左旋回用管路25を備えている。同様
に、バケット用方向制御弁14を切換え操作するバケッ
ト用パイロット弁19と、バケット下げ用管路26と、
バケット上げ用管路27を備えている。同様に、アーム
用方向制御弁16を切換え操作するアーム用パイロット
弁20と、アームクラウド用管路28と、アームダンプ
用管路29を備えている。同様に、ブーム用方向制御弁
15を切換え操作するブーム用パイロット弁21と、ブ
ーム下げ用管路30と、ブーム上げ用管路31を備えて
いる。同様に、左走行用方向制御弁11を切換え操作す
る左走行用パイロット弁22と、左走行前進用管路32
と、左走行後退用管路33を備えている。同様に、右走
行用方向制御弁12を切換え操作する右走行用パイロッ
ト弁23と、右走行前進用管路34と、右走行後退用管
路35とを備えている。以上の各機器については、前述
の図9に示したものと同等である。
【0017】そして特に、この第1の実施例にあって
は、右旋回用管路24及び左旋回用管路25に導かれる
パイロット圧を検出し電気信号として出力する検出手段
として、ほぼ同一の検出箇所に複数、例えば2つの圧力
スイッチである第1の圧力スイッチW1と第2の圧力ス
イッチW2を設けてある。同様に、バケット下げ用管路
26、バケット上げ用管路27、アームダンプ用管路2
9、及びブーム下げ用管路30に導かれるパイロット圧
を検出し電気信号として出力する検出手段として、ほぼ
同一の検出箇所に第1の圧力スイッチV1と第2の圧力
スイッチV2を設けてある。同様に、アームクラウド用
管路28に導かれるパイロット圧を検出し電気信号とし
て出力する検出手段として、ほぼ同一の検出箇所に第1
の圧力スイッチX1と第2の圧力スイッチX2を設けて
ある。同様に、ブーム上げ用管路31に導かれるパイロ
ット圧を検出し電気信号として出力する検出手段とし
て、ほぼ同一の検出箇所に第1の圧力スイッチY1と第
2の圧力スイッチY2を設けてある。同様に、左走行前
進用管路32、左走行後退用管路33、右走行前進用管
路34、及び右走行後退用管路35に導かれるパイロッ
ト圧を検出し電気信号として出力する検出手段として、
ほぼ同一の検出箇所に第1の圧力スイッチZ1と第2の
圧力スイッチZ2を設けてある。
【0018】また、論理判断、演算、記憶機能を有し、
圧力スイッチW1,W2,V1,V2,X1,X2,Y
1,Y2,Z1,Z2から出力される信号に応じて、方
向制御弁10を構成する方向制御弁11〜17のうちの
該当する方向制御弁を駆動する駆動信号を、それぞれ該
当する方向制御弁11〜17に出力する方向制御弁制御
装置37を備えている。この方向制御弁制御装置37
は、例えば前述の図10で例示したように、パイロット
ポンプと、このパイロットポンプと各方向制御弁11〜
17の圧力補償弁の駆動部とを連絡する管路のそれぞれ
に設けた比例電磁弁と、論理判断、演算、記憶機能を有
する制御部とを備えている。制御部は、関連する2つの
圧力スイッチ、例えば第1の圧力スイッチW1と第2の
圧力スイッチW2のそれぞれが入力された時点の時間的
ずれ(遅れ)が、当該圧力スイッチW1,W2が正常に
動作していると認められる範囲内の遅れであるかどう
か、すなわち、第1の圧力スイッチW1,W2のうちの
いずれか一方がONになってから所定の許容時間内に他
方の圧力スイッチがONになったかどうか判別する判別
部を内包している。この判別部は、所定の許容時間内に
他方の圧力スイッチもONになったと判別したときは、
すなわち、2つの圧力スイッチが共に正常に動作してい
ると認められるときには、例えば先に入力された圧力ス
イッチの信号に応じて各方向制御弁11〜17のうちの
該当するものを駆動する駆動信号を出力する。また、所
定の許容時間内に他方の圧力スイッチがONにならなか
ったとき、すなわち、他方のスイッチが故障しているも
のと認められるときには、既に入力されている圧力スイ
ッチの信号に応じて各方向制御弁11〜17のうちの該
当するものを駆動する駆動信号を出力する。このような
判別部は、他の圧力スイッチV1,V2、圧力スイッチ
X1,X2、圧力スイッチY1,Y2、圧力スイッチZ
1,Z2のそれぞれの組み合わせに対応して設けてあ
る。
【0019】このように構成してある第1の実施例にあ
っては、例えば図1に示す左走行用パイロット弁22が
操作されると、そのレバー操作量に応じて左走行用方向
制御弁の流量制御弁が切換え操作されるとともに、上述
のレバー操作量に相応するパイロット圧が第1圧力スイ
ッチZ1,第2の圧力スイッチZ2で検出され、その検
出信号が方向制御弁制御装置37の制御部に入力され
る。制御部に含まれる判別部では上述のように第1の圧
力スイッチZ1,Z2のうちのいずれか一方がONにな
ってから所定の許容時間内に他方の圧力スイッチがON
になったかどうか判別する。
【0020】このとき、例えば図2の(a)で示す第1
の圧力スイッチZ1がONになってから所定の許容時間
60内に図2の(b)で示す第2の圧力スイッチZ2も
ONになったと判別されたときは、2つの圧力スイッチ
Z1,Z2の双方が正常に動作している状態にあり、制
御部からは先に入力した第1の圧力スイッチZ1の検出
信号の値に相応する駆動信号が、方向制御弁制御装置3
7に内蔵される該当する比例電磁弁の駆動部に出力され
る。これにより比例電磁弁が第1の圧力スイッチZ1の
検出信号の値に相当するだけ駆動し、方向制御弁制御装
置37に内蔵されるパイロットポンプのパイロット圧が
上述の比例電磁弁を介して左走行用方向制御弁11に内
蔵される圧力補償弁の駆動部に与えられ、第1の圧力ス
イッチZ1の検出信号の値に相当するだけ上述の圧力補
償弁が駆動する。これにより、左走行用方向制御弁11
を通過する流量がこの左走行用方向制御弁11に内蔵さ
れる圧力補償弁と流量制御弁の双方によって制御され、
図示しない走行体を形成する左側履帯を駆動することが
できる。
【0021】また、方向制御弁制御装置37の制御部に
含まれる判別部で、例えば図3の(b)で示す第2の圧
力スイッチZ2のONを検出してから許容時間60内に
図3の(a)で示す第1の圧力スイッチZ1のONが検
出されなかったときには、あるいは、図4の(b)で示
す第2の圧力スイッチZ2のONを検出してから許容時
間60を越えた時間に図4の(a)で示す第1の圧力ス
イッチZ1のONが検出されたときには、いずれの場合
も第1の圧力スイッチZ1に故障を生じているものと判
別され、既に入力されている第2の圧力スイッチZ2の
検出信号の値に相応する駆動信号が、方向制御弁制御装
置37に内蔵される該当する比例電磁弁の駆動部に出力
される。これにより比例電磁弁が第2の圧力スイッチZ
2の検出信号の値に相当するだけ駆動し、方向制御弁制
御装置37に内蔵されるパイロットポンプのパイロット
圧が上述の比例電磁弁を介して左走行用方向制御弁11
に内蔵される圧力補償弁の駆動部に与えられ、第2の圧
力スイッチZ2の検出信号の値に相当するだけ上述の圧
力補償弁が駆動する。これにより上述した2つの圧力ス
イッチZ1,Z2が正常な場合と同様に、左走行用方向
制御弁11を通過する流量がこの左走行用方向制御弁1
1に内蔵される圧力補償弁と流量制御弁の双方によって
制御され、図示しない走行体を形成する左側履帯を駆動
することができる。
【0022】右側履帯を駆動する場合、また図示しない
ブーム、アーム、旋回体等を単独に駆動させる場合、あ
るいはこれらの作動体を適宜複合駆動させる場合も、同
様に圧力スイッチW1,W2,圧力スイッチV1,V
2,圧力スイッチX1,X2,圧力スイッチY1,Y2
から出力される検出信号に応じて該当する方向制御弁制
御装置37に内蔵される比例電磁弁が選択的に駆動し、
それに伴って該当する方向制御弁の圧力補償弁が駆動す
ることにより該当するアクチュエータに供給される流量
が制御されて対応する作動体を駆動することができる。
【0023】このように構成した第1の実施例では、圧
力スイッチW1,W2,圧力スイッチV1,V2,圧力
スイッチX1,X2,圧力スイッチY1,Y2,圧力ス
イッチZ1,Z2のそれぞれのうちの一方に故障を生じ
た場合でも、他方の圧力スイッチの検出信号により所望
の制御情報を取り出すことができ、その他方の圧力スイ
ッチによる制御情報により方向制御弁制御装置37は該
当する方向制御弁を駆動して所望のアクチュエータ供給
流量制御を実現させることができ、良好な作業性を確保
することができるとともに、良好な作業効率を維持する
ことができる。
【0024】図5は本発明の第2の実施例を示す回路図
である。この第2の実施例では、ブーム上げ用管路31
に導かれるパイロット圧を検出する検出手段として設け
る圧力スイッチのみを複数の圧力スイッチY1,Y2に
してある。このように構成した第2の実施例では、圧力
スイッチY1,Y2の一方に故障を生じても、前述した
第1の実施例で述べたようにして他方の圧力スイッチに
よりアクチュエータ流量制御を良好におこなうことがで
き、所望のブーム上げ動作を実現できる。
【0025】図6は本発明の第3の実施例を示す回路図
で、前述した図11に対応させて描いてある。この第3
の実施例では、図11に示したものと同様に、右旋回用
管路24及び左旋回用管路25に導かれるパイロット圧
を検出し電気信号として出力する検出手段としてパイロ
ット圧力センサ40を設けてあり、バケット下げ用管路
26に導かれるパイロット圧を検出する検出手段として
パイロット圧力センサ41を設けてあり、バケット上げ
用管路27に導かれるパイロット圧を検出する検出手段
としてパイロット圧力センサ42を設けてあり、アーム
クラウド用管路28に導かれるパイロット圧を検出する
検出手段としてパイロット圧力センサ43を設けてあ
り、アームダンプ用管路29に導かれるパイロット圧を
検出する検出手段としてパイロット圧力センサ44を設
けてあり、ブーム下げ用管路30に導かれるパイロット
圧を検出する検出手段としてパイロット圧力センサ45
を設けてあり、ブーム上げ用管路31に導かれるパイロ
ット圧を検出する検出手段としてパイロット圧力センサ
46を設けてあり、左走行前進用管路32、右走行前進
用管路34に導かれるパイロット圧を検出する検出手段
としてパイロット圧力センサ47を設けてあり、左走行
後退用管路33、及び右走行後退用管路35に導かれる
パイロット圧を検出する検出手段としてパイロット圧力
センサ48を設けてある。また、論理判断、演算、記憶
機能を有し、パイロット圧力センサ40〜48から出力
される信号に応じて駆動信号を、各パイロット弁18〜
23に対応して設けられる電気式減圧弁59の駆動部に
出力する制御装置58を備えている。
【0026】そして特に、この第3の実施例では、各パ
イロット圧力センサ40〜48が設けられている管路位
置とほとんど同一の位置に、別の検出器として圧力スイ
ッチ49〜57を設けてある。また、制御装置58に
は、前述した第1の実施例と同様に、関連する圧力セン
サと圧力スイッチ、例えば旋回用パイロット弁18の操
作に伴って発生するパイロット圧を検出する圧力センサ
40と圧力スイッチ49のうちのいずれか一方がONに
なってから所定の許容時間内に他方の検出器がONにな
ったかどうか判別する判別部を内包している。この判別
部は、所定の許容時間内に他方の検出器もONになった
と判別したときは、すなわち、2つの検出器が共に正常
に動作していると認められるときには、例えば先に入力
された検出器の信号に応じて各方向制御弁11〜17の
うちの該当するものを駆動する駆動信号を出力する。ま
た、所定の許容時間内に他方の検出器がONにならなか
ったとき、すなわち、他方の検出器が故障しているもの
と認められるときには、既に入力されている検出器の信
号に応じて各方向制御弁11〜17のうちの該当するも
のを駆動する駆動信号を出力する。このような判別部
は、他の圧力センサ41と圧力スイッチ50,圧力セン
サ42と圧力スイッチ51、圧力センサ43と圧力スイ
ッチ52、圧力センサ44と圧力スイッチ53、圧力セ
ンサ45と圧力スイッチ54、圧力センサ46と圧力ス
イッチ55、圧力センサ47と圧力スイッチ56、圧力
センサ48と圧力スイッチ57のそれぞれの組み合わせ
に対応して設けてある。
【0027】このように構成してある第3の実施例にあ
っては、例えば旋回用パイロット弁18が操作される
と、そのレバー操作量に応じて旋回用方向制御弁の流量
制御弁が切換え操作されるとともに、上述のレバー操作
量に相応するパイロット圧が圧力センサ40,圧力スイ
ッチ49で検出され、その検出信号が制御装置58の制
御部に入力される。この制御装置58に含まれる判別部
では上述のように圧力センサ40,圧力スイッチ49の
うちのいずれか一方がONになってから所定の許容時間
内に他方の検出器がONになったかどうか判別する。
【0028】このとき、例えば図7の(a)で示す圧力
センサ40がONになってから所定の許容時間61内に
図7の(b)で示す圧力スイッチ49もONになったと
判別されたときは、2つの検出器の双方が正常に動作し
ている状態にあり、制御装置58からは制御精度の高い
圧力センサ40の検出信号の値に相応する駆動信号が、
電気式減圧弁59に与えられる。これにより例えば各方
向制御弁に備えられる圧力補償弁の駆動が制御され、各
アクチュエータに与えられる流量が制御される。
【0029】また、制御装置58の制御部に含まれる判
別部で、例えば図8の(b)で示す圧力スイッチ49の
ONを検出してから許容時間61内に図8の(a)で示
す圧力センサ40のONが検出されなかったとき、すな
わち、圧力スイッチ49のONを検出してから許容時間
61を越えた時間に圧力センサ40のONが検出された
ときには、圧力センサ40に故障を生じているものと判
別され、既に入力されている圧力スイッチ49の検出信
号の値に相応する駆動信号が、電気式減圧弁59の駆動
部に出力される。これにより圧力センサ40の検出信号
による制御の場合よりは制御精度は若干劣るものの圧力
センサ40と圧力スイッチ49の双方が正常な場合とほ
ぼ同様に、旋回用方向制御弁を通過する流量が制御さ
れ、図示しない旋回体を駆動することができる。
【0030】このように構成した第3の実施例でも、前
述した第1の実施例と同様に、圧力センサ40と圧力ス
イッチ50、圧力センサ41と圧力スイッチ51、圧力
センサ42と圧力スイッチ52、圧力センサ43と圧力
スイッチ53、圧力センサ44と圧力スイッチ54、圧
力センサ45と圧力スイッチ55、圧力センサ46と圧
力スイッチ56、圧力センサ47と圧力スイッチ57、
圧力センサ48と圧力スイッチ58、のそれぞれの検出
器のうちの一方に故障を生じた場合でも、他方の検出器
の検出信号により所望の制御情報を取り出すことがで
き、その他方の検出器による制御情報により制御装置5
8は電気式減圧弁59を介して該当する方向制御弁を駆
動して所望のアクチュエータ供給流量制御を実現させる
ことができ、良好な作業性を確保することができるとと
もに、良好な作業効率を維持することができる。
【0031】なお、上記各実施例では、アクチュエータ
供給流量制御を実施するために検出手段として、圧力ス
イッチ、あるいは圧力センサからなる検出器を設けてあ
るが、本発明はこれに限られず、他の各種の制御のため
に設けられる検出手段、例えばエンジン1の回転数を検
出する回転センサや、アクチュエータのストロークを検
出するストロークセンサや、ブーム,アーム等の作動体
の回動角度を検出する角度センサや、主油圧ポンプ2が
可変容量油圧ポンプである場合の傾転量を検出する傾転
センサや、パイロット弁のレバー操作量を検出するホテ
ンショメータなどの駆動機構の駆動状態を検出する検出
手段とか、回路を流れる圧油の圧力や流量を含む圧油状
態量を検出する検出手段を、ほぼ同一の検出箇所に複数
設けるように構成してもよい。このように構成したもの
も、前述した各実施例におけるのと同様に一方の検出手
段が故障したときには他の検出手段により所望の制御を
継続させることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明の建設機械の油圧駆動装置は、以
上のように構成してあることから、駆動機構の駆動状態
を検出する検出手段や、回路を流れる圧油の圧力を含む
圧油状態量を検出する検出手段に故障を生じた場合でも
本来の望ましい制御を実現させることができ、従来技術
に比べて良好な作業性を確保することができるととも
に、従来技術では困難であった良好な作業効率の維持を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建設機械の油圧駆動装置の第1の実施
例を示す回路図である。
【図2】図1に示す第1の実施例における正常時の動作
特性を示す図である。
【図3】図1に示す第1の実施例における異常時の動作
特性を示す図である。
【図4】図1に示す第1の実施例における別の異常時の
動作特性を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示す回路図である。
【図7】図6に示す第3の実施例における正常時の動作
特性を示す図である。
【図8】図6に示す第3の実施例における異常時の動作
特性を示す図である。
【図9】従来の建設機械の油圧駆動装置の一例を示す回
路図である。
【図10】図9に示す油圧駆動装置に備えられる方向制
御弁と方向制御弁制御装置の構成の一例を示す説明図で
ある。
【図11】従来の建設機械の油圧駆動装置の別の例を示
す回路図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 主油圧ポンプ 3 左走行モータ 4 右走行モータ 5 旋回モータ 6 バケットシリンダ 7 ブームシリンダ 8 ブームシリンダ 9 アームシリンダ 10 方向制御弁 11 左走行用方向制御弁 11a 左走行用流量制御弁 11b 左走行用圧力補償弁 12 右走行用方向制御弁 12a 右走行用流量制御弁 12b 右走行用圧力補償弁 13 旋回用方向制御弁 14 バケット用方向制御弁 15 ブーム用方向制御弁 16 アーム用方向制御弁 17 予備用方向制御弁 18 旋回用パイロット弁 19 バケット用パイロット弁 20 アーム用パイロット弁 21 ブーム用パイロット弁 22 左走行用パイロット弁 23 右走行用パイロット弁 24 右旋回用管路 25 左旋回用管路 26 バケット下げ用管路 27 バケット上げ用管路 28 アームクラウド用管路 29 アームダンプ用管路 30 ブーム下げ用管路 31 ブーム上げ用管路 32 左走行前進用管路 33 左走行後退用管路 34 右走行前進用管路 35 右走行後退用管路 37 方向制御弁制御装置 37a パイロットポンプ 37b 比例電磁弁 37c 比例電磁弁 37d 制御部 40 パイロット圧力センサ 41 パイロット圧力センサ 42 パイロット圧力センサ 43 パイロット圧力センサ 44 パイロット圧力センサ 45 パイロット圧力センサ 46 パイロット圧力センサ 47 パイロット圧力センサ 48 パイロット圧力センサ 49 圧力スイッチ 50 圧力スイッチ 51 圧力スイッチ 52 圧力スイッチ 53 圧力スイッチ 54 圧力スイッチ 55 圧力スイッチ 56 圧力スイッチ 57 圧力スイッチ 58 制御装置 59 電気式減圧弁 W 圧力スイッチ W1 第1の圧力スイッチ W2 第2の圧力スイッチ V 圧力スイッチ V1 第1の圧力スイッチ V2 第2の圧力スイッチ X 圧力スイッチ X1 第1の圧力スイッチ X2 第2の圧力スイッチ Y 圧力スイッチ Y1 第1の圧力スイッチ Y2 第2の圧力スイッチ Z 圧力スイッチ Z1 第1の圧力スイッチ Z2 第2の圧力スイッチ 60 許容時間 61 許容時間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機と、この原動機によって駆動する
    主油圧ポンプと、この主油圧ポンプから吐出される圧油
    によって駆動するアクチュエータと、このアクチュエー
    タの駆動に伴って作動する作動体と、上記主油圧ポンプ
    から上記アクチュエータに供給される圧油の流れを制御
    する方向制御弁と、この方向制御弁を切換え操作する操
    作手段と、上記原動機、アクチュエータ、作動体、操作
    手段を含む駆動機構の駆動状態の検出、及び回路を流れ
    る圧油の圧力を含む圧油状態量の検出のうちの少なくと
    も1つを検出する検出手段とを備えた建設機械の油圧駆
    動装置において、上記検出手段が、ほぼ同一の検出箇所
    に配置される複数の検出器から成ることを特徴とする建
    設機械の油圧駆動装置。
  2. 【請求項2】複数の検出器が、複数の圧力スイッチであ
    ることを特徴とする請求項1記載の建設機械の油圧駆動
    装置。
  3. 【請求項3】複数の検出器が、圧力スイッチ及び圧力セ
    ンサであることを特徴とする請求項1記載の建設機械の
    油圧駆動装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008105501A1 (ja) * 2007-02-28 2008-09-04 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. 油圧作業機械の安全装置
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US8443597B2 (en) 2007-02-28 2013-05-21 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Safety device for hydraulic working machine
KR20180116120A (ko) * 2016-03-10 2018-10-24 히다치 겡키 가부시키 가이샤 건설 기계

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