JPH06264329A - 長短パイルで織成したドビー及びジャカード紋タオル織物 - Google Patents
長短パイルで織成したドビー及びジャカード紋タオル織物Info
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- JPH06264329A JPH06264329A JP9177693A JP9177693A JPH06264329A JP H06264329 A JPH06264329 A JP H06264329A JP 9177693 A JP9177693 A JP 9177693A JP 9177693 A JP9177693 A JP 9177693A JP H06264329 A JPH06264329 A JP H06264329A
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- Japan
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- long
- piles
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Abstract
(57)【要約】
［目的］ ２つのパイル経糸にて短パイルと長パイルを
任意に織成し、長パイルは交互にパイルを交差させるこ
とで立体感、緻密な外観、パイル割れをなくし、パイル
抜けを減少し、速乾性を有する。 ［構成］ タオル地組織内に２つのパイル経糸で一たん
短パイルを形成し、次にそのうちの１つの経糸は複数の
緯糸を越えて、複数の長パイルを織成し、他の１つのパ
イル経糸は先行の２つの長パイルに跨って各パイルの各
１つの緯糸に絡ませるよう交互に交差させ互違いの長パ
イル群を織成し、再び２つのパイル経糸は同一緯糸に絡
ませて短パイルを織成するよう、交互の長短パイルを織
成する。
任意に織成し、長パイルは交互にパイルを交差させるこ
とで立体感、緻密な外観、パイル割れをなくし、パイル
抜けを減少し、速乾性を有する。 ［構成］ タオル地組織内に２つのパイル経糸で一たん
短パイルを形成し、次にそのうちの１つの経糸は複数の
緯糸を越えて、複数の長パイルを織成し、他の１つのパ
イル経糸は先行の２つの長パイルに跨って各パイルの各
１つの緯糸に絡ませるよう交互に交差させ互違いの長パ
イル群を織成し、再び２つのパイル経糸は同一緯糸に絡
ませて短パイルを織成するよう、交互の長短パイルを織
成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、２つの各別のパイル経
糸は同時に短パイルとなり、また長パイルに織成し、長
パイルは交互にパイルを交差し、再び両パイル経糸を絡
ませて短パイルを織成する長短パイルで織成したドビー
及びジャカード紋タオル織物に関する。
糸は同時に短パイルとなり、また長パイルに織成し、長
パイルは交互にパイルを交差し、再び両パイル経糸を絡
ませて短パイルを織成する長短パイルで織成したドビー
及びジャカード紋タオル織物に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のパイルタオル織物は、タオル地組
織内にパイル経糸を用いて地組織の表裏に長い輪奈を織
成している（例実公平４−３７５０８）。
織内にパイル経糸を用いて地組織の表裏に長い輪奈を織
成している（例実公平４−３７５０８）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のパイルタオル織
物にあっては、パイル経糸がタオル地組織内の組織の緯
糸に絡んで表面に輪奈を織成しているので、パイル抜け
を防止することはできず、それがためパイルに撚りをか
け、或は羽毛に形成したり種々手段を講じてその減少を
図り、また乾燥の短縮等について常に研究を重ねて来た
が、この解決に困難な問題点が多く残されている。
物にあっては、パイル経糸がタオル地組織内の組織の緯
糸に絡んで表面に輪奈を織成しているので、パイル抜け
を防止することはできず、それがためパイルに撚りをか
け、或は羽毛に形成したり種々手段を講じてその減少を
図り、また乾燥の短縮等について常に研究を重ねて来た
が、この解決に困難な問題点が多く残されている。
【０００４】そこで本発明は、緯糸３本で形成する短パ
イル組織中に緯糸６本で輪奈を形成する長パイル組織を
織成するドビー及びジャカード織の紋様を表現すること
を目的としており、さらに長パイル組織部分の経糸は一
方の長パイル２つのうち各１つの緯糸に跨って交互に交
差させることによりパイル割れをなくし、パイル抜け防
止の手段を提供することを目的としている。
イル組織中に緯糸６本で輪奈を形成する長パイル組織を
織成するドビー及びジャカード織の紋様を表現すること
を目的としており、さらに長パイル組織部分の経糸は一
方の長パイル２つのうち各１つの緯糸に跨って交互に交
差させることによりパイル割れをなくし、パイル抜け防
止の手段を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、タオル地組織内に２種の組織を持つパイル経糸を表
面に一たん短パイル群を形成し次に長パイルを織成す
る。長パイルのうち１つのパイル経糸は複数の緯糸を越
えてなる複数の長パイル群を織成すると共に他の１つの
パイル経糸は長パイル経糸として先行の２つの長パイル
に跨って各パイルの各１つの緯糸に絡ませるよう交互に
交差させ互違いの長パイル群を織成し、再び２つのパイ
ル経糸は同一緯糸に絡ませて短パイル群を織成するよう
交互の長短パイルで織成したドビー及びジャカード紋タ
オル織物である。
に、タオル地組織内に２種の組織を持つパイル経糸を表
面に一たん短パイル群を形成し次に長パイルを織成す
る。長パイルのうち１つのパイル経糸は複数の緯糸を越
えてなる複数の長パイル群を織成すると共に他の１つの
パイル経糸は長パイル経糸として先行の２つの長パイル
に跨って各パイルの各１つの緯糸に絡ませるよう交互に
交差させ互違いの長パイル群を織成し、再び２つのパイ
ル経糸は同一緯糸に絡ませて短パイル群を織成するよう
交互の長短パイルで織成したドビー及びジャカード紋タ
オル織物である。
【０００６】上記長短パイルで織成したドビー及びジャ
カード紋タオル織物の裏面にパイル経糸を緯糸に絡ませ
て短パイルを織成することもできる。
カード紋タオル織物の裏面にパイル経糸を緯糸に絡ませ
て短パイルを織成することもできる。
【０００７】
【作用】上記のように構成された長短パイルで織成した
ドビー及びジャカード紋タオル織物では地経糸に緯糸を
織り込んでタオル地組織を織成し、パイル経糸により緯
糸３本で形成する短パイル群と、緯糸６本を越えた長パ
イル群の組織とでドビー及びジャカード織の紋様を表面
に交互に複数表現したものである。
ドビー及びジャカード紋タオル織物では地経糸に緯糸を
織り込んでタオル地組織を織成し、パイル経糸により緯
糸３本で形成する短パイル群と、緯糸６本を越えた長パ
イル群の組織とでドビー及びジャカード織の紋様を表面
に交互に複数表現したものである。
【０００８】そして特に長パイル群の１本の経糸は２つ
のパイル中の別個の緯糸１本宛に絡まるように跨った長
パイルを交互に交差させてドビー及びジャカード紋タオ
ル織物の形状を維持する。
のパイル中の別個の緯糸１本宛に絡まるように跨った長
パイルを交互に交差させてドビー及びジャカード紋タオ
ル織物の形状を維持する。
【０００９】また、タオル地組織の裏面に緯糸３本で短
パイルを織成することによってタオル織物に柔らかみを
与える。
パイルを織成することによってタオル織物に柔らかみを
与える。
【００１０】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図１及び図２において地経糸Ｄ及びＥに緯糸１、２、
３、４、５、６、７、８、９、１０、１１、１２、１
３、１４、１５、１６、１７、１８、１９、２０、２
１、２２、２３、２４、２５、２６、２７、２８、２
９、３０、３１、３２、３３を絡ませてタオル地組織を
織成し、該タオル地組織にパイル経糸Ａは経糸３と４及
び６と７及び９と１０を飛んで短パイルを織成し従来パ
イル経糸と交錯すべき緯糸１４と２０に交錯せずしてパ
イル経糸Ａは緯糸１２、１３、１４、１５、１６と緯糸
１８、１９、２０、２１、２２上を飛んで長パイルを形
成する。
図１及び図２において地経糸Ｄ及びＥに緯糸１、２、
３、４、５、６、７、８、９、１０、１１、１２、１
３、１４、１５、１６、１７、１８、１９、２０、２
１、２２、２３、２４、２５、２６、２７、２８、２
９、３０、３１、３２、３３を絡ませてタオル地組織を
織成し、該タオル地組織にパイル経糸Ａは経糸３と４及
び６と７及び９と１０を飛んで短パイルを織成し従来パ
イル経糸と交錯すべき緯糸１４と２０に交錯せずしてパ
イル経糸Ａは緯糸１２、１３、１４、１５、１６と緯糸
１８、１９、２０、２１、２２上を飛んで長パイルを形
成する。
【００１１】次のパイル経糸Ｂは緯糸３と４及び６と７
及び９と１０及び１２と１３とを飛んで短パイルを織成
し、従来パイル経糸に交錯すべき緯糸１７と２３に交錯
せずして長パイル経糸Ｂは緯糸１５、１６、１７、１
８、１９の上と経糸２１、２２、２３、２４、２５を飛
んで長パイルを形成し、前記長パイルＡとＢとは緯糸２
６において合流して絡んだ後再び緯糸２７と２８及び３
０と３１とを飛んで短パイルを交互に織成する。
及び９と１０及び１２と１３とを飛んで短パイルを織成
し、従来パイル経糸に交錯すべき緯糸１７と２３に交錯
せずして長パイル経糸Ｂは緯糸１５、１６、１７、１
８、１９の上と経糸２１、２２、２３、２４、２５を飛
んで長パイルを形成し、前記長パイルＡとＢとは緯糸２
６において合流して絡んだ後再び緯糸２７と２８及び３
０と３１とを飛んで短パイルを交互に織成する。
【００１２】本実施例においては、緯糸３本で形成する
短パイル組織の中に緯糸６本でパイルを形成する長パイ
ル組織でドビー及びジャカードの紋様を表現するもので
あって、この２種の組織をもつ長パイル部分の経糸は交
互に交差して一層緻密な外観を呈するようにしている。
短パイル組織の中に緯糸６本でパイルを形成する長パイ
ル組織でドビー及びジャカードの紋様を表現するもので
あって、この２種の組織をもつ長パイル部分の経糸は交
互に交差して一層緻密な外観を呈するようにしている。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成して
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。
【００１４】ドビー及びジャカード紋タオル地組織上に
長短パイルを交互に織成したので立体感を織出し、織物
の変化の表現により優れた意匠的織物を織成することが
できる。
長短パイルを交互に織成したので立体感を織出し、織物
の変化の表現により優れた意匠的織物を織成することが
できる。
【００１５】２種の組織を持つ長パイルを交互に交差さ
せることにより一層緻密な外観とパイル割れをなくして
パイル抜けを防止しうる。
せることにより一層緻密な外観とパイル割れをなくして
パイル抜けを防止しうる。
【００１６】特に長パイル部分の交錯点を減少すること
により速乾性を有する。
により速乾性を有する。
【図１】長短パイルで織成したドビー及びジャカード紋
タオル織物の組織図である。
タオル織物の組織図である。
【図２】長短パイルで織成したドビー及びジャカード紋
タオル織物の横断面図である。
タオル織物の横断面図である。
Ａ パイル経糸 Ｂ パイル経糸 Ｃ パイル経糸 Ｄ 地経糸 Ｅ 地経糸 １、２、３、４、５、６、７、８、９、１０、１１、１
２、１３、１４、１５、１６、１７、１８、１９、２
０、２１、２２、２３、２４、２５、２６、２７、２
８、２９、３０、３１、３２、３３ 緯糸
２、１３、１４、１５、１６、１７、１８、１９、２
０、２１、２２、２３、２４、２５、２６、２７、２
８、２９、３０、３１、３２、３３ 緯糸
Claims (2)
- 【請求項１】 地経系に緯糸を絡ませてタオル地組織を
織成し、前記タオル地組織内の表面側にパイルの長短を
織出する２つのパイル経糸にて緯糸３本を越えて短パイ
ル群を形成し、次に前記パイル経糸の１本は６本の緯糸
を飛び越えて緯糸に絡ませながら複数の長パイル群を織
成し、他の１本のパイル経糸は先行の長パイル２つに跨
って各パイル内の緯糸に絡ませて交互に交差させて長パ
イル組織群を織成した後２つのパイル糸を同一の緯糸に
絡ませて短パイル群に変化織成する長短パイル組織を繰
り返してドビー及びジャカード紋様を表現するよう織成
することを特徴とする長短パイルで織成したドビー及び
ジャカード紋タオル織物。 - 【請求項２】 長短パイルを織成したタオル地組織の裏
面にパイル経糸により表面の長短パイルに対向させて短
パイルを緯糸に絡ませて織成した請求項１記載の長短パ
イルで織成したドビー及びジャカード紋タオル織物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5091776A JP2557309B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 長短パイルで織成したドビー及びジャカード紋タオル織物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5091776A JP2557309B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 長短パイルで織成したドビー及びジャカード紋タオル織物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06264329A true JPH06264329A (ja) | 1994-09-20 |
| JP2557309B2 JP2557309B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=14035994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5091776A Expired - Lifetime JP2557309B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 長短パイルで織成したドビー及びジャカード紋タオル織物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2557309B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010120922A1 (en) * | 2009-04-15 | 2010-10-21 | J. C. Penney Private Brands, Inc. | Quick-dry textured towel |
| US8156967B2 (en) | 2009-04-15 | 2012-04-17 | JC Penney Private Brands, Inc. | Quick-dry textured towel |
| CN105386192A (zh) * | 2015-12-22 | 2016-03-09 | 孚日集团股份有限公司 | 一种三层透孔双双毛毛巾及其制造工艺 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102743057A (zh) * | 2012-07-13 | 2012-10-24 | 济南市商河县织布厂 | 大提花毛巾被毯及其生产工艺 |
-
1993
- 1993-03-11 JP JP5091776A patent/JP2557309B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010120922A1 (en) * | 2009-04-15 | 2010-10-21 | J. C. Penney Private Brands, Inc. | Quick-dry textured towel |
| US8156967B2 (en) | 2009-04-15 | 2012-04-17 | JC Penney Private Brands, Inc. | Quick-dry textured towel |
| CN105386192A (zh) * | 2015-12-22 | 2016-03-09 | 孚日集团股份有限公司 | 一种三层透孔双双毛毛巾及其制造工艺 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2557309B2 (ja) | 1996-11-27 |
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