JPS6138934Y2 - - Google Patents

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JPS6138934Y2
JPS6138934Y2 JP432978U JP432978U JPS6138934Y2 JP S6138934 Y2 JPS6138934 Y2 JP S6138934Y2 JP 432978 U JP432978 U JP 432978U JP 432978 U JP432978 U JP 432978U JP S6138934 Y2 JPS6138934 Y2 JP S6138934Y2
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JP
Japan
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raw
warp
weft
wefts
yarns
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JP432978U
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JPS54116670U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は羅紗模様の織物に関する。
本考案において、生経糸及び生緯糸とはカイコ
の繭から直接取出された複数個の絹糸を集めたも
のを、夫々生経糸、生緯糸と称する。
従来、羅紗模様の織物が市販されているが、そ
れら織物の模様は何れも簡単なもので且つ工芸的
価値も低いものであつた。
本考案の目的は従来の同種織物より優れた模様
で且つ工芸的価値の高い織物を提供せんとするも
ので種々試作の結果本考案を達成した。
以下に本考案を図面によつて詳細に説明する。
本考案の羅紗模様の織物は第1図の見取図に示
される如く、紗織り地A及び波形の模様Bからな
る織物である。第2図は紗織り地Aの組識織図で
あつて、その織成の順序を説明する。それぞれが
3本の生経糸1,2,3を左から順に配して整経
してなる生経糸群に8本の生緯糸5,6,7,
8,9,10,11,12を下から順に織りこむ
に際して、生緯糸5を生経糸1,2,3の表に配
し、生緯糸6を生経糸1の表2の裏3の表に交互
に配し、生緯糸7は5と同様に生経糸1,2,3
の表に配し、生緯糸8は生経糸1の裏2の表3の
裏に交互に配し、生緯糸9,10,11,12は
夫々生緯糸5,6,7,8と同様に配し、もじれ
糸4は生経糸1,2,3の裏を経て生緯糸5,6
の表に配し、次いで生経糸3,2,1の裏を経て
生緯糸8の表に配し、もじれを生ぜしめることに
よつて紗織りとした地Aを形成させる。
それぞれが3本の生経糸1,2,3を左から順
に配して整経してなる生経糸群a,b,c,…に
8本の生緯糸5,6,7,8,9,10,11,
12を下から順に織りこむに際して、生経糸群
a,b,c,dの一つ置きの生経糸群a,bに、
生緯糸5を生経糸1の表2の裏3の表に生経糸群
b,dの生経糸1の裏2の表3の裏に配し;生緯
糸6を上記群a,cの生経糸1の裏2の表3の裏
に上記群b,dの生経糸1の表2の裏3の表に配
し;生緯糸7を上記群a,bの1,2,3の表に
配し、上記群cの生経糸1の表2の裏3の表に上
記群dの生経糸1の裏2の表3の裏に配し;生緯
糸8を上記群a,b,c,dの1,2,3の表に
配し;生緯糸9を上記群a,b,c,dの1,
2,3の表に配し;生緯糸10を上記群a,b,
c,dの生経糸1,2,3の表に配し;生緯糸1
1を生経糸群aの生経糸1の表2の裏3の表に、
上記群bの生経糸1の裏2表3の裏に配し、上記
群c,d,の生経糸1,2,3の表に配し;生緯
糸12を生経糸群a,cの生経糸1の裏2の表3
の裏に、上記群b,dの1の表に2の裏に3の表
に配し;上記群aのもじれ糸4は生緯糸5の表6
の裏に配し、生経糸3,2,1の裏を経て生緯糸
7の表に配し生緯糸7と8の間から生経糸1,
2,3の裏を経て生緯糸8,9の表に配し、生緯
糸9,10の間から生経糸3,2,1の裏を経て
生緯糸10の表に配し、生緯糸10,11の間か
ら生経糸1,2,3の裏を径て生緯糸11の表1
2の裏に配し、もじれを生ぜしめることによつて
上記群aのもじれ組織を構成する。上記群bのも
じれ糸4は生緯糸5の裏6の表に配し生緯糸1,
2,3の裏を経て生緯糸7の表に配し、生緯糸
7,8の間から生経糸3,2,1の裏を経て生緯
糸8,9の表を配し、生緯糸9,10の間から生
経糸1,2,3の裏を経て生緯糸10の表に配
し、生緯糸10,11の間から生経糸3,2,1
の裏を経て生緯糸11の裏12の表に配し、もじ
れを生ぜしめることによつて上記群bのもじれ組
織を構成する。上記群cのもじれ糸4は生緯糸5
の表6の裏7の表に配し、生緯糸7,8の間から
生緯糸3,2,1の裏を経て生緯糸8の表に配
し、生緯糸8,9の間から生経糸1,2,3の裏
を経て生緯糸10,11の間から生経糸3,2,
1の裏を経て生緯糸11の表に配し、生緯糸1
1,12の間から生経糸1,2,3の裏を経て生
緯糸12の裏に配しもじれを生ぜしめることによ
つて上記群cのもじれ組織を構成する。上記群d
のもじれ糸4を生緯糸5の裏6の表7の裏に配
し、生経糸1,2,3の裏を経て生緯糸8の表に
配し、生緯糸8,9の間から生経糸3,2,1の
裏を経て生緯糸9,10の上に配し、生緯糸1
0,11の間から生経糸1,2,3の裏を経て生
緯糸11の表に配し、生緯糸11,12の間から
生経糸3,2,1の裏を経て生緯糸12の上に配
し、もじれを生ぜしめることによつて上記群dの
もじれ組織を構成する。
上記の生経糸群a,b,c,dに基く4種のも
じれ組織を基本組織としてこれらを組合せて波形
等の各種の模様を表現することができる。
本考案によれば、従来技術によつては無地に簡
単な模様を表わすことができるのみであつたのに
比較して、際立つて変化のある複数且つ見事な波
形等の模様を織成し得る利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の羅紗模様の織物の見取図、第
2図は紗織り地Aの組織図、第3図は波形の模様
の組織図である。 1,2,3:生経糸、4:もじれ糸、5,6,
7,8,9,10,11,12:生緯糸、A:紗
織り地、B:波形の模様、a,b,c,d:生経
糸群。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 それぞれが3本の生経糸1,2,3を左から順
    に配して整経してなる生経糸群に8本の生緯糸
    5,6,7,8,9,10,11,12を下から
    順に織りこむに際し、生緯糸5を生経糸1,2,
    3の表に配し、生緯糸6を生経糸1の表2の裏3
    の表にと配し、生緯糸7を5と同様に生経糸1,
    2,3の表に配し、生緯糸8を6と逆に生経糸1
    の裏2の表3の裏に配し、生緯糸9,10,1
    1,12をそれぞれ生緯糸5,6,7,8と同様
    に配し、もじれ糸4を3本の生経糸1,2,3の
    順に左から右へその裏を経て2本の生緯糸5,6
    の表に上に向け、次いで3本の生経糸3,2,1
    の順に右から左へその裏に配した後2本の生緯糸
    7,8の表に上に向け、再び3本の生経糸1,
    2,3の裏に左から右へ配し、以下同様になして
    もじれ組織を生ぜしめ、次の群の3本の生経糸
    1,2,3に対しても前記の生緯糸5,6,7,
    8,9,10,11,12を同様に織りこみ、こ
    のうち生緯糸6,8,10,12はもじれ糸4を
    除いて隣接する左側の生経糸と表裏を逆にして交
    互に配するようにしてなした紗織りの地Aと:そ
    れぞれが3本の生経糸1,2,3を左から順に配
    して整経してなる生経糸群a,b,c,…に8本
    の生緯糸5,6,7,8,9,10,11,12
    を下から順に織りこむに際して、生緯糸5を生経
    糸群aの生経糸1の表2の裏3の表面に、また生
    経糸群bの生経糸1の裏2の表3の裏と交互に配
    し、生経糸6を生緯糸5と表裏が逆になるように
    配し、4本の生緯糸7,8,9,10を生経糸群
    a,bの各生経糸の表に配し、生緯糸11を生緯
    糸5と同じ生経糸との表裏関係で配し、生緯糸1
    2を生緯糸6と同じ生経糸との表裏関係で配し、
    生経糸群aの生経糸3の右に隣接してもじれ糸4
    を生緯糸5の表から6の裏に上向きに通し生経糸
    3,2,1の裏を右から左へ向け生緯糸7の表を
    上に向け、さらに生経糸1,2,3の裏に左から
    右へ向け、生緯糸8,9の表を上に向け、生経糸
    3,2,1の裏を右から左へ、生緯糸10の表を
    上に、生経糸1,2,3の裏を左から右へ向けて
    通して後生緯糸11の表12の裏を上向きに通す
    ことにより生経糸群aにもじれを生ぜしめ、他の
    もじれ糸4を生経糸群aの右で生経糸群bの生経
    糸1の左において生緯糸5の裏6の表に上向きに
    通し、生経糸群bの生経糸1,2,3の裏を左か
    ら右へ、生緯糸7の表を上向きに、生経糸3,
    2,1の裏を右から左へ、生緯糸8,9の表を上
    向きに通し、生経糸群bの生経糸1,2,3の裏
    を左から右へ、生緯糸10の表を上向きに、生経
    糸3,2,1の裏を右から左へ通した後、生緯糸
    11の裏12の表を上向きに通すことにより生経
    糸群bにもじれを生ぜしめて生経糸群a,bの各
    生経糸の表に配した4本の生緯糸7,8,9,1
    0のうち上下の2本7,10にからめた対称的な
    形のもじれを生ぜしめると共に他の生緯糸5,
    6.11,12を各生経糸に交互に表裏に通して
    配し、生経糸群c,dに対して前記8本の生緯糸
    のうち4本の生緯糸8,9,10,11を各生経
    糸の上に配し、他の生緯糸5,6,7,12を各
    生経糸に交互に表裏に通して配し、生緯糸8,1
    1にからめた対称的な形のもじれを生経糸群a,
    bの場合と同様に生ぜしめ、以下生経糸群e,f
    に対して生緯糸9,12にからめたもじれを生ぜ
    しめる等もじれ糸をからめる生緯糸を1本ずつ上
    にずらせ、さらにもじれ糸をからめる生緯糸をず
    らせずにおく区間をおき、その後もじれ糸をから
    める生緯糸を1本ずつ下にずらせるようにし、以
    下繰返してなる波形等の模様B とからなる羅紗模様の織物。
JP432978U 1978-01-17 1978-01-17 Expired JPS6138934Y2 (ja)

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JPS54116670U JPS54116670U (ja) 1979-08-15
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