JPS6126387Y2 - - Google Patents

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JPS6126387Y2
JPS6126387Y2 JP12301283U JP12301283U JPS6126387Y2 JP S6126387 Y2 JPS6126387 Y2 JP S6126387Y2 JP 12301283 U JP12301283 U JP 12301283U JP 12301283 U JP12301283 U JP 12301283U JP S6126387 Y2 JPS6126387 Y2 JP S6126387Y2
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JP
Japan
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warp
weft
main
weave
block
Prior art date
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JP12301283U
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JPS6032378U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は布団地に係り特に地組織を平組織と
してランダムに経糸を経朱子状に長く表出した、
地のしつかりした光沢のある布団地に係る。
従来、羽布団地或いは洋掛布団生地は朱子地が
用いられているが、朱子地は経緯糸の組織点が例
えば五枚朱子にしても五本おきにしか組織せずか
つその組織点が連続しないように分散させてある
ため、表面は滑らかで光沢があり、地合がゆるむ
ために手ざわりも柔らかである反面、斜方向への
伸びがあつて形くずれがあるほか、織密度が粗い
ので斜方向に引つ張られると織目が広がつて、羽
毛や羊毛などが吹き出しやすくなる難点があつ
た。
この考案はそれら難点を解消するために創作し
たもので地組織を変り平組織として織密度を高
め、経糸をランダムに朱子経状に長く表出させる
ことによつて、サテン風の光沢とサテン風の風合
の柔らかさを出し、かつブロード風の地合の締つ
た、伸びや綿吹出しのない布団地を提供すること
を目的としているもので、次のように構成した。
すなわち、主経糸適数本を1ブロツクとし、数
本を1ブロツクとする緯糸とで変り平組織させる
と共に前記主経糸は各自緯糸の一定本数ごとに平
組織部分と緯糸を飛び越える部分とを交互に構成
し、各経糸は緯糸との組織点をランダムに移動さ
せて成り、該組織の各主経糸間に副経糸を各々割
込ませて前記主経糸が緯糸と平組織している部分
は緯糸を飛び越え、主経糸が緯糸を飛び越えてい
る部分は副経糸と緯糸とで平組織させて一体に変
り平組織に構成して成ることを特徴とする布団地
に係る。
上記構成により成るこの考案によれば裏から見
〓〓〓〓〓
た地組織は目の詰まつた丈夫な平組織であり、表
から見た組織は朱子経糸の長く浮き出た美しい変
り平組織をもつもので、主経糸と副経糸が1対と
なつて各々の浮き上がり部分を補つてもらう形で
平組織しているので、織目が詰んでいてもブロー
ドのような風合の堅さがなく柔らかな朱子地に似
た風合をもち、軽い羽布団生地に適すると共に羽
毛や綿の吹出しがない布団生地を得ることができ
る。
以下この考案の1実施例を図面に基づいて説明
する。第1図はこの考案に係る布団生地組織平面
図である。ただし、主経糸と副経糸は組織時には
重なり合うものである。
布団生地30は綿糸60番単糸を経糸、綿糸50番
単糸を緯糸として用い、経糸20本を1ブロツク、
緯糸12本を1ブロツクとし変り平組織に織成して
ある。1ブロツクの経糸31は主経糸1〜10を
10本整経し、各主経糸1〜10間に副経糸11〜
20を各1本宛割込配列整経している。緯糸32
は12本を1ブロツクA〜Lとするよう組織させて
いる。前記各主経糸1〜10は各自緯糸32の1
ブロツクA〜Lとで一定本数、図中では五本とで
平組織し、七本の緯糸を飛びこえるよう交互に構
成し、各経糸と緯糸との組織点はランダムに移動
している。すなわち主経糸の1は緯糸A〜Eとで
平組織しているが主経糸の3と5は緯糸K〜Cと
で平組織している。主経糸2は緯糸L〜Dと平組
織し、主経糸4は緯糸J〜Bと平組織して何れも
ランダムになつている。
しかして各主経糸1〜10の各糸間には各々副
経糸11〜20を1本宛割込ませてあり、該副経
糸11〜20の各々は隣接する主経糸が緯糸と平
組織している部分においては緯糸を飛び越え、同
列の主経糸上に重なり主経糸が緯糸を飛び越えて
いる部分においては、浮いた主経糸の下で副経糸
を緯糸と平組織させてあり、その組織点はランダ
ムに各自移動している。すなわち、副経糸11は
緯糸G、I、Kの下になつて平組織しているが、
副経糸12は緯糸下、H、Jの下になつて平組織
している。次に副経糸13は緯糸E、G、Iの下
になつて平組織しているが副経糸14、16、1
8、20は緯糸D、F、Hと平組織している。副
経糸15、17、19は前記副経糸13と同じ緯
糸E、G、Iとで平組織をしている。
この組織の織成は8枚の綜絖を用いる。すなわ
ち緯糸A〜Lの12本で1ブロツクの組織を構成す
るためで、その中4本は綜絖を兼用する。該綜絖
の1ブロツクには経糸1ブロツク主経1〜10副
経11〜20の20本の中のランダムに選択された
5本の経糸が綜絖通しされている。すなわち緯糸
1ブロツクA〜Lの各緯糸に対応する綜絖をa〜
lとした場合、綜絖aには経糸1、3、5、7、
9、綜絖bには経糸2、4、6、8、10、綜絖
cには経糸1、3、5、7、9、綜絖dには経糸
2、14、16、18、20、綜絖eには経糸
1、13、15、17、19、綜絖fには経糸1
2、14、16,18、20、綜絖gには経糸1
1、13、15、17、19、綜絖hには経糸1
2、14、16、18、20、綜絖iには経糸1
1、13、15、17、19、綜絖jには経糸1
2、4、6、8、10、綜絖kには経糸11、
3、5、7、9、綜絖lには経糸2、4、6、
8、10が各々綜絖通しされており、綜絖aとc
とは兼用、綜絖gとiとは兼用、綜絖fとhとは
兼用、綜絖bとlとは兼用となる。ここにおいて
総経糸本数は主経糸1〜10、副経糸11〜20
を1ブロツクとしたものの倍率本数とするので、
例えば総経糸2000本なら一枚の綜絖に通される前
記各綜絖に対応する経糸の本数も100ブロツク分
500本が通されることになる。これによつて、緯
糸1本につき綜絖1枚を上げて打杼し筬打ちする
ことの繰り返しによつて第1図に示す組織の布団
生地が得られる。
上記構成により成るこの実施例によれば、従来
の規則的なサテン生地と違つて不均等な接結の変
り平組織であるから経密度が高い地厚感のある生
地となり、しかも規則的平組織と違つてランダム
に主経糸と副経糸の平組織への入れ替り部分の空
間が生じているから柔らかな地風となり、高密度
織物にありがちな地合の堅さがなく、ふつくらと
した羽布団地として適する。また高密度織物はプ
リント染加工において浸透性が悪いために色班が
生じる難があるが、この生地は柔らかいので機折
れ色班が生じないし、捺染ノリの乗りもよく深み
のある色合を出すことができる特長を有してい
る。
なおこの考案は上記構成に限定されるものでは
なく、経糸が緯糸を飛びこえる本数も3〜12本
〓〓〓〓〓
等、適宜選択される。使用糸も適宜細太、絹、
綿、化繊等選択することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る布団生地組織平面図。 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10…
…主経糸、11,12,13,14,15,1
6,17,18,19,20……副経糸、30…
…布団生地、31……経糸、32……緯糸、A,
B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,L…
…緯糸。 〓〓〓〓〓

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 主経糸適数本を1ブロツクとし、数本を1ブ
    ロツクとする緯糸とで変り平組織させると共
    に、前記主経糸は各自緯糸の一定本数ごとに平
    組織部分と緯糸を飛び越える部分とを交互に構
    成し、各経糸は緯糸との組織点をランダムに移
    動させて成り、該組織の各主経糸間に副経糸を
    各々割込ませて前記主経糸が緯糸と平組織して
    いる部分は緯糸を飛び越え、主経糸が緯糸を飛
    び越えている部分は主経糸の下に副経糸を配し
    て緯糸とで平組織させて裏組織は平組織、表組
    織は変り平組織に一体に織成して成ることを特
    徴とする布団生地。 (2) 前記布団生地において、各経糸は緯糸12本の
    1ブロツクのうち5本の緯糸と平組織させ緯糸
    7本を飛び越えるよう交互に構成したことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    する布団生地。 (3) 前記布団生地において経糸1ブロツクは主経
    糸10本副経糸10本で構成し、緯糸1ブロツクは
    緯糸12本で構成したことを特徴する実用新案登
    録請求の範囲第1項もしくは第2項の何れかに
    記載する布団生地。
JP12301283U 1983-08-08 1983-08-08 布団生地 Granted JPS6032378U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12301283U JPS6032378U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 布団生地

Applications Claiming Priority (1)

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JP12301283U JPS6032378U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 布団生地

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Publication Number Publication Date
JPS6032378U JPS6032378U (ja) 1985-03-05
JPS6126387Y2 true JPS6126387Y2 (ja) 1986-08-07

Family

ID=30280958

Family Applications (1)

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JP12301283U Granted JPS6032378U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 布団生地

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0252954U (ja) * 1988-10-07 1990-04-17
JPH085332Y2 (ja) * 1990-03-29 1996-02-14 愛知機械工業株式会社 マニホルドにおけるフランジシール構造

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Publication number Publication date
JPS6032378U (ja) 1985-03-05

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