JPH0626372B2 - 多重化装置 - Google Patents

多重化装置

Info

Publication number
JPH0626372B2
JPH0626372B2 JP61314614A JP31461486A JPH0626372B2 JP H0626372 B2 JPH0626372 B2 JP H0626372B2 JP 61314614 A JP61314614 A JP 61314614A JP 31461486 A JP31461486 A JP 31461486A JP H0626372 B2 JPH0626372 B2 JP H0626372B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
signal
lif
state
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61314614A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63163502A (ja
Inventor
貞雄 清水
正晃 八巻
高音 覚埜
一能 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP61314614A priority Critical patent/JPH0626372B2/ja
Publication of JPS63163502A publication Critical patent/JPS63163502A/ja
Publication of JPH0626372B2 publication Critical patent/JPH0626372B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複数のモジユールで冗長構成された多重化
装置における、故障モジユールから正常モジユールへの
自動切替に関するもののである。
〔従来の技術〕
第5図は従来の多重化装置を示す構成図であり、図にお
いて、1は多重装置、2a,2bは回線インタフエース
モジユール(以下、LIFという)、3は回線終端装置
(以下、DSUという)、4a,4bはケーブル、5は
このケーブル4a,4bによつてLIF2a,2bに接
続された切替スイツチモジユール、6はこの切替スイツ
チモジユール5と前記DSU3とを接続する接続ケーブ
ル、7は制御モジユール、101はこの制御モジユール
7が前記切替スイツチモジユール5を制御するための信
号線、102は同じく制御モジユール7が前記LIF2
a,2bを制御するための信号線、103はDSU3と
の入出力信号の転送や内部クロツク供給用のバスであ
る。
次に動作について説明する。切替スイツチモジユール5
内のスイツチSWの接続方向により、DSU3との送受
信号はLIF2aまたは2bのいずれかと授受される。
図ではLIF2aとつながつている状態を示している。
制御モジユール7は前記切替スイツチモジユール5のス
イツチSWの切替えや前記LIF2a,2bの内どちら
を運転中にするかを制御するものであり、信号線101
及び信号線102を介して切替スイツチモジユール5と
LIF2a,2bののアラーム情報(例えば、DSU3
からの受信信号断、LIF2aまたは2bからの送信信
号断、フーム同期外れ、切替スイツチモジユール5から
の入力断など)を監視しながら、上記切替えを制御して
いる。
第5図では、DSU3からの受信信号は、接続ケーブル
6、切替スイツチモジユール5、ケーブル4aを介して
LIF2aに送られバス103へ出力される。また、バ
ス103からの送信信号はこの逆の経路でDSU3へ送
られる。LIF2bは、非運転中はバス103からの送
信信号を受けとるが、バス103へは出力しないように
なつている。
上記状態で、制御モジユール7がLIF2aにおいて、
切替スイツチモジユール5からの入力断となつているこ
とを検出すると、信号線101を介して切替スイツチモ
ジユール5のアラーム情報を監視し、DSU3からの入
力断が発生していないか調べ、異常がなければLIF2
aを非運転状態にし、切替スイツチモジユール5内のス
イツチSWをLIF2bとつながるように切替え、さら
にLIF2bを運転状態にする。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の多重化装置は以上のように構成されているので、
切替制御のためのモジユール接続箇所が多くなり、故障
や不意のケーブル外れ,ケーブルコネクタの接触不良等
の障害が発生しやすく、またハードウエア量が多く、コ
スト高になるばかりか、非運転中のLIFはDSUとの
接続信号線が全て切離されているためDSUからの受信
信号が入力されず、運転状態に切替えられた後に同期引
込みを行い、その後正常運転動作になるので切替えのた
めの時間が長く、また切替えスイツチモジユール内のス
イツチSWの切替えと、LIFの切替えを同時に行うた
め、同期をとることが難しく、この切替えを制御モジユ
ールで集中制御しているので、制御モジユールが故障す
ると切替制御が不可能となつてしまい、さらに、受信側
もしくは送信側のみに異常があつた場合でも、送受信両
方共に切替えられてしまうため、正常な側も切替えによ
つてビツト情報の欠落が生じることがあり、一方のLI
Fで送信系だけに、他方のLIFで受信系だけに異常が
発生した場合、二重化システムでは信断となつてしまう
など、種々の問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、切替えのために必要なモジユールをできるだ
け少なくし、切替えてから安定動作に移るまでの時間を
短く、自動切替が可能で制御の簡易な多重化装置を得る
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係わる多重化装置は、DSUとの送受信信号
線が多重化された各LIFに並列に接続されるととも
に、各LIF間で互いに他のLIFの状態を監視するた
めの切替制御信号線群を上記ケーブル内に収し、非運転
中のLIFは受信側で、同期引込みや受信信号断の検出
などを実行すると共に、送信側でも送信信号のチエツク
を行うが、DSUや多重化装置内のバスへは送信信号や
受信信号の出力をしないようにし、DSUとの送受信信
号線の終端抵抗を上記切替制御信号線群上の信号状態に
より切替えるようにし、多重化されたLIFの送信系,
受信系の各々に対して、他のLIFのそれらが非運転中
や異常状態の時、自LIFのが正常なら運転中に切替え
るようにするとともに各LIFの送受信系とも正常状態
の時には同時に同じ系同志が運転中にならないように
し、自LIFの送信系、若しくは受信系が受信信号断や
同期外れなどの異常が発生している場合にはその系を非
運転中にするようにし、各LIFの各系の状態を上記切
替制御信号線上に常時出力するようにしたものである。
〔作用〕
この発明における多重化装置は、DSUからの受信信号
及び内部バスからの送信信号やクロツクがLIFに常時
入力されているので、非運転中であつてもフーム同期等
の同期を運転中のLIFと同様にとつており、非運転中
から運転中に切替わると即座にDSUからの受信信号を
内部のバスへ、また、内部のバスからの送信信号をDS
Uへ出力できる状態にあり、DSUとLIFとを接続す
るケーブル内に収されている切替制御信号線により互い
に相手状態を監視し、相手LIFが非運転中か異常状態
(同期外れ,非実装,ケーブル外れ等)の時に自LIF
が正常状態の時には自律的に切替わるので、制御モジユ
ールが不要となるとともに、ケーブル外れにより相手の
状態が監視できなくなつた時には、同時にDSUとの接
続も切離されているので、両LIFが同時に運転中とな
ることがない。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面について説明する。第
1図において、10a,10bは二重化されたLIF、
11はDSU3とLIF10aとLIF10bを接続す
るケーブル、12はLIF10a,10bのの動作基準
となるクロツクを発生するクロツク発生モジユールであ
る。200はLIF10a,10bからDSU3へ送信
線、201はDSU3からLIF10a,10bへの受
信線、202〜207は切替制御信号線群を形成する信
号線で、これらはケーブル11内に収容され、矢印は信
号の伝達方向を示している。信号線202〜204はL
IF10aからLIF10bへの信号用で、信号線20
5〜207はLIF10bからLIF10aへの信号用
である。信号線202,203はLIF10aが運転中
か否かを示す信号(以下、SOPRAL,ROPRAL
という)用で、運転中時には論理「0」(以下、Low
という)となり、信号線204はLIF10aが実装さ
れているか否かを示す信号(以下、EXISTALとい
う)用で実装時にはLowとなる。信号線205,20
6はLIF10bが運転中か否かを示す信号(以下、S
OPRBL,ROPRBL)用で、運転中時にはLow
となり、信号線207はLIF10bが実装されている
か否かを示す信号(以下、EXISTBL)用で、実装
時Lowである。
第2図はこの発明に係るLIFの構成例を示す図で、こ
の例ではLIF10aの場合を示している。図中、20
は終端抵抗切替回路、21は符号・復号器、22はDS
U3からの信号を受信するシーバ、23,24は送受信
号の内部転送速度とDSU3との転送速度の差異を吸収
するエラステテイツクメモリ、25,44はビツトやフ
レームの同期制御と信号線201からの受信信号断やフ
レームの同期外れなどのアラーム状態の検出を行う同期
・アラーム検出回路、26はLIFがLIF10aかL
IF10bかを区別するスイツチ、27,31はフリツ
プフロツプ、28,32はアンドゲート、29はイクス
クルーシブオアゲート(以下、EXORゲートとい
う)、30,43はオアゲート、33,34,35はイ
ンバータ、36,37はドライバー、38,39,4
0,41,42はシーバ、50〜54は抵抗、60は電
源、300は送信信号、301は受信信号、302はク
ロツク発生モジユール12からのクロツクである。
次に動作について説明する。バス103から入力された
送信信号300はレシーバ38、エラステイツクメモリ
23、符号・復号器21、ドライバー36、終端抵抗切
替回路20を経由して信号線200上へ出力される。信
号線201上のDSU3からの入力信号は終端抵抗切替
回路20、レシーバ22、符号・復号器21、エラステ
イツクメモリ24、ドライバー37を経由して受信信号
301としてバス103へ出力される。ドライバー36
と37の出力はそれぞれフリツプフロツプ27,31の
出力が論理「1」(以下、Highという)の時、活性
状態になる。また、フリツプフロツプ27の出力はイン
バータ35を経由して信号線203上に、フリツプフロ
ツプ31の出力はインバータ33を経由して信号線20
2へと出力される。
終端抵抗切替回路20は、レシーバ40を介して入力さ
れた信号線207上の信号EXISTBLの状態がLo
wの時、相手LIF10bと並列接続でDSU間の規定
インピーダンスを満足する終端抵抗となる。信号EXI
STBLの論理が不定の時(ケーブル6の相手LIF1
0b側又は自LIF10a側でのぬけあるいは相手LI
F10bの非実装)には、レシーバ40の入力側が抵抗
50を介して電源60に接続されているため高電位状態
にあり、レシーバ40の出力がHighとなり、終端抵
抗切替回路20は単一でDSU間の規定インピーダンス
を満足する終端抵抗に切替わる。
同期・アラーム検出回路25は、同期外れや受信信号断
等が発生するとLow、正常時にはHighの信号303を出
力する。この信号303はアンドゲート28へ入力され
る。また、同期・アラーム検出回路44も、上述したの
と同様な信号をアンドゲート32へ入力する。
クロツク302はレシーバ39を介して同期・アラーム
検出回路25,44へ入力されるとともにEXORゲー
ト29に入力される。スイツチ26はLIF10aでは
図中のA側に接続されており、EXORゲート29への
入力信号308をHigh(LIF10bでは図中のB
側に接続されており、EXORゲート29の入力信号3
08をLow)にする。レシーバ39を経由してEXOR
ゲート29に入力したクロツク302はEXORゲート
29の入力信号308がHighの時にはそのままの位相で
EXORゲート29の出力にあらわれ、入力信号308
がLowの時には位相が反転してEXORゲート29の出
力にあらわれる。
オアゲート30は、信号線206上の信号ROPRBL
がHighか論理が不定の時、あるいは信号線207上の信
号EXISTBLの論理が不定かHighの時にはレシーバ
40と42の出力がHighとなるのでHigh信号304を出
力する。アンドゲート28は信号303と信号304の
両方がHighの時、Highの信号305を出力する。従つ
て、フリツプフロツプ27は、信号303がLowもしく
は信号304がLowであり、EXORゲート29の出力
信号307がLowからHighに遷移する時に同期して信号
306をLowにし、信号303及び信号304のいずれ
もがHighであり、EXORゲートと29の出力信号30
7がLowからHighに遷移する時に同期して信号306をH
ighにする。オアゲート43についても上述したのと同
様に説明できるのでここでは省略する。
なお、二重化されたもう一方のLIF10bの構成は、
第2図の構成においてスイツチ26がB側に接続され、
信号線202と信号線205、信号線203と信号線2
06、信号線204と信号線207のつなぎかたが逆に
なつたのと同じなので、図示を省略する。
第3図に切替えのタイミング動作を示す。図中で信号名
の末尾に付してあるa,bは各々LIF10aあるいは
LIF10b上の信号であることを示している。区間
“A”は、電源投入直後などで両LIF10a,10b
がまだ同期外れ等の異常状態でどちらも非運転中の状
態、区間“B”は両LIF10a,10bの送受信系共
正常状態であるが、LIF10aの送受信系が運転中
で、LIF10bのそれらが非運転中の状態、区間
“C”は、LIF10aの受信系で同期外れ等をおこ
し、LIF10aの受信系が異常状態の非運転中でLI
F10bの受信系が運転中の状態、区間“D”はLIF
10aの受信系が正常状態に回復したが引続きLIF1
0bの受信系が運転中の状態であることを示している。
LIF10aのEXORゲート29の出力信号307a
はEXORゲート29の一方の入力信号308aがHigh
なので、バス103からの信号302と同相のクロツク
信号となり、LIF10bのEXORゲート29の出力
信号307bはEXORゲート29の一方の入力信号3
08bがLowなので、バス103からの信号302の反
転位相のクロツク信号となる。また、両LIF10a,
10bは電源が投入さると信号線204と207に各々
Lowレベルの信号EXISTALとLowレベルの信号EX
ISTBLを出力する。
以下、図中の各信号の動作変化を述べる。
まず、区間“A”について説明する。両LIF10a,
10bの同期・アラーム検出回路25,44の出力信号
303a,312a,303b,312bがLowなの
で、アンドゲート28,32の出力信号305a,31
0a,305b,310b及びフリツプフロツプ27,
31の出力信号306a,311a,306b,311
bはLowである。これにより信号線203,206と信
号線202,205上の信号ROPRAL,ROPRB
Lと信号SOPRAL,SOPRBLもHighである。さ
らに、オアゲート30の出力信号304a,304b、
もう一方のオアゲート43の出力信号309a,309
bもHighになつている。次に、図中の点で同期・アラ
ーム検出回路25の出力信号303a,303bがHigh
になると、アンドゲート28の出力305a,305b
が同時にHighになる。
次に区間“B”について説明する。前述した信号305
a,305bを入力するフリツプフロツプ27は、EX
ORゲート29の出力クロツクの位相の違いにより、3
07aのクロツクの立ち上りが先にデータをラツチし、
306aの出力はHighとなる(図中、点)。この信号
は、インバータ35で反転されて、信号ROPRALと
して信号線203より出力LIF10bへ出力され、そ
のオアゲート30の出力をLowにする。従つて、そのア
ンドゲート28の出力305bは再びLowとなり、この
信号を入力データとするフリツプフロツプ27からの信
号線306bはLowとなる。その結果、信号線206上
の信号ROPRBLはHighとなつてLIF10a,10
bの状態は安定し、LIF10aが運転中、LIF10
bが非運転中となる。同期アラーム検出回路44も同様
に説明できるので省略する。
次に、運転中の同期アラーム検出回路25,44がエラ
ーを検出した場合を考える。同期アラーム検出回路2
5,44、どちらでも説明できるので、ここでは受信系
の同期アラーム検出回路25を用いる。運転中のLIF
10aの同期アラーム検出回路25がエラーを検出する
と、その出力信号303aは、HighからLowに変わる
(図中点)。
その結果、アンドゲート28の出力はLowになり、信号
線305aをHighからLowに変える。
上記各信号の変化により、LIF10aのフリツプフロ
ツプ27の出力信号306aは信号307aのLowからH
ighへの遷移時に同期してrowになり、ドライバ36,3
7の出力を非活性状態にするとともに、信号線203上
の信号ROPRALをHighにして非運転中となる(図
中、点)。
次に区間“C”について説明すると、信号線203上の
信号ROPRALがHighになると、LIF10bのオア
ゲート30の出力信号304bがHighとなり、アンドゲ
ート28の出力信号305bもHighになる。上記信号の
変化により、LIF10bでは、フリツプフロツプ27
の出力信号306bが信号307bのLowからHighへの
遷移時に同期してHigtになり、信号線206上の信号R
OPRBLをLowにするとともに、LIF10b内のド
ライバ36と37の出力を活性状態にして運転中になる
(図中、点)。
次に区間“D”について説明する。図中点でLIF1
0aの受信系が同期外れ等の状態から回復し、同期・ア
ラーム検出回路25からの信号303aがHighにかわる
と、信号線203上の信号ROPRALがLowにかわ
る。しかし、その他の信号には変化がなく、上記したよ
うにLIF10aは非運転中で、LIF10bが運転中
の状態を続ける。
前述した説明は、同期アラーム検出回路44にも適用で
き、同様に説明できるので、ここでは省略する。
第4図に二重化切替えにおけるLIF10a,10bの
とる状態をまとめて示す。この状態遷移図は、送信系,
受信系どちらにも適用できるのでここでも受信系の場合
で説明する。なお、図中で異常とは同期外れ、受信信号
断などのアラーム状態とケーブル外れたLIFの非実装
状態であることを意味している。また、矢印は各状態か
ら遷移しうる方向を示しており、自状態に戻つている矢
印は、その状態のままであることを示している。
自己,相手とも正常で非運転中の状態1 401にいる
ときは、前述したタイミングにより自己が運転中で相手
が非運転中の状態2 402になるか、その逆に相手が
運転中で自己が非運転中の状態3 403に移るか、あ
るいは相手が異常となる状態4 404が自己が異常と
なる状態5 405か、両方とも異常となる状態6 4
06かのどれかに遷移する。両方ともが正常である状態
2 402あるいは状態3 403にいる時は、どちら
かが異常となる状態4 404または状態5 405、
あるいは両方が異常となる状態6 406へ遷移する
か、その状態402あるいは403をそのまま継続する
かである。状態4 404にいる時は、両方とも異常と
なる状態6 406へ移るか、相手の状態が正常に回復
し、両方とも正常であるが、状態4 404の運転状況
に変化のない状態2 402へ遷移するか、そのままの
状態404を継続するかである。状態5 405にいる
ときも状態4 404にいるときと同様の遷移のしかた
をし、そのままの状態405か、状態3 403へ移る
か、状態6 406へ移るか、状態5 405を継続す
るかである。
両者ともに異常状態となつている状態6 406にいる
場合は、そのままの状態406を続けるか、自己か相手
かのどちらかが正常状態に回復して状態4 404また
は状態5 405に移るか、あるいは両方とも正常状態
に戻り状態1 401に移るかである。
なお、状態1 401は、電源投入直後とか、上述した
状態6 406からの遷移で、他の状態へ移る過渡的な
状態であり、その状態にとどまるということはない。
以上、受信系について状態遷移の説明をしてきたが、送
信系も受信系とは独立に上記動作を行うので、説明は省
略する。
なお、DSU3,LIF10a,LIF10b間の接続
は、上記実施例ではケーブル11のLIF側を二分岐す
る構造としたが、各LIF10a,10b及びDSU3
には各々個別のケーブルを接続し、これらのケーブルを
ケーブル11と同等のケーブルもしくは接続器等により
連結してもよい。
また、上記実施例では、二つのLIF10aと10bが
共に正常状態の時、どちらのLIF10a又は10bが
運転中となるかの競合制御として両LIF10a,10
bは同一クロツクの位相の異なる時点で非運転中から運
転中へ、あるいはその逆へ遷移するようにしたが、その
他一般的な優先順位制御などの競合制御を用いてもよ
く、上記実施例と同様の効果を奏する。
さらに、上記実施例ではLIFを2つとした冗長構成と
したが、これ以上であつてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、DSUとの接続ケー
ブル内に多重化切替え用の信号線群を収容し、この信号
線群の信号状態により各LIFで独自に切替制御を行う
ように構成したので、従来に比べて多重化切替えのため
に必要なモジユールが少なくてよく、また各モジユール
を接続するケーブルも少なくなつているので、装置が安
価となるとともに信頼性が向上し、また、多重化した各
LIFには、並列にDSU及び内部のバスからの信号が
入力されており、非運転中においても運転中のものと同
じように同期引込み等ができているので、非運転中から
運転中に切替つた場合の送受信信号のビツト情報の欠落
が非常に少なく、その上、送信系と受信系が独立に動作
しているので、従来のようにどちらかの系で異常が発生
した場合、両系とも一緒に切替わる必要がないばかりで
なく、それに伴う通信の瞬断、ビツト情報の欠落を最小
限におさえることができ、さらに、DSUとの送受信信
号を授受するケーブル内に切替え制御用の信号線が収さ
れているので、ケーブル外れにより相手状態が監視でき
なくなつた場合には、DSUとの信号の授受も不能とな
り、DSUとの接続と切替え制御用のケーブルを別々に
設けている場合のように、各LIFが他のLIFの状態
がわからずに運転状態となつて、DSUへの送信信号や
内部バスへの受信信号が各LIFから出力されることが
ないなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による多重化装置を示す構
成図、第2図はそのLIFの一例を示す構成図、第3図
は二重化切替えタイミングを示すタイムチヤート、第4
図はLIFの受信系がとりうる状態の遷移を示す状態遷
移図、第5図は従来の多重化装置を示す構成図である。 1は多重化装置、3はDSU、10a,10bはLI
F、11はケーブル、12はクロツク発生モジユール、
20は終端抵抗切替回路、21は符号・復号器、25,
44は同期・アラーム検出回路、26はスイツチ、2
7,31はフリツプフロツプ、29はEXORゲート、
103はバス、200は送信線、201は受信線、20
2〜207は信号線。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 一能 神奈川県鎌倉市大船5丁目1番1号 三菱 電機株式会社情報電子研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−39740(JP,A) 実開 昭56−116754(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの回線終端装置に対して複数の回線イ
    ンタフエースモジユールを備えて冗長構成とし、前記回
    線インタフエースモジユールを切替えて前記回線終端装
    置に接続できる多重化装置において、前記回線インタフ
    エースモジユールの動作の基準となるクロツクを発生す
    るクロツク発生モジユールを設け、前記回線終端装置か
    らの受信線を前記回線インタフエースモジユールの各々
    に入力し、前記各回線インタフエースモジユールから出
    る送信線をまとめて前記回線終端装置へ入力するように
    前記回線終端装置と前記回線インタフエースモジユール
    と接続するとともに、当該回線インタフエースモジユー
    ルの運転中・非運転中を示す信号線と、回線インタフエ
    ースモジユールの実装の有無を示す信号線を含む切替制
    御信号線群で前記回線インタフエースモジユール間を相
    互接続し、前記回線インタフエースモジユールは運転
    中,非運転中にかかわらず信号の受信と同期引込を行う
    とともに、前記実装の有無を示す信号線の信号状態によ
    り、前記回線終端装置との前記送信線及び受信線の終端
    抵抗を切替えて前記送信線及び受信線のインピーダンス
    整合をとり、前記クロツク発生モジユールが提供するク
    ロツクを基準として前記切替制御信号線群の信号状態に
    従い、送信系と受信系とが独立して、前記各回線インタ
    フエースモジユールの1つが運転中の時には他の回線イ
    ンタフエースモジユールが非運転中となり、運転中の回
    線インタフエースモジユールが異常状態になると非運転
    中となつて正常な回線インタフエースモジユールの1つ
    がそれに代つて運転中となることを特徴とする多重化装
    置。
JP61314614A 1986-12-24 1986-12-24 多重化装置 Expired - Lifetime JPH0626372B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61314614A JPH0626372B2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24 多重化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61314614A JPH0626372B2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24 多重化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63163502A JPS63163502A (ja) 1988-07-07
JPH0626372B2 true JPH0626372B2 (ja) 1994-04-06

Family

ID=18055418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61314614A Expired - Lifetime JPH0626372B2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24 多重化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0626372B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63163502A (ja) 1988-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2697519B2 (ja) 広帯域光ネットワーク用インテリジェント相互接続およびデータ伝送方法
US6466539B1 (en) Bus system
US20030012134A1 (en) Terminal apparatus, device for detecting the mismatching of work/protection line bridging function in a synchronous communication network and the method
JPS63153938A (ja) ル−プバック制御装置
EP0642080A2 (en) Clock selection control device
JPH0626372B2 (ja) 多重化装置
JPH041543B2 (ja)
KR0152229B1 (ko) 시스팀의 이중화를 위한 저가형 이중화 노드
US5027346A (en) Node apparatus for parallel communication
US6516419B1 (en) Network synchronization method and non-break clock switching method in extended bus connection system
JP2664925B2 (ja) 回線切替方式
JPS63169844A (ja) 多重化装置
JPH04305748A (ja) 高信頼性バス
JP3093052B2 (ja) ケーブル誤接続補償回路
KR100359451B1 (ko) 이동통신 시스템의 셀버스 이중화 장치
KR0143971B1 (ko) 이중화 시스템 및 그 운용방법
JPS59119935A (ja) 障害通知方式
KR0161163B1 (ko) 전전자 교환기에 있어서 이중화된 게이트웨이노드에 대한 글로벌버스 이중화구조
JPS59224938A (ja) ネツトワ−クシステム
JPS60182832A (ja) 多重分離装置の監視方式
JPS6148249A (ja) 回線切替装置
JPH11275063A (ja) デジタル伝送装置
JPH10154971A (ja) 多重通信装置
JP2001186217A (ja) 系間接続部の断線検出機能を有する多重化制御システム
JPH09298529A (ja) クロック系選択方式