JPH06263387A - コイル位置測定装置 - Google Patents

コイル位置測定装置

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JPH06263387A
JPH06263387A JP8628192A JP8628192A JPH06263387A JP H06263387 A JPH06263387 A JP H06263387A JP 8628192 A JP8628192 A JP 8628192A JP 8628192 A JP8628192 A JP 8628192A JP H06263387 A JPH06263387 A JP H06263387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
axis
light receiving
laser
point
Prior art date
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Pending
Application number
JP8628192A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Yamagata
徹生 山縣
Ryoichi Arai
良一 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANPA KOGYO KK
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Original Assignee
SANPA KOGYO KK
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
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Publication date
Application filed by SANPA KOGYO KK, Hitachi Kiden Kogyo Ltd filed Critical SANPA KOGYO KK
Priority to JP8628192A priority Critical patent/JPH06263387A/ja
Publication of JPH06263387A publication Critical patent/JPH06263387A/ja
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  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイル10の位置をレーザ距離計34により
正確に測定する。 【構成】 コイル10の上をレーザ距離計34がX方向
およびY方向に移動する。レーザ距離計34は、投光部
34aからレーザを真下に投光し、投光軸Aに対して傾
斜した受光軸B上の受光部34bにより反射光を受け
て、反射点までの距離を測定する。レーザ距離計34の
投光軸Aの回りを受光軸Bが旋回する。コイル10の上
をレーザ距離計34が往復して、コイル10の縁の位置
を検出する。コイル10の縁部上をレーザ距離計34が
通過するときに、受光軸Bをコイル10の外側に向け
て、死角による測定不能区間をなくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイルヤードに置かれ
たコイルの位置をレーザを利用して測定するコイル位置
測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コイルヤードに搬入されたコイルを自動
クレーンにより吊り上げる際、コイル上に自動クレーン
を誘導するために、コイルの位置が測定される。この測
定にはこれまでCCDカメラによる画像処理が多用され
ていた。しかし、画像処理を用いたコイル位置の測定で
は、測定装置が複雑で高価となるとか、コイルの表面が
光るような場合は、コイルを背景から区別できず、測定
不能となるなどの問題があった。そこで、レーザによる
コイル位置の測定が考えられる。その一例を図6に示
す。
【0003】レーザ距離計40は、三角測量を利用した
もので、真下へレーザ光を投光し、その投光軸Aに対し
て傾斜した受光軸B上で反射光を受けて反射点までの距
離を測定する。このレーザ距離計40は、コイルヤード
の上方をヤード面に沿って直角な2方向(X方向および
Y方向)に駆動される。そして、レーザ距離計40がコ
イル10上を通過するるときの測定距離変化からコイル
10の縁の位置を検出してコイル10の位置を測定す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなレーザによ
るコイル位置測定法において、例えばレーザ距離計40
がコイル10の中心軸に沿って移動する場合、レーザ距
離計10の受光軸Bが投光軸Aの進行方向後方にあると
すれば、投光軸Aがコイル10に近づくときはコイル1
0の一端に投光軸がかかると同時にコイル10までの距
離が測定されるので、何ら問題はない。
【0005】ところが、コイル10の他端から投光軸A
が離れるときは、レーザ距離計40の投光軸Aが受光軸
Bより先にコイル10の他端から離れ、受光軸Bがコイ
ル10の端面と交差するため、反射光がレーザ距離計4
0に届かない。この間、レーザ距離計10は無限大の距
離を出力し、測定不能の状態となる。
【0006】レーザによるコイル位置測定法において
は、コイル10上をレーザ距離計40が何回も通過して
コイル10の位置が測定されるが、その通過の度に前述
したような死角による測定不能区間が生じると、測定位
置の精度が著しく低下し、自動クレーンによる吊り上げ
が不確実になる。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、コイル上をレーザ距離計が通過する際の死角に
よる測定不能区間をなくして、コイル位置を簡易かつ高
精度に測定するコイル位置測定装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるコイル位
置測定装置は、コイルヤードに置かれたコイルの位置を
上方からレーザを利用して測定するコイル位置測定装置
であって、前記コイルヤードの上方をヤード面に沿って
直角な2方向に移動する移動体と、前記移動体から真下
に向けてレーザ光を投光し、その投光軸に対して傾斜し
た受光軸上で反射光を受けて反射点までの距離を測定す
ると共に、前記投光軸の回りを受光軸が旋回するように
前記移動体に取り付けられた回転式のレーザ距離計とを
具備している。
【0009】
【作用】コイルの縁部上をレーザ距離計が通過するとき
に、コイルの外側を受光軸が向くようにレーザ距離計を
回転させると、レーザ距離計の投光軸がコイルに近づく
ときは投光軸の後方に受光軸が位置し、投光軸がコイル
から離れるときは投光軸の前方に受光軸が位置する。こ
れにより、コイル上をレーザ距離計が通過する際の死角
による測定不能区間がなくなる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の一実施例を示すコイルヤードの平
面図、図2はコイルヤード使用されたコイル位置測定装
置の正面図、図3はコイル位置測定装置の動作を説明す
るための平面図である。
【0011】コイル10を載置したパレット11がパレ
ット運搬車によりコイルヤード内に搬入される。搬入さ
れたパレット11上のコイル10は、X方向およびY方
向に走行する天井走行式の自動クレーン20により吊り
上げられて適所へ運搬される。パレット11の搬入は、
自動クレーン20の横行方向であるX方向に行われる。
【0012】コイル位置検出装置30は、パレット11
の搬入位置を跨いで設けた門型の走行梁31を備えてい
る。走行梁31は、X方向に施設された一対のレール3
2,32に沿って走行する。走行梁31の梁部31aに
は、その長手方向(Y方向)に横行する移動体33が取
り付けられている。そして、移動体33には、レーザ距
離計34が下向きに取り付けられている。
【0013】レーザ距離計34は、投光部34aおよび
受光部34bを有し、投光部34aから真下に向けて投
光されたレーザ光の反射光を受光部34bにより受光し
て、反射点までの距離を測定する。レーザ距離計34の
受光軸Bは、投光軸Aの方向(Z方向)に対して傾斜し
ている。そして、移動体33に内蔵されたモータによ
り、投光軸Aの回りを受光軸Bが旋回するように、レー
ザ距離計34が回転される。
【0014】次に、コイル位置検出装置30によるコイ
ル位置の測定要領を図3を参照して説明する。
【0015】走行梁31は、走行区間の一端部に待機
し、このとき移動体33は、走行梁31の梁部31a中
央にある。コイルヤードにコイル10がパレット11に
載置されて搬入されると、走行梁31がX方向に移動を
開始し、レーザ距離計34の投光軸Aがコイル10の手
前のA点に達した時点からレーザ距離計34による測距
が開始される。このとき、受光軸Bが投光軸Aの進行方
向後方に位置するように、レーザ距離計34の回転角が
調節される。
【0016】レーザ距離計34はこの状態で、投光軸A
がコイル10の一端部のB点に到達するまでX方向に前
進する。途中、投光軸Aがコイル10の一端のP点を通
過するときに、レーザ距離計34の測定距離が変化す
る。この距離変化点が、走行梁31および移動体33の
移動位置から検出されて、P点が特定される。このと
き、レーザ距離計34の受光軸Bは投光軸Aの後方にあ
り、投光軸Aの後からコイル10に交差するので、死角
による測定不能区間は発生しない。
【0017】レーザ距離計34の投光軸AがB点に到達
すると、走行梁31が停止し、移動体33がコイル10
より外側のC点に向けてY方向に横行を開始する。同時
に、受光軸Bが投光軸Aの進行方向前方に位置するよう
に、レーザ距離計34の回転角が調節される。移動体3
3の移動途中、レーザ距離計34の投光軸Aがコイル1
0の側縁上のR点を通過するときに、レーザ距離計34
の測定距離が変化する。その距離変化を検出することに
よりR点が特定される。このときは、レーザ距離計34
の受光軸Bは投光軸Aの前方にあり、受光軸Bが先にコ
イル10から離れるので、死角による測定不能区間は発
生しない。
【0018】レーザ距離計34の投光軸AがC点に到達
すると、移動体33がB点に向かって戻り始める。途中
R点でレーザ距離計34の測定距離が変化するが、この
ときは、受光軸Bが投光軸Aの後方にあり、投光軸Aが
先にコイル10の側縁を通過するので、やはり死角によ
る測定不能区間は発生しない。
【0019】以下、レーザ距離計34をB点−D点−B
点−E点−F点−E点−G点−E点−H点の順で移動さ
せて、S点、T点、V点、Q点の各位置を測定する。こ
のとき、受光軸Bは、B点−D点の間ではD点の方、E
点−F点の間ではF点の方、E点−G点の間ではG点の
方、E点−H点の間ではH点の方にそれぞれ向けられ
る。つまり、コイル10の縁部上をレーザ距離計34が
通過するときに、その受光軸Bをコイル10の外側の方
に向けるのである。
【0020】これにより、レーザ距離計34の投光軸A
がコイル10に近づくときは投光軸Aの後方に受光軸B
が位置し、投光軸Aがコイル10から離れるときは投光
軸Aの前方に受光軸Bが位置する。その結果、死角によ
る測定不能がなくなる。従って、S点、T点、V点、Q
点の各位置もP点、R点と同様正確に測定される。
【0021】B点の座標を(Xp,Yp)、E点の座標
を(Xp,Yp)、P点〜V点の座標を(Xp,Yp)
〜(Xv,Yv)とすれば、コイル10の傾斜角θは数
式1、コイル10の外径Dは数式2、コイル10の軸方
向長さLは数式3によりそれぞれ求まる。また、コイル
10のP点側の中心位置は数式4、Q点側の中心位置は
数式5によりおおよそ求められる。
【0022】
【数1】 θ=tan-1(Yr−Yt)/(Xe−Xb)または tan-1(Ys−Yv)/(Xe−Xb)の小さい方
【0023】
【数2】D=(Ys−Yr)cosθまたは (Yt−Yv)cosθの小さい方
【0024】
【数3】L=(Xq−Xp)cosθ
【0025】
【数4】X=Xp Y=1/2・(Ys+Yr) Z=Zmax −1/2・D
【0026】
【数5】X=Xq Y=1/2・(Yt+Yv) Z=Zmax −1/2・D
【0027】図4は本パレット11の他の実施例を示す
正面図である。この実施例のように、1つの走行梁31
に複数のレーザ距離計34を取り付ければ、複数のコイ
ル10の位置を能率よく測定することができる。また、
走行梁31は、前記実施例に示した門型に限らず、図5
に示すように、片門型、片持ち梁式等とすることもでき
る。
【0028】
【発明の効果】以上、本発明にかかるコイル位置測定装
置による場合には、レーザ距離計が測定する距離の変化
からコイルの位置を測定するので、画像処理を用いた位
置測定に比して装置構成が簡単となり、装置が安価とな
る。また、コイル表面の性状の影響を受けない測定がで
きる。更に、レーザ距離計の受光軸が投光軸の回りを旋
回する構成としたことにより、死角による測定不能区間
もなくなる。従って、コイルの位置が正確に測定され
る。よって、自動クレーンによる安全かつ確実な吊り上
げが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すコイルヤードの平面図
である。
【図2】コイルヤードに使用されたコイル位置測定装置
の正面図である。
【図3】コイル位置測定装置の動作を説明するための平
面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す正面図である。
【図5】他の走行梁を示す正面図である。
【図6】レーザを使用したコイル位置測定の概要を示す
側面図である。
【符号の説明】
10 コイル 11 パレット 20 自動クレーン 30 コイル位置測定装置 31 走行梁 33 移動体 34 レーザ距離計 A 投光軸 B 受光軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルヤードに置かれたコイルの位置を
    レーザを利用して測定するコイル位置測定装置であっ
    て、前記コイルヤードの上方をヤード面に沿って直角な
    2方向に移動する移動体と、該移動体から真下に向けて
    レーザ光を投光し、その投光軸に対して傾斜した受光軸
    上で反射光を受けて反射点までの距離を測定すると共
    に、前記投光軸の回りを受光軸が旋回するように、前記
    移動体に取り付けられた回転式のレーザ距離計とを具備
    することを特徴とするコイル位置測定装置。
  2. 【請求項2】 コイルの縁部上をレーザ距離計が通過す
    るときに、コイルの外側を受光軸が向くように、レーザ
    距離計が回転されることを特徴とする請求項1に記載の
    コイル位置測定装置。
JP8628192A 1992-03-09 1992-03-09 コイル位置測定装置 Pending JPH06263387A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8628192A JPH06263387A (ja) 1992-03-09 1992-03-09 コイル位置測定装置

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JP8628192A JPH06263387A (ja) 1992-03-09 1992-03-09 コイル位置測定装置

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JPH06263387A true JPH06263387A (ja) 1994-09-20

Family

ID=13882450

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JP8628192A Pending JPH06263387A (ja) 1992-03-09 1992-03-09 コイル位置測定装置

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JP (1) JPH06263387A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007010405A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ動的接地形状測定方法及び装置
JP2009022822A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 塗布装置及び塗布方法
JP5314796B1 (ja) * 2012-11-05 2013-10-16 三井造船株式会社 吊具の位置測定装置及び位置測定方法

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