JPH0710465A - コイル位置測定方法 - Google Patents

コイル位置測定方法

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Publication number
JPH0710465A
JPH0710465A JP9205792A JP9205792A JPH0710465A JP H0710465 A JPH0710465 A JP H0710465A JP 9205792 A JP9205792 A JP 9205792A JP 9205792 A JP9205792 A JP 9205792A JP H0710465 A JPH0710465 A JP H0710465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
laser
distance
coil position
carriage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9205792A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Yamagata
徹生 山縣
Ryoichi Arai
良一 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANPA KOGYO KK
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Original Assignee
SANPA KOGYO KK
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANPA KOGYO KK, Hitachi Kiden Kogyo Ltd filed Critical SANPA KOGYO KK
Priority to JP9205792A priority Critical patent/JPH0710465A/ja
Publication of JPH0710465A publication Critical patent/JPH0710465A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 天井クレーン30を用いて、台車20上のコ
イル10を吊り上げるに際し、コイル10の位置を簡単
な装置で確実に測定する。 【構成】 天井クレーン30のクラブ31にレーザ距離
計40を取り付ける。レーザ距離計40は、複数のレー
ザ光S1,S2・・を真下へ平行に投光し、各反射点ま
での距離を測定する。レーザ距離計40により距離測定
を行いながら、その下方をコイル10が通過するように
台車20を移動させる。コイル10がレーザ光S1,S
2・・を横切るときのレーザ距離計40の出力変化か
ら、コイル10の位置を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイルヤードに置かれ
たコイルの位置をレーザを利用して測定するコイル位置
測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コイルヤードに搬入されたコイルを天井
クレーンにより自動で吊り上げる場合、その天井クレー
ンをコイル上に正確に誘導する必要がある。そのため
に、これまではCCDカメラを用いた画像処理によるコ
イル位置測定が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像処
理によるコイル位置測定では、測定装置が複雑で高価と
なる。また、コイルの表面が光るような場合は、コイル
を背景から明瞭に区別できず、測定不能となるおそれが
ある。
【0004】本発明かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、コイル位置を簡単な装置で確実に測定できるコイ
ル位置測定方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるコイル位
置測定方法は、レーザ光を所定幅にわたって下方へ投光
し、その幅方向の各点からの反射光を受光して各反射点
までの距離を測定する2次元レーザ距離計により、連続
的に距離測定を行いながら、前記レーザ光をコイルが横
切るようにコイルを前記2次元レーザ距離計に対して相
対移動させ、この間の2次元レーザ距離計の連続的な出
力変化からコイル位置を測定することを特徴としてい
る。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明法に使用する測定系の正面図、図2
は同測定系の側面図、図3は2次元レーザ距離計の出力
波形図である。
【0007】コイル10は台車20に載置されてコイル
ヤードに搬入され、天井クレーン30により自動的に台
車20上から吊り上げられる。天井クレーン30の走行
方向をX方向、横行方向をY方向とすれば、台車20は
Y方向に搬入される。台車20上のコイル10は、中心
軸をX方向に向けた状態でY方向に複数並置され、それ
ぞれがスキッド11,11によりY方向に位置決めされ
ている。
【0008】2次元レーザ距離計40は、天井クレーン
30のクラブ31に下方を向けて取り付けられている。
このレーザ距離計40は、X方向に所定の間隔で並列さ
れた複数の投光部P1,P2・・・と1つの受光部Mと
を有する。投光部P1,P2・・・は真下にレーザ光S
1,S2・・・を投光する。受光部Mは、レーザ光S
1,S2・・・の反射光を受光して、各反射点までの距
離を測定する。
【0009】レーザ光の間隔は、コイル10の中心軸方
向の位置測定精度に関係し、この間隔が狭いほど測定精
度が上がるが、その反面、レーザ距離計40が高価とな
る。1番目のレーザ光S1から最終番目のレーザ光まで
の距離は、レーザ距離計40による距離測定エリアであ
り、コイル10の最大軸方向長さよりも更に大きくす
る。本実施例では、投光部をP1〜P27の27個、レ
ーザ光の間隔を100mmとして、台車20の幅よりや
や大きい2.7mの測定エリアを確保している。
【0010】台車20上のコイル10の位置を測定する
には、まず、レーザ距離計40の測定エリア内に台車2
0を入れ、投光部P1〜P27の下方に台車20の一端
部を位置させる。次いで、台車20上のコイル10が投
光部P1〜P27の下方を順次通過するように、台車2
0をY方向に移動させる。
【0011】台車20を移動させる代わりに、天井クレ
ーン30のクラブ31をY方向に移動させてもよい。コ
イル10がパレットに載置されている場合は、天井クレ
ーン30のみが動かされる。天井クレーン30以外の横
走行体にレーザ距離計40を取り付けてこれを移動させ
ることもできる。要は、投光部P1〜P27の下方をコ
イル10がY方向に通過すればよい。
【0012】そして、投光部P1〜P27の下方をコイ
ル10がY方向に通過する間、レーザ距離計40による
距離測定が連続的に行う。
【0013】図3はこのときのレーザ距離計40の出力
を3次元的に表示したものである。X軸はX方向の長
さ、Y軸は時間でY方向の長さ、Z軸は台車20の上面
からの高さである。
【0014】台車20上のコイル10を通過順にNo.1
〜No.3で表せば、No.1のコイル10がレーザ距離計
40の下方を通過するとき、コイル10の真上の投光部
から投光されたレーザ光のみがコイル10に当たり、そ
の測定距離が変化する。測定距離が変化したレーザ光の
端から端までの距離をLとすれば、Lがコイル10の中
心軸方向の長さとなる。その精度は、レーザ光の間隔を
100mmとすれば、200mm以下となる。
【0015】Z方向の最大高さをHとすれば、台車20
の上面にコイル10が接している場合は、このHがコイ
ル10の外径Dとなる。また、台車20の上面にコイル
10が接している場合も接していない場合も、Y方向の
出力変化区間の長さからコイル10の外径Dが求まる。
更に、台車20の先端および側縁からコイル10までの
距離も求まる。従って、コイル10の両端における中心
位置が求まる。
【0016】同様に、No.2,3のコイル10について
も、レーザ距離計40の出力変化からコイル10の長さ
Lおよび外径D、並びにコイル10の両端における中心
位置が求まる。なお、図3の破線は、死角等による測定
不能域を示している。
【0017】図4は本発明の他の実施例を示す測定系の
正面図である。本実施例では、レーザ距離計40の投光
部をPの1つとし、その投光部Pから投光される単一の
レーザ光をレンズ41で両側に広げて所定の測定エリア
を確保するようにしている。こうすれば、投光部の構造
が簡素化され、また、スキャニングのようにレーザ光の
移動を必要としないので、測定時間が短く、複数の投光
部を使用する場合と同程度の時間で測定ができる。
【0018】なお、上記実施例はいずれもコイル10を
その中心軸に直角な方向へ相対移動させているが、これ
以外の例えばコイル10の中心軸方向に相対移動させる
ことも無論可能である。
【0019】
【発明の効果】以上、本発明にかかるコイル位置測定方
法による場合には、1つの2次元レーザ距離計に対して
コイルを1方向に相対移動させるだけでコイルの位置が
測定される。しかも、その相対移動に天井クレーンのク
ラブやコイル台車等が利用できる。更に、画像処理のよ
うな複雑な処理系を必要としない。従って、測定装置が
簡単で安価となる。また、レーザ距離計を用いた位置測
定によると、画像処理ではコイルを背景から区別し難い
ような場合も確実な距離測定ができるので、外乱による
影響の少ない安定な位置測定が可能となる。従って、天
井クレーンによる安全かつ確実な自動吊り上げが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明法に使用する測定系の正面図である。
【図2】同測定系の側面図である。
【図3】2次元レーザ距離計の出力波形図である。
【図4】他の測定系を示す正面図である。
【符号の説明】
10 コイル 20 台車 30 天井クレーン 31 クラブ 40 レーザ距離計 P1〜P27 投光部 M 受光部 S1〜S27 レーザ光

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を所定幅にわたって下方へ投光
    し、その幅方向の各点からの反射光を受光して各反射点
    までの距離を測定する2次元レーザ距離計により、連続
    的に距離測定を行いながら、前記レーザ光をコイルが横
    切るように該コイルを前記2次元レーザ距離計に対して
    相対移動させ、この間の2次元レーザ距離計の連続的な
    出力変化からコイル位置を測定することを特徴とするコ
    イル位置測定方法。
  2. 【請求項2】 レーザ光が下方へ平行に投光されたビー
    ム列であることを特徴とする請求項1に記載のコイル位
    置測定方法。
  3. 【請求項3】 中心軸を水平にして置かれたコイルを、
    2次元レーザ距離計に対して当該コイルの中心軸に直角
    な水平方向へ相対移動させることを特徴とする請求項1
    または2に記載のコイル位置測定方法。
JP9205792A 1992-03-17 1992-03-17 コイル位置測定方法 Pending JPH0710465A (ja)

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JP9205792A JPH0710465A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 コイル位置測定方法

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JP9205792A JPH0710465A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 コイル位置測定方法

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JPH0710465A true JPH0710465A (ja) 1995-01-13

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ID=14043869

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JP9205792A Pending JPH0710465A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 コイル位置測定方法

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JP (1) JPH0710465A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009022822A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 塗布装置及び塗布方法
JP2019052019A (ja) * 2017-09-14 2019-04-04 株式会社日立プラントメカニクス コイル運搬用自動クレーンのコイル把持位置の位置決め方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009022822A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 塗布装置及び塗布方法
JP2019052019A (ja) * 2017-09-14 2019-04-04 株式会社日立プラントメカニクス コイル運搬用自動クレーンのコイル把持位置の位置決め方法
JP2021113131A (ja) * 2017-09-14 2021-08-05 株式会社日立プラントメカニクス コイル運搬用自動クレーンのコイル把持位置の位置決め方法

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