JPH0626218B2 - 実効バンド・ギャップの狭いベースを有するホモ接合バイポーラ・トランジスタ - Google Patents

実効バンド・ギャップの狭いベースを有するホモ接合バイポーラ・トランジスタ

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JPH0626218B2
JPH0626218B2 JP63319675A JP31967588A JPH0626218B2 JP H0626218 B2 JPH0626218 B2 JP H0626218B2 JP 63319675 A JP63319675 A JP 63319675A JP 31967588 A JP31967588 A JP 31967588A JP H0626218 B2 JPH0626218 B2 JP H0626218B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明はエミッタのバンド・ギャップが広いトランジス
タに関し、さらに具体的には、実効バンド・ギャップが
狭いベースをもたらす超格子ベース領域を有するトラン
ジスタに関するものである。
B.従来技術 バンド・ギャップが広いエミッタを有するトランジスタ
がバイポーラ・トランジスタ技術で重要な利点を有する
ことは周知である。npnトランジスタにおけるバンド
・ギャップの広いエミッタは、エミッタからベースへの
電子注入のためにベースからエミッタへの正孔の移動を
阻止することにより、高いエミッタ注入効率をもたら
す。したがって、バンド・ギャップの広いエミッタは、
比較的低濃度のエミッタ・ドーピング及び比較的高濃度
のベース・ドーピングが可能であり、その結果、エミッ
タ容量が減少しベース抵抗が低くなる。現在、エミッ
タ、ベース、コレクタのエネルギー・バンド・ギャップ
が等しいホモ接合バイポーラ・トランジスタのエミッタ
効率は、エミッタ及びベースのドーピング・レベルによ
って決定されている。従来のデバイスでは、注入効率を
増大させるため、エミッタを高濃度にドープさせてい
る。しかしドーピング濃度が高すぎると、エミッタの実
効バンド・ギャップが減少し、正孔がベースからエミッ
タに容易に移動することが可能になるので、ドーピング
量が、したがって、効率が制限される。さらに、従来の
デバイスでは、ベースを高濃度にドープすることにより
ベース抵抗が減少する。しかし、それにより、逆注入効
率は増大する。したがって、ベース抵抗の減少によりベ
ース電流が増大する。
従来技術におけるバンド・ギャップの広いもう1種類の
エミッタは、米国特許第4119994号に開示されて
いる。この特許は、エミッタ層としてエネルギー・バン
ド・ギャップが広いGaAsを用いベース及びコレクタ
層としてバンド・ギャップが狭いGeを使用して形成さ
れたヘテロ接合デバイスに関するものである。別法とし
て、エミッタ及びベースとしてそれぞれAlGaAs及
びGaAsを使用することもできる。従来技術のもう1
つの手法は、ベース領域が超格子から形成されたトラン
ジスタを製造することである。米国特許第413754
2号に示されるように、超格子はGaAsやGaAlA
s等の異なった材料の交互の層で形成される。超格子の
もう1つの例は、「表面科学(Surface Science) 」11
3(1982)479−480に開示されている。この
論文では、真性領域を間に挿んだnドープGaAs層と
pドープGaAs層の周期的繰り返し構造を開示してい
る。
エミッタのバンド・ギャップが広いトランジスタに超格
子を使用することが、特開昭58−114455号に開
示されている。この特許出願は、nドープGaInAs
のエミッタ層とコレクタ層の間に挿まれたpドープG
aAsSbとpドープGaInAsの交互の層から形
成された超格子を開示している。
C.開示の概要 本発明は、超格子ベース領域によって分離された第1の
導電型のエミッタ及びコレクタ領域を有する半導体本体
からなるホモ接合バイポーラ・トランジスタに関するも
のである。超格子は、第2の導電型の不純物層及び不純
物層と同じ半導体材料の真性層の複数の交互層からな
る。バイポーラ・トランジスタは、ホモ接合デバイスで
あり、やはりそれぞれ同じ半導体材料からなるエミッ
タ、ベース及びコレクタ領域から構成される。超格子
は、交互層の間に複数の急峻な移行帯を含み、ベース領
域における半導体の実効バンド・ギャップが少なくとも
エミッタ領域における半導体のバンド・ギャップに比べ
て減少するようになっている。
本発明のバイポーラ・トランジスタは、シリコン、ゲル
マニウムまたはガリウム砒素等の任意の半導体材料で製
造することができる。本発明のホモ接合トランジスタ
は、従来技術のホモ接合デバイスよりもはるかに作り易
い、バンド・ギャップの広いエミッタを提供する。さら
に、本発明は、単結晶シリコンまたはゲルマニウムを使
って通常のシリコンまたはゲルマニウム・バイポーラ技
術でバンド・ギャップの広いエミッタを実現することを
意図している。
本発明のベース領域超格子構造における急峻な移行帯
は、ドーピング・レベルがかなり異なる同じ半導体材料
の交互の層で形成される。ベース領域は、高濃度にドー
プされた不純物半導体材料と真性、すなわち未ドープの
半導体材料の複数対の交互層からなる。ドープされた層
と未ドープの層の各対の厚さは、超格子の周期と呼ばれ
るが、ベース領域全体にわたって電子と正孔の両方につ
いて共鳴状態が生じるのに十分な程度に小さい。超格子
の相対ドーピング度が十分に大きい場合、大きなバンド
屈曲が生じて、伝導帯と価電子帯の間の共鳴状態のエネ
ルギー間隔を減少させる。したがって、ベース領域の実
効バンド・ギャップは狭くなる。
さらに、本発明のバイポーラ・トランジスタを実現する
新規な方法も開示する。半導体本体は、第1の導電型の
コレクタ層と、コレクタ層に隣接する超格子領域とを有
する。超格子は、上述のように、第2の導電型の不純物
層及びコレクタ層と同じ半導体材料の真性層の複数対の
交互層で形成される。超格子の幾つかの上部層の中央の
縦方向部分は第1の導電型に変換される。変換された領
域はバイポーラ・トランジスタのエミッタを形成し、超
格子の未変換の残りの層はベース領域を形成する。超格
子と反対の導電型に変換される層の数は、エミッタ及び
ベース領域の所望の厚みによって決まる。エミータ領域
は、ベースと反対の導電型に超格子の上部層を高濃度に
ドープすることによって変換される。中央部分に導入さ
れるドーパントのレベルは、超格子の不純物層のドーパ
ント・レベルよりも大きくしなければならない。これら
の層を高濃度にドープすると、その領域が、超格子か
ら、均一なエネルギー・バンドを有する均質構造に変換
される。その結果、エネルギー・バンド・ギャップが材
料本体のレベルに戻る。エミッタ領域の両側にある超格
子層の側部は、第2の導電型の均質領域に変換されて、
ベース領域に対する1対のオーム接触領域を形成する。
ベース・オーム接触領域のバンド・ギャップも材料本体
のレベルに戻る。したがって、エミッタ領域及びベース
・オーム接触領域が、超格子の上部層を単にドープする
ことによって形成され、追加の層を成長させる必要がな
くなる。
D.実施例 本発明は、ベース領域における実効バンド・ギャップが
エミッタ領域におけるバンド・ギャップよりも小さくな
った、実効バンド・ギャップの狭いベースを有するホモ
接合バイポーラ・トランジスタに関するものである。エ
ミータのバンド・ギャップが広い本発明のバイポーラ・
トランジスタは、エミッタ、ベース及びコレクタがすべ
てシリコン、ゲルマニウムまたはガリウム砒素等の同一
材料からなる半導体本体で実現される。ベースのバンド
・ギャップは、超格子構造のベースを形成することによ
り効果的に挟められる。超格子は、高濃度にドープされ
た半導体材料の不純物層と、未ドープの半導体材料の真
性層の複数の交互層からなる。
次に図面を参照すると、第1図は本発明のバイポーラ・
トランジスタの第1実施例の断面図を示す。第1図のト
ランジスタ10はnpnトランジスタとして例示的に示
されている。当業者には自明なように、本発明はpnp
トランジスタで実施することもできる。第1図のトラン
ジスタ10は、高濃度でnにドープされたコレクタ領
域12と、中程度にnドープされた遷移コレクタ領域1
4を含む。超格子ベース領域16は、p導電型の不純
物18と、未ドープの半導体材料の真性層20の複数の
交互層を含む。n導電型のベース領域16に隣接してエ
ミッタ領域22を設ける。エミッタ領域22は、トラジ
スタの具体的な用途に応じて、低濃度にドープすること
も、高濃度にドープすることもできる。高濃度にドープ
されたpオーム接触領域24及び26をベース領域1
6上に成長させる。
ベース領域16で、隣接した不純物層18及び真性層2
0の各対が超格子の周期を形成する。超格子の周期が十
分に小さい場合は、ベース領域全体にわたって電子と正
孔の両方について共鳴状態が生じる。層18及び20の
それぞれの厚みの範囲は50から200オングストロー
ムであることが判明した。実際には、超格子の周期の通
常の厚みは100オングストロームである。さらに、超
格子の相対ドーピング度が十分に大きい場合は、大きな
バンド屈曲が生じて、伝導帯と価電子帯の間の共鳴状態
のエネルギー間隔を減少させる。
第2図はnpnトラジスタの前記実施例の概略的エネル
ギー・バンド図である。伝導エネルギー帯はEcで示
し、価電子エネルギー帯はEvで示す。エミッタ及びコ
レクタ領域のエネルギー・ギャップはEgとして示す。
伝導帯及び価電子帯のエネルギー・レベルの脈動は、第
1図の領域16におけるドーピング度の周期的変動によ
るものである。pドープ領域は相対的に大きな正のエ
ネルギー・ピークを有し、真性領域、すなわち未ドープ
の領域は相対的に小さな正のエネルギー・ピークを有す
る。伝導帯における最低の共鳴状態はEC′として示
し、価電子帯における最低の共鳴状態はEv′として示
す。実効バンド・ギャップEg′はEc′−Ev′に等
しい。実効ベース・バンド・ギャップEg′はエミッタ
及びコレクタに対するエネルギー・ギャップEgよりも
小さい。
好ましい実施例では、超格子のp領域を高濃度にドー
プして、不純物層及び真性層の間に急峻な移行帯を設け
る。pドーピング濃度は1017ないし1020(cm-3)の範
囲にすることができ、最適量は1020(cm-3)である。超
格子の製造では、バンド・ギャップを最大限減少させる
ために、これらの領域のドーピング・レベル及び厚みを
均一にすることが望ましい。好ましい実施例では、各不
純物層の厚みはほぼ同じであり、かつ各真性層の厚みも
ほぼ同じであり、均一な周期的バンド屈曲をもたらす。
不純物層の厚みを真性層の厚みに等しくする必要はな
い。真性層に対する不純物層の相対的な厚みは、具体的
な用途によって決まる設計パラメータである。一般に、
不純物層よりも真性層の方が厚い超格子を形成すると、
ハンド・ギャップの一層大きな減少をもたらす。他に考
慮すべき点としては、共鳴状態の結合度とドーピング量
がある。本発明の一実施例では、すべての超格子の層の
厚みが同じデバイスを製造する。
エネルギー・ギャップの減少は少なくとも1/10電子ボル
トであり、ドーピング量及び層の寸法に応じて、1/1
0電子ボルトの数10倍の大きさになり得る。原理的に
は、エネルギー・ギャップの最大の減少は、半導体に使
用される材料本体のバンド・ギャップの半分よりもやや
小さい。したがって、たとえば、シコンの公称エネルギ
ー・ギャップは1.1eVであり、本発明によってバン
ド・ギャップを減少させることができ範囲は0.1eV
から0.6eVである。
本発明の実効バンド・ギャップの狭いベースを製造する
際には、分子線エピタキシ法や化学蒸着法等の通常の半
導体技術を使用することができる。さらに、エミッタ、
ベース及びコレクタをドープするために通常の拡散技術
を使用することができる。しかし、超格子層の急峻な濃
度勾配構造を維持するのに、低温環境が必要なため、イ
オン注入法を使用することが好ましい。本発明のベース
用の超格子の形成は、本願の共同発明者であるB.S.
メイヤソン(Meyerson)による米国特許出願第9068
54号に記載された化学蒸着法に従って行なうことがで
きる。要約すると、上記メイヤソンの方法は、550℃
よりも低い温度でシリコン・エピ層はその場でCVDド
ープすることが可能である。この方法は、薄い高品質の
単結晶シリコン層を基板上に形成するのに特に有用であ
る。これらの層をその場で任意の所望レベルにドープで
きるため、本発明の超格子を1回のCVD処理で製造す
ることが可能になる。
次に第3図を参照すると、ベースの実効バンド・ギャッ
プが狭い本発明のトランジスタの第2の実施例が概略的
に示されている。第3図の構造30は、周知の方法によ
って成長させたコレクタ領域32及び34を含む。たと
えば、上記メイヤソンの米国特許出願に記載された方法
により、超格子領域36を層34上に形成させる。超格
子はpドープ層35と、未ドープ層37を交互に含
む。超格子の幾つかの上部層39の中央の縦方向部分3
8を超格子の不純物層35と反対の導電型に変換するこ
とにより、超格子領域にエミッタ領域を形成する。エミ
ッタ領域は、たとえば、イオン注入によって領域38を
高濃度にドープすることによって変換させる。領域38
をpからnに変換するには、領域38に導入される
ドーピング量を層35のドーピング・レベルよりも高く
しなければならない。したがって、層35のドーピング
・レベルが約1017cm-3の場合、領域38のドーピング
・レベルを1018cm-3よりも高くしなければならない。
領域38の部分40はnに高濃度にドープし、側部4
2及び44は中程度にnにドープしてエミッタとベース
の間の分離スペーサ層として働かせることが好ましい。
超格子の残りの層46は、本発明のトランジスタのベー
スを形成する。エミッタ領域38の両側の側部48及び
50をp領域に変換して、ベースに対するオーム接触
領域として働かせる。超格子の上部層39をドープし
て、それらの層の超格子性を除去し、それらの層を均質
領域に変換させる。均質領域のエネルギー・バンドは均
一になり、バンド・ギャップは材料本体のバンド・ギャ
ップに戻る。トランジスタ30は、超格子内にエミッタ
領域を形成するとによって製造され、追加のエミッタ及
びオーム接触領域を超格子上に成長させる必要がなくな
る。
E.発明の効果 ベースの実効バンド・ギャップが狭い本発明のトランジ
スタは、エミッタ効率のより高いバンド・ギャップの広
い等価エミッタを有する。このトランジスタは、低濃度
にドープされたエミッタを設けることが可能であり、し
たがって小さなエミッタ、ベース間容量をもたらす。こ
のことが、実現できるのは、正孔がベースからエミッタ
に移動するのを防ぐためにエミッタを高濃度にドープす
る必要がもはやないためである。さらに、周期的にドー
プされるベース領域を高濃度にドープするので、ベース
抵抗が減少する。
本発明のトランジスタはまた、ベース領域での2次元拘
束をもたらすので、側方ベース抵抗が低下する。この2
次元拘束により、キャリアは個々の層で横方向に流れる
ように実質的に拘束される。
本発明のトランジスタのその他の利点は、多数キャリア
と少数キャリアの空間的分離により、少数キャリアの寿
命が長くなることである。さらに、このデバイスは電流
の密集をなくす。さらに、ベース領域を、高濃度にドー
プされたpIpI…超格子で構成することができる
ので、キャリアの凍結効果がなくなるため、低温での動
作が可能になる。したがって、トランジスタの性能及び
実装密度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のベースの実効バンド・ギャップが狭
いバイポーラ・トランジスタの第1実施例を示す概略断
面図である。 第2図は、第1実施例のエネルギー・バンド図である。 第3図は、本発明の第2実施例を示す概略断面図であ
る。 10、30……トランジスタ、12、14、32、34
……コレクタ領域、16、36……超格子ベース領域、
18、35……不純物層、20、37……真性層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バーナード・ステイール・メジヤーソン アメリカ合衆国ニユーヨーク州ヨークタウ ン・ハイツ、カリフオルニア・ロード235 番地 (56)参考文献 特開 昭61−276261(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型のエミッタ領域およびコレクタ
    領域がベース領域によって隔離されたバイポーラ・トラ
    ンジスタにおいて、 前記ベース領域が第2導電型の不純物層と真性層との複
    数の繰り返し層から成る超格子構造を有し、前記エミッ
    タ領域が超格子構造を持たず、前記エミッタ領域、ベー
    ス領域、及びコレクタ領域が同じ半導体材料から形成さ
    れていることを特徴とする、実効バンド・ギャップの狭
    いベースを有するホモ接合バイポーラ・トランジスタ。
JP63319675A 1988-03-22 1988-12-20 実効バンド・ギャップの狭いベースを有するホモ接合バイポーラ・トランジスタ Expired - Lifetime JPH0626218B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US171603 1988-03-22
US07/171,603 US4972246A (en) 1988-03-22 1988-03-22 Effective narrow band gap base transistor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH029132A JPH029132A (ja) 1990-01-12
JPH0626218B2 true JPH0626218B2 (ja) 1994-04-06

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ID=22624412

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JP63319675A Expired - Lifetime JPH0626218B2 (ja) 1988-03-22 1988-12-20 実効バンド・ギャップの狭いベースを有するホモ接合バイポーラ・トランジスタ

Country Status (4)

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US (1) US4972246A (ja)
EP (1) EP0333997B1 (ja)
JP (1) JPH0626218B2 (ja)
DE (1) DE68909977T2 (ja)

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