JPH01296664A - ヘテロ接合型デバイス - Google Patents
ヘテロ接合型デバイスInfo
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- JPH01296664A JPH01296664A JP12570788A JP12570788A JPH01296664A JP H01296664 A JPH01296664 A JP H01296664A JP 12570788 A JP12570788 A JP 12570788A JP 12570788 A JP12570788 A JP 12570788A JP H01296664 A JPH01296664 A JP H01296664A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は、ヘテロ接合型半導体デバイスに係り、特に電
流利得及び遮断周波数が大きく、かつプロセス低温化と
高集積化に適した構造を有するヘテロ接合型デバイスに
関する。
流利得及び遮断周波数が大きく、かつプロセス低温化と
高集積化に適した構造を有するヘテロ接合型デバイスに
関する。
pn接合を有するシリコンバイポーラデバイスとして、
ダイオードもしくはトランジスタを基本構造とする整流
素子、スイッチング素子、パワー素子および集積化した
論理又はメモリー素子が知られている。
ダイオードもしくはトランジスタを基本構造とする整流
素子、スイッチング素子、パワー素子および集積化した
論理又はメモリー素子が知られている。
この様なバイポーラデバイスの性能、特に電流利得や遮
断周波数の向上は主として微細加工技術の改善で進めら
れたが限界に近づきつつある。特に、バイポーラトラン
ジスタの遮断周波数はエミッター・ベース接合部の時定
数、ベース層の走行時間、コレクター空乏層の走行時間
、ベース・コレクタ一部の時定数などに依存するが、微
細化された最近のトランジスタ構造では、エミッター・
ベース接合部における時定数の影響が最も大きい。
断周波数の向上は主として微細加工技術の改善で進めら
れたが限界に近づきつつある。特に、バイポーラトラン
ジスタの遮断周波数はエミッター・ベース接合部の時定
数、ベース層の走行時間、コレクター空乏層の走行時間
、ベース・コレクタ一部の時定数などに依存するが、微
細化された最近のトランジスタ構造では、エミッター・
ベース接合部における時定数の影響が最も大きい。
この時定数を減少するには、実質的にエミッター部の禁
制帯幅をベース部より広くシ、エミッター部への注入電
流を減少することが必要である。そのため、本発明では
、ヘテロ接合構造を用いる。
制帯幅をベース部より広くシ、エミッター部への注入電
流を減少することが必要である。そのため、本発明では
、ヘテロ接合構造を用いる。
ヘテロ接合構造を用いる方法として、シリコンより禁制
帯幅の広い炭化珪素(佐々木他、第17回固体素子コン
ファレンス予稿集(東京、 1985)p、385−3
88)や非晶質シリコン(M。
帯幅の広い炭化珪素(佐々木他、第17回固体素子コン
ファレンス予稿集(東京、 1985)p、385−3
88)や非晶質シリコン(M。
Ghannan、 et al、、 Internat
ional ElectronDevices Mee
ting Technical Digest、p、7
46(1984))を用いた方法が発表されている。こ
れらのヘテロ接合素子では、電流利得の値が数十と小さ
く実用上問題がある。また、禁制帯幅の小さい5iGe
合金半導体を用い、Si半導体とのヘテロ接合を用いる
方法が提案されている。例えばアイ・イー・イー・イー
、ジャーナル オブ カンタム エレクトロニクス、Q
E−22巻、9号第1696頁から第1710頁。(I
EEHJournal of QuantumElec
tronics 、Vol、QE−22,Ikg、p、
1696−1710(1986))〔発明が解決しよう
とする課題〕 上記の特に5iGe合金半導体とSi半導体のヘテロ接
合技術においては、S i G e / S i歪層ヘ
テロ構造を用いたnチャンネルもしくはpチャーンネル
FETや長波長光ディテクターなどが試作されている。
ional ElectronDevices Mee
ting Technical Digest、p、7
46(1984))を用いた方法が発表されている。こ
れらのヘテロ接合素子では、電流利得の値が数十と小さ
く実用上問題がある。また、禁制帯幅の小さい5iGe
合金半導体を用い、Si半導体とのヘテロ接合を用いる
方法が提案されている。例えばアイ・イー・イー・イー
、ジャーナル オブ カンタム エレクトロニクス、Q
E−22巻、9号第1696頁から第1710頁。(I
EEHJournal of QuantumElec
tronics 、Vol、QE−22,Ikg、p、
1696−1710(1986))〔発明が解決しよう
とする課題〕 上記の特に5iGe合金半導体とSi半導体のヘテロ接
合技術においては、S i G e / S i歪層ヘ
テロ構造を用いたnチャンネルもしくはpチャーンネル
FETや長波長光ディテクターなどが試作されている。
S i G e / S i界面は5iGe中のSi含
有量が多い組成で厚くなると、界面にミスフィツト転位
が生じ移動度の低下やそれを用いて作製したデバイスの
特性を劣化させる。
有量が多い組成で厚くなると、界面にミスフィツト転位
が生じ移動度の低下やそれを用いて作製したデバイスの
特性を劣化させる。
本発明の目的は、S i G e / S iヘテロ界
面の悪影響であるミスフィツト転位などの欠陥を減少さ
せるデバイス構造を提供することにあり1本発明を用い
て例えばヘテロバイポーラトランジスタを構成すれば電
流利得および遮断周波数が大きいなど特性の優れた半導
体デバイスを提供できる。
面の悪影響であるミスフィツト転位などの欠陥を減少さ
せるデバイス構造を提供することにあり1本発明を用い
て例えばヘテロバイポーラトランジスタを構成すれば電
流利得および遮断周波数が大きいなど特性の優れた半導
体デバイスを提供できる。
上記目的は、ヘテロ接合型デバイスにおいて。
Si半導体上に5iGe合金半8体を成長し、該合金半
導体とは異なる導電型のS i G e合金半導体を接
合後Si半導体を積層することにより達成される。
導体とは異なる導電型のS i G e合金半導体を接
合後Si半導体を積層することにより達成される。
この禁制帯幅の小さいS i G e半導体層の形成法
として、分子線蒸着法や熱CVD法などがある。
として、分子線蒸着法や熱CVD法などがある。
又、この方法を使いSiやGeの組成比を変えれば任意
の禁制帯幅(0,65−1,1eV)を有するヘテロ接
合を形成できる。特に、このヘテロ構造により、p形5
iGeベース層からn形Si半導体層への少数キャリヤ
である正孔の注入が効果的に防止される。
の禁制帯幅(0,65−1,1eV)を有するヘテロ接
合を形成できる。特に、このヘテロ構造により、p形5
iGeベース層からn形Si半導体層への少数キャリヤ
である正孔の注入が効果的に防止される。
該Si半導体と5iGe単結晶膜とのヘテロ接合作用の
特徴を第1図と第3図を用いて説明する。
特徴を第1図と第3図を用いて説明する。
第1図は、n十形Si半導体、n形単結晶5iGeとp
形単位結晶5iGeとのヘテロ接合型バイポーラトラン
ジスタのバンド構造図である。分子線エピタキシャル法
で形成したp形S i o*sG e O*2半導体の
禁制帯幅は実効的に1.OeVで、Si半導体の価電子
帯とのエネルギー差(ΔEv)は0.15eVである。
形単位結晶5iGeとのヘテロ接合型バイポーラトラン
ジスタのバンド構造図である。分子線エピタキシャル法
で形成したp形S i o*sG e O*2半導体の
禁制帯幅は実効的に1.OeVで、Si半導体の価電子
帯とのエネルギー差(ΔEv)は0.15eVである。
このため、正孔のエミッター層へ注入が阻止される。第
2図は、該n十形Si半導体とp形単結晶5iGeの界
面にn形単結晶5iGeが存在しない従来のトランジス
タ構造の場合で、pnホモ接合とヘテロ接合界面が一致
しているためSiと5iGe界面に存在する界面準位で
注入された正孔が再結合する構造となっている。第3図
は、n形S i G e半導体層の組成を傾斜させたも
のでSiと5iGe界面の準位が減少し電界効果により
n÷形半導体への正孔の注入が防止される。
2図は、該n十形Si半導体とp形単結晶5iGeの界
面にn形単結晶5iGeが存在しない従来のトランジス
タ構造の場合で、pnホモ接合とヘテロ接合界面が一致
しているためSiと5iGe界面に存在する界面準位で
注入された正孔が再結合する構造となっている。第3図
は、n形S i G e半導体層の組成を傾斜させたも
のでSiと5iGe界面の準位が減少し電界効果により
n÷形半導体への正孔の注入が防止される。
従って、本発明により、従来問題であったヘテロ接合部
での少数キャリヤ再結合を著しく低減して高周波特性を
改善でき、かつトランジスタの電流利得を増大できる。
での少数キャリヤ再結合を著しく低減して高周波特性を
改善でき、かつトランジスタの電流利得を増大できる。
以下、本発明の詳細な説明する。
実施例I
NPN型トランシタ素子への本発明の適用例につき、第
4図を用いて説明する。
4図を用いて説明する。
1.2と3はそれぞれエミッタ電極、ベース電極及びコ
レクタ電極である。pバー1部4及びn−n十形コレ9
5部5及び6はイオン打ち込みの熱処理により作られ、
それらの製法は公知である。
レクタ電極である。pバー1部4及びn−n十形コレ9
5部5及び6はイオン打ち込みの熱処理により作られ、
それらの製法は公知である。
n十形エミッタ部7はp形ベース部4上に設けら
′れ、ヘテロ接合半導体からなり、ヘテロ接合を形成す
る。
′れ、ヘテロ接合半導体からなり、ヘテロ接合を形成す
る。
なお、図中8は、ベース部のp十領域である。
該p形ベース半導体として、5iGe合金半導体を用い
、分子線エピタキシャル成長法により成長した。この方
法では、超高真空下での真空蒸着を行う。まず、Bドー
プのpドープのn形S io、aG eo、z半導体層
を蒸着し、その後Pドープのn形S io、gG eo
、z半導体層を蒸着した。ついで、Pドープのn十形S
i半導体層を蒸着した。
、分子線エピタキシャル成長法により成長した。この方
法では、超高真空下での真空蒸着を行う。まず、Bドー
プのpドープのn形S io、aG eo、z半導体層
を蒸着し、その後Pドープのn形S io、gG eo
、z半導体層を蒸着した。ついで、Pドープのn十形S
i半導体層を蒸着した。
基板温度は750℃とする。得られたヘテロ半導体層は
単結晶で、そのヘテロ接合トランジスタの電流利得は5
00と良好な値を示した。
単結晶で、そのヘテロ接合トランジスタの電流利得は5
00と良好な値を示した。
実施例2
実施例1のn形5iGe半専体層として、傾斜組成を有
する5iGa半心体を用いる場合につき説明する。
する5iGa半心体を用いる場合につき説明する。
該S i G e半導体を形成するため、熱CVD法を
用い、原料ガスであるSiH4とG e Haの組成を
徐々に変化させて、該5iGe半導体の組成を連続的に
変化された。このときのバンド構造は第3図のとおりで
ある。作製したトランジスタの電流利得は約400であ
った。
用い、原料ガスであるSiH4とG e Haの組成を
徐々に変化させて、該5iGe半導体の組成を連続的に
変化された。このときのバンド構造は第3図のとおりで
ある。作製したトランジスタの電流利得は約400であ
った。
実施例3
実施例1のn形S i G e半導体層として、Si半
導体と5iGe半導体を積層したn形S i G e歪
超格子層を用いた場谷につき説明する。
導体と5iGe半導体を積層したn形S i G e歪
超格子層を用いた場谷につき説明する。
該5iGe半導体を形成するため、熱CVD法を用い、
5iHa とGaH4の混合ガスを用いまずS i G
e半導体薄層、その後SiH4のみでSi半導体薄層
と連続的に変化させ5iGe/Siの超格子層を形成し
た。その際、SiH4/G e H&混合ガス比を実質
的に増加させてn形S i G e半導体シリコン層の
禁制帯幅をp形5iGeからn −S iの方向へ増加
させた。この積層型5iGe半導体層をもちいて作成し
たトランジスタの電流利得は約1000と良好な値を示
した。
5iHa とGaH4の混合ガスを用いまずS i G
e半導体薄層、その後SiH4のみでSi半導体薄層
と連続的に変化させ5iGe/Siの超格子層を形成し
た。その際、SiH4/G e H&混合ガス比を実質
的に増加させてn形S i G e半導体シリコン層の
禁制帯幅をp形5iGeからn −S iの方向へ増加
させた。この積層型5iGe半導体層をもちいて作成し
たトランジスタの電流利得は約1000と良好な値を示
した。
本発明によれば、電流利得が高くかつ遮断周波数が高い
トランジスタを容易に提供できるので、各種電子装置の
高集積化、高性能化、小型化などに寄与できる効果があ
る。又、ベース層のバンドギャップが小さいので低温で
もキャリヤの損失が起こらず有効に動作することができ
る。
トランジスタを容易に提供できるので、各種電子装置の
高集積化、高性能化、小型化などに寄与できる効果があ
る。又、ベース層のバンドギャップが小さいので低温で
もキャリヤの損失が起こらず有効に動作することができ
る。
第1図と第3図は本発明の詳細な説明するための図、第
2図は従来のヘテロ接合型構造を説明する図、第4図は
本発明の基本構成を示す図である。
2図は従来のヘテロ接合型構造を説明する図、第4図は
本発明の基本構成を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、結晶シリコン半導体とシリコン・ゲルマニューム合
金半導体から構成されたヘテロ接合型デバイスにおいて
、該結晶シリコン半導体にシリコン・ゲルマニューム合
金半導体を接合し該合金半導体とは異なる導電型のシリ
コン・ゲルマニューム合金半導体を接合し、ついで結晶
シリコン半導体を積層したことを特徴とするヘテロ接合
型半導体デバイス。 2、前記ヘテロ接合を形成するシリコン・ゲルマニュー
ム合金半導体の組成を連続的に変化させたことを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載のヘテロ接合型半導体デ
バイス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12570788A JPH01296664A (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | ヘテロ接合型デバイス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12570788A JPH01296664A (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | ヘテロ接合型デバイス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01296664A true JPH01296664A (ja) | 1989-11-30 |
Family
ID=14916741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12570788A Pending JPH01296664A (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | ヘテロ接合型デバイス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01296664A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5266813A (en) * | 1992-01-24 | 1993-11-30 | International Business Machines Corporation | Isolation technique for silicon germanium devices |
US5668396A (en) * | 1992-11-27 | 1997-09-16 | Nec Corporation | Bipolar transistor having thin intrinsic base with low base resistance and method for fabricating the same |
US5962880A (en) * | 1996-07-12 | 1999-10-05 | Hitachi, Ltd. | Heterojunction bipolar transistor |
-
1988
- 1988-05-25 JP JP12570788A patent/JPH01296664A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5266813A (en) * | 1992-01-24 | 1993-11-30 | International Business Machines Corporation | Isolation technique for silicon germanium devices |
US5668396A (en) * | 1992-11-27 | 1997-09-16 | Nec Corporation | Bipolar transistor having thin intrinsic base with low base resistance and method for fabricating the same |
US5962880A (en) * | 1996-07-12 | 1999-10-05 | Hitachi, Ltd. | Heterojunction bipolar transistor |
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