JPH0626174B2 - コンデンサ用封口板 - Google Patents

コンデンサ用封口板

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JPH0626174B2
JPH0626174B2 JP1297121A JP29712189A JPH0626174B2 JP H0626174 B2 JPH0626174 B2 JP H0626174B2 JP 1297121 A JP1297121 A JP 1297121A JP 29712189 A JP29712189 A JP 29712189A JP H0626174 B2 JPH0626174 B2 JP H0626174B2
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JP
Japan
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sealing plate
terminal
bent
capacitor
attached
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1297121A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03157912A (ja
Inventor
明夫 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、アルミニウム電解コンデンサなどに用いられ
るコンデンサ用封口板に関するものである。
【従来の技術】 アルミニウム電解コンデンサなどにおいて、その円筒形
のケースの開口に取り付けられるコンデンサ用封口板と
しては、従来から第5図に示すようなものが提供されて
いる。このものは、熱硬化性樹脂の積層板で形成される
封口板1の片面にパッキン用のゴム10を貼り合わせ、
そして基部をL型に屈曲した外部端子11をゴム10の
側に配置し、外部端子11の屈曲基部11aからゴム1
0と封口板1とに穿設した通孔20にリベット12を圧
入すると共にリベット12にワッシャ14を被挿してワ
ッシャ14を押しつぶしてワッシャ14をリベット12
に結合することによって、外部端子11を封口板1に固
定すると共にリベット12の先部を内部端子12aとし
て突出させるようにしている。そしてこのように形成さ
れるコンデンサ用封口板は、内部端子12aを円筒形の
ケース13内に差し込むと共に内部端子12aにコンデ
ンサーの素子から導出されるリード線を接続するように
ケース13の開口に取り付けて使用されるものである。
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記のように形成されるコンデンサ用封口板にあ
って、外部端子11や内部端子12aの取り付けにかし
めをおこなう必要があるために、組み立ての作業が繁雑
になり、また外部端子11と内部端子12aとは別体に
構成する必要があるために部品点数が増加したり組み立
て工数が増加したりするという問題があった。しかも、
内部端子12aを構成するリベット12は封口板1やゴ
ム10に形成した通孔20に圧入して取り付けているた
めに、この通孔20の部分からコンデンサの内部の液が
洩れ出るおそれがあるという問題もあった。 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、かしめ
などの作業を必要としないと共に部品点数を少なくする
ことができ、しかもコンデンサの液洩れのおそれがな
く、加えて端子の取付強度が優れたコンデンサ用封口板
を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明に係るコンデンサ用封口板は、樹脂の成形品で形
成される封口板1と、封口板1にその表裏に貫通して取
り付けられる端子2とを具備して形成され、端子2の略
中央部には抜け止め用突部3が設けられていると共に端
子2はこの抜け止め用突部3を設けた略中央部が封口板
1を成形する際に封口板1内に埋入されて封口板1に固
定され、封口板1から突出した一方の端子2の基部に突
部15を設けると共に封口板1から突出した他方の端子
2の基部を屈曲して屈曲部16として形成して成ること
を特徴とするものである。
【作 用】
本発明にあっては、端子2は封口板1を成形する際に埋
入されることによって封口板1に固定されているため
に、かしめなどの作業を必要とすることなく端子2の取
り付けをおこなうことができると共に、端子2を通すた
めに封口板1に通孔を設ける場合のような液洩れのおそ
れがなくなる。また端子2は封口板1の表裏に貫通して
取り付けられているために、端子2の一方の突出端部を
外部端子2a、他方の突出端部を内部端部2bとすること
ができ、外部端子2aと内部端子2bとを同じ部材で共用
して部品点数を少なくすることができる。加えて、端子
2の略中央部には抜け止め用突部3が設けられていると
共に端子2はこの抜け止め用突部3を設けた略中央部が
封口板1内に埋入されているために、この抜け止め用突
部3が封口板1内に保持され、封口板1から端子2が抜
けることを防止することができる。更に、封口板1から
突出した一方の端子2の基部に突部15を設けると共に
封口板1から突出した他方の端子2の基部を屈曲して屈
曲部16として形成したので、突部15と屈曲部16と
が封口板1の表面又は裏面に当接することによって端子
2が封口板1から抜けることを防止することができる。
【実施例】
以下本発明を実施例によって詳述する。 封口板1はフェノール樹脂、エポキシ樹脂、ユリア樹
脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などの熱硬
化性樹脂や、PET、PBT、PPS等の熱可塑性樹脂
を射出成形あるいはトランスファー成形することによっ
て作成されるものであり、このように封口板1の成形を
おこなう際に同時に封口板1に端子2を取り付けるよう
にしてある。すなわち、成形金型(図示省略)内に端子2
をセットした状態で樹脂を射出成形あるいはトランスフ
ァー成形することによって、端子2の略中央部を封口板
1内に埋入(インサート)させて一体化させ、この埋入で
封口板1に端子2を固定するようにしてある。従って端
子2の取り付けにあたってかしめなどの作業が不要にな
るものであり、またかしめのためにワッシャなどの別部
品を用いたりする必要もなくなる。またこのように端子
2は封口板1を成形する際に埋入されることによって封
口板1に固定されているために、封口板1に端子2を通
すための通孔を設けるような必要がなくなってコンデン
サから外部への液洩れのおそれがなくなるものであり、
従って端子2の突出端部の基部にゴムなどを用いて液洩
れを防止するような必要がなくなるものである。尚、封
口板1を成形する樹脂としては、上記のように熱硬化性
と熱可塑性樹脂のいずれでも良いが、耐熱性や耐薬品
性、耐久性等に優れているという点では熱硬化性樹脂の
ほうが好ましい。 また、端子2の略中央部には抜け止め用突部3を突出さ
せて設けてあり、第1図に示すようにこの抜け止め用突
部3が封口板1内に埋入されるようにして封口板1に端
子2を取り付けるようにしてある。このように抜け止め
用突部3を封口板1内に埋入させるようにすると、抜け
止め用突部3が封口板1内に保持されることになり、封
口板1から端子2が抜けることを防止することができ、
封口板1への端子2の取付強度を高めることができるの
である。さらに、封口板1から突出する端子2の一方の
端部の基部には突部15が、他方の端部の基部は屈曲部
16として屈曲してあり、この突部15と屈曲部16に
よっても抜け止めがなされるようにしてある。抜け止め
用突部3は第4図(a)に示すように端子2に複数片設け
て、抜け止め効果がさらに高まるようにしてもよく、ま
た第4図(b)のように抜け止め用突部3の外周面に網目
状の溝17を設けて、抜け止め用突部3と封口板1の樹
脂との密着性が高まるようにしてもよい。 上記のようにして、第2図に示すように一対の端子2,
2を封口板1に取り付けることによって、端子2の一方
の端部を外部端子2aとして、他方の端部を内部端子2b
として封口板1より突出させたコンデンサ用封口板Aを
作成することができる。そして第3図に示すようにコン
デンサ用封口板Aは、内部端子2bをコンデンサの円筒
形のケース13内に差し込むと共に内部端子2bにコン
デンサーの素子から導出されるリード線を接続するよう
にケース13の開口に取り付けて使用されるものであ
る。尚、本発明はDIPなどの成形品に端子をインサー
トして取り付けるようにした電子部品等に応用すること
ができるものである。
【発明の効果】
上述のように本発明にあっては、端子は封口板を成形す
る際に埋入されることによって封口板に固定されている
ので、かしめなどの作業を必要とすることなく端子の取
り付けをおこなうことができるものであり、しかも端子
を通すための通孔を封口板に設けるような必要がなくな
って、コンデンサ液が外部に液洩れするおそれがなくな
るものである。また端子は封口板の表裏に貫通して取り
付けられているので、端子の一方の突出端部を内部端
子、他方の突出端部を外部端子とすることができ、内部
端子と外部端子とを同じ部材で共用して部品点数を少な
くすることができるものである。さらに、端子の略中央
部に抜け止め用突部を設けると共にこの抜け止め用突部
を設けた端子の略中央部を封口板内に埋入させるように
しているので、この抜け止め用突部が封口板内に保持さ
れることによって封口板から端子が抜けることを防止す
ることができ、端子の取付強度を高めることができるも
のである。加えて、封口板から突出した一方の端子の基
部に突部を設けると共に封口板から突出した他方の端子
の基部を屈曲して屈曲部として形成したので、突部と屈
曲部とが封口板の表面又は裏面に当接して係止されるこ
とになって端子が封口板から抜けることを防止すること
ができ、上記抜け止め用突部と突部と屈曲部によって封
口板への端子の取付強度を一層高めることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は同上の斜
視図、第3図は同上の断面図、第4図(a)(b)は本発明の
他の実施例の断面図、第5図(a)(b)は従来例の斜視図と
分解斜視図である。 1は封口板、2は端子、3は抜け止め用突部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂の成形品で形成される封口板と、封口
    板にその表裏に貫通して取り付けられる端子とを具備し
    て形成され、端子の略中央部には抜け止め用突部が設け
    られていると共に端子はこの抜け止め用突起を設けた略
    中央部が封口板を成形する際に封口板内に埋入されて封
    口板に固定され、封口板から突出した一方の端子の基部
    に突部を設けると共に封口板から突出した他方の端子の
    基部を屈曲して屈曲部として形成して成ることを特徴と
    するコンデンサ用封口板。
JP1297121A 1989-11-15 1989-11-15 コンデンサ用封口板 Expired - Lifetime JPH0626174B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1297121A JPH0626174B2 (ja) 1989-11-15 1989-11-15 コンデンサ用封口板

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JP1297121A JPH0626174B2 (ja) 1989-11-15 1989-11-15 コンデンサ用封口板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03157912A JPH03157912A (ja) 1991-07-05
JPH0626174B2 true JPH0626174B2 (ja) 1994-04-06

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ID=17842489

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JP1297121A Expired - Lifetime JPH0626174B2 (ja) 1989-11-15 1989-11-15 コンデンサ用封口板

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1008141A (en) * 1973-07-16 1977-04-05 Johnson Matthey And Mallory Limited Combination of closure and terminal means for an electrical component
JPS5521177A (en) * 1978-08-03 1980-02-15 Nichicon Capacitor Ltd Electric device
JPS5527960U (ja) * 1978-08-11 1980-02-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03157912A (ja) 1991-07-05

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