JPH06261139A - Av機器制御システム - Google Patents

Av機器制御システム

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Publication number
JPH06261139A
JPH06261139A JP5266854A JP26685493A JPH06261139A JP H06261139 A JPH06261139 A JP H06261139A JP 5266854 A JP5266854 A JP 5266854A JP 26685493 A JP26685493 A JP 26685493A JP H06261139 A JPH06261139 A JP H06261139A
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JP
Japan
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modem
timer
bus
unit
vtr
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Withdrawn
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JP5266854A
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English (en)
Inventor
Shigeo Tanaka
繁雄 田中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 家の外からVTRのタイマの予約確認をでき
るようにする。 【構成】 D2B通信処理マイコン9は、タイマ予約確
認設定装置90からの問い合わせを、モデム80、電話
線65、モデム60およびD2Bバス21を介して受け
て、D2Bバス21を介してVTR30のタイマ設定状
況を調べ、D2Bバス21、モデム60、電話線65お
よびモデム80を介して、タイマ予約確認設定装置90
の表示部に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家の外からVTR(ビ
デオテープレコーダ)のタイマの予約を確認し、あるい
は新たにタイマを設定する場合、あるいは複数のVTR
により予約録画する場合などに用いて好適なAV機器制
御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のAVシステムは、TV(テレビジ
ョン受像機)、VTRおよびLDP(レーザディスクプ
レーヤ)等の複数のAV機器を含んで構成されている。
そして、複数のAV機器間は、例えばD2Bバス等のA
Vバスにより相互に接続されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のAVシステム
は、D2Bバス等の標準的AVバスを介して、家の外か
らAV機器のタイマの予約を確認し、あるいは新たにタ
イマを設定することができなかった。
【0004】また、VTRにより、所定の番組を予約録
画する場合、受信チャンネルや時刻情報を入力する必要
がある。この時刻情報としては、所定の日時の所定の時
刻を入力したり、毎日あるいは毎週の所定の時刻を入力
する必要がある。このため、例えば複数のVTRがAV
システムに接続されているような場合、どのVTRにど
の番組を予約したのかを把握することが困難になり、誤
操作してしまう恐れがあった。
【0005】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、家の外からVTRのタイマの予約を確認
できるタイマ予約システムを提供することを第1の目的
とする。
【0006】本発明の第2の目的は、家の外からVTR
のタイマを新たに設定できるVTRのタイマ設定システ
ムを提供にすることにある。
【0007】さらに本発明の第3の目的は、複数のAV
機器の予約動作を確実に管理することができるようにす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のAV機
器制御システムは、タイマを含むVTR(例えば、図1
のVTR30)と、VTRにAVバスを介して接続され
た第1のモデム(例えば図1のモデム60)と、第1の
モデムに電話線を介して接続された第2のモデム(例え
ば図1のモデム80)と、入力手段および出力手段を含
み、第2モデムに接続され、VTRに対して、タイマの
設定状況を問い合わせる予約確認手段(例えば図1のタ
イマ予約確認設定装置90)と、予約確認手段からの問
い合わせを、第2モデム、電話線、第1モデムおよびA
Vバスを介して受けて、VTRのタイマの設定状況を調
べて、AVバス、第1モデム、電話線および第2モデム
を介して予約確認手段の出力手段に表示する制御手段
(例えば、図1のD2B通信処理マイコン9)とを備え
ることを特徴とする。
【0009】上記予約確認手段が、タイマの設定内容を
変更する命令を発し、上記制御手段が、予約確認手段か
らの命令を、第2モデム、電話線、第1モデムおよびA
Vバスを介して受けて、VTRのタイマの設定内容を変
更するようにすることもできる。
【0010】AVバスはD2Bバスであることが好まし
い。
【0011】請求項4に記載のAV機器制御システム
は、タイマを含むVTR(例えば図1のVTR30)
と、VTRにAVバスを介して接続された第1のモデム
(例えば図1のモデム60)と、第1のモデムに電話線
を介して接続された第2のモデム(例えば図1のモデム
80)と、第2モデムに接続され、VTRに対して、タ
イマの設定命令を出力する設定手段(例えば図1のタイ
マ予約確認設定装置90)と、設定手段からのタイマ設
定命令を、第2モデム、電話線、第1モデムおよびAV
バスを介して受けて、VTRのタイマの設定を行う制御
手段(例えば図1のD2B通信処理マイコン9)とを備
えることを特徴とする。
【0012】請求項5に記載のAV機器制御システム
は、所定の時刻に所定の動作を行う複数のAV機器(例
えば図7のVTR111乃至116)と、複数のAV機
器を制御するAVセンタ(例えば図7のAVセンタ10
0)とを備えるAV機器制御システムにおいて、AVセ
ンタは、AV機器の動作と、その動作を実行する時刻を
入力する入力手段(例えば図7のコマンダ12)と、入
力手段により入力されたAV機器の動作および時刻を記
憶する記憶手段(例えば図7の不揮発性メモリ7)と、
計時動作を行う計時手段(例えば図7のクロックタイマ
8)と、計時手段が記憶手段に記憶された時刻を計時し
たとき、記憶手段に記憶された動作を実行させる命令を
AV機器に出力する制御手段(例えば図7のD2B通信
処理マイコン9)とを備えることを特徴とする。
【0013】AVセンタには、入力手段により入力され
た動作を実行するAV機器を選択する選択手段(例えば
図11のプログラム上のステップS73)をさらに設け
ることができる。
【0014】請求項7に記載のAV機器制御システム
は、所定の時刻に所定の動作を行う複数のAV機器(例
えば図7のVTR111乃至116)と、複数のAV機
器を制御するAVセンタ(例えば図7のAVセンタ10
0)とを備えるAV機器制御システムにおいて、AVセ
ンタは、複数のAV機器の動作と、その動作を実行する
時刻、並びにその動作を実行するAV機器を入力する入
力手段(例えば図7のコマンダ12)と、入力手段によ
り入力された動作、時刻およびAV機器に関するデータ
を、対応するAV機器に伝送する伝送手段(例えば図7
のD2B通信処理マイコン9)とを備え、AV機器は、
伝送手段より伝送された動作および時刻を記憶する記憶
手段(例えば図15の不揮発性メモリ144)と、計時
動作を行う計時手段(例えば図15のクロックタイマ1
45)と、計時手段が記憶手段に記憶された時刻を計時
したとき、記憶手段に記憶された動作を実行させる制御
手段(例えば図15のD2B通信処理マイコン146)
とを備えることを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1に記載のAV機器制御システムにおい
ては、制御手段が、予約確認手段からの問い合わせを、
第2モデム、電話線、第1モデムおよびAVバスを介し
て受けて、VTRのタイマの設定状況を調べて、AVバ
ス、第1モデム、電話線および第2モデムを介して予約
確認手段の出力手段に表示する。従って、家の外からV
TRのタイマの予約を確認できる。
【0016】請求項4に記載のAV機器制御システムに
おいては、制御手段が、設定手段からのタイマ設定命令
を、第2モデム、電話線、第1モデムおよびAVバスを
介して受けて、VTRのタイマの設定を行う。従って、
家の外からVTRのタイマを新たに設定できる。
【0017】請求項5に記載のAV機器制御システムに
おいては、AVセンタに設けられている計時手段が所定
の時刻を計時したとき、AV機器に対して所定の動作を
実行させる命令が出力される。従って、AV機器が予約
機能を有しない場合においても、そのAV機器に予約動
作を実行させることができる。
【0018】さらに、請求項7に記載のAV機器制御シ
ステムにおいては、AVセンタに設けられている入力手
段を操作して予約動作に関する情報を入力すると、この
情報が伝送手段によりAV機器に伝送され、AV機器の
記憶手段に記憶される。そして、AV機器が有する予約
動作機能により、予約動作が最終的に実行される。従っ
て、予約入力をAVセンタにおいてまとめて行うことが
でき、AVセンタに接続されている各AV機器の予約状
況を正確に認識することが可能となる。
【0019】
【実施例】図1は、本発明のAV機器制御システムの一
実施例の構成を示す。操作部1を操作すると、インター
フェース3および内部バス20を介してCPU4に所定
のコマンドを入力することができる。また、同様に、コ
マンダ12を操作すると、コマンダ12から赤外線が出
射され、受信部2によりこの赤外線が受光される。その
結果、受信部2よりインターフェース3および内部バス
20を介して、やはり、CPU4に対して所定のコマン
ドを入力することができる。
【0020】CPU4には、内部バス20を介して、前
述のインターフェース3の他、プログラムROM5、R
AM6、不揮発性メモリ7、クロックタイマ8、D2B
通信処理マイコン9、チューナ11、画面表示用IC1
4、および切換器18が接続されている。
【0021】CPU4は、入力されたコマンドを処理し
て、チューナ11に対する選局命令の出力、後述のD2
B通信処理CPU9に対するコマンド出力等、種々の処
理を行う。
【0022】プログラムROM5は、CPU4が動作す
る上において必要なプログラムを記憶している。RAM
6は、CPU4の処理の結果得られたデータ、処理に必
要なデータ等を記憶する。不揮発性メモリ7は、電源オ
フ後も記憶しておく必要のあるデータ、例えば、他のA
V機器(第1VTR30、第2VTR40およびLDP
50)との接続状態等を記憶する。クロックタイマ8
は、計時動作を常に行っており、時刻情報を発生してい
る。
【0023】D2B通信処理マイコン9は、D2B通信
処理IC10ならびにD2Bバス21を介して第1VT
R30、第2VTR40、およびLDP50等の他のA
V機器と接続されるとともに、D2Bバス21、モデム
60、電話線65、音響カップラ70、およびモデム8
0を介してタイマ予約確認設定装置90に接続され、デ
ータおよびコマンドの送受を行う。
【0024】D2Bバス21は、双方向バスであり、D
2Bバスで接続されててるAV機器は、電源スイッチが
オンになっていなくても、応答できるようになってい
る。すなわち、電話回線65およびモデム60ならびに
D2Bバス21を介して、命令または問い合わせを受け
たAV機器は、その本体の電源スイッチがオフであって
も応答する。換言すれば、D2Bバスの通信部分は、A
V機器本体の電源スイッチのオンオフに拘らず、常にオ
ンの状態を維持するので、通信上問題が生じることはな
い。
【0025】第1VTR30は、AV信号線31を介し
て切換部18の端子T1に接続され、切換部18との間
でビデオ信号およびオーディオ信号の送受ができるよう
になっている。第2VTR40は、AV信号線41を介
して切換部18の端子T2に接続され、切換部18との
間でビデオ信号およびオーディオ信号の送受ができるよ
うになっている。LDP50は、AV信号線51を介し
て切換部18の端子T3に接続され、切換部18との間
でビデオ信号およびオーディオ信号の送受ができるよう
になっている。
【0026】切換器18から出力されるビデオ信号およ
びオーディオ信号は、CPU4またはマイコン9によっ
て選択されようになっている。
【0027】CRT(陰極線管)13は、切換器18か
ら出力されるビデオ信号が示す画像を表示する。また、
画面表示用IC14は、は、マイコン9から内部バス2
0を介して送られてくるOSDデータを、メッセージと
して、CRT13の所定領域に表示する。また、切換器
18から出力されるオーディオ信号は、図示しないスピ
ーカによって再生される。
【0028】図1の操作部1、受信部2、インターフェ
ース3、CPU4、プログラムROM5、RAM6、不
揮発性メモリ7、クロックタイマ8、D2B通信処理マ
イコン9、D2B通信処理IC10、CRT13、画面
表示IC14、チューナ16、切換器18およびスピー
カ(図示せず)は、テレビジョン受像機を構成し、AV
センタ100として機能する。
【0029】第1VTR30、第2VTR40およびL
DP50は、それぞれ、タイマを有するとともに、D2
B通信処理マイコンおよびD2B通信処理ICを備えて
おり、D2Bバス21を介して、コマンドおよびOSD
データ等を送受する。
【0030】図2は、図1の実施例におけるタイマ予約
確認設定装置90側の動作例を示す。この例は、ユーザ
がホテルの部屋からVTR30のタイマの予約確認およ
び設定を行う例である。まず、ユーザは、タイマ予約確
認設定装置90のコネクタをモジュラージャックに差し
込む(ステップS1)。次に、ユーザは、モデム80を
使用して、例えばオートダイヤルで自分の家のAVセン
タ100およびVTR30に接続されているモデム60
に電話する(ステップS2)。これに応じて、この電話
による発信音に呼応した返信音が、モデム60、電話線
65およびモデム80を介して、タイマ予約確認設定装
置90に到着する(ステップS3)。
【0031】次に、タイマ予約確認設定装置90は、I
Dおよびパスワードを、自動的に、モデム80、電話線
65、モデム60、D2Bバス21およびD2B通信処
理IC10を介してD2B通信処理マイコン9に送信す
る(ステップS4)。なお、ユーザがタイマ予約確認設
定装置90にIDおよびパスワードを予め設定していな
いときには、タイマ予約確認設定装置90の入力手段
(図示せず)を介してIDおよびパスワードを入力し、
入力されたIDおよびパスワードがD2B通信処理マイ
コン9に送られる。
【0032】D2B通信処理マイコン9は、送られてき
たIDおよびパスワードが正しいと判断すると、タイマ
予約確認および設定のための初期選択画面を示すデータ
を、D2Bバス21、ならびにモデム60および80を
介して、タイマ予約確認設定装置90に送る。これに応
じて、タイマ予約確認設定装置90は、例えば、図3に
示されるような初期選択画面を自らの表示装置90Dに
表示する。
【0033】ここで、ユーザが、入力手段を介して、図
3の「1」の「タイマ予約確認」を選択すると(ステッ
プS6のYES)、タイマ予約確認設定装置90から、
タイマ予約確認命令が、モデム80、電話線65、モデ
ム60、D2Bバス21およびD2B通信処理IC10
を介してD2B通信処理マイコン9に送られる。これに
応じて、D2B通信処理マイコン9は、D2Bバス21
を介して、VTR30のタイマ設定状況を調べ、タイマ
設定状況すなわちVTR30の予約状況を示すデータ
を、D2Bバス21、モデム60、電話線65、および
モデム80を介して、タイマ予約確認設定装置90に送
る。これに応じて、タイマ予約確認設定装置90は、例
えば、図4に示されるように、VTRの予約状況を、自
らの表示装置90Dに表示する(ステップS7)。
【0034】ユーザが、入力手段を介して、図3の
「2」の「設定変更」を選択すると(ステップS8のY
ES)、まず、タイマ予約確認設定装置90から、タイ
マ予約確認命令が、モデム80、電話線65、モデム6
0、D2Bバス21およびD2B通信処理IC10を介
してD2B通信処理マイコン9に送られる。これに応じ
て、D2B通信処理マイコン9は、D2Bバス21を介
して、VTR30のタイマ設定状況を調べ、タイマ設定
状況すなわちVTR30の予約状況を示すデータを、D
2Bバス21、モデム60、電話線65、およびモデム
80を介して、タイマ予約確認設定装置90に送る。こ
れに応じて、タイマ予約確認設定装置90は、例えば、
図4に示されるように、VTRの予約状況を、自らの表
示装置90Dに表示する(ステップS9)。
【0035】次に、ユーザが、入力手段によって図4の
画面中のカーソルを動かして、変更部分を指示し、入力
手段の例えばアップ/ダウン釦を操作して設定値を変更
すると、タイマ予約確認設定装置90は、変更された設
定値を、モデム80、電話線65、モデム60、D2B
バス21およびD2B通信処理IC10を介して、D2
B通信処理マイコン9に送る。これに応じて、D2B通
信処理マイコン9は、D2Bバス21を介して、VTR
30のタイマ設定値を変更する(ステップS10)。
【0036】ユーザが、入力手段を介して、図3の
「3」の「新規設定」を選択すると(ステップS11の
YES)、まず、タイマ予約確認設定装置90から、タ
イマ設定命令が、モデム80、電話線65、モデム6
0、D2Bバス21およびD2B通信処理IC10を介
してD2B通信処理マイコン9に送られる。これに応じ
て、D2B通信処理マイコン9は、タイマ設定画面を示
すデータを、D2Bバス21、モデム60、電話線6
5、およびモデム80を介して、タイマ予約確認設定装
置90に送る。これに応じて、タイマ予約確認設定装置
90は、例えば、図5に示されるように、タイマ設定画
面を、自らの表示装置90Dに表示する。なお、図5
中、EPとは、3倍モードを示す。
【0037】次に、ユーザが、入力手段によって図4の
画面中のカーソルを動かして、設定部分を指示し、入力
手段の例えばアップ/ダウン釦を操作して値を設定する
と、タイマ予約確認設定装置90は、設定された値を、
モデム80、電話線65、モデム60、D2Bバス21
およびD2B通信処理IC10を介してD2B通信処理
マイコン9に送る。これに応じて、D2B通信処理マイ
コン9は、D2Bバス21を介して、VTR30のタイ
マを設定する(ステップS12)。
【0038】なお、公衆電話等の音響カップラを使用し
て、VTR30のタイマの予約確認または設定を行う場
合には、図2のステップS1の代わりに、ユーザは、受
話器を音響カップラ70に装填する必要がある。
【0039】図6は、図1の実施例におけるAVセンタ
100側の動作例を示す。まず、AVセンタ100のD
2B処理マイコン9は、モデム60およびD2Bバス2
1を介してリンギング(発信音)を受信すると(ステッ
プS21のYES)、続いて受信するIDおよびパスワ
ードが正しいか判断し(ステップS22)、正しくなけ
れば、回線をオフし(ステップS23)、正しければ、
続いて送られてくる信号が命令か判断する(ステップS
24)。
【0040】送られてきた信号が命令の場合には、D2
B通信処理マイコン9は、命令によって指定された機器
にD2Bバス21を介してその命令の内容を送り(ステ
ップS25)、命令に応じた処理結果等をモデム60経
由で返す(ステップS26)。
【0041】送られてきた信号が命令ではなく、リクエ
ストの場合には(ステップS27のYES)、D2B通
信処理マイコン9は、リクエストによって指定された機
器にD2Bバス21を介してそのリクエストの内容を送
り(ステップS28)、指定機器からの返事をD2Bバ
ス21を介して取得し(ステップS29)、この返事を
モデム60経由で送信する(ステップS30)。
【0042】D2B通信処理マイコン9は、他に設定ま
たは確認があれば、上述のステップS24乃至S31の
処理を繰り返し行い、すべての設定および確認が終了し
たら、回線をオフにする(ステップS32)。
【0043】なお、上記実施例においては、VTR30
のタイマの設定状況確認および設定に関するものである
が、VTR40のタイマの設定状況確認および設定も同
様に行うことができる。
【0044】また、上記実施例においては、AVセンタ
100のD2B通信処理マイコン9が、予約確認設定装
置90からの問い合わせを受けて、VTRのタイマの設
定状況を調べて予約確認設定装置90に表示し、予約確
認設定装置90からのタイマ設定命令を受けて、VTR
のタイマの設定を行っているが、このような処理をVT
RのD2B通信処理マイコンが行ってもよい。
【0045】また、上記実施例では、モデム60は、D
2Bバスインターフェースを有していることを前提とし
たが、D2Bバスインターフェースを有しない例えばC
CITTのV23,V22等の仕様のモデムを仕様する
場合には、AVセンタ100とモデムとをRS232C
インターフェースで接続し、AVセンタのマイコンでモ
デムを制御すればよい。
【0046】また、VTRがGコード予約に対応してい
れば、Gコードで予約設定できるのはもちろんである。
【0047】また、上記実施例では、D2Bバスを使用
して、VTRタイマの予約確認および設定を行ったが、
前述のように、D2Bバスは、双方向バスなので、VT
Rのテープの残量、VTRのテープの状態(書き込み可
否)、テープカセットが装填されているか否か等の確認
も行うことができる。また、この実施例は、VTR以外
のAV機器の状態確認および設定にも応用できる。
【0048】また、上記実施例を応用して、家庭に届い
た情報の検索システムを構成することができる。
【0049】また、上記実施例を応用して、留守番電話
に蓄積された情報を外の公衆電話から聴くシステムを構
成することができる。
【0050】また、VTRにテープカセットが装填され
ているか確認する装置を、外出時ドアのキーをかける時
に連動して動作するようにしてもよい。この場合、テー
プが装填されていなければ、ドア付近で警告の表示また
は音を発生するとよい。
【0051】また、電子楽器制御用のディジタル制御信
号(MIDI)を、電話回線を介して伝送して、自分の
家庭の記憶装置に蓄積して利用するようにしてもよい。
【0052】図7は、本発明のAV機器制御システムの
他の実施例を表している。この実施例においては、AV
センタ100に対して、D2Bバス21を介して6台の
VTR111乃至116が順次接続されている。また、
各VTR111乃至116は、AV信号線121乃至1
26を介して、AVセンタ100の端子T11乃至T1
6にそれぞれ接続されている。端子T11乃至T16
は、切換器18に接続されている。AVセンタ100の
その他の構成は、図1における場合と同様である。
【0053】次に、この図7に示す実施例において、V
TR111乃至116に対して予約入力を行う場合の処
理について、図8のフローチャートを参照して説明す
る。
【0054】AVセンタ100の操作部1の所定の釦を
操作して、予約入力の開始を指令すると、D2B通信処
理マイコン9(またはCPU4)は、ステップS41に
おいて、OSD表示を行わせる。即ち、D2B通信処理
マイコン9は、不揮発性メモリ7に記憶されている予約
状況に関するデータを読み出し、画面表示用(OSD)
IC14に供給させる。画面表示用IC14は、入力さ
れたデータに対応して、CRT13に、例えば図9に示
すような予約状況を表示させる。もし、まだ予約入力が
行われていない場合においては、図9において、最も上
の行に示す月/日、曜日などのタイトルのみが表示され
る。
【0055】次にステップS42に進み、ユーザは操作
部1またはコマンダ12の所定の釦などを操作して、予
約入力を行う。
【0056】図9に示す予約状況も、このようにして、
過去に行われた情報が表示されているものである。
【0057】月/日としては、6月9日、6月10日と
いったように、所定の月日を具体的に指定することもで
きるし、「毎日」のように、総称的な指定を行うことも
できる。
【0058】曜日もまた同様に、月曜日乃至日曜日のい
ずれかの曜日を具体的に指定することもできるし、「毎
日」のように、総称的に指定することも可能である。
【0059】開始時刻と終了時刻は、予約録画を開始す
る時刻と終了する時刻を、午前(AM)9時00分と
か、午後(PM)10時00分などといったように、具
体的な時刻を入力する。
【0060】チャンネル(CH)は、予約録画を行うチ
ューナ11のチャンネル(テレビジョン放送のチャンネ
ル)を数字で入力する。
【0061】VTR番号は、VTR111乃至116の
それぞれに対応して、番号1乃至番号6を入力する。
【0062】総予約時間は、対応するVTRにおいて、
予約されている時間の総和を表している。例えば、この
実施例においては、番号1のVTRには合計6時間の予
約が行われており、番号2のVTRにおいては合計1時
間の予約が行われており、番号3のVTRにおいては合
計2時間の予約が行われており、番号4のVTRにおい
ては合計3時間の予約が行われている。
【0063】さらにまた、予約可能残録画時間は、その
VTRに録画が可能な残りの時間(テープ残量)を表し
ている。
【0064】この総予約時間と予約可能残録画時間は、
ユーザが特に入力するものではなく、D2B通信処理マ
イコン9が、既に入力されたデータから演算により求め
た値を自動的に表示する。
【0065】さらに、VTRに装着されているテープ
が、180分のテープであるのか、120分のテープで
あるのか、といったテープの種類を表す数字と、録画時
間のモードが、標準の録画モードであるのか、長時間の
録画モードであるのかを表す記号SまたはLが表示され
る。Sは標準録画モードを、Lは長時間録画モードを、
それぞれ表している。
【0066】テープの種類は、各VTRに挿入されるテ
ープを収容するカセットに、所定の工夫を凝らすなどし
て、これを自動的に検出し、表示するようにすることも
できるし、あるいはまた、ユーザに何分のテープである
のかを入力させるようにすることもできる。録画時間モ
ードは、ユーザが指定、入力するものである。
【0067】ユーザがこのような入力を行うと、入力さ
れたデータは、不揮発性メモリ7に供給され、記憶され
る。
【0068】ステップS42において、このような予約
入力が行われると、次にステップS43に進み、確認処
理が行われる。この確認処理の詳細は、図10に示され
ている。
【0069】即ち、最初にステップS51において、指
定された番号のVTRに対して、テープが装着されてい
るか否かを判定する。即ち、D2B通信処理マイコン9
は、D2B通信処理IC10およびD2Bバス21を介
して、入力された番号に対応するVTRに対して、テー
プが装着されているか否かを調べるように、命令を発生
する。対応するVTRは、この命令を受け取ったとき、
テープが装着されているか否かを調べ、その調べた結果
を、D2Bバス21を介してAVセンタ100に出力す
る。D2B通信処理マイコン9は、この調査結果を受け
取ったとき、その調査結果からテープの有無を判定す
る。
【0070】対応するVTRにテープが装着されていな
いと判定されたとき、ステップS52に進み、テープが
存在しないことを表す警告に対応する番号を、D2B通
信処理マイコン9の内蔵するレジスタにセットする。
【0071】ステップS51において、VTRにテープ
が装着されていると判定されたとき、ステップS53に
進み、そのテープが録画禁止状態とされているか否かを
判定する。即ち、D2B通信処理マイコン9は、同様
に、対応するVTRに対して装着されているテープのカ
セットの爪などが折られるなどして、録画が禁止された
状態にあるか否かを判定させる。そして、その判定結果
をD2B通信処理マイコン9に報告させる。D2B通信
処理マイコン9は、その報告を受け取り、録画が禁止さ
れている状態にあると判定されたとき、ステップS54
に進み、録画禁止の警告に対応する番号をセットする。
【0072】ステップS53において、録画が禁止され
ていないと判定された場合、ステップS55に進み、テ
ープ残量が十分存在するか否かを判定する。即ち、D2
B通信処理マイコン9は、入力された開始時刻と終了時
刻の差に対応する時間の情報を、いま装着されているテ
ープの残りの部分にすべて記録することができるかどう
かを判定するように、対応するVTRにリクエストす
る。対応するVTRは、このリクエストを受けたとき、
テープの残量を検出し、その残量が、指定された時間よ
り大きいか否かを判定する。そして、その判定結果をA
Vセンタ100に出力する。D2B通信処理マイコン9
は、この判定結果から、テープの残量が十分であるか否
かを判定する。テープの残量が十分でないと判定された
とき、ステップS56に進み、残量が十分でないことを
表す警告に対応する番号をセットする。
【0073】ステップS55において、テープの残量が
十分であると判定されたとき、ステップS57に進み、
OKフラグをセットする。
【0074】以上のようにして、入力した予約が実行可
能である場合においては、OKフラグがセットされ、実
行不能である場合においては、その原因に対応する警告
の番号が、レジスタなどにセットされる。
【0075】図8のステップS43において、このよう
な確認処理が終了したとき、ステップS44に進み、O
Kフラグがセットされているか否かを判定する。OKフ
ラグがセットされていなければ、予約動作を実行するこ
とが不可能であるため、ステップS45に進み、予約不
可警告表示を実行する。即ち、D2B通信処理マイコン
9は、図10のステップS52,S54,S56でセッ
トした番号に対応する警告を、画面表示用IC14に出
力させ、CRT13に表示させる。その結果、例えば、
「テープがありません」、「このテープは録画禁止状態
とされています」、あるいは、「テープの残量が不十分
です」といったメッセージが、CRT13に表示され
る。ユーザは、この表示を見て、必要に応じて所定の操
作を行う。
【0076】例えば、テープが装着されていないという
メッセージが表示された場合においては、対応するVT
Rにテープを装着する。録画が禁止されているというメ
ッセージが表示された場合においては、そのテープを録
画可能状態に変更するか、録画可能なテープに取り替え
る。また、テープの残量が不十分であると表示された場
合においては、例えば残量が十分なテープに交換する。
【0077】そして、このような所定の操作を行った
後、ユーザは操作部1またはコマンダ12の確認釦を操
作して、警告に対する操作が完了したことを入力する。
D2B通信処理マイコン9は、ステップS46におい
て、確認釦のオンが検出されるまで、ステップS45の
予約不可警告表示を継続させる。
【0078】そしてステップS46において、確認釦が
オンされたことが検出されたとき、ステップS43に戻
り、再び確認処理を実行する。そしてステップS44に
おいて、OKフラグがセットされていることが確認され
たとき、処理を終了する。
【0079】以上のようにして、予約入力が完了した
後、D2B通信処理マイコン9(またはCPU4)は、
クロックタイマ8が出力する時刻情報を常に監視し、そ
の時刻が、不揮発性メモリ7に記憶した開始時刻に対応
する時刻(あるいは、その時刻より若干前の時刻)に達
したとき、D2B通信処理IC10およびD2Bバス2
1を介して、対応するVTRに録画動作の開始を指令す
る。対応するVTRは、この指令の入力を受けたとき、
指令されたチャンネルの録画動作を開始する。
【0080】また、D2B通信処理マイコン9は、クロ
ックタイマ8が不揮発性メモリ7に記憶されている終了
時刻を計時したとき、対応するVTRに録画終了を指令
する。対応するVTRは、この指令を受けたとき、録画
動作を終了させる。
【0081】VTR111乃至116は、それぞれ独立
に動作が可能である。従って、所定のVTRが予約録画
動作を実行している間に、他のVTRが予約録画動作を
実行することが可能である。
【0082】以上のように、この実施例においては、A
Vセンタ100が、各VTR111乃至116の予約状
況をまとめて不揮発性メモリ7に記憶している。そし
て、このAVセンタ100の操作部1またはコマンダ1
2を操作することにより、このAVセンタ100に接続
されているVTR111乃至116の予約入力を行うこ
とができる。このため、CRT13には、VTR111
乃至116の予約状況がすべてまとめて表示され、シス
テム全体の予約状況を、確実かつ容易に認識することが
可能となる。従って、誤操作する恐れが抑制される。
【0083】また、この実施例においては、AVセンタ
100が予約機能を有しているため、VTR111乃至
116が予約機能を有していない場合においても、これ
らのVTRに対して予約動作を実行させることが可能と
なる。従って、より安価なVTRを用いることが可能と
なる。
【0084】図11のフローチャートは、他の動作例を
表している。この実施例においては、最初にステップS
71において、不揮発性メモリ7に記憶されている予約
情報を読み出し、CRT13に表示させる。これによ
り、CRT13には、例えば図12に示すような予約情
報が表示される。
【0085】次にステップS72に進み、ユーザは、こ
の表示を見ながら、操作部1あるいはコマンダ12の所
定の釦を操作して、予約入力を行う。この入力操作は、
図8のステップS42における場合と同様に行われる。
【0086】ステップS72において、予約入力が行わ
れた後、次にステップS73に進み、モードに対応する
VTR選択処理が実行される。即ち、D2B通信処理マ
イコン9は、入力された予約録画を実行するのに最も適
切なVTRを自動的に選択する。
【0087】例えば図12に示すように、毎日(月曜日
から金曜日までの毎日)、午前9時00分から9時30
分までの30分間の番組と、午後10時00分から10
時15分までの15分間の番組を予約録画するといった
ような予約録画は、番号1のVTRに実行させる。そし
て、例えば、6月9日(水曜日)の午後9時00分から
午後10時00分までの1時間の番組や、6月10日
(木曜日)の午後0時00分から午後1時00分までの
1時間の番組の録画といったような周期的でない予約録
画は、番号2あるいは番号3のVTRに実行させる。
【0088】ステップS73において、所定のVTRが
選択されると、ステップS74に進み、確認処理が実行
される。この確認処理は、上述した図8のステップS4
3における場合と同様の処理であり、具体的には、図1
0のフローチャートに示すような処理が実行される。
【0089】そしてステップS75において、予約録画
動作を実行することが可能であることを表すOKフラグ
がセットされているか否かを判定し、セットされていな
ければ、ステップS76に進み、いま対象とされている
VTR以外に他のVTRが存在するか否かを判定する。
他にもVTRが存在する場合においては、ステップS7
3に戻り、新たなVTRを選択する。そして、それ以降
の処理を同様に実行する。これにより、予約録画を実行
可能なVTRが選択されることになる。
【0090】ステップS76において、他にVTRが存
在しないと判定された場合においては、ステップS77
に進み、予約不可警告表示を実行する。即ち、図10の
ステップS52,S54,S56でセットされた番号に
対応する警告を、画面表示用IC14を介してCRT1
3に表示させる。上述した場合と同様に、ユーザは、こ
の警告に対応して、テープを装着したり、録画禁止状態
を解除したり、テープ残量が十分なテープに交換したり
する。そして、そのような操作を行った後、操作部1ま
たはコマンダ12の確認釦をオンする。
【0091】ステップS78において、確認釦のオンが
確認されるまで、予約不可警告表示が継続され、確認釦
のオンが確認された場合においては、ステップS74に
戻り、確認処理以降の処理が再度実行される。
【0092】このように、この実施例においては、例え
ば、毎日あるいは毎週、所定の時刻に行われる連続番組
を同一のテープに連続して順次記録することが可能とな
る。このようにすれば、一旦所定のテープに録画した番
組を編集して、さらに他のテープにダビングする必要が
なくなり、ダビングによる画像の劣化などもおきないの
で、録画した番組を高画質のまま保持することが可能と
なる。
【0093】図13は、さらに他の動作例を表してい
る。この図13に示す動作を実行する場合においては、
図7に示すVTR111乃至116は、それ自身が録画
予約機能を有している必要がある。このため、例えば図
14に示すように、VTR111(VTR112乃至1
16も同様)は、録画予約動作を実行するCPU141
(またはD2B通信処理マイコン146)の他、CPU
141が実行するプログラムを記憶するプログラムRO
M142、各種の処理をする上において必要なデータな
どを記憶するRAM143、予約情報などを記憶し、電
源がオフされた場合においても、その情報を記憶する不
揮発性メモリ144、計時動作を行うクロックタイマ1
45などを有している。また、勿論、D2Bバス21を
介して種々の制御信号などを授受できるように、D2B
通信処理マイコン146とD2B通信処理IC147を
備えている。
【0094】図13においては、最初にステップS91
において、各VTRの予約情報収集処理が実行される。
即ち、VTR111乃至116は、予約録画機能を有し
ており、それぞれ個別にも予約情報を入力することがで
きるようになされている。そして、入力された予約情報
は、内蔵する不揮発性メモリ144に記憶されている。
そこで、AVセンタ100のD2B通信処理マイコン9
(またはCPU4)は、VTR111乃至116の内蔵
する不揮発性メモリ144に記憶されているデータを読
み出し、RAM6に記憶させる。そしてステップS92
に進み、RAM6に記憶したデータを読み出し、画面表
示用IC14を介してCRT13に出力し、表示させ
る。これにより、例えば、図15に示すような予約情報
が表示される。
【0095】次にステップS93に進み、ユーザは、操
作部1またはコマンダ12の所定の釦を操作して、予約
情報を入力させる。その後、ステップS94に進み、確
認処理を実行する。この確認処理も、上述した場合と同
様に、図10に示す処理である。
【0096】そしてステップS95において、ステップ
S94の確認処理の結果、OKフラグがセットされてい
るか否かを判定し、セットされていない場合において
は、ステップS96に進み、予約不可警告表示を行う。
そして、この予約不可警告表示に対応して、ユーザが所
定の操作をし、その後、確認釦を操作する。ステップS
97において、確認釦がオンされるまで、ステップS9
6の予約不可警告表示を継続し、ステップS97におい
て、確認釦のオンが確認されたとき、ステップS94に
戻り、再び確認処理以降の処理を実行する。
【0097】ステップS95において、OKフラグがセ
ットされていると判定された場合においては、ステップ
S98に進み、対象とするVTRに対して予約命令が出
力される。即ち、D2B通信処理マイコン9は、ステッ
プS93における入力に対応するデータを、対応するV
TRに出力する。対応するVTRは、この入力を受けた
とき、伝送を受けたことを表す信号をAVセンタ100
に出力する。CPU4は、ステップS99において、対
応するVTRから、この伝送OKを表す信号が検出され
たか否かを判定する。伝送OKの信号が検出されない場
合においては、ステップS100に進み、伝送を3回行
ったか否かを判定する。伝送がまだ3回行っていない場
合においては、ステップS94に戻り、それ以降の処理
を再度実行する。
【0098】ステップS100において、3回伝送した
と判定された場合においては、即ち、3回伝送しても、
伝送OK信号が検出されない場合においては、ステップ
S91に戻り、最初からの処理を再び実行する。
【0099】そしてステップS99において、伝送OK
信号が検出されたと判定された場合においては、予約処
理を終了する。
【0100】各VTR111乃至116は、その不揮発
性メモリ144に記憶された予約情報に対応して、個別
に、予約録画動作を実行する。
【0101】以上のように、この実施例においては、V
TR111乃至116で個別に予約入力を行った場合に
おいても、AVセンタ100で、これをまとめて管理す
ることができる。従って、誤操作を抑制することが可能
となる。
【0102】尚、予約録画機能を有するVTRと、予約
録画機能を有しないVTRとが混在する場合において
は、上記した図13に示す処理と、図8または図11に
示す処理を組み合わせるようにすることも可能である。
【0103】さらにまた、上記した実施例は、例えばビ
デオカメラを用いて所定の監視場所を1コマずつ間欠的
に録画する監視システムに適用することも可能である。
このような場合、例えば図7に示すように、ビデオカメ
ラ161がD2Bバス21に接続される。そして、ビデ
オカメラ161のAV信号線151が、AVセンタ10
0の端子T21に接続される。端子T21は、切換器1
8にさらに接続されている。これにより、ビデオカメラ
161により、監視したい場所を撮影し、撮影した画像
を、1コマずつ、所定のVTRに内蔵するテープに記録
させるようにすることが可能である。
【0104】
【発明の効果】請求項1に記載のAV機器制御システム
によれば、VTR側に設けられた制御手段が、予約確認
手段からの問い合わせを、予約確認手段側に設けられた
モデム、電話線、VTR側のモデムおよびAVバスを介
して受けて、VTRのタイマの設定状況を調べて、AV
バス、VTR側のモデム、電話線および予約確認手段側
のモデムを介して予約確認手段の出力手段に表示するよ
うにしたので、家の外からVTRのタイマの予約を確認
できる。
【0105】請求項4に記載のAV機器制御システムに
よれば、制御手段が、設定手段からのタイマ設定命令
を、設定手段側のモデム、電話線、VTR側のモデムお
よびAVバスを介して受けて、VTRのタイマの設定を
行うようにしたので、家の外からVTRのタイマを新た
に設定できる。
【0106】請求項5に記載のAV機器制御システムに
よれば、AVセンタに計時手段と記憶手段を設け、計時
手段が記憶手段に記憶された時刻を計時したとき、記憶
手段に記憶された動作を実行させる命令をAV機器に出
力させるようにしたので、AV機器をAVセンタにおい
てまとめて管理することができ、誤操作が抑制される。
また、各AV機器が予約機能を有しない場合において
も、AVセンタから各AV機器に対して予約機能を実行
させることが可能となる。その結果、低コストのAV機
器を用いることができる。
【0107】請求項7に記載のAV機器制御システムに
よれば、AVセンタに入力手段と伝送手段を設け、AV
センタで入力した時刻と動作をAV機器の記憶手段に伝
送し、記憶させるようにしたので、各AV機器におい
て、個別に予約機能を実行することができる場合におい
ても、AVセンタにおいて、まとめて予約状況を管理す
ることができ、誤操作を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のAV機器制御システムの一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例におけるタイマ予約確認設定装置
90側の動作例を示すフローチャートである。
【図3】図2のステップS5におけるタイマ予約確認設
定装置90の表示例を示す図である。
【図4】図2のステップS7におけるタイマ予約確認設
定装置90の表示例を示す図である。
【図5】図2のステップS11のYESの場合における
タイマ予約確認設定装置90の表示例を示す図である。
【図6】図1の実施例におけるAVセンタ100側の動
作例を示すフローチャートである。
【図7】本発明のAV機器制御システムの他の実施例の
構成を示すブロック図である。
【図8】図7の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図9】図8のステップS41の表示例を説明する図で
ある。
【図10】図8のステップS43のより詳細な処理を示
すフローチャートである。
【図11】図7の実施例の他の動作例を示すフローチャ
ートである。
【図12】図11のステップS71における表示例を説
明する図である。
【図13】図7のさらに他の動作例を示すフローチャー
トである。
【図14】図13の動作を実行する場合におけるVTR
111の構成例を示すブロック図である。
【図15】図13のステップS92の表示例を説明する
図である。
【符号の説明】
9 D2B通信処理マイコン 13 CRT 21 D2Bバス 30 第1VTR 40 第2VTR 60,80 モデム 90 タイマ予約確認設定装置 100 AVセンタ 111乃至116 VTR 121乃至126 AV信号線 141 CPU 142 プログラムROM 143 RAM 144 不揮発性メモリ 145 クロックタイマ 146 D2B通信処理マイコン 147 D2B通信処理IC 161 ビデオカメラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイマを含むAV機器と、 前記AV機器にAVバスを介して接続された第1のモデ
    ムと、 前記第1のモデムに電話線を介して接続された第2のモ
    デムと、 入力手段および出力手段を含み、前記第2モデムに接続
    され、前記AV機器に対して、タイマの設定状況を問い
    合わせる予約確認手段と、 前記予約確認手段からの問い合わせを、前記第2モデ
    ム、前記電話線、前記第1モデムおよび前記AVバスを
    介して受けて、前記AV機器のタイマの設定状況を調べ
    て、前記AVバス、前記第1モデム、前記電話線および
    第2モデムを介して前記予約確認手段の出力手段に表示
    する制御手段とを備えることを特徴とするAV機器制御
    システム。
  2. 【請求項2】 前記予約確認手段が、前記タイマの設定
    内容を変更する命令を発し、 前記制御手段が、前記命令を、前記第2モデム、前記電
    話線、前記第1モデムおよび前記AVバスを介して受け
    て、前記AV機器のタイマの設定内容を変更することを
    特徴とする請求項1記載のAV機器制御システム。
  3. 【請求項3】 前記AVバスがD2Bバスであることを
    特徴とする請求項1記載のAV機器制御システム。
  4. 【請求項4】 タイマを含むAV機器と、 前記AV機器にAVバスを介して接続された第1のモデ
    ムと、 前記第1のモデムに電話線を介して接続された第2のモ
    デムと、 前記第2モデムに接続され、前記AV機器に対して、タ
    イマの設定命令を出力する設定手段と、 前記設定手段からのタイマ設定命令を、前記第2モデ
    ム、前記電話線、前記第1モデムおよび前記AVバスを
    介して受けて、前記AV機器のタイマの設定を行う制御
    手段とを備えることを特徴とするAV機器制御システ
    ム。
  5. 【請求項5】 所定の時刻に所定の動作を行う複数のA
    V機器と、 前記複数のAV機器を制御するAVセンタとを備えるA
    V機器制御システムにおいて、 前記AVセンタは、 前記AV機器の動作と、その動作を実行する時刻を入力
    する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記AV機器の動作およ
    び時刻を記憶する記憶手段と、 計時動作を行う計時手段と、 前記計時手段が前記記憶手段に記憶された時刻を計時し
    たとき、前記記憶手段に記憶された動作を実行させる命
    令を前記AV機器に出力する制御手段とを備えることを
    特徴とするAV機器制御システム。
  6. 【請求項6】 前記AVセンタは、前記入力手段により
    入力された動作を実行する前記AV機器を選択する選択
    手段をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の
    AV機器制御システム。
  7. 【請求項7】 所定の時刻に所定の動作を行う複数のA
    V機器と、 前記複数のAV機器を制御するAVセンタとを備えるA
    V機器制御システムにおいて、 前記AVセンタは、 前記複数のAV機器の動作と、その動作を実行する時
    刻、並びにその動作を実行する前記AV機器を入力する
    入力手段と、 前記入力手段により入力された動作、時刻およびAV機
    器に関するデータを、対応する前記AV機器に伝送する
    伝送手段とを備え、 前記AV機器は、 前記伝送手段より伝送された前記動作および時刻を記憶
    する記憶手段と、 計時動作を行う計時手段と、 前記計時手段が前記記憶手段に記憶された時刻を計時し
    たとき、前記記憶手段に記憶された動作を実行させる制
    御手段とを備えることを特徴とするAV機器制御システ
    ム。
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