JP2001028729A - 自動予約記録システムおよび自動予約記録方法 - Google Patents

自動予約記録システムおよび自動予約記録方法

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JP2001028729A
JP2001028729A JP11199529A JP19952999A JP2001028729A JP 2001028729 A JP2001028729 A JP 2001028729A JP 11199529 A JP11199529 A JP 11199529A JP 19952999 A JP19952999 A JP 19952999A JP 2001028729 A JP2001028729 A JP 2001028729A
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JP11199529A
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Nobuhiro Tsubone
宣宏 坪根
Toshihiro Oshima
利浩 大島
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビ受像装置と記録装置とが別々に構成さ
れている場合でも、自動予約を可能にして、視聴者の負
荷を軽減し、予約することを忘れたり、間違って予約し
たりする可能性を低減すること。 【解決手段】 放送番組を視聴するためのテレビ2およ
び放送番組を録画テープに記録するVTR3a,3bを
相互に連携させる自動予約記録システムであって、放送
番組のスケジュール情報を入力するための番組情報入手
装置35と、テレビ2を介した放送番組の視聴の履歴情
報である視聴情報を記憶する視聴番組記憶装置22と、
番組情報入手装置35を介して入力した放送番組のスケ
ジュール情報と視聴番組記憶装置22に記憶された視聴
情報とに基いて放送番組を選択し、VTRへの記録を予
約する記録予約制御装置33と、備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン放送
の番組の録画を自動的に予約する自動予約記録システム
および自動予約記録方法に関し、特に、放送番組の視聴
の履歴および放送番組のスケジュールに基いて放送番組
を選択して自動的に録画予約を行なう自動予約記録シス
テムおよび自動予約記録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動予約記録システムおよび自動
予約記録方法として、たとえば、特開平10−2286
87号公報に開示された「自動録画予約装置」が知られ
ている。図5は、従来における自動録画予約装置の概略
構成を示すブロック図である。従来の自動録画予約装置
は、TV放送電波を受信するアンテナ52と、アンテナ
52で受信されたTV放送電波から一放送局の放送信号
を選局するTVチューナ53と、TVチューナ53が選
局した放送局の映像信号を映し出し、音声信号を発音す
るディスプレイ54と、TVチューナ53が選局した放
送局の映像信号および音声信号を記録するVTR55
と、TVチューナ53が選局した番組の履歴情報(視聴
時間帯,ジャンル情報等)を記憶しているデータベース
56と、を備えている。
【0003】従来の自動録画予約装置は、さらに、通信
ネットワークからの情報を解読して放送番組のスケジュ
ール情報を抽出するデータ解読器57と、データ解読器
57によって抽出された放送番組のスケジュール情報を
蓄積する番組表サーバ58と、データベース56のジャ
ンル情報と番組表サーバ58からのスケジュール情報と
を照らし合わせて、ジャンル情報と関連する番組をスケ
ジュール情報の中から選択し、VTR55に記録させる
コントローラ59と、時計60と、を備えている。ここ
で、データ解読器57と、番組表サーバ58は、放送番
組のスケジュール情報である番組表データを出力する番
組表データ出力部61を構成する。
【0004】つぎに、従来における自動録画予約装置の
動作について説明する。図6は、従来の自動録画予約装
置の動作の流れを示すフローチャートである。従来の自
動録画予約装置の動作では、まず、データベース56上
の先週の視聴時間帯をチェックし(S51)、先週見た
番組をVTR55に録画予約設定させる(S52)。つ
ぎに、データベース56上のデータから先週見た番組の
ジャンルをチェックし(S53)、番組表データ出力部
61からの番組表データに照らし合わせ、この番組表デ
ータから同じジャンルの番組を選択する(S54)。
【0005】そして、ステップS54で番組表から選択
した同じジャンルの番組が先週視聴されていたか否かを
判定する(S55)。ここで、先週視聴されていればス
テップS56に進み、録画予約をVTR55に行なわせ
る。一方、先週視聴されていなければ、ステップS57
に進み、コントローラ59を通して新たに録画予約設定
を行なう。
【0006】このように、従来の自動録画予約装置は、
過去の視聴パターンを記憶しておき、その視聴パターン
をもとに自動的に録画予約をすることにより習慣的に見
ている番組を確実に視聴者に視聴させると共に、視聴者
の視聴傾向を分析し、その嗜好に合致しそうな番組を、
ジャンル情報を使うことで自動的に選択し、視聴者に新
しい番組の視聴の機会を与える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によれば、自動録画予約装置が一体に構成され
ており、テレビ受像装置および記録装置(VTR)を相
互に連携させる手段を備えていないため、テレビ受像装
置と記録装置とが別々に構成されている場合に適用でき
ず、視聴者自身が新聞や雑誌等に掲載されている番組表
から放送番組を探し出して予約しなければならず、視聴
者の負荷が増加し、予約することを忘れたり、間違って
予約したりする可能性が高くなるという問題点があっ
た。
【0008】また、視聴者がこれから視聴しようとして
いる番組であっても、その番組が自動予約(自動的な放
送番組の記録(録画)の予約)されている場合には、記
録が必要であるか否かに関わらず、その番組は記録され
てしまうため、記録する必要のない番組まで記録されて
しまい、記録媒体(録画テープ)を無駄に浪費してしま
う可能性が高くなるという問題点があった。また、記録
できる番組の総時間が一つの記録装置に収容されている
記録媒体が記録可能な時間に限定されるため、自動予約
したにもかかわらず記録できないという可能性が高いと
いう問題点があった。
【0009】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、テレビ受像装置と記録装置とが別々に構成されて
いる場合でも、自動予約を可能にして、視聴者の負荷を
軽減し、予約することを忘れたり、間違って予約したり
する可能性を低減する自動予約記録システムおよび自動
予約記録方法を得ることを第1の目的とする。
【0010】また、記録する必要のない番組が記録され
てしまうことを防ぎ、記録媒体を無駄に浪費してしまう
可能性を低減する自動予約記録システムおよび自動予約
記録方法を得ることを第2の目的とする。
【0011】さらに、自動予約したにもかかわらず記録
できないという可能性を低減する自動予約記録システム
および自動予約記録方法を得ることを第3の目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明にかかる自動予約記録シ
ステムにあっては、放送番組を視聴するためのテレビ受
像装置および放送番組を記録媒体に記録する記録装置を
相互に連携させる自動予約記録システムであって、放送
番組のスケジュール情報を入力するための入力手段と、
前記テレビ受像装置を介した放送番組の視聴の履歴情報
である視聴情報を記憶する視聴情報記憶手段と、前記入
力手段を介して入力した放送番組のスケジュール情報と
前記視聴情報記憶手段に記憶された視聴情報とに基いて
放送番組を選択し、前記記録装置への記録を予約する予
約手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】この発明によれば、テレビ受像装置および
記録装置を相互に連携させ、入力手段が、放送番組のス
ケジュール情報を入力し、視聴情報記憶手段が、放送番
組の視聴の履歴情報である視聴情報を記憶し、予約手段
が、放送番組のスケジュール情報と視聴情報とに基いて
放送番組を選択して予約する。これにより、自動予約
(自動的な放送番組の記録の予約)を行なうことができ
る。
【0014】つぎの発明にかかる自動予約記録システム
にあっては、さらに、前記記録装置が記録した放送番組
の履歴情報である記録情報を記憶する記録情報記憶手段
を供え、前記予約手段は、さらに、前記記録情報記憶手
段に記憶された記録情報に基いて前記放送番組の選択を
行なうことを特徴とする。
【0015】この発明によれば、予約手段が、放送番組
のスケジュール情報,視聴情報および記録情報に基いて
放送番組を選択して予約する。
【0016】つぎの発明にかかる自動予約記録システム
にあっては、前記予約手段は、予約した放送番組を視聴
者が視聴しようとする場合、この予約を解除することを
特徴とする。
【0017】この発明によれば、予約手段が、予約した
放送番組を視聴者が視聴しようとする場合、この予約を
解除する。これにより、記録する必要のない番組が記録
されてしまうことを防ぐことができる。
【0018】つぎの発明にかかる自動予約記録システム
にあっては、さらに、前記予約手段が予約した放送番組
を視聴者が視聴しようとする場合、この予約を解除する
か否かを視聴者に問い合わせる問い合わせ手段を備え、
前記予約手段は、前記問い合わせ手段の問い合わせに対
する視聴者の応答に応じて、前記予約の解除を行なうこ
とを特徴とする。
【0019】この発明によれば、問い合わせ手段が、予
約手段が予約した放送番組を視聴者が視聴しようとする
場合、この予約を解除するか否かを視聴者に問い合わ
せ、予約手段が、問い合わせ手段の問い合わせに対する
視聴者の応答に応じて、予約の解除を行なう。これによ
り、予約を解除するか否かを視聴者に確認することがで
きる。
【0020】つぎの発明にかかる自動予約記録システム
にあっては、前記問い合わせ手段は、前記テレビ受像装
置を介して、前記問い合わせを行なうことを特徴とす
る。
【0021】この発明によれば、別途、問い合わせを行
なうためのユーザインタフェース設けるのではなく、問
い合わせ手段が、テレビ受像装置を介して、問い合わせ
を行なう。
【0022】つぎの発明にかかる自動予約記録システム
にあっては、さらに、複数の前記記録装置を備え、前記
予約手段は、前記複数の記録装置の記録媒体があとどれ
だけ記録可能であるかを確認し、記録しようとする放送
番組を記録可能な記録装置に記録させることを特徴とす
る。
【0023】この発明によれば、予約手段が、複数の記
録装置の記録媒体があとどれだけ記録可能であるかを確
認し、記録しようとする放送番組を記録可能な記録装置
に記録させる。これにより、一つの記録装置に記録でき
ない場合は、他の記録可能な記録装置に記録させること
ができる。
【0024】つぎの発明にかかる自動予約記録方法にあ
っては、放送番組のスケジュール情報を入力する入力工
程と、放送番組の視聴の履歴情報である視聴情報を記憶
する記憶工程と、前記入力工程で入力された放送番組の
スケジュール情報と前記記憶工程で記憶された視聴情報
とに基いて放送番組を選択する選択工程と、前記選択工
程で選択された放送番組を記録することを予約する予約
工程と、前記予約工程で予約した放送番組を視聴者が視
聴しようとする場合、この予約を解除する解除工程と、
を含むことを特徴とする。
【0025】この発明によれば、放送番組のスケジュー
ル情報を入力し、放送番組の視聴の履歴情報である視聴
情報を記憶し、入力された放送番組のスケジュール情報
と記憶された視聴情報とに基いて放送番組を選択し、選
択された放送番組を記録することを予約し、予約した放
送番組を視聴者が視聴しようとする場合、この予約を解
除する。これにより、記録する必要のない番組が記録さ
れてしまうことを防ぎつつ、自動予約を行うことができ
る。
【0026】つぎの発明にかかる自動予約記録方法にあ
っては、さらに、前記予約工程で予約した放送番組を視
聴者が視聴しようとする場合、この予約を解除するか否
かを視聴者に問い合わせる問い合わせ工程を含み、前記
解除工程では、前記問い合わせ工程での問い合わせに対
する視聴者の応答に応じて、前記予約の解除を行なうこ
とを特徴とする。
【0027】この発明によれば、予約した放送番組を視
聴者が視聴しようとする場合、この予約を解除するか否
かを視聴者に問い合わせ、問い合わせに対する視聴者の
応答に応じて、予約の解除を行なう。これにより、予約
を解除するか否かを視聴者に確認することができる。
【0028】つぎの発明にかかる自動予約記録方法にあ
っては、前記問い合わせ工程では、テレビ受像装置を介
して、前記問い合わせを行なうことを特徴とする。
【0029】この発明によれば、別途設けられた問い合
わせを行なうためのユーザインタフェースにより問い合
わせを行なうのではなく、テレビ受像装置を介して、問
い合わせを行なう。
【0030】つぎの発明にかかる自動予約記録方法にあ
っては、放送番組のスケジュール情報を入力する入力工
程と、放送番組の視聴の履歴情報である視聴情報を記憶
する記憶工程と、前記入力工程で入力された放送番組の
スケジュール情報と前記記憶工程で記憶された視聴情報
とに基いて放送番組を選択する選択工程と、放送番組を
記録媒体に記録する複数の記録装置を相互に連携させ
て、複数の記録装置の記録媒体があとどれだけ記録可能
であるかを確認し、前記選択工程で選択された放送番組
を記録可能な記録装置において予約記録させる予約工程
と、を含むことを特徴とする。
【0031】この発明によれば、放送番組のスケジュー
ル情報を入力し、放送番組の視聴の履歴情報である視聴
情報を記憶し、入力された放送番組のスケジュール情報
と記憶された視聴情報とに基いて放送番組を選択し、放
送番組を記録媒体に記録する複数の記録装置を相互に連
携させて、複数の記録装置の記録媒体があとどれだけ記
録可能であるかを確認し、選択された放送番組を記録可
能な記録装置において記録させる。これにより、一つの
記録装置に記録できない場合は、他の記録可能な記録装
置に予約記録させることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる自動予約記
録システムおよび自動予約記録方法の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態に
よりこの発明が限定されるものではない。
【0033】図1は、本発明の一実施の形態にかかる自
動予約記録システムの概略構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態にかかる自動予約記録システムは、テ
レビ放送電波を受信するアンテナ1と、放送番組を視聴
するためのテレビ2と、放送番組を録画テープに録画
(記録)するVTR(ビデオテープレコーダ)3a,3
bと、これらを通信可能に接続する通信回線5と、を備
えている。なお、ここでは、説明を簡単にするために、
VTRが二つ例を挙げているが、三つ以上であってもよ
い。
【0034】テレビ2は、アンテナ1で受信されたテレ
ビ放送電波から番組を選択するチューナ21と、チュー
ナ21のチューニング状態を監視することにより、テレ
ビ視聴者が視聴した番組の情報(視聴情報)を記録する
視聴番組記憶装置22と、VTR3a,3bと連携する
ための通信を行なう連携装置23と、赤外線等によりチ
ューナ21と通信することにより、視聴する番組の選択
などのテレビ利用操作を行なうためのリモコン24と、
を備えている。
【0035】VTR3aは、アンテナ1で受信されたテ
レビ放送電波から番組を選択するチューナ31と、チュ
ーナ31で選択された番組を録画テープ32aに録画す
る録画装置32と、録画予約に関する動作を制御する録
画予約制御装置33と、テレビ2およびVTR3bと連
携するための通信を行なう連携装置34と、インターネ
ット4との通信機能(モデム,WWWサーバアクセス機
能など)を内蔵し、インターネット4と相互に通信する
ことにより、インターネット4から番組の放送予定情報
(番組情報)を入手(入力)する番組情報入手装置35
と、を備えている。また、VTR3bは、VTR3aと
同様に構成されている。
【0036】番組情報入手装置35は、定期的にインタ
ーネット4に接続し、番組情報を入手する。番組情報
は、たとえば、YAHOO JAPAN( HYPERLINK http://www.ya
hoo.co.jp/) http://www.yahoo.co.jp/)等のホームペー
ジで提供されており、インターネットから入手可能とな
っている。なお、ここでは、VTRを例に挙げている
が、磁気ディスクや光ディスクに記録する装置であって
もよいし、放送番組を記録できるものであれば、どのよ
うな記録媒体に記録するものであってもよい。また、イ
ンターネットを例に挙げているが、他の通信ネットワー
クであってもよいし、番組情報が記録された磁気ディス
クや光ディスク等から番組情報を入手するようにしても
よい。
【0037】図2は、録画予約制御装置33の管理情報
の内容を示す図表である。録画予約制御装置33は、番
組情報入手装置35がインターネット4から入手した番
組の放送予定情報である番組情報、および、視聴者がチ
ューナ21をリモコン24で操作することにより選択し
て視聴した番組の情報である視聴情報を入力する。ま
た、すでに録画した番組の名称,時間帯,ジャンル等の
情報である録画情報、および、録画予約制御装置33が
録画すると判断した番組の名称,時間帯,ジャンル等に
関する情報である録画予約情報を記憶する。
【0038】なお、VTR3a,3bは、本発明の記録
装置に対応し、番組情報入手装置35は、本発明の入力
手段に対応し、視聴番組記憶装置22は、本発明の視聴
情報記憶手段に対応し、録画予約制御装置33は、本発
明の予約手段,記録情報記憶手段および問い合わせ手段
に対応する。
【0039】以上の構成において、本発明の実施の形態
について、フローチャートを参照して説明する。図3
は、録画予約制御装置33の動作の流れを示すフローチ
ャートである。録画予約制御装置33は、自装置に実装
されたプログラムに従って動作する。このプログラム
は、他のVTR3b内の録画予約制御装置にも実装され
ていて、VTR3bにおいても実行可能であるが、相互
に接続されたVTRの中で1台のみが選択され、このプ
ログラムを実行することが決定される。ここでは、VT
R3aが選択されているものとする。
【0040】録画予約制御装置33は、まず、番組情報
を番組情報入手装置35から入力し、視聴番組記憶装置
22に記憶された視聴情報を連携装置23,34を介し
て入力する(S1)。つぎに、録画情報,視聴情報およ
び番組情報を照合し、番組情報に示された番組の中か
ら、視聴情報,録画情報に応じた番組を選択する。この
番組の選択は、たとえば、視聴者が前回視聴した番組、
視聴者が習慣的に視聴する番組、視聴者の嗜好に合致し
そうな番組、視聴者が習慣的に視聴するジャンルの番
組、等に該当するか否かを判定することにより行なう
(S2)。該当する番組がない場合は処理を終了し、該
当する番組がある場合は、記憶している録画予約情報を
確認し、この番組がすでに録画予約されているか否かを
判定する(S3)。該当する番組が録画予約されていな
かった場合は、録画予約する候補として記憶する(S
7)。
【0041】つぎに、録画予約制御装置33は、連携装
置34,23を介して、録画しようとする番組(録画予
約する候補として記憶した番組または録画予約した番
組)を視聴者が視聴しようとしているか否かを確認する
(S4)。この視聴者が視聴しようとしているか否かの
判定は、たとえば、録画を始める数分前に視聴者がテレ
ビ放送を視聴しているか否かを判定することにより実行
することができる。録画しようとする番組を視聴者が視
聴しようとしていない場合は、録画テープ32aの残量
および予約状況を確認し、録画しようとする番組が録画
テープ32aに録画可能であるか否かを判定する(S
5)。録画テープ32aの残量が少ない、または、録画
の時間帯が重なってしまった等の理由で、録画しようと
する番組が録画テープ32aに録画できない場合は、通
信回線5に接続された他のVTRと連携して録画予約を
行なうVTR相互連携処理を実行し(S11)、処理を
終了する。一方、録画しようとする番組が録画テープ3
2aに録画できる場合、録画予約する候補として記憶し
た番組があるときは、録画予約を行ない(S6)、処理
を終了する。
【0042】ステップS4で、録画しようとする番組を
視聴者が視聴しようとしている場合は、テレビ2の図示
しない表示画面に「録画を行ないますか?」等の確認メ
ッセージを表示させて問い合わせを行ない、リモコン2
4を介した入力による回答を求める(S8)。この問い
合わせは、たとえば、テレビ2の図示しないスピーカを
介した発音により行なってもよい。視聴者からの回答が
あった場合、録画の中止を指示する回答であるか、録画
の実行を指示する回答であるかを判定する(S9)。録
画の中止を指示する回答である場合は、録画予約する候
補としての記憶または録画予約を取り消し(S10)、
処理を終了する。一方、録画の実行を指示する回答であ
る場合は、ステップS5に進む。
【0043】なお、処理を簡単にするために、ステップ
S4で、録画しようとする番組を視聴者が視聴しようと
している場合、録画予約の必要がないものと判断して、
問い合わせを行なわずにステップS10に進むようにし
てもよい。また、ステップS4〜ステップS10の処理
は、録画を始めた後、録画中の番組を視聴者が視聴し始
めた場合にも適用できる。
【0044】図4は、図3に示した本実施の形態にかか
るVTR相互連携処理の流れを示すフローチャートであ
る。VTR相互連携処理において、録画予約制御装置3
3は、まず、連携装置34を介して、VTR3bに録画
予約を命令する録画予約命令信号を出力する(S2
1)。VTR3bでは、自装置にセットされた図示しな
い録画テープの残量および予約状況を確認し、録画が可
能であるか否かを示す応答信号をVTR3aに出力す
る。録画予約制御装置33は、VTR3bからの応答信
号を入力し、録画可能VTR3bが録画可能であるか否
かを判定する(S22)。録画可能であれば処理を終了
し、録画不可能であれば、たとえば、視聴者に録画テー
プの交換を促すための表示を行なう等のアラーム処理を
行ない(S23)処理を終了する。
【0045】さらに何台かのVTRが接続されている場
合は、VTR3bが録画不可能なとき、3台目のVTR
に録画予約命令信号を出力し、3台目のVTRが録画不
可能なとき、4台目のVTRに録画予約命令信号を出力
する、というように、順次録画予約命令信号を出力し、
録画可能なVTRに録画予約をさせることができる。な
お、前述した録画予約制御装置33の動作は、適当な間
隔を置いて、繰り返し実行される。
【0046】前述したように、本実施の形態によれば、
すでに録画予約されている番組であっても、その番組を
視聴者が視聴しようとしている場合には、その録画予約
を取り消すため、録画テープが録画する必要の無い番組
により浪費されることを回避することができる。また、
録画予約をする際に、複数のVTR間で、その録画に必
要な録画テープ残のあるVTRを検索するようにするた
め、録画できる番組の総時間が1台のVTRに収容され
ている録画テープの最大録画可能時間の範囲内に限定さ
れてしまうことなく、別のVTRを用意すれば録画可能
時間を拡張することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によれ
ば、テレビ受像装置および記録装置を相互に連携させ、
入力手段が、放送番組のスケジュール情報を入力し、視
聴情報記憶手段が、放送番組の視聴の履歴情報である視
聴情報を記憶し、予約手段が、放送番組のスケジュール
情報と視聴情報とに基いて放送番組を選択して予約す
る。これにより、自動予約(自動的な放送番組の記録の
予約)を行なうことができるため、テレビ受像装置と記
録装置とが別々に構成されている場合でも、自動予約を
可能にして、視聴者の負荷を軽減し、予約することを忘
れたり、間違って予約したりする可能性を低減すること
ができる、という効果を奏する。
【0048】つぎの発明によれば、予約手段が、放送番
組のスケジュール情報,視聴情報および記録情報に基い
て放送番組を選択して予約するため、記録情報も考慮し
て、より適切な自動予約を行なうことができる、という
効果を奏する。
【0049】つぎの発明によれば、予約手段が、予約し
た放送番組を視聴者が視聴しようとする場合、この予約
を解除するため、記録する必要のない番組が記録されて
しまうことを防ぐことができ、記録媒体を無駄に浪費し
てしまう可能性を低減することができる、という効果を
奏する。
【0050】つぎの発明によれば、問い合わせ手段が、
予約手段が予約した放送番組を視聴者が視聴しようとす
る場合、この予約を解除するか否かを視聴者に問い合わ
せ、予約手段が、問い合わせ手段の問い合わせに対する
視聴者の応答に応じて、予約の解除を行なう。これによ
り、予約を解除するか否かを視聴者に確認することがで
きるため、視聴者の希望に応じた適切な自動予約を行な
うことができる、という効果を奏する。
【0051】つぎの発明によれば、別途、問い合わせを
行なうためのユーザインタフェース設けるのではなく、
問い合わせ手段が、テレビ受像装置を介して、問い合わ
せを行なうため、コストを低減することができる、とい
う効果を奏する。
【0052】つぎの発明によれば、予約手段が、複数の
記録装置の記録媒体があとどれだけ記録可能であるかを
確認し、記録しようとする放送番組を記録可能な記録装
置に記録させる。これにより、一つの記録装置に記録で
きない場合は、他の記録可能な記録装置に記録させるこ
とができるため、自動予約したにもかかわらず記録でき
ないという可能性を低減することができる、という効果
を奏する。
【0053】つぎの発明によれば、放送番組のスケジュ
ール情報を入力し、放送番組の視聴の履歴情報である視
聴情報を記憶し、入力された放送番組のスケジュール情
報と記憶された視聴情報とに基いて放送番組を選択し、
選択された放送番組を記録することを予約し、予約した
放送番組を視聴者が視聴しようとする場合、この予約を
解除する。これにより、記録する必要のない番組が記録
されてしまうことを防ぎつつ、自動予約を行うことがで
きるため、視聴者の負荷を軽減し、予約することを忘れ
たり、間違って予約したりする可能性を低減しつつ、記
録媒体を無駄に浪費してしまう可能性を低減することが
できる、という効果を奏する。
【0054】つぎの発明によれば、予約した放送番組を
視聴者が視聴しようとする場合、この予約を解除するか
否かを視聴者に問い合わせ、問い合わせに対する視聴者
の応答に応じて、予約の解除を行なう。これにより、予
約を解除するか否かを視聴者に確認することができるた
め、視聴者の希望に応じた適切な自動予約を行なうこと
ができる、という効果を奏する。
【0055】つぎの発明によれば、別途設けられた問い
合わせを行なうためのユーザインタフェースにより問い
合わせを行なうのではなく、テレビ受像装置を介して、
問い合わせを行なうため、コストを低減することができ
る、という効果を奏する。
【0056】つぎの発明によれば、放送番組のスケジュ
ール情報を入力し、放送番組の視聴の履歴情報である視
聴情報を記憶し、入力された放送番組のスケジュール情
報と記憶された視聴情報とに基いて放送番組を選択し、
放送番組を記録媒体に記録する複数の記録装置を相互に
連携させて、複数の記録装置の記録媒体があとどれだけ
記録可能であるかを確認し、選択された放送番組を記録
可能な記録装置において予約記録させる。これにより、
一つの記録装置に記録できない場合は、他の記録可能な
記録装置に記録させることができるため、自動予約した
にもかかわらず記録できないという可能性を低減するこ
とができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態にかかる自動予約記録
システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施の形態にかかる録画予約制御装置の管
理情報の内容を示す図である。
【図3】 本実施の形態にかかる録画予約制御装置の動
作の流れを示すフローチャートである。
【図4】 図3に示した本実施の形態にかかるVTR相
互連携処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】 従来における自動録画予約装置の概略構成を
示すブロック図である。
【図6】 従来における自動録画予約装置の動作の流れ
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 アンテナ、2 テレビ、3a,3b ビデオテープ
レコーダ(VTR)、4 インターネット、5 通信回
線、21,31 チューナ、22 視聴番組記憶装置、
23,34 連携装置、32 録画装置、32a 録画
テープ、33録画予約制御装置、35 番組情報入手装
置。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送番組を視聴するためのテレビ受像装
    置および放送番組を記録媒体に記録する記録装置を相互
    に連携させる自動予約記録システムであって、 放送番組のスケジュール情報を入力するための入力手段
    と、 前記テレビ受像装置を介した放送番組の視聴の履歴情報
    である視聴情報を記憶する視聴情報記憶手段と、 前記入力手段を介して入力した放送番組のスケジュール
    情報と前記視聴情報記憶手段に記憶された視聴情報とに
    基いて放送番組を選択し、前記記録装置への記録を予約
    する予約手段と、 を備えたことを特徴とする自動予約記録システム。
  2. 【請求項2】 さらに、前記記録装置が記録した放送番
    組の履歴情報である記録情報を記憶する記録情報記憶手
    段を備え、前記予約手段は、さらに、前記記録情報記憶
    手段に記憶された記録情報に基いて前記放送番組の選択
    を行なうことを特徴とする請求項1に記載の自動予約記
    録システム。
  3. 【請求項3】 前記予約手段は、予約した放送番組を視
    聴者が視聴しようとする場合、この予約を解除すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の自動予約記録シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 さらに、前記予約手段が予約した放送番
    組を視聴者が視聴しようとする場合、この予約を解除す
    るか否かを視聴者に問い合わせる問い合わせ手段を備
    え、前記予約手段は、前記問い合わせ手段の問い合わせ
    に対する視聴者の応答に応じて、前記予約の解除を行な
    うことを特徴とする請求項3に記載の自動予約記録シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記問い合わせ手段は、前記テレビ受像
    装置を介して、前記問い合わせを行なうことを特徴とす
    る請求項4に記載の自動予約記録システム。
  6. 【請求項6】 さらに、複数の前記記録装置を備え、前
    記予約手段は、前記複数の記録装置の記録媒体があとど
    れだけ記録可能であるかを確認し、記録しようとする放
    送番組を記録可能な記録装置に記録させることを特徴と
    する請求項1〜5のいずれか一つに記載の自動予約記録
    システム。
  7. 【請求項7】 放送番組のスケジュール情報を入力する
    入力工程と、 放送番組の視聴の履歴情報である視聴情報を記憶する記
    憶工程と、 前記入力工程で入力された放送番組のスケジュール情報
    と前記記憶工程で記憶された視聴情報とに基いて放送番
    組を選択する選択工程と、 前記選択工程で選択された放送番組を記録することを予
    約する予約工程と、 前記予約工程で予約した放送番組を視聴者が視聴しよう
    とする場合、この予約を解除する解除工程と、 を含むことを特徴とする自動予約記録方法。
  8. 【請求項8】 さらに、前記予約工程で予約した放送番
    組を視聴者が視聴しようとする場合、この予約を解除す
    るか否かを視聴者に問い合わせる問い合わせ工程を含
    み、前記解除工程では、前記問い合わせ工程での問い合
    わせに対する視聴者の応答に応じて、前記予約の解除を
    行なうことを特徴とする請求項7に記載の自動予約記録
    方法。
  9. 【請求項9】 前記問い合わせ工程では、テレビ受像装
    置を介して、前記問い合わせを行なうことを特徴とする
    請求項8に記載の自動予約記録方法。
  10. 【請求項10】 放送番組のスケジュール情報を入力す
    る入力工程と、 放送番組の視聴の履歴情報である視聴情報を記憶する記
    憶工程と、 前記入力工程で入力された放送番組のスケジュール情報
    と前記記憶工程で記憶された視聴情報とに基いて放送番
    組を選択する選択工程と、 放送番組を記録媒体に記録する複数の記録装置を相互に
    連携させて、複数の記録装置の記録媒体があとどれだけ
    記録可能であるかを確認し、前記選択工程で選択された
    放送番組を記録可能な記録装置において予約記録させる
    予約工程と、 を含むことを特徴とする自動予約記録方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040045248A (ko) * 2002-11-25 2004-06-01 이유영 선호/예약 프로그램, 예약녹화 제어장치 및 제어방법.
KR100447170B1 (ko) * 2001-11-02 2004-09-04 엘지전자 주식회사 디지털 티브이의 지능형 예약녹화 제어장치 및 방법
US7684672B2 (en) 2001-01-23 2010-03-23 Nec Corporation Broadcast storage system with reduced user's control actions

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