JP3351256B2 - 録画予約におけるチャネル選局方法、この選局方法を使用した録画装置および録画予約システム - Google Patents

録画予約におけるチャネル選局方法、この選局方法を使用した録画装置および録画予約システム

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JP3351256B2
JP3351256B2 JP23030696A JP23030696A JP3351256B2 JP 3351256 B2 JP3351256 B2 JP 3351256B2 JP 23030696 A JP23030696 A JP 23030696A JP 23030696 A JP23030696 A JP 23030696A JP 3351256 B2 JP3351256 B2 JP 3351256B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電話回線を利用し
て録画番組を予約できる録画予約におけるチャネル選局
方法、これを使用した録画装置および録画予約システム
に関する。詳しくは、チャネル選局メニューが選択され
たときで、遠隔操作によってチャネルアップ、ダウンキ
ーがなされたときには、チャネルを更新することなく音
声出力のミュートが解除されるようにすることによっ
て、現在選局中にあるチャネルの確認を容易にしたもの
である。
【0002】
【従来の技術】電話回線によりコントロール可能なビデ
オテープレコーダなどの録画装置(電話ビデオ)および
この録画装置を使用した録画予約システムは、電話回線
を利用して録画装置を遠隔制御しながら、録画すべき番
組を予約するシステムである。
【0003】録画手段を遠隔操作信号によってコントロ
ールしながら、番組の予約、取り消し、変更あるいは選
局チャネルの確認などを行うには、録画装置側からの応
答メッセージ(操作手順用のメッセージ(ガイド))に
答えながら順次操作して録画予約などを行うようにして
いる。
【0004】このような録画予約を行う場合には録画装
置側に内蔵されたTVチューナは予め動作状態に制御さ
れているので、応答メッセージに基づく予約操作のとき
にTVチューナからの音声が回線側に送出されたので
は、応答メッセージと音声が重なってしまい、メッセー
ジが聞き取りにくくなるおそれがある。そのため予約を
確実に行うため、通常はこのような応答メッセージを利
用するときにはVTR側の音声がミュートされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電話回線な
どを利用して遠隔から録画予約などを行うとき、録画す
べきチャネルを確認したい場合がある。電話回線を利用
する関係で、目的のチャネルを選局してその音声を直接
聴取することによって、始めて自分が選局すべきチャネ
ルであるかどうかを確認できる。
【0006】そのためにはテレビ音声に対して行われて
いる音声に対するミュートを解除しなければならない。
しかしこの音声に対するミュート解除を忘れると、チャ
ネル選局操作を行ったとしてもそのチャネルの音声を聞
くことができないため、録画したいチャネルを確認でき
ない。予め応答メッセージが用意され、ミュート状態を
解除してから選局すべきガイドがなされるシステム構成
の場合はともかくとして、それ以外では音声による選局
チャネル(録画チャネルなど)を確認できなくなってし
まう。
【0007】また、音声ミュートの解除がなされたとし
ても、チャネル選局ボタン(アップ、ダウンキー)を操
作すると、チャネルが直ちに更新(チャネルアップ若し
くはチャネルダウン)されてしまうので、更新前のチャ
ネルを録画したいときにはあらためてチャネル戻し操作
を行わなくてはならない。したがってチャネルの確認が
意外と面倒である。
【0008】そこで、この発明はこのような課題を解決
したものであって、チャネルのアップ、ダウンキーと音
声ミュートを関連付けると共に、チャネル選局メニュー
が選択された直後のチャネルのアップ、ダウンキーの操
作ではチャネルの更新を行わずに音声ミュートが解除さ
れるようにした録画予約におけるチャネル選局方法、こ
の確認方法を使用した録画装置および録画予約システム
を提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため請求項1に記載した録画予約におけるチャネル選局
方法では、選局チャネルをアップし、ダウンさせるチャ
ネル選局メニューが選択されたときで、これらアップキ
ー若しくはダウンキーが最初に押されたときには、選局
チャネルの更新は行わずに音声出力のミュートが解除さ
れて、そのときの選局チャネルの音声が出力されると共
に、次回以降は音声ミュートが解除された状態で、チャ
ネルのアップ、ダウンが行われて、更新された選局チャ
ネルの音声が出力されるようになされたことを特徴とす
る。
【0010】請求項4に記載したこの発明では、録画手
段と、回線制御手段と、録画内容のメモリ手段と、それ
らを制御する制御手段とを有し、上記録画手段に対する
回線側からの遠隔制御信号に基づいて、上記メモリ手段
に記憶された録画予約内容の設定が行われると共に、上
記遠隔制御信号に基づいてチャネル選局メニューが選択
されたときには、回線側のチャネルアップ、ダウンキー
の操作回数がチェックされ、最初にアップ、ダウンキー
が押されたときはチャネルの更新を行うことなくそのチ
ャネルの音声ミュートが解除されるようになされたこと
を特徴とする。
【0011】請求項6に記載したこの発明では、電話回
線を利用して遠隔より録画内容を予約できるようにした
録画予約システムであって、録画装置は、録画手段と、
回線制御手段と、録画内容のメモリ手段と、それらを制
御する制御手段を有し、電話回線を利用した発呼者側か
らの発呼によって予約手順にしたがった手順ガイドが音
声信号として発呼者側に伝えられ、上記電話回線側から
の遠隔制御信号に基づいてチャネル選局メニューが選択
されたときには、回線側のチャネルアップ、ダウンキー
の操作回数がチェックされ、最初にアップ、ダウンキー
が押されたときはチャネルの更新を行うことなくそのチ
ャネルの音声ミュートが解除されるようになされたこと
を特徴とする。
【0012】この発明では、チャネル選局メニューが選
択されたときでチャネルアップキー若しくはダウンキー
が押されたときには、最初のキー操作であることが確認
されると、TVチューナのチャネル変更は行わず、つま
りチャネルの更新は行わずに音声ミュートのみを解除す
る。こうすることによって、音声ミュートの自動解除が
なされると共に、最初に現在選局しているチャネルその
ものを音声によって確認できる。現在の選局チャネルで
よければそのままこのチャネル選局メニューを閉じれば
よい。
【0013】別のチャネルを選局したいときは、アップ
キー若しくはダウンキーを操作する。2回目以降の操作
に関しては音声ミュートは解除された状態になっている
ので、更新されたチャネルの音声がそのまま出力される
ので、チャネル操作と同時にそのチャネルを音声によっ
て確認できる。一旦、このチャネル選局メニューを抜け
ると、音声はミュートされた状態に戻るから、応答メッ
セージへの影響を排除できる。
【0014】
【発明の実施の形態】続いてこの発明に係る録画予約に
おけるチャネル選局方法、この選局方法を使用した録画
装置および録画予約システムの一実施態様を図面を参照
して詳細に説明する。
【0015】図1は、この発明に係る録画装置を含む録
画予約システムの全体構成の一実施態様を示すブロック
図である。ここでは録画装置を構成する録画手段として
VTRを、電話機としてはプッシュホン式(DTMF信
号として出力される)の電話機を例示する。
【0016】録画装置であるこのVTRは、VTR本来
の機能部1と、電話による録画予約部20とで構成され
る。VTR機能部1は図示はしないが、TVチューナ、
テープ駆動部、記録再生部などを有し、通常のVTRと
して動作する部分を全て含んでいるものとする。
【0017】録画予約部20では電話機11との間の信
号の授受に対する各種の制御、つまり現在時刻の設定/
更新や、予約録画の設定/実行/確認などを制御するマ
イクロコンピューター2を有する。
【0018】設定された予約内容は、マイコン2のメモ
リ(例えばRAM)22に記憶されており、マイコン2
内の現在時刻と比較して、予約録画の実行が行われる。
予約を設定したり変更することは、このメモリ22の内
容を設定し、あるいは変更することで実現される。
【0019】発呼側の電話機11と録画予約部20とは
公衆回線(電話回線)21によって接続されている。発
呼信号は受呼検出手段10で検出され、検出された受呼
検出信号がマイコン2に送られる。マイコン2が受呼検
出信号を認識すると、リレーなどで構成された閉結手段
9が閉結されて回線21の接続が完了する。
【0020】発呼者側電話機11からのキー操作信号は
DTMFデコード手段3に導かれ、DTMFデコード手
段3によってDTMF信号がデジタル信号に変換されて
マイコン2に入力される。これにより、マイコン2で発
呼者側電話機11からのDTMF信号を識別する処理が
行われ、操作ボタン(10キーおよびファンクションキ
ー)の識別と、操作ボタンの組み合わせによる特定の命
令が解析される。
【0021】送信用増幅器7への送り信号は、音声合成
手段5の出力音声信号と、VTR機能部1からの出力音
声信号の2種類である。音声合成手段5はその内部に設
けられたROM(図示はしない)に、予め決められた言
葉(操作手順用メッセージ)の音声データが格納されて
おり、マイコン2からそのアドレスを指定することで任
意のタイミングで音声データが合成されて、特定の内容
を示す音声信号が出力される。
【0022】VTR機能部1からの出力音声信号として
は、VTRをモニターに接続した際に聞こえる音声と同
一のものであって、録画中やテープ停止中のときにはチ
ューナーで選局された番組(チャネル)に関する音声信
号であり、テープ再生中のときにはテープからの再生音
声信号である。
【0023】VTR機能部1からの出力音声信号はミュ
ート手段12によってその出力状態が制御される。操作
手順用メッセージが発呼者側に送出されているときは音
声信号をミュートしないと、メッセージを正しく聞き取
ることができなくなるので、このような場合にはマイコ
ン2からの制御信号に基づいてミュート処理が実行され
る。VTR機能部1からの出力音声信号はローパスフィ
ルター13を通って、音声合成手段5の音声出力信号と
共に発呼者側の電話機11へと送信される。
【0024】マイコン2に内蔵されたメモリ(ROM)
(図示はしない)には、受呼後何秒で電話ビデオが応答
するかの情報、録画予約のための情報や、予約の取り消
し、変更などを実行するための予約録画に関する各種制
御プログラム、さらには音声ミュートを行う簡便なチャ
ネル選局を実現するための制御プリズムなどが収納され
ている。
【0025】図1のような録画装置を外部から電話回線
21を利用して遠隔制御する場合、電話回線21に接続
された電話機11の番号ボタンは遠隔操作のためのキー
と兼用される。図2はその一例を示すもので、この例で
は電話機11を遠隔操作用コマンダーとして使用すると
きには以下のような仕様となる。
【0026】メニュー選択のときには、番号「1」〜
「3」および「9」が使用される。番号「1」は録画予
約設定のためのキーであり、「2」は録画予約取り消し
のキーであり、「3」がチャネル選局やVTR機能部1
を制御信号するためのキーである。そして、「9」が電
話回線を切断するためのキーである。
【0027】VTR機能部1を遠隔操作するときには今
度は、番号「1」が早送りモード、「2」が再生モー
ド、「3」が巻き戻しモード、「5」がストップモード
にそれぞれ対応させている。番号「9」はメニュー選択
キーであり、「4」がチャネルダウンキーとなり、
「6」がチャネルアップキーとして兼用されている。
【0028】続いて、このように構成された録画予約シ
ステムでの予約録画処理について図3〜図6を参照して
説明する。
【0029】図3のフローチャートから説明すると、録
画装置側は受呼待ちとなっているので、今電話機11を
操作して発信者が録画装置側へ発呼すると、これがステ
ップ31で検出される。受呼検出が行われると録画装置
側が応答するまでの時間がカウントされ(ステップ3
2)、そしてそのカウント値Rがマイコン2内のROM
内に格納されている応答までの秒数との比較が行われる
(ステップ33)。応答秒数を越える受呼状態が継続し
た場合には回線21が接続されるような閉結動作が行わ
れる(ステップ34)。回線21が閉結されると、発信
者側に「暗証番号IDをどうぞ」などと言った音声ガイ
ドが送信される(ステップ35)。
【0030】音声ガイド情報の送出が終了すると暗証番
号待ちとなる(ステップ36)。この場合においても音
声ガイド送出後から時間のカウントが行われ、規定秒数
N(この例では5秒)の監視が行われる(ステップ3
7、38)。規定秒数を経過しても暗証番号の入力がな
いときには録画装置側での回線解放処理が行われ、受呼
待ちの状態に戻る(ステップ39、31)。
【0031】音声ガイドに基づいて発信者は電話機11
のキー(番号ボタン)を操作して暗証番号の送出処理が
行われる(ステップ36)。キー操作に対応したキーに
関するDTMF信号が電話回線21を通してマイコン2
側に送られる。暗証番号が一致しなければ回線開放処理
となり、一致しているときは図4に示すメニュー選択手
順に遷移する(ステップ40、39、41)。
【0032】メニュー選択では、まず「メニュー番号を
どうぞ」といった音声ガイドが流され、発信者の入力操
作待ちとなる(ステップ41)。この場合においても音
声ガイド送出後から時間のカウントが行われ、規定秒数
M(この例では5秒)の監視が行われる(ステップ4
3、44)。規定秒数を経過してもメニュー番号の入力
がないときには回線解放処理が行われ、受呼待ちの状態
に戻る(ステップ39、31)。
【0033】メニュー番号が入力されると、その番号に
対応したメニューの選択が行われる。メニュー番号が
「1」であるときは録画予約設定メニュー(モード)と
なり(ステップ45、46)、対応する設定処理手順が
実行される。予約時刻やチャネルなどを順次指定するい
わゆる時刻指定予約方式や、時刻やチャネルが短縮コー
ド化されたいわゆるGコード方式などを利用して予約録
画が行われる。
【0034】時刻指定による予約手順の一例を以下に示
す。まず「録画開始時刻をどうぞ」という音声ガイド
(メッセージ)が送出され、これに応じて発信者が特定
のキー(例えば1のボタン)を押して24時間制の予約
開始時刻を送ると、続いて「録画終了時刻をどうぞ」な
る音声ガイドが送出される。これにより24時間制の予
約終了時刻が指定される。次に「チャネルを2桁でどう
ぞ」なる音声ガイドによってチャネル番号が指定され
る。この他、必要があれば日付や録画速度などが指定さ
れる。
【0035】以上の手順で予約録画の情報指定が完了す
ると、メニュー番号の選択モードとなり(ステップ4
1)、ここでメニュー番号「9」を押すと回線切断処理
に遷移し、電話による予約が終了する(ステップ49、
50)。同様に、メニュー番号「2」が選択されたとき
は録画予約取り消しモードとなる(ステップ47、4
8)。また、メニュー番号「3」を操作すると、「操作
番号をどうぞ」という音声ガイドが流れ(ステップ5
3)、図5以下に示す処理に遷移する。
【0036】図5ではまず操作番号の入力が確認され
る。この確認のため、時間のカウントと規定時間Qとの
関係が判断され(ステップ55、56)、規定時間内に
入力されないときは回線開放処理となる(ステップ3
9)。
【0037】規定時間内に操作番号の入力があったとき
には(ステップ54)、入力番号に応じた処理が実行さ
れる。この例では図2でも説明したように、番号「1」
が入力されると、VTR機能部1からの音声信号のミュ
ート処理がなされると共に、音声ミュート状態を解除す
るための制御フラグFがリセット(=0)される(図4
のステップ60、61、62)。その後「巻き戻しま
す」との音声ガイドがあり、巻戻りモードとなる(ステ
ップ63、64)。
【0038】番号「2」が入力されたときは音声信号の
ミュート処理がなされると共に、制御フラグFがリセッ
トされる(ステップ65、66、67)。この制御フラ
グFはステップ62で用いたフラグと同一である。以後
も同じである。その後「再生します」との音声ガイドが
あってから再生モードとなる(ステップ68、69)。
【0039】番号「3」が入力されたときは音声信号の
ミュート処理と制御フラグFのリセット処理が行われる
(ステップ70、71、72)。その後「早送りしま
す」との音声ガイドがあってから早送りモードとなる
(ステップ73、74)。
【0040】ステップ64、69、74のあとで操作番
号「9」を入力すると、音声信号のミュート処理と制御
フラグFのリセット処理が行われ(ステップ75、7
6、77)、その後「メニューに戻ります」との音声ガ
イドがあって、早送りモードとなる(ステップ78、4
2)。
【0041】このようなVTR機能部1に対する遠隔制
御に対して、番号「4」若しくは「6」が選択される
と、図6に示す処理に移行する。まずチャネルダウンに
対応した番号「4」が入力されたときは、VTR機能部
1側からの音声がミュートされたのち(ステップ80、
81)、制御フラグFの状態が判別される(ステップ8
2)。チャネル選局メニューが始めて選択されたときに
は、図5のように制御フラグFは全て元の状態(=0)
となっているので、この場合にはステップ83で制御フ
ラグFがセット(=1)される。
【0042】そして、現在選局中のチャネル番号が音声
ガイドされると共に、音声ミュートが解除されて、選局
チャネルの音声が出力される(ステップ84、85、8
6)。つまり、音声ミュート状態が自動的に解除される
と共に、現在選局されているチャネルの音声がそのまま
出力されることになるので、音声ミュートを解除するの
を忘れたりすることを防止できると共に、音声出力を聞
くことで現在の選局チャネルを把握できる。
【0043】その後番号「4」を再び操作すると、今度
は制御フラグFが0ではないため、チャネルダウン処理
が行われ(ステップ82、86)、チャネルダウン後の
チャネル番号が音声でガイドされる(ステップ84)。
例えば現在のチャネルが「8」であったときには「6チ
ャネルです」というガイドが送られる。その後音声ミュ
ートが解除されて実際に選局したチャネルの音声が出力
される(ステップ85、86)。
【0044】この動作を繰り返すことによって、選局チ
ャネルは順次チャネルダウンする方向に更新(ローテー
ション)され、更新された新しいチャネル番号がその都
度音声でガイドされ、これによって現在選局中のチャネ
ルを音声で確認できる。
【0045】このチャネル選局動作とは逆に番号「6」
を入力したときには、チャネルアップ動作に移る。この
チャネル更新動作はステップ80からステップ86と全
く同じ動作であって、チャネルがチャネルアップ方向に
変わるだけである。したがってステップ80〜86と全
く動作を実行する処理ステップ構成(ステップ90〜9
6)となっている。
【0046】ステップ92に示される制御フラグFはス
テップ82のフラグと同じであるから、番号「4」より
も先に番号「6」が選択されたときには、制御フラグF
がF=0となっているため、チャネルのアップ動作は行
われずに、音声ミュートが解除されて現在選局中のチャ
ネルの音声が出力されることになる。上述した例では、
チャネル8の音声が出力される。
【0047】しかし、一旦番号「6」が選択された後で
は制御フラグFは0ではなくなるので、チャネルアップ
動作(8チャネル→10チャネル)が開始されると共
に、選局されたチャネルの音声が出力される。また、番
号「4」を選択しチャネルダウン動作を行っているとき
で、番号「6」が選択されたときには制御フラグFが0
ではないため、この場合には直ちにチャネルアップ動作
が行われることになる(ステップ92、96)。例え
ば、8チャネル→6チャネル→4チャネルへと変更した
ときで、番号「6」が押されると、チャネルは4チャネ
ルから6チャネルへと変更される。
【0048】同様に、番号「6」を選択してチャネルア
ップ動作を行っているときで、番号「4」が選択された
ときには、直ちにチャネルダウン動作が行われる(ステ
ップ82、86)。例えば8チャネル→10チャネル→
12チャネルへと変更したときで、番号「4」が押され
ると、チャネルは12チャネルから10チャネルへと変
更される。
【0049】また、チャネル選局中に、番号「4」若し
くは「6」を操作しないで、例えばVTR機能部1を制
御する番号を操作したときには、図5ステップ62、6
7、72、77に示すように制御フラグFは必ずリセッ
ト(=0)される。そのため再び番号「4」若しくは
「6」を押したときにはステップ82、83(ステップ
92、93)を通過することになるので、音声ミュート
処理と共に、直前に選局したチャネルそのものの音声が
出力されるようになり、現在の選局チャネルを容易に確
認できる。
【0050】以上のように、チャネルアップとチャネル
ダウンのふたつの操作ボタンにより、テレビ音声のミュ
ート解除操作とチャネル変更操作を行うことができる。
また、テープ再生音などを聞いた後にこのチャネル選局
操作をした際には、それ以前に選ばれていたチャネルを
そのまま聞くことができ、違和感なく操作できる。
【0051】この発明に係る録画装置は、ビデオテープ
レコーダ本体にその全てを内蔵した形式のほか、その一
部を分割して匡体を複数にしたアダプター形式(予約録
画用専用機)に構成したものでも実現できる。この場合
この専用機は宅内電話機に内蔵させることもできる。
【0052】発信者側電話器からの操作信号としてのD
TMF信号は、発信者側電話機11のプッシュダイヤル
を押した際の出力でも、トーンダイアラーなどのDTM
F信号を発生する機器の出力を発信者側電話機11を通
して送出したものでもかまわない。さらに付け加えれ
ば、モデムを介しての操作信号や音声による指示でもか
まわない。
【0053】上述した実施態様では電話回線からコント
ロールできる被制御手段として録画手段を例示したが、
これ以外の被制御手段でもこの発明は適用できる。例え
ばラジオ受信機の場合にあっては、ラジオ局が予めプリ
セットされて登録されており、+または−などのキー操
作で放送局を選択するような場合にもこの発明を適用で
きる。
【0054】被制御手段が電話回線からコントロールで
きるビデオデッキやLD、CD、DVD再生装置などの
場合にあっては、上述した選局操作の他に、複数のテー
プ、複数のディスクを選択するために、+または−のキ
ー操作をする場合にも適用できる。
【0055】上記の例では、音声合成によるガイドと、
それに応答するDTMF信号により操作をおこなう方法
を説明したが、このほかに音声で指示をし、音声認識回
路によってその内容を検出して操作を行ったり、モデム
などを介して操作したり、DTMF信号のみで交信した
りする場合にもこの発明を適用できる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明では、チャ
ネル選局メニューが選択されたときでチャネルアップキ
ー若しくはダウンキーが押されたときには、最初のキー
操作であることが確認されると、TVチューナのチャネ
ル変更は行わず、つまりチャネルの更新は行わずに音声
ミュートのみを解除するようにしたものである。
【0057】こうすることによって、現在選局している
チャネルを音声によって確認できる。現在の選局チャネ
ルでよければそのままこのチャネル選局メニューを閉じ
ればよい。
【0058】別のチャネルを選局したいときは、アップ
キー若しくはダウンキーを操作する。2回目以降の操作
に関しては音声ミュートは解除された状態になっている
ので、更新されたチャネルの音声がそのまま出力される
ので、チャネル操作と同時にそのチャネルを音声によっ
て確認できる。一旦、このチャネル選局メニューを抜け
ると、音声はミュートされた状態に戻るから、応答メッ
セージへの影響を排除できる。VTR自身を操作した後
のチャネル選局操作でも、チャネルの更新が行われない
ので、選局チャネルの確認を簡単に行うことができる。
【0059】このように、この発明に係るチャネル選局
方法、この選局方法を使用した録画装置、および録画予
約システムでは、操作者が煩雑な操作から解放されると
共に、操作方法が簡単なので回線使用時間を短縮できる
ようになり、その分通話料を節約できるなどの特徴を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る録画装置を使用した録画予約シ
ステムの一実施態様を示す要部のブロック図である。
【図2】電話機の番号との兼用構成を示す図である。
【図3】予約録画設定手順の一例を示すフローチャート
(1/4)である。
【図4】予約録画設定手順の一例を示すフローチャート
(2/4)である。
【図5】予約録画設定手順の一例を示すフローチャート
(3/4)である。
【図6】予約録画設定手順の一例を示すフローチャート
(4/4)である。
【符号の説明】
1・・・VTR機能部、2・・・マイコン、3・・・D
TMFデコード手段、5・・・音声合成手段、6・・・
受信用増幅器、7・・・送信用増幅器、8・・・ライン
トランス、9・・・閉結手段、13・・・ローパスフィ
ルター、20・・・録画予約部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−274084(JP,A) 特開 平7−239740(JP,A) 特開 平5−308230(JP,A) 特開 平7−220323(JP,A) 特開 平6−14127(JP,A) 特開 平6−296200(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/02 328 H04M 11/00 301

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選局チャネルをアップし、ダウンさせる
    チャネル選局メニューが選択されたときで、これらアッ
    プキー若しくはダウンキーが最初に押されたときには、
    選局チャネルの更新は行わずに音声出力のミュートが解
    除されて、そのときの選局チャネルの音声が出力される
    と共に、 次回以降は音声ミュートが解除された状態で、チャネル
    のアップ、ダウンが行われて、更新された選局チャネル
    の音声が出力されるようになされたことを特徴とする録
    画予約におけるチャネル選局方法。
  2. 【請求項2】 上記録画予約が電話回線を通して行われ
    るようになされたことを特徴とする請求項1記載の録画
    予約におけるチャネル選局方法。
  3. 【請求項3】 ミュート解除フラグを用意し、最初の選
    局チャネルキーの操作でミュート解除フラグの内容が変
    更され、チャネル選局メニューが解除されたときミュー
    ト解除フラグが元の状態に戻されるようになされたこと
    を特徴とする請求項1記載の録画予約におけるチャネル
    選局方法。
  4. 【請求項4】 録画手段と、回線制御手段と、録画内容
    のメモリ手段と、それらを制御する制御手段とを有し、 上記録画手段に対する回線側からの遠隔制御信号に基づ
    いて、上記メモリ手段に記憶された録画予約内容の設定
    が行われると共に、 上記遠隔制御信号に基づいてチャネル選局メニューが選
    択されたときには、回線側のチャネルアップ、ダウンキ
    ーの操作回数がチェックされ、最初にアップ、ダウンキ
    ーが押されたときはチャネルの更新を行うことなくその
    チャネルの音声ミュートが解除されるようになされたこ
    とを特徴とする録画装置。
  5. 【請求項5】 上記録画手段はVTRが用いられたこと
    を特徴とする請求項4記載の録画装置。
  6. 【請求項6】 電話回線を利用して遠隔より録画内容を
    予約できるようにした録画予約システムであって、 録画装置は、録画手段と、回線制御手段と、録画内容の
    メモリ手段と、それらを制御する制御手段を有し、 電話回線を利用した発呼者側からの発呼によって予約手
    順にしたがった手順ガイドが音声信号として発呼者側に
    伝えられ、 上記電話回線側からの遠隔制御信号に基づいてチャネル
    選局メニューが選択されたときには、回線側のチャネル
    アップ、ダウンキーの操作回数がチェックされ、最初に
    アップ、ダウンキーが押されたときはチャネルの更新を
    行うことなくそのチャネルの音声ミュートが解除される
    ようになされたことを特徴とする録画予約システム。
  7. 【請求項7】 上記チャネルアップ、ダウンキーは電話
    機の番号キーが利用されたことを特徴とする請求項6記
    載の録画予約システム。
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