JPH09214870A - 番組受信方法およびテレビジョン受信機 - Google Patents

番組受信方法およびテレビジョン受信機

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JPH09214870A
JPH09214870A JP8015377A JP1537796A JPH09214870A JP H09214870 A JPH09214870 A JP H09214870A JP 8015377 A JP8015377 A JP 8015377A JP 1537796 A JP1537796 A JP 1537796A JP H09214870 A JPH09214870 A JP H09214870A
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Satoaki Wada
学明 和田
Kiyokazu Hagiwara
清和 萩原
Masaaki Fujita
正明 藤田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ある番組を視聴していて次回も録画・視聴し
たいと思ったときには、ワンタッチ操作でその番組の予
約がきわめて簡単にできるようにする。 【解決手段】 番組枠情報記憶部6は放送予定の各番組
の曜日・開始時刻・終了時刻・チャンネルの番組枠情報
を記憶している。ユーザーが現在選局中の番組を見てい
てその番組を録画予約したいとき、入力ボタン4aを操
作すると、制御部7は番組枠情報記憶部6から翌週また
は翌日で対応する番組の番組枠情報を検索して一時記憶
する。制御部7は、その記憶した曜日・開始時刻になっ
たとき記録部3を制御して録画予約の番組を録画する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一度見た番組を再
度見たいと思った場合に、次回のその番組を録画予約あ
るいは視聴予約するようにした番組受信方法およびテレ
ビジョン受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダにおける通常の録
画予約の操作は、録画予約ボタン押し、曜日指定、
開始時刻指定、終了時刻指定、チャンネル指定、
タイマーボタン押し、の順で行われる。その録画予約
の操作の前提として、新聞のテレビ欄や番組情報誌を見
て、いつどのチャンネルでどのような番組が放送される
のかを確認しておく必要がある。
【0003】より操作の簡単な録画予約に、Gコード予
約がある。Gコード予約の操作は、 録画予約ボタン押し、テンキーによるGコードの入
力(複数回操作)、送信ボタン押し、タイマーボタ
ン押し、の順で行われる。このGコード予約の操作の前
提として、やはり新聞のテレビ欄や番組情報誌を見て、
録画予約したい番組のGコードを確認しておく必要があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の通常の録画予約
の操作もGコード予約の操作も複数のボタンを所定の順
序に従って正しく操作しなければならず、機械類の操作
に不慣れなユーザーにとっては大変に煩雑なものであ
り、操作ミスも起こしがちである。
【0005】また、新聞のテレビ欄や番組情報誌で確認
することも面倒であるし、それらがないときは予約その
ものができない。
【0006】特に、ある番組を視聴していて、その番組
が気に入り、次回もぜひ見たい、あるいは録画したいと
思った場合であっても、その番組を視聴しているという
状況自体と予約操作との間には何らの関係も有しておら
ず、また、予約操作としては上記した煩雑な操作をしな
ければならないことに変わりはない。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、ある番組を視聴していて次回も録画
・視聴したいと思ったときには、新聞のテレビ欄等で確
認する必要なく、ワンタッチ操作でその番組の予約がき
わめて簡単にできるようにすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る番組受信方
法は、放送予定されている各番組についての曜日・開始
時刻・終了時刻・チャンネルからなる番組枠情報を記憶
し、ユーザーから現在選局されている番組の放送時間内
で同じ番組を少なくとも翌週または翌日に記録または視
聴するよう予約操作されると、翌週または翌日で対応す
る番組についての番組枠情報を検索して一時記憶し、そ
の一時記憶した番組枠情報での曜日・開始時刻になった
ときに予約された番組を記録し、あるいは一時記憶した
曜日・開始時刻の所定時間前になったときに視聴促しメ
ッセージを画面表示することを特徴としている。
【0009】ある番組を視聴していて、その番組が気に
入って次回の放送で同じ番組を記録または視聴したいと
思ったとき、単にボタン等をワンタッチ操作するだけで
すみ、新聞のテレビ欄や番組情報誌で確認する必要もな
ければ、従来の場合のように複数のボタンを所定順序で
操作しなければならない煩わしさもなく、しかも、実際
に番組を見て、内容が記録予約または視聴予約するに値
すると確認した番組について予約操作するのであるか
ら、その番組を視聴しているという状況と予約操作との
間に密接な関係をもたせることができ、内容的に確実で
タイムリーな予約が行える。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項1の番組受信
方法は、放送予定されている各番組についての曜日・開
始時刻・終了時刻・チャンネルからなる番組枠情報を記
憶し、ユーザーから現在選局されている番組の放送時間
内で同じ番組を少なくとも翌週または翌日に記録するよ
う予約操作されると、翌週または翌日で対応する番組に
ついての番組枠情報を検索して一時記憶し、その一時記
憶した番組枠情報での曜日・開始時刻になったときに予
約された番組を記録することを特徴としている。ある番
組を視聴していて、その番組が気に入って次回の放送で
同じ番組を記録したいと思ったとき、ユーザーはボタン
等で記録予約操作しさえすれば、確実に記録予約するこ
とができる。新聞のテレビ欄や番組情報誌で確認する必
要もなければ、従来の場合のように複数のボタンを所定
順序で操作しなければならない煩わしさもなく、番組を
見て記録したいと思ったときに単にボタン等をワンタッ
チ操作するだけですみ、きわめて操作性が良い。テレビ
欄等に記載の記事だけでは具体的にどのような内容の番
組であるかの予想がほとんどつかないのに対して、実際
に番組を見て、内容が記録予約にするに値すると確認し
た番組について記録予約するのであるから、その番組を
視聴しているという状況と予約操作との間に密接な関係
をもたせることができ、内容的に確実でタイムリーな記
録予約が行える。
【0011】本発明に係る請求項2の番組受信方法は、
放送予定されている各番組についての曜日・開始時刻・
終了時刻・チャンネルからなる番組枠情報を記憶し、ユ
ーザーから現在選局されている番組の放送時間内で同じ
番組を少なくとも翌週または翌日に視聴するよう視聴予
約操作されると、翌週または翌日で対応する番組につい
ての番組枠情報を検索して一時記憶し、その一時記憶し
た番組枠情報での曜日・開始時刻の所定時間前になった
ときに視聴促しメッセージを画面表示することを特徴と
している。ある番組を視聴していて、その番組が気に入
って次回の放送で同じ番組を視聴したいと思ったとき、
ユーザーはボタン等で視聴予約操作しさえすれば、確実
に視聴予約することができ、新聞のテレビ欄や番組情報
誌で確認することを怠っていても見忘れを防止できる。
また、番組を見て次も同じ番組を見たいと思ったときに
単にボタン等をワンタッチ操作するだけですみ、きわめ
て操作性が良い。テレビ欄等に記載の記事だけでは具体
的にどのような内容の番組であるかの予想がほとんどつ
かないのに対して、実際に番組を見て、内容が視聴予約
するに値すると確認した番組について視聴予約するので
あるから、その番組を視聴しているという状況と予約操
作との間に密接な関係をもたせることができ、内容的に
確実でタイムリーな視聴予約が行える。また、視聴予約
の番組の開始前に視聴促しメッセージを表示するので、
その番組を最初から視聴することができる。
【0012】本発明に係る請求項3の番組受信方法は、
放送予定されている各番組についての曜日・開始時刻・
終了時刻・チャンネルからなる番組枠情報を記憶し、ユ
ーザーから現在選局されている番組の放送時間内で同じ
番組を少なくとも翌週または翌日に録画または視聴する
よう予約操作されると、翌週または翌日で対応する番組
についての番組枠情報を検索して一時記憶し、その一時
記憶した番組枠情報での曜日・開始時刻になったときに
表示出力部の電源がOFFである場合には予約された番
組を記録し、表示出力部の電源がONである場合には視
聴促しメッセージを画面表示することを特徴としてい
る。請求項2の場合には表示出力部の電源がOFFで視
聴状態になっていないときは、当然、視聴促しメッセー
ジが表示されず、ユーザーは視聴予約した番組を見逃す
可能性がある。本請求項3によれば、表示出力部の電源
がOFFになっている場合であっても、予約記録を行う
ので、あとで確実にその番組を見ることができ、見忘れ
防止効果を一層高いものとしている。
【0013】本発明に係る請求項4の番組受信方法は、
請求項1から請求項3までのいずれかにおいて、現在選
局中の番組の終了時刻の所定時間前に予約入力促しメッ
セージを画面表示することを特徴としている。請求項1
〜3の場合は、予約操作を行うか否かはまったくユーザ
ーの意思にゆだねられていたが、本請求項4によれば、
番組終了前の予約入力促しメッセージの表示により予約
操作を行うことについてユーザーの意思に問いかけを行
うので、予約忘れ防止の機能をもたせ、見忘れ防止の機
能を一層用心深いものに仕立てることができる。
【0014】本発明に係る請求項5の番組受信方法は、
請求項1から請求項3までのいずれかにおいて、予約入
力のあった番組についてその予約回数を計数し、現在選
局中の番組の終了時刻の所定時間前にその番組の予約回
数が所定回数に達しているかを判定し、達しているとき
に限って予約入力促しメッセージを画面表示することを
特徴としている。請求項4の場合にはすべての番組につ
いて、その終了直前に予約入力促しメッセージを表示す
るので、ユーザーによっては視聴上わずらわしいと思う
場合もでてくる。本請求項5によれば、見る頻度の高い
番組については、その番組の終了直前に予約入力促しメ
ッセージの表示を行ってユーザーに予約忘れ防止の便宜
を与える一方、見る頻度が少ない番組については予約入
力促しメッセージの表示を行わないので、視聴上のわず
らわしさを除去することができる。
【0015】本発明に係る請求項6のテレビジョン受信
機は、放送される信号を受信し選局する番組受信部と、
映像・音声信号を出力する表示出力部と、放送される信
号を記録する記録部と、予約操作が入力される入力手段
と、放送予定されている各番組についての曜日・開始時
刻・終了時刻・チャンネルからなる番組枠情報を記憶す
る番組枠情報記憶部と、前記入力手段の入力と前記番組
枠情報記憶部の対応する番組についての番組枠情報に基
づいて前記記録部を制御する制御部とを備えたことを特
徴としている。ユーザーは視聴している番組を次回にも
記録したいときに入力手段で予約操作すると、制御部は
その入力によって番組枠情報記憶部の対応する番組枠情
報を検索して予約情報を取得し、その予約情報に従って
記録部を制御して予約記録する。
【0016】本発明に係る請求項7のテレビジョン受信
機は、放送される信号を受信し選局する番組受信部と、
映像・音声信号を出力する表示出力部と、予約操作が入
力される入力手段と、放送予定されている各番組につい
ての曜日・開始時刻・終了時刻・チャンネルからなる番
組枠情報を記憶する番組枠情報記憶部と、視聴者にメッ
セージを知らせる画面生成部と、前記入力手段の入力と
前記番組枠情報記憶部の対応する番組についての番組枠
情報に基づいて前記画面生成部を制御する制御部とを備
えたことを特徴としている。ユーザーは視聴している番
組を次回にも視聴したいときに入力手段で予約操作する
と、制御部はその入力によって番組枠情報記憶部の対応
する番組枠情報を検索して予約情報を取得し、その予約
情報に従って画面生成部を制御して視聴者にメッセージ
を知らせる。
【0017】本発明に係る請求項8のテレビジョン受信
機は、放送される信号を受信し選局する番組受信部と、
映像・音声信号を出力する表示出力部と、放送される信
号を記録する記録部と、予約操作が入力される入力手段
と、放送予定されている各番組についての曜日・開始時
刻・終了時刻・チャンネルからなる番組枠情報を記憶す
る番組枠情報記憶部と、視聴者にメッセージを知らせる
画面生成部と、前記入力手段の入力と前記表示出力部の
電源ON、OFFの状態と前記番組枠情報記憶部の対応
する番組についての番組枠情報に基づいて前記記録部お
よび前記画面生成部を制御する制御部とを備えたことを
特徴としている。制御部は予約の時刻になったときに表
示出力部の電源のON、OFFを判定し、ONであれば
メッセージを表示し、OFFであれば記録部を制御して
記録する。
【0018】本発明に係る請求項9のテレビジョン受信
機は、上記請求項6から請求項8までのいずれかにおい
て、予約された番組についての予約回数の履歴データを
格納する格納手段を設け、予約する頻度の高い番組につ
いて予約入力促しメッセージを表示することを特徴とし
ている。履歴的に予約回数が多く見る頻度が一定以上の
番組に限って予約入力促しメッセージを表示し、ユーザ
ーに予約忘れ防止の便宜を与える。
【0019】以下、本発明に係るテレビジョン受信シス
テムの実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明
する。
【0020】〔実施の形態1〕実施の形態1は録画予約
に関するものである。図1は実施の形態1に係るテレビ
ジョン受信システムの構成を示すブロック図である。図
1において、1は放送されるテレビ信号を受信し選局す
ることにより番組の映像信号および音声信号を出力する
番組受信部であり、RF入力端子1aとチューナ1bと
を備えている。
【0021】2は映像信号を表示し音声信号を出力する
スピーカ付きの表示出力部、3は映像信号および音声信
号を記録する記録部であり、ここではVTR(ビデオテ
ープレコーダ)3aをもって構成されているが、ハード
ディスクや光ディスクを用いることも考えられる。4は
録画予約を行うための操作を行う入力手段であり、入力
ボタン4aと入力回路4bとを備えている。この入力手
段4は本体に設けるほか、リモコン送信機に設けてもよ
い。5は曜日・時分秒の時刻情報をカウントして出力す
る時計手段、6は予め分かっているほぼすべての放送さ
れる番組の放送の曜日・開始時刻・終了時刻・チャンネ
ルからなる番組枠情報を記憶している番組枠情報記憶部
であり、メモリ6aで構成されている。このメモリ6a
としては、内蔵されたROM(リードオンリーメモリ)
でも外部からセットされるCD−ROMやICカード、
磁気カードなどでもよい。7は全体的な制御を司る制御
部である。この制御部7は番組枠情報記憶部6から取得
した曜日・開始時刻・終了時刻・チャンネルからなる番
組枠情報を留守録制御情報として一時記憶・管理するよ
うになっている。番組枠情報記憶部6が記憶している番
組枠情報は、番組枠改正があるにしても年間を通じてほ
ぼ一定である。変更があれば、その都度に番組枠情報記
憶部6を更新すればよい。なお、文字多重信号を使って
番組枠情報を放送し、この番組枠情報をテレビジョン受
信システム側で受信することを通じて番組枠情報記憶部
6を自動的に更新することも考えられる。この場合、チ
ューナ1bに文字多重デコーダ(図示せず)を接続し、
制御部7を介して番組枠情報記憶部6を更新するように
すればよい。
【0022】テレビジョン受信システムの大まかな構成
パターンとしては、受像機とVTRとが一体化された
型式、受像機とVTRとが別体で双方向接続された型
式、VTRにチューナが内蔵されていてVTR側で選
局する型式がある。
【0023】通常の視聴モードにおいて制御部7は番組
受信部1のチューナ1bに選局信号を送り、チューナ1
bの選局動作によって選局されたテレビ番組の映像が表
示出力部2において表示される。ユーザーは図示しない
本体またはリモコン送信機のチャンネルボタンを操作し
て所望のチャンネルの番組を視聴する。その視聴してい
る番組の中で現在視聴している番組が好ましいものであ
り、翌週または翌日に放送される番組も録画して見たい
と思ったときは、現在視聴中の番組の放送時間内にユー
ザーは入力手段4における入力ボタン4aを操作する。
これにより入力回路4bから制御部7に対して録画予約
信号が出力される。翌週と翌日を区別するためには、入
力ボタン4aとして翌週用のものと翌日用のものの2つ
を設けておけばよい。あるいは、入力ボタン4aは1つ
とし、翌週のときは1回操作とし、翌日のときは2回連
続操作とするようにしてもよい。これらの識別は制御部
7で行う。制御部7は、録画予約信号の入力があったと
きは、現在チューナ1bに出力している選局信号が何チ
ャンネルかを認識し、また、時計手段5から時刻情報
(曜日・時分秒)を入力し、これらの情報に基づいて番
組枠情報記憶部6を検索することにより、ユーザーが現
在視聴中の番組についての番組枠情報を取得する。すな
わち、その番組が次に放送される曜日・開始時刻・終了
時刻・チャンネルからなる番組枠情報を留守録制御情報
として取得し、内蔵の記憶手段に一時記憶する。そし
て、制御部7は、時計手段5からの時刻情報(曜日・時
分秒)を監視しておき、一時記憶した留守録制御情報の
曜日・開始時刻に達したときに、チューナ1bに対して
留守録制御情報におけるチャンネルとなるようにチュー
ナ1bに対して選局信号を送出するとともに、記録部3
のVTR3aに対して留守録制御信号を送信してVTR
3aを録画動作させ、留守録制御情報の終了時刻に達し
たときに録画を停止させる。
【0024】制御部7の動作をフローチャートで説明す
る。現在視聴中の番組の録画予約を行う入力ボタン4a
として翌週ボタンと翌日ボタンの2つがあるものとす
る。図2のフローチャートにおいて、ステップS1で入
力ボタン4aの操作を待って、ステップS2で翌週ボタ
ンが操作されたかどうかを判断し、翌週ボタンの操作の
ときはステップS3に進んでフラグF1 を“1”にセッ
トし、翌日ボタンの操作のときはステップS4に進んで
フラグF2 を“1”にセットする。次いで、ステップS
5において現在選局中のチャンネルを認識し、ステップ
S6で時計手段5から時刻情報(曜日・時分秒)を取り
込む。そして、ステップS7で現在選局中のチャンネル
と時刻情報(曜日・時分秒)とフラグF1 ,F2 の状態
に基づいて番組枠情報記憶部6を検索する。フラグF1
が“1”にセットされているときは翌週ボタンが操作さ
れているので、翌週と同じ番組枠である本日の曜日で検
索する。フラグF2 が“1”にセットされているときは
翌日ボタンが操作されているので次の日の曜日で検索す
る。これにより録画予約すべき番組についての番組枠情
報を番組枠情報記憶部6から取得する。すなわち、その
番組が次に放送される曜日・開始時刻・終了時刻・チャ
ンネルからなる留守録制御情報を取得し、制御部7の記
憶手段にその留守録制御情報を一時記憶する。ステップ
S8でフラグF1 ,F2 をリセットする。
【0025】次に、留守録動作について図3のフローチ
ャートで説明する。ステップS11において一時記憶し
ている留守録制御情報の曜日・開始時刻に対して時計手
段5から取り込んだ時刻情報(曜日・時分秒)が一致す
るかどうかを監視し、一致したときはステップS12に
進んで留守録制御情報におけるチャンネルとなるように
チューナ1bでの選局制御を行い、ステップS13で記
録部3のVTR3aに対して留守録制御信号(録画信
号)を送信して録画動作を行わせ、ステップS14にて
留守録制御情報における終了時刻に達するのを待ってス
テップS15に進み、VTR3aの録画動作を停止させ
る。
【0026】以上のように、ある番組を視聴していて、
その番組が気に入り、次回の放送で同じ番組を録画した
いと思ったとき、ユーザーは入力ボタン4aを操作しさ
えすれば、確実に録画予約することができる。新聞のテ
レビ欄や番組情報誌で確認する必要はない。従来の場合
のように複数のボタンを所定順序で操作しなければなら
ない煩わしさもない。番組を見て録画したいと思ったと
きに単に入力ボタン4aをワンタッチ操作するだけです
み、きわめて操作性が良い。テレビ欄等に記載の記事だ
けでは具体的にどのような内容の番組であるかの予想が
ほとんどつかない。これに対して、実際に番組を見て、
内容が録画予約にするに値すると確認した番組について
録画予約するのであるから、その番組を視聴していると
いう状況と予約操作との間に密接な関係をもたせること
ができ、内容的に確実でタイムリーな録画予約が行え
る。
【0027】なお、取得した曜日・開始時刻・終了時刻
・チャンネルからなる留守録制御情報を制御部7の記憶
手段に記憶させることに代えて、VTR3aに転送して
VTR3aの制御部に記憶させておき、VTR3aの制
御部で留守録制御を行うようにしてもよい。この場合、
VTR3aの制御部からチューナ1bに選局信号が送信
されることになる。
【0028】〔実施の形態2〕実施の形態1は録画予約
に関するものであったが、この実施の形態2は視聴予約
に関するものである。したがって、映像・音声の記録部
(VTR)は必ずしも必要としない。図4は実施の形態
2に係るテレビジョン受信システムの構成を示すブロッ
ク図である。図4において、符号1から7までについて
は図1の構成と同様であり、1は放送されるテレビ信号
を受信し選局することにより番組の映像信号および音声
信号を出力する番組受信部であり、RF入力端子1aと
チューナ1bとを備えている。2は映像信号を表示し音
声信号を出力するスピーカ付きの表示出力部、4はここ
では視聴予約を行うための操作を行う入力手段であり、
入力ボタン4aと入力回路4bとを備えている。この入
力手段4は本体に設けるほか、リモコン送信機に設けて
もよい。5は曜日・時分秒の時刻情報をカウントして出
力する時計手段、6は予め分かっているほぼすべての放
送される番組の放送の曜日・開始時刻・終了時刻・チャ
ンネルからなる番組枠情報を記憶している番組枠情報記
憶部であり、メモリ6aで構成されている。このメモリ
6aとしては、内蔵されたROM(リードオンリーメモ
リ)でも外部からセットされるCD−ROMやICカー
ド、磁気カードなどでもよい。7は全体的な制御を司る
制御部である。この制御部7は番組枠情報記憶部6から
取得した曜日・開始時刻・終了時刻・チャンネルからな
る番組枠情報のうち曜日・開始時刻・チャンネルを視聴
予約情報として一時記憶・管理するようになっている。
8は制御部7から入力した視聴予約情報を画面化する画
面生成部であり、キャラクタジェネレータが用いられ
る。この画面生成部8は、例えば「○○時○○分から○
○チャンネルが予約されています」といった視聴予約の
番組開始を視聴者に知らせてその番組の視聴を促すメッ
セージを生成する。9はチューナ1bで選局された映像
信号に対して画面生成部8から入力した視聴促しメッセ
ージをスーパーインポーズして表示出力部2に送出する
画面合成部である。番組枠情報記憶部6が記憶している
番組枠情報に変更があれば、その都度に番組枠情報記憶
部6を更新すればよい。なお、文字多重信号を使って番
組枠情報を放送し、この番組枠情報をテレビジョン受信
システム側で受信することを通じて番組枠情報記憶部6
を自動的に更新することも考えられる。この場合、チュ
ーナ1bに文字多重デコーダ(図示せず)を接続し、制
御部7を介して番組枠情報記憶部6を更新するようにす
ればよい。
【0029】通常の視聴モードにおいて制御部7は番組
受信部1のチューナ1bに選局信号を送り、チューナ1
bの選局動作によって選局されたテレビ番組の映像が表
示出力部2において表示される。このときもちろん、画
面合成部9におけるスーパーインポーズは行われない。
ユーザーは図示しない本体またはリモコン送信機のチャ
ンネルボタンを操作して所望のチャンネルの番組を視聴
する。その視聴している番組の中で現在視聴している番
組が好ましいものであり、翌週または翌日に放送される
番組も(録画ではなく)直接に視聴して見たいと思った
ときは、現在視聴中の番組の放送時間内にユーザーは入
力手段4における入力ボタン4aを操作する。これによ
り入力回路4bから制御部7に対して視聴予約信号が出
力される。翌週と翌日を区別するためには、入力ボタン
4aとして翌週用のものと翌日用のものの2つを設けて
おけばよい。あるいは、入力ボタン4aは1つとし、翌
週のときは1回操作とし、翌日のときは2回連続操作と
するようにしてもよい。これらの識別は制御部7で行
う。制御部7は、視聴予約信号の入力があったときは、
現在チューナ1bに出力している選局信号が何チャンネ
ルかを認識し、また、時計手段5から時刻情報(曜日・
時分秒)を入力し、これらの情報に基づいて番組枠情報
記憶部6を検索することにより、ユーザーが現在視聴中
の番組についての番組枠情報を取得する。すなわち、そ
の番組が次に放送される曜日・開始時刻・終了時刻・チ
ャンネルからなる番組枠情報のうち曜日・開始時刻・チ
ャンネルを視聴予約情報として取得し(終了時刻は除
く)、内蔵の記憶手段に一時記憶する。そして、制御部
7は、時計手段5からの時刻情報(曜日・時分秒)を監
視しておき、一時記憶した視聴予約情報の曜日・開始時
刻に達したときに、視聴予約情報のうちの開始時刻・チ
ャンネルを画面生成部8に出力する。画面生成部8は
「○○時○○分から○○チャンネルが予約されていま
す」という視聴促しメッセージを生成し、その視聴促し
メッセージを画面合成部9においてスーパーインポーズ
し、表示出力部2において現在視聴中の番組の画面に視
聴促しメッセージを合成表示する。
【0030】制御部7の動作をフローチャートで説明す
る。現在視聴中の番組の視聴予約を行う入力ボタン4a
として翌週ボタンと翌日ボタンの2つがあるものとす
る。図5のフローチャートにおいて、ステップS21で
入力ボタン4aの操作を待って、ステップS22で翌週
ボタンが操作されたかどうかを判断し、翌週ボタンの操
作のときはステップS23に進んでフラグF1 を“1”
にセットし、翌日ボタンの操作のときはステップS24
に進んでフラグF2 を“1”にセットする。次いで、ス
テップS25において現在選局中のチャンネルを認識
し、ステップS26で時計手段5から時刻情報(曜日・
時分秒)を取り込む。そして、ステップS27で現在選
局中のチャンネルと時刻情報(曜日・時分秒)とフラグ
1 ,F2 の状態に基づいて番組枠情報記憶部6を検索
する。フラグF1 が“1”にセットされているときは翌
週ボタンが操作されているので、翌週と同じ番組枠であ
る本日の曜日で検索する。フラグF2 が“1”にセット
されているときは翌日ボタンが操作されているので次の
日の曜日で検索する。これにより視聴予約すべき番組に
ついての番組枠情報を番組枠情報記憶部6から取得す
る。すなわち、その番組が次に放送される曜日・開始時
刻・チャンネルからなる視聴予約情報を取得し、制御部
7の記憶手段にその視聴予約情報を一時記憶する。ステ
ップS28でフラグF1 ,F2 をリセットする。
【0031】次に、視聴促し動作について図6のフロー
チャートで説明する。ステップS31において一時記憶
している視聴予約情報の曜日・開始時刻に対して時計手
段5から取り込んだ時刻情報(曜日・時分秒)が1分前
となるに至ったかどうかを監視し、1分前となったとき
はステップS32に進んで制御部7は一時記憶している
視聴予約情報のうちの開始時刻とチャンネルを画面生成
部8に送出する。ステップS33で画面生成部8は入力
した開始時刻とチャンネルとに基づいて「○○時○○分
から○○チャンネルが予約されています」という視聴促
しメッセージを生成する。そして、ステップS34で画
面合成部9はチューナ1bからの映像信号に対して画面
生成部8からの視聴促しメッセージをスーパーインポー
ズする。
【0032】この視聴促しメッセージは表示出力部2に
おいて現在視聴中の番組の画面に合成表示される。視聴
促しメッセージの合成表示は、現在視聴中の番組がどの
チャンネルのものであっても行われる。ステップS35
でタイムアップするのを待ってステップS36に進み、
視聴促しメッセージの合成表示を消去する。すなわち、
画面生成部8からの視聴促しメッセージの出力を停止す
る。
【0033】「○○時○○分から○○チャンネルが予約
されています」という視聴促しメッセージの表示を見た
ユーザーは、現在のチャンネルが視聴予約のチャンネル
となっていればよいが、別のチャンネルとなっていると
きは、メッセージに表示されたチャンネルへと切り換え
る。これにより、視聴予約した番組を予定通りに視聴す
ることができる。
【0034】以上のように、ある番組を視聴していて、
その番組が気に入り、次回の放送で同じ番組を視聴した
いと思ったとき、ユーザーは入力ボタン4aを操作しさ
えすれば、確実に視聴予約することができ、新聞のテレ
ビ欄や番組情報誌で確認することを怠っていても見忘れ
を防止できる。また、番組を見て次も同じ番組を見たい
と思ったときに単に入力ボタン4aをワンタッチ操作す
るだけですみ、きわめて操作性が良い。テレビ欄等に記
載の記事だけでは具体的にどのような内容の番組である
かの予想がほとんどつかないのに対して、実際に番組を
見て、内容が視聴予約にするに値すると確認した番組に
ついて視聴予約するのであるから、その番組を視聴して
いるという状況と予約操作との間に密接な関係をもたせ
ることができ、内容的に確実でタイムリーな視聴予約が
行える。また、視聴予約の番組の開始前に視聴促しメッ
セージを表示するので、その番組を最初から視聴するこ
とができる。
【0035】なお、番組枠情報記憶部6から番組タイト
ルを取得し、そのタイトルを含んだ視聴促しメッセー
ジ、例えば「○○時○○分から○○チャンネルで○○○
○○が予約されています」を表示するようにしてもよ
い。また、視聴促しメッセージの表示の際に、警告音を
発するようにしてもよい。開始時刻前の時間の1分前は
一例にすぎず、この時間は適当に設定してよい。また、
ユーザーが変更できるようにしてもよい。
【0036】〔実施の形態3〕実施の形態2の場合には
表示出力部2の電源がONになっていないとき、すなわ
ち視聴状態になっていないときは、当然、視聴促しメッ
セージが表示されず、ユーザーは視聴予約した番組を見
逃す可能性がある。そこで、この実施の形態3は、表示
出力部の電源OFFの場合には録画動作を行わせるよう
に構成したものである。この場合には、当然にVTR3
aなどからなる記録部3が必要である。
【0037】図7は実施の形態3に係るテレビジョン受
信システムの構成を示すブロック図である。図7におい
て、符号1から7までについては図1の構成と同様であ
り、符号8、9については図4の構成と同様であるの
で、繰り返しの説明は避ける。
【0038】録画予約ないし視聴予約の操作は実施の形
態1の場合とほぼ同様であり、その動作は図2のフロー
チャートと同様に表せる。
【0039】予約の開始時刻になったときからの動作は
図8に示すフローチャートのとおりである。ステップS
41において制御部7で一時記憶している予約制御情報
の曜日・開始時刻に対して時計手段5から取り込んだ時
刻情報(曜日・時分秒)が一致するかどうかを監視し、
一致したときはステップS42に進んで表示出力部2の
電源がONになっているかどうかを判断し、OFFのと
きはステップS43に進んで記録部3のVTR3aを制
御して留守録動作を行わせる。この留守録動作は図3の
ステップS12〜S15と同様である。表示出力部2の
電源がONになっているときはステップS44に進ん
で、現在の選局チャンネルが視聴予約のチャンネルと一
致しているかどうかを判断し、一致していないときはス
テップS45に進み、例えば「予約しているチャンネル
と違っています」といった注意を促す視聴メッセージを
表示する。この視聴メッセージは、制御部7による画面
生成部8の駆動により、画面生成部8で生成されるもの
であり、また、画面合成部9において映像信号にスーパ
ーインポーズされる。なお、視聴メッセージとしては、
「予約しているのは○○チャンネルです」といったもの
でもよい。ユーザーは、この視聴メッセージを見て予約
のチャンネルに切り換える。現在の選局チャンネルが視
聴予約のチャンネルと一致しているときは、特に何もし
ないでもよいが、ステップS46のように「予約チャン
ネルはこのチャンネルです」といった確認のための視聴
メッセージを表示するようにしてもよい。
【0040】本実施の形態3によれば、表示出力部2の
電源がOFFになっている場合であっても、留守録動作
を行うので、あとで確実にその番組を見ることができ、
見忘れ防止効果を一層高めている。
【0041】〔実施の形態4〕この実施の形態4は、番
組枠情報におけるほぼすべての番組について、その番組
を視聴しているユーザーに対して、その番組の終了時刻
の所定時間前(例えば1分前)に、次回も同じ番組を見
たいかどうかの問いのメッセージを送るようにしたもの
である。この実施の形態4のテレビジョン受信システム
の構成としては、実施の形態1〜3のいずれであっても
よい。
【0042】図9のフローチャートに基づいて動作を説
明する。ステップS51において現在視聴している番組
の終了時刻を読み込む。現在視聴している番組の特定
は、制御部7が把握している現在選局中のチャンネルと
時計手段5から入力した時刻情報(曜日・時分秒)とに
基づいて、番組枠情報記憶部6を検索して該当の番組を
探し出せばよく、これによって現在視聴している番組の
終了時刻を読み込むことができる。ステップS52にお
いて時計手段5による現在時刻が番組終了時刻の1分前
になったかどうかを判断し、なったときはステップS5
3に進んで、例えば「この番組を来週・明日も見たいで
すか?見たいときは入力ボタンを押して下さい」といっ
た予約入力促しメッセージを表示する。このメッセージ
は、制御部7による画面生成部8の駆動により、画面生
成部8で生成されるものであり、また、画面合成部9に
おいて映像信号にスーパーインポーズされる。ステップ
S54でタイムアップするのを待ってステップS55に
進み、予約入力促しメッセージの表示を消去する。な
お、この動作は、まだ予約が行われていなくても実行さ
れるし、すでに別番組の予約が行われているときでも実
行される。
【0043】実施の形態1〜3の場合は、予約操作を行
うか否かはまったくユーザーの意思にゆだねられてい
た。実施の形態4は予約操作を行うことについてユーザ
ーの意思に問いかけを行うものである。これにより、予
約忘れ防止の機能をもたせ、見忘れ防止の機能を一層用
心深いものに仕立てることができる。なお、構成として
実施の形態1〜3のいずれかを前提とするのは、上記の
ような予約入力促しメッセージの表示がされても、もし
その予約自体を受け付ける機能を有していなければ何ら
の役にも立たないからである。
【0044】〔実施の形態5〕実施の形態4ではすべて
の番組について、その終了直前に予約入力促しメッセー
ジを表示するようにした。これでは、ユーザーによって
は視聴上わずらわしいと思う場合もでてくる。そこで、
実施の形態5は、見る頻度の高い番組に限って予約入力
促しメッセージを表示するように構成したものである。
この実施の形態5のテレビジョン受信システムの構成と
しては、実施の形態1〜3のいずれであってもよい。
【0045】図10は制御部7が備えているテーブル7
aを示す。このテーブル7aは、1回以上予約された番
組についての予約回数の履歴データを格納するためのも
のである。データ項目として、曜日・開始時刻・終了時
刻・チャンネルおよび予約回数がある。予約回数の数値
としては、ここでは1から5までである。5を超えて6
になることはない。5が最大値となっている。つまり、
予約回数が5に達した番組に限って予約入力促しメッセ
ージを表示させるのである。ただし、これは一例であ
る。「日曜・20:00・21:00・2ch」の予
約回数は5であり、「土曜・19:00・21:30
・4ch」の予約回数も5であり、「木曜・21:0
0・22:00・12ch」の番組の予約回数は4であ
り、「金曜・19:30・20:00・6ch」の番
組の予約回数は3であり、「月曜・19:00・2
0:00・4ch」の番組の予約回数は2であり、
「火曜・22:00・23:00・2ch」の番組の予
約回数は1となっている。もし、の番組が再度予約さ
れると予約回数はインクリメントされて2となる。の
番組が再度予約されても予約回数はインクリメントされ
ず、5のままである。
【0046】この予約回数の管理の動作を図11のフロ
ーチャートに基づいて説明する。入力ボタン4aの操作
により予約がなされたとき、ステップS61においてそ
の予約に係る番組枠情報がテーブル7aにすでに存在し
ているかどうかをチェックし、存在していないときは1
回目の予約入力であるとしてステップS62に進み、そ
の新規な番組枠情報をテーブル7aに登録した後、ステ
ップS63で予約回数Nに1をセットする。予約に係る
番組枠情報がテーブル7aにすでに存在しているときは
2回目以降の予約入力であるとしてステップS64に進
み、予約回数Nが5に達しているか否かを判断し、4以
下のときはステップS65に進んで予約回数Nを+1イ
ンクリメントするが、5に達しているときはインクリメ
ントを行わない。
【0047】現在視聴している番組の終了直前での予約
入力促しメッセージの表示制御の動作を図12のフロー
チャートに示す。ステップS71,S72は図9のステ
ップS51,S52と同じであり、現在視聴中の番組の
終了時刻を読み込み、現在時刻が終了時刻の1分前かど
うかを判断する。1分前になったときステップS73に
進み、テーブル7aを検索して現在視聴中の番組がテー
ブル7aにおいて予約回数Nが5に達しているかどうか
を判断する。予約回数Nが5に達しているときに限って
ステップS74〜S76へと進み、予約入力促しメッセ
ージを表示し、カウントアップを待って表示を消去す
る。予約回数Nが4以下(0の場合も含む)のときは予
約入力促しメッセージの表示は行わない。
【0048】予約回数が所定回数(上の例では5回)に
達しており、見る頻度の高い番組については、その番組
の終了直前に予約入力促しメッセージの表示を行ってユ
ーザーに予約忘れ防止の便宜を与える一方、見る頻度が
低く予約回数がまだ所定回数に達していない番組につい
ては予約入力促しメッセージの表示を行わないので、視
聴上のわずらわしさを除去することができる。
【0049】なお、将来的には、記録部3としてVTR
3aの代わりに数100Gバイトのハードディスクや半
導体メモリを用いることも考えられる。この場合、全チ
ャンネルにつき1日24時間の全番組を1ヵ月分にわた
って記録しておくことができるようになる。この場合
に、制御部7にテーブル7aを設ける代わりに、そのハ
ードディスクにテーブル7aを設けるのがよい。なお、
上記各実施の形態において、番組枠情報記憶部にGコー
ドを記憶させ、翌週や翌日の録画予約、視聴予約をする
ことも可能である。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、ある番組を視聴してい
て、その番組が気に入って次回の放送で同じ番組を記録
または視聴したいと思ったとき、単にボタン等をワンタ
ッチ操作するだけですみ、新聞のテレビ欄や番組情報誌
で確認する必要もなければ、従来の場合のように複数の
ボタンを所定順序で操作しなければならない煩わしさも
なく、しかも、実際に番組を見て、内容が記録予約また
は視聴予約するに値すると確認した番組について予約操
作するのであるから、その番組を視聴しているという状
況と予約操作との間に密接な関係をもたせることがで
き、内容的に確実でタイムリーな予約を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るテレビジョン受信
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1における録画予約の動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】実施の形態1における留守録動作を示すフロー
チャートである。
【図4】本発明の実施の形態2に係るテレビジョン受信
システムの構成を示すブロック図である。
【図5】実施の形態2における視聴予約の動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】実施の形態2における視聴促しメッセージの表
示動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態3に係るテレビジョン受信
システムの構成を示すブロック図である。
【図8】実施の形態3における予約動作を示すフローチ
ャートである。
【図9】実施の形態4における予約入力促しメッセージ
の表示動作を示すフローチャートである。
【図10】実施の形態5における制御部が備えるテーブ
ルの図である。
【図11】実施の形態5における予約回数管理の動作を
示すフローチャートである。
【図12】実施の形態5における予約入力促しメッセー
ジの表示動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……番組受信部 1b…チューナ 2……表示出力部 3……記録部 3a…VTR 4……入力手段 4a…入力ボタン 5……時計手段 6……番組枠情報記憶部 6a…メモリ 7……制御部 7a…テーブル 8……画面生成部 9……画面合成部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送予定されている各番組についての曜
    日・開始時刻・終了時刻・チャンネルからなる番組枠情
    報を記憶し、ユーザーから現在選局されている番組の放
    送時間内で同じ番組を少なくとも翌週または翌日に記録
    するよう予約操作されると、翌週または翌日で対応する
    番組についての番組枠情報を検索して一時記憶し、その
    一時記憶した番組枠情報での曜日・開始時刻になったと
    きに予約された番組を記録することを特徴とする番組受
    信方法。
  2. 【請求項2】 放送予定されている各番組についての曜
    日・開始時刻・終了時刻・チャンネルからなる番組枠情
    報を記憶し、ユーザーから現在選局されている番組の放
    送時間内で同じ番組を少なくとも翌週または翌日に視聴
    するよう視聴予約操作されると、翌週または翌日で対応
    する番組についての番組枠情報を検索して一時記憶し、
    その一時記憶した番組枠情報での曜日・開始時刻の所定
    時間前になったときに視聴促しメッセージを画面表示す
    ることを特徴とする番組受信方法。
  3. 【請求項3】 放送予定されている各番組についての曜
    日・開始時刻・終了時刻・チャンネルからなる番組枠情
    報を記憶し、ユーザーから現在選局されている番組の放
    送時間内で同じ番組を少なくとも翌週または翌日に録画
    または視聴するよう予約操作されると、翌週または翌日
    で対応する番組についての番組枠情報を検索して一時記
    憶し、その一時記憶した番組枠情報での曜日・開始時刻
    になったときに表示出力部の電源がOFFである場合に
    は予約された番組を記録し、表示出力部の電源がONで
    ある場合には視聴促しメッセージを画面表示することを
    特徴とする番組受信方法。
  4. 【請求項4】 現在選局中の番組の終了時刻の所定時間
    前に予約入力促しメッセージを画面表示することを特徴
    とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の番
    組受信方法。
  5. 【請求項5】 予約入力のあった番組についてその予約
    回数を計数し、現在選局中の番組の終了時刻の所定時間
    前にその番組の予約回数が所定回数に達しているかを判
    定し、達しているときに限って予約入力促しメッセージ
    を画面表示することを特徴とする請求項1から請求項3
    までのいずれかに記載の番組受信方法。
  6. 【請求項6】 放送される信号を受信し選局する番組受
    信部と、映像・音声信号を出力する表示出力部と、放送
    される信号を記録する記録部と、予約操作が入力される
    入力手段と、放送予定されている各番組についての曜日
    ・開始時刻・終了時刻・チャンネルからなる番組枠情報
    を記憶する番組枠情報記憶部と、前記入力手段の入力と
    前記番組枠情報記憶部の対応する番組についての番組枠
    情報に基づいて前記記録部を制御する制御部とを備えた
    ことを特徴とするテレビジョン受信機。
  7. 【請求項7】 放送される信号を受信し選局する番組受
    信部と、映像・音声信号を出力する表示出力部と、予約
    操作が入力される入力手段と、放送予定されている各番
    組についての曜日・開始時刻・終了時刻・チャンネルか
    らなる番組枠情報を記憶する番組枠情報記憶部と、視聴
    者にメッセージを知らせる画面生成部と、前記入力手段
    の入力と前記番組枠情報記憶部の対応する番組について
    の番組枠情報に基づいて前記画面生成部を制御する制御
    部とを備えたことを特徴とするテレビジョン受信機。
  8. 【請求項8】 放送される信号を受信し選局する番組受
    信部と、映像・音声信号を出力する表示出力部と、放送
    される信号を記録する記録部と、予約操作が入力される
    入力手段と、放送予定されている各番組についての曜日
    ・開始時刻・終了時刻・チャンネルからなる番組枠情報
    を記憶する番組枠情報記憶部と、視聴者にメッセージを
    知らせる画面生成部と、前記入力手段の入力と前記表示
    出力部の電源ON、OFFの状態と前記番組枠情報記憶
    部の対応する番組についての番組枠情報に基づいて前記
    記録部および前記画面生成部を制御する制御部とを備え
    たことを特徴とするテレビジョン受信機。
  9. 【請求項9】 予約された番組についての予約回数の履
    歴データを格納する格納手段を設け、予約する頻度の高
    い番組について予約入力促しメッセージを表示すること
    を特徴とする請求項6から請求項8までのいずれかに記
    載のテレビジョン受信機。
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