JPH06261040A - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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Publication number
JPH06261040A
JPH06261040A JP5071001A JP7100193A JPH06261040A JP H06261040 A JPH06261040 A JP H06261040A JP 5071001 A JP5071001 A JP 5071001A JP 7100193 A JP7100193 A JP 7100193A JP H06261040 A JPH06261040 A JP H06261040A
Authority
JP
Japan
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communication
transaction machine
cost
communication cost
automatic transaction
Prior art date
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Pending
Application number
JP5071001A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ishizuka
浩治 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP5071001A priority Critical patent/JPH06261040A/ja
Publication of JPH06261040A publication Critical patent/JPH06261040A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、遠隔監視の通信に対して通信コス
トを低減することのできる機能を有した通信制御装置の
提供を目的とする。 【構成】この発明は、端末機器に交換回線網を介して通
信を実行するとき、制御手段がテーブルから端末機器へ
の通信内容に対応する通信コストを割り出し、該通信コ
ストに基づいてコストの低い通信方法、例えば、交信の
ない保持部分を遮断し、交信のみ通信を実行するように
制御して通信を実行することで、交換回線網の通信コス
トを低減することができ、ことに遠隔地の端末機器に対
して有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、金融業務に
おいて各支店に設置した自動取引き機を遠隔監視する遠
隔監視装置から各自動取引き機(端末機器)に対して交
換回線網を利用して通信をする場合の通信制御を実行す
るような通信制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述例の遠隔監視装置における遠隔監視
内容としては、例えば、自動取引き機などの端末機器の
稼動状態の認識、運用の変更指示、障害の認識、および
障害の復旧指示等があり、これらの作業は遠隔監視装置
と端末機器とを交換回線網を介して接続し、この交換回
線網を一定時間保持して処理を行ない、その処理が完了
することで回線を切って通信を完了している。しかし、
上述の通信状態は、通信コストを考慮せずに通信手段を
使用していたので、例えば遠隔地では一定時間回線を保
持することでコストが嵩む問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、遠隔監視
の通信に対して通信コストを低減することのできる機能
を有した通信制御装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、端末機器と
交換回線網を介して接続した通信制御装置であって、上
記端末機器への通信内容に対する通信コストを記憶した
テーブルと、上記テーブルから端末機器への通信内容に
対応する通信コストを割り出し、該通信コストに基づい
てコストの低い通信方法に制御して通信を実行する制御
手段とを備えた通信制御装置であることを特徴とする。
【0005】
【作用】この発明の通信制御装置によれば、端末機器に
交換回線網を介して通信を実行するとき、制御手段がテ
ーブルから端末機器への通信内容に対応する通信コスト
を割り出し、該通信コストに基づいてコストの低い通信
方法、例えば、交信のない保持部分を遮断し、交信のみ
通信を実行するように制御して通信を実行する。
【0006】
【発明の効果】上述の結果、この発明によれば、端末機
器への通信内容に対応する通信コストを割り出し、該通
信コストに基づいてコストの低い通信方法に制御して通
信を実行することで、交換回線網の通信コストを低減す
ることができ、ことに遠隔地の端末機器に対して有効で
ある。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は例えば銀行業務の遠隔監視装置に使用さ
れる通信制御装置を示し、図1において、遠隔監視装置
10は交換回線網11を介して接続される自動預金支払
い機や自動支払い機などの自動取引き機12…を遠隔地
で一括して監視する。
【0008】上述の遠隔監視装置10の監視業務内容
は、例えば、自動取引き機12…の稼動状態の認識(通
帳の使用可否の認識、現金の補充状況の認識等)、運用
モードの変更指示(預金支払いモードを振込みモードに
変更、またはこの逆等の変更指示等)、障害の認識(ダ
ウンした場合のリアルタイムな認識等)、および障害の
復旧指示等、その他諸々であって、それらの監視業務
(作業)内容は表示器(CRT)13に表示し、必要な
事項はプリンタ14にプリントアウトする。
【0009】上述の遠隔監視装置10を自動取引き機1
2…に接続するために、自動ダイヤル機能を備えた通信
制御装置15およびモデム16を有し、通信制御装置1
5は例えば、制御を行なうCPU、プログラムを収納し
たROM、必要な情報を記憶するRAM等を備えて構成
している。
【0010】また、上述の通信制御装置15のRAM1
7には、図2に示すようなテーブルa,b,c,dを備
え、これらのテーブルa〜dは通信コストの割り出しに
使用される。すなわち、テーブルaは各種の業務に対す
る処理時間を記憶し、テーブルbは遠隔監視装置10か
ら各端末機器(自動取引き機12)までの距離を記憶
し、テーブルcは交換回線網11の昼間の通信費を記憶
し、テーブルdは交換回線網11の夜間の通信費を記憶
している。
【0011】このように構成した遠隔監視装置10にお
ける通信制御装置15の処理動作を図3、図4、図5を
参照して説明する。図3において、端末機器である何れ
かの自動取引き機12が、例えば、取引き処理中に紙幣
がジャムして装置がダウンすると(ステップn1)、該
自動取引き機12に装備された通信制御装置により交換
回線網11を介して遠隔監視装置10側に、障害内容を
送信する(ステップn2)。
【0012】送信電文は通信制御装置15を介して遠隔
監視装置10に受信され、その障害内容を表示器13に
表示すると共に、プリンタ14でプリントアウトする
(ステップn3)。係員はその表示された障害内容、ま
たは、プリントアウトされた障害内容からその障害に対
する対応を決定し(ステップn4)、この決定が例えば
リセット指示であれば、このリセット指示を送信するた
めに通信制御装置15は障害を発生した自動取引き機1
2を呼び出す(ステップn5)。同時に通信制御装置1
5は通信コストを各テーブルa〜dに基づいて割り出
し、最も通信コストの低い方法を決定して、その通信方
法で通信を実行する(ステップn6)。
【0013】例えば、上述の通信コストの割り出しは、
図4で示すように実行する。すなわち、上述の障害に対
する対応がリセット処理である場合、テーブルaより、
そのリセット処理に要する処理時間(通信処理の所要時
間)を読出し、この場合例えば1分(ステップn1
1)、次いでテーブルbより、障害を発生した自動取引
き機12までの距離を読出し、この場合例えば市内(ス
テップn12)、次いでテーブルcまたはdにより、通
信費を読出し、この場合例えば昼間の3分10円(ステ
ップn13)、これらの情報から障害を発生した自動取
引き機12にリセット処理を実行するための通信コスト
が、交換回線網11の使用1分間で料金が最低の10円
となるので、この料金決定により、通信制御装置15の
通信方法は自動取引き機12と接続し、リセット指令の
電文を送信し、その後も回線を保持し、リセット処理に
より自動取引き機12が復旧して、その復旧電文を受信
した後回線を切る通信方法に決定する(ステップn1
4)。
【0014】図3のフローチャートにおいて、ステップ
n6の通信コスト割り出しは、上述の図4の方法により
実行し、これで決定した通信方法により通信制御装置1
5は障害を発生した自動取引き機12に対してリセット
指令の電文を送出し、さらに交換回線網11を自動取引
き機12がリセット処理を完了して復旧するまで保持す
る。
【0015】障害を発生した自動取引き機12はリセッ
ト指令の電文を受信し(ステップn7)、受信したリセ
ット指令に基づいてリセット処理を実行し(ステップn
8)、装置が復旧すると復旧電文を編集して、遠隔監視
装置10側に送信する(ステップn9)。
【0016】通信制御装置15が復旧電文を受信する
と、交換回線網11を切り、また、遠隔監視装置10は
復旧電文の内容を表示器13に表示し、また、プリンタ
14でプリントアウトして(ステップn10)、障害リ
セット指令の業務(作業)を終了する。
【0017】図5は遠隔監視装置10の集計指令の処理
動作を示し、この集計指示を送信するために通信制御装
置15は指令先の自動取引き機12を交換回線網11を
介して呼び出す(ステップn21)。同時に通信制御装
置15は通信コストを各テーブルa〜dに基づいて割り
出し、最も通信コストの低い方法を決定して、その通信
方法で通信を実行する(ステップn6)。
【0018】例えば、上述の通信コストの割り出しは、
前述の図4で示すステップで実行する。すなわち、上述
の集計指令に対して、テーブルaよりその集計指令の処
理に要する処理時間(通信処理の所要時間)を読出し、
この場合5分(ステップn11)、次いでテーブルbよ
り、集計先の自動取引き機12までの距離を読出し、こ
の場合50km(ステップn12)、次いでテーブルc
またはdにより、通信費を読出し、この場合夜間の1分
10円(ステップn13)、これらの情報から集計先の
自動取引き機12に集計指令を発してその集計処理を実
行し、かつその結果を送信させるまでの通信コストが、
交換回線網11の使用5分間で料金が50円となるの
で、この料金決定により、通信制御装置15の通信方法
は自動取引き機12と接続し、集計電文を送信し、その
後回線を遮断し、処理が完了する5分後に再度回線を接
続して集計結果の電文を受信して回線を切る通信方法に
決定する(ステップn14)。
【0019】図3のフローチャートにおいて、ステップ
n22の通信コスト割り出しは、上述の図4の方法によ
り実行し、これで決定した通信方法により通信制御装置
15は集計先の自動取引き機12に対して集計指令の電
文を送出し、その後交換回線網11を遮断する。
【0020】上述の集計電文を受信した自動取引き機1
2(ステップn23)は、受信した集計指令に基づいて
集計処理を実行する(ステップn24)。自動取引き機
12が集計処理を完了する5分後には通信制御装置15
は再度集計先の自動取引き機12を呼び出し、集計結果
を要求し(ステップn25)、自動取引き機12は集計
結果の電文を送信する(ステップn26)。
【0021】通信制御装置15が集計結果の電文を受信
すると、交換回線網11を切り、また、遠隔監視装置1
0は集計結果の電文の内容を表示器13に表示し、ま
た、プリンタ14でプリントアウトして(ステップn1
0)、集計指令の業務(作業)を終了する。
【0022】このように上述の実施例によれば、自動取
引き機12への通信内容に対応する通信コストを割り出
し、該通信コストに基づいてコストの低い通信方法に制
御して通信を実行することで、交換回線網11の通信コ
ストを低減することができ、ことに遠隔地の自動取引き
機12に対して有効である。
【0023】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の端末機器は、実施例の自動取引き
機12に対応し、以下同様に、テーブルは、実施例のR
AM17のテーブルa〜dに対応し、制御手段は、通信
制御装置15の処理ステップn11〜n14の処理に対
応するも、この発明は上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】遠隔監視装置の監視構成を示す説明図。
【図2】各テーブルを示す説明図。
【図3】リセット処理動作のフローチャート。
【図4】通信コスト割り出し処理動作のフローチャー
ト。
【図5】集計処理動作のフローチャート。
【符号の説明】
11…交換回線網 12…自動取引き機 15…通信制御装置 17…RAM a,b,c,d…テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/14 H04M 1/26 7190−5K

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末機器と交換回線網を介して接続した通
    信制御装置であって、 上記端末機器への通信内容に対する通信コストを記憶し
    たテーブルと、 上記テーブルから端末機器への通信内容に対応する通信
    コストを割り出し、該通信コストに基づいてコストの低
    い通信方法に制御して通信を実行する制御手段とを備え
    た通信制御装置。
JP5071001A 1993-03-06 1993-03-06 通信制御装置 Pending JPH06261040A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5071001A JPH06261040A (ja) 1993-03-06 1993-03-06 通信制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5071001A JPH06261040A (ja) 1993-03-06 1993-03-06 通信制御装置

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JPH06261040A true JPH06261040A (ja) 1994-09-16

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ID=13447833

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5071001A Pending JPH06261040A (ja) 1993-03-06 1993-03-06 通信制御装置

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