JPH06260851A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH06260851A
JPH06260851A JP5048405A JP4840593A JPH06260851A JP H06260851 A JPH06260851 A JP H06260851A JP 5048405 A JP5048405 A JP 5048405A JP 4840593 A JP4840593 A JP 4840593A JP H06260851 A JPH06260851 A JP H06260851A
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JP
Japan
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input
offset voltage
converter
differential amplifier
amplifier circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP5048405A
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English (en)
Inventor
Izumi Maruyama
泉 丸山
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 差動増幅回路を内蔵した半導体集積回路にお
いて、被測定入力と基準入力を切替えるスイッチを設
け、また差動増幅回路の出力にはADコンバータを接続
して、差動増幅回路で生じたオフセット電圧をデジタル
的に補正する。 【構成】 オペアンプ7の入力にスイッチSWA2,S
WB3を設け、入力信号を被測定入力と基準入力に切替
可能にし、オペアンプ7の出力にはADコンバータ8を
接続するCPU10はADコンバータ8,制御レジスタ
9、メモリ13をアクセス可能とする、オフセット補正
は入力信号を被測定入力と基準入力の両方を測定し、C
PU10による演算によりオフセット電圧の補正を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、差動増幅回路に生じ
るオフセット電圧の補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図2に示すように差動増幅回路で
は、利得設定用抵抗RA4A,RB4B,RC4Cの比
で利得がきまり、アナログ信号出力端子OUT16に生
じるオフセット電圧の補正にオフセット電圧補正用抵抗
RD5,RE6が必要である。この例を半導体集積回路
に集積したとき、外部に必要な端子は、アナログ信号入
力端子IN1,アナログ信号出力端子OUT13,T1
14,T2 15の4端子となり、オフセット電圧を補正
するには、アナログ信号入力端子IN1 をグランドレベ
ルに固定し、アナログ信号出力端子OUT13に生じる
オフセット電圧をオフセット補正用端子T1 14,T2
15に接続したオフセット補正抵抗RE6によって補正
していた。またオフセット電圧補正抵抗RE6も内蔵し
製造工程上でレーザー等によって抵抗値の補正方法も知
られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の差動増
幅回路で生じるオフセット電圧補正回路では、下記の課
題があった。 半導体集積回路として、差動増幅回路を集積した場
合、オフセット電圧補正用端子アナログ信号出力端子を
必要とし、多くの要素を集積するときに、端子数が増え
半導体集積回路の面積が大きくなり、コスト高になると
共に歩留りも低下していた。
【0004】外付けに補正用抵抗をつけることは、コ
スト高となり、またその抵抗を調整する工程が増え、コ
スト高となっていた。 補正用抵抗も半導体集積回路に内蔵した場合、製造工
程上に調整工程が加わりコスト高となっていた。
【0005】また、一度調整したオフセット電圧は、後
から再調整することは困難で温度変化や経年変化による
ずれを補正できなかった。そこで、この発明の目的は従
来のこのような課題を解決するために差動増幅回路で生
じるオフセット電圧の補正を容易に行うことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は差動増幅回路を内蔵した半導体集積回路
において、差動増幅回路は利得調整用抵抗、オフセット
電圧補正用抵抗を全て内蔵し、アナログ信号入力部分に
スイッチを設け、スイッチは外部アナログ信号と、基準
電圧を切替えられる構成とし、差動増幅回路の出力はA
Dコンバータに直接入力し、CPUは、ADコンバー
タ、メモリ、スイッチを制御できる構成とした。
【0007】
【作用】上記のように構成された差動増幅回路を内蔵し
た半導体集積回路において、差動増幅回路のオフセット
電圧が必要なとき、まずCPUの命令でスイッチを基準
電圧側とし、AD変換を行う。AD変換をして得られた
データをメモリに蓄える。次にスイッチを本来の外部ア
ナログ信号側にしてAD変換を行う。AD変換をして得
られたデータから、基準電圧の時のデータをCPUによ
り演算することにより、オフセット電圧分を取り除いた
正確な外部アナログ信号が測定でき機械的なオフセット
電圧補正が必要となる。
【0008】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図1において、アナログ信号入力端子IN1
はスイッチSWA2に接続される。スイッチSWA2の
もう一方は、利得設定用抵抗RA4Aに接続する。スイ
ッチSWB3は、グランドと利得設定用抵抗RA4Aに
接続する。スイッチSWA2,SWB3には制御レジス
タ9の出力コントロール信号CTL12がコントロール
信号として接続される。
【0009】差動増幅回路は、利得調整用抵抗RA4
A,RB4B,RC4Cとオフセット電圧補正用抵抗R
D5,RE6とオペアンプ7とで構成される。前記のよ
うに構成された差動増幅回路の出力は直接ADコンバー
タ8の入力に接続する。CPU10はADコンバータ
8、制御レジスタ9、メモリ13にデータバス11で互
いに接続され、CPU10によりコントロール可能とな
っている。なお、本発明ではスイッチSWB3の入力は
グランドとしたが、この基準電圧のレベルは問わないも
のとする。
【0010】次に、図1により本発明に係る差動増幅回
路のオフセット電圧補正の動作について説明する。アナ
ログ信号入力端子IN1の電圧を測定するには、まずC
PU10より制御レジスタ9にコントロール信号CTL
12をスイッチSWB3側の入力が差動増幅回路に入力
するように命令を与える。差動増幅回路の入力は、スイ
ッチSWB3側が選択され、グランドレベルが入力され
る。
【0011】次に、CPU10よりADコンバータ8に
AD変換実行の命令を与え、ADコンバータ8によるA
D変換を行う。AD変換が終了したら、AD変換して得
られたデジタルデータをADコンバータ8よりCPU1
0によってメモリ13に蓄えておく。そして、CPU1
0より制御レジスタ9にコントロール信号CTL12を
スイッチSWA2側の入力が差動増幅回路に入力するよ
うに命令を与える。差動増幅回路の入力はスイッチSW
A2側が選択され、本来のアナログ入力端子IN1の電
圧が入力される。
【0012】前回と同様にCPU10よりADコンバー
タ8にAD変換実行の命令を与え、ADコンバータ8に
よるAD変換を行う。AD変換が終了したら、前回行っ
たグランドレベルでのAD変換を実行してメモリ13に
蓄えられているデジタルデータを今回AD変換をして得
られたデジタルデータに、CPU10により引き算をす
る。グランドレベルをAD変換して得られたデータはオ
フセット電圧になるため、アナログ入力電圧からオフセ
ット電圧を引いた値は正しいアナログ入力電圧となるわ
けである。
【0013】ここで、オフセット電圧補正用抵抗RD
5,RE6は製造上のばらつき、温度、経年変化等のオ
フセット電圧を変動させる要因の影響を受けても、必ず
グランドレベルよりもオフセット電圧は、大きくしてお
くことが重要である。もしも、オフセット電圧がグラン
ドレベルよりも小さくなってしまった場合には、正しい
測定はできなくなる。アナログ信号入力端子IN1の電
圧を測定するときに毎回前記のような手段で測定を行う
ことにより、温度変化や経年変化によるオフセット電圧
のずれも補正することができ、またADコンバータ8自
体のオフセット誤差も補正することも可能となる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように差動増幅
回路の入力にスイッチを設け、差動増幅回路の出力にA
Dコンバータを接続し、CPUによりデジタル的にオフ
セット電圧を補正する構成とすることにより、半導体集
積回路の端子数を減らし、外付けのオフセット補正抵抗
も不要となる。またオフセット電圧補正用抵抗を調整す
る工程も省略できる効果がある。特に、測定時に毎回オ
フセット補正ができることから、温度変化や経年変化に
対しても正確に測定できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体集積回路の説明図である。
【図2】従来の半導体集積回路の説明図である。
【符号の説明】
1 アナログ信号入力端子IN 2 スイッチSWA 3 スイッチSWB 4A 利得調整用抵抗 4B 利得調整用抵抗 4C 利得調整用抵抗 5 オフセット電圧補正用抵抗 6 オフセット電圧補正用抵抗 7 オペアンプ 8 ADコンバータ 9 制御レジスタ 10 CPU 11 データバス 12 コントロール信号CTL 13 メモリ 14 オフセット電圧補正用端子 15 オフセット電圧補正用端子 16 アナログ信号出力端子OUT

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差動増幅回路を内蔵した、半導体集積回
    路において、前記差動増幅回路の利得設定手段と、前記
    差動増幅回路のオフセット電圧補正手段と、 前記差動増幅回路の出力を測定するADコンバータと、 前記ADコンバータを制御する手段と、前記ADコンバ
    ータの出力を記憶する手段と、 前記差動増幅回路の入力を被測定入力と基準入力に切替
    える手段と、 前記ADコンバータの出力を記憶する手段に記憶された
    データと前記ADコンバータの出力とを演算する手段と
    を有することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記オフセット電圧補正用手段によるオ
    フセット電圧を前記基準入力より大きくしておくことを
    特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記オフセット電圧補正用手段によるオ
    フセット電圧を前記基準入力より小さくしておくことを
    特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
JP5048405A 1993-03-09 1993-03-09 半導体集積回路 Pending JPH06260851A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5048405A JPH06260851A (ja) 1993-03-09 1993-03-09 半導体集積回路

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JP5048405A JPH06260851A (ja) 1993-03-09 1993-03-09 半導体集積回路

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JPH06260851A true JPH06260851A (ja) 1994-09-16

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JP5048405A Pending JPH06260851A (ja) 1993-03-09 1993-03-09 半導体集積回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6486635B1 (en) 2000-03-02 2002-11-26 Fujitsu Limited Monitor signal output circuit, battery pack, battery voltage monitor circuit, battery system, apparatus, battery voltage monitor method, and battery voltage monitor program storage medium
US7015849B2 (en) 2002-11-08 2006-03-21 Olympus Corporation Control circuit

Cited By (3)

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US6486635B1 (en) 2000-03-02 2002-11-26 Fujitsu Limited Monitor signal output circuit, battery pack, battery voltage monitor circuit, battery system, apparatus, battery voltage monitor method, and battery voltage monitor program storage medium
EP1736785A1 (en) 2000-03-02 2006-12-27 Fujitsu Limited Battery voltage monitoring
US7015849B2 (en) 2002-11-08 2006-03-21 Olympus Corporation Control circuit

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