JPH0223721A - A/d変換器のレンジ切換方法 - Google Patents

A/d変換器のレンジ切換方法

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JPH0223721A
JPH0223721A JP17262588A JP17262588A JPH0223721A JP H0223721 A JPH0223721 A JP H0223721A JP 17262588 A JP17262588 A JP 17262588A JP 17262588 A JP17262588 A JP 17262588A JP H0223721 A JPH0223721 A JP H0223721A
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JP
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JP17262588A
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English (en)
Inventor
Yuji Kanai
祐二 金井
Koichi Sato
孝一 佐藤
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Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の技術分野 本発明は、A/D変換器に関するもので、特に、A/D
変換器の動作レンジ切換方法に関するものである。
(2)従来技術とその問題点 この種のA/D変換器を温度測定に適用した場合、8 
bit= 2 B=256に量子化された分解能を用い
て0.1°c/bitに割当したとすると、A/D変換
器の変換可能レンジは0.lX256=25.6(’C
)スパン取れることになる。ここで、例えば80°Cの
温度レンジを±0.1°Cの精度でA/D変換するため
には、80(’C)÷0.1(”C/bit) =80
0の量子化数が必要になり、2 ” = 102441
0bi を精度(7)A/Di換器が必要となる。
また比較的温度変化の遅いシステムに於いて広い入力レ
ベルをカバーするために必要なA/D変換器のレンジ切
替えの方法においては、A/D変換器の分解性能によっ
て精度を一定の範囲に保ちながら変換できるレンジは決
まってしまう。例えば、8 bitのA/D変換器を用
いて0.1℃の変換精度を得ようとすると、最大数れる
レンジは前記のように25.6となる。
ところで、上記の精度を保ちながら、上記以上のレンジ
をA/D変換しようとする場合、次の2つの方法が考え
られる。
(1)分解性能の高いA/D変換器を使用する。
(2)A/D変換器の分解性能をそのままにして、A/
D変換器の入力にオフセット発生回路を接続し、レンジ
切換えを行う。
第5図は、(2)の方法の一つとして特開昭62−14
5301号にて提案されている温度調節装置であり、温
度検知用の熱電対511分圧抵抗回路52.オペアンプ
53.帰還抵抗54. A/Dコンバータ55、制御用
のCP U56.設定回路571表示回路58.出力回
路59.  D/Aコンバータ60より構成されている
この従来装置では、熱電対51からの入力熱起電力に対
応してD/Aコンバータ60の出力によりオペアンプ5
3の基準電圧を変更し、オペアンプ53の増幅入力を常
にA/Dコンバータ55の所定入力範囲内に設定するよ
うに構成されており、使用温度範囲が広くなっても、狭
い範囲の場合と同等の温度分解能を維持する効果を得ら
れるとしている。
従って、例えばA/Dコンバータ55を8 bit構成
にしても、前記の例における10bit構成のA/D変
換器を用いた場合と同等の分解能が一見実現可能なよう
に見える。しかし、この従来例ではD/Aコンバータ6
0によりオフセット電圧を発生させる為、オフセット電
圧発生の精度を±0.1°C以内に抑えないと、レンジ
切換による誤差がオペアンプ53の出力に加算されてし
まう。また、オペアンプ53には熱電対51の微小電圧
を増幅しなければならないので、増幅利得を大きく取っ
ている。第5図の様な回路構成では、オフセット電圧を
発生しているD/Aコンバータ60も熱電対51と同じ
レベル分だけ増幅してしまうので、±0.1°Cの精度
を確保するためには熱電対51と同程度の精度のD/A
変換器60が必要となり実用的ではない。
(2)の方法の欠点を補う場合に、オフセット発生回路
はA/D変換データを連続の値とする為にA/D変換器
の分解能力の1 bitよりも高精度でなければならな
い。
(発明の目的) 本発明は、従来技術のこのような欠点を解消して、A/
D変換器の分解能よりも高精度のオフセット発生回路を
用いることなしに、レンジ切換を伴う広い入力信号レベ
ル範囲において同等の分解能を以て連続的なA/D変換
を行うことのできるA/D変換器のレンジ切換方法を提
供するものである。
(発明の構成) 第1図は本発明を実施する場合の構成を示すブロック図
であり、第2図はレンジ切換の態様を示す略図である。
本発明は、次のように要約される。
a)オフセット発生回路1の各レンジ■、■にオーバー
ラツプが発生する様に、オフセットのステップを決定す
る。
b)レンジを例えば■から■に切り換える直前にA/D
変換のデータ(A)を蓄え、レンジを切り換えた後A/
D変換(B)を行い、この差からレンジ切換えを行うこ
とによって生じる偏差(S T)を引いたイ直を、オフ
セット(OF)とする。
0F=A−B−3T C)以後、このレンジ内でA/D変換を行う際には、b
)で求めたオフセット(OF)を加算する。
以上の動作により、レンジを切り換えた後でも、連続的
に変換を行うことが出来る。
すなわち、本発明によれば、レンジ■から■の切換の例
を取ればオフセット発生回路1の切換幅は20〜25.
6(5,6°C幅)もあり、安価な抵抗器の組合わせで
十分実現可能となる。この5.6°Cのオーバーラツプ
部のどの位置においてレンジ切換を行っても、レンジ切
換を行ったことによるA/Dデータの不連続点が発生し
ない手段を取っている為である。
本発明の具体的実施例について説明する。
2bitD/A変換部4(切換回路)はV c c出力
に対して理想的には、第1表の通りとなり、4種のレン
ジ切換が可能となる。具体的動作は第4図のように示す
ことができる。
第  1  表 温度レンジを■0〜25.6.■20〜45.6.■4
0〜65.6.■60〜85.6とする。又一番重要な
レンジを■20〜45.6とする。
以上の条件にて校正点を25.0’C,利得を40.0
°Cにて調整を取る。20〜45.6°Cのレンジ■に
て調整を取ることにより当レンジでは誤差が最小となり
、且つこのレンジにてシステムが必ずこのレンジを通過
するようにする。
ここでレンジ切換をオーバラップ点の中心温度22.8
.42.8.62.8°Cの各点にて切換えることとす
る。
動作について説明する。制御の目標温度を20°Cに設
定していると仮定する。
(1)電源投入時点のセンサ1−1の温度を60°Cと
する まず、CPU3は00〜25.6°Cレンジ(A。
B 0FF)をA/D変換してみる。しかしスケールオ
ーバしているので、次の■レンジ20〜45.6(AO
FF、  BON)を行う。これもスケールオーバする
ので、次の■40〜65.6 (AON、 BOFF)
をA/D変換する。このレンジでA/D変換した結果、
61.2°Cとなれば真の温度との誤差は1.2°Cで
あるが、実用上問題とならないので61.2°Cを表示
する。
(2)温度が下がって42.8°CをA/D変換した時
に、レンジ切換して■20〜45.6 (AOFF、 
B ON)を直ちにA/D変換する。
当レンジは調整をしであるので、真のセンサー温度41
.6°Cを得る。当データは真価となるので表示器5へ
の温度表示は41.6°Cを表示する。
このオフセット補正値0Ft−zとして−1,2°Cを
記憶する。当オフセット値の−1,2°Cは、CPU3
のメモリがクリアされない場合には、次回(1)より運
転される時のレンジ■のオフセット補正値として使用す
る。
(3)さらに温度が下がって22.8°CをA/D変換
した時に、レンジ切換して■0〜25.6(A、  B
OFF)をただちにA/D変換する。
当レンジは成り行きのレンジなので、22.0°Cを得
たとするとこの場合真の温度は22.8°Cなので温度
表示をする。このオフセット補正値OF+−2は+0.
8°Cを記憶する。このオフセット値+0.8°Cはレ
ンジ■のA/Dを行う間+0.8°Cを表示に加算して
22.8°Cを表示する。
(4)センサ温度が上昇してレンジ■に切換っても、オ
フセット補正値OF +−zは変わらないので、温度表
示は連続の表示となる。
■→■のレンジ切換時も同様のオフセット補正の方法を
取れば誤差の発生しないA/D変換が可能となる。
よって調整点を通るまでの温度表示には誤差が加算され
てしまうが、−度調整点を通過してしまえばレンジ各々
のオフセット値が計算されているので、レンジ切換によ
っても温度表示は連続となる。
〔(1)→(2)の過程〕 なお、電源投入時のレンジが060〜85.6°Cで開
始された場合には、レンジ■の延長上に有ると考え誤差
の重畳したままの表示を行いレンジ■に切換えられる時
に仮のオフセット補正値OF*’−aを決定して置く。
次に温度が下がって(2)の点を通過した時点でオフセ
ット補正値0Ft−zを決定した時に■−■のレンジオ
フセット補正値0F3−4を次の式により決定する。
0F3−4=OF3・−40F2−3 以上の操作を行うことによりレンジ切換点のオフセット
が計算できるので全レンジに誤差なくA/D変換を行う
ことが可能となる。
また、調整点レンジ■にて電源が投入された場合には、
始めからオフセット誤差の重畳することなくA/D変換
を行う事が出来るのは云うまでもない。
理論的には上記操作を行えば、オフセット補正値は変わ
ることなく連続となるはずであるが何かの原因によりレ
ンジを切換えた時にA/D変換値が連続とならなかった
場合には、調整点レンジ■のデータを基にして前記操作
をくり返すことにより自動補正を加える事も可能である
(発明の効果) 以上詳細に説明のように、本発明によれば、高精度のオ
フセット発生回路を用いることなしに、レンジ切換を伴
う広い入力信号レベル範囲において同等の分解能を以て
連続的なA/D変換を行うことができるので、温度測定
に限らず、他の各種の測定値又は処理対象入力の処理に
利用して、極めて大なる効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する構成を示すブロック図、第2
図は本発明に用いる入力レベルレンジの1例を示す図、
第3図は本発明を実施するための具体的回路を含む構成
側図、第4図は本発明に用いる切換回路の動作を示すた
めの回路図、第5図は従来のA/D変換器の1例を示す
構成図である。 1・・・オフセット発生器、  ■−1・・・センサ、
2・・・A/D変換器、  3・・・コントローラ(C
PU)、 4・・・切換回路、 5・・・表示器、51
・・・熱電対、 52・・・分圧抵抗回路、53・・・
オペアンプ、 54・・・帰還抵抗、55・・・A/D
コンバータ、  56・・・制御用のCPU、 57・
・・設定回路、 58・・・表示回路、59・・・出力
回路、 60・・・D/Aコンバーク。 特許出願人  株式会社 鷺宮製作所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)A/D変換器の予め定めた複数の入力レベルレン
    ジ間の切換えに従って該A/D変換器の入力レベルをオ
    フセット発生器によりオフセットをするA/D変換器の
    レンジ切換方法において、前記複数の入力レベルレンジ
    のうちの隣接するレンジにはオーバーラップが存在する
    ように該複数の入力レベルレンジを設定し、 レンジ切換えの際には切換え直前のA/D変換のデータ
    Aとレンジ切換え後のA/D変換のデータBとの差を求
    めて該差から該レンジ切換えによって生じる偏差を除い
    た値を以後のA/D変換における前記オフセット発生器
    のオフセット量に加算する ことを特徴とするA/D変換器のレンジ切換方法。
JP17262588A 1988-07-13 1988-07-13 A/d変換器のレンジ切換方法 Pending JPH0223721A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05115188A (ja) * 1991-10-23 1993-05-07 Mitsubishi Electric Corp サーボモータ制御装置
JPH08330962A (ja) * 1995-05-30 1996-12-13 Ebara Corp アナログ/デジタル変換方法
JP2019132806A (ja) * 2018-02-02 2019-08-08 アンリツ株式会社 信号測定装置及び信号測定方法

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