JPH0626081Y2 - 培土板 - Google Patents
培土板Info
- Publication number
- JPH0626081Y2 JPH0626081Y2 JP1988049095U JP4909588U JPH0626081Y2 JP H0626081 Y2 JPH0626081 Y2 JP H0626081Y2 JP 1988049095 U JP1988049095 U JP 1988049095U JP 4909588 U JP4909588 U JP 4909588U JP H0626081 Y2 JPH0626081 Y2 JP H0626081Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- clay
- extension auxiliary
- auxiliary plate
- extension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、牽引車で牽引することにより、畦間において
培土板を走行させて、作物の根元部分に土を送り込む培
土作業を行う際に、畦の形状に対応して最適な培土を行
えると共に、培土後における畦の形状そのものを変えら
れるようにした培土板に関するものである。
培土板を走行させて、作物の根元部分に土を送り込む培
土作業を行う際に、畦の形状に対応して最適な培土を行
えると共に、培土後における畦の形状そのものを変えら
れるようにした培土板に関するものである。
延長補助板を備えた従来の培土板は、実開昭62-83401号
公報に記載されているように、延長補助板を単に斜め前
後方向に移動させて、培土板自体の大きさを変えて、培
土作業を行うものである。この培土板は、畦の間隔の変
更に対して対応可能にしたものであって、畦そのものの
形状までは変えられない。
公報に記載されているように、延長補助板を単に斜め前
後方向に移動させて、培土板自体の大きさを変えて、培
土作業を行うものである。この培土板は、畦の間隔の変
更に対して対応可能にしたものであって、畦そのものの
形状までは変えられない。
また、実公昭58-44801号公報、同36-20322号公報には、
延長補助板をゴム板などの弾性可撓性を有する材質で形
成して、揆土板により形成された畦の表面を整形するの
に加えて、揆土板によって側方に押し上げられた土を上
記延長補助板により案内させて、作物の根元まで送られ
るようにすると共に、この延長補助板と作物とが接触し
た場合には、該延長補助板が弾性変形して作物に損傷を
与えないようにした構造の培土板が記載されている。こ
れらの培土板に装着された弾性可撓性を有する延長補助
板は、いずれも上記した作用を奏させるためのものであ
って、畦の形状を作るための揆土板としての機能はな
く、ただ単に揆土板により形成された畦の表面を整形す
ると共に、揆土板により側方に押し上げられた土の案内
を行う機能を有するのみであるので、この培土板では、
培土する畦の形状に対応して培土板そのものの形状を変
えたり、培土後における畦そのものの形状を変えること
はできない。
延長補助板をゴム板などの弾性可撓性を有する材質で形
成して、揆土板により形成された畦の表面を整形するの
に加えて、揆土板によって側方に押し上げられた土を上
記延長補助板により案内させて、作物の根元まで送られ
るようにすると共に、この延長補助板と作物とが接触し
た場合には、該延長補助板が弾性変形して作物に損傷を
与えないようにした構造の培土板が記載されている。こ
れらの培土板に装着された弾性可撓性を有する延長補助
板は、いずれも上記した作用を奏させるためのものであ
って、畦の形状を作るための揆土板としての機能はな
く、ただ単に揆土板により形成された畦の表面を整形す
ると共に、揆土板により側方に押し上げられた土の案内
を行う機能を有するのみであるので、この培土板では、
培土する畦の形状に対応して培土板そのものの形状を変
えたり、培土後における畦そのものの形状を変えること
はできない。
本考案は、揆土板に装着した延長補助板の該揆土板に対
する装着姿勢を自在に変化させることによって、畦の形
状に対応した最適な培土を行えるようにすると共に、培
土後の畦そのものの形状を変えられるようにすることを
課題としてなされたものである。
する装着姿勢を自在に変化させることによって、畦の形
状に対応した最適な培土を行えるようにすると共に、培
土後の畦そのものの形状を変えられるようにすることを
課題としてなされたものである。
この課題を解決するために本考案の採用した手段は、土
を両側方に分けて押し上げるのに必要な後退角をもって
一対の揆土板の前端部が刃体に装着されて、各揆土板の
後端部の裏面側にそれぞれ延長補助板が斜め前後方向の
固定位置を調整可能にして装着されている構成の培土板
において、前記延長補助板の横断面の曲率半径と、前記
揆土板の後端部における該延長補助板の装着部位の横断
面の曲率半径とを異ならしめて、大きな力を加えること
によりはじめて弾性変形し得る材質で該延長補助板を形
成し、押え板と1本の締付ボルトとによって前記延長補
助板に大きな力を加えて該延長補助板を前記揆土板の後
端部裏面の曲面形状に倣って僅かに弾性変形させて、該
揆土板の裏面に密着させて固定することにより、該揆土
板に対する該延長補助板の斜め前後方向の固定位置を調
整可能にするのに加えて、該揆土板に対する該延長補助
板の前記締付ボルトの部分を中心とする円周方向の固定
位置を調整可能にして、該揆土板の後端部の裏面側にそ
れぞれ延長補助板を装着したことである。
を両側方に分けて押し上げるのに必要な後退角をもって
一対の揆土板の前端部が刃体に装着されて、各揆土板の
後端部の裏面側にそれぞれ延長補助板が斜め前後方向の
固定位置を調整可能にして装着されている構成の培土板
において、前記延長補助板の横断面の曲率半径と、前記
揆土板の後端部における該延長補助板の装着部位の横断
面の曲率半径とを異ならしめて、大きな力を加えること
によりはじめて弾性変形し得る材質で該延長補助板を形
成し、押え板と1本の締付ボルトとによって前記延長補
助板に大きな力を加えて該延長補助板を前記揆土板の後
端部裏面の曲面形状に倣って僅かに弾性変形させて、該
揆土板の裏面に密着させて固定することにより、該揆土
板に対する該延長補助板の斜め前後方向の固定位置を調
整可能にするのに加えて、該揆土板に対する該延長補助
板の前記締付ボルトの部分を中心とする円周方向の固定
位置を調整可能にして、該揆土板の後端部の裏面側にそ
れぞれ延長補助板を装着したことである。
延長補助板の横断面の曲率半径と、揆土板の後端部にお
ける該延長補助板の装着部位の横断面の曲率半径とが異
なっているために、揆土板の後端部の裏面に延長補助板
を単に配置した状態では、両者の間に僅かの隙間が形成
されている。この状態で、押え板と揆土板との間に延長
補助板を挟んで、1本の締付ボルトと押え板とによっ
て、前記延長補助板に大きな力を加えると、この延長補
助板が揆土板の裏面の形状に倣って僅かに弾性変形し
て、揆土板の裏面に延長補助板のほぼ全面が密着し、こ
れにより揆土板に対して延長補助板が固定される。
ける該延長補助板の装着部位の横断面の曲率半径とが異
なっているために、揆土板の後端部の裏面に延長補助板
を単に配置した状態では、両者の間に僅かの隙間が形成
されている。この状態で、押え板と揆土板との間に延長
補助板を挟んで、1本の締付ボルトと押え板とによっ
て、前記延長補助板に大きな力を加えると、この延長補
助板が揆土板の裏面の形状に倣って僅かに弾性変形し
て、揆土板の裏面に延長補助板のほぼ全面が密着し、こ
れにより揆土板に対して延長補助板が固定される。
従って、揆土板に対して延長補助板を斜め前後方向の固
定位置を調整可能にして装着できるのみならず、揆土板
に対して延長補助板を締付ボルトの部分を中心にして円
周方向の固定位置を調整可能にして装着できる。延長補
助板の下端部は、畦形成部となっていて、締付ボルトの
部分を中心にして延長補助板を回動させることにより、
揆土板に対する延長補助板の下端部の上下方向の位置が
変えられるので、形成される畦自体の形状が変えられ
る。
定位置を調整可能にして装着できるのみならず、揆土板
に対して延長補助板を締付ボルトの部分を中心にして円
周方向の固定位置を調整可能にして装着できる。延長補
助板の下端部は、畦形成部となっていて、締付ボルトの
部分を中心にして延長補助板を回動させることにより、
揆土板に対する延長補助板の下端部の上下方向の位置が
変えられるので、形成される畦自体の形状が変えられ
る。
また、延長補助板は、揆土板の後端部裏面の曲面形状に
倣って弾性変形して密着して固定されているので、作業
時において揆土板に対する延長補助板の固定位置がずれ
ることもない。
倣って弾性変形して密着して固定されているので、作業
時において揆土板に対する延長補助板の固定位置がずれ
ることもない。
以下、実施例を挙げて、本考案を更に詳細に説明する。
第1図は、本考案に係る培土板の斜視図であり、第2図
は、同じく正面図であり、第3図は、同じく縦断した側
面図であり、第4図は、延長補助板3の斜視図であり、
第5図は、押え板6の斜視図であり、第6図は、延長補
助板3の固定前における締付ボルト8の部分の横断面図
であり、第7図は、同じく延長補助板3の固定状態にお
ける締付ボルト8の部分の横断面図である。
第1図は、本考案に係る培土板の斜視図であり、第2図
は、同じく正面図であり、第3図は、同じく縦断した側
面図であり、第4図は、延長補助板3の斜視図であり、
第5図は、押え板6の斜視図であり、第6図は、延長補
助板3の固定前における締付ボルト8の部分の横断面図
であり、第7図は、同じく延長補助板3の固定状態にお
ける締付ボルト8の部分の横断面図である。
第1図ないし第7図において、一対の揆土板1は、土を
両側方に分けて押し上げるのに必要な後退角をもって、
その前端部が刃体2に装着され、装着状態においてこの
揆土板1の下端縁は、後上がりに形成されている。揆土
板1の後端部の裏面側が延長補助板3の装着部位となっ
ている。第6図及び第7図に示されるように、揆土板1
における延長補助板3の装着部位の横断面は、その上半
部と下半部とでは、わん曲方向が異なっていて、その上
半部は、外側が緩やかな凹面状に形成されていると共
に、その下半部は、外側が凸面状に形成されて、畦形成
部1aとなっている。揆土板1における延長補助板3の
装着部位のわん曲方向が変化する変位部に近い部分に
は、ボルト挿通孔4が形成されている。
両側方に分けて押し上げるのに必要な後退角をもって、
その前端部が刃体2に装着され、装着状態においてこの
揆土板1の下端縁は、後上がりに形成されている。揆土
板1の後端部の裏面側が延長補助板3の装着部位となっ
ている。第6図及び第7図に示されるように、揆土板1
における延長補助板3の装着部位の横断面は、その上半
部と下半部とでは、わん曲方向が異なっていて、その上
半部は、外側が緩やかな凹面状に形成されていると共
に、その下半部は、外側が凸面状に形成されて、畦形成
部1aとなっている。揆土板1における延長補助板3の
装着部位のわん曲方向が変化する変位部に近い部分に
は、ボルト挿通孔4が形成されている。
延長補助板3は、大きな力を加えることによりはじめて
弾性変形する材質、例えばプラスチック板で成形されて
いて、その横断面形状は、揆土板1における延長補助板
3の装着部位の横断面形状に対応しているが、各わん曲
部の曲率半径が異なっている。即ち、第4図及び第6図
に示されるように、延長補助板3の上半部のわん曲部の
曲率半径は、揆土板1における延長補助板3の装着部位
の曲率半径よりも小さくなっていると共に、延長補助板
3の下半部のわん曲部の曲率半径は、揆土板1における
延長補助板3の装着部位の曲率半径よりも大きくなって
いる。延長補助板3の下端部は、畦形成部3aとなって
いる。延長補助板3には、わん曲方向が変化する変位部
に近い部分に、その長手方向に沿って長孔5が形成され
ている。
弾性変形する材質、例えばプラスチック板で成形されて
いて、その横断面形状は、揆土板1における延長補助板
3の装着部位の横断面形状に対応しているが、各わん曲
部の曲率半径が異なっている。即ち、第4図及び第6図
に示されるように、延長補助板3の上半部のわん曲部の
曲率半径は、揆土板1における延長補助板3の装着部位
の曲率半径よりも小さくなっていると共に、延長補助板
3の下半部のわん曲部の曲率半径は、揆土板1における
延長補助板3の装着部位の曲率半径よりも大きくなって
いる。延長補助板3の下端部は、畦形成部3aとなって
いる。延長補助板3には、わん曲方向が変化する変位部
に近い部分に、その長手方向に沿って長孔5が形成され
ている。
押え板6は、金属板をわん曲させて形成されていて、そ
の曲率半径は、揆土板1における押え板6の装着部位の
曲率半径とほぼ一致している。この押え板6にも、その
長手方向に沿って長孔7が形成されている。
の曲率半径は、揆土板1における押え板6の装着部位の
曲率半径とほぼ一致している。この押え板6にも、その
長手方向に沿って長孔7が形成されている。
そして、揆土板1の後端部の裏面側に延長補助板3を装
着するには、以下のようにして行う。
着するには、以下のようにして行う。
上述したように、揆土板1の後端部の裏面の延長補助板
3の装着部位のわん曲面の曲率半径と、延長補助板3の
曲率半径とが異なっているために、揆土板1の上記部位
に延長補助板3を単に当てがうのみでは、揆土板1の裏
面に延長補助板3は密着しない(第6図参照)。揆土板
1の裏面に当てがった延長補助板3の内側に押え板6を
当てがって、揆土板1の外側からそのボルト挿通孔4、
並びに延長補助板3及び押え板6の各長孔5,7に締付
ボルト8をそれぞれ挿通して、揆土板1の内側におい
て、ワッシャー9を介してナット11を前記締付ボルト
8に螺合して締め付けると、押え板6によって、延長補
助板3が揆土板1の裏面に押し付けられて大きな力が加
えられて、揆土板1の裏面の曲面形状に倣って僅かに弾
性変形し、これにより延長補助板3が揆土板1の裏面に
密着して、1本の締付ボルト8によって、揆土板1の裏
面に延長補助板3が固定される(第7図参照)。
3の装着部位のわん曲面の曲率半径と、延長補助板3の
曲率半径とが異なっているために、揆土板1の上記部位
に延長補助板3を単に当てがうのみでは、揆土板1の裏
面に延長補助板3は密着しない(第6図参照)。揆土板
1の裏面に当てがった延長補助板3の内側に押え板6を
当てがって、揆土板1の外側からそのボルト挿通孔4、
並びに延長補助板3及び押え板6の各長孔5,7に締付
ボルト8をそれぞれ挿通して、揆土板1の内側におい
て、ワッシャー9を介してナット11を前記締付ボルト
8に螺合して締め付けると、押え板6によって、延長補
助板3が揆土板1の裏面に押し付けられて大きな力が加
えられて、揆土板1の裏面の曲面形状に倣って僅かに弾
性変形し、これにより延長補助板3が揆土板1の裏面に
密着して、1本の締付ボルト8によって、揆土板1の裏
面に延長補助板3が固定される(第7図参照)。
このように、延長補助板3は、これが当てがわれている
揆土板1の裏面の曲面形状に倣って自在に変形して固定
される構造になっているので、延長補助板3及び押え板
6の各長孔5,7を利用して、揆土板1に対する延長補
助板3の斜め前後方向の固定位置を調整できるのに加え
て、揆土板1に対する延長補助板3の締付ボルト8の部
分を中心とする円周方向の固定位置も調整可能となるの
である。しかも、揆土板1に対する延長補助板3の斜め
前後方向の固定位置の変更と、揆土板1に対する延長補
助板3の締付ボルト8の部分を中心とする円周方向の固
定位置の変更とを組み合わせると、揆土板1に対する延
長補助板3の装着姿勢を種々変更させられる。
揆土板1の裏面の曲面形状に倣って自在に変形して固定
される構造になっているので、延長補助板3及び押え板
6の各長孔5,7を利用して、揆土板1に対する延長補
助板3の斜め前後方向の固定位置を調整できるのに加え
て、揆土板1に対する延長補助板3の締付ボルト8の部
分を中心とする円周方向の固定位置も調整可能となるの
である。しかも、揆土板1に対する延長補助板3の斜め
前後方向の固定位置の変更と、揆土板1に対する延長補
助板3の締付ボルト8の部分を中心とする円周方向の固
定位置の変更とを組み合わせると、揆土板1に対する延
長補助板3の装着姿勢を種々変更させられる。
第9図は、揆土板1に対して延長補助板3を斜め前後方
向Aに出入りさせて、その固定位置を変化させた状態を
示し、これにより培土板そのものの大きさが変えられ
る。
向Aに出入りさせて、その固定位置を変化させた状態を
示し、これにより培土板そのものの大きさが変えられ
る。
また、第10図は、締付ボルト8の部分を中心にして揆
土板1に対して延長補助板3を所定方向に回動させて固
定した状態を示す。第10図で延長補助板3を2点及び
3点鎖線で示される状態にして培土作業を行うと、延長
補助板3の下端部の畦形成部3aの揆土板1に対する上
下方向の位置が変化するために、第11図でそれぞれ2
点及び3点鎖線で示される状態の畦が形成されて、培土
後において畦13そのものの形状を変化させられる。
土板1に対して延長補助板3を所定方向に回動させて固
定した状態を示す。第10図で延長補助板3を2点及び
3点鎖線で示される状態にして培土作業を行うと、延長
補助板3の下端部の畦形成部3aの揆土板1に対する上
下方向の位置が変化するために、第11図でそれぞれ2
点及び3点鎖線で示される状態の畦が形成されて、培土
後において畦13そのものの形状を変化させられる。
また、延長補助板3は、揆土板1の後端部裏面の曲面形
状に倣って弾性変形して密着して、1本の締付ボルト8
により固定されているので、作業時において揆土板1に
対する延長補助板3の固定位置がずれることもない。
状に倣って弾性変形して密着して、1本の締付ボルト8
により固定されているので、作業時において揆土板1に
対する延長補助板3の固定位置がずれることもない。
更に、揆土板1に対して押え板6を斜め前後方向に移動
させる必要がない場合には、第8図に示されるような、
ボルト挿通孔12を備えた押え板6′を使用できる。な
お、図中14は、刃体2の背面側に固設された取付け用
の支柱を示す。
させる必要がない場合には、第8図に示されるような、
ボルト挿通孔12を備えた押え板6′を使用できる。な
お、図中14は、刃体2の背面側に固設された取付け用
の支柱を示す。
本考案に係る培土板は、延長補助板の横断面の曲率半径
と、培土板の後端部の延長補助板の装着部位の横断面の
曲率半径とを異ならしめ、しかも大きな力を加えること
によりはじめて弾性変形し得る材質で延長補助板を形成
することにより、この延長補助板は、これが当てがわれ
ている揆土板の裏面の曲面形状に倣って自在に変形して
固定される構造になっているので、揆土板に対する延長
補助板の斜め前後方向の固定位置を調整できるのに加え
て、揆土板に対する延長補助板の締付ボルトの部分を中
心とする円周方向の固定位置も調整できる。
と、培土板の後端部の延長補助板の装着部位の横断面の
曲率半径とを異ならしめ、しかも大きな力を加えること
によりはじめて弾性変形し得る材質で延長補助板を形成
することにより、この延長補助板は、これが当てがわれ
ている揆土板の裏面の曲面形状に倣って自在に変形して
固定される構造になっているので、揆土板に対する延長
補助板の斜め前後方向の固定位置を調整できるのに加え
て、揆土板に対する延長補助板の締付ボルトの部分を中
心とする円周方向の固定位置も調整できる。
このため、培土を行う畦の形状に倣って延長補助板を締
付ボルトの部分を中心に回動させて、その位置決めを行
うと共に、延長補助板の後端部が作物に近接するよう
に、この延長補助板を揆土板に対して出入りさせること
により、培土板を畦の形状に対応させ、しかも作物の根
元の部分まで土を良好に送り込んで培土作業を行える。
締付ボルトの部分を中心にして延長補助板を回動させ
て、培土を行う畦の形状に対する延長補助板の装着姿勢
を異ならしめることにより、培土後における畦の形状そ
のものを変化させられる。
付ボルトの部分を中心に回動させて、その位置決めを行
うと共に、延長補助板の後端部が作物に近接するよう
に、この延長補助板を揆土板に対して出入りさせること
により、培土板を畦の形状に対応させ、しかも作物の根
元の部分まで土を良好に送り込んで培土作業を行える。
締付ボルトの部分を中心にして延長補助板を回動させ
て、培土を行う畦の形状に対する延長補助板の装着姿勢
を異ならしめることにより、培土後における畦の形状そ
のものを変化させられる。
第1図は、本考案に係る培土板の斜視図であり、第2図
は、同じく正面図であり、第3図は、同じく縦断した側
面図であり、第4図は、延長補助板3の斜視図であり、
第5図は、押え板6の斜視図であり、第6図は、延長補
助板3の固定前における締付ボルト8の部分の横断面図
であり、第7図は、同じく延長補助板3の固定状態にお
ける締付ボルト8の部分の横断面図であり、第8図は、
ボルト挿通孔12を備えた押え板6′の斜視図であり、
第9図は、延長補助板3の斜め前後方向の固定位置を変
化させた状態を示す培土板の正面図であり、第10図
は、延長補助板3の締付ボルト8の部分を中心にした円
周方向の固定位置を変化させた状態を示す培土板の正面
図であり、図11は、形成される畦13の形状を示す図
である。 本考案を構成している主要部分の符号の説明は以下の通
りである。 1:揆土板、2:刃体 3:延長補助板、6:押え板 8:締付ボルト
は、同じく正面図であり、第3図は、同じく縦断した側
面図であり、第4図は、延長補助板3の斜視図であり、
第5図は、押え板6の斜視図であり、第6図は、延長補
助板3の固定前における締付ボルト8の部分の横断面図
であり、第7図は、同じく延長補助板3の固定状態にお
ける締付ボルト8の部分の横断面図であり、第8図は、
ボルト挿通孔12を備えた押え板6′の斜視図であり、
第9図は、延長補助板3の斜め前後方向の固定位置を変
化させた状態を示す培土板の正面図であり、第10図
は、延長補助板3の締付ボルト8の部分を中心にした円
周方向の固定位置を変化させた状態を示す培土板の正面
図であり、図11は、形成される畦13の形状を示す図
である。 本考案を構成している主要部分の符号の説明は以下の通
りである。 1:揆土板、2:刃体 3:延長補助板、6:押え板 8:締付ボルト
フロントページの続き (72)考案者 鋤柄 忠良 愛知県岡崎市矢作町字西林寺38番地 鋤柄 農機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−83401(JP,U) 実公 昭58−44801(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】土を両側方に分けて押し上げるのに必要な
後退角をもって一対の揆土板の前端部が刃体に装着され
て、各揆土板の後端部の裏面側にそれぞれ延長補助板が
斜め前後方向の固定位置を調整可能にして装着されてい
る構成の培土板において、 前記延長補助板の横断面の曲率半径と、前記揆土板の後
端部における該延長補助板の装着部位の横断面の曲率半
径とを異ならしめ、しかも大きな力を加えることにより
はじめて弾性変形し得る材質で該延長補助板を形成し、
押え板と1本の締付ボルトとによって前記延長補助板に
大きな力を加えて該延長補助板を前記揆土板の後端部裏
面の曲面形状に倣って僅かに弾性変形させて、該揆土板
の裏面に密着させて固定することにより、該揆土板に対
する該延長補助板の斜め前後方向の固定位置を調整可能
にするのに加えて、該揆土板に対する該延長補助板の前
記締付ボルトの部分を中心とする円周方向の固定位置を
調整可能にして、該揆土板の後端部の裏面側にそれぞれ
延長補助板を装着したことを特徴とする培土板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988049095U JPH0626081Y2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 培土板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988049095U JPH0626081Y2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 培土板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01155303U JPH01155303U (ja) | 1989-10-25 |
JPH0626081Y2 true JPH0626081Y2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=31275213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988049095U Expired - Lifetime JPH0626081Y2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 培土板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626081Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018064499A (ja) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | ヤンマー株式会社 | 畝立器 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102645412B1 (ko) * | 2017-12-14 | 2024-03-11 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 보행형 작업기 |
JP7001452B2 (ja) * | 2017-12-14 | 2022-01-19 | 株式会社クボタ | 歩行型作業機 |
Family Cites Families (2)
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JPS5844801U (ja) * | 1981-09-21 | 1983-03-25 | ティーディーケイ株式会社 | 正特性サ−ミスタ装置 |
JPS6283401U (ja) * | 1985-11-12 | 1987-05-28 |
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1988
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WO2018074503A1 (ja) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | ヤンマー株式会社 | 畝立器 |
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Publication number | Publication date |
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JPH01155303U (ja) | 1989-10-25 |
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