JPS606162Y2 - ロ−タリカバ−のサイドカバ−における調節孔の補強構造 - Google Patents

ロ−タリカバ−のサイドカバ−における調節孔の補強構造

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JPS606162Y2
JPS606162Y2 JP3485978U JP3485978U JPS606162Y2 JP S606162 Y2 JPS606162 Y2 JP S606162Y2 JP 3485978 U JP3485978 U JP 3485978U JP 3485978 U JP3485978 U JP 3485978U JP S606162 Y2 JPS606162 Y2 JP S606162Y2
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JP
Japan
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side cover
cover
adjustment hole
reinforcing
wing nut
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Expired
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JP3485978U
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JPS54137508U (ja
Inventor
毅 古賀
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はロータリカバーのサイドカバーにおける調節
孔の補強構造に関するものである。
従来、サイドカバーに設けた調節孔はその調節孔と符合
する透孔を有する補強板により補強されている。
この場合補強板をサイドカバーの内面に重合させてスポ
ット溶接により接合させるため補強構造の加工工数が多
くなり加工作業の作業能率を向上し難く、さらにはスポ
ット溶接によるため溶接跡がサイドカバーの表面に現出
してサイドカバーの外観を損う虞れがあった。
本案は上記欠点を解消すべくなされたものであり、上板
カバー1の両側端にサイドカバー2の取付フランジ部3
を折曲げ形威し、同フランジ部3に前端部を枢着4させ
たロータリカバーのサイドカバーにおいて、同サイドカ
バー2の中程に上記枢着4部を中心とした弧状長孔によ
る調節孔5を設け、同調節孔5に挿通したボルト6によ
りサイドカバー2を上記フランジ部3に取付けるととも
に上記調節孔5の周縁にカバーの内面方向に折げた補強
縁7を形威したことを特徴とする調節孔の補強構造を提
供することにより、調節孔の補強構造を簡単な加工によ
り形成させ、かつサイドカバーの外観を損うことのない
ように形成することを目的とする。
本案を図面に示す実施例に基づき説明すると、Aはトラ
クターTにヒツチ8を介して連結したロータリ作業機で
あり、トラクターTのPTO軸と連動連設したミッショ
ン部9を機体上部に設け、同ミッション部9により駆動
される耕耘部10を機体の中央部に設けるとともに機体
後方に延長した支持枠11に尾輪20を軸支している。
そして上記耕耘部10をロータリカバー12により被覆
するものであり、同ロータリカバー12は上板カバー1
の後端に代掻き用のりャカバ−13を枢着14するとと
もに上記上板カバー1の両側端に上向きに折曲げた取付
フランジ部3を形威し、同フランジ部3にサイドカバー
2を取付けて構成されている。
同サイドカバー2は先端部を上記フランジ部3の先端部
に枢着4させ、かつ中程に同枢着4部を中心とした弧状
長孔による調節孔5を設け、同調節孔5に上記フランジ
部3に設けたボルト6を挿通させ、その挿通端に蝶ナツ
ト15を螺合させて後述する補強凹面17の内側面をフ
ランジ部3に圧接腰サイドカバー2をフランジ部3に圧
接支持するものである。
又サイドカバー2は一枚の板材Pにより形成されるもの
であり、外周縁にカバーの内面方向に折曲げた外周補強
縁16を形成腰かつ板材Pを外面から内面方向に凹設し
た補強凹面17をカバーの外面に形成腰そして上記調節
孔5の周縁にカバーの内面方向に折曲げた補強縁7をバ
ーリング形成している。
この場合、上記外周補強縁16の折曲げ幅t2を補強凹
面17の凹設幅ちと同幅に形成し、かつ上記補強縁7の
折曲げ幅(を上記凹設幅t3より若干中に形成すること
により、蝶ナツト15を締付けてサイドカバー2を取付
けた場合、板材Pの弾性復元力により蝶ナツト15がボ
ルト6に圧接状態で螺合するからナツト15のゆるみが
ない。
すなわち、前記凹設幅t3と折曲げ幅t1との関係によ
り、補強凹面17は取付フランジ部3に当接した状態に
あっても、補強縁7の内側端は同フランジ部3に当接し
ておらず、従って、蝶ナツト15をボルト6に締付けて
ゆけば、サイドカバ−2先端部が同フランジ部3先端部
に枢着4されていることにより、同枢着部4と補強縁7
との間に位置する同カバー2は、外側方凸状に弯曲変形
せられて、外側面に引張り応力、そして、内側面に圧縮
応力が作用するものであり、この際、板材Pは弾性復元
力を有していることにより、蝶ナツト15と当接する調
節孔5の外側面周縁が、同蝶ナツト15をボルト6より
螺脱する方向に押圧して、同蝶ナツト15をボルト6に
圧接状態で強固に螺着せしめるものである。
尚18で示すものはサイドカバー2の枢着孔であり、回
礼18の周縁にもカバーの内面方向に折曲げた孔補強縁
19を形成している。
従って本案によれば調節孔5の補強構造を加工する場合
、従来と異り別途に補強板を必要とせずしかもスポット
溶接を必要としないから加工が極めて容易になり、サイ
ドカバー2の加工作業能率を著しく向上できる。
又スポット溶接を行わないので溶接跡が生ぜず、サイド
カバー2の外観を損う虞れがないと共にサイドカバー2
の弾性復元力により蝶ナツト15をゆるみなく保持でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はロータリ作業機の全体側面図、第2図はサイド
カバーの正面図、第3図は第2図I−I線による断面図
、第4図は同■−■線による拡大断面図である。 1:上板カバー、2:サイドカバー、3:取付フランジ
部、4:枢着部、5:調節孔、6:ボルト、7:補強縁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上板カバー1の両側端にサイドカバー2の取付フランジ
    部3を折曲げ形威し、同フランジ部3に前端部を枢着4
    させたロータリカバーのサイドカバーにおいて同サイド
    カバー2の中程に上記枢着4部を中心とした弧状長孔に
    よる調節用孔5を設け、同調節用孔5に挿通したボルト
    6に螺着した蝶ナツト15を介してサイドカバー2を上
    記フランジ部3に圧接支持しうるように構成すると共に
    、上記調節用孔5の前後のサイドカバー2表面を外方か
    ら内方に凹設して補強凹面17を形成し、かつ調節用孔
    5の周縁に、内面方向に折曲げた補強縁7を形成すると
    共に、補強縁7の折曲げ幅t1を補強凹面17の凹設幅
    t3より小に形成することにより、蝶ナツト15で補強
    凹面17を取付フランジ部3に圧接した際のサイドカバ
    ー2の弾性復元力により、蝶ナツト15をゆるみなく保
    持しうるよう構成してなるロータリカバーのサイドカバ
    ーにおける調節孔の補強構造。
JP3485978U 1978-03-18 1978-03-18 ロ−タリカバ−のサイドカバ−における調節孔の補強構造 Expired JPS606162Y2 (ja)

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JPS54137508U JPS54137508U (ja) 1979-09-25
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