JPH0626010A - 橋梁埋設発泡材の吹付け工法 - Google Patents

橋梁埋設発泡材の吹付け工法

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JPH0626010A
JPH0626010A JP20722092A JP20722092A JPH0626010A JP H0626010 A JPH0626010 A JP H0626010A JP 20722092 A JP20722092 A JP 20722092A JP 20722092 A JP20722092 A JP 20722092A JP H0626010 A JPH0626010 A JP H0626010A
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JP
Japan
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plate
foam material
bridge
foam
spraying
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JP20722092A
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Hideo Hasegawa
秀雄 長谷川
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Dream Kyoryo Kk
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Dream Kyoryo Kk
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はボックス型橋桁における上面にボル
トなどが突設するなどのことがあっても、影響を受けず
施工を可能にした橋梁埋設発泡材の吹付け工法を提供し
ようとするものである。 【構成】 下記の各工程から構成されている。第1工程
〜ボックス型橋桁2における上面2Aにおける一方縁部
と他方縁部に、一方傾斜型枠板3と他方傾斜型枠板4を
固着すること。第2工程〜一方傾斜型枠板3と他方傾斜
型枠板4とで形成された断面略三角状の隅角部3E,4
Eに、一方と他方の第1発泡材5,6を充填すること。
第3工程〜上方型枠板7を載せたのち、第1発泡材5,
6との間の空間部8に第2発泡材9を充填すること。第
4工程〜発泡材の硬化を待って一方傾斜型枠板3、他方
傾斜型枠板4、上方型枠板6を取外すこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、橋梁埋設発泡材の吹付
け工法に係るものであり、詳しくは鋼製桁の上面に設置
する発泡材で形成された埋設材(通称埋殺材)の施工方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の埋設材は下記のようなも
のになっている。発泡系断熱材を使用して形成してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.整形が困難で時間がかかる。 2.接着が悪く結露の心配がある。このため排水口を取
付ける場合もある。 3.ブロック製作のため、符号を記入するなどして施工
(組合わせ)に時間がかかる。 本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、上述の問
題を解決できるものを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のものは下記のようになるものである。すな
わち、本願のものは、下記の各工程から構成されている
ことを特徴とする橋梁埋設発泡材の吹付け工法である。
第1工程〜ボックス型橋桁2における上面2Aにおける
一方縁部と他方縁部に、当該ボックス型橋桁の長手方向
と平行に内方に行くほど高くなるよう構成された一方傾
斜型枠板3と他方傾斜型枠板4を固着すること。第2工
程〜ボックス型橋桁2における上面2Aと一方傾斜型枠
板3と他方傾斜型枠板4とで形成された断面略三角状の
隅角部3E,4Eに、一方と他方の第1発泡材5,6を
充填すること。第3工程〜一方傾斜型枠板3の頂部と他
方傾斜型枠板4の頂部とに上方型枠板7を載せたのち、
第1発泡材5,6との間の空間部8に第2発泡材9を充
填すること。第4工程〜第1発泡材5,6と第2発泡材
9の硬化を待って一方傾斜型枠板3、他方傾斜型枠板
4、上方型枠板7を取外し埋設材1Aを得ること。
【0005】この場合、両傾斜型枠板の内面には充填発
泡材の剥離を容易にするためビニールシート3A,4A
を張設することができる。このほか、両傾斜型枠板の内
面にはビニールシートに代えて剥離を容易にする塗料を
塗布することができる。また、上方型枠板7を構成する
適当幅の上方型枠板単体7Aを数枚用意しておき、ボッ
クス型橋桁2の一方端側に上方型枠板単体7Aを載置
し、その上面に適当なウエイト7Bを置いた後、上述第
2発泡材9を充填した後、上方型枠板単体7Aをボック
ス型橋桁2の他方端側に移動させ、次の第2発泡材9を
充填する作業を繰り返すようにすることができる。さら
に、上方型枠板単体7Aの下面からの充填発泡材の剥離
を容易にするためロール状のビニールシート7Cを上方
型枠板単体7Aの載置前に展張させるようにすることが
できる。加えて、上方型枠板単体7Aの下面にビニール
シート7Cに代えて剥離を容易にする塗料を塗布するこ
とができる。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。本
発明の橋梁埋設発泡材の吹付け工法は下記の如く構成さ
れている。1は本発明で得たボックス型の橋桁である。
1Aは発泡材でなる埋設材である。2は公知の鋼製のボ
ックス型橋桁で、2Aはその上面である。
【0007】第1工程 ボックス型橋桁2における上面2Aにおける一方縁部と
他方縁部に、当該ボックス型橋桁の長手方向と平行に内
方に行くほど高くなるよう構成された一方傾斜型枠板3
と他方傾斜型枠板4を固着する。この場合、両傾斜型枠
板の内面には後述充填発泡材の剥離を容易にするためビ
ニールシート3A,4Aが張設されている。勿論、ビニ
ールシートに代えて剥離を容易にする塗料を塗布しても
よい。さらに、両傾斜型枠板の支持状態については、所
定角度に曲げた丸鋼棒3B,4Bを利用して溶接して行
うと共に、公知の丸セパ3C,4Cで支持する。3D,
4Dはホームタイ3C1,4C1で支持された単管パイ
プである。
【0008】第2工程 ボックス型橋桁2における上面2Aと一方傾斜型枠板3
と他方傾斜型枠板4とで形成された断面略三角状の隅角
部3E,4Eに、一方と他方の第1発泡材5,6を充填
する。 第3工程 一方傾斜型枠板3の頂部と他方傾斜型枠板4の頂部とに
上方型枠板7を載せたのち、第1発泡材5,6との間の
空間部8に第2発泡材9を充填する。この場合、具体的
な充填作業は上方型枠板7を構成する適当幅の上方型枠
板単体7Aを数枚用意しておき、ボックス型橋桁2の一
方端側に上方型枠板単体7Aを載置し、その上面に適当
なウエイト7Bを置いた後、上述第2発泡材9を充填す
る。この充填が済んだのち、上方型枠板単体7Aをボッ
クス型橋桁2の他方端側に移動させ、次の第2発泡材9
を充填する。このような作業を繰り返すことになる。
【0009】なお、上方型枠板単体7Aの下面からの充
填発泡材の剥離を容易にするため、図示の如くロール状
のビニールシート7Cを上方型枠板単体7Aの載置前に
展張させるとよい。勿論、ビニールシートに代えて剥離
を容易にする塗料を塗布してもよい。 第4工程 第1発泡材5,6と第2発泡材9の硬化を待って一方傾
斜型枠板3、他方傾斜型枠板4、上方型枠板7を取外
し、埋設材1Aを得る。図中、10はコンクリート、1
0Aは路面である。
【0010】作用について効果と共に説明する。
【0011】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.ボックス型橋桁2における上面2Aに埋設材1Aが
密着するので結露の心配がない。このため、冬期間にお
ける凍害の心配が不要ある。 2.吹付け工法なので、ボックス型橋桁における上面に
ボルトなどが突設するなどのことがあっても、影響を受
けず確実な施工をすることができる。 3.従来方法に比較して工期を著しく短縮できる。 4.型にとらわれず、自由な整形が可能である。 5.従来のものより一体構造で美形である。 6.補修が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態の縦断面図である。
【図2】施工状態を説明する1部を切欠いた斜視図であ
る。
【図3】第2工程を説明する縦断面図である。
【図4】第3工程を説明する縦断面図である。
【符号の説明】
1 ボックス型の橋桁 1A 埋設材 2 ボックス型橋桁 3 一方傾斜型枠板 4 他方傾斜型枠板 5,6 第1発泡材 7 上方型枠板 8 空間部 9 第2発泡材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の各工程から構成されていることを
    特徴とする橋梁埋設発泡材の吹付け工法。第1工程〜ボ
    ックス型橋桁(2)における上面(2A)における一方
    縁部と他方縁部に、当該ボックス型橋桁の長手方向と平
    行に内方に行くほど高くなるよう構成された一方傾斜型
    枠板(3)と他方傾斜型枠板(4)を固着すること。第
    2工程〜ボックス型橋桁(2)における上面(2A)と
    一方傾斜型枠板(3)と他方傾斜型枠板(4)とで形成
    された断面略三角状の隅角部(3E,4E)に、一方と
    他方の第1発泡材(5,6)を充填すること。第3工程
    〜一方傾斜型枠板(3)の頂部と他方傾斜型枠板(4)
    の頂部とに上方型枠板(7)を載せたのち、第1発泡材
    (5,6)との間の空間部(8)に第2発泡材(9)を
    充填すること。第4工程〜第1発泡材(5,6)と第2
    発泡材(9)の硬化を待って一方傾斜型枠板(3)、他
    方傾斜型枠板(4)、上方型枠板(7)を取外し埋設材
    (1A)を得ること。
  2. 【請求項2】 両傾斜型枠板の内面には充填発泡材の剥
    離を容易にするためビニールシート(3A,4A)が張
    設されている請求項1記載の橋梁埋設発泡材の吹付け工
    法。
  3. 【請求項3】 両傾斜型枠板の内面にはビニールシート
    に代えて剥離を容易にする塗料を塗布してある請求項2
    記載の橋梁埋設発泡材の吹付け工法。
  4. 【請求項4】 上方型枠板7を構成する適当幅の上方型
    枠板単体(7A)を数枚用意しておき、ボックス型橋桁
    (2)の一方端側に上方型枠板単体(7A)を載置し、
    その上面に適当なウエイト(7B)を置いた後、上述第
    2発泡材(9)を充填した後、上方型枠板単体(7A)
    をボックス型橋桁(2)の他方端側に移動させ、次の第
    2発泡材(9)を充填する作業を繰り返すようにした請
    求項1記載の橋梁埋設発泡材の吹付け工法。
  5. 【請求項5】 上方型枠板単体(7A)の下面からの充
    填発泡材の剥離を容易にするためロール状のビニールシ
    ート(7C)を上方型枠板単体(7A)の載置前に展張
    させるようにした請求項1あるいは請求項4記載の橋梁
    埋設発泡材の吹付け工法。
  6. 【請求項6】 上方型枠板単体(7A)の下面にビニー
    ルシート(7C)に代えて剥離を容易にする塗料を塗布
    した請求項5記載の橋梁埋設発泡材の吹付け工法。
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