JPH06259920A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JPH06259920A
JPH06259920A JP5069097A JP6909793A JPH06259920A JP H06259920 A JPH06259920 A JP H06259920A JP 5069097 A JP5069097 A JP 5069097A JP 6909793 A JP6909793 A JP 6909793A JP H06259920 A JPH06259920 A JP H06259920A
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JP
Japan
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lid
top lid
main
cassette case
tape
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Application number
JP5069097A
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English (en)
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Takashi Sawada
高志 澤田
Shuichi Ota
修一 太田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Priority to US08/205,382 priority patent/US5438471A/en
Priority to EP94103314A priority patent/EP0614185B1/en
Priority to DE69420295T priority patent/DE69420295T2/de
Priority to KR1019940004272A priority patent/KR100286440B1/ko
Publication of JPH06259920A publication Critical patent/JPH06259920A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
    • G11B23/08707Details
    • G11B23/08735Covers

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マウス部の上面側を覆うトップリッドを設け
てマウス部の密閉性を向上させると共に、トップリッド
の開閉動作中トップリッドがカセットケースと擦れるこ
とが無いようにして、トップリッドの開閉に伴うトップ
リッド自身やカセットケースの磨耗を防止する。 【構成】 上下シェル3、4から成り磁気テープ10を
収納するカセットケース2と、磁気テープをカセットケ
ースから引き出すために記録再生装置に設けられたテー
プ引出用部材が挿入される開口部であるマウス部6の前
面を覆うメインリッド24と、該メインリッドに回動自
在に支持され上記マウス部の上面を覆うトップリッド3
4とを備え、該トップリッドに形成されたカム軸44を
上記カセットケースの下シェル4に形成されたカム部9
に案内させることによって上記メインリッドを開いたと
きに上記トップリッドをカセットケースの上部に導くよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なテープカセットに
関する。詳しくは、マウス部の上面側を覆うトップリッ
ドを設けてマウス部の密閉性を向上させると共に、トッ
プリッドの開閉動作中トップリッドがカセットケースと
擦れることが無いようにして、トップリッドの開閉に伴
うトップリッド自身やカセットケースの磨耗を防止する
ことが出来る新規なテープカセットを提供しようとする
ものである。
【0002】
【従来の技術】カセットケースの前面にテープ引出用部
材が挿入される開口部であるマウス部を形成し、該マウ
ス部の前面を覆うメインリッドと上面を覆うトップリッ
ドとを設けたテープカセットがある。
【0003】図19及び図20にそのようなテープカセ
ットの従来のものの一例aを示す。
【0004】bはカセットケースであり、該カセットケ
ースb内に磁気テープcが巻装されたテープリールd、
dが回転可能に収納されており、前面の左右両端部にテ
ープ出口e、eが形成され、該テープ出口eとeとの間
に上下及び前方に開口されたマウス部fが形成されてい
る。
【0005】gはカセットケースbの前面を開閉するメ
インリッドであり、カセットケースbの前面を覆う大き
さの前面部hと該前面部hの左右両端から後方へ突出し
た側面部i、iとを備えている。
【0006】そして、側面部i、iがカセットケースb
の前端部側面に回動自在に支持され、これによって、メ
インリッドgはカセットケースbの前端部に上下方向に
回動自在に支持され、カセットケースbの前面を閉塞し
た閉蓋位置(図19参照)と上方へ回動してカセットケ
ースbの前面を開放した開蓋位置(図20参照)との間
を移動し得るようにされている。
【0007】jはトップリッドであり、メインリッドg
より短い長さの板状をしており、その前端部の左右両端
部がメインリッドgの上端部の左右両端から稍中央部に
寄った部分に回動自在に支持されている。
【0008】そして、メインリッドgとトップリッドj
とにはそれぞれを閉蓋方向へ回動せしめる回動力を付勢
するための図示しない付勢手段が両端部において設けら
れている。
【0009】しかして、テープカセットaが記録再生装
置のカセット装着部に装着される際にメインリッドgが
開蓋位置へ向けて回動していくと、トップリッドjがメ
インリッドgに支持されている点が稍上方へ変位しなが
ら後方へ移動していくので、トップリッドjがカセット
ケースbの上面を滑りながら後方へ移動していき、マウ
ス部fの前面と上面とが開かれる。
【0010】尚、kはカセットケースbの底面部に前後
方向に摺動自在に設けられたシャッターであり、不使用
時には、その移動範囲の前端に位置してマウス部fの下
面を閉塞しているが、使用時には、その移動範囲の後端
に移動して、マウス部fの下面が開かれる。
【0011】このようにして、テープカセットaを使用
する時には、マウス部fの前面、下面及び上面が開かれ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したテ
ープカセットaにあっては、トップリッドjが開閉する
際に、トップリッドjがカセットケースbの上面に擦
れ、これが繰り返されることによって、カセットケース
bの上面やトップリッドjの下面に傷が付いてしまうと
いう問題がある。
【0013】そして、カセットケースbの上面やトップ
リッドjの下面に傷が付くと、互いの間の滑りが悪くな
り、リッドg及びjのスムーズな開閉が阻害されるとい
う問題がある。
【0014】更に、カセットケースbとトップリッドj
との擦れによって削れ粉が生じ、この削れ粉がマウス部
fに入って磁気テープcに付着すると、信号のドロップ
アウト等の原因になるという問題がある。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明テープカ
セットは、上記した課題を解決するために、上下シェル
から成り記録媒体テープを収納するカセットケースと、
記録媒体テープをカセットケースから引き出すために記
録再生装置に設けられたテープ引出用部材が挿入される
開口部であるマウス部の前面を覆うメインリッドと、該
メインリッドに回動自在に支持され上記マウス部の上面
を覆うトップリッドとを備え、該トップリッドに形成さ
れたカム軸を上記カセットケースの下シェルに形成され
たカム部に案内させることによって上記メインリッドを
開いたときに上記トップリッドをカセットケースの上部
に導くようにしたものである。
【0016】
【作用】従って、本発明テープカセットにあっては、ト
ップリッドに設けたカム軸をカセットケースの下シェル
に設けたカム部によって開閉動作中のトップリッドの姿
勢を制御して、トップリッドの開閉動作中トップリッド
がカセットケースに擦れることがないようにすることが
出来るので、トップリッドの開閉動作によってカセット
ケースの上面やトップリッドの下面に傷が付くのを防止
することが出来る。
【0017】また、カセットケースとトップリッドとの
擦れによる削れ粉の発生が防止される。
【0018】
【実施例】以下に、本発明テープカセットの詳細を図示
した実施例に従って説明する。
【0019】1はテープカセットであり、例えば、デジ
タルオーディオテープレコーダ(DAT)用のテープカ
セットである。
【0020】2はカセットケースであり、浅皿状をした
上シェル3と下シェル4とがそれぞれの開口面が突き合
わさるように結合されて、上方から見て横長の長方形を
した上下幅の薄い箱状に形成されている。
【0021】カセットケース2の前面壁にはその左右両
端部にテープ出口5、5が形成され、該テープ出口5と
5との間の部分に前方と上下に開口したマウス部6が形
成されている。
【0022】カセットケース2の前面壁のうちマウス部
6の奥面を限定している部分はその中央部が後方へ稍引
っ込んだ状態となっており、上方から見て、前方に向か
って開いた浅いV字状の凹部6aが形成されている。
【0023】そして、下シェル4に設けられたカセット
ケース2の底面壁7は上記凹部6aに対応した部分が前
面壁より前方へ突出し、該凹部6aの底面部を覆う棚部
7aとされている。
【0024】8は上記棚部7aの左右方向における中央
部から前後方向に延びるように立設されたカム板であ
り、その上縁がカム縁9とされている。
【0025】該カム縁9はその後側の略3分の2の部分
9aが水平にされており、前側の略3分の1の部分9b
が前方へ行くに従って下方へ変位する弧状に形成されて
いる。
【0026】そして、カセットケース2内には、磁気テ
ープ10の両端が止着されかつ所定量巻装されたテープ
リール11、11が回転可能に収納されている。
【0027】テープリール11、11のリールハブ1
2、12にその下面に開口するように形成されたリール
台係合穴12a、12aはカセットケース2の底面壁7
に左右に並んで形成されたリール台挿通孔13、13を
通して外部に臨まされる。
【0028】上記磁気テープ10はその一部がテープ出
口5、5からカセットケース2外に導出されて、テープ
カセット1が使用されていない時はマウス部6の前面に
沿って位置している。
【0029】14はカセットケース2の底面部に前後方
向に摺動自在に支持されたシャッターであり、その底面
壁15には左右に並んで臨ませ孔16、16が形成され
ている。
【0030】そして、該シャッター14がその移動範囲
の前端、即ち、閉塞位置にある状態で、その底面壁15
の前端部が上記マウス部6の下面を覆い、また、その臨
ませ孔16、16がカセットケース2のリール台挿通孔
13、13とずれて位置して、その底面壁15がリール
台挿通孔13、13を閉塞している。
【0031】また、シャッター14がその移動範囲の後
端、即ち、開放位置にある状態で、その底面壁15の前
端縁がマウス部6の後端より後方に位置してマウス部6
の下面を開放し、また、その臨ませ孔16、16がカセ
ットケースのリール台挿通孔13、13と一致し、テー
プリール11、11のリール台係合穴12a、12aが
リール台挿通孔13、13及び臨ませ孔16、16を通
して外部に臨まされる。
【0032】上シェル3の上面壁17の前端部下面のマ
ウス部6の左右方向における略中央部に対応した位置に
下方に突出し前後方向に延びるリブ状のカム部18が形
成されている。
【0033】該カム部18の下縁19が後ろ上りに傾斜
したカム縁となっている。
【0034】そして、上シェル3のマウス部6に対応し
た前端部の上面20が前下がりに傾斜した傾斜面となっ
ており、この傾斜面20の傾斜角はカム部18のカム縁
19の傾斜角より僅かに緩やかになっている。
【0035】また、上シェル3のうちマウス部6の左右
両側部に対応した部分にはマウス部6側へ突出した庇片
21、21が突設されており、該庇片21、21の後半
部21a、21aの上面は上記傾斜面20の下端と同じ
高さにあり、前半部21b、21bの上面は後半部21
a、21aの上面より僅かに低い位置にあり、これら前
半部21b、21bと後半部21a、21aとの間は前
下がりの傾斜面21c、21cによって連続されてい
る。
【0036】22、22はカセットケース2の側面壁の
前端部に形成された支持孔、23、23は同じくカセッ
トケース2の側面壁の前端部外側面のうち支持孔22、
22の下後方に設けられた上向きのバネ掛け段部であ
る。
【0037】24はメインリッドである。
【0038】該メインリッド24はカセットケース2の
前面の長さと略同じ長さの板状をした前面部25と、該
前面部25の左右両端縁から後方へ突出した側面部2
6、26と、前面部25の上縁のうち左右両端部を除い
た部分から後方へ突出した上面部27とを備えている。
【0039】上面部27の長さは上記マウス部6の左右
の長さより幾分短くされ、また、後方への突出量は側面
部26、26のそれの略半分になっている。
【0040】上面部27の左右両端部には支持壁28、
28が垂設され、該支持壁28、28の外側面には支持
ピン29、29が突設されている。そして、該支持ピン
29、29の先端面の周縁29a、29aは面取されて
いる。
【0041】更に、上面部27の上面の後端縁にはその
全長に亘って切欠が形成され、これによって、上面部2
7の後端面の略下半部から後方へ突出した重畳片30が
形成されている。
【0042】そして、側面部26、26の内面、即ち、
互いに対向した面の後端部の上端寄りの位置には被支持
ピン31、31が突設され、また、同じ面の被支持ピン
31、31より前方稍下方の位置にバネ掛け突起32、
32が突設されている。
【0043】このようなメインリッド24はその側面部
26、26の被支持ピン31、31がカセットケース2
の上記支持孔22、22に回動可能に支持されることに
よってカセットケース2の前端部に上下方向に回動可能
に支持される。
【0044】33、33は鋏型のトーションバネであ
り、そのコイル部33a、33aがメインリッド24の
側面部26、26とカセットケース2との間で被支持ピ
ン31、31に外嵌状に支持され、一方の腕33b、3
3bがカセットケース2のバネ掛け段部23、23に上
方から弾接され、他方の腕33c、33cがメインリッ
ド24のバネ掛け突起32、32に上方から弾接され、
これによって、メインリッド24に右側(カセットケー
ス2の後方から見て右側)から見て時計回り方向への、
即ち、閉蓋位置へ向けての回動力が付勢される。
【0045】34はトップリッドである。
【0046】35はトップリッドの主部であり、マウス
部6の上面を覆う大きさの板状をしており、その前端の
左右両側部に被支持部36、36が前方へ向けて突設さ
れている。
【0047】そして、該被支持部36、36にはその互
いに対向した面に開口した嵌合穴37、37が形成さ
れ、更に、該被支持部36、36の嵌合穴37、37が
開口された面の下端部38、38は下方に行くに従って
外方へ傾斜した傾斜面とされている。
【0048】また、被支持部36、36の下端は主部3
5の下面より稍下方へ突出している。
【0049】主部35の下面の前端縁にはその全長に亘
って切欠が形成され、これによって、主部35の前端面
の略上半部から前方へ突出した重畳片39が形成されて
いる。
【0050】更に、主部35の後端面40は後ろ上りの
傾斜面になっており、該傾斜面40の傾斜角は上シェル
3の前縁の傾斜面20の傾斜角と同じに形成されてい
る。
【0051】更にまた、主部35の下面の前端部には下
面が後ろ上りに傾斜した楔状の突条41が形成されてお
り、その下面41aの傾斜は上記傾斜面40の傾斜より
僅かに緩やかに形成されている。
【0052】42は主部35の下面の前端部における左
右方向における略中央部から突出しL字状に屈曲されて
後方へ向かって延びるように形成された被制御部であ
り、その水平に延びる水平部43と主部35との間には
間隔があいている。
【0053】そして、上記水平部43の先端には側方へ
突出したカム軸44が形成されている。
【0054】しかして、このようなトップリッド34は
上記メインリッド24に回動自在に支持される。
【0055】即ち、先ず、トップリッド34の被支持部
36、36の傾斜面38、38の下端部をメインリッド
24の支持ピン29、29の先端の面取面29a、29
aに当てがう。
【0056】その状態からトップリッド34を下方へ移
動させると、トップリッド34がその弾性によって撓
み、傾斜面38、38と面取面29a、29aとが滑っ
て、やがて、支持ピン29、29が嵌合穴37、37に
内嵌され、これによって、トップリッド34がメインリ
ッド24に回動自在に支持される。
【0057】以上のように、メインリッド24に回動自
在に支持されたトップリッド34は、そのカム軸44が
カセットケース2の下シェル4のカム縁9の前端部と上
シェル3のカム縁19の前端部との間に位置し、これが
メインリッド24、トップリッド34共に閉蓋位置にあ
る状態である。
【0058】これによって、トップリッド24がこれを
上方へ回動させる力を受けても、カム軸44が上シェル
3のカム縁19に当接してそれ以上上方へは移動するこ
とが出来ないので、正規の回動動作、即ち、メインリッ
ド24の回動に伴わないで、トップリッド34が回動し
てしまうことはない。
【0059】そして、メインリッド24及びトップリッ
ド34が閉蓋位置にある状態では、メインリッド24の
前面部25がマウス部6の前面を覆い、トップリッド3
4の主部35及びメインリッド24の上面部27がマウ
ス部6の上面を覆い、シャッター14がマウス部6の下
面を覆い、これによって、マウス部6が完全に閉塞され
る。
【0060】また、メインリッド24の上面部27の重
畳片30とトップリッド34の重畳片39とが上下で重
なり合い、トップリッド34の主部35後端の傾斜面4
0が上シェル3の前端の傾斜面20と重なり合い、更
に、トップリッド34の主部35の左右両側部及び被支
持部36、36が上シェル3の庇片21、21上に重な
り、これらによって、マウス部6上面の密閉度が向上す
る。
【0061】そこで、メインリッド24が開蓋位置に向
けて回動すると、メインリッド24の回動支点(被支持
ピン31、31)とトップリッド34の回動支点(支持
ピン29、29)との位置の差によってトップリッド3
4の回動支点29、29が上方へ変位しながら後方へ向
けて移動する。
【0062】従って、トップリッド34は後方への移動
力を受ける。
【0063】そこで、先ず、トップリッド34の傾斜面
40が上シェル3の上面壁17の傾斜面20に沿って上
昇しながら後方へ移動する。
【0064】また、トップリッド34が後方へ移動を始
めると直にそのカム軸44は下シェル4のカム縁9と当
接してこれによって移動経路を案内され、主部35の下
面が上シェル3の上面と擦れないようになっている。
【0065】そして、図6に示す開蓋位置に達すると、
トップリッド34の下面に形成された突条41の傾斜面
41aが上シェル3の上面壁17前端の傾斜面20と当
接する。
【0066】このようにして、トップリッド34はメイ
ンリッド24の開蓋位置への回動に伴って上昇しながら
後方の開蓋位置へ向けて移動する。
【0067】そして、この間、主部35はカセットケー
ス2の上面に沿って移動し、カム軸44は下シェル4に
形成されたカム板8のカム縁9に案内されて移動し、こ
れによってその全移動期間その姿勢を制御される。
【0068】尚、閉蓋動作の時は、これとは逆の方向に
移動する。
【0069】そして、トップリッド34のカム軸44は
工程の半分強を上シェル3の上面壁17の下面に沿って
移動し、その後上シェル3のカム部18のカム縁19に
よって強制的に下方へ移動せしめられ、その姿勢を制御
される。これによって、上記した閉蓋位置へと移動せし
められる。
【0070】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明テープカセットは、上下シェルから成り記録
媒体テープを収納するカセットケースと、記録媒体テー
プをカセットケースから引き出すために記録再生装置に
設けられたテープ引出用部材が挿入される開口部である
マウス部の前面を覆うメインリッドと、該メインリッド
に回動自在に支持され上記マウス部の上面を覆うトップ
リッドとを備え、該トップリッドに形成されたカム軸を
上記カセットケースの下シェルに形成されたカム部に案
内させることによって上記メインリッドを開いたときに
上記トップリッドをカセットケースの上部に導くように
したことを特徴とする。
【0071】従って、本発明テープカセットにあって
は、トップリッドに設けたカム軸をカセットケースの下
シェルに設けたカム部によって開閉動作中のトップリッ
ドの姿勢を制御して、トップリッドの開閉動作中トップ
リッドがカセットケースに擦れることがないようにする
ことが出来るので、トップリッドの開閉動作によってカ
セットケースの上面やトップリッドの下面に傷が付くの
を防止することが出来る。
【0072】また、カセットケースとトップリッドとの
擦れによる削れ粉の発生が防止される。
【0073】尚、上記実施例に示した具体的な形状や構
造は、本発明を実施するに当たっての具体化のほんの一
例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術
的範囲が限定的に解釈されてはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明テープカセットの実施の一例をメインリ
ッド及びトップリッドが閉蓋位置にある状態で示す斜視
図である。
【図2】メインリッド及びトップリッドが開蓋位置にあ
る状態で示す斜視図である。
【図3】水平断面図である。
【図4】メインリッド及びトップリッドが閉蓋位置にあ
る状態を示す要部の拡大断面図である。
【図5】メインリッド及びトップリッドが閉蓋位置にあ
る状態を示す別の要部の拡大断面図である。
【図6】メインリッド及びトップリッドが開蓋位置にあ
る状態を示す要部の拡大断面図である。
【図7】メインリッド及びトップリッドが開蓋位置にあ
る状態を示す別の要部の拡大断面図である。
【図8】上シェルの平面図である。
【図9】図8のIX−IX線に沿う拡大断面図である。
【図10】下シェルの平面図である。
【図11】図10のXI−XI線に沿う拡大断面図であ
る。
【図12】図10のXII−XII線に沿う拡大断面図
である。
【図13】トップリッドの平面図である。
【図14】トップリッドの正面図である。
【図15】図13のXV−XV線に沿う拡大断面図であ
る。
【図16】メインリッドの平面図である。
【図17】メインリッドの正面図である。
【図18】図16のXVIII−XVIII線に沿う拡
大断面図である。
【図19】従来のテープカセットの一例をメインリッド
及びトップリッドが閉蓋位置にある状態で示す斜視図で
ある。
【図20】従来のテープカセットの一例をメインリッド
及びトップリッドが開蓋位置にある状態で示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 テープカセット 2 カセットケース 3 上シェル 4 下シェル 6 マウス部 9 カム部 10 記録媒体テープ 20 トップリッドの周縁部とオーバーラップする部分 21 トップリッドの周縁部とオーバーラップする部分 24 メインリッド 29 支軸 30 トップリッドの周縁部とオーバーラップする部分 34 トップリッド 36 軸嵌合部 44 カム軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下シェルから成り記録媒体テープを収
    納するカセットケースと、記録媒体テープをカセットケ
    ースから引き出すために記録再生装置に設けられたテー
    プ引出用部材が挿入される開口部であるマウス部の前面
    を覆うメインリッドと、該メインリッドに回動自在に支
    持され上記マウス部の上面を覆うトップリッドとを備
    え、該トップリッドに形成されたカム軸を上記カセット
    ケースの下シェルに形成されたカム部に案内させること
    によって上記メインリッドを開いたときに上記トップリ
    ッドをカセットケースの上部に導くようにしたことを特
    徴とするテープカセット。
  2. 【請求項2】 カム部がマウス部内に設けられたことを
    特徴とする請求項1に記載のテープカセット。
  3. 【請求項3】 メインリッドとトップリッドの一方に形
    成された支軸に弾性を有する合成樹脂から成る他方に形
    成された軸嵌合部が材料の弾性によって外嵌され、メイ
    ンリッドがマウス部前面を覆いかつトップリッドがマウ
    ス部上面を覆う閉蓋状態において上シェル又はメインリ
    ッドにトップリッドの周縁部とオーバーラップする部分
    を有し、これによって、閉蓋状態におけるマウス部の密
    閉度を高めたことを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載のテープカセット。
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