JPH0625933Y2 - 静止誘導電気機器 - Google Patents
静止誘導電気機器Info
- Publication number
- JPH0625933Y2 JPH0625933Y2 JP12151988U JP12151988U JPH0625933Y2 JP H0625933 Y2 JPH0625933 Y2 JP H0625933Y2 JP 12151988 U JP12151988 U JP 12151988U JP 12151988 U JP12151988 U JP 12151988U JP H0625933 Y2 JPH0625933 Y2 JP H0625933Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- core
- side wall
- wound
- reinforcing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、非晶質磁性合金薄帯の巻回体からなる巻鉄心
に巻線を巻装して構成する静止誘導電気機器に関するも
のである。
に巻線を巻装して構成する静止誘導電気機器に関するも
のである。
[従来の技術] 最近、鉄損が少なく、磁気特性が良好な非晶質磁性合金
薄帯(ストリップ)を用いて静止誘導電気機器の鉄心を
構成することが検討されている。
薄帯(ストリップ)を用いて静止誘導電気機器の鉄心を
構成することが検討されている。
周知のように非晶質磁性合金薄帯は極めて薄いため、こ
れを1枚ずつ積層して鉄心を製造することは困難であ
る。そこで非晶質磁性合金薄帯により鉄心を制作する場
合に、該薄体を1ターン巻回する毎にカットして各ター
ン毎に接合部を設ける1ターンカット形の巻鉄心構造を
採用することが検討されている。
れを1枚ずつ積層して鉄心を製造することは困難であ
る。そこで非晶質磁性合金薄帯により鉄心を制作する場
合に、該薄体を1ターン巻回する毎にカットして各ター
ン毎に接合部を設ける1ターンカット形の巻鉄心構造を
採用することが検討されている。
非晶質磁性合金薄帯からなる巻鉄心は、剛性を有してい
ないため、外力や自重により容易に変形する。巻鉄心が
変形するとその磁気特性が悪くなって非晶質磁性合金の
優れた磁気特性を活かすことができなくなるため、巻鉄
心の変形を防ぐための工夫が必要である。
ないため、外力や自重により容易に変形する。巻鉄心が
変形するとその磁気特性が悪くなって非晶質磁性合金の
優れた磁気特性を活かすことができなくなるため、巻鉄
心の変形を防ぐための工夫が必要である。
そのため、既提案の静止誘導電気機器では、巻鉄心の内
周面及び外周面にそれぞれ添わせて内側補強部材及び外
側補強部材を配置し、これらの補強部材により巻鉄心を
内側及び外側から補強して巻鉄心の変形を防止してい
た。
周面及び外周面にそれぞれ添わせて内側補強部材及び外
側補強部材を配置し、これらの補強部材により巻鉄心を
内側及び外側から補強して巻鉄心の変形を防止してい
た。
第8図は従来の静止誘導電気機器を示したもので、同図
において1は巻鉄心、2及び3は巻鉄心の左右の脚部に
嵌装された捲線、4′は鉄板からなる内側補強部材、
5′は鉄板からなる外側補強部材である。
において1は巻鉄心、2及び3は巻鉄心の左右の脚部に
嵌装された捲線、4′は鉄板からなる内側補強部材、
5′は鉄板からなる外側補強部材である。
巻鉄心1は、非晶質磁性合金薄帯を数十枚重ねて形成し
た複数の単位積層体ブロック1a,1b,…を積層し
て、各積層体ブロックの長手方向の両端の突合わせ接合
部jを上部継鉄部に位置させたものからなる。
た複数の単位積層体ブロック1a,1b,…を積層し
て、各積層体ブロックの長手方向の両端の突合わせ接合
部jを上部継鉄部に位置させたものからなる。
内側補強部材4′は、第9図に示すように、巻鉄心の下
部継鉄部の両端のコーナ部内面に添う角部を有するU字
形の第1の枠4a′と、巻鉄心の上部継鉄部の両端のコ
ーナ部内面に添う角部を有する浅いU字形の第2の枠4
b′とを付き合せたもので、第1の枠4a′と第2の枠
4b′とを付合せた状態で巻鉄心1の内周に隙間なく嵌
合する形状を呈するように形成されている。第1の枠4
a′の相対する側壁部の端部の内側には、第2の枠4
b′に内側から当接して該第2の枠4b′の位置ずれを
防止する当て板4c′,4c′が固定されている。
部継鉄部の両端のコーナ部内面に添う角部を有するU字
形の第1の枠4a′と、巻鉄心の上部継鉄部の両端のコ
ーナ部内面に添う角部を有する浅いU字形の第2の枠4
b′とを付き合せたもので、第1の枠4a′と第2の枠
4b′とを付合せた状態で巻鉄心1の内周に隙間なく嵌
合する形状を呈するように形成されている。第1の枠4
a′の相対する側壁部の端部の内側には、第2の枠4
b′に内側から当接して該第2の枠4b′の位置ずれを
防止する当て板4c′,4c′が固定されている。
外側補強部材5′は、上記内側補強部材と同様の構造を
有していて、巻鉄心の外周に嵌合するように形成されて
いる。
有していて、巻鉄心の外周に嵌合するように形成されて
いる。
[考案が解決しようとする課題] 上記内側補強部材は、けい素鋼板等の薄い鉄板からなっ
ているため、第1の枠4a′と第2の枠4b′とを突合
せる際に第1の枠の両端と第2の枠の両端との位置を合
せることが難しいという問題があった。
ているため、第1の枠4a′と第2の枠4b′とを突合
せる際に第1の枠の両端と第2の枠の両端との位置を合
せることが難しいという問題があった。
また従来用いられていた内側補強部材では、第1の枠4
a′の相対する側壁が外側に開くのを防ぐことはできる
が、第2の枠4b′の両側壁が外側に開くのを防ぐこと
はできないため、剛性を有しない巻鉄心は、第10図に
示したように輸送中の振動や運転中の振動等により第2
の枠4b′がずれて、補強部材4′が充分に機能しなく
なることがあった。
a′の相対する側壁が外側に開くのを防ぐことはできる
が、第2の枠4b′の両側壁が外側に開くのを防ぐこと
はできないため、剛性を有しない巻鉄心は、第10図に
示したように輸送中の振動や運転中の振動等により第2
の枠4b′がずれて、補強部材4′が充分に機能しなく
なることがあった。
尚第2の枠4b′のずれを防止するため、第11図に示
すように第1の枠4a′の両端の内面及び外面にそれぞ
れ当て板4c′,4d′を固定してこれらの当板4
c′,4d′の間に第2の枠4b′の両端を係入するよ
うにすることも考えられる。
すように第1の枠4a′の両端の内面及び外面にそれぞ
れ当て板4c′,4d′を固定してこれらの当板4
c′,4d′の間に第2の枠4b′の両端を係入するよ
うにすることも考えられる。
しかしながら、このようにした場合には、外側の当板4
d′,4d′の角部により非晶質磁性合金薄帯が損傷し
て磁気特性が悪くなるおそれがある。
d′,4d′の角部により非晶質磁性合金薄帯が損傷し
て磁気特性が悪くなるおそれがある。
本考案の目的は、電気機器が大形になるのを防いで、し
かも内側補強部材の組立てを簡単かつ確実に行い得るよ
うにした静止誘導電気機器を提供することにある。
かも内側補強部材の組立てを簡単かつ確実に行い得るよ
うにした静止誘導電気機器を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、非晶質磁性合金薄帯の巻回体からなっていて
該巻回体の各ターン毎に接合部jが設けられ、上下の継
鉄部Y1,Y2と左右の脚部X1,X2とを有するほぼ
矩形序に成形された巻鉄心1と、巻鉄心の脚部に巻装さ
れた捲線2,3と、巻鉄心の内周に添わせて配置されて
該巻鉄心を内周側から補強する内側補強部材4と、巻鉄
心の外周面に添わせて配置されて該巻鉄心を外周側から
補強する外側補強部材10とを備えた静止誘導電気機器
に係わるものである。
該巻回体の各ターン毎に接合部jが設けられ、上下の継
鉄部Y1,Y2と左右の脚部X1,X2とを有するほぼ
矩形序に成形された巻鉄心1と、巻鉄心の脚部に巻装さ
れた捲線2,3と、巻鉄心の内周に添わせて配置されて
該巻鉄心を内周側から補強する内側補強部材4と、巻鉄
心の外周面に添わせて配置されて該巻鉄心を外周側から
補強する外側補強部材10とを備えた静止誘導電気機器
に係わるものである。
本考案において、巻鉄心の接合部は上下の継鉄心Y1,
Y2の内の一方Y1に設けられているものとする。
Y2の内の一方Y1に設けられているものとする。
本考案においては、上記内側補強部材4が、巻鉄心の他
方の継鉄部Y2の内面に添う平板部4a1と巻鉄心の左
右の脚部の内面に添う1対の側壁部4a2,4a3とを
有するU字形の第1の枠4aと、巻鉄心の一方の継鉄部
Y1の内面に添う平板部4b1と該巻鉄心の左右の脚部
の内面に添う1対の側壁部4b2,4b3とを有して両
側壁部4b2,4b3の先端が第1の枠の両側壁部4
a2,4a3の先端に突合された逆U字形の第2の枠4
bとからなっている。
方の継鉄部Y2の内面に添う平板部4a1と巻鉄心の左
右の脚部の内面に添う1対の側壁部4a2,4a3とを
有するU字形の第1の枠4aと、巻鉄心の一方の継鉄部
Y1の内面に添う平板部4b1と該巻鉄心の左右の脚部
の内面に添う1対の側壁部4b2,4b3とを有して両
側壁部4b2,4b3の先端が第1の枠の両側壁部4
a2,4a3の先端に突合された逆U字形の第2の枠4
bとからなっている。
第1の枠4aの各側壁部の先端部には第2の枠4bの対
応する側壁部の先端部に内側から当接する第1の当板4
1〜44,42′,44′,401〜404が設けら
れ、第2の枠4bの各側壁部の先端部には第1の枠の対
応する側壁部の先端部に内側から当接する第2の当板4
5,46,45′,46′,405,406が設けられ
ている。
応する側壁部の先端部に内側から当接する第1の当板4
1〜44,42′,44′,401〜404が設けら
れ、第2の枠4bの各側壁部の先端部には第1の枠の対
応する側壁部の先端部に内側から当接する第2の当板4
5,46,45′,46′,405,406が設けられ
ている。
第1の枠及び第2の枠の対応する側壁部の先端にそれぞ
れ設けられた第1及び第2の当板は、互いに干渉するこ
とがないように第1及び第2の枠の側壁部の幅方向に位
置をずらして配置されている。
れ設けられた第1及び第2の当板は、互いに干渉するこ
とがないように第1及び第2の枠の側壁部の幅方向に位
置をずらして配置されている。
[作用] 上記のように構成すると、第1の当板と第2の枠との当
接及び第2の当板と第1の枠との当接により、第1の枠
の両端及び第2の枠の両端の位置決めを図ることができ
るため、第1の枠と第2の枠との突合せを簡単かつ確実
に行うことができる。
接及び第2の当板と第1の枠との当接により、第1の枠
の両端及び第2の枠の両端の位置決めを図ることができ
るため、第1の枠と第2の枠との突合せを簡単かつ確実
に行うことができる。
また第1の当板と第2の枠との当接により第1の枠の外
側への変位と第2の枠の内側への変位とを阻止すること
ができ、第2の当板と第1の枠との当接により第2の枠
の内側への変位と第2の枠の外側への変位とを阻止する
ことができるため、輸送中や運転中の振動等により第1
の枠と第2の枠との突合せ部の位置がずれて補強部材の
機能が失われるのを防ぐことができる。
側への変位と第2の枠の内側への変位とを阻止すること
ができ、第2の当板と第1の枠との当接により第2の枠
の内側への変位と第2の枠の外側への変位とを阻止する
ことができるため、輸送中や運転中の振動等により第1
の枠と第2の枠との突合せ部の位置がずれて補強部材の
機能が失われるのを防ぐことができる。
[実施例] 以下添附図面を参照して本考案の実施例を説明する。
本考案を変圧器に適用した実施例を第1図ないし第3図
に示す。この実施例の全体的構成は第3図に示す通り
で、同図において1は脚部X1,X2と上下の継鉄部Y
1,Y2とを有する矩形状の巻鉄心、2及び3は巻鉄心
1の脚部X1,X2に巻装された巻線である。
に示す。この実施例の全体的構成は第3図に示す通り
で、同図において1は脚部X1,X2と上下の継鉄部Y
1,Y2とを有する矩形状の巻鉄心、2及び3は巻鉄心
1の脚部X1,X2に巻装された巻線である。
巻鉄心1は、従来のものと同様に非晶質磁性合金薄帯を
数十枚重ねて形成した複数の単位積層体ブロック1a,
1b,…を積層して、各積層体ブロックの長手方向の両
端の突合わせ接合部jを上部継鉄部Y1に位置させたも
のであり、各単位積層体ブロックを構成する非晶質磁性
合金薄帯の位置を1枚ずつまたは数枚ずつ長手方向にず
らすことにより、各単位積層体ブロックの突合せ部jを
階段状に傾斜させている。
数十枚重ねて形成した複数の単位積層体ブロック1a,
1b,…を積層して、各積層体ブロックの長手方向の両
端の突合わせ接合部jを上部継鉄部Y1に位置させたも
のであり、各単位積層体ブロックを構成する非晶質磁性
合金薄帯の位置を1枚ずつまたは数枚ずつ長手方向にず
らすことにより、各単位積層体ブロックの突合せ部jを
階段状に傾斜させている。
巻鉄心1の内周にはけい素鋼板等の鉄板からなる内側補
強部材4が嵌合されている。この補強部材4は、第1図
及び第2図に示したように、第1の枠4aと第2の枠4
bとからなっている。
強部材4が嵌合されている。この補強部材4は、第1図
及び第2図に示したように、第1の枠4aと第2の枠4
bとからなっている。
第1の枠4aは、巻鉄心1の下部継鉄部Y2の内面に添
わせて配置される第1の平板部4a1と該平板部4a1
の両端に連続するように設けられて巻鉄心の左右の脚部
X1,X2の内面に添わせて配置される1対の側壁部4
a2,4a3とを有するU字形に形成され、平板部4
a1と側壁部4a2,4a3との間の角部には下部継鉄
部Y2と左右の脚部X1,X2との間のコーナ部の内面
に添うようにアールが付けられている。
わせて配置される第1の平板部4a1と該平板部4a1
の両端に連続するように設けられて巻鉄心の左右の脚部
X1,X2の内面に添わせて配置される1対の側壁部4
a2,4a3とを有するU字形に形成され、平板部4
a1と側壁部4a2,4a3との間の角部には下部継鉄
部Y2と左右の脚部X1,X2との間のコーナ部の内面
に添うようにアールが付けられている。
また第2の枠4bは、巻鉄心の上部継鉄部Y1の内面に
添わせて配置される第2の平板部4b1と、平板部4
b1の両端に連続するように設けられて巻鉄心の左右の
脚部X1,X2の上端部寄りの内面に添わせて配置され
る1対の側壁部4b2,4b3とを有する逆U字形に形
成され、平板部4b1と側壁部4b2,4b3との間の
角部には上部継鉄部Y1と左右の脚部X1,X2との間
のコーナ部の内面に添うようにアールが付けられてい
る。
添わせて配置される第2の平板部4b1と、平板部4
b1の両端に連続するように設けられて巻鉄心の左右の
脚部X1,X2の上端部寄りの内面に添わせて配置され
る1対の側壁部4b2,4b3とを有する逆U字形に形
成され、平板部4b1と側壁部4b2,4b3との間の
角部には上部継鉄部Y1と左右の脚部X1,X2との間
のコーナ部の内面に添うようにアールが付けられてい
る。
第1の枠4aの側壁部4a2,4a3の端部の内面には
第1の当板41〜44が取付けられている。
第1の当板41〜44が取付けられている。
これらの当板はけい素鋼板等の鉄板からなり、第1の当
板41及び42は側壁部4a2の上端部の内面に、該側
壁部4a2の幅方向に間隔をあけて溶接されている。ま
た第1の当板43及び44は側壁部4a3の上端部の内
面に、該側壁部の幅方向に間隔をあけて溶接されてい
る。
板41及び42は側壁部4a2の上端部の内面に、該側
壁部4a2の幅方向に間隔をあけて溶接されている。ま
た第1の当板43及び44は側壁部4a3の上端部の内
面に、該側壁部の幅方向に間隔をあけて溶接されてい
る。
一方第2の枠4bの側壁部4b2,4b3の端部の内側
には、両側壁部の中央部に位置させて第2の当板45及
び46が溶接されている。そしてこれらの当板45及び
46の幅寸法は、それぞれ第1の当板41,42間及び
43,44間に嵌合し得る大きさに設定され、第1の枠
4aと第2の枠4bとを突合せた際に、第1の当板4
1,42及び43,44がそれぞれ第2の枠4bの側壁
部4b2及び4b3の内側に当接し、第2の当板45及
び46が第1の枠4aの側壁部4a2,4a3の内側に
当接するようになっている。
には、両側壁部の中央部に位置させて第2の当板45及
び46が溶接されている。そしてこれらの当板45及び
46の幅寸法は、それぞれ第1の当板41,42間及び
43,44間に嵌合し得る大きさに設定され、第1の枠
4aと第2の枠4bとを突合せた際に、第1の当板4
1,42及び43,44がそれぞれ第2の枠4bの側壁
部4b2及び4b3の内側に当接し、第2の当板45及
び46が第1の枠4aの側壁部4a2,4a3の内側に
当接するようになっている。
巻鉄心1の外周には、幅が巻鉄心1の幅に等しく、長さ
が巻鉄心1の外周長よりも長い補強用薄帯からなる外側
補強部材10が巻きつけられている。外側補強部材10
を構成する補強用薄帯はけい素鋼板等の鉄板からなって
いて、巻鉄心1の外周面に所定の圧力で接するように締
付けられ、その両端が重ね合わさせて、重合部分10a
がスポット溶接により接合されている。
が巻鉄心1の外周長よりも長い補強用薄帯からなる外側
補強部材10が巻きつけられている。外側補強部材10
を構成する補強用薄帯はけい素鋼板等の鉄板からなって
いて、巻鉄心1の外周面に所定の圧力で接するように締
付けられ、その両端が重ね合わさせて、重合部分10a
がスポット溶接により接合されている。
上記の変圧器を組立てるには、先ず非晶質磁性合金薄帯
を所定のターン数巻回して巻回体を形成し、この巻回体
を1か所で切断して展開して非晶質磁性合金薄帯の積層
体を形成する。この積層体を所定の厚み毎に分割するこ
とにより、複数の積層体ブロック1a,1b,…を形成
し、各積層体ブロックを構成する非晶質磁性合金薄帯の
位置を1枚ずつまたは複数枚ずつ該薄帯の長手方向にず
らすことにより、各積層体ブロックの長手方向の両端の
積層面を階段状に傾斜させる。
を所定のターン数巻回して巻回体を形成し、この巻回体
を1か所で切断して展開して非晶質磁性合金薄帯の積層
体を形成する。この積層体を所定の厚み毎に分割するこ
とにより、複数の積層体ブロック1a,1b,…を形成
し、各積層体ブロックを構成する非晶質磁性合金薄帯の
位置を1枚ずつまたは複数枚ずつ該薄帯の長手方向にず
らすことにより、各積層体ブロックの長手方向の両端の
積層面を階段状に傾斜させる。
次いでこれらの積層体ブロックを矩形状の巻枠に添わせ
て成形しながら順次重ね合せ、矩形状の巻鉄心を形成す
る。この巻鉄心を歪み取り焼鈍した後、巻鉄心の上部継
鉄部Y1を突合せ接合部jの所で左右に開き、開いた継
鉄部に枠体を嵌合して拘束する。次に巻鉄心の内周に内
側補強部材4を構成する第1の枠4aを嵌合させ、該第
1の枠4aを巻鉄心の脚部X1,X2に添わせて、第1
の枠4aと脚部X1,X2とに跨って絶縁紙等を巻つけ
ることにより第1の枠4aを該脚部X1,X2に固定す
る。
て成形しながら順次重ね合せ、矩形状の巻鉄心を形成す
る。この巻鉄心を歪み取り焼鈍した後、巻鉄心の上部継
鉄部Y1を突合せ接合部jの所で左右に開き、開いた継
鉄部に枠体を嵌合して拘束する。次に巻鉄心の内周に内
側補強部材4を構成する第1の枠4aを嵌合させ、該第
1の枠4aを巻鉄心の脚部X1,X2に添わせて、第1
の枠4aと脚部X1,X2とに跨って絶縁紙等を巻つけ
ることにより第1の枠4aを該脚部X1,X2に固定す
る。
その後巻鉄心の左右の脚部X1及びX2を第1の枠4a
の側壁部4a2,4a3とともに巻線2及び3の窓部内
に挿入し、巻鉄心の開かれた上部継鉄部間を通して第2
の枠4bを巻線2及び3の窓部内に挿入する。そして第
2の当板45及び46を第1の枠の側壁部4a2,4
a3の端部の内側に接触させ、第1の当板41,42及
び43,44をそれぞれ第2の枠の側壁部4b2,4
b3の内側に接触させるようにして第2の枠4bを第1
の枠4aに突合せる。これにより第1の枠と第2の枠と
は互いにずれないように確実に結合される。
の側壁部4a2,4a3とともに巻線2及び3の窓部内
に挿入し、巻鉄心の開かれた上部継鉄部間を通して第2
の枠4bを巻線2及び3の窓部内に挿入する。そして第
2の当板45及び46を第1の枠の側壁部4a2,4
a3の端部の内側に接触させ、第1の当板41,42及
び43,44をそれぞれ第2の枠の側壁部4b2,4
b3の内側に接触させるようにして第2の枠4bを第1
の枠4aに突合せる。これにより第1の枠と第2の枠と
は互いにずれないように確実に結合される。
次に左右に開かれた巻鉄心1の積層体ブロック1a,1
b…を内側から順次突き合わせて上部継鉄部Y1の接合
部jを再接合した後、外側補強部材10を構成する補強
用薄帯を巻線2,3の窓部内を通して巻鉄心1の外周に
添わせ、該薄帯の両端を巻鉄心の上部継鉄部Y1の上で
重ね合せてスポット溶接により接合する。
b…を内側から順次突き合わせて上部継鉄部Y1の接合
部jを再接合した後、外側補強部材10を構成する補強
用薄帯を巻線2,3の窓部内を通して巻鉄心1の外周に
添わせ、該薄帯の両端を巻鉄心の上部継鉄部Y1の上で
重ね合せてスポット溶接により接合する。
第4図は本考案の他の実施例を示したもので、この実施
例では、外側補強部材10を構成する補強用薄帯の両端
が円弧状に成形された状態で折返されて、該薄帯の両端
に略筒状を成す締結具保持部10A,10Bが形成さ
れ、これらの保持部10A,10Bが所定の間隔をあけ
て配置されるように薄帯の長さが設定されている。
例では、外側補強部材10を構成する補強用薄帯の両端
が円弧状に成形された状態で折返されて、該薄帯の両端
に略筒状を成す締結具保持部10A,10Bが形成さ
れ、これらの保持部10A,10Bが所定の間隔をあけ
て配置されるように薄帯の長さが設定されている。
締結保持部10A及び10B内にはそれぞれ円柱状の締
結具11及び12が嵌合され、保持部10A及び10B
と締結具11とには互いに整合するボルト挿通用の孔
が、また締結具12にはネジ孔が設けられ、保持部10
A及び締結具11に設けられたボルト挿通孔に通したボ
ルト13が締結具12に設けられたネジ孔に螺合されて
いる。このボルト13の締付けにより、締結具11及び
12が互いに接近する方向に付勢され、これにより外側
補強部材10を構成する薄帯が巻鉄心1の外周に圧接す
るように締付けられている。その他の点は第1図ないし
第3図に示した実施例と同様である。上記のように構成
すると、ボルト13を締付ける工具であればよく、スポ
ット溶接を行なうための溶接機等の別な設備が不要とな
り、外側補強部材10の取付けを簡単に行うことができ
る。
結具11及び12が嵌合され、保持部10A及び10B
と締結具11とには互いに整合するボルト挿通用の孔
が、また締結具12にはネジ孔が設けられ、保持部10
A及び締結具11に設けられたボルト挿通孔に通したボ
ルト13が締結具12に設けられたネジ孔に螺合されて
いる。このボルト13の締付けにより、締結具11及び
12が互いに接近する方向に付勢され、これにより外側
補強部材10を構成する薄帯が巻鉄心1の外周に圧接す
るように締付けられている。その他の点は第1図ないし
第3図に示した実施例と同様である。上記のように構成
すると、ボルト13を締付ける工具であればよく、スポ
ット溶接を行なうための溶接機等の別な設備が不要とな
り、外側補強部材10の取付けを簡単に行うことができ
る。
本考案において、内側補強部材の第1の枠の側壁部の先
端に設ける第1の当板は第2の枠に内側から当接するも
のであればよく、また第2の枠の側壁部の先端にに設け
る第2の当板は第1の枠に内側から当接するものであれ
ばよい。これら第1の当板及び第2の当板は、互いに干
渉することがないように第1及び第2の枠の側壁部の幅
方向に位置をずらして配置しておく。
端に設ける第1の当板は第2の枠に内側から当接するも
のであればよく、また第2の枠の側壁部の先端にに設け
る第2の当板は第1の枠に内側から当接するものであれ
ばよい。これら第1の当板及び第2の当板は、互いに干
渉することがないように第1及び第2の枠の側壁部の幅
方向に位置をずらして配置しておく。
第5図は、第1及び第2の当板の設け方を異ならせた例
を示したもので、この例では、第1の枠4aの側壁部4
a2,4a3の先端部の内側に、それぞれの側壁部の幅
方向の片側に寄せた状態で、側壁部4a2,4a3の幅
寸法の1/2の幅寸法を有する第1の当板42′,4
4′を溶接し、第2の枠4bの側壁部4b2,4b3の
端部の内側に、側壁部4b2,4b3幅寸法の1/2の
幅寸法を有する第2の当板45′及び46′を、第1の
当板42′,44′と反対側に寄せて溶接している。
を示したもので、この例では、第1の枠4aの側壁部4
a2,4a3の先端部の内側に、それぞれの側壁部の幅
方向の片側に寄せた状態で、側壁部4a2,4a3の幅
寸法の1/2の幅寸法を有する第1の当板42′,4
4′を溶接し、第2の枠4bの側壁部4b2,4b3の
端部の内側に、側壁部4b2,4b3幅寸法の1/2の
幅寸法を有する第2の当板45′及び46′を、第1の
当板42′,44′と反対側に寄せて溶接している。
また第1の当板及び第2の当板は第1の枠及び第2の枠
と別体である必要はなく、第6図に示すように、第1の
枠4aの側壁部4a2及び4a3の上端部をプレス加工
により内側に押出すことにより、第2の枠4bに内側に
接触する第1の当板401,402及び403,404
を形成し、第2の枠4bの側壁部4b2,4b3の中央
部に平行な切込みを入れて切込みの間の部分を内側に押
出すように成形することにより、第1の当板401,4
02間の部分及び403,404間の部分にそれぞれ内
側から接触する第2の当板405及び406を形成する
ようにしてもよい。
と別体である必要はなく、第6図に示すように、第1の
枠4aの側壁部4a2及び4a3の上端部をプレス加工
により内側に押出すことにより、第2の枠4bに内側に
接触する第1の当板401,402及び403,404
を形成し、第2の枠4bの側壁部4b2,4b3の中央
部に平行な切込みを入れて切込みの間の部分を内側に押
出すように成形することにより、第1の当板401,4
02間の部分及び403,404間の部分にそれぞれ内
側から接触する第2の当板405及び406を形成する
ようにしてもよい。
更に第7図に示したように、第1の枠の側壁部4a2及
び4a3の端部のほぼ半部を占める領域をプレス加工に
より内側に押出すことにより、第2の枠4bに内側から
当接する第1の当板401′及び403′を形成し、第
2の枠の側壁部4b2,4b3のほぼ中央部に切込みを
入れて、該側壁部4b2,4b3のほぼ幅半部を占める
領域をプレス加工により内側に押出すことにより、第1
の枠4aに内側から当接する第2の当板405′及び4
06′を形成するようにしてもよい。
び4a3の端部のほぼ半部を占める領域をプレス加工に
より内側に押出すことにより、第2の枠4bに内側から
当接する第1の当板401′及び403′を形成し、第
2の枠の側壁部4b2,4b3のほぼ中央部に切込みを
入れて、該側壁部4b2,4b3のほぼ幅半部を占める
領域をプレス加工により内側に押出すことにより、第1
の枠4aに内側から当接する第2の当板405′及び4
06′を形成するようにしてもよい。
上記の各実施例において、外側補強部材として内側補強
部材と同様の枠体を用いることもできる。但し、枠体か
らなる外側補強部材を用いた場合には、巻鉄心の仕上り
寸法が小さい場合に枠体が大き過ぎて補強の機能を果さ
なかったり、巻鉄心の仕上り寸法が大き過ぎる場合に枠
体を取付ける際に鉄心に無理な力が加わったりするおそ
れがある。これに対し、上記実施例のように外側補強部
材10を薄帯により構成して、該薄帯を巻鉄心1の外周
に巻きつけることにより巻鉄心を外側から補強するよう
にすると、巻鉄心の仕上り寸法のいかんに拘らず、外側
補強部材の取付けを無理なく行って、巻鉄心の補強を適
確に行わせることができる。
部材と同様の枠体を用いることもできる。但し、枠体か
らなる外側補強部材を用いた場合には、巻鉄心の仕上り
寸法が小さい場合に枠体が大き過ぎて補強の機能を果さ
なかったり、巻鉄心の仕上り寸法が大き過ぎる場合に枠
体を取付ける際に鉄心に無理な力が加わったりするおそ
れがある。これに対し、上記実施例のように外側補強部
材10を薄帯により構成して、該薄帯を巻鉄心1の外周
に巻きつけることにより巻鉄心を外側から補強するよう
にすると、巻鉄心の仕上り寸法のいかんに拘らず、外側
補強部材の取付けを無理なく行って、巻鉄心の補強を適
確に行わせることができる。
上記の実施例では、巻鉄心1の2つの脚部X1及びX2
にそれぞれ巻線2及び3を巻回したが、一方の脚部にの
み巻線を巻装するようにすることもできる。
にそれぞれ巻線2及び3を巻回したが、一方の脚部にの
み巻線を巻装するようにすることもできる。
上記の実施例では、上部継鉄部に巻鉄心の接合部が設け
られているが、下部継鉄部に巻鉄心の接合部が設けられ
る場合にも本考案を適用できる。
られているが、下部継鉄部に巻鉄心の接合部が設けられ
る場合にも本考案を適用できる。
この場合には、第1の枠を巻鉄心の上部継鉄部の内面と
左右の脚部の内面とに添うように形成し、第2の枠を巻
鉄心の上部継鉄部の内面と左右の脚部の内面とに添うよ
うに形成する。
左右の脚部の内面とに添うように形成し、第2の枠を巻
鉄心の上部継鉄部の内面と左右の脚部の内面とに添うよ
うに形成する。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、第1の枠に固定された
第1の当板と第2の枠との当接及び第2の当板と第1の
枠との当接により、第1の枠の両端及び第2の枠の両端
の双方の位置決めを図るようにしたため、第1の枠と第
2の枠との突合せを簡単かつ確実に行うことができる利
点がある。
第1の当板と第2の枠との当接及び第2の当板と第1の
枠との当接により、第1の枠の両端及び第2の枠の両端
の双方の位置決めを図るようにしたため、第1の枠と第
2の枠との突合せを簡単かつ確実に行うことができる利
点がある。
また本考案では第1の当板と第2の枠との当接により第
1の枠の外側への変位と第2の枠の内側への変位とを阻
止し、第2の当板と第1の枠との当接により第1の枠の
内側への変位と第2の枠の外側への変位とを阻止するこ
とができる。従って輸送中や運転中の振動等により第1
の枠と第2の枠との突合せ部の位置がずれて補強部材の
機能が失われるのを防止することができ、振動等により
非晶質磁性合金薄帯が変形してその磁気特性が低下する
のを防ぐことができる利点がある。
1の枠の外側への変位と第2の枠の内側への変位とを阻
止し、第2の当板と第1の枠との当接により第1の枠の
内側への変位と第2の枠の外側への変位とを阻止するこ
とができる。従って輸送中や運転中の振動等により第1
の枠と第2の枠との突合せ部の位置がずれて補強部材の
機能が失われるのを防止することができ、振動等により
非晶質磁性合金薄帯が変形してその磁気特性が低下する
のを防ぐことができる利点がある。
第1図は本考案で用いる内側補強部材の一構成例を示す
分解斜視図、第2図は同内側補強部材を組立てた状態を
示す正面図、第3図及び第4図はそれぞれ同内側補強部
材を用いて構成した異なる実施例を概略的に示す正面
図、第5図ないし第7図はそれぞれ本考案で用いること
ができる内側補強部材の他の異なる構成例を示す分解斜
視図、第第8図は従来の静止誘導電気機器を概略的に示
す正面図、第9図は従来用いられていた内側補強部材の
分解斜視図、第10図は第9図の内側補強部材に生じる
位置ずれを説明するための正面図、第11図は従来提案
された内側補強部材の改善案を示す正面図である。 1……巻鉄心、2,3……巻線、4……内側補強部材、
4a……第1の枠、4b……第2の枠、41〜44,4
2′,44′,401〜404……第1の当板、45,
46,45′,46′,405,406……第2の当
板、10……外側補強部材、Y1,Y2……継鉄部、X
1,X2……脚部。
分解斜視図、第2図は同内側補強部材を組立てた状態を
示す正面図、第3図及び第4図はそれぞれ同内側補強部
材を用いて構成した異なる実施例を概略的に示す正面
図、第5図ないし第7図はそれぞれ本考案で用いること
ができる内側補強部材の他の異なる構成例を示す分解斜
視図、第第8図は従来の静止誘導電気機器を概略的に示
す正面図、第9図は従来用いられていた内側補強部材の
分解斜視図、第10図は第9図の内側補強部材に生じる
位置ずれを説明するための正面図、第11図は従来提案
された内側補強部材の改善案を示す正面図である。 1……巻鉄心、2,3……巻線、4……内側補強部材、
4a……第1の枠、4b……第2の枠、41〜44,4
2′,44′,401〜404……第1の当板、45,
46,45′,46′,405,406……第2の当
板、10……外側補強部材、Y1,Y2……継鉄部、X
1,X2……脚部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山田 俊子 大阪府大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会社ダイヘン内 (72)考案者 内倉 武 大阪府大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会社ダイヘン内 (56)参考文献 実開 昭63−15023(JP,U) 実開 昭63−46818(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】非晶質磁性合金薄帯の巻回体からなってい
て該巻回体の各ターン毎に接合部(j)が設けられ、上
下の継鉄部(Y1,Y2)と左右の脚部(X1,X2)
とを有するほぼ矩形状に成形された巻鉄心(1)と、 前記巻鉄心の脚部に巻装された巻線(2,3)と、 前記巻鉄心の内周に添わせて配置されて該巻鉄心を内周
側から補強する内側補強部材(4)と、 前記巻鉄心の外周面に添わせて配置されて該巻鉄心を外
周側から補強する外側補強部材(10)とを備え、 前記接合部は前記巻鉄心の一方の継鉄部(Y1)に設け
られている静止誘導電気機器において、 前記内側補強部材(4)は、 前記巻鉄心の他方の継鉄部(Y2)の内面に添う平板部
(4a1)と前記巻鉄心の左右の脚部の内面に添う1対
の側壁部(4a2,4a3)とを有するU字形の第1の
枠(4a)と、前記巻鉄心の一方の継鉄部(Y1)の内
面に添う平板部(4b1)と該巻鉄心の左右の脚部の内
面に添う1対の側壁部(4b2,4b3)とを有して両
側壁部(4b2,4b3)の先端が前記第1の枠の両側
壁部(4a2,4a3)の先端に突合された逆U字形の
第2の枠(4b)とからなり、 前記第1の枠(4a)の各側壁部の先端部には前記第2
の枠(4b)の対応する側壁部の先端部に内側から当接
する第1の当板(41〜44,42′,44′,401
〜404)が設けられ、 前記第2の枠(4b)の各側壁部の先端部には第1の枠
の対応する側壁部の先端部に内側から当接する第2の当
板(45,46,45′,46′,405,406)が
設けられ、 第1の枠及び第2の枠の対応する側壁部の先端にそれぞ
れ設けられた第1及び第2の当板が互いに干渉すること
がないように第1及び第2の枠の側壁部の幅方向に位置
をずらして配置されていることを特徴とする静止誘導電
気機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12151988U JPH0625933Y2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 静止誘導電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12151988U JPH0625933Y2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 静止誘導電気機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0242415U JPH0242415U (ja) | 1990-03-23 |
JPH0625933Y2 true JPH0625933Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=31368598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12151988U Expired - Lifetime JPH0625933Y2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 静止誘導電気機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625933Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-16 JP JP12151988U patent/JPH0625933Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0242415U (ja) | 1990-03-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1124344A (en) | Core with step lap joints | |
JPH0625933Y2 (ja) | 静止誘導電気機器 | |
JPH0610654Y2 (ja) | 巻鉄心変圧器 | |
JPH025632Y2 (ja) | ||
JPH0135457Y2 (ja) | ||
JP4381351B2 (ja) | 三相巻鉄心 | |
JP3051857B2 (ja) | 結束具 | |
JPH0415864Y2 (ja) | ||
JPH07249537A (ja) | アモルファス巻鉄心およびその製造方法 | |
JPH0574634A (ja) | 変圧器 | |
JPH0332007A (ja) | 積鉄心型静止誘導電器 | |
JPH0124916Y2 (ja) | ||
JP2001230128A (ja) | 磁 心 | |
JPH0239404A (ja) | 変圧器鉄心の製造方法 | |
JPH05291064A (ja) | 小形変圧器 | |
JPH0632188Y2 (ja) | メタル触媒担体 | |
JP2001189219A (ja) | 静止誘導電気機器鉄心およびその組立方法 | |
JPH0631691Y2 (ja) | 電磁石 | |
JPH0377304A (ja) | 静止誘導器鉄心積層単位の結束方法 | |
JP2612305B2 (ja) | 巻鉄心の製造方法 | |
JP2932955B2 (ja) | ハニカムパネル | |
KR200222268Y1 (ko) | 변압기용 코어의 결합구조 | |
JPH0742898A (ja) | 補強材の製造方法 | |
JPS62265711A (ja) | 変圧器の製造方法 | |
JPS6015301Y2 (ja) | 変圧器 |