JPH05291064A - 小形変圧器 - Google Patents

小形変圧器

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Publication number
JPH05291064A
JPH05291064A JP4118305A JP11830592A JPH05291064A JP H05291064 A JPH05291064 A JP H05291064A JP 4118305 A JP4118305 A JP 4118305A JP 11830592 A JP11830592 A JP 11830592A JP H05291064 A JPH05291064 A JP H05291064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron core
bobbin
leg
core body
legs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4118305A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Komurasaki
啓一 小紫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4118305A priority Critical patent/JPH05291064A/ja
Publication of JPH05291064A publication Critical patent/JPH05291064A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄心は1種類の打抜き鉄心板でよく、打抜き
金型が1種類でよい。また、双方の鉄心体の突き合わさ
れた脚部端の外周の溶接結合が容易にできる。 【構成】 継鉄部12aから複数の脚部12bが一体に
形成された鉄心板を積層してなる1対の鉄心体12を有
し、1次巻線14が施された第1のボビン16を一方の
鉄心体12の各脚部12bに挿入し、2次巻線15が施
された第2のボビン17を他方の鉄心体12の各脚部1
2bに挿入し、双方の鉄心体12の各対応する脚部12
b端を突き合わせ、この当接端の外周を溶接結合し、一
体の鉄心11を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば車両用交流発
電機の昇圧の変圧器など、小形変圧器に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の小形変圧器の斜視図であ
り、三相内鉄形の場合を示す。1は鉄心体2と鉄心体3
とが結合されてなる鉄心である。鉄心体2には継鉄部2
aから3箇所の脚部2bが形成され、鉄心体3には継鉄
部3aが形成されている。4はボビン5に巻回された巻
線で、ボビン5は各脚部2bに挿入されている。
【0003】図7は上記ボビン5に巻回され、鉄心1に
装着された巻線4部の断面図である。巻線4は1次巻線
4aと2次巻線4bとからなる。
【0004】上記鉄心1の結合前の鉄心体を図8に示
す。鉄心体2はけい素鋼板から打抜かれたE形の鉄心板
を積層して形成され、継鉄部2aと3箇所の脚部2bを
なす。鉄心体3はけい素鋼板から打抜かれたI形の鉄心
板を積層して形成され、継鉄部3aをなす。鉄心体2と
鉄心体3を結合し内鉄形の鉄心1となす。
【0005】内鉄形の鉄心1を構成するには、各種の手
段がある。第1の手段は、E形の鉄心体2の鉄心板1枚
の各脚部2bを各ボビン4に通し、各脚部2bの端部に
I形の鉄心体3の鉄心板1枚の側端を当てる。次の層
は、鉄心体2の鉄心板1枚の各脚部2bを上記とは反対
方向から各ボビン4に通し、各脚部2bの端部に鉄心体
3の鉄心板1枚の側端を当てる。このように、鉄心体2
と鉄心体3の鉄心板の組を1層宛交互に積層していき、
継鉄部2a、3a部にリベットを通しかしめ付ける。
(この場合は継鉄部2a、3aにはリベット穴があけら
れてある)。あるいは、リベット結合にかえて、継鉄部
2a、3bの両面に押え板を当てボルトにより結合す
る。
【0006】鉄心1の構成の第2の手段は、積層された
鉄心体2の各脚部2aに、巻線4が施されたボビン5を
それぞれ挿入する。次に、積層された鉄心体3の側面を
図6のように、各脚部2bの端面に突き合わせ、外周を
溶接して結合する。2cは溶接部を示す。
【0007】鉄心1の構成の第3の手段は、E形の鉄心
体2の各脚部2bに、巻線4が施されたボビン5をそれ
ぞれ挿入する。次に、I形の鉄心体3の側面を各脚部2
bの端面に突き合わせ、締付け具により、継鉄2a、脚
部2b側と脚部3a側とを結合する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の小
形変圧器では、E形の鉄心体2の鉄心板と、I形の鉄心
体3の鉄心板との2種類を要し、打抜き金型が2種類と
なり、生産性を低下させるという問題点があった。ま
た、第1の手段では、鉄心体2、3の積層と結合が面倒
で、多大の時間がかかり、作業性が低いという問題点が
あった。また、第2の手段では、脚部2bと継鉄部3b
の当接面の全外周の溶接が困難であり、特に中央の脚部
2bと継鉄部3aの当接面外周では、表面と裏面のみし
か溶接できないという問題点があった。さらに、第3の
手段では、締付け具を要し、また、このため外形が大き
くなるという問題点があった。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、鉄心が1種類の打抜鉄心板で
よく、巻線が施されたボビンが挿入された鉄心の脚部
の、突き合わされた脚部端の溶接結合が容易にできる小
形変圧器を得ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる小形変
圧器は、継鉄部から複数の脚部を出した鉄心板を積層し
てなる鉄心体1対を設け、1次巻線を施した第1のボビ
ンを上記一方の鉄心体の各脚部に挿入し、2次巻線を施
した第2のボビンを他方の鉄心体の各脚部に挿入し、双
方の鉄心体の対応する各脚部端を突き合わせ、溶接結合
し1体の鉄心を構成したものである。
【0011】
【作用】この発明においては、1種類の打抜鉄心板によ
り、積層された1対の鉄心体が構成される。また、突き
合わされた双方の鉄心体の各脚部端は、全周囲が双方の
ボビン間の空所部に露出しており、すべての脚部端とも
容易に溶接結合される。
【0012】
【実施例】
実施例1.図1及び図2はこの発明の実施例1による小
形変圧器の斜視図及び正面図であり、三相内鉄形の場合
を示す。11はそれぞれ鉄心板を積層してなる1対の鉄
心体12からなる鉄心、14は第1のボビン16に巻回
された1次巻線で、ボビン16は一方の鉄心体12の継
鉄部12aから出された各脚部12bに挿入されてい
る。15は第2のボビン17に巻回された2次巻線で、
ボビン17は他方の鉄心体12の継鉄部12bから出さ
れた脚部12bに挿入されている。双方の鉄心体12の
対応する各脚部12b端が突き合わされ、空所部に露出
している。この双方の各脚部12b端の外周を溶接結合
し、鉄心11が構成されている。12cは溶接部を示
す。
【0013】上記鉄心11の結合前の鉄心体を図3に示
す。けい素鋼板から打抜かれたE形の鉄心板を積層し、
鉄心体12を構成している。鉄心体12は継鉄部12a
と3箇所の脚部12bが形成されている。このように、
双方の鉄心体12は、1種類の打抜金型による1種類の
鉄心板を積層してなっている。
【0014】実施例2.図4及び図5は、この発明の実
施例2による小形変圧器の斜視図及び正面図であり、1
1、12、12a〜12c、14、15は図1、図2と
同様である。18は第1のボビン部18aと第2のボビ
ン部18bとが中間の1箇所の連結部18cで一体化し
て形成されたボビンである。ボビン18は合成樹脂成形
品からなる。ボビン部18aには1次巻線14が巻回さ
れ、ボビン部18bには2次巻線15が巻回されてい
る。このように、ボビン18には1次巻線14と2次巻
線15とが施されていて、巻線部が一体として取扱わ
れ、保管、搬送及び組立ての作業性を向上している。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、継鉄
部から複数の脚部が設けられた打抜きの鉄心板を積層し
てなる鉄心板を1対備え、1次巻線が施された第1のボ
ビンを一方の鉄心体の各脚部に挿入し、2次巻線が施さ
れた第2のボビンを他方の鉄心体の各脚部に挿入し、双
方の鉄心体の対応する各脚部端を突き合わせ、その接合
面の外周を溶接結合したので、鉄心は1種類の鉄心板で
よく、打抜き金型も1種類を準備すればよい。また、双
方の鉄心体の突き合わされた脚部端は全周が空所部に露
出しており、容易に溶接され、確実な結合ができる。さ
らに、第1のボビン部と第2のボビン部を連結部で連結
し、一体化したボビンにすることにより、接合面での溶
接を阻害することなく、巻線部が一体として取扱われ、
保管、搬送及び組立ての作業性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による小形変圧器の斜視図
である。
【図2】図1の小形変圧器の正面図である。
【図3】図1の鉄心の結合前の鉄心体の平面図である。
【図4】この発明の実施例2による小形変圧器の斜視図
である。
【図5】図4の小形変圧器の正面図である。
【図6】従来の小形変圧器の斜視図である。
【図7】図6の小形変圧器の正面断面図である。
【図8】図6の鉄心の結合前の鉄心体の平面図である。
【符号の説明】
11 鉄心 12 鉄心体 12a 継鉄部 12b 脚部 12c 溶接部 14 1次巻線 15 2次巻線 16 第1のボビン 17 第2のボビン 18 ボビン 18a 第1のボビン部 18b 第2のボビン部 18c 連結部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ継鉄部から複数の脚部が出され
    た1対の鉄心体を有し、双方の鉄心体の各脚部端を突き
    合わせにして構成される鉄心、第1のボビンに巻回され
    上記一方の鉄心体の各脚部に装着された1次巻線、第2
    のボビンに巻回され上記他方の鉄心体の各脚部に装着さ
    れた2次巻線を備え、上記第1と第2のボビン間の空所
    に露出させた上記双方の各脚部の当接面の外周を溶接結
    合してなる小形変圧器。
  2. 【請求項2】 第1のボビン部と第2のボビン部を軸方
    向に間隔をあけ、双方の外周の一辺間を連結部により一
    体に連結した合成樹脂成形品からなるボビンを形成した
    ことを特徴とする請求項1の小形変圧器。
JP4118305A 1992-04-10 1992-04-10 小形変圧器 Pending JPH05291064A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4118305A JPH05291064A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 小形変圧器

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JP4118305A JPH05291064A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 小形変圧器

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JPH05291064A true JPH05291064A (ja) 1993-11-05

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ID=14733399

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JP4118305A Pending JPH05291064A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 小形変圧器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100808071B1 (ko) * 2005-05-18 2008-02-28 스미다 코포레이션 가부시키가이샤 다출력 고압 트랜스포머

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100808071B1 (ko) * 2005-05-18 2008-02-28 스미다 코포레이션 가부시키가이샤 다출력 고압 트랜스포머

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