JPH0625909U - 温度制御装置 - Google Patents

温度制御装置

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JPH0625909U
JPH0625909U JP10809991U JP10809991U JPH0625909U JP H0625909 U JPH0625909 U JP H0625909U JP 10809991 U JP10809991 U JP 10809991U JP 10809991 U JP10809991 U JP 10809991U JP H0625909 U JPH0625909 U JP H0625909U
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JP
Japan
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signal
temperature
relay
circuit
temperature control
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Application number
JP10809991U
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English (en)
Inventor
泰久 野村
Original Assignee
株式会社ミューラ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測温素子からの温度検出信号と、温度設定信
号とを比較して出力する温度制御信号によって動作する
リレーのオン・オフ頻度を低くする。 【構成】 比較出力部の温度制御信号を次段の積分回路
とシュミット回路で処理し、シュミット回路の出力信号
に対応してリレーを動作させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、測温素子の位相角を測定して温度制御する電気カーペット、電気床 暖房等の温度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の温度制御装置は、感熱線等の測温素子に流れる電流を平滑して温度検出 信号を得、この信号を温度設定信号と比較した出力信号で負荷用リレーを動作し ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の従来技術では、測温頻度が少ないので温度検出の精度が低く、また発熱 体等負荷への通電を制御するリレーの特性を鑑みて、オンとオフの温度差を小さ くするには限界があった。
【0004】 本考案は、測温素子の位相角を温度検出信号とし、これと設定温度信号とを比 較した出力信号でリレーを駆動するに際し、高い精度で得た温度検出信号の特性 を生かしたまま、リレーの動作頻度が少ない温度制御装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の温度検出装置は、温度検出信号と温度設 定信号とを比較して温度制御信号を出力する比較出力部の次段に、積分回路とシ ュミット回路とを順次接続し、このシュミット回路の出力に対応して負荷用リレ ーをオン・オフさせるようにしたものである。
【0006】
【作用】
1Hz毎に検出した温度信号と温度設定信号とを比較して出力された制御信号 は、積分されてなだらかな波形になり、これがシュミット回路のリレーオンレベ ル又はオフレベルを越えた時点でリレーはオン又はオフされ、リレーの動作頻度 は少なくなる。
【0007】 シュミット回路のリレーオンレベル又はオフレベルは任意に設定できるので、 リレーに応じた最適のオン・オフ動作を選定できる。
【0008】
【実施例】
図1は、温度制御装置のブロック図で、測温素子1の温度検出信号としての、 測温素子1に印加される電圧と流れる電流の位相角は、特開平3−77036号 公報に開示のように温度検出部2によって測定され、この温度検出部2からの信 号Pと温度設定部3からの信号Qとは、比較出力部4によって比較され、制御信 号Sとして出力される。
【0009】 図2は、本考案要部のブロック図を示し、比較出力部4の次段には抵抗R1と コンデンサCで構成の積分回路5、シュミット回路6がカスケードに接続されて いる。このシュミット回路6の後段には、抵抗R4とトランジスタT3で構成の リレー動作回路7が接続されている。図3は、トランジスタT1、T2を使った シュミット回路6の実施例を示す。
【0010】 図4は、温度検出部2の信号Pを、図5は、温度設定部3の設定信号Qを、図 6は比較出力部4の信号Sをそれぞれ示す。
【0011】 温度検出部2で測定された測温素子1の温度信号P、即ち図4に示す位相角φ は、一例として温度設定部3の1Hz毎の定点信号Qでチェックされる。図示の 場合、温度設定部の信号Qと、温度検出部Pの信号Pが比較され、信号Qに対す る信号Pの有無がチェックされる。
【0012】 信号Qのチェック時に信号が有るとき比較出力部4はオン指令“1”を、他方 無いとき比較出力部4はオフ指令“0”を信号Sとして出力する。
【0013】 図7は、上記信号Sを入力とする積分回路5の出力を示し、“1”と“0”の 入力信号は抵抗R1とコンデンサCによってなだらかな変化の信号Tに変えられ 、この信号Tは次段のシュミット回路6に入力される。
【0014】 シュミット回路6は、なだらかな電圧波形を急峻な波形に整形する働きと、オ ン電圧L1とオフ電圧L2の差を自由に設定できる働き(以下ヒシテリシス特性 と略称)があるので、このヒシテリシス特性の幅を所望の一定幅としておけば、 シュミット回路6の出力は、図8に示すように、上記比較出力部4からの短いサ イクルの信号Sに影響されず、オン・オフ間隔の長い信号Uとなる。この出力信 号Uで次段のリレー動作回路7を働かせ、リレー8をオン・オフする。
【0015】 電気部品の熱雑音は、負荷9としてのヒータユニットの熱容量の大小に対応し て発生頻度に長短が生じるが、積分回路5の時定数をこの熱容量に合せた大きさ に選定しておけば、リレー8の動作精度(ディファレンシャル)を熱雑音の出て いる温度域だけにすることができる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案装置は、1Hz毎の温度制御信号を積分回路でなだ らかな波形とし、この波形をシュミット回路で“1”と“0”の信号にすること によって、リレーのオン・オフ頻度を低くすることができ、リレーの動作寿命を 長くする。
【図面の簡単な説明】
【図1】温度制御装置のブロック図である。
【図2】本考案の要部を示す回路図である。
【図3】シュミット回路の一実施例を示す回路図であ
る。
【図4】温度検出部の出力信号を示す波形図である。
【図5】温度設定部の出力信号を示す波形図である。
【図6】比較出力部の出力信号を示す波形図である。
【図7】積分回路の出力信号を示す波形図である。
【図8】シュミット回路の出力信号を示す波形図であ
る。
【符号の説明】
1 測温素子 2 温度検出部 3 温度設定部 4 比較出力部 5 積分回路 6 シュミット回路 7 リレー動作回路 8 リレー 9 負荷
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度検出信号と温度設定信号とを比較し
    て温度制御信号を出力する比較出力部の次段に、積分回
    路とシュミット回路とを順次接続し、このシュミット回
    路の出力に対応して負荷用リレーをオン・オフさせるよ
    うにしたことを特徴とする温度制御装置。
JP10809991U 1991-10-28 1991-10-28 温度制御装置 Pending JPH0625909U (ja)

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JP10809991U JPH0625909U (ja) 1991-10-28 1991-10-28 温度制御装置

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JP10809991U JPH0625909U (ja) 1991-10-28 1991-10-28 温度制御装置

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JPH0625909U true JPH0625909U (ja) 1994-04-08

Family

ID=14475852

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JP10809991U Pending JPH0625909U (ja) 1991-10-28 1991-10-28 温度制御装置

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