JPH01153966A - 加速度検出装置 - Google Patents

加速度検出装置

Info

Publication number
JPH01153966A
JPH01153966A JP31183087A JP31183087A JPH01153966A JP H01153966 A JPH01153966 A JP H01153966A JP 31183087 A JP31183087 A JP 31183087A JP 31183087 A JP31183087 A JP 31183087A JP H01153966 A JPH01153966 A JP H01153966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acceleration
output
output signal
amplifier
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31183087A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH059747B2 (ja
Inventor
Toshitaka Yamada
山田 利貴
Masato Imai
正人 今井
Hirohito Shiotani
塩谷 博仁
Haruyuki Ikeo
晴幸 池尾
Chiaki Mizuno
千昭 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP31183087A priority Critical patent/JPH01153966A/ja
Publication of JPH01153966A publication Critical patent/JPH01153966A/ja
Publication of JPH059747B2 publication Critical patent/JPH059747B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pressure Sensors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えば走行する物体である自動車等に取付
は設定され、この自動車に作用する加速度の状態を検出
して各種制御用に用いられるようにする半導体加速度セ
ンサを備えた加速度検出装置に関する。
[従来の技術] 例えば、自動車においてブレーキのアンチスキッド制御
あるいはサスペンションの自動制御等を実行しようとす
る場合には、自動車の車体に作用する前後方向さらには
左右方向に作用する加速度を検出する必要がある。この
ような加速度の検出手段としては、種々の構造のものが
考えられているものであるが、小形に構成されると共に
精度の高い加速度検出動作が実行されるものとして、半
導体による加速度検出センサが多く使用されるようにな
っている。
半導体加速度検出センサは、例えばシリコン等の単結晶
で構成される半導体基板から、単結晶シリコンによる振
動片を形成し、この振動片が加速度が作用したときに、
この加速度の大きざに対応して曲がるようにして構成さ
れる。そして、この振動片にはピエゾ抵抗素子を添着し
、このピエゾ抵抗素子から上記振動片の曲がりの大きざ
に対応した電気的信号が検出されるようにしている。
すなわち、この半導体加速度検出装置からは、作用され
た加速度の大きさに対応した電気的な信号が得られるも
ので、アンチスキッドあるいはサスペンションを電子的
に制御しようとする場合、この検出信号が効果的に使用
できるようになるものである。
しかし、このような半導体加速度検出センサにあっては
、長期間に亙り、特に自然環境の激しい条件で使用され
る自動車に搭載して使用される場合、ピエゾ抵抗素子の
抵抗値の経時変化、温度変化等による直流的なドリフト
が無視できないようになることがある。このため、例え
ばコンデンサによる交流カップリング回路等によって、
信号の低周波成分の除去等を行うようにしている。
第6図はこのコンデンサカップリングを使用した加速度
検出装置の構成を示すもので、例えば2つの辺に半導体
による加速度センサS1および$2を設定したブリッジ
回路からの出力信号を、差動増幅器A1で増幅検出する
ようにしている。
そして、この差動増幅器A1からの出力信号は、コンデ
ンサCおよび抵抗Rからなるフィルタ回路によって構成
されるカップリング回路を介して増幅器A2に供給され
、この増幅器A2からの出力信りが加速度検出信号とし
て使用されるようになるものである。
このように構成される装置において、出力信号における
低周波のカット量は、コンデンサCおよび抵抗Rのそれ
ぞれ値によって決定されるようになり、コンデンサCの
値あるいは抵抗Rの値を無限に大きくすれば、カットさ
れる周波数の値は無限に低くなるものであるが、このコ
ンデンサCおよび抵抗Rの値には限界があり、通常カッ
トオフ周波数は0.1〜0.05Hz程度が限界である
しかし、自動車のアンチスキッド制御、サスペンション
制御等の電子的な制御を行う場合、これまで交流カップ
リング回路等で除去されていた直流に近い加速度変化を
計測することが要求されるようになっている。しかし、
上記のようにコンデンサによるカップリング回路では、
その要領値に限界があるものであるため、直流成分に近
い加速度の変化を検出するような需要の条件を満たすよ
うに構成することはできないものである。
[発明が解決しようとする問題点] この発明は上記のような点に鑑みなされたもので、充分
に小形軽量に構成することができて、例えば自動車等に
効果的に搭載して電子制御用に使用できるようにすると
共に、充分に低周波の加速度変化をも確実に検出できる
ようにし、例えば電子的なアンチスキッド制御、サスペ
ンション制御等のための検出要素として効果的に使用で
きるようにする加速度検出装置を提供しようとするもの
である。
[問題点を解決するための手段〕 すなわち、この発明に係る加速度検出装置にあつては、
半導体検出センサを含むセンサ回路からの検出信号を増
幅する増幅手段の基準動作点を可変制御するようにして
いるものであり、この基準動作点がドリフトを除去する
方向に補正制御されるようにしているものである。
[作用] 上記のように構成される加速度検出装置にあっては、セ
ンサ回路からの出力信号を増幅する増幅手段の基準動作
点が、ドリフトの発生状態に対応して修正補正されるよ
うになっている。したがって、この増幅手段から出力さ
れる信号がそのまま加速度検出信号として使用されるよ
うになるものであり、しかもこの出力信号からはドリフ
ト成分が除去されているものである。すなわち、直流成
分に近い状態の加速度変化に対応した信号も確実に出力
されるようになるもので、例えば自動車のアンチスキッ
ド制御、自動サスペンション制御等の電子制御が確実に
実行させられるようにする加速度検出信号が得られるよ
うになるものである。
[発明の*施例] 以下、図面を参照してこの発明の一実施例、を説明する
。第1図はその構成を示しているものア11、半導体に
よる抵抗111および112は、抵抗121および12
2と共にブリッジ回路を構成するように接続される。こ
の場合、上記抵抗111.112は、例えばそれぞれ半
導体によって構成される撮動片に取付は設定されるピエ
ゾ抵抗素子によって構成され、上記振動片の曲りに対応
した抵抗値に設定されるようになる。そして、このブリ
ッジ回路からの出力信号は差動増幅器13に供給される
もので、この差動増幅器13から加速度に対応した検出
信号が出力される。この差動増幅器13からの出力信号
は出力増幅器14で増幅され、ドリフトを含めた全ての
周波数成分が増幅されて、出力として取出されるように
なっている。
ここで上記出力増幅器14は、動作点補正回路15によ
って基準動作点が補正変化されるようになっている。こ
の動作点補正回路15には、出力増幅器14からの出力
信号が供給されているもので、この増幅器14からの出
力信号の状態に対応して補正点が設定されるようにして
いる。またこの動作点補正回路15には、自動車停止判
定回路1Bからの停止状態の判定信号が供給されており
、この自動車の停止状態の停止状態判定時においてのみ
、上記補正動作が実行されるようにしている。
この加速度検出装置は、自動車に搭載設定されるもので
、自動車の発進および停止時に車体に作用する加速度、
さらにカーブ走行する場合等の横方向に作用する加速度
を検出するもので、現実に加速度が作用することがない
自動車の停止時において、増幅器14からの出力信号を
検出し、この出力信号の偏差量を検出する。そして、こ
の偏差量に対応して増幅器14の動作点を修正するよう
にする。すなわち、この動作点補正回路15によるフィ
ードバック系によって、加速度の計測の必要のない自動
車の停止時において、直流ドリフトによる出力誤差をキ
ャンセルさせるようにしている。したがって、この増幅
器14からの出力信号が車体に作用した加速度に正確に
対応したものとされるように補正しているものである。
第2図は上記装置をより具体化して示しているものであ
り、上記ブリッジ回路および差動増幅器13よりなるセ
ンサ回路21部からの出力信号は、増幅器14の一部を
構成するようになるオペアンプ22に供給するもので、
このオペアンプ22からの出力信号が動作点の制御され
た増幅器出力信号として使用されるようにしている。− オペアンプ22からの出力信号は、さらにコンパレータ
23および24にそれぞれ供給される。このコンパレー
タ23および24には、さらに抵抗R1〜R3による電
圧設定回路で設定された基準値に対する+Δ■および−
Δ■の基準電圧がそれぞれ供給設定されている。ここで
、上記基準値は例えば加速度“0”の状態に対応した電
圧値であり、センサ回路21から加速度を検出する状態
では、コンパレータ23および24からの出力はかなり
頻度の高い状態でオン・オフが繰返されるようになって
いる。
このコンパレータ23および24からの出力信号は、エ
クスクル−シブオア25に供給し、このエクスクル−シ
ブオア25からの出力信号によって単安定マルチバイブ
レータ26にセット指令として供給するようにしている
ここで、この単安定マルチバイブレータ26には、リト
リガ機能が設定されているもので、このマルチバイブレ
ータ26で設定される時定数以内に入ってきた最新のト
リが(セット指令)によって、それぞれ新たに出力の立
上がりが設定されるようになっている。
したがって、この単安定マルチバイブレータ26の時定
数を、自動車が動いている間に発生する加速度の最大周
期より長く設定すれば、このマルチバイブレータ26か
らの出力信号は、“自動車の動いている時間範囲十時定
数”の間、ハイレベルに設定されるようになる。
この単安定マルチバイブレータ26からの出力信号は、
インバータ27で反転してアンド回路28に供給される
ようになっている。このアンド回路28には、クロック
発生器29からのクロック信号が供給されているもので
あるが、上記マルチバイブレータ26からの出力信号が
ハイレベルである間は、このアンド回路28からクロッ
ク信号が出力されることがない。
コンパレータ23および24からの出力信号は、フリッ
プフロップ回路30にセットおよびリセット指令として
供給されるもので、コンパレータ23および24からの
出力が繰返される毎に、フリップフロップ回路30がセ
ットおよびリセットを繰返すようになる。そして、この
フリップフロップ回路30のセット状態、すなわちコン
パレータ23から出力が発生される状態で、アップ/ダ
ウンカウンタ31にカウントダウン指令を与え、またコ
ンパレータ24から出力が発生されてフリツプフロツプ
回路30がリセットされた状態で、上記カウンタ31に
カウントアツプ指令が与えられるようにする。
上記アップ/ダウンカウンタ31は、エクスクル−シブ
オア25からの出力信号の供給されるインバータ32の
出力によってイネーブルの状態に設定され、アンド回路
28からのクロック信号を、上記アップカウントあるい
はダウンカウントの指令に対応して計数する。そして、
このカウンタ31の計“数値データは、抵抗ラダー回路
33よって電圧値に変換、すなわちD/A変換して適宜
増幅して前記オペアンプ22に供給するものである。
上記のように構成される装置において、この加速度検出
措置を搭載して自動車が走行−状態にあって、車体に加
速度が頻繁に作用する状態にあっては、オペアンプ22
からの出力信号が頻繁に変動し、この変動に伴ってコン
パレータ23および24からの出力が頻繁に反転して発
生されるようになる。そして、エクスクルージ□ブオア
25からの出力によって単安定マルチバイブレータ26
がセット状態に保持され、アンド回路28がクロック信
号の出力を阻止する状態とされ”る。した−がって、抵
抗ラダー回路33からの出力も変化せず、増幅器14の
”動作点の補正動作は実行されない。
これに対して自動車が停止して車体に作用、する加速度
が存在しない状態となると、オペアンプ22からの出力
信号が安定する。この状態でオペアンプ22かうの出力
にドリフトによる偏差が存在すると、コンパレータ23
あるいは24の一方から出力信号が発生するようになり
、エクスクル−シブオア25からの出力がローレベルと
なってアップ/ダウンカウンタ31をイネーブルの状態
とする。また、エクスクル−シブオア26の出力は安定
した状態に設定されるようになるものであるため、単安
定マルチバイブレータ26はオペアンプ22からの出力
が安定してから、設定された時定数に相当する時間が経
過した後、すなわち自動車の停止が確認された状態でリ
セット状態とされるようになり、アンド回路28にゲー
ト信号を与えて、クロック発生器29で発生されたクロ
ック信号をカウンタ31に与えるようになる。
そして、この状態ではコンパレータ23あるいは24か
らの出力信号に対応してカウンタ31がアップカウント
状態あるいはダウンカウント状態に設定されているもの
であって、この設定状態に応じて上記人力クロックを計
数するよ・うになり、このカウンタ31の計数値に対応
した抵抗ラダー回路33からの電圧信号がオペアンプ2
2に供給されるようになる。すなわち、オペアンプ22
からの出力の基準値からの偏差に対応した方向に動作点
が補正されるようになり、その補正が完了した状態でコ
ンパレータ23および24からの出力信qが共にローレ
ベルとされる。
コンパレータ23および24からの出力が共にローレベ
ルとなると、エクスクル−シブオア25の出力がハイレ
ベルとなり、インバータ32からの出力信号がローレベ
ルとなりてアップ/ダウンカウンタ31は非動作状態に
設定され、動作点の補正動作が停止された状態とされ、
動作点の補正動作が終了された状態となる。したがうて
、この後センサ回路21からの出力に対応してオペアン
プ22から得られるセンサ出力は、ドリフト分を含まな
い加速度検出信号とされるものである。
このように構成される加速度検出装置にあっては、自動
車が動いているときには、特に急ブレーキあるいは急ハ
ンドル等の操作を行わなくとも、常に何らかの加速度が
作用していることを利用して、ある一定値以下の加速度
変化しかない状態が特定される時間範囲継続したときに
、これ奪自動車の停止と判断させるようにしている。そ
して、この自動車の停止を判定したときに、出力信号に
含まれる直流ドリフト成分をキャンセルするように補正
し、直流ドリフト成分がカットされるようにしているも
のであり、その他の自動車が動いていると判断されたと
きには、直流成分までも含めて出力させるようにしてい
る。
したがって、自動車が停止と判断されない状態のときに
は、直流ドリフトを無くすることはできないものである
が、このときに起こるドリフトは充分に軽微なものであ
り、充分に実用に耐える範囲のものである。ここで、実
質的に自動車が動いていると判断される状態が継続する
のは、長くとも1日程度と考えられ、この間に発生する
ドリフトは実質的に極く微量である。
自動車におけるアンチスキッド制御、自動サスペンショ
ン#JI11等で要求される加速度周波数範囲は、例え
ば定常旋回時に作用する横方向加速度がハンドルを切り
続ける限り継続する状態に対応する直流レベルから、サ
スペンションの動作範囲の上限である約1008Z程度
までである。したがうて、検出機構および信号処理回路
のドリフトを、低い周波数の加速度と完全に分離でき、
ドリフトをキャンセルできるようにすれば、理論的に直
流成分の加速度まで検出可能となる。
したがって、実施例で示されるようにドリフトに対応す
る信号成分をキャンセルするような動作点補正動作を実
行することによって、ドリフトがキャンセルされるよう
に愈るものであり、また自動車に作用する充分低い周波
数の加速度までも確実に検出できるようになり、各種車
両の電子的制御が行なえるようになる。
第3図は他の実施例を示しているもので、この実施例に
あっても前実施例と同様にピエゾ環かを有する抵抗11
1.112、および121 、122によって構成され
るプリフジ回路からの出力を差動増幅器13で検出する
ように構成されるもので、この差動増幅器13からの出
力信号は、出力増幅器14に供給し、この出力増幅器1
4から加速度検出出力信号が得られるようにしている。
そして、この出力増幅器14からの出力信号は、動作点
補正回路15に供給C1この動作点補正回路15からの
信号で出力増幅器14の動作点が補正されるようにフィ
ードバックill lit しているものである。
ここでこの実施例にあっては、動作点補正回路15はタ
イミング回路1γからのタイミング信号によって補正動
作が実行されるようにしている。すなわち、特定される
タイミング毎に出力増幅器14からの出力信号を監視し
、この出力信号の状態に対応して出力増幅器14の動作
点が補正されるようにしているものである。
第4図は上記実施例を具体化した構成を示しているもの
で、上記ブリッジ回路および差動増幅器13からなるセ
ンサ回路21からの出力信号の供給される出力増幅器1
4からの出力信号が、一対のコンパレータ41および4
2に供給されるようになっている。このコンパレータ4
1および42には、それぞれ抵抗R4〜R6−で一構成
される抵抗分圧回路で設定される基準電圧VAおよび■
8が比較電圧として供給されているもので、出力増幅器
14からの出力信号が正のレベルにあるときはコンパレ
ータ41の出力がハイレベルとされ、上記出力信号が負
のレベルのときはコンパレータ42からの出力信号がハ
イレベルとされるようにしている。そして、このコンパ
レータ41および42それぞれからの出力信号は、アッ
プ/ダウンカウンタ31にダウンカウント指令およびア
ップカウント指令として供給されるようにする。
上記カウンタ31にはクロック発生器29からのクロッ
ク信号が供給され、コンパレータ41あるいは42から
供給される指令に対応してダウンカウントあるいはアッ
プカウントされるようになる。このカウンタ31の計数
値情報は、抵抗ラダー回路33でアナログ電圧信号に変
換し、3/2増幅器43で適宜増幅して出力増幅器14
にフィードバックするもので、この増幅器14において
はフィードバックされた信号に基づいてその動作点が設
定されるようにしている。
ここで、通常に発生する加速度波形が第5図の(A)で
示すようになるものと仮定し、さらに直流ドリフトによ
る動作点変動波形が第5図の(B)で示すようになるも
のと仮定すると、センサ回路21からの出力信号の波形
は、上記第5図の(A)および(B)の波形を加算した
第5図の(C)に破線で示すような波形となる。
この装置においては、出力増幅器14からの出力信号を
コンパレータ41および42においてそれぞれ設定され
た基準電圧VAおよびVeと比較する。
そして、出力信号がVAより高い正極性であるときはコ
ンパレータ41の出力がハイレベルに、負極性のときに
はコンパレータ42からの出力がハイレベルとされるも
ので、出力信号がVAより高い状態ではアップ/ダウン
カウンタ31の計数値をクロック信号のタイミング−で
“−1″し、出力信号が■8より低いときには、上記カ
ウンタ31をクロック信号のタイミングで“+1″する
。そして、出力信号がOボルトに近い“VA≦出力信号
電圧・≦Va”のときには、カウンタ31の計数動作は
行われず、それまでの状態が保持される。
すなわち、第5図の(C)に実線で示すようにクロック
発生器29からのクロック信号に対応する補正タイミン
グ毎に、出力信号が正極性の状態でこの信号のレベルが
1ビット分低く補正され、負極性のときには1ビット分
高くするように補正されるものである。
このような補正はクロック発生器29に相当するタイミ
ング回路11のタイミング時間間隔(クロック発生器2
9の周波数)によって出力波形が“0″点に復帰するま
での時間(コンデンサカップリングのカットオフ周波数
に対応)が変化されるようになり、実質的に従来実現が
困難であった極低いカットオフ周波数の回路が実現でき
るようになる。
ここで、上記補正幅は例えば10mV程度であり、また
タイミング周波数はIH2程度に設定すればよい。
この実施例におけるドリフトのキャンセル動作は、クロ
ック信号周波数とカウンタ31および抵抗ラダー回路3
3からなるD/A変換回路のピット数(1回の動作で変
化させられる電圧補正幅)によって、疑似的な時定数が
自由に設定できる。そして、その設定条件によって充分
に低いカットオフ周波数が実現できるようになるもので
ある。
[発明の効果] 以上のようにこの発明に係る加速度検出装置によれば、
例えば経時的変化温度変化等に対応して発生する直流ド
リフトが効果的にキャンセルされる状態とされ、直流成
分に近い加速度変化をも確実に検圧できるようになる。
したがって、例えば自動車等に搭載した場合、この自動
車の走行時における加速、ブレーキ操作さらにはハンド
ル操作に対応して車体に作用する加速度が確実に検出で
きるものであり、自動車のアンチスキッド制御、自動サ
スペンション制御等の電子制御等が確実に実行きるよう
になる。−
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る加速度検出装置を説
明する構成図、第2図は上記実施例をより詳細にして示
す構成図、第3図はこの発明の他の実施例を説明する構
成図、第4図は上記実施例をより詳細にして示す構成図
、第5図は上記実施例を説明するための信号波形の状態
を示す図、第6図は従来の加速度検出装置を説明する図
である。 111.112.121.122・・・抵抗(加速度検
知用)、13・・・差動増幅器、14・・・出力増幅器
、15・・・動作点補正回路、16・・・自動車停止判
定回路、17・・・タイミング回路、21・・・センサ
回路、23.24.41.42・・・コンパレータ、3
1・・・アップ/ダウンカウンタ、33・・・抵抗ラダ
ー回路。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1因 第2UA

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)作用する加速度の大きさを検出する半導体式の加
    速度検出センサと、 この加速度検出センサを含むセンサ回路からの検出信号
    の供給される増幅手段と、 この増幅手段の基準動作点を補正する手段と、上記増幅
    手段からの出力信号レベルの変化を検出し、この検出結
    果に対応した補正値を上記動作点補正手段に指令する補
    正指令手段とを具備し、上記基準動作点補正手段によつ
    て、上記増幅手段の動作基準点が直流ドリフトを除去す
    る動作点に設定されるようにしたことを特徴とする加速
    度検出装置。
  2. (2)上記補正指令手段は加速度の作用しない停止状態
    を検出する停止判別手段によって構成され、上記基準動
    作点補正手段は上記停止判別手段で停止が判別された状
    態で上記増幅手段からの出力信号の偏差方向を判別する
    手段、および上記判別された偏差方向に対応した補正値
    を設定する手段によって構成されるようにした特許請求
    の範囲第1項記載の加速度検出装置。
  3. (3)上記基準点補正手段は、上記増幅手段からの出力
    信号の極性を判別する極性判別手段、およびこの極性判
    別結果に対応して補正値を修正する手段によって構成さ
    れ、上記補正指令手段はクロック信号発生手段によつて
    構成されるようにするもので、上記クロック信号発生手
    段からのクロック信号に対応して上記補正値の修正が行
    われるようにした特許請求の範囲第1項記載の加速度検
    出装置。
JP31183087A 1987-12-11 1987-12-11 加速度検出装置 Granted JPH01153966A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31183087A JPH01153966A (ja) 1987-12-11 1987-12-11 加速度検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31183087A JPH01153966A (ja) 1987-12-11 1987-12-11 加速度検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01153966A true JPH01153966A (ja) 1989-06-16
JPH059747B2 JPH059747B2 (ja) 1993-02-05

Family

ID=18021913

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31183087A Granted JPH01153966A (ja) 1987-12-11 1987-12-11 加速度検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01153966A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH042547A (ja) * 1990-04-17 1992-01-07 Fujitsu Ten Ltd 車両用盗難警報装置
JP2006234487A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Toshiba Corp 校正システム、増幅装置、診断装置、コンピュータプログラム
JP2017207042A (ja) * 2016-05-20 2017-11-24 富士電機株式会社 半導体集積回路

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH042547A (ja) * 1990-04-17 1992-01-07 Fujitsu Ten Ltd 車両用盗難警報装置
JP2006234487A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Toshiba Corp 校正システム、増幅装置、診断装置、コンピュータプログラム
JP4568141B2 (ja) * 2005-02-23 2010-10-27 株式会社東芝 校正システム
JP2017207042A (ja) * 2016-05-20 2017-11-24 富士電機株式会社 半導体集積回路
CN107404310A (zh) * 2016-05-20 2017-11-28 富士电机株式会社 半导体集成电路
CN107404310B (zh) * 2016-05-20 2022-07-26 富士电机株式会社 半导体集成电路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH059747B2 (ja) 1993-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4995205B2 (ja) 磁性物品検出のための方法および装置
US5103171A (en) Adaptive measuring apparatus with automatically adjustable window comparator
US5541437A (en) Acceleration sensor using MIS-like transistors
EP1715293B1 (en) Detection circuits, detection method and systems of measuring physical quantities
US6957173B2 (en) Sensor with frequency selectable operating modes
JPH0757111B2 (ja) 磁気ディスクのサーボ回路
JPH01153966A (ja) 加速度検出装置
JPH0333516A (ja) 車両用電磁クラッチの温度検出装置
JPH03234927A (ja) 自動車用電磁クラツチ電流制御装置
EP1213563A2 (en) Method and apparatus for providing detection of excessive negative offset of a sensor
JP2007069741A (ja) 車載用電子制御装置
JP4711248B2 (ja) センサの過剰な負のオフセットを検出するための方法および装置
US20180348253A1 (en) Evaluation circuit for a capacitive acceleration sensor and device for detecting an acceleration
JP4345207B2 (ja) 力学量検出センサ
RU2343490C2 (ru) Устройство для контроля частоты вращения
JP2563160Y2 (ja) センサ信号判定装置
JP3036680B2 (ja) 静電容量の変化を利用したセンサー用の信号処理回路
JPH06102046A (ja) 振動ジャイロセンサ
JP2671343B2 (ja) 容量測定装置
JPH1026633A (ja) 圧電式加速度センサおよび衝突センサ
US20190120655A1 (en) Sensor
JPH0713645B2 (ja) 半導体式加速度検出装置
SU1530998A1 (ru) Устройство дл измерени угловой скорости
JPH0647818U (ja) センサ信号処理回路
JP2823589B2 (ja) 車載センサの出力電圧誤検出防止システム

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term