JP2671343B2 - 容量測定装置 - Google Patents
容量測定装置Info
- Publication number
- JP2671343B2 JP2671343B2 JP797488A JP797488A JP2671343B2 JP 2671343 B2 JP2671343 B2 JP 2671343B2 JP 797488 A JP797488 A JP 797488A JP 797488 A JP797488 A JP 797488A JP 2671343 B2 JP2671343 B2 JP 2671343B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- measured
- circuit
- timer
- timer circuit
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- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、計測分野におけるコンデンサ容量の測定回
路に関する。
路に関する。
従来のタイマーICを用いたコンデンサ容量測定回路は
第3図の通りであった。
第3図の通りであった。
従来の回路では、タイマーIC21の測定結果は被測定コ
ンデンサCxに入力回路の浮遊容量Coを加えたものであ
り、真のCxを求めるために、平滑回路、(以下LPF)24
を通った測定結果に、基準電源+Vref、−Vrefを可変抵
抗25で分割した電圧を与えていた。
ンデンサCxに入力回路の浮遊容量Coを加えたものであ
り、真のCxを求めるために、平滑回路、(以下LPF)24
を通った測定結果に、基準電源+Vref、−Vrefを可変抵
抗25で分割した電圧を与えていた。
しかし、従来の方式では、温度の変化によって測定結
果が変化しないように+Vref、−Vrefの安定化、可変抵
抗25の温度特性の良いものを使用しなければならない
か、又は前記条件が満されない場合は温度によって値が
変化するごとに可変抵抗25を調整しなければならなかっ
た。
果が変化しないように+Vref、−Vrefの安定化、可変抵
抗25の温度特性の良いものを使用しなければならない
か、又は前記条件が満されない場合は温度によって値が
変化するごとに可変抵抗25を調整しなければならなかっ
た。
そこで、本発明は従来のこの様な問題点を解決するた
め、二つのタイマーICを同時に動作させ一方をコンデン
サ容量測定に、他方を補正用に使用することで、温度に
よる誤差をなくし、加えて基準電圧+Vref、−Vrefがな
くても補正ができる回路を構成することを目的とする。
め、二つのタイマーICを同時に動作させ一方をコンデン
サ容量測定に、他方を補正用に使用することで、温度に
よる誤差をなくし、加えて基準電圧+Vref、−Vrefがな
くても補正ができる回路を構成することを目的とする。
本発明の容量測定装置は、被測定用コンデンサと、該
被測定用コンデンサと該被測定用コンデンサに付随する
浮遊容量とを充電する充電抵抗と、が接続され、該被測
定用コンデンサと該浮遊容量と該充電抵抗の値に応じた
信号を出力する第1のタイマー回路と、 浮遊容量をキャンセルする補正コンデンサと、該補正
コンデンサを充電する充電抵抗と、が接続され、該補正
コンデンサと該充電抵抗の値に応じた信号を出力する第
2のタイマー回路と、 第1のタイマー回路の出力信号と第2のタイマー回路
の出力信号との差を求める演算回路と、を備えたことを
特徴とする。
被測定用コンデンサと該被測定用コンデンサに付随する
浮遊容量とを充電する充電抵抗と、が接続され、該被測
定用コンデンサと該浮遊容量と該充電抵抗の値に応じた
信号を出力する第1のタイマー回路と、 浮遊容量をキャンセルする補正コンデンサと、該補正
コンデンサを充電する充電抵抗と、が接続され、該補正
コンデンサと該充電抵抗の値に応じた信号を出力する第
2のタイマー回路と、 第1のタイマー回路の出力信号と第2のタイマー回路
の出力信号との差を求める演算回路と、を備えたことを
特徴とする。
また、第1のタイマー回路と第2のタイマー回路とを
同時に動作させることが望ましい。
同時に動作させることが望ましい。
本発明は、上記の様に構成されるため、二つのタイマ
ーICを同一条件で動作させてやれば、測定値に対して常
に安定した補正を行なうことができる。
ーICを同一条件で動作させてやれば、測定値に対して常
に安定した補正を行なうことができる。
以下、本発明について実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図は、本発明のコンデンサ容量測定回路の回路図
である。11はコンデンサ容量測定用タイマーIC、12は被
測定コンデンサCx、13は入力回路の浮遊容量Co、14、17
は充電用抵抗Rs、及びRs′、15は補正用タイマーICは補
正用コンデンサCo′、18はインバーター、19はANDゲー
ト、20はLPFである。
である。11はコンデンサ容量測定用タイマーIC、12は被
測定コンデンサCx、13は入力回路の浮遊容量Co、14、17
は充電用抵抗Rs、及びRs′、15は補正用タイマーICは補
正用コンデンサCo′、18はインバーター、19はANDゲー
ト、20はLPFである。
以下、タイミングチャートにより説明していく。(第
2図) まず、リセット信号が入力されるとタイマーIC11及び
15はディスチャージが行なわれ出力a、bは“L"とな
り、次にクロックの立下がりでそれぞれの被測定コンデ
ンサCx12、入力回路の浮遊容量Co13、及び補正コンデン
サCo′に、充電用抵抗Rs14、17を通して充電が行なわ
れ、スレッシュホールドレベルとなるまで出力a、bは
“H"となり、スレッシュホールドに達した所で“L"とな
る。この時、出力bをインバーター18により反転したも
のをCとするとa、cのANDしたものdが、測定用タイ
マーICの測定値から補正値を減算したものとなる。
2図) まず、リセット信号が入力されるとタイマーIC11及び
15はディスチャージが行なわれ出力a、bは“L"とな
り、次にクロックの立下がりでそれぞれの被測定コンデ
ンサCx12、入力回路の浮遊容量Co13、及び補正コンデン
サCo′に、充電用抵抗Rs14、17を通して充電が行なわ
れ、スレッシュホールドレベルとなるまで出力a、bは
“H"となり、スレッシュホールドに達した所で“L"とな
る。この時、出力bをインバーター18により反転したも
のをCとするとa、cのANDしたものdが、測定用タイ
マーICの測定値から補正値を減算したものとなる。
ここで、 浮遊容量Co13×充電用抵抗Rs14と 補正用コンデンサCo′16×充電用抵抗Rs′17が等しく
なる様に設定しておくことによりdの値は被測定コンデ
ンサCxのみに対応した値となり、これをLPFを通して直
流電圧として出力する。
なる様に設定しておくことによりdの値は被測定コンデ
ンサCxのみに対応した値となり、これをLPFを通して直
流電圧として出力する。
本発明の容量測定装置は、被測定コンデンサを測定す
るための引き回しに付随する浮遊容量をキャンセルする
補正コンデンサと、この補正コンデンサを充電する充電
抵抗と、が接続される第2のタイマー回路を備えたた
め、被測定コンデンサの容量を正確に測定できるという
効果を奏する。
るための引き回しに付随する浮遊容量をキャンセルする
補正コンデンサと、この補正コンデンサを充電する充電
抵抗と、が接続される第2のタイマー回路を備えたた
め、被測定コンデンサの容量を正確に測定できるという
効果を奏する。
また、第1のタイマー回路と第2のタイマー回路とを
同時に動作させるようにしたため、温度変化による測定
誤差をなくすことができるという効果を奏する。
同時に動作させるようにしたため、温度変化による測定
誤差をなくすことができるという効果を奏する。
加えて、本発明はコンデンサ容量の測定について説明
して基たが、コンデンサ容量に限らず、抵抗等の測定値
に誤差分が乗って来るもの全搬に同様の補正方法が応用
できるものである。
して基たが、コンデンサ容量に限らず、抵抗等の測定値
に誤差分が乗って来るもの全搬に同様の補正方法が応用
できるものである。
第1図は本発明の実施例を明示する図、第2図は実施例
における動作を示すタイミングチャート、第3図は従来
の回路図。 11,21……コンデンサ容量測定用タイマーIC 12,22……被測定コンデンサ 13,23……入力回路浮遊容量 14,17……充電用抵抗 15……補正用タイマーIC 16……補正用コンデンサ 18……インバーター 19……ANDゲート 20,24……平滑回路(LPF) 25……可変抵抗
における動作を示すタイミングチャート、第3図は従来
の回路図。 11,21……コンデンサ容量測定用タイマーIC 12,22……被測定コンデンサ 13,23……入力回路浮遊容量 14,17……充電用抵抗 15……補正用タイマーIC 16……補正用コンデンサ 18……インバーター 19……ANDゲート 20,24……平滑回路(LPF) 25……可変抵抗
Claims (2)
- 【請求項1】被測定用コンデンサと、該被測定用コンデ
ンサと該被測定用コンデンサに付随する浮遊容量とを充
電する充電抵抗と、が接続され、該被測定用コンデンサ
と該浮遊容量と該充電抵抗の値に応じた信号を出力する
第1のタイマー回路と、 前記浮遊容量をキャンセルする補正コンデンサと、該補
正コンデンサを充電する充電抵抗と、が接続され、該補
正コンデンサと該充電抵抗の値に応じた信号を出力する
第2のタイマー回路と、 前記第1のタイマー回路の出力信号と前記第2のタイマ
ー回路の出力信号との差を求める演算回路と、 を備えたことを特徴とする容量測定装置。 - 【請求項2】前記第1のタイマー回路と前記第2のタイ
マー回路とを同時に動作させることを特徴とする請求項
1記載の容量測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP797488A JP2671343B2 (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 容量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP797488A JP2671343B2 (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 容量測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01184469A JPH01184469A (ja) | 1989-07-24 |
JP2671343B2 true JP2671343B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=11680431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP797488A Expired - Lifetime JP2671343B2 (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 容量測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2671343B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011242370A (ja) * | 2010-05-21 | 2011-12-01 | Renesas Electronics Corp | インピーダンス検出回路及びインピーダンス検出回路の調整方法 |
-
1988
- 1988-01-18 JP JP797488A patent/JP2671343B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01184469A (ja) | 1989-07-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711 |