JPH06258099A - 多回転アブソリュートエンコーダ - Google Patents

多回転アブソリュートエンコーダ

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JPH06258099A
JPH06258099A JP7534293A JP7534293A JPH06258099A JP H06258099 A JPH06258099 A JP H06258099A JP 7534293 A JP7534293 A JP 7534293A JP 7534293 A JP7534293 A JP 7534293A JP H06258099 A JPH06258099 A JP H06258099A
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cable
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Takashi Katagiri
崇 片桐
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多回転アブソリュートエンコーダと外部装置
との原位置のズレをなくし、電圧低下によるアップダウ
ンカウンタのカウント値の異常を検出できる多回転アブ
ソリュートエンコーダを得る。 【構成】 インクリメンタル信号をアップダウンカウン
タに入力し、インクリメンタル信号検出用センサとアッ
プダウンカウンタを電池でバックアップする多回転アブ
ソリュートエンコーダにおいて、アップダウンカウンタ
7をクリアする手段を設ける。アップダウンカウンタ7
の値を、クリアする値とかけ離れた値でプリセットして
もよい。電源ケーブル19にある特定の周波数の信号を
のせ、その信号の有無によってアップダウンカウンタの
クリアを判断してもよい。異なる2つの電圧レベルを監
視し、電源ケーブル19の電圧が高い方の電圧レベルを
越えたときアップダウンカウンタ7をクリアしてもよ
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アブソリュートエンコ
ーダの原点位置と外部装置との原点位置を容易に一致さ
せることができる多回転アブソリュートエンコーダに関
する。
【0002】
【従来の技術】検出対象である外部装置の絶対位置を検
出するアブソリュートエンコーダが知られている。図1
3は、このようなアブソリュートエンコーダの従来例を
示す。図13において、モータ45の回転軸には信号源
としてのディスク31、32が取付けられている。ディ
スク31は1パルス/回転の磁気信号記録媒体、ディス
ク32はグレイコードの透光、遮光による信号記録媒体
となっている。ディスク31には1パルス/回転用セン
サ33の感光面が対向しており、ドラム32には一回転
アブソリュートエンコーダ用センサー34の感光面が対
向している。1パルス/回転用センサ33で検出された
信号は、波形整形回路35で波形整形されて矩形信号と
され、アップダウンカウンタ37でカウントされてパラ
レルシリアル変換回路38に入力される。一方、一回転
アブソリュートエンコーダ用センサー34で検出された
信号は、波形整形回路36で波形整形されて矩形信号と
され、パラレルシリアル変換回路38に入力される。パ
ラレルシリアル変換回路38は、入力された2つの信号
をシリアル信号とし、このシリアル信号はラインドライ
バ40を経て制御装置側のラインレシーバ41に入力さ
れる。
【0003】制御装置側には電源回路42からなる主電
源が設けられている。電源回路42は商用交流電源43
から5V程度の直流電源を形成し、この直流電流は多回
転アブソリュートエンコーダ側の1パルス/回転用セン
サ33、一回転アブソリュートエンコーダ用センサ3
4、波形整形回路35、波形整形回路36、アップダウ
ンカウンタ37、パラレルシリアル変換回路38、ライ
ンドライバ40等に供給される。一方、制御装置側には
バックアップ電源回路39が設けられている。バックア
ップ電源回路39は電池からなる直流の電源であり、多
回転アブソリュートエンコーダ側で電源回路42の電源
ケーブルと接続されている。このため、主電源である電
源回路42が停止した場合でも、バックアップ電源回路
39によって、多回転アブソリュートエンコーダ側の1
パルス/回転用センサ33、波形整形回路35、アップ
ダウンカウンタ37に対して直流電流が供給され、検出
対象である外部装置の絶対位置を検出できるようになっ
ている。
【0004】また、別のアブソリュートエンコーダの一
例として、特開昭62−263600号公報記載のもの
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】アブソリュートエンコ
ーダは、例えばロボットアームの角度や位置などの高精
度割り出し用などとして用いられる。ロボットに限ら
ず、外部装置の原点位置に対応してエンコーダの原点位
置を決定する必要があるが、これら双方の原点位置は一
致しないのが普通である。上記従来の多回転アブソリュ
ートエンコーダによれば、1回転アブソリュートエンコ
ーダを用いるため、エンコーダの原点位置と、このエン
コーダが取付けられた外部装置の原点位置とがズレた分
の値は、オフセット値としてソフトウエア等によって記
憶しておく必要があるし、また、外部装置を制御するの
にもオフセット値を考慮した複雑な制御が必要であっ
た。
【0006】また、電池等の消耗によってバックアップ
電源37の電圧が低下すると、アップダウンカウンタ3
7のカウンタ値に狂いが生じやすく、正しく外部装置の
位置を検出することができない。
【0007】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、多回転アブソリュートエンコー
ダとこの多回転アブソリュートエンコーダが取付けられ
る外部装置との原位置のズレをなくし、しかも、電圧低
下によるアップダウンカウンタのカウンタ値の異常を検
出することが可能な多回転アブソリュートエンコーダを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
2相のインクリメンタル信号をアップダウンカウンタに
入力し、少なくともインクリメンタル信号を検出する信
号用センサとアップダウンカウンタを電池でバックアッ
プする多回転アブソリュートエンコーダであって、アッ
プダウンカウンタをクリアする手段を設けたことを特徴
とする。
【0009】請求項2記載の発明は、アップダウンカウ
ンタの値をプリセットする手段を有し、しかも、プリセ
ットする値は異常状態を検出するために、アップダウン
カウンタをクリアする値とかけ離れた値としたことを特
徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、バックアップ電池
から電源を供給するケーブルにある特定の周波数の信号
をのせ、その信号の有無によってアップダウンカウンタ
のクリアを判断することを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、異なる2つの電圧
レベルを監視する手段を設け、電源ラインの電圧が2つ
の電圧レベルのうち低い方の電圧レベル以下に下がって
から、高い方の電圧レベルを越えたときアップダウンカ
ウンタをクリアすることを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、異なる2つの電圧
レベルを監視する手段を設け、電源ラインの電圧が2つ
の電圧レベルのうち低い方の電圧レベル以下に一旦下が
ってから、高い電圧レベルを越えたときのZ相を利用し
てアップダウンカウンタをクリアすることを特徴とす
る。
【0013】請求項6記載の発明は、商用電源から定電
圧を作り、電源を供給するケーブルと、バックアップ電
源を供給するケーブルを備え、商用電源から作成された
定電圧の電源が供給されているときに、バックアップ電
源を供給するケーブルの電位を変化させることによっ
て、アップダウンカウンタのクリアを判断することを特
徴とする。
【0014】
【作用】多回転アブソリュートエンコーダにアップダウ
ンカウンタをクリアする手段を設けることによって、多
回転アブソリュートエンコーダの原位置と、この多回転
アブソリュートエンコーダが取付けられる外部装置の原
位置を一致させることができる。また、電源電圧が低下
した場合にアップダウンカウンタのカウンタ値を、異常
値でプリセットすることによって、外部装置の位置を正
常に検出できる状態と、検出できない状態を判別するこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明にかかる多回転アブソリュート
エンコーダの例について図面を参照しながら説明する。
図1において、モータ15の回転軸には信号源としての
ドラム1が取付けられている。ドラム1は外周面にN極
とS極が交互に複数着磁されている。ドラム1の外周面
にはセンサ3が対向しており、センサ3で信号VA、V
Bが検出される。検出された信号は、波形整形回路5で
波形整形されて矩形信号であるA相信号、B相信号とさ
れ、アップダウンカウンタ7でカウントされる。アップ
ダウンカウンタ7のカウント値は、パラレルシリアル変
換回路8に出力される。パラレルシリアル変換回路8に
出力された信号は、シリアル信号としてラインドライバ
10に出力され、ラインドライバ10から制御装置側の
ラインレシーバ11へと出力される。なお、アップダウ
ンカウンタ7にはプリセット端子7aとクリア端子7b
が形成されており、プリセット端子7aには電源監視回
路14が、クリア端子7bには制御装置側のクリア用ス
イッチ16が取付けられている。
【0016】制御装置側には主電源となる電源回路12
が設けられている。電源回路12は、商用交流電源13
から5V程度の直流電流が形成され、直流電流は電源ケ
ーブル19によって多回転アブソリュートエンコーダ側
のセンサ3、波形整形回路5、アップダウンカウンタ
7、パラレルシリアル変換回路8、ラインドライバ10
等に供給される。制御装置側には電源回路12の他に、
電池からなるバックアップ電源回路9が設けられてい
る。バックアップ電源回路9はバックアップ電源ケーブ
ル30に接続されており、バックアップアップ電源ケー
ブル30は多回転アブソリュートエンコーダ側で電源回
路12からの電源ケーブル19に接続されている。この
ため、主電源である電源回路12が停止した場合は、バ
ックアップ電源回路9によって多回転アブソリュートエ
ンコーダ側のセンサ3、波形整形回路5、アップダウン
カウンタ7に電流を供給し、電源回路12が停止した状
態でも外部装置の絶対位置を検出できるようになってい
る。
【0017】多回転アブソリュートエンコーダ側におい
て、アップダウンカウンタ7のプリセット端子7aに接
続されている電源監視回路14は、電源電圧を監視して
おり、動作が保証できないほど電源電圧が下がった場合
(本実施例では2.5V以下)に、異常状態としてプリ
セットコマンドをプリセット端子7aに送信する。アッ
プダウンカウンタ7は、プリセットコマンドを受けると
カウント値をプリセットとする。また、アップダウンカ
ウンタ7のクリア端子7bは制御装置側のクリアスイッ
チ16と接続されており、クリアスイッチ16をオンす
ることによって、クリア端子7bはクリアコマンドを受
け、アップダウンカウンタ7のカウント値はクリアされ
る。なお、プリセット及びクリアに使用される2つの値
は、状態を容易に判別できるように、できるだけかけ離
れた値を使用した方がよい。本実施例ではクリアした直
後のカウント値を000000hとし、プリセット値を
800000hとしている。
【0018】次に、以上のような多回転アブソリュート
エンコーダの動作について図2を併せて参照しながら説
明する。主電源である電源回路12とバックアップ電源
回路9が停止したの状態(電池は抜かれている)か
ら、電源回路12を起動すると、に示すように電源電
圧が徐々に上昇する。電源回路12の起動直後は、電源
監視回路14が電源電圧を監視しており、電源電圧が
2.5Vを越えるまで、電源監視回路14はアップダウ
ンカウンタ7を異常値である800000hでプリセッ
トし続ける。電源電圧が2.5Vを越えるとプリセット
が終了し、アップダウンカウンタ7が動作可能な状態と
なる。電源電圧が5Vで安定したところで、制御装置側
のクリアスイッチ16をONにするとアップダウンカウ
ンタ7のカウント値が000000hでクリアされる。
これから後は、外部装置の動作に従ってアップダウンカ
ウンタ7の値がカウントアップされたりカウントダウン
されたりする。ここで、バックアップ電源回路9の電池
を取り付けておく。なお、に示すように電源回路12
が停止しても、バックアップ電源9によって電源電圧は
2.5V以上に維持され、かつ、センサ3、波形整形回
路5、アップダウンカウンタ7、電源監視回路14に直
流電流が供給されるので、外部装置の絶対位置検出は停
止することなく続行される。このため、に示すよう
に、電源回路12を再度起動しても正常に絶対位置を検
出することができる。
【0019】に示すように、電源回路12が停止し、
電池の消耗等によりバックアップ電源9の電源電圧が
2.5V以下に落ち込むと、電源監視回路14が多回転
アブソリュートエンコーダの動作を保証できない状態で
あるとみなし、アップダウンカウンタ7にカウント値に
異常値である800000hがプリセットされる。
【0020】以上のように、多回転アブソリュートエン
コーダにアップダウンカウンタ7をクリアする手段を設
けることによって、任意の位置で多回転アブソリュート
エンコーダを初期化し、原点位置を自由に設定すること
が可能となる。このため、外部装置の原点位置と多回転
アブソリュートエンコーダの原点位置を容易に一致させ
ることができる。外部装置の動作の原点位置と多回転ア
ブソリュートエンコーダの原点位置が一致すると、制御
装置側で原点位置のズレの分の値をオフセット値として
保持したり、またそれを考慮した制御をする必要がな
く、構成を簡略化することが可能となる。また、バック
アップ電源9の電圧が一定のレベル(2.5V)以下に
低下すると、通常起こり得ないような値(800000
h)でアップダウンカウンタ7のカウント値をプリセッ
トするため、意図的に多回転アブソリュートエンコーダ
をクリアした場合と、バックアップ電源9の電圧が低下
し動作を保償することができない場合とを容易に判別す
ることができる。そして、バックアップ電源9の電圧
が、動作を保償できない程低下して、アップダウンカウ
ンタ7をプリセットした後は、動作を停止させる。こう
することにより、電源電圧が正常に復帰したとき上記装
置が誤ったエンコーダのカウンタ値を使用することを防
ぐことができる。
【0021】次に、図3に示す実施例について説明す
る。図3に示す多回転アブソリュートエンコーダは、ク
リアスイッチ16をONすることによって、特定の周波
数信号を発し、この周波数信号の有無によってアップダ
ウンカウンタ7のカウント値をクリアするものである。
多回転アブソリュートエンコーダの基本構成は、図1に
示す多回転アブソリュートエンコーダとほぼ同じであ
る。しかし、周波数発振器17とクリアスイッチ16が
バックアップライン30の制御装置側の一端に接続され
ている点と、多回転アブソリュートエンコーダ側のアッ
プダウンカウンタ7に周波数分離波形整形回路18が接
続されている点が異なっている。周波数分離波形整形回
路18は、電源ケーブル19に結合されていて、周波数
発振器17による周波数信号の有無を監視しており、周
波数発振器17による周波数信号を検出した場合は、ア
ップダウンカウンタ7のカウント値をクリアするような
構成となっている。このため、クリアスイッチ16をO
Nすると、周波数発振器17によって特定の周波数信号
が生成され電源ケーブル19に流されるため、周波数分
離波形整形回路18によってアップダウンカウンタ7の
カウント値は000000hにクリアされる。このよう
な構成にすることによって、クリア信号伝送ラインと電
源ケーブル19とを共通化することができる。このた
め、図1の実施例に比べてケーブルの本数が1本少なく
て済むという効果を奏する。このような構成は、外部装
置に多数の多回転アブソリュートエンコーダが取付けら
れている場合に有効である。
【0022】次に、図4に示す実施例について説明す
る。図4において、モータ15の回転軸には信号源とし
てのドラム1、2が取付けられている。ドラム1は外周
面にN極とS極が交互に複数着磁されており、ドラム2
は周面上の1ヵ所にN極とS極が着磁されている。ドラ
ム1、2の外周面にはセンサ3、21が対向している。
センサ3で検出された信号VA、VBは、波形整形回路
5で波形整形されて矩形信号であるA相信号、B相信号
とされ、アップダウンカウンタ7でカウントされて、カ
ウント値はパラレルシリアル変換回路8に出力される。
一方、センサ21で検出された信号VZも波形整形回路
22で波形整形されて矩形信号であるZ相信号とされ
て、アップダウンカウンタに入力される。アップダウン
カウンタ7はプリセット端子7aが形成されており、プ
リセット端子7aにはバックアップ電源監視回路24が
接続されている。また、アップダウンカウンタ7には電
源監視回路14も接続されている。アップダウンカウン
タ7よりパラレルシリアル変換回路8に入力された信号
はシリアル信号としてラインドライバ10に出力され、
さらにラインドライバ10から制御装置側のラインレシ
ーバ11へと出力される。
【0023】制御装置側には主電源である電源回路12
が構成されている。電源回路12は、商用交流電源13
から5V程度の直流電源を形成する。直流電流は電源ケ
ーブル19によって多回転アブソリュートエンコーダ側
を経由してセンサ3、波形整形回路5、アップダウンカ
ウンタ7、5V電源スイッチ23にパラレルシリアル変
換回路8、ラインドライバ10等に供給される。制御装
置側の電源ケーブル19は、ケーブル途中が枝分れし
て、カウンタクリアイネーブルスイッチ29とバックア
ップ電源9が直列に接続されている。バックアップ電源
回路9は電源回路12の停止時に、多回転アブソリュー
トエンコーダ側のセンサ3、波形整形回路5、アップダ
ウンカウンタ7等に電流を供給する。このため、電源回
路12が停止した状態でも外部装置の絶対位置が検出で
きるような構成となっている。
【0024】電源ケーブル19は、多回転アブソリュー
トエンコーダ側で複数枝分れし、各端部にはバックアッ
プ電源監視回路24、電源監視回路14、5V電源スイ
ッチ23が接続されている。バックアップ電源監視回路
24と電源監視回路14は電源ケーブル19の電源電圧
を監視しており、電源電圧が2.5V以下となった場合
は、バックアップ電源監視回路24がアップダウンカウ
ンタ7に対してプリセットコマンドを送る。また、電源
電圧が4.1V以上となった場合、電源監視回路14は
5V電源スイッチ23をONにし、バックアップされな
い回路、すなわち、センサ21、パラレルシリアル変換
回路8、波形整形回路22、ラインドライバ10に5V
を供給する。
【0025】次に、上記実施例の動作について図5を併
せて参照しながら説明する。主電源である電源回路12
が停止し、しかもカウンタイネーブルスイッチ29もO
FFとなって、多回転アブソリュートエンコーダが停止
している状態から、電源回路12を起動すると、に示
すように電源電圧が徐々に上昇していく。電源電圧が
2.5Vをこえるまではバックアップ電源監視回路24
がアップダウンカウンタ7に対して異常値である800
000hでプリセットし続けるが、電源電圧が2.5V
を越えたところでバックアップ電源監視回路24がプリ
セットを終了し、アップダウンカウンタ7が動作可能な
状態となる。さらに、電源電圧が上昇し、4.1Vを越
えたところで、電源監視回路14によって5V電源スイ
ッチ23がONとなり、バックアップされない回路に5
Vが供給される。電源電圧が5Vで安定したら、カウン
タクリアイネーブルスイッチ29をONにする。カウン
タクリアイネーブルスイッチ29がONになった後、セ
ンサ21がZ相信号を最初に検出した際のみに、アップ
ダウンカウンタ7のカウント値は000000hにクリ
アされる。アップダウンカウンタ7の内部信号であるア
ブソリュートカウンタクリアイネーブルフラグ(e)に
より、最初のZ相のみクリアが可能となっている。な
お、アップダウンカウンタ7がクリアされるまでに、モ
ータ15は多少動作させるため、プリセット値である8
00000hから多少増減することがある。クリアされ
た後のアップダウンカウンタ7は、外部装置の動作によ
ってカウントされる。
【0026】なお、に示すように電源回路12が停止
した場合、バックアップ電源9によって電源電圧は2.
5V以上に維持されるし、センサ3、波形整形回路5、
アップダウンカウンタ7には直流電流が供給される。こ
のため、に示すように電源装置12を再度起動しても
正常に外部装置の絶対位置を検出することができる。ま
た、カウンタクリアイネーブルスイッチ29がONの状
態を継続しているため、電源回路12が再起動したとき
にアップダウンカウンタ7がクリアされることはない。
【0027】に示すように電源回路12が停止してい
る場合、電池の消耗等によりバックアップ電源9による
電源電圧が2.5V以下となると、動作の保証ができな
い状態として、バックアップ電源監視回路24からプリ
セット端子7aに対してプリセットコマンドが送られ、
アップダウンカウンタ7のカウント値が異常値である8
00000hにプリセットされ、動作が停止させられ
る。
【0028】上記実施例にかかる多回転アブソリュート
エンコーダは、前述した図1の例と同様な効果を奏する
のに加えて、カウンタイネーブルスイッチがONでセン
サ21がZ相信号を最初に検出した際のみに、アップダ
ウンカウンタ7のカウント値をクリアするため、必ず特
定の位置でアップダウンカウンタ7をクリアすることが
可能となる。
【0029】なお、上記実施例において、エンコーダシ
ャフトに向かって時計方向に回転している場合は、図6
に示すように、ドラム2に記録されたZ相が立ち上がっ
た状態で、ドラム1に記録されたB相の最初の立上りを
センサ3が検出したときにアップダウンカウンタのカウ
ント値をクリアするようにし、一方、エンコーダシャフ
トに向かって反時計方向に回転している場合は、図7に
示すように、Z相が立ち上がった状態でのB相の最初の
立ち下がりをセンサ3が検出したときにアップダウンカ
ウンタ7に000001hをロードするようにする。こ
のようなタイミングでアップダウンカウンタ7をクリア
することによって、より高い精度でアップダウンカウン
タ7をクリアすることが可能となる。
【0030】次に、図8に示す実施例について説明す
る。図8において、モータ15の回転軸には信号源とし
てのドラム1が取付けられている。ドラム1は外周面に
はN極とS極が交互に複数箇所着磁されている。ドラム
1の外周面にはセンサ3が対向しており、このセンサ3
で検出された信号VA、VBは、波形整形回路5で矩形
信号であるA相信号、B相信号とされ、アップダウンカ
ウンタ7でカウントされてパラレルシリアル変換回路8
に対して出力される。アップダウンカウンタ7からパラ
レルシリアル変換回路8に出力された信号は、シリアル
信号としてラインドライバ10に出力され、制御装置側
のラインレシーバ11へと出力される
【0031】制御装置側には主電源である電源回路12
が設けられている。電源回路12は、商用交流電源13
から約5Vの直流電源を形成し、電源回路12に接続さ
れた電源ケーブル19によって直流電流を多回転アブソ
リュートエンコーダ側へ供給する。また、電源ケーブル
19には、クリアスイッチ16と6V定電圧装置28が
並列に接続されている。電源ケーブル19の、クリアス
イッチ16及び6V定電圧装置28との接続部のうち、
多回転アブソリュートエンコーダ側寄りの部分の接続部
には、バックアップ電源9が接続されている。バックア
ップ電源9は、主電源である電源回路12の停止時に、
多回転アブソリュートエンコーダ側のセンサ3、波形整
形回路5、アップダウンカウンタ7に電流を供給し、外
部装置の絶対位置を検出できるようになっている。
【0032】多回転アブソリュートエンコーダ側の電源
ケーブル19は、途中で複数枝分れしており、各枝分れ
した部分には、電源スイッチ23を介した5V定電圧装
置27、電源監視回路14、クリア電源監視回路26、
バックアップ電源監視回路24が接続されている。この
うちの、バックアップ電源監視回路24、クリア電源監
視回路26、電源監視回路14は、アップダウンカウン
タ7に接続されている。電源監視回路14と電源スイッ
チ23は連動しており、電源電圧が4.2V以上になる
と,電源監視回路14によって電源スイッチ23はON
となり、5V定電圧装置27が起動され、電源電圧が5
Vに維持される。バックアップ電源監視回路24は、ア
ップダウンカウンタ7のプリセット端子7aに接続され
ており、電源電圧が2.5V以下になるとバックアップ
電源監視回路24からプリセット端子7aに対してプリ
セットコマンドを送り、アップダウンカウンタ7のカウ
ンタ値を800000hにプリセットする。また、クリ
ア電源監視回路26は、アップダウンカウンタ7のクリ
ア端子7bに接続されており、電源電圧が6Vになると
クリア端子7aに対してクリアコマンドを送り、アップ
ダウンカウンタ7のカウンタ値を000000hにクリ
アする。
【0033】また、電源ケーブル19上で、クリア電源
監視回路26と接続するために分岐した部分と、バック
アップ電源監視回路24と接続するために分岐した部分
の間には、3.2V定電圧装置25が接続されている。
【0034】次に、上記実施例の動作を図9を併せて参
照しながら説明する。図9において、主電源である電源
回路12とバックアップ電源9が停止したの状態(電
池が抜かれている)から、電源回路12を起動すると、
に示すように電源電圧が徐々に上昇していく。電源回
路12の起動直後から電源電圧が2.5Vを越えるまで
の間、バックアップ電源監視回路24によってアップダ
ウンカウンタ7のプリセット端子7aにプリセットコマ
ンドが送られ、カウンタ値は異常値である800000
hにプリセットされつづける。電源電圧が2.5Vを越
えた時点で、バックアップ電源監視回路24はカウンタ
値をプリセットするのを終了し、アブソリュートカウン
タ7が動作可能な状態となる。電源電圧が4.1Vを越
えると、電源監視回路14が5V電源スイッチ23をO
Nにして5V定電圧装置27を起動させる。これによっ
て、電源電圧が5Vに維持される。
【0035】アップダウンカウンタ7のカウント値を初
期化するために制御装置側のクリアスイッチ16をON
にすると、6V定電圧装置28が起動され、電源ケーブ
ル19の電源電圧が6Vになる。電源電圧が6Vになる
と、クリア電圧監視回路26がアップダウンカウンタ7
のクリア端子7bにクリアコマンドを送り、アップダウ
ンカウンタ7のカウント値が000000hにクリアさ
れる。この後、クリアスイッチ16を再びOFFにする
ことによって6V定電圧装置28は停止し、電源電圧は
5Vとなって通常の状態にもどる。カウント値がクリア
された直後から、アップダウンカウンタ7には外部装置
の動作に応じた値がカウントされ、外部装置の絶対位置
を検出可能となる。ここで、バックアップ電源回路9の
電池を取り付けておく。
【0036】また、に示すように、電源回路12が停
止しても、バックアップ電源9によって電源ケーブル1
9に直流電流が流される。電源回路12が停止してバッ
クアップ電源9に切り替えられた場合、6V定電圧装置
28、5V定電圧装置27も停止するが、3.2V定電
圧装置25によって常に電源電圧は3.2Vとなるよう
に維持されている。また、バックアップ電源9によっ
て、センサ3、波形整形回路5、アップダウンカウンタ
7、パラレルシリアル変換回路8等は起動しているた
め、に示すように再び電源回路12を起動しても正常
に外部装置の絶対位置を検出することが可能である。
【0037】一方、に示すように電源回路12が停止
しバックアップ電源9が起動している場合に、電池の消
耗等により電源電圧が2.5V以下となると、バックア
ップ電源監視回路24が、正常に動作できない状態であ
ることを判断し、プリセット端子7aに対してプリセッ
トコマンドが送られ、アップダウンカウンタ7のカウン
ト値は異常値である800000hにプリセットされ
る。
【0038】以上のように、クリアとプリセットをコン
トロールするのに、2つの異なった電圧レベルを使用
し、電源電圧が大きい方の電圧レベルを超えた場合にア
ップダウンカウンタ7のカウント値をクリアし、小さい
方の電圧レベルよりも小さくなったときにアップダウン
カウンタ7のカウント値をプリセットするようにしても
よく、これによって図1に示す実施例と同様な効果を得
ることが可能である。また、図4の例のようにZ相の信
号を出力するドラムを併用し、電源電圧が6Vのときの
最初のZ相の信号をきっかけにしてアップダウンカウン
タ7をクリアするようにしてもよい。これによって、多
回転アブソリュートエンコーダが特定の位置を検出した
際にアップダウンカウンタ7をクリアすることが可能と
なる。
【0039】次に、図10に示す実施例について説明す
る。図10に示す多回転アブソリュートエンコーダの基
本構成は図1に示す多回転アブソリュートエンコーダと
ほぼ同じである。しかし、制御装置側のクリアスイッチ
16の一方の端部にバックアップ電源ケーブル30、他
方の端部にバックアップ電源9とアースが接続されてい
る点と、バックアップ電源ケーブル30が多回転アブソ
リュートエンコーダ側で枝分かれしてクリア端子7bに
接続されている点が異なっている。クリアスイッチ16
は、バックアップ電源9とアースのうちの何れかを選択
的に切り換えて、バックアップ電源ケーブル30と接続
するような構成となっている。
【0040】クリアスイッチ16を切り換えることによ
ってバックアップ電源ケーブル30とバックアップ電源
9が接続されると、バックアップ電源ケーブル30の電
源電圧が約3.5Vとなる。この状態ではアップダウン
カウンタ7のカウンタ値はクリアされず、通常の動作が
継続される。クリアスイッチ16を切り換えてバックア
ップ電源ケーブル30とアースが接続されると、バック
アップ電源ケーブル30の電源電圧は0Vとなり、アッ
プダウンカウンタ7のカウンタ値は000000hにク
リアされる。
【0041】次に、上記実施例の動作を図11を併せて
参照しながら説明する。図11において、主電源である
電源回路12とバックアップ電源9が停止したの状態
(電池が抜かれており、クリアスイッチ16によってバ
ックアップ電源ケーブル30とバックアップ電源9が接
続されている)から電池を嵌め込むとバックアップ電源
9が起動し電源電圧が3.5Vまで上昇する。その後、
電源回路12を起動すると、に示すように3.5Vか
ら更に電源電圧が上昇していく。バックアップ電源回路
9の起動直後から電源電圧が2.5Vを越えるまでの
間、バックアップ電源監視回路24によってアップダウ
ンカウンタ7のプリセット端子7aにプリセットコマン
ドが送られ、カウンタ値は異常値である800000h
にプリセットされつづける。電源電圧が2.5Vを越え
た時点で、バックアップ電源監視回路24はカウンタ値
をプリセットするのを終了し、アブソリュートカウンタ
7が動作可能な状態となる。
【0042】制御装置側のクリアスイッチ16によっ
て、バックアップ電源ケーブル30の接続をバックアッ
プ電源9からアースに切り換えると、バックアップ電源
ケーブル30の電源電圧が0Vとなる。アップダウンカ
ウンタ7はクリア端子7bによってバックアップ電源ケ
ーブル30の電源電圧が0Vであるか否かを判断するた
め、電源電圧が0Vである場合はカウンタ値に0000
00hをロードし、アップダウンカウンタ7自身がクリ
アされる。この後、クリアスイッチ16を再び切り換え
るとバックアップ電源ケーブル30はバックアップ電源
9と接続されるため、バックアップ電源ケーブル30の
電源電圧は約3.5Vとなって通常の状態に戻る。クリ
アの直後から、アップダウンカウンタ7には外部装置の
動作に応じた値がカウントされ、外部装置の絶対位置を
検出可能となる。
【0043】なお、に示すように電源回路12が停止
しても、バックアップ電源9によって電源電圧は2.5
V以上に維持され、かつ、センサ3、波形整形回路5、
アップダウンカウンタ7、電源監視回路14に直流電流
が供給されるので、外部装置の絶対位置検出は停止する
ことなく続行される。このため、に示すように、電源
回路12を再度起動しても正常に絶対位置を検出するこ
とができる。
【0044】に示すように、電源回路12が停止し、
電池の消耗等によりバックアップ電源9の電源電圧が
2.5V以下に落ち込むと、多回転アブソリュートエン
コーダの動作を保証できない状態であるとみなし、アッ
プダウンカウンタ7のカウント値に異常値である800
000hをプリセットする。
【0045】以上のように、多回転アブソリュートエン
コーダにアップダウンカウンタ7をクリアするのに、バ
ックアップ電源ケーブル30にアースとバックアップ電
源9を選択的に切り換えるクリアスイッチ16を形成
し、クリアスイッチ16を切り換えることによって生ず
るバックアップ電源ケーブル30の電源電圧の変化をア
ップダウンカウンタ7のクリアの判断に使用することが
できる。さらに、図4に示すようにZ相信号を出力する
ドラムを併用すれば、より高い精度でアップダウンカウ
ンタ7をクリアすることが可能となる。
【0046】次に、上記実施例と同様にバックアップ電
源ケーブル30の電源電圧の変化をクリアの判断基準と
するが、判断基準となる電源電圧を0Vに落すことな
く、アップダウンカウンタ7をクリアする場合の例につ
いて説明する。図12に示す多回転アブソリュートエン
コーダの基本構成は、前述した図11の実施例とほぼ同
じである。しかし、制御装置側のバックアップ電源ケー
ブル30には、約4.8V程の電池で構成されたバック
アップ電源9が接続されており、バックアップ電源9の
前方にはクリアスイッチ16が接続されている。クリア
スイッチ16の前方には2.5V定電圧装置45が接続
されている。多回転アブソリュートエンコーダ側のバッ
クアップ電源ケーブル30には、バックアップ電源ケー
ブル監視回路46の一端部が接続されている。バックア
ップ電源ケーブル監視回路46の他端部はアップダウン
カウンタ7のクリア端子7bに接続されている。多回転
アブソリュートエンコーダが動作している通常の状態で
は、クリアスイッチ16によってバックアップ電源9が
バックアップ電源ケーブル30に接続された状態となっ
ており、バックアップ電源ケーブルは約4.5V程度の
電源電圧となっている。ここで、クリアスイッチ16に
よってバックアップ電源9の接続が切断されると、バッ
クアップ電源ケーブル30の電源電圧は低下し、電源回
路12と接続された2.5V定電圧装置45によって
2.5Vとなる。バックアップ電源ケーブル30が2.
5Vの電源電圧となると、これをバックアップ電源ケー
ブル監視回路46が検出し、クリア端子7bに対してク
リアコマンドを送るため、アップダウンカウンタ7のカ
ウンタ値が000000hにクリアすることができる。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、インクリ
メンタル信号をアップダウンカウンタに入力するように
するとともに、インクリメンタル信号を検出するセンサ
とアップダウンカウンタを電池でバックアップするよう
にし、さらに、アップダウンカウンタをクリアする手段
を設けたため、多回転アブソリュートエンコーダの原点
位置を自由に設定することができ、しかも、外部装置の
原点位置と多回転アブソリュートエンコーダの原点位置
を一致させることが可能となるため、原点位置のズレを
考慮しなくてもよく、制御装置側の構成を簡略化するこ
とが可能となる。
【0048】請求項2記載の発明によれば、アップダウ
ンカウンタの値をプリセットする手段を有し、しかも、
プリセットする値はアップダウンカウンタをクリアする
値とかけ離れた値としたため、多回転アブソリュートエ
ンコーダの異常状態を検出することが可能となり、異常
状態を検出したときの動作を停止させることも可能とな
る。
【0049】請求項3記載の発明によれば、バックアッ
プ電池から電源を供給するケーブルにある特定の周波数
の信号をのせ、その信号の有無によってアップダウンカ
ウンタのクリアを判断するようにしたため、ケーブルの
本数を減少させることが可能となる。
【0050】請求項4記載の発明によれば、異なる2つ
の電圧レベルを監視する手段を設け、電源ケーブルの電
圧が2つの電圧レベルのうち低い方の電圧レベル以下に
下がってから、高い方の電圧レベルを越えたときアップ
ダウンカウンタをクリアするようにしたため、多回転ア
ブソリュートエンコーダの原点位置を自由に設定するこ
とが可能となる。
【0051】請求項5記載の発明によれば、異なる2つ
の電圧レベルを監視する手段を設け、電源ケーブルの電
圧が2つの電圧レベルのうち低い方の電圧レベル以下に
一旦下がってから、高い電圧レベルを越えたときのZ相
を利用してアップダウンカウンタをクリアするようにし
たため、特定の位置を検出した際に、アップダウンカウ
ンタをクリアすることが可能となる。
【0052】請求項6記載の発明によれば、バックアッ
プ電源を供給するケーブルの電位を変化させて、アップ
ダウンカウンタのクリアを判断するようにしたため、多
回転アブソリュートエンコーダの原点位置を自由に設定
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる多回転アブソリュートエンコー
ダの実施例を示す回路図。
【図2】同上多回転アブソリュートエンコーダの動作を
示すタイミングチャート。
【図3】本発明にかかる多回転アブソリュートエンコー
ダの別の実施例を示す回路図。
【図4】本発明にかかる多回転アブソリュートエンコー
ダのさらに別の実施例を示す回路図。
【図5】同上多回転アブソリュートエンコーダの動作を
示すタイミングチャート。
【図6】同上多回転アブソリュートエンコーダのアップ
ダウンカウンタのクリアの動作を示すタイミングチャー
ト。
【図7】同上アップダウンカウンタの別のクリア動作を
示すタイミングチャート。
【図8】本発明にかかる多回転アブソリュートエンコー
ダのさらに別の実施例を示す回路図。
【図9】同上多回転アブソリュートエンコーダの動作を
示すタイミングチャート。
【図10】本発明にかかる多回転アブソリュートエンコ
ーダのさらに別の実施例を示す回路図。
【図11】同上多回転アブソリュートエンコーダの動作
を示すタイミングチャート。
【図12】本発明にかかる多回転アブソリュートエンコ
ーダのさらに別の実施例を示す回路図。
【図13】従来の多回転アブソリュートエンコーダの例
を示す回路図。
【符号の説明】
3 センサ 7 アップダウンカウンタ 19 電源ケーブル 21 センサ 30 バックアップ電源ケーブル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】検出対象である外部装置の絶対位置を検
出するアブソリュートエンコーダが知られている。図1
3は、このようなアブソリュートエンコーダの従来例を
示す。図13において、モータ45の回転軸には信号源
としてのディスク31、32が取付けられている。ディ
スク31は1パルス/回転の磁気信号記録媒体、ディス
ク32はグレイコードの透光、遮光による信号記録媒体
となっている。ディスク31には1パルス/回転用セン
サ33の感光面が対向しており、ディスク32には一回
転アブソリュートエンコーダ用センサー34の感光面が
対向している。1パルス/回転用センサ33で検出され
た信号は、波形整形回路35で波形整形されて矩形信号
とされ、アップダウンカウンタ37でカウントされてパ
ラレルシリアル変換回路38に入力される。一方、一回
転アブソリュートエンコーダ用センサー34で検出され
た信号は、波形整形回路36で波形整形されて矩形信号
とされ、パラレルシリアル変換回路38に入力される。
パラレルシリアル変換回路38は、入力された2つの信
号をシリアル信号とし、このシリアル信号はラインドラ
イバ40を経て制御装置側のラインレシーバ41に入力
される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】また、電池等の消耗によってバックアップ
電源39の電圧が低下すると、アップダウンカウンタ3
7のカウンタ値に狂いが生じやすく、正しく外部装置の
位置を検出することができない。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項6記載の発明は、商用電源から定電
圧を作り、電源を供給するケーブルと、バックアップ電
源を供給するケーブルを備え、商用電源から作成された
定電圧の電源が供給されているときに、バックアップ電
源を供給するケーブルの電位の変化によって、アップダ
ウンカウンタのクリアを判断することを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】制御装置側には主電源となる電源回路12
が設けられている。電源回路12は、商用交流電源13
から5V程度の直流電源が形成され、直流電流は電源ケ
ーブル19によって多回転アブソリュートエンコーダ側
のセンサ3、波形整形回路5、アップダウンカウンタ
7、パラレルシリアル変換回路8、ラインドライバ10
等に供給される。制御装置側には電源回路12の他に、
電池からなるバックアップ電源回路9が設けられてい
る。バックアップ電源回路9はバックアップ電源ケーブ
ル30に接続されており、バックアップアップ電源ケー
ブル30は多回転アブソリュートエンコーダ側で電源回
路12からの電源ケーブル19に接続されている。この
ため、主電源である電源回路12が停止した場合は、バ
ックアップ電源回路9によって多回転アブソリュートエ
ンコーダ側のセンサ3、波形整形回路5、アップダウン
カウンタ7に電流を供給し、電源回路12が停止した状
態でも外部装置の絶対位置を検出できるようになってい
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】多回転アブソリュートエンコーダ側におい
て、アップダウンカウンタ7のプリセット端子7aに接
続されている電源監視回路14は、電源電圧を監視して
おり、動作が保証できないほど電源電圧が下がった場合
(本実施例では2.5V以下)に、異常状態としてプリ
セットコマンドをプリセット端子7aに送信する。アッ
プダウンカウンタ7は、プリセットコマンドを受けると
カウント値をプリセットとする。また、アップダウンカ
ウンタ7のクリア端子7bは制御装置側のクリアスイッ
チ16と接続されており、クリアスイッチ16をオンす
ることによって、クリア端子7bはクリアコマンドを受
け、アップダウンカウンタ7のカウント値はクリアされ
る。なお、プリセット及びクリアに使用される2つの値
は、状態を容易に判別できるように、できるだけかけ離
れた値を使用した方がよい。本実施例ではクリアした直
後のカウント値を000000hとし、プリセット値を
800000hとしている。hは16進法の値であるこ
とを示す。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】以上のように、多回転アブソリュートエン
コーダにアップダウンカウンタ7をクリアする手段を設
けることによって、任意の位置で多回転アブソリュート
エンコーダを初期化し、原点位置を自由に設定すること
が可能となる。このため、外部装置の原点位置と多回転
アブソリュートエンコーダの原点位置を容易に一致させ
ることができる。外部装置の動作の原点位置と多回転ア
ブソリュートエンコーダの原点位置が一致すると、制御
装置側で原点位置のズレの分の値をオフセット値として
保持したり、またそれを考慮した制御をする必要がな
く、構成を簡略化することが可能となる。また、バック
アップ電源9の電圧が一定のレベル(2.5V)以下に
低下すると、通常起こり得ないような値(800000
h)でアップダウンカウンタ7のカウント値をプリセッ
トするため、意図的に多回転アブソリュートエンコーダ
をクリアした場合と、バックアップ電源9の電圧が低下
し動作を保償することができない場合とを容易に判別す
ることができる。そして、バックアップ電源9の電圧
が、動作を保償できない程低下して、アップダウンカウ
ンタ7をプリセットした後は、カウント動作を停止させ
る。こうすることにより、電源電圧が正常に復帰したと
き上記装置が誤ったエンコーダのカウンタ値を使用する
ことを防ぐことができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】次に、図4に示す実施例について説明す
る。図4において、モータ15の回転軸には信号源とし
てのドラム1、2が取付けられている。ドラム1は外周
面にN極とS極が交互に複数着磁されており、ドラム2
は周面上の1ヵ所にN極とS極が着磁されている。ドラ
ム1、2の外周面にはセンサ3、21が対向している。
センサ3で検出された信号VA、VBは、波形整形回路
5で波形整形されて矩形信号であるA相信号、B相信号
とされ、アップダウンカウンタ7でカウントされて、カ
ウント値はパラレルシリアル変換回路8に出力される。
一方、センサ21で検出された信号VZも波形整形回路
22で波形形成されて1回転に1パルスの矩形信号であ
Z相信号とされて、アップダウンカウンタに入力され
る。アップダウンカウンタ7はプリセット端子7aが形
成されており、プリセット端子7aにはバックアップ電
源監視回路24が接続されている。また、アップダウン
カウンタ7には電源監視回路14も接続されている。ア
ップダウンカウンタ7よりパラレルシリアル変換回路8
に入力された信号はシリアル信号としてラインドライバ
10に出力され、さらにラインドライバ10から制御装
置側のラインレシーバ11へと出力される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】制御装置側には主電源である電源回路12
が構成されている。電源回路12は、商用交流電源13
から5V程度の直流電源を形成する。直流電流は電源ケ
ーブル19によって多回転アブソリュートエンコーダ側
を経由してセンサ3、波形整形回路5、アップダウンカ
ウンタ7、5V電源スイッチ23を経由してパラレルシ
リアル変換回路8、ラインドライバ10等に供給され
る。制御装置側の電源ケーブル19は、ケーブル途中が
枝分れして、カウンタクリアイネーブルスイッチ29と
バックアップ電源9が直列に接続されている。バックア
ップ電源回路9は電源回路12の停止時に、多回転アブ
ソリュートエンコーダ側のセンサ3、波形整形回路5、
アップダウンカウンタ7等に電流を供給する。このた
め、電源回路12が停止した状態でも外部装置の絶対位
置が検出できるような構成となっている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】次に、図8に示す実施例について説明す
る。図8において、モータ15の回転軸には信号源とし
てのドラム1が取付けられている。ドラム1の外周面に
はN極とS極が交互に複数箇所着磁されている。ドラム
1の外周面にはセンサ3が対向しており、このセンサ3
で検出された信号VA、VBは、波形整形回路5で矩形
信号であるA相信号、B相信号とされ、アップダウンカ
ウンタ7でカウントされてパラレルシリアル変換回路8
に対して出力される。アップダウンカウンタ7からパラ
レルシリアル変換回路8に出力された信号は、シリアル
信号としてラインドライバ10に出力され、制御装置側
のラインレシーバ11へと出力される。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】また、に示すように、電源回路12が停
止しても、バックアップ電源9によって電源ケーブル1
9に直流電流が流される。電源回路12が停止してバッ
クアップ電源9に切り替えられた場合、6V定電圧装置
28、5V定電圧装置27も停止するが、3.2V定電
圧装置25によって常に電源電圧は3.2Vとなるよう
に維持されている。3.2V定電圧装置25の出力によ
って、センサ3、波形整形回路5、アップダウンカウン
タ7等は起動しているため、に示すように再び電源回
路12を起動しても正常に外部装置の絶対位置を検出す
ることが可能である。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】制御装置側のクリアスイッチ16によっ
て、バックアップ電源ケーブル30の接続をバックアッ
プ電源9からアースに切り換えると、バックアップ電源
ケーブル30の電源電圧が0Vとなる。アップダウンカ
ウンタ7はクリア端子7bによってバックアップ電源ケ
ーブル30の電源電圧が0Vであるか否かを判断するた
め、電源電圧が0Vである場合はカウンタ値を0000
00hにクリアする。この後、クリアスイッチ16を再
び切り換えるとバックアップ電源ケーブル30はバック
アップ電源9と接続されるため、バックアップ電源ケー
ブル30の電源電圧は約3.5Vとなって通常の状態に
戻る。クリアの直後から、アップダウンカウンタ7には
外部装置の動作に応じた値がカウントされ、外部装置の
絶対位置を検出可能となる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2相のインクリメンタル信号をアップダ
    ウンカウンタに入力し、少なくとも上記インクリメンタ
    ル信号を検出する信号用センサと上記アップダウンカウ
    ンタを電池でバックアップする多回転アブソリュートエ
    ンコーダであって、上記アップダウンカウンタをクリア
    する手段を設けたことを特徴とする多回転アブソリュー
    トエンコーダ。
  2. 【請求項2】 アップダウンカウンタの値をプリセット
    する手段を有し、しかも、プリセットする値は異常状態
    を検出するために、アップダウンカウンタをクリアする
    値とかけ離れた値としてなる請求項1記載の多回転アブ
    ソリュートエンコーダ。
  3. 【請求項3】 バックアップ電池から電源を供給するケ
    ーブルにある特定の周波数の信号をのせ、その信号の有
    無によってアップダウンカウンタのクリアを判断する請
    求項1記載の多回転アブソリュートエンコーダ。
  4. 【請求項4】 異なる2つの電圧レベルを監視する手段
    を設け、電源ラインの電圧が2つの電圧レベルのうち低
    い方の電圧レベル以下に下がってから、高い方の電圧レ
    ベルを越えたときアップダウンカウンタをクリアする請
    求項1記載の多回転アブソリュートエンコーダ。
  5. 【請求項5】 異なる2つの電圧レベルを監視する手段
    を設け、電源ラインの電圧が2つの電圧レベルのうち低
    い方の電圧レベル以下に一旦下がってから、高い電圧レ
    ベルを越えたときのZ相を利用してアップダウンカウン
    タをクリアする請求項1記載の多回転アブソリュートエ
    ンコーダ。
  6. 【請求項6】 商用電源から定電圧を作り、電源を供給
    するケーブルと、バックアップ電源を供給するケーブル
    を備え、商用電源から作成された定電圧の電源が供給さ
    れているときに、バックアップ電源を供給するケーブル
    の電位を変化させることによって、アップダウンカウン
    タのクリアを判断する請求項1記載の多回転アブソリュ
    ートエンコーダ。
JP5075342A 1993-03-09 1993-03-09 多回転アブソリュートエンコーダ Expired - Fee Related JP3046469B2 (ja)

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