JPH06257891A - 高温再生器と一体化した高温再生器排ガス利用の低温再生器 - Google Patents

高温再生器と一体化した高温再生器排ガス利用の低温再生器

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JPH06257891A
JPH06257891A JP5075214A JP7521493A JPH06257891A JP H06257891 A JPH06257891 A JP H06257891A JP 5075214 A JP5075214 A JP 5075214A JP 7521493 A JP7521493 A JP 7521493A JP H06257891 A JPH06257891 A JP H06257891A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】高温再生器の排ガスを用い低温再生器の加熱を
別個の独立した部分で行ない、構造簡単排熱回収の優れ
た高温再生器と一体構造の低温再生器の提供。 【構成】上部に冷媒蒸気出口70、下部に中間濃度液又
は希釈溶液入口72、上側部に濃液出口74を有する高
温再生器ケーシング76の竪方向中央部に燃焼室78
と、この周囲に多数の液上昇管を竪方向に、かつ二列の
同心円状に配し、内列管82と外列管84との間、及び
外列管84とケーシング壁との間に多数のフィン86を
略水平方向に多段に設け、発生燃焼ガスを、内列管82
と外列管84との間のガス通路88、及び外列管84と
ケーシング壁との間のガス通路90へ導入し、ケーシン
グ76に隣接してガス通路88,90と連通する低温再
生器ケーシング110を設け、希釈溶液入口112、中
間濃度液出口114、冷媒蒸気出口116、排ガス出口
118、多数フィン120付希釈溶液加熱管を配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高温再生器の排ガスを
用いて低温再生器の加熱を別個の独立した部分で行な
い、簡単な構造で排熱回収が優れた高温再生器と一体構
造をなす低温再生器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、吸収剤として例えば、臭化リチウ
ムを用い、冷媒として例えば、水を用いる吸収冷温水機
が一般に知られている。従来の吸収冷温水機は、一例と
して、図6に示すような構成である。1は上部低温胴
で、低温再生器2及び凝縮器3から構成され、さらに凝
縮器3内の下部には冷媒溜り4が設けられる。5は下部
低温胴で、蒸発器6及び吸収器7で構成される。8は高
温再生器で、燃焼室9、熱回収器10、気液分離器1
1、排気筒12及び燃焼装置13から構成される。その
他に、低温熱交換器14、高温熱交換器15などが構成
機器となる。吸収器7内の下部の液溜り16の希液は、
低温ポンプ17により管路18、19、低温熱交換器1
4、管路20を経て、低温再生器2に送られる。この希
液は管路21から流入してきた高温の冷媒蒸気によって
加熱され、中間濃度まで濃縮される。
【0003】この中間濃度の液は二分される。二分され
た液の一方は、高温ポンプ22により管路23、24、
高温熱交換器15、管路25を経て高温再生器8に送ら
れる。この中間濃度液は燃焼装置13によって加熱さ
れ、熱回収器10を上昇し、気液分離器11に入り、冷
媒蒸気と濃液とに分離される。この濃液は高温再生器8
内の圧力約650mmHgと、下部低温胴5の内部の圧力約
6mmHgとの差圧により、濃液管路26、高温熱交換器1
5、管路27を経て、先に分流してきた管路28からの
中間液(二分された液の他方)と混合し、混合濃液にな
って低温熱交換器14に入り、管路29を通り散布装置
30により、吸収器7の伝熱管上に散布され、液溜り1
6に戻る循環がなされる。
【0004】一方、気液分離器11で分離された冷媒蒸
気は、管路21を経て低温再生器2に入り、液を加熱し
て凝縮・液化し、管路46から凝縮器3に入る。また低
温再生器2において、希液が中間濃度液に濃縮されると
きに発生した冷媒蒸気は、上部空間から凝縮器3に入っ
て凝縮し、冷媒液となる。これらの凝縮した冷媒水は、
管路31を経て蒸発器6に入り、下部溜り32に蓄積さ
れる。この冷媒水は冷媒ポンプ33により管路34、3
5を経て、散布装置36により蒸発器6の伝熱管上に散
布される。
【0005】冷房に供するための冷水は、管路37から
蒸発器6に入り、滴下する冷媒の蒸発潜熱により冷却さ
れ、管路38から流出する。冷却水は管路39、40、
41を経て流出し、途中の吸収器7では吸収熱を、凝縮
器3では凝縮熱を奪い系外に持ち出す。また、冷暖切替
弁60を開き、さらに管路39に供給する冷却水を止め
ることにより、管路38から温水を得ることができる。
【0006】例えば、臭化リチウム(LiBr)水溶液
を使用する吸収冷凍機や吸収冷温水機において、中間濃
度の吸収液を加熱して水分を蒸発させて濃縮する場合、
燃焼室の周囲に吸収液を導入し上昇させながら、燃焼排
ガスにより加熱・濃縮していた。従来の低温再生器は、
中間濃度溶液が高温再生器で濃縮されるときに発生する
冷媒蒸気を濃縮するために、吸収器を出た希釈溶液で熱
交換を行ない潜熱の回収を行なっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6に示すような従来
の吸収冷温水機では、吸収器7から流出する希釈溶液
(希液)を、高温再生器8からの冷媒水蒸気と熱交換
し、主として冷媒水蒸気の潜熱で希液を濃縮し熱量を回
収していた。一方、高温再生器8の排気筒12から排出
される燃焼排ガスは、温度が高く白煙の原因となってい
た。また、大気温度が上昇するので、環境対策上、好ま
しくなかった。また、中間濃度の吸収液を燃焼排ガスに
より加熱・濃縮する場合は、熱効率があまり良くない上
に、耐火耐熱材の厚みが大となるという問題点があっ
た。さらに、吸収器を出た希釈溶液で熱交換を行ない潜
熱の回収を図る従来の低温再生器では、排熱回収が十分
に行なえなかった。
【0008】以上の点から、大気へ放出する燃焼排ガス
温度を低くするとともに、冷凍サイクルの成績係数を良
くするために、高温再生器で発生した冷媒蒸気と、高温
再生器で使用された燃焼排ガスとの両方で、低温再生器
に流入してくる吸収器からの希釈溶液を濃縮するように
した装置を本発明者は既に開発し特許出願している(特
願平4−359883号)。本発明は上記の諸点に鑑み
なされたもので、従来の低温再生器と並列に、又は単独
に、高温再生器の排ガスを用いて、吸収器から流出する
希釈溶液を濃縮する装置として、高温再生器から排出さ
れる燃焼排ガスを利用して低温再生器の加熱源として用
い、簡単な構造で排熱回収が優れた高温再生器と一体化
した高温再生器排ガス利用の低温再生器を提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の高温再生器と一体化した高温再生器排ガ
ス利用の低温再生器は、図1及び図2に示すように、上
部に冷媒蒸気出口70を有し、下部に中間濃度液又は希
釈溶液を導入する液入口72を有し、上側部に濃液出口
74を有する高温再生器ケーシング76内の竪方向中央
部に燃焼室78を設け、この燃焼室78の周囲に、多数
の液上昇管を竪方向に、かつ、二列の同心円状に配置
し、内列管82と外列管84との間、及び外列管84と
高温再生器ケーシング壁との間に多数のフィン86を略
水平方向に多段に設け、燃焼室78で発生する燃焼ガス
を、内列管82と外列管84との間のガス通路88、及
び外列管84と高温再生器ケーシング壁との間のガス通
路90へ導入するようにし、高温再生器ケーシング76
に隣接して、ガス通路88、90と連通するように低温
再生器ケーシング110を設け、低温再生器ケーシング
110は希釈溶液入口112、中間濃度液出口114、
冷媒蒸気出口116及び排ガス出口118を有してお
り、低温再生器ケーシング110内に多数のフィン12
0を略水平方向に多段に有する希釈溶液加熱管122を
竪方向に設けたことを特徴としている。この場合、高温
再生器ケーシング76の内側を二重構造にして竪型ドラ
ム80を形成することが望ましい。
【0010】上記の発明において、図2〜図5に示すよ
うに、内列管82、外列管84及び希釈溶液加熱管12
2の横断面が、ガスの流動抵抗の少ない略楕円形又は複
数個の曲率を持つ曲面で形成された略卵形からなる略流
線形とするのが好ましい。また、図2〜図5に示すよう
に、内列管82、外列管84及び希釈溶液加熱管122
の内面を、波型表面92に形成するのが好ましい。ま
た、図2に示すように、外列管84が、ガス流れに対し
て一定の迎角を持つように、取付角を少しづつ変化させ
て配列されるようにするのが望ましい。また、図3に示
すように、希釈溶液加熱管122が、ガス流れに対して
一定の迎角を持つように、取付角を少しづつ変化させて
配列されるようにするのが望ましい。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されてい
る構成部材の形状、その相対配置などは、とくに特定的
な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定
する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。 実施例1 図1及び図2は、本発明の高温再生器と一体化した高温
再生器排ガス利用の低温再生器の一実施例を示してい
る。本実施例における高温再生器は、図1に示すよう
に、燃焼室78を高温再生器ケーシング76内の竪方向
中央部に設け、その周囲に多数の液上昇管を竪方向に、
かつ、二列の同心円状に配置し、多数のフィン86を内
列管82と外列管84との間、及び外列管84と高温再
生器ケーシング壁との間に、それぞれ略水平方向に多段
に設けている。70は冷媒蒸気出口、72は中間濃度液
又は希釈溶液を導入する液入口、74は濃液出口であ
る。燃焼室78で発生する燃焼ガスは、内列管82と外
列管84との間のガス通路88、及び外列管84と高温
再生器ケーシング壁との間のガス通路90へ導入され
る。
【0012】なお、高温再生器ケーシング76の内側を
二重構造にして竪型ドラム80を形成する場合には、多
数のフィン86は外列管84と竪型ドラム80との間に
設けられ、ガス通路90は外列管84と竪型ドラム80
との間に設けられることになる。本実施例における低温
再生器は、図1に示すように、低温再生器ケーシング1
10が、高温再生器ケーシング76に隣接してガス通路
88、90と連通するように設けられており、低温再生
器ケーシング110内には、多数のフィン120を略水
平方向に多段に有する希釈溶液加熱管122が竪方向に
設けられている。112は希釈溶液入口、114は中間
濃度液出口、116は冷媒蒸気出口、118は排ガス出
口である。
【0013】つぎに本実施例の作用について説明する。
まず、低温再生器において、希釈溶液は、希釈溶液入口
112から流入して希釈溶液加熱管122で高温再生器
からの排ガスにより加熱され、水蒸気を発生し、高温に
加熱された溶液は中間濃度液出口114から流出する。
一方、高温再生器において、中間濃度液又は希釈溶液
は、液入口72から下側の管寄せ(ヘッダー)73に流
入して内列管82と外列管84とからなる液上昇管で加
熱され、水蒸気を発生し、高温に加熱された濃縮溶液は
上側の管寄せ(ヘッダー)71に集められて、濃液出口
74から流出する。83は気水分離器、75はバーナで
ある。
【0014】図2に示すように、内列管82同士は密接
して接続されているが、一個所に開口部96が設けられ
ており、この開口部96から燃焼ガスが内列管82と外
列管84との間のガス通路88、及び外列管84と竪型
ドラム80との間のガス通路90へ流入し、水平フィン
86及び管82、84を加熱した後、燃焼排ガス出口9
8から低温再生器へ送られる。加熱された濃縮溶液の大
部分は、濃液出口74から流出し、濃縮溶液の一部は竪
型ドラム80内を降下しつつ、水平フィン86及び外列
管84を加熱する。低温再生器に導入された排ガスは、
多数のフィン120及び希釈溶液加熱管122を加熱し
た後、排ガス出口118から放出される。加熱された中
間濃度の溶液は、中間濃度液出口114から流出する。
【0015】実施例2 図2に示す場合では、本発明における高温再生器は、内
列管82及び外列管84を略楕円形又は複数個の曲率を
持つ曲面で形成された略卵形からなる略流線形としてい
るので、燃焼ガスが高速で流動する時に、抵抗が少な
く、風箱100(図1参照)に接続される空気押し込み
ファン(図示略)の電動機出力が少なくてすみ、かつ、
高温再生器をより小型にすることができるという利点が
ある。同様に、本発明における低温再生器は、希釈溶液
加熱管122を略楕円形又は複数個の曲率を持つ曲面で
形成された略卵形からなる略流線形としているので、燃
焼ガスが高速で流動する時に、抵抗が少なく、かつ、低
温再生器をより小型にすることができるという利点があ
る。
【0016】なお、管の一例として横断面略楕円体を示
し、その長軸とガス流れとが略平行になるように配列し
ているが、他の形状、例えば横断面が複数個の曲率を持
つ曲面で形成された略卵形からなる略流線形のものでも
良い。また、図4に示すように、外列管84を間隔をあ
けずに円周上に配列する場合もある。さらに、図5に示
すように、外列管84を間隔をあけて円周上に配列する
場合もある。この場合は、燃焼排ガスが外列管84の内
外を自由に通過でき、熱伝達がより十分に行われるとい
う利点がある。他の構成及び作用は実施例1の場合と同
様である。
【0017】実施例3 また、図2に示すように、内列管82、外列管84及び
希釈溶液加熱管122の内面を、波型表面92に形成し
ている。この場合は、内面の表面積が増えるとともに、
液体の表面張力で液体が薄く均一に引き延ばされるの
で、きわめて効率よく熱伝達を行うことができる。波型
表面92としては、一定曲率半径表面(constan
t curvature surface,CCS)と
するのが好ましい。CCSにすれば、上記の効果が一層
発揮される。他の構成及び作用は実施例1の場合と同様
である。
【0018】実施例4 図2に示すように、本実施例における高温再生器は、外
列管84が、ガス流れに対して適当な一定の迎角を持つ
ように、外列管84の取付角を少しづつ変化させて配列
されたもので、ガスは隣接する外列管84の間を通過し
て流れるように構成されている。他の構成及び作用は実
施例1の場合と同様である。
【0019】実施例5 図3に示すように、本実施例における低温再生器は、希
釈溶液加熱管122が、ガス流れに対して適当な一定の
迎角を持つように、希釈溶液加熱管122の取付角を少
しづつ変化させて配列されたもので、ガスは隣接する希
釈溶液加熱管122の間を通過して流れるように構成さ
れている。他の構成及び作用は実施例1の場合と同様で
ある。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) 従来は利用されていなかった、高温再生器の排
ガスで低温再生器の加熱を別個の独立した部分で行なう
ので、簡単な構造で排熱回収が優れた装置が実現でき
る。また、大気へ放出する燃焼排ガス温度を低くすると
ともに、サイクルの成績係数を良くすることができる。 (2) 高温再生器の外周に竪型の降液ドラムを設ける
ように構成する場合は、熱効率が向上する上に、耐火耐
熱材の厚みを少なくして、高温再生器の小型化を図るこ
とができる。 (3) 内列管及び外列管が略楕円形又は複数個の曲率
を持つ曲面で形成された略卵形からなる略流線形である
場合は、燃焼ガスが高速で流動する時に抵抗が少なくて
すみ、空気押し込みファンの電動機出力が少なくなり、
高温再生器のより小型化を図ることができる。 (4) 希釈溶液加熱管が略楕円形又は複数個の曲率を
持つ曲面で形成された略卵形からなる略流線形である場
合は、燃焼ガスが高速で流動する時に抵抗が少なくてす
み、低温再生器のより小型化を図ることができる。 (5) 内列管及び外列管の内面を波型表面に形成する
場合は、表面積が増えるとともに、液体の表面張力で液
体を管内面に薄く均一に引き延ばすので、熱伝達が大幅
に改善され、さらに、高温再生器のより小型化を図るこ
とができる。 (6) 希釈溶液加熱管の内面を波型表面に形成する場
合は、表面積が増えるとともに、液体の表面張力で液体
を管内面に薄く均一に引き延ばすので、熱伝達が大幅に
改善され、さらに、低温再生器のより小型化を図ること
ができる。 (7) 外列管がガス流れに対して一定の迎角を持つよ
うに配列される場合は、ガスの流れが円滑になり、熱交
換をより一層効率よく行うことができる。 (8) 希釈溶液加熱管がガス流れに対して一定の迎角
を持つように配列される場合は、ガスの流れが円滑にな
り、熱交換をより一層効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の高温再生器と一体化した高温再生器
排ガス利用の低温再生器の一実施例を示す縦断面説明図
である。
【図2】 図1におけるII−II線拡大断面の一例を
示す説明図である。
【図3】 図1における低温再生器のII−II線断面
の他の例を示す説明図である。
【図4】 本発明の高温再生器における管の配列構造の
他の例を示す平断面図である。
【図5】 本発明の高温再生器における管の配列構造の
さらに他の例を示す平断面図である。
【図6】 従来の吸収冷温水機のフローを示す説明図で
ある。
【符号の説明】
70 冷媒蒸気出口 72 液入口 74 濃液出口 76 高温再生器ケーシング 78 燃焼室 80 竪型ドラム 82 内列管 84 外列管 86 フィン 88 ガス通路 90 ガス通路 92 波型表面 110 低温再生器ケーシング 112 希釈溶液入口 114 中間濃度液出口 116 冷媒蒸気出口 118 排ガス出口 120 フィン 122 希釈溶液加熱管

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に冷媒蒸気出口(70)を有し、下
    部に中間濃度液又は希釈溶液を導入する液入口(72)
    を有し、上側部に濃液出口(74)を有する高温再生器
    ケーシング(76)内の竪方向中央部に燃焼室(78)
    を設け、 この燃焼室(78)の周囲に、多数の液上昇管を竪方向
    に、かつ、二列の同心円状に配置し、 内列管(82)と外列管(84)との間、及び外列管
    (84)と高温再生器ケーシング壁との間に多数のフィ
    ン(86)を略水平方向に多段に設け、 燃焼室(78)で発生する燃焼ガスを、内列管(82)
    と外列管(84)との間のガス通路(88)、及び外列
    管(84)と高温再生器ケーシング壁との間のガス通路
    (90)へ導入するようにし、 高温再生器ケーシング(76)に隣接して、ガス通路
    (88)、(90)と連通するように低温再生器ケーシ
    ング(110)を設け、 低温再生器ケーシング(110)は希釈溶液入口(11
    2)、中間濃度液出口(114)、冷媒蒸気出口(11
    6)及び排ガス出口(118)を有しており、 低温再生器ケーシング(110)内に多数のフィン(1
    20)を略水平方向に多段に有する希釈溶液加熱管(1
    22)を竪方向に設けたことを特徴とする高温再生器と
    一体化した高温再生器排ガス利用の低温再生器。
  2. 【請求項2】 高温再生器ケーシング(76)の内側を
    二重構造にして竪型ドラム(80)を形成したことを特
    徴とする高温再生器と一体化した高温再生器排ガス利用
    の低温再生器。
  3. 【請求項3】 内列管(82)、外列管(84)及び希
    釈溶液加熱管(122)の横断面が、ガスの流動抵抗の
    少ない略楕円形又は複数個の曲率を持つ曲面で形成され
    た略卵形からなる略流線形であることを特徴とする請求
    項1又は2記載の高温再生器と一体化した高温再生器排
    ガス利用の低温再生器。
  4. 【請求項4】 内列管(82)、外列管(84)及び希
    釈溶液加熱管(122)の内面を、波型表面(92)に
    形成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の高
    温再生器と一体化した高温再生器排ガス利用の低温再生
    器。
  5. 【請求項5】 外列管(84)が、ガス流れに対して一
    定の迎角を持つように、取付角を少しづつ変化させて配
    列されたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載
    の高温再生器と一体化した高温再生器排ガス利用の低温
    再生器。
  6. 【請求項6】 希釈溶液加熱管(122)が、ガス流れ
    に対して一定の迎角を持つように、取付角を少しづつ変
    化させて配列されたことを特徴とする請求項1、2、
    3、4又は5記載の高温再生器と一体化した高温再生器
    排ガス利用の低温再生器。
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US6564572B1 (en) * 1999-11-22 2003-05-20 Ebara Corporation Absorption refrigerator
KR100464924B1 (ko) * 2002-12-13 2005-01-05 주식회사 신성엔지니어링 핀튜브식 고온재생기를 구비한 흡수식 냉동기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6564572B1 (en) * 1999-11-22 2003-05-20 Ebara Corporation Absorption refrigerator
KR100464924B1 (ko) * 2002-12-13 2005-01-05 주식회사 신성엔지니어링 핀튜브식 고온재생기를 구비한 흡수식 냉동기

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