JPH06257543A - エンジン制御装置 - Google Patents
エンジン制御装置Info
- Publication number
- JPH06257543A JPH06257543A JP4899093A JP4899093A JPH06257543A JP H06257543 A JPH06257543 A JP H06257543A JP 4899093 A JP4899093 A JP 4899093A JP 4899093 A JP4899093 A JP 4899093A JP H06257543 A JPH06257543 A JP H06257543A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- engine control
- control device
- code
- eeprom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ＥＥＰＲＯＭをエンジン制御装置と組み合わ
せ、予めＥＥＰＲＯＭに記憶された符号との照合をとる
ことによって、その結果によりエンジンの始動ができな
い制御とすることで車両の盗難を未然に防ぐこと。 【構成】マイクロコンピュータを内蔵した制御装置、そ
れに接続された入力信号、及び出力信号（出力回路），
電気的に書換が自由なＥＥＰＲＯＭ，符号を入力するた
めの信号発生器。 【効果】ＥＥＰＲＯＭとエンジン制御装置を組み合わせ
ることによって車両の盗難を未然に防ぐことが出来る。
せ、予めＥＥＰＲＯＭに記憶された符号との照合をとる
ことによって、その結果によりエンジンの始動ができな
い制御とすることで車両の盗難を未然に防ぐこと。 【構成】マイクロコンピュータを内蔵した制御装置、そ
れに接続された入力信号、及び出力信号（出力回路），
電気的に書換が自由なＥＥＰＲＯＭ，符号を入力するた
めの信号発生器。 【効果】ＥＥＰＲＯＭとエンジン制御装置を組み合わせ
ることによって車両の盗難を未然に防ぐことが出来る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、点火制御又はインジェ
クション制御の機能を有するエンジン制御装置におい
て、ある符号の照合からの情報が、エンジン始動時にそ
の始動が通常か異常かを判断し、エンジン始動時の制御
において、異常と判断された場合にはエンジンを始動で
きない制御を実現することによって車両の盗難を防止す
ることが出来る。この場合、ある符号はエンジンスター
トキーのＯＮ／ＯＦＦ，バッテリの容量低下，交換時な
どに記憶内容が消去されることなく、更に符号の書換が
可能であり、常に記憶されていなければならず、これを
ＥＥＰＲＯＭを使うことによって実現することが出来
る。これによって符号を記憶するためのバックアップ電
源を常時必要とせず、バッテリの消費電流を最小限に抑
えることにもなる。
クション制御の機能を有するエンジン制御装置におい
て、ある符号の照合からの情報が、エンジン始動時にそ
の始動が通常か異常かを判断し、エンジン始動時の制御
において、異常と判断された場合にはエンジンを始動で
きない制御を実現することによって車両の盗難を防止す
ることが出来る。この場合、ある符号はエンジンスター
トキーのＯＮ／ＯＦＦ，バッテリの容量低下，交換時な
どに記憶内容が消去されることなく、更に符号の書換が
可能であり、常に記憶されていなければならず、これを
ＥＥＰＲＯＭを使うことによって実現することが出来
る。これによって符号を記憶するためのバックアップ電
源を常時必要とせず、バッテリの消費電流を最小限に抑
えることにもなる。
【０００２】
【従来の技術】従来車両の盗難防止装置として、予め設
定記憶した特定の信号と新たに入力された信号との一致
あるいは不一致によって、自動車の走行に関与する部材
の解除あるいは拘束する方法が一般的であるが、予め設
定，記憶した特定の符号はバッテリの容量低下時，交換
時に記憶内容を失う恐れがあり、信頼性の低いものであ
った。
定記憶した特定の信号と新たに入力された信号との一致
あるいは不一致によって、自動車の走行に関与する部材
の解除あるいは拘束する方法が一般的であるが、予め設
定，記憶した特定の符号はバッテリの容量低下時，交換
時に記憶内容を失う恐れがあり、信頼性の低いものであ
った。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】元来のエンジン制御を
否定サイズに制御として使用する場合には、高い確実性
が要求される。すなわち、記憶した符号が確実に読み出
され、確実に記憶されていることが必須条件である。従
来バッテリ電源に頼るバックアップＲＡＭへの記憶方式
ではバッテリの機能低下によるＲＡＭの機能低下，不安
定化、更には記憶の保持不能，バッテリ交換による記憶
の消去を招いていた。本発明は上記課題を解決すること
を目的とし、ＥＥＰＲＯＭを利用し、エンジン制御装置
と組み合わせすることにより信頼性の高い車両盗難防止
機能を提供することにある。
否定サイズに制御として使用する場合には、高い確実性
が要求される。すなわち、記憶した符号が確実に読み出
され、確実に記憶されていることが必須条件である。従
来バッテリ電源に頼るバックアップＲＡＭへの記憶方式
ではバッテリの機能低下によるＲＡＭの機能低下，不安
定化、更には記憶の保持不能，バッテリ交換による記憶
の消去を招いていた。本発明は上記課題を解決すること
を目的とし、ＥＥＰＲＯＭを利用し、エンジン制御装置
と組み合わせすることにより信頼性の高い車両盗難防止
機能を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の採用した手段は、マイクロコンピュータを
内蔵した制御装置において、車両の盗難防止に必要なあ
る符号を記憶するための記憶媒体にＥＥＰＲＯＭを使
い、エンジン制御装置と組み合わせすることである。
に、本発明の採用した手段は、マイクロコンピュータを
内蔵した制御装置において、車両の盗難防止に必要なあ
る符号を記憶するための記憶媒体にＥＥＰＲＯＭを使
い、エンジン制御装置と組み合わせすることである。
【０００５】
【作用】本発明によれば、バッテリの容量低下，機能低
下，交換時の電源切れに影響されることなく、ある符号
を記憶することが可能であり、車両の盗難防止を確実に
実現することが可能である。
下，交換時の電源切れに影響されることなく、ある符号
を記憶することが可能であり、車両の盗難防止を確実に
実現することが可能である。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図１は本
発明による実施である車両盗難防止装置の構成例を示
す。１はエンジン制御装置、２はマイクロコンピュー
タ、３はＥＥＰＲＯＭ、４は符号をＥＥＰＲＯＭへ送る
ための信号発生装置、５は燃料噴射装置、６は点火装
置、７はスタータ用リレー、８はスタータ、９はバッテ
リである。信号発生装書から予め決めた任意の信号（例
えば４桁数字）をエンジン制御装置に内蔵してあるマイ
クロコンピュータを通してＥＥＰＲＯＭに記憶すること
が可能である。ＥＥＰＲＯＭは電気的に書換が自由なＲ
ＯＭであるため、一度記憶した情報はバッテリが低下し
ても保持されている。エンジン始動時において、先に記
憶している符号と新たに入力される符号とが一致した場
合には通常のエンジン制御が開始されるが、符号が一致
しなかった場合には、マイクロコンピュータの指令によ
って燃料噴射を極端に少なくしてエンジンの始動を妨げ
ることが可能である。同様に、点火の制御についても符
号が一致しない場合、点火を止めることによってエンジ
ンの始動を防止することが可能である。以上の燃料噴
射，点火の制御の他にスタータの電源に接続されたリレ
ーを遮断する制御によってもエンジン始動を回避するこ
とによって盗難防止を行うことが可能である。図２に具
体的な制御方法を示す。ＥＥＰＲＯＭへの符号の登録
（符号（Ａ））を予め設定する（２０１）。これは図１
に示すとおり信号発生装置からマイクロコンピュータを
通じてＥＥＰＲＯＭに符号を書き込むことになる。次
に、短時間の駐停車等で自動車の盗難の恐れがない場
合、あるいは運転者が意図的に盗難防止機能を起動しな
い場合には常に通常の制御が行えるように盗難防止機能
をリセットすることができる（２０２）。これについて
は、例えば４桁の暗証番号をリセット信号とすることが
出来る。盗難防止機能がセットされている時には、２０
４にてスタータＯＮ時（始動前あるいは始動時）に、２
０３にて符号を信号発生装置から新たに入力した（符号
（Ｂ））とその符号が先に登録されている符号（Ａ）と
同一であるかどうかを調べる。同一であれば２０７の通
常始動制御が可能となるが、一致しなかった場合は２０
５の非通常制御となる。すなわちこの時、エンジンの始
動を防止する方法として燃料噴射制御においてエンジ
ンが始動不可能となる噴射量を確保する、エンジンが
始動不可能となる通電時間の確保、スタータが回転し
ない制御等が行われ、車両の盗難防止機能となる。２０
６にて盗難防止機能の解除（リセット）が受け付けられ
ない状態であれば符号が一致するまでの間２０３から２
０５までの処理を継続する。尚、当事者が盗難防止機能
の解除の要求を行えば通常の制御２０７に移行する。
発明による実施である車両盗難防止装置の構成例を示
す。１はエンジン制御装置、２はマイクロコンピュー
タ、３はＥＥＰＲＯＭ、４は符号をＥＥＰＲＯＭへ送る
ための信号発生装置、５は燃料噴射装置、６は点火装
置、７はスタータ用リレー、８はスタータ、９はバッテ
リである。信号発生装書から予め決めた任意の信号（例
えば４桁数字）をエンジン制御装置に内蔵してあるマイ
クロコンピュータを通してＥＥＰＲＯＭに記憶すること
が可能である。ＥＥＰＲＯＭは電気的に書換が自由なＲ
ＯＭであるため、一度記憶した情報はバッテリが低下し
ても保持されている。エンジン始動時において、先に記
憶している符号と新たに入力される符号とが一致した場
合には通常のエンジン制御が開始されるが、符号が一致
しなかった場合には、マイクロコンピュータの指令によ
って燃料噴射を極端に少なくしてエンジンの始動を妨げ
ることが可能である。同様に、点火の制御についても符
号が一致しない場合、点火を止めることによってエンジ
ンの始動を防止することが可能である。以上の燃料噴
射，点火の制御の他にスタータの電源に接続されたリレ
ーを遮断する制御によってもエンジン始動を回避するこ
とによって盗難防止を行うことが可能である。図２に具
体的な制御方法を示す。ＥＥＰＲＯＭへの符号の登録
（符号（Ａ））を予め設定する（２０１）。これは図１
に示すとおり信号発生装置からマイクロコンピュータを
通じてＥＥＰＲＯＭに符号を書き込むことになる。次
に、短時間の駐停車等で自動車の盗難の恐れがない場
合、あるいは運転者が意図的に盗難防止機能を起動しな
い場合には常に通常の制御が行えるように盗難防止機能
をリセットすることができる（２０２）。これについて
は、例えば４桁の暗証番号をリセット信号とすることが
出来る。盗難防止機能がセットされている時には、２０
４にてスタータＯＮ時（始動前あるいは始動時）に、２
０３にて符号を信号発生装置から新たに入力した（符号
（Ｂ））とその符号が先に登録されている符号（Ａ）と
同一であるかどうかを調べる。同一であれば２０７の通
常始動制御が可能となるが、一致しなかった場合は２０
５の非通常制御となる。すなわちこの時、エンジンの始
動を防止する方法として燃料噴射制御においてエンジ
ンが始動不可能となる噴射量を確保する、エンジンが
始動不可能となる通電時間の確保、スタータが回転し
ない制御等が行われ、車両の盗難防止機能となる。２０
６にて盗難防止機能の解除（リセット）が受け付けられ
ない状態であれば符号が一致するまでの間２０３から２
０５までの処理を継続する。尚、当事者が盗難防止機能
の解除の要求を行えば通常の制御２０７に移行する。
【０００７】
【発明の効果】以上の実施例で述べたように本発明によ
れば、ある種の符号をＥＥＰＲＯＭに記憶させることに
よってバッテリの低下時，交換時においても記憶した符
号を忘れることがなく、その符号との照合をもとにエン
ジン制御を操作することによって信頼性の高い車両盗難
防止装置付きエンジン制御装置を実現することが可能で
ある。
れば、ある種の符号をＥＥＰＲＯＭに記憶させることに
よってバッテリの低下時，交換時においても記憶した符
号を忘れることがなく、その符号との照合をもとにエン
ジン制御を操作することによって信頼性の高い車両盗難
防止装置付きエンジン制御装置を実現することが可能で
ある。
【図１】本発明の車両盗難防止装置付きエンジン制御装
置の適用例の構成図である。
置の適用例の構成図である。
【図２】具体的な実施の制御例を示す図である。
１…直両盗難防止装置付きエンジン制御装置、２…マイ
クロコンピュータ、３…ＥＥＰＲＯＭ、４…信号発生
器、５…燃料噴射装置、６…点火装置、７…スタータリ
レー、８…スタータ、９…バッテリ。
クロコンピュータ、３…ＥＥＰＲＯＭ、４…信号発生
器、５…燃料噴射装置、６…点火装置、７…スタータリ
レー、８…スタータ、９…バッテリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ０２Ｐ 5/15 Ｚ 11/04 ３０１ Ｃ
Claims (4)
- 【請求項１】エンジンにおける点火制御又は燃料噴射
（インジェクション）制御の機能を有し、マイクロコン
ピュータ及びいくつかの情報を記憶することが出来る記
憶装置を内蔵したエンジン制御装置において、記憶装置
には、マイクロコンピュータに内蔵もしくはマイクロコ
ンピュータと電気的に接続されたELECTRICAL ERASABLEA
ND PROGRAMABLE ROM（以下ＥＥＰＲＯＭと称す)を有
し、エンジン始動の際に電源投入時に、予めＥＥＰＲＯ
Ｍに記憶している符号と新たな符号とを照合し、その結
果が不一致である時には通常のエンジン制御とは異なる
制御を実施することを特徴とするエンジン制御装置。 - 【請求項２】請求項１において、エンジン始動時のＥＥ
ＰＲＯＭに記憶している符号照合においてその結果が不
一致であった場合にインジェクション制御において燃料
を始動不可能な程度に噴射すること、あるいは停止する
ことを特徴とするエンジン制御装置。 - 【請求項３】請求項１において、エンジン始動時のＥＥ
ＰＲＯＭに記憶している符号照合においてその結果が不
一致であった場合に点火制御装置において始動不可能な
程度に通電させる、もしくは点火させないことを特徴と
するエンジン制御装置。 - 【請求項４】請求項１において、エンジン制御装置には
スタータ始動用のリレー制御が備わっており、エンジン
始動時の符号照合においてその結果が不一致であった場
合にスタータ始動制御においてスタータを動作させない
ことを特徴とするエンジン制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4899093A JPH06257543A (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | エンジン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4899093A JPH06257543A (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | エンジン制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06257543A true JPH06257543A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=12818671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4899093A Pending JPH06257543A (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | エンジン制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06257543A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0752529A2 (en) * | 1995-07-05 | 1997-01-08 | Ford Motor Company | Enabling device for a motor vehicle |
-
1993
- 1993-03-10 JP JP4899093A patent/JPH06257543A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0752529A2 (en) * | 1995-07-05 | 1997-01-08 | Ford Motor Company | Enabling device for a motor vehicle |
| EP0752529A3 (en) * | 1995-07-05 | 1997-08-20 | Ford Motor Co | Validation device for a motor vehicle |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5684339A (en) | Method and apparatus for enhanced vehicle protection | |
| EP0967130A2 (en) | Vehicular anti-theft system | |
| EP0682608B1 (en) | Vehicle security system | |
| US5539260A (en) | Method and apparatus for an automotive security system which permits engine running prior to code comparison | |
| JP3460256B2 (ja) | バッテリ断線検出装置 | |
| US8078352B2 (en) | Electronic control unit for vehicle | |
| US20050173987A1 (en) | Antitheft method and device for vehicle | |
| JP2000025574A (ja) | エンジン制御装置及び車両盗難防止装置 | |
| JPH06257543A (ja) | エンジン制御装置 | |
| JPH08216839A (ja) | 車両盗難防止機能付きエンジン制御装置 | |
| US6777826B2 (en) | Anti-theft system for vehicle | |
| JP2008176487A (ja) | データ記憶装置、及びデータ記憶装置を備えた盗難防止装置 | |
| US6107695A (en) | Drive-away blocking device | |
| JP2772721B2 (ja) | 車両の盗難防止・警報装置 | |
| JPH07287604A (ja) | エンジン制御装置 | |
| US5928296A (en) | Method of controlling engine starting of vehicle having powertrain control module | |
| JPH08202963A (ja) | 車両盗難防止対応エンジン制御装置 | |
| US20020130554A1 (en) | Method and apparatus for vehicle security system | |
| JPH09175330A (ja) | イモビライザシステム | |
| JPH11268614A (ja) | 車両盗難防止装置 | |
| JP4407027B2 (ja) | 車両の盗難防止装置 | |
| JP3831429B2 (ja) | 車両制御装置 | |
| JP4407026B2 (ja) | 車両の盗難防止装置 | |
| JPH0995211A (ja) | 車両用盗難防止装置 | |
| WO1997049584A1 (fr) | Dispositif servant a commander le demarrage d'un moteur |