JPH0625740U - 電子体温計 - Google Patents

電子体温計

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Publication number
JPH0625740U
JPH0625740U JP6577192U JP6577192U JPH0625740U JP H0625740 U JPH0625740 U JP H0625740U JP 6577192 U JP6577192 U JP 6577192U JP 6577192 U JP6577192 U JP 6577192U JP H0625740 U JPH0625740 U JP H0625740U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
display
time
unit
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP6577192U
Other languages
English (en)
Inventor
豊晴 藤川
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
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Publication of JPH0625740U publication Critical patent/JPH0625740U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、電子体温計の表示チェックをする
際にの表示時間を使用者が選択出来る様に改良したもの
である。 【構成】 電子体温計の電源スイッチ101を操作して
いる間は操作時間検出部114で時間経過を停止させ、
かつこの間は表示素子118の全セグメントを点灯状態
に保持しておき、電源スイッチ101の操作を停止する
と操作時間検出部で一定時間の経過を検出し、この間は
前回測定した体温値を表示する。 【効果】 表示チェックに必要な時間を使用者が自由に
選択する事が出来る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電子体温計に関し、特に電源切り換えスイッチに連動して表示素子の チェックをして使用者に報知するのに好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子体温計は特公昭59−30030号公報に示す様に、時定数回路を 構成する抵抗を基準抵抗と感温抵抗とに切替え可能にした発振器と、前記発振器 の二種類の抵抗を切替えて、夫々の発振周波数を比較する比較手段と、前記比較 手段の出力に基づいて温度を表示する表示手段とを備えた電子体温計で、前記表 示手段の表示テストを行なう表示テスト回路と、前記表示部に基準温度を表示さ せる機能テストを行なう機能テスト回路と、測定開始を指示するスイッチを含み 、このスイッチ操作時に前記表示テスト回路と前記機能テスト回路とを起動し、 一定時間後に測定開始状態に移行させるスイッチ回路とを有し、前記スイッチ操 作が行なわれた時、前記表示テストおよび前記機能テストを行ない、一定時間後 に測定を開始する様にしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の電子体温計においては以下に示す欠点があった。即ち電子体温計の如き 製品の表示素子は特定の形状内で構成するために、その大きさに制限がありしか も近年の電子体温計は従来に比較してより高精度化が要求されかつ使用者にとっ て有益な各種の機能を保有した結果、益々多種類で複雑な表示モードを保有する 事になり、こうした製品を使用して体温を測定しようとする場合表示素子が正常 であるかを確認する事が第一に要求され、この様な電子体温計の表示素子が正し く動作するかを確認するために電源切り換えスイッチを操作してから確認が終了 するまでに想像以上に時間を要する。
【0004】 にもかかわらず、特公昭59/30030号公報の例では電源スイッチの操作 に連動して約1秒程度表示テスト結果を表示し、引続いて機能テスト結果を1秒 程度表示しその後測定を開始する様に予め時間を設定しているが、この様にした 場合体温計を使用する人にとっては、前記で述べた如き各種の機能を保有した製 品における各種の動作を1秒程度の限られた時間内で各テストの結果が正しい事 を確認しなければならず、使用者の意向とは無関係に短時間で各テスト結果表示 を処理してしまう問題点を含んでいた。
【0005】 前記の問題を解決する例としてセグメントテスト結果を比較的長い時間継続し て表示し、その後機能テスト結果を表示した後に測定を開始する様に改める方法 が考えられるが、この場合には体温計を使用する者にとっては表示テスト結果の 確かさを確認する時間を十分確保されているから、前記問題点の解消がなされた と考えられる。しかしながら、同一の表示状態が長時間継続する事により、今度 は体温計を使用する人にとって必要以上の間同一表示状態が継続した結果として 故障しているとの誤解を与える欠点となり、新たな問題点が提示されてしまう。 すなわち、いずれの場合も体温計を使用する人の意向とは無関係にテスト結果 を表示する時間を設定しているために実際のところ、表示素子の全体動作の正し さを確認する事は著しく困難となってしまっている。
【0006】
【問題を解決するための手段】
本考案の電子体温計は、感温部と、該感温部からの検出信号により体温値を演 算する演算部と、演算された体温値を表示するための表示部とを備え、かつ電源 を供給起動するスイッチの操作に伴って、前記表示部のセグメントテスト表示と 機能テスト表示とをシーケンシャルに行なう体温計において、前記スイッチの操 作状態を検出する操作検出手段と、前記スイッチの操作終了を検出する終了検出 手段とを設け、前記操作検出手段により前記スイッチの操作中は前記セグメント テスト表示を行ない、前記終了検出手段により前記スイッチの操作解除に連動し て一定期間内部記憶値表示を行なうことを特徴とする電子体温計を提供するもの である。
【0007】
【作用】
体温測定のための電源スイッチ操作に際し、電源制御回路部の出力信号で動作 する基準信号発生回路部からの出力信号を計数する計数回路部の一部を停止し、 体温計のセグメント表示テスト結果の確認を完了するまでの時間をスイッチ操作 に連動する事によりセグメント表示テスト時間を選択可能とし、かつ前記スイッ チ操作の解除に連動して計数を開始する事により一定時間経過を検出し、前記時 間経過内は、内部記憶回路内の表示を行なった後に、体温測定を可能とするもの である。
【0008】
【実施例】
次に図面に基づき本考案の詳細な説明を行なう。図1は本考案の一実施例を示 すブロック図であり、図2は本考案における電源ON時の動作フローチャート図 及び表示状態図である。
【0009】 図1において、101は電源切り換え操作スイッチ(以下単にスイッチと略す )であり、スイッチ101を押すとVCC電位(以下、単にHと略す)と導通状 態となり離すと非導通状態となるスイッチである。102は固定抵抗素子であり 、本素子の一端は前記スイッチ101に接続され他端はGND電位(以下、単に Lと略す)に接続されていて前記スイッチ101が非操作状態の時ゲート103 の入力状態を設定するためのプルダウン素子である。103はゲートであり、前 記スイッチ101操作時にはL電位にスイッチ非操作時はH電位とする信号反転 用ゲートであり前記ゲート103の出力信号11はフリップフロップ(以下単に F/Fと略す)104、108、109へ転送されており、該F/F108とF /F109により前記スイッチ101が操作されている状態を検出するスイッチ 操作検出部200を構成している。
【0010】 F/F104はスイッチ101を押す毎に前記信号11によりリセットし、リ セットを解除してから或る時間経過後にセットされるものであり、当該F/F1 04は結局スイッチ101の機械的接点等のチャタリングによる誤動作を防止す るもので、かつ当該F/F104の出力はスイッチ操作毎に1回のパルスを発生 するものである。F/F106は電源切り換え毎に信号反転する電源状態検出部 であり該F/F106の出力がLの時は電源ONで本システムが動作し、Hの時 は電源OFFで本システムの動作が停止する。107はゲートであり、前記F/ F106の出力とF/F104の出力を入力とするNANDゲートであって、ス イッチ101を押している時、または電源ONの時に出力はHとなり該ゲート1 07の出力信号14は基準発振部110,温度発振部112へ供給される。
【0011】 前記基準発振部110は本システムの基準信号発生部で、例えば8kHzの周 波数で発振動作するCR発振器で構成され抵抗で周波数を調整する事により体温 計の精度調整を可能とするものである。111は分周部であり前記基準発振部1 10の出力信号を計数し適当な周波数に分割するものである。前記温度発振部1 12は本システムの温度検出部として温度検出素子であるサーミスタ120と内 蔵コンデンサにより周波数が決定され、温度に対するサーミスタ120のアナロ グ的な抵抗変化を周波数変化に変換するものである。
【0012】 113は制御部であり、前記温度発振部112の出力信号を温度に対応したパ ルスに変換するためのもので例えば体温測定を1秒毎に実行する場合のサンプリ ング内の動作時間、出力されたサーミスタ抵抗変化に対応した温度パルスの補正 等を行なうものである。114は時間経過検出部であり、前記F/F109の出 力信号13によりリセットされているが、該状態が解除された後に分周部111 の出力信号16により所定の時間経過を計数して信号18、19を出力するもの である。
【0013】 115は温度カウンタ部であり、前記制御部113の温度変化に換算されたパ ルス出力信号を計数するもので、表示範囲における温度に対応したパルス数デー タを出力する。116はラッチ部であり、前記温度カウンタ部115の出力を逐 次記憶するもので、ここでは記載していないが測定における最大値、即ち前記ス イッチ101を操作して体温測定を開始してから測定を終了するまでの測定デー タの最も大きい値を順次更新し、かつ記憶するものである。
【0014】 117は駆動部であり、前記ラッチ部116のデータを表示素子を駆動するた めの信号に変換するもので、かつ電源のON/OFF制御時、あるいは電池電圧 低下時等が検出された場合に前記の各状況に対応した信号に変換するためのもの である。118は表示素子であり、前記駆動部117の出力信号を目視で読み取 る事を可能とするもので液晶素子等で構成されていて電気信号を光学的変換する ものである。
【0015】 次に本システムの動作を説明する。最初に本システムは動作停止状態とする。 前記スイッチ101を押すとゲート103の入力はH電位になり該ゲート103 の出力信号11はL電位となる。 該信号11により、前記スイッチ101の操 作時間を検出するスイッチ操作検出部200を構成しているF/F108及びF /F109はリセットされ前記F/F109の出力信号13はLになる事によっ てスイッチ101の操作状態が検出される。ここで該信号13がLからHに反転 するタイミングは前記スイッチ101の操作を停止し、かつ分周部111の出力 信号12が転送された時であり、スイッチ101の操作を継続している場合はL を保持している事になり同時に前記信号11はF/F104のリセット入力端子 に転送されて前記F/F104の出力をLにし、ゲート107の出力信号14は Hとなる。
【0016】 スイッチ101の操作を停止するとF/F104はリセット状態が解除され、 分周部111からの信号15でセット状態となり該F/F104の出力はスイッ チ101の操作前のH電位にもどり、結局F/F104はスイッチ101の機械 的接点構造に起因するチャタリング動作によらずスイッチ101の操作毎に一パ ルス発生動作するものである。F/F104の出力信号がゲート105を介して F/F106に転送されるとF/F106は反転し出力はLとなる。ここで該信 号21はゲート107へ転送されている事によりスイッチ101の操作を停止し て前記F/F104が反転してもゲート107の出力はH状態を保持しているか ら電源はスイッチ101の操作時の状態を持続する事になる。
【0017】 ゲート107の出力信号14がHになると、該信号14は基準発振部110と 温度発振部112に転送されそれぞれの発振器は動作を開始するが、基準発振部 110は抵抗119と内蔵コンデンサで決まる発振周波数信号を出力し、該信号 を入力とする分周部111の出力信号17で温度発振部112の動作時間を制御 している。温度発振部112はサーミスタ120と内蔵コンデンサで決まる発振 周波数信号を出力し、前記基準発振部110で設定される時間内のパルス数はサ ーミスタ120の抵抗値により決まり、結局温度に依存したものとなる。また制 御部113は前記温度発振部112の発振出力信号を体温測定周期毎の温度変化 に比例したパルスに変換するものであり、該制御部113の出力信号は例えば1 ℃当たり100パルス等となる。
【0018】 温度カウンタ部115は前記制御部113から転送されるパルスを計数するも のであり、例えば1秒間隔で体温測定する場合では繰り返し測定毎にリセット/ プリセットされ、検出温度が32℃では出力値3200、42℃では出力値42 00となるものである。
【0019】 ラッチ部116は前記温度カウンタ部115の出力を記憶する。周知の様に体 温計は通常測定中の最大値を検出した時に該ラッチ部116のデータを更新し記 憶するものであり、かつ体温計では電源OFF時でも前記基準発振部110、温 度発振部112の動作を停止するのみで他の回路への電源は供給されているため 該ラッチ部116には測定結果が記憶されていて、次に体温を測定するまで結果 は保持されおり、前記F/F109の出力信号13でリセットされている時間経 過検出部114からの出力信号18がLの場合データの更新が禁止されているた めから結局電源スイッチ101操作を続けている限りデータ更新は無く前回の測 定結果を保持し続け、スイッチ操作を止めてから一定時間後に発生する操作時間 検出部114からの信号18によりラッチ部116に新しいデータが記憶される 。
【0020】 駆動部117は前記ラッチ部116出力情報を使用者が読み取り可能な如く液 晶素子を駆動するためものでるが、周知の様に体温計には測定結果を表示する以 前に電池が使用出来るか?、システムは正常に動作しているか?、測定がどのく らい安定に出来ているか?、等の情報を使用者に知らせる事が必要であり、その ために表示素子は多数のセグメントで構成されている。それらの各セグメントの すべてが正常であるかを確認する為に前記操作時間検出部114からの出力信号 19は前記ラッチ部116のデータ情報とは別に表示素子自身を確認するもので ある。信号19はスイッチ操作を停止すると直ちに出力されるため前記表示素子 の確認は使用者自身で決定する事が可能とするものである。 表示素子118は例えば液晶表示で構成されて前記駆動部117の出力信号に より制御されて体温計に必要な全ての情報を使用者自身が決めた時間だけ表示す るものである。
【0021】 図2(a)は本考案における電子体温計の電源ON時の動作フローチャート、 図2(b)は本体温計使用における表示状態を示すものである。 スイッチ101の操作を継続している限り表示素子118上の全てのセグメン トを点灯しスイッチ101の操作を停止すると、それ以降の時間経過を監視しこ の間前回測定した結果を表示し、時間経過と共に新しい体温測定を開始するもの である。
【0022】 以上の動作における表示状態は図2(b)に示す様に、スイッチ101の操作 時に全点灯表示201、スイッチ101の操作終了から一定時間前回値表示20 2しその後新しい測定を行ない表示範囲より低温である表示203を経て体温測 定表示204となる。
【0023】
【考案の効果】
以上の説明の様に本考案によれば体温測定前に予め使用者が表示素子の動作を 確認する場合において、使用者自身が確認に必要な時間を選択する事が単にスイ ッチ操作のみにより特別の部材等を用意する事無しに自由に情報の時間制御を可 能とするものであり考案の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すシステムブロック図で
ある。
【図2】本考案の実施例に基づく体温計の電源ON動作
を示すフローチャート図及び表示状態図である。
【符号の説明】
101 電源切り換え操作スイッチ 110 基準発振部 112 温度発振部 114 時間経過検出部 118 表示素子 200 スイッチ操作検出部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感温部と、該感温部からの検出信号によ
    り体温値を演算する演算部と、演算された体温値を表示
    するための表示部とを備え、かつ電源を供給起動するス
    イッチの操作に伴って、前記表示部のセグメントテスト
    表示と機能テスト表示とをシーケンシャルに行なう体温
    計において、前記スイッチの操作状態を検出する操作検
    出手段と、前記スイッチの操作終了を検出する終了検出
    手段とを設け、前記操作検出手段により前記スイッチの
    操作中は前記セグメントテスト表示を行ない、前記終了
    検出手段により前記スイッチの操作解除に連動して一定
    期間内部記憶値表示を行なうことを特徴とする電子体温
    計。
JP6577192U 1992-08-28 1992-08-28 電子体温計 Pending JPH0625740U (ja)

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