JPH06257306A - センターリング装置 - Google Patents
センターリング装置Info
- Publication number
- JPH06257306A JPH06257306A JP8104993A JP8104993A JPH06257306A JP H06257306 A JPH06257306 A JP H06257306A JP 8104993 A JP8104993 A JP 8104993A JP 8104993 A JP8104993 A JP 8104993A JP H06257306 A JPH06257306 A JP H06257306A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- lever
- crankshaft
- single link
- clamping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 主として自動車の駐車場に使うメリーゴーラ
ンド方式の、ターンテーブル付きリフターの台車を、自
動車の乗るケージと位置合せする装置を、クランク運動
を利用した簡単な構造とし、シヨックが少なく、クラン
プ力を大きくし、コスト低減が出来る構造とし、メンテ
ナンスフリーとした。 【構成】 ピン１０を挟む長レバー１と、短レバー２を
組み合わせた，Ｙ形レバーを２個の複リンク３で連結
し、他端を単リンク４にまとめて結合し、単リンク４の
一端をクランク軸６のピン部のクランクピン７に嵌合し
て、クランク軸６の回転により、Ｙ形レバーの挟む速度
を次第にゆっくり、そして次第に強く閉じてピン１０を
挟んだり、Ｙ形レバーを開いてピン１０を開放したりす
る、センターリング装置である。
ンド方式の、ターンテーブル付きリフターの台車を、自
動車の乗るケージと位置合せする装置を、クランク運動
を利用した簡単な構造とし、シヨックが少なく、クラン
プ力を大きくし、コスト低減が出来る構造とし、メンテ
ナンスフリーとした。 【構成】 ピン１０を挟む長レバー１と、短レバー２を
組み合わせた，Ｙ形レバーを２個の複リンク３で連結
し、他端を単リンク４にまとめて結合し、単リンク４の
一端をクランク軸６のピン部のクランクピン７に嵌合し
て、クランク軸６の回転により、Ｙ形レバーの挟む速度
を次第にゆっくり、そして次第に強く閉じてピン１０を
挟んだり、Ｙ形レバーを開いてピン１０を開放したりす
る、センターリング装置である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車や種々の物体を
搬送するときに、物体を持ち上げたり、回転させたりす
るターンテーブル付きリフターを、相手装置に位置決め
するために付属するセンターリング装置である。
搬送するときに、物体を持ち上げたり、回転させたりす
るターンテーブル付きリフターを、相手装置に位置決め
するために付属するセンターリング装置である。
【０００２】
【従来の技術】従来の方式は、相手装置に位置決めする
ためターンテーブル付きリフターを台車に乗せ、スクリ
ウや油圧シリンダー等で相手装置の位置を、リミットス
イツチや光センサー等で検出し、検出した位置で台車を
停止する装置であった。
ためターンテーブル付きリフターを台車に乗せ、スクリ
ウや油圧シリンダー等で相手装置の位置を、リミットス
イツチや光センサー等で検出し、検出した位置で台車を
停止する装置であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の方式
は、リミットスイツチや光センサー等で位置検出してい
るため、精度や故障の信頼性、価格等の問題があった。
は、リミットスイツチや光センサー等で位置検出してい
るため、精度や故障の信頼性、価格等の問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】メリーゴーランド式の場
合、自動車を収納したり搬出したりする場合、装置と自
動車全体を動かすので質量が大きく、停止するとき位置
が決まりにくく、ターンテーブル付きリフターとの位置
ずれが生ずる。そこで本発明のようにＹ形挟み方式をク
ランク軸とリンクを連結した機構を採用することによ
り、リミットスイツチや光センサー等で位置検出する方
法を止め、メリーゴーランドのケージ（自動車を乗せる
枠組）から出ているピンを本発明のＹ形挟みで挟みなが
ら位置を自動的に求める。従ってこの方法では精度が良
く、故障が殆どなく信頼性の向上が計れ、コストを低減
することができる。
合、自動車を収納したり搬出したりする場合、装置と自
動車全体を動かすので質量が大きく、停止するとき位置
が決まりにくく、ターンテーブル付きリフターとの位置
ずれが生ずる。そこで本発明のようにＹ形挟み方式をク
ランク軸とリンクを連結した機構を採用することによ
り、リミットスイツチや光センサー等で位置検出する方
法を止め、メリーゴーランドのケージ（自動車を乗せる
枠組）から出ているピンを本発明のＹ形挟みで挟みなが
ら位置を自動的に求める。従ってこの方法では精度が良
く、故障が殆どなく信頼性の向上が計れ、コストを低減
することができる。
【０００５】
【実施例】図１に基づいて説明すると、１は長レバー、
２は短レバー、３は複リンク、４は単リンク、５はスイ
ングアーム、６クランク軸には７クランクピンが付いて
いる。８支点は１長レバー、２短レバーの支点である。
９はモーター付減速機で、１０はピン、１１はケージで
ある。
２は短レバー、３は複リンク、４は単リンク、５はスイ
ングアーム、６クランク軸には７クランクピンが付いて
いる。８支点は１長レバー、２短レバーの支点である。
９はモーター付減速機で、１０はピン、１１はケージで
ある。
【０００６】次に動作を説明すると、１１ケージが自動
車の収納または、搬出のために停止する、しかし質量が
大きいため定位置とは少しずれて止まる、そこで９モー
ター付減速機が指令により回転すると、６クランク軸が
回り７クランクピンが４単リンクを押す。そして５スイ
ングアームに案内されながら３複リンクを押すことで３
複リンクは夫々１長レバー、２短レバーを８支点を支点
に動いて１０ピンを挟む。クランク運動を利用している
ので速さが次第にゆっくりしてショックなく止まり、１
０ピンを挟む力は、最後に挟むときに最大の力を出して
クランプするので、外力が加わっても動くことはない。
１０ピンを開放する場合は９モーター付減速機を、１０
ピンを挟むときとは反対方向に回転させて原点で停止す
れば１長レバー、２短レバーは口を大きく開いて、１０
ピンが容易に通れるようになる。
車の収納または、搬出のために停止する、しかし質量が
大きいため定位置とは少しずれて止まる、そこで９モー
ター付減速機が指令により回転すると、６クランク軸が
回り７クランクピンが４単リンクを押す。そして５スイ
ングアームに案内されながら３複リンクを押すことで３
複リンクは夫々１長レバー、２短レバーを８支点を支点
に動いて１０ピンを挟む。クランク運動を利用している
ので速さが次第にゆっくりしてショックなく止まり、１
０ピンを挟む力は、最後に挟むときに最大の力を出して
クランプするので、外力が加わっても動くことはない。
１０ピンを開放する場合は９モーター付減速機を、１０
ピンを挟むときとは反対方向に回転させて原点で停止す
れば１長レバー、２短レバーは口を大きく開いて、１０
ピンが容易に通れるようになる。
【０００７】１１ケージには１０ピンを２個付けて、本
発明のセンターリング装置を２箇所に設けることで更に
位置精度を上げることができる。
発明のセンターリング装置を２箇所に設けることで更に
位置精度を上げることができる。
【０００８】本発明はターンテーブル付きリフターを台
車に載せて、その台車に本発明のセンターリング装置を
装着するが、ターンテーブル付きリフターに直接車輪を
付けた方式には、リフターのフレームに本装置を取り付
けることもある。
車に載せて、その台車に本発明のセンターリング装置を
装着するが、ターンテーブル付きリフターに直接車輪を
付けた方式には、リフターのフレームに本装置を取り付
けることもある。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように本発明は（１）装置
が簡単なので、コストを安く出来る。（２） クランク
運動を利用して１０ピンを挟むのに、しだいに遅く動く
ようになるのでシヨックが少ない。（３）クランクピン
が死点の位置でクランプするので力強く１０ピンを保持
できる。（４）注油する必要がなく、夫々のピン部には
無給油軸受を使用してメンテナンスフリーになる。
（５）装置が簡単なので故障しにくい。等の特長を有す
る。
が簡単なので、コストを安く出来る。（２） クランク
運動を利用して１０ピンを挟むのに、しだいに遅く動く
ようになるのでシヨックが少ない。（３）クランクピン
が死点の位置でクランプするので力強く１０ピンを保持
できる。（４）注油する必要がなく、夫々のピン部には
無給油軸受を使用してメンテナンスフリーになる。
（５）装置が簡単なので故障しにくい。等の特長を有す
る。
【図１】本発明のクランプ状態を示す平面図である。
【図２】本発明のアンクランプ状態を示す平面図であ
る。
る。
【図３】本発明の正面図である。
１ 長レバー ２ 短レバー ３ 複リンク ４ 単リンク ５ スイングアーム ６ クランク軸 ７ クランクピン ８ 支点 ９ モーター付減速機 １０ ピン １１ ケージ
Claims (1)
- 【請求項１】 ピンを挟む長レバーと、短レバーを組み
合わせたＹ形レバーを２個の複リンクで連結し、他端を
単リンクにまとめて結合し、単リンクの一端をクランク
軸のクランクピンに嵌合して、クランク軸の回転により
Ｙ形レバーを次第にゆっくり、そして次第に強く閉じて
ピンを挟んだり、Ｙ形レバーを開いてピンを開放したり
する、センターリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8104993A JPH06257306A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | センターリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8104993A JPH06257306A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | センターリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06257306A true JPH06257306A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=13735564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8104993A Pending JPH06257306A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | センターリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06257306A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107720366A (zh) * | 2017-10-26 | 2018-02-23 | 佛山市南海区德昌誉机械制造有限公司 | 一种新式无胶封卷尾装置 |
-
1993
- 1993-03-02 JP JP8104993A patent/JPH06257306A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107720366A (zh) * | 2017-10-26 | 2018-02-23 | 佛山市南海区德昌誉机械制造有限公司 | 一种新式无胶封卷尾装置 |
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