JPH06257252A - 天井構造 - Google Patents
天井構造Info
- Publication number
- JPH06257252A JPH06257252A JP5042653A JP4265393A JPH06257252A JP H06257252 A JPH06257252 A JP H06257252A JP 5042653 A JP5042653 A JP 5042653A JP 4265393 A JP4265393 A JP 4265393A JP H06257252 A JPH06257252 A JP H06257252A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling
- field
- panel
- ceiling panels
- panels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単な施工で住宅設備を設けることができ、か
つ製作時に手間がかからず施工性の向上を図る。 【構成】相互に水平片1aが対向するように架構体3に
吊持された断面L形の複数の野縁受1と、面材10の両
側縁からはみ出るように野縁11を配設しこの野縁11
の両端部が水平片1aに支持されかつ住宅設備(照明器
具20)を内蔵した天井パネル9とを備えたものであ
る。
つ製作時に手間がかからず施工性の向上を図る。 【構成】相互に水平片1aが対向するように架構体3に
吊持された断面L形の複数の野縁受1と、面材10の両
側縁からはみ出るように野縁11を配設しこの野縁11
の両端部が水平片1aに支持されかつ住宅設備(照明器
具20)を内蔵した天井パネル9とを備えたものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、天井構造に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の天井構造は、例えば、図6に示す
ように、格子状の天井下地パネル101を建物の架構体
に取付け、この天井下地パネル101の下面に天井板1
02を貼着していた。また、照明器具、空調設備および
天井収納等の住宅設備を天井に設ける場合、天井板10
2に開口を設けるとともに天井下地パネル101に補強
を行なう等の工事をしていた。
ように、格子状の天井下地パネル101を建物の架構体
に取付け、この天井下地パネル101の下面に天井板1
02を貼着していた。また、照明器具、空調設備および
天井収納等の住宅設備を天井に設ける場合、天井板10
2に開口を設けるとともに天井下地パネル101に補強
を行なう等の工事をしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、天井に住
宅設備を設けるに際し上記のような現場での工事が必要
となるため、工数が増加し容易に施工できないという問
題点があった。また、天井下地パネル101が格子状に
組んであるため製作に手間がかかり、工場で組み立てて
おけば現場への搬送時に場所を取るとともに施工時にお
いて架構体への取付けも容易でない。さらに、天井板1
02の取付けに際しては、接着剤および釘等の固着具を
併用して天井下地パネル101に取付けていたが、釘打
ち作業が終わるまでの間、天井板102を支持しておく
必要があり、施工性が悪くなるという問題点があった。
宅設備を設けるに際し上記のような現場での工事が必要
となるため、工数が増加し容易に施工できないという問
題点があった。また、天井下地パネル101が格子状に
組んであるため製作に手間がかかり、工場で組み立てて
おけば現場への搬送時に場所を取るとともに施工時にお
いて架構体への取付けも容易でない。さらに、天井板1
02の取付けに際しては、接着剤および釘等の固着具を
併用して天井下地パネル101に取付けていたが、釘打
ち作業が終わるまでの間、天井板102を支持しておく
必要があり、施工性が悪くなるという問題点があった。
【0004】したがって、この発明の目的は、簡単な施
工で住宅設備を設けることができ、かつ製作時に手間が
かからず施工性の向上を図ることができる天井構造を提
供することである。
工で住宅設備を設けることができ、かつ製作時に手間が
かからず施工性の向上を図ることができる天井構造を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の天井構造は、
相互に水平片が対向するように架構体に吊持された断面
L形の複数の野縁受と、面材の両側縁からはみ出るよう
に野縁を配設しこの野縁の両端部が前記水平片に支持さ
れかつ住宅設備を内蔵した天井パネルとを備えたもので
ある。
相互に水平片が対向するように架構体に吊持された断面
L形の複数の野縁受と、面材の両側縁からはみ出るよう
に野縁を配設しこの野縁の両端部が前記水平片に支持さ
れかつ住宅設備を内蔵した天井パネルとを備えたもので
ある。
【0006】
【作用】この発明の構成によれば、天井パネルに、照明
器具、空調設備および天井収納等の住宅設備を内蔵して
いるので、それらの施工にあたって現場での工事が容易
になり施工の省力化を図ることができる。また、対向す
る一対の野縁受の一端から天井パネルをスライドさせる
ことにより、天井パネルの両側縁部に位置する野縁の両
端部を野縁受の水平片に支持させることができる。ま
た、天井パネルは、一対の野縁受の上方からは勿論、下
方からでも斜めにして持ち上げることにより、同様に天
井パネルを野縁受に支持させることができる。さらに、
野縁受は断面L形の簡単な形状であるため、製作が容易
であるとともに架構体への取付けも容易である。
器具、空調設備および天井収納等の住宅設備を内蔵して
いるので、それらの施工にあたって現場での工事が容易
になり施工の省力化を図ることができる。また、対向す
る一対の野縁受の一端から天井パネルをスライドさせる
ことにより、天井パネルの両側縁部に位置する野縁の両
端部を野縁受の水平片に支持させることができる。ま
た、天井パネルは、一対の野縁受の上方からは勿論、下
方からでも斜めにして持ち上げることにより、同様に天
井パネルを野縁受に支持させることができる。さらに、
野縁受は断面L形の簡単な形状であるため、製作が容易
であるとともに架構体への取付けも容易である。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例の天井構造を図1ないし
図5に基づいて説明する。図5において、1は野縁受で
あり、取付金物2を介して建物の梁等の架構体3に吊持
される。野縁受1は、水平片1aを有する断面L形の直
線状の部材であり、図4に示すように、部屋の側縁部等
で使用する場合は単体で使用し、部屋の中間部で使用す
る場合は2本を一組として使用する。すなわち、後者の
場合は2本の野縁受1,1の垂直片1b,1bの所定箇
所を連結金物4で連結している。取付金物2は、略Z形
であり、一片が架構体3にボルト6で接合され他片がボ
ルト7で連結金物4に接合される。ボルト7と連結金物
4は野縁受1の水準調整ができるように進退自在な蝶ね
じ8で固定される。また、前者の場合は、連結金物4に
代えてL形金物(図示せず)が野縁受1の垂直片1bの
所定箇所に取付けられ、その架構体3への取付構造は連
結金物4の場合と同様である。
図5に基づいて説明する。図5において、1は野縁受で
あり、取付金物2を介して建物の梁等の架構体3に吊持
される。野縁受1は、水平片1aを有する断面L形の直
線状の部材であり、図4に示すように、部屋の側縁部等
で使用する場合は単体で使用し、部屋の中間部で使用す
る場合は2本を一組として使用する。すなわち、後者の
場合は2本の野縁受1,1の垂直片1b,1bの所定箇
所を連結金物4で連結している。取付金物2は、略Z形
であり、一片が架構体3にボルト6で接合され他片がボ
ルト7で連結金物4に接合される。ボルト7と連結金物
4は野縁受1の水準調整ができるように進退自在な蝶ね
じ8で固定される。また、前者の場合は、連結金物4に
代えてL形金物(図示せず)が野縁受1の垂直片1bの
所定箇所に取付けられ、その架構体3への取付構造は連
結金物4の場合と同様である。
【0008】上記のように構成され架構体3に吊持され
る複数本の野縁受1…は、天井予定部において相互に水
平片1a…が対向するように配置される。そして、これ
らの野縁受1…にて天井パネル9が支持される。天井パ
ネル9は、図4に示すように、石膏ボード、ケイカル板
と下地を一体化した面材10と、前後縁および中間部に
配設された野縁11を備えている。野縁11は上向きに
開口したリップ溝形で、その両端部が面材10の両側縁
からはみ出ており、この部分が対向する野縁受1,1の
一対の水平片1a,1aに支持される。さらに、この天
井パネル9は、図4では省略したが、図1ないし図3に
示すように住宅設備を内蔵している。すなわち、図1は
照明パネルであり、面材10を開設して照明器具20を
取付けている。図2は収納パネルであり、上部に収納ボ
ックス21が取付けてある。また、収納ボックス21に
収納できるように面材10の一部を開閉自在に取付けて
いる。図3は空調パネルであり、面材10を開設して吸
排気口およびダクト等の空調設備22を取付けている。
る複数本の野縁受1…は、天井予定部において相互に水
平片1a…が対向するように配置される。そして、これ
らの野縁受1…にて天井パネル9が支持される。天井パ
ネル9は、図4に示すように、石膏ボード、ケイカル板
と下地を一体化した面材10と、前後縁および中間部に
配設された野縁11を備えている。野縁11は上向きに
開口したリップ溝形で、その両端部が面材10の両側縁
からはみ出ており、この部分が対向する野縁受1,1の
一対の水平片1a,1aに支持される。さらに、この天
井パネル9は、図4では省略したが、図1ないし図3に
示すように住宅設備を内蔵している。すなわち、図1は
照明パネルであり、面材10を開設して照明器具20を
取付けている。図2は収納パネルであり、上部に収納ボ
ックス21が取付けてある。また、収納ボックス21に
収納できるように面材10の一部を開閉自在に取付けて
いる。図3は空調パネルであり、面材10を開設して吸
排気口およびダクト等の空調設備22を取付けている。
【0009】施工時には、上記のように複数の取付金物
2…を架構体3の所定位置にボルト止めするとともに野
縁受1に接合した連結金物4またはL形金物を取付金物
2にボルト止めする。複数本の野縁受1…は天井予定部
の所定位置に配置し、蝶ねじ8で水準調整しておく。そ
して、図4に示すように、対向する一対の野縁受1,1
の一端から天井パネル9をスライドさせることにより、
天井パネル9の野縁11の両端部を野縁受1の水平片1
aに支持させる。また、天井パネル9を野縁受1の他端
側へ押して移動させることにより、複数枚の天井パネル
9を定位置において取付けることができる。天井パネル
9と野縁1は釘等の固着具で固定しておく。一方、天井
パネル9が例えば照明パネルであれば、天井裏配線と照
明器具20の接続作業等を行なう。なお、施工手順にお
いて、天井パネル9を一対の野縁受1,1の上方から、
または斜めにして持ち上げることにより一対の野縁受
1,1の下方から、同様に天井パネル9を野縁受1に支
持させてもよい。
2…を架構体3の所定位置にボルト止めするとともに野
縁受1に接合した連結金物4またはL形金物を取付金物
2にボルト止めする。複数本の野縁受1…は天井予定部
の所定位置に配置し、蝶ねじ8で水準調整しておく。そ
して、図4に示すように、対向する一対の野縁受1,1
の一端から天井パネル9をスライドさせることにより、
天井パネル9の野縁11の両端部を野縁受1の水平片1
aに支持させる。また、天井パネル9を野縁受1の他端
側へ押して移動させることにより、複数枚の天井パネル
9を定位置において取付けることができる。天井パネル
9と野縁1は釘等の固着具で固定しておく。一方、天井
パネル9が例えば照明パネルであれば、天井裏配線と照
明器具20の接続作業等を行なう。なお、施工手順にお
いて、天井パネル9を一対の野縁受1,1の上方から、
または斜めにして持ち上げることにより一対の野縁受
1,1の下方から、同様に天井パネル9を野縁受1に支
持させてもよい。
【0010】この実施例では、天井パネル9に、照明器
具20、空調設備22および収納ボックス21等の住宅
設備を内蔵したので、それらの施工にあたって現場での
工事が容易になり施工の省力化を図ることができる。ま
た、対向する一対の野縁受1,1の一端から天井パネル
9をスライドさせることにより、また一対の野縁受1,
1の上方または下方から、天井パネル9の両側縁部に位
置する野縁11の両端部を野縁受1の水平片1aに支持
させることができる。さらに、野縁受1は断面L形の簡
単な形状であるため、製作が容易であるとともに架構体
3への取付けも容易である。
具20、空調設備22および収納ボックス21等の住宅
設備を内蔵したので、それらの施工にあたって現場での
工事が容易になり施工の省力化を図ることができる。ま
た、対向する一対の野縁受1,1の一端から天井パネル
9をスライドさせることにより、また一対の野縁受1,
1の上方または下方から、天井パネル9の両側縁部に位
置する野縁11の両端部を野縁受1の水平片1aに支持
させることができる。さらに、野縁受1は断面L形の簡
単な形状であるため、製作が容易であるとともに架構体
3への取付けも容易である。
【0011】
【発明の効果】この発明の天井構造によれば、天井パネ
ルに、照明器具、空調設備および天井収納等の住宅設備
を内蔵しているので、それらの施工にあたって現場での
工事が容易になり施工の省力化を図ることができる。ま
た、対向する一対の野縁受の一端から天井パネルをスラ
イドさせることにより、天井パネルの両側縁部に位置す
る野縁の両端部を野縁受の水平片に支持させることがで
きる。また、天井パネルは、一対の野縁受の上方からは
勿論、下方からでも斜めにして持ち上げることにより、
同様に天井パネルを野縁受に支持させることができる。
このため、施工性が向上する。さらに、野縁受は断面L
形の簡単な形状であるため、製作が容易であるとともに
架構体への取付けも容易である。
ルに、照明器具、空調設備および天井収納等の住宅設備
を内蔵しているので、それらの施工にあたって現場での
工事が容易になり施工の省力化を図ることができる。ま
た、対向する一対の野縁受の一端から天井パネルをスラ
イドさせることにより、天井パネルの両側縁部に位置す
る野縁の両端部を野縁受の水平片に支持させることがで
きる。また、天井パネルは、一対の野縁受の上方からは
勿論、下方からでも斜めにして持ち上げることにより、
同様に天井パネルを野縁受に支持させることができる。
このため、施工性が向上する。さらに、野縁受は断面L
形の簡単な形状であるため、製作が容易であるとともに
架構体への取付けも容易である。
【図1】この発明の一実施例における照明パネルの断面
側面図である。
側面図である。
【図2】収納パネルの断面側面図である。
【図3】空調パネルの断面側面図である。
【図4】天井パネルの一部省略斜視図である。
【図5】天井パネルの取付構造説明図である。
【図6】従来例の分解斜視図である。
1 野縁受 1a 水平片 3 架構体 9 天井パネル 10 面材 11 野縁 20 照明器具(住宅設備)
Claims (1)
- 【請求項1】 相互に水平片が対向するように架構体に
吊持された断面L形の複数の野縁受と、面材の両側縁か
らはみ出るように野縁を配設しこの野縁の両端部が前記
水平片に支持されかつ住宅設備を内蔵した天井パネルと
を備えた天井構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5042653A JPH06257252A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 天井構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5042653A JPH06257252A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 天井構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06257252A true JPH06257252A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=12641976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5042653A Withdrawn JPH06257252A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 天井構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06257252A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6637170B2 (en) * | 2000-08-09 | 2003-10-28 | Nichiha Co., Ltd. | External wall construction, sealing fixture, external wall panel, and external wall constructing method |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP5042653A patent/JPH06257252A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6637170B2 (en) * | 2000-08-09 | 2003-10-28 | Nichiha Co., Ltd. | External wall construction, sealing fixture, external wall panel, and external wall constructing method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000509 |