JPH06257250A - システム天井の施工方法 - Google Patents
システム天井の施工方法Info
- Publication number
- JPH06257250A JPH06257250A JP5042652A JP4265293A JPH06257250A JP H06257250 A JPH06257250 A JP H06257250A JP 5042652 A JP5042652 A JP 5042652A JP 4265293 A JP4265293 A JP 4265293A JP H06257250 A JPH06257250 A JP H06257250A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling
- wiring
- partition
- field
- metal mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電気配線・設備配管工事を容易に行なうことが
できる。 【構成】相互に対向するように野縁受１を架構体に取付
ける第１工程と、野縁受１と同方向でかつその下側に間
仕切２を建込む第２工程と、この間仕切２の内部に電気
配線・設備配管３を行う第３工程と、両側に配置される
野縁１１の両端が対向する一組の野縁受１で支持される
ように天井パネル４を取付ける第４工程とからなるもの
である。
できる。 【構成】相互に対向するように野縁受１を架構体に取付
ける第１工程と、野縁受１と同方向でかつその下側に間
仕切２を建込む第２工程と、この間仕切２の内部に電気
配線・設備配管３を行う第３工程と、両側に配置される
野縁１１の両端が対向する一組の野縁受１で支持される
ように天井パネル４を取付ける第４工程とからなるもの
である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、システム天井の施工
方法に関するものである。
方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、図７に示すように、照明器具や空
調設備の位置Ａを限定したシステム天井があり、一般の
ビル建築で用いられている。その施工方法は、所定位置
に複数本の野縁受５１を取付け、面材に野縁を配設した
天井パネル５０を、対向する一組の野縁受５１，５１で
野縁の両端が支持されるように取付け、その後電気配線
・設備配管を行うとともに間仕切を建込んでいた。
調設備の位置Ａを限定したシステム天井があり、一般の
ビル建築で用いられている。その施工方法は、所定位置
に複数本の野縁受５１を取付け、面材に野縁を配設した
天井パネル５０を、対向する一組の野縁受５１，５１で
野縁の両端が支持されるように取付け、その後電気配線
・設備配管を行うとともに間仕切を建込んでいた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
システム天井の施工方法で電気配線・設備配管工事を行
なう際、特に照明器具や空調設備の位置Ａが各々のプラ
ンによって異なる住宅では、既に取付られた天井パネル
５０が邪魔になり、これらの工事に支障をきたすという
問題点があった。
システム天井の施工方法で電気配線・設備配管工事を行
なう際、特に照明器具や空調設備の位置Ａが各々のプラ
ンによって異なる住宅では、既に取付られた天井パネル
５０が邪魔になり、これらの工事に支障をきたすという
問題点があった。
【０００４】したがって、この発明の目的は、電気配線
・設備配管工事を容易に行なうことができるシステム天
井の施工方法を提供することである。
・設備配管工事を容易に行なうことができるシステム天
井の施工方法を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明のシステム天井
の施工方法は、相互に対向するように野縁受を架構体に
取付ける第１工程と、前記野縁受と同方向でかつその下
側に間仕切を建込む第２工程と、この間仕切の内部に電
気配線・設備配管を行う第３工程と、両側に配置される
野縁の両端が前記対向する一組の野縁受で支持されるよ
うに天井パネルを取付ける第４工程とからなるものであ
る。
の施工方法は、相互に対向するように野縁受を架構体に
取付ける第１工程と、前記野縁受と同方向でかつその下
側に間仕切を建込む第２工程と、この間仕切の内部に電
気配線・設備配管を行う第３工程と、両側に配置される
野縁の両端が前記対向する一組の野縁受で支持されるよ
うに天井パネルを取付ける第４工程とからなるものであ
る。
【０００６】
【作用】この発明の構成によれば、天井パネル取付前に
電気配線・設備配管工事を行なうため、電気配線・設備
配管の位置が各々のプランによって異なる住宅の場合で
も、これらの工事を支障なく行なうことができる。ま
た、工事前に既に間仕切が取付けられているため、例え
ばコンセントや換気口への配線・配管位置が明確であり
作業が容易になる。
電気配線・設備配管工事を行なうため、電気配線・設備
配管の位置が各々のプランによって異なる住宅の場合で
も、これらの工事を支障なく行なうことができる。ま
た、工事前に既に間仕切が取付けられているため、例え
ばコンセントや換気口への配線・配管位置が明確であり
作業が容易になる。
【０００７】
【実施例】この発明の一実施例のシステム天井の施工方
法を図１ないし図６に基づいて説明する。図１におい
て、１は野縁受、２は間仕切、３は電気配線・設備配
管、４は天井パネルである。野縁受１は、水平片１ａを
有する断面Ｌ形の部材であり、部屋の側縁部以外に配置
される場合は、２本の野縁受１，１を一組として使用し
ている。この場合、図２に示すように、野縁受１，１の
垂直片１ｂ，１ｂの所定箇所を溝形金物１３で連結する
とともに、溝形金物１３が配置されない箇所に下地金物
１４が嵌め込んである。具体的には、下地金物１４は、
図４および図５に示すように、平板部１５の両側の中間
部に立ち上げ片１６，１６を形成したものである。平板
部１５には釘等の固着具を挿通し得る複数の挿通穴１７
…と天井裏の電気配線および設備配管を挿通し得る挿通
穴１８が穿設してある。立ち上げ片１６は上端に野縁受
１の垂直片１ｂに係止する係止部１６ａが形成され、そ
の高さは野縁受１の垂直片１ｂの高さとほぼ同じであ
る。また、立ち上げ片１６の両側の平板部１５は野縁受
１の水平片１ａに当接して抜け止めになっている。
法を図１ないし図６に基づいて説明する。図１におい
て、１は野縁受、２は間仕切、３は電気配線・設備配
管、４は天井パネルである。野縁受１は、水平片１ａを
有する断面Ｌ形の部材であり、部屋の側縁部以外に配置
される場合は、２本の野縁受１，１を一組として使用し
ている。この場合、図２に示すように、野縁受１，１の
垂直片１ｂ，１ｂの所定箇所を溝形金物１３で連結する
とともに、溝形金物１３が配置されない箇所に下地金物
１４が嵌め込んである。具体的には、下地金物１４は、
図４および図５に示すように、平板部１５の両側の中間
部に立ち上げ片１６，１６を形成したものである。平板
部１５には釘等の固着具を挿通し得る複数の挿通穴１７
…と天井裏の電気配線および設備配管を挿通し得る挿通
穴１８が穿設してある。立ち上げ片１６は上端に野縁受
１の垂直片１ｂに係止する係止部１６ａが形成され、そ
の高さは野縁受１の垂直片１ｂの高さとほぼ同じであ
る。また、立ち上げ片１６の両側の平板部１５は野縁受
１の水平片１ａに当接して抜け止めになっている。
【０００８】上記のように構成された野縁受１は、天井
予定部において相互に対向するように梁等の架構体に取
付けられる（図示せず）。そして、これらの野縁受１…
にて天井パネル４が支持され、所定の野縁受１の下方に
間仕切２が建込まれる。間仕切２は枠と表面材からな
り、内部に電気配線・設備配管３が通され表面材の所定
位置から電源・換気等をとることができる。天井パネル
４は、図６に示すように、防火被覆材、天井仕上材（石
膏ボード、ケイカル板）と下地を一体化した面材１０
と、前後縁部および中間部に配設された野縁１１とから
なる。野縁１１は上向きに開口したリップ溝形で、その
両端部が面材１０の両側縁からはみ出ており、この部分
が対向する野縁受１，１の一対の水平片１ａ，１ａに支
持される。
予定部において相互に対向するように梁等の架構体に取
付けられる（図示せず）。そして、これらの野縁受１…
にて天井パネル４が支持され、所定の野縁受１の下方に
間仕切２が建込まれる。間仕切２は枠と表面材からな
り、内部に電気配線・設備配管３が通され表面材の所定
位置から電源・換気等をとることができる。天井パネル
４は、図６に示すように、防火被覆材、天井仕上材（石
膏ボード、ケイカル板）と下地を一体化した面材１０
と、前後縁部および中間部に配設された野縁１１とから
なる。野縁１１は上向きに開口したリップ溝形で、その
両端部が面材１０の両側縁からはみ出ており、この部分
が対向する野縁受１，１の一対の水平片１ａ，１ａに支
持される。
【０００９】つぎに、施工手順について説明する。すな
わち、第１工程で野縁受１を架構体に取付け、第２工程
で野縁受１と同方向でかつ下側に間仕切２を建込む。間
仕切２は、固着具を下地金物１４の挿通穴１７から打ち
込むことにより野縁受１に固定する。第３工程で電気配
線・設備配管３の工事を行なう。この場合、天井裏の電
気配線・設備配管３を下地金物１４の挿通穴１８から間
仕切２の内部へ通す工事の他に、野縁受１の直下以外の
位置に電気配線・設備配管３′の工事を行っている。後
者の工事を行なう場合、その部分にのみ天井パネル４′
を取付けておく。そして、最終工程である第４工程で野
縁１１の両端が一組の野縁受１，１で支持されるように
天井パネル４を取付け、目板２１、化粧材２２を取付け
る。
わち、第１工程で野縁受１を架構体に取付け、第２工程
で野縁受１と同方向でかつ下側に間仕切２を建込む。間
仕切２は、固着具を下地金物１４の挿通穴１７から打ち
込むことにより野縁受１に固定する。第３工程で電気配
線・設備配管３の工事を行なう。この場合、天井裏の電
気配線・設備配管３を下地金物１４の挿通穴１８から間
仕切２の内部へ通す工事の他に、野縁受１の直下以外の
位置に電気配線・設備配管３′の工事を行っている。後
者の工事を行なう場合、その部分にのみ天井パネル４′
を取付けておく。そして、最終工程である第４工程で野
縁１１の両端が一組の野縁受１，１で支持されるように
天井パネル４を取付け、目板２１、化粧材２２を取付け
る。
【００１０】この実施例では、天井パネル４の取付前に
電気配線・設備配管３の工事を行なうため、電気配線・
設備配管３の位置が各々のプランによって異なる住宅の
場合でも、天井パネル４が邪魔になることはなく、これ
らの工事を支障なく行なうことができる。また、工事前
に既に間仕切２が取付けられているため、例えばコンセ
ントや換気口への配線・配管位置が明確であり作業が容
易になる。
電気配線・設備配管３の工事を行なうため、電気配線・
設備配管３の位置が各々のプランによって異なる住宅の
場合でも、天井パネル４が邪魔になることはなく、これ
らの工事を支障なく行なうことができる。また、工事前
に既に間仕切２が取付けられているため、例えばコンセ
ントや換気口への配線・配管位置が明確であり作業が容
易になる。
【００１１】
【発明の効果】この発明のシステム天井の施工方法によ
れば、天井パネル取付前に電気配線・設備配管工事を行
なうため作業スペースが大きくなり、一般のビル建築は
勿論、電気配線・設備配管の位置が各々のプランによっ
て異なる住宅の場合でも、これらの工事を支障なく行な
うことができる。また、工事前に既に間仕切が取付けら
れているため、例えばコンセントや換気口への配線・配
管位置が明確であり作業が容易になる。
れば、天井パネル取付前に電気配線・設備配管工事を行
なうため作業スペースが大きくなり、一般のビル建築は
勿論、電気配線・設備配管の位置が各々のプランによっ
て異なる住宅の場合でも、これらの工事を支障なく行な
うことができる。また、工事前に既に間仕切が取付けら
れているため、例えばコンセントや換気口への配線・配
管位置が明確であり作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施例の一部分解斜視図である。
【図２】電気配線・設備配管の説明図である。
【図３】天井パネルの取付説明図である。
【図４】下地金物の平面図である。
【図５】その側面図である。
【図６】天井パネルの斜視図である。
【図７】従来例の概念図である。
１ 野縁受 ２ 間仕切 ３ 電気配線・設備配管 ４ 天井パネル １１ 野縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 7521−2Ｅ Ｅ０４Ｂ 5/57 Ｌ
Claims (1)
- 【請求項１】 相互に対向するように野縁受を架構体に
取付ける第１工程と、前記野縁受と同方向でかつその下
側に間仕切を建込む第２工程と、この間仕切の内部に電
気配線・設備配管を行う第３工程と、両側に配置される
野縁の両端が前記対向する一組の野縁受で支持されるよ
うに天井パネルを取付ける第４工程とからなるシステム
天井の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5042652A JPH06257250A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | システム天井の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5042652A JPH06257250A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | システム天井の施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06257250A true JPH06257250A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=12641947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5042652A Pending JPH06257250A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | システム天井の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06257250A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6483751A (en) * | 1987-09-26 | 1989-03-29 | Matsushita Electric Works Ltd | System ceiling |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP5042652A patent/JPH06257250A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6483751A (en) * | 1987-09-26 | 1989-03-29 | Matsushita Electric Works Ltd | System ceiling |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19951205 |