JPH04136636A - 空気調和機の据付装置 - Google Patents

空気調和機の据付装置

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JPH04136636A
JPH04136636A JP2255234A JP25523490A JPH04136636A JP H04136636 A JPH04136636 A JP H04136636A JP 2255234 A JP2255234 A JP 2255234A JP 25523490 A JP25523490 A JP 25523490A JP H04136636 A JPH04136636 A JP H04136636A
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JP
Japan
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ceiling
ceiling board
frame member
opening
indoor unit
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Pending
Application number
JP2255234A
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English (en)
Inventor
Masao Oishi
征夫 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2255234A priority Critical patent/JPH04136636A/ja
Publication of JPH04136636A publication Critical patent/JPH04136636A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は天井設置型空気調和機の室内ユニット据付けに
供される空気調和機の据付装置に関する。
(従来の技術) 近年、一般家屋等において天井設置型空気調和機が多用
されつつある。この天井設置型空気調和機は、その室内
ユニットを建物天井内に組込むものであるから、建築工
事終了後の据付施工は困難であり、建築工事の進行と関
連させて据付けを行うのが一般的である。
例えば、(1)地線時に室内ユニットの据付場所を選定
し、(2)躯体工事段階で室内ユニットを組込んで据付
固定するとともに、ドレン配管や冷媒配管の配管施工な
らびに配線埋設等を行い、(3)室内仕上げ時に室内ユ
ニット据付位置の調節や天井ボードへの空気給排用開口
の形成を行うとともに、電源の取込みや天井ボード開口
部への化粧用天井パネルの取付は等を行い、(4)据付
および建築工事完了後に試運転等を行って引渡す、等の
手順を踏んでいる。
(発明が解決しようとする課題) このような従来の技術においては、室内ユニットの据付
場所の選定および設置、天井ボードへの空気給排用開口
の形成、ならびにその後の室内ユニット据付位置の調節
等、非常に多くの施工手間がかかっている。したがって
空気調和機関係の技術者と建築技術者との打合わせ等の
回数が極めて多く、施工能率上問題があった。
特に室内ユニットを据付けた後に、その室内ユニット自
体を基準として天井ボードの開口位置を定めるので、天
井開口寸法を誤り、例えばドレン管や冷媒配管サービス
用スペースが無い場合には、調整に多大な手間を要し、
また、天井ボードの下面と室内ユニット下端部との面出
しに不備が生じた場合等、その手直しにも多大な手間を
要している。
さらに、室内ユニット据付状態で天井ボードへの開口形
成等を行うので、その工事中に生じるごみや埃が電装品
や熱交換器内に進入し、室内二ニット内部が汚れたり、
あるいは外面断熱材が損傷したり剥れる等の不具合も生
じ易い。
また、場合によっては天井ボードの開口部周辺が十分固
定されずに不安定化したり、天井ボードと天井パネル取
付は部に隙間が生じることもあり、施工者に高度の熟練
が要求されるとともに、施工コストも高くなる場合が多
い。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、天井
ボードの開口寸法の割出し作業の明確化および室内面合
せ作業の容易化等により、空気調和機の室内ユニット据
付に係る施工手間を大幅に減少して施工能率の著しい向
上が図れ、しかも天井ボードへの開口施工後に天井ユニ
ットの据付けを可能として室内ユニットの汚れ防止も図
れ、ひいては工事時間の短縮および良好な天井仕上げ等
が有効的に図れる空気調和機の据付装置を提供すること
を目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明に係る空気調和機の据付装置は、天井設置型空気
調和機の室内ユニットを天井内で吊下するとともに、天
井ボードにあける開口の位置を設定する空気調和機の据
付装置であって、天井内に配置される固定構造物に固着
される固着部材と、この固着部材から垂下される室内ユ
ニット吊下用の吊りボルトと、この吊りボルトを介して
前記固着部材に吊下され、下端縁が天井ボードの下面位
置まで達し得る範囲で高さ調節可能とされるとともに、
周縁が前記天井ボードの開口縁の位置を定める基準枠と
なるフレーム部材とを有することを特徴とする。
(作用) 本発明に係る空気調和機の据付装置を用いれば、以下の
ような据付施工が可能となる。すなわち、(1)天井内
に配置される固定構造物に対する固着部材の固着位置か
ら仕上げ天井下面との距離に対応させて、フレーム部材
の前記固着部材からの吊下長さを設定する。(2)この
状態で、天井ボード貼装前の施工段階つまり躯体工事段
階において天井内の固定構造物に固着部材を固着させ、
吊りボルトを介してフレーム部材を吊下させる。
これによって、フレーム部材の下端縁は天井ボードの下
面位置まで達するとともに、そのフレーム部材の周縁は
天井ボードの開口形成用の基準位置に配置される。そこ
で、(3)躯体工事後、天井ボードの貼装を行い、フレ
ーム部材の下端縁により室内ユニット下面を想定して天
井面の面合せ調節を行うとともに、フレーム部材の周縁
を基準として天井ボードへの開口を形成し、その開口を
フレーム部材の周縁に嵌合し、かつ必要な固着を行う。
この後、(4)天井ボードの開口を介して空気調和機の
室内ユニットを天井内に導入し、吊りボルトへの吊下に
より室内ユニットの据付けを行う。室内ユニットの据付
は後は、(5)ドレン配管、冷媒配管、内外渡り線、電
源の引込み等を行った後、天井ボードの開口部に天井パ
ネルを装着し、これにより作業完了となる。
したがって、本発明に係る空気調和機据付装置を予め天
井内に設置することで、室内ユニットの天井内への据付
前に、天井ボードの貼装および面合せと、天井ボードへ
の開口形成およびその開口縁部の位置決め固定等とが行
えるので、天井ボードの開口寸法の割出し作業が明確化
するとともに、天井面合せ作業が容易化され、空気調和
機の室内ユニット据付に係る施工手間が大幅に減少して
施工能率の向上が図られる。また、天井ボード貼装後に
室内ユニットを据付けることができるので、工事中に発
生するごみや埃等が室内ユニット内に侵入する等の不具
合もなく、汚れ防止も図られる。
なお、フレーム部材に天井ボードを固着すれば、天井ボ
ードの開口部周辺の固定が容易かつ確実となり、天井パ
ネル取付は部で隙間防止にも有効となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本実施例に係る空気調和機の据付装置の構成を
示し、第2図はその空気調和機の据付装置を用いた空気
調和機の据付状態を示している。
この空気調和機の据付装置は第1図に示すように、大別
して、4個の固着部材1と、この各固着部材1からそれ
ぞれ垂下される吊りボルト2と、これらの吊りボルト2
に装着されたステー3を介して固着部材1に四隅部近傍
を吊下支持された長方形枠状のフレーム部材4とからな
っている。
各固着部材1は、金属板の折曲により略し字状に形成し
たもので、その−片が水平片部1a、他片が垂直片部1
bとされている。水平片部1aには吊りボルト2を挿通
ずるための一つの挿通孔5が穿設され、また垂直片部1
bには木ねじ等を通すための複数の止着孔6が穿設され
ている。また、吊りボルト2は長手方向全体にねじを刻
設したねじロッドとされ、固着部材1の水平片部1aの
挿通孔5に垂下状態で挿通されて、上端部近傍が水平片
部1aに上下一対の挾持用ナツト7a、  7bで締着
固定されている。
ステー3は垂直方向に長い金属板からなり、その上下端
部が同一方向に略直角に折曲されている。
そして上部折曲片3aにナツト8が取着され、このナツ
ト8が吊りボルト2の垂下部に螺合されている。また下
部折曲片3bはフレーム部材4の上端面に固着されてい
る。
フレーム部材4は長方形枠状をなす木材製のフレーム本
体9と、このフレーム本体9の下端面全体に亘って固着
され断面路り字形の位置決め杆10とからなり、この位
置決め杆10の一片10aはフレーム本体9の内側面と
同一の垂直面に沿って垂下している。このフレーム部材
4は、据付対象となる空気調和機の室内ユニット11の
周側辺を囲繞する平面寸法を有しており、その長手方向
寸法は後述する作業空間を形成するよう、室内ユニット
11よりも長く形成されている。
次に第2図によって、空気調和機の据付装置を用いた空
気調和機の天井への据付構成を、施工手順にしたがって
説明する。
本実施例では第2図に示すように、例えば木造家屋の階
層間の天井床12を据付対象としている。
この天井床12は、天井的固定構造物である根太13の
上に上階床板14を敷設するとともに、野縁15の下面
に下階の天井ボード16を貼装する構成とされている。
据付けに際しては、(1)まず準備作業として、根太1
3に対する固着部材1の固着位置から仕上げ天井下面と
の距離aに対応させて、フレーム部材4の固着部材1か
らの吊下長さを設定しておく。
吊下長さの設定は吊りボルト2に装着したナツト7a、
7b、8の締付は位置の調節によって行えばよい。(2
)次に、天井ボード16貼装前の施工段階つまり躯体工
事段階において、根太13に固着部材1の垂直片部1b
を木ねじまたは釘等の止着具17を用いて固着する。こ
れによって、フレーム部材4の下端縁に配置する位置決
め杆10の一片10aが、後に天井ボード16の下面と
なる位置まで達するとともに、そのフレーム部材4の周
縁は、天井ボード16の開口18形成用の基準位置に配
置されることになる。
そこで、(3)躯体工事後、天井ボード16の貼装を行
い、フレーム部材4の下端縁つまり位置決め杆10の一
片10aにより、天井ユニット11下面を想定して天井
面の面合せ調節を行うとともに、フレーム部材4の周縁
を基準として天井ボード16に開口18を形成し、その
間口18をフレーム部材4の位置決め杆10の一片10
aの周縁に嵌合し、釘等の止着具19を用いて天井ボー
ド16の開口18の周縁をフレーム本体9に固着する。
この後、(4)天井ボード16の開口18を介して空気
調和機の室内ユニット11を天井内に導入し、この室内
ユニット11を吊りボルト2にナツト等の装着具20を
用いて吊下し、これにより室内ユニット11の据付けを
行う。室内ユニット11の据付は後は、(5)室内ユニ
ット11のドレン口21に接続されるドレン配管22の
施工、および図示しないが冷媒配管等の施工、内外渡り
線や電源の引込み等を行った後、天井ボード16の開口
部18に天井パネル(化粧パネル)23を装着し、これ
により作業完了となる。
以上で説明した本実施例によると、空気調和機の室内ユ
ニット11の天井内への据付前に、天井ボード16の貼
装および面合せと、天井ホード16への開口18の形成
およびその間口18の縁部の位置決め固定等とが行える
ので、天井ボード16の開口寸法の割出し作業が明確化
するとともに、天井面合せ作業が容易化され、天井ユニ
ット11の据付に係る施工手間が大幅に減少して施工能
率の向上が図られる。
また、天井ボード16の貼装後に室内ユニット11を据
付けることができるので、工事中に発生するごみや埃等
が室内ユニット11内に侵入する等の不具合が生じるこ
ともなく、汚れ防止も図られる。
しかも、前記実施例ではフレーム部材4に天井ボード1
6を止着具19を用いて固着するようにしたので、天井
ボード16の開口部18の周辺の固定が容易かつ確実と
なり、また天井パネル23の取付は部での隙間防止にも
有効となる。
さらに、天井ボード16の開口18の寸法や、上下位置
調節が容易であることから、据付に高度の熟練を要しな
いし、空気調和機技術者が現場に出向くのは据付場所の
選定、本実施例装置の取付け、および室内ユニット11
の据付等、3回程度で済み、従来に比べて著しく簡素化
され、作業効率が向上できる。なお、本実施例による構
成は比較的簡単であるから、低コストで部材製作が行え
、特に余分なコスト負担も生じない。
なお、前記実施例では木造家屋の天井への空気調和機据
付について説明したが、コンクリート製建築物等の天井
についても前記同様に適用できるものである。この場合
には、固着部材の形状や止着構造等を、躯体構造に応じ
て種々変形、応用すればよい。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、空気調和機の室内ユニ
ットの据付は前の段階で、天井ボードの開口寸法の割出
し作業の明確化および天井面合せ作業の容易化等が図れ
るようにしたので、空気調和機の室内ユニット据付に係
る施工手間を大幅に減少して施工能率の著しい向上が図
れ、しかも天井ボードへの開口施工後に室内ユニットの
据付けを可能として室内ユニットの汚れ防止も図れ、ひ
いては工事時間の短縮および良好な天井仕上げ等が有効
的に図れる等の多くの効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る空気調和機据付装置の一実施例を
示す斜視図、第2図は据付状態を示す断面図である。 1・・・固着部材、2・・・吊りボルト、3・・・ステ
ー4・・・フレーム部材、7a、7b、8・・・ナツト
、11・・・室内ユニット、13・・・根太(天井内の
固定構造物)、16・・・天井ボード、18・・・開口
、20・・・装着具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 天井設置型空気調和機の室内ユニットを天井内で吊下す
    るとともに、天井ボードにあける開口の位置を設定する
    空気調和機の据付装置であって、天井内に配置される固
    定構造物に固着される固着部材と、この固着部材から垂
    下される室内ユニット吊下用の吊りボルトと、この吊り
    ボルトを介して前記固着部材に吊下され、下端縁が天井
    ボードの下面位置まで達し得る範囲で高さ調節可能とさ
    れるとともに、周縁が前記天井ボードの開口縁の位置を
    定める基準枠となるフレーム部材とを有することを特徴
    とする空気調和機の据付装置。
JP2255234A 1990-09-27 1990-09-27 空気調和機の据付装置 Pending JPH04136636A (ja)

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JP2255234A JPH04136636A (ja) 1990-09-27 1990-09-27 空気調和機の据付装置

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JP2255234A JPH04136636A (ja) 1990-09-27 1990-09-27 空気調和機の据付装置

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JP (1) JPH04136636A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018204937A (ja) * 2017-06-08 2018-12-27 エヌパット株式会社 空気調和機の施工方法および支持装置
GB2605574A (en) * 2021-03-30 2022-10-12 Elta Group Ltd Air Pump, Modular Positive Input Ventilation Apparatus and Positive Input Ventilation Apparatus

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