JPH0625462Y2 - カード搬送装置 - Google Patents

カード搬送装置

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Publication number
JPH0625462Y2
JPH0625462Y2 JP15810488U JP15810488U JPH0625462Y2 JP H0625462 Y2 JPH0625462 Y2 JP H0625462Y2 JP 15810488 U JP15810488 U JP 15810488U JP 15810488 U JP15810488 U JP 15810488U JP H0625462 Y2 JPH0625462 Y2 JP H0625462Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
drive roller
roller
leaf spring
transport path
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP15810488U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0279347U (ja
Inventor
哲也 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Conveying Record Carriers (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動取引装置等に内蔵されるカード搬送装置
に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の装置は、第8図に示すようなものがあっ
た。図において、1はシャッタ、2は装置外殻の一部に
設けられた挿入口、3および6は互いに平行に設けられ
てカード8の搬送路を形成するカードガイド、4は前記
搬送路内に突設され、矢印gの向きに回転して前記カー
ド8を搬送する駆動ローラ、7は前記駆動ローラ4と対
向して前記搬送路内に突設され前記カード8を前記駆動
ローラ4に押圧する回動自在な圧接ローラ、8はカード
である。
装置外殻の一部に設けられた挿入口2よりカード8を装
置内部へ挿入すると、前記挿入口2付近に設けられた図
示しないカード検出手段が前記カード8の挿入を検出
し、図示しないシャッタ開閉手段がシャッタ1を第8図
に示す矢印fの向きに動かして、前記搬送路から前記シ
ャッタ1を退避させる。続いて、図示しないローラ駆動
手段が、前記駆動ローラ4を矢印gの向きに回転させ
る。そこで、前記カード8を更に装置内部へ挿入する
と、前記駆動ローラ4が前記圧接ローラ7と共に前記カ
ード8を挟持し、装置内部へ搬送する。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記の従来技術によれば、前記のカード
8よりも薄いカードが挿入された際にも前記カード検出
手段がこの薄いカードを検出し、前記カード8を挿入し
た場合と同様に、前記の図示しないシャッタ開閉手段が
前記シャッタ1を退避させ,前記図示しないローラ駆動
手段が前記駆動ローラ4を回転させることがあった。
このとき、前記薄いカードが前記駆動ローラ4に接触す
るとこの薄いカードが装置内部へ搬送され、装置の内部
で搬送不良を起こして、機器の誤動作、次のカードの受
け入れ不能など、種々の障害を起こすおそれがあった。
また、従来例としては、圧接ローラ7が搬送路内で駆動
ローラ4に接し、前記駆動ローラ4の回転に伴って前記
圧接ローラ7が回転する構造の装置も考えられるが、こ
の装置においても、前記薄いカードが前記駆動ローラ4
または前記圧接ローラ7に接すると、装置内部へ搬送さ
れ、前記の欠点を生ずることになる。
本考案は上に述べた欠点を解決する為になされたもので
あり、規定の厚さより薄いカードが機器内部へ引き込ま
れないようにすることを目的とするものである。
〔課題を解決する為の手段〕
上記の目的を達成する為に本考案は、カード搬送装置に
おいて、第一に、駆動ローラ4と圧接ローラ7の間に、
前記カード8の厚みより小さく、弾性的に拡大が可能な
間隙を設け、 第二に、搬送路内でカードの先端部に前記駆動ローラよ
り先に当接する傾斜部を有し、前記カード8の進入に対
しては撓んで搬送路を開放し、前記カード8より薄い軟
性体のカードの進入に対しては実質的に撓まず、しかも
撓み状態においては駆動ローラ4と干渉しない形状を有
する板ばねを設けた。
〔作用〕
上記の構成において、挿入口よりカードが挿入された場
合前記カードが板ばねの自由端近くの傾斜部に及ぽす外
力によって前記板ばねが撓み、同時に前記カードが駆動
ローラと圧接ローラの間隙に進入し、前記駆動ローラの
回転に応じて装置内部へ搬送される。
一方、同じ構成において、前記カードより薄い軟性体の
カードが挿入された場合、前記板ばねは前記薄い軟性体
のカードの及ぼす外力によっては実質的に撓まず、ま
た、圧接ローラは駆動ローラと接触していない。
従って、前記駆動ローラの回転力が直接、あるいは前記
圧接ローラを介して前記薄い軟性体のカードに伝達され
ることはなく、前記薄い軟性体のカードは搬送されな
い。
〔実施例〕
以下に、本考案の一実施例について説明する。
第1図は、本考案の一実施例の内部機構を示す斜視図で
ある。図において、1はシャッタ、2は挿入口、3およ
び6は互に平行に設けられてカード搬送路を形成するカ
ードガイド、4は搬送路内部に突設された駆動ローラ、
5は板ばね、7は前記駆動ローラ4との間隙が弾性的に
拡大可能であると共に、所定の間隙を保って対向する回
動自在な圧接ローラである。
第2図は、前記板ばね5の形状を示す斜視図である。
図において、5aは自由端付近の傾斜部、5bは固定端
である。
次いで、本考案の実施例の動作について説明する。
第3図は本考案の実施例の装置にカードが挿入された状
態を示す説明図であり、図において1ないし7は第1図
および第2図に示したものと同一の構成要素を示してお
り、8はカードである。図において、挿入口2からカー
ド8が挿入されると、図示しないカード検出手段がこの
動作を検出し、図示しないシャッタ開閉手段がシャッタ
1を矢印aの向きに引き上げる。続いて、前記カード8
が板ばね5の自由端付近の傾斜部5aを押すことによ
り、前記板ばね5を図における下方へ撓ませて、さらに
装置内部へ進入する。
第4図は、前記カード8が駆動ローラ4に当接した状態
を示す説明図である。図において、8はカードであり、
他の符号は第1図と同じ構成要素を示す。図において、
前記カード8は前記板ばね5を図において下方へ撓ませ
つつ装置内部へ進入し、圧接ローラ7および前記駆動ロ
ーラ4に当接する。
第5図は、前記カード8が搬送される状態を示す説明図
である。図において、各符号は第3図および第4図と同
じ構成要素を示す。図において、図示しないローラ駆動
手段が前記駆動ローラ4を矢印bの向きに回転させる
と、前記カード8が前記駆動ローラ4と前記圧接ローラ
7の間隙に引き込まれ、前記圧接ローラ7を矢印b′の
向きに回転させつつ装置内部へ搬送される。
次いで、前記カード8よりも薄い、軟性体のカードが挿
入された場合の動作について説明する。
第6図は、本考案の実施例の装置に前記薄い軟性体のカ
ードが挿入された状態を示す説明図である。図におい
て、1,2,5,5a,5bは第3図と同一の構成要素
を示しており、9は前記、カード8よりも薄い、軟性体
のカードである。図において、挿入口2から前記薄い軟
性体のカード9が挿入されると、図示しないカード検出
手段がこの動作を検出し、図示しないシャッタ開閉手段
が前記シャッタ1を図に示す矢印cの向きに引き上げ、
前記薄い軟性体のカード9が装置内部に進入する。この
動作は、前記カード8が挿入口2より挿入された場合と
同様である。
第7図は、本実施例の装置に挿入された薄い軟性体のカ
ードが湾屈した状態を示す説明図である。図において、
4は駆動ローラ、7は圧接ローラであり、他の各符号は
第5図と同一の構成要素を示す。図において、前記薄い
軟性体のカード9が前記板ばね5の自由端付近の傾斜部
5aに当接するが、前記薄い軟性体のカード9が充分な
剛性を備えていない為に、前記薄い軟性体のカード9が
湾屈し、前記板ばね5は実質的に撓まない。従って、前
記薄い軟性体のカード9は搬送路内で前記板ばね5およ
び回動自在の前記圧接ローラ7に接触するにとどまり、
駆動ローラ4が矢印dの向きに回転しても前記薄い軟性
体のカード9が、前記駆動ローラ4から力を伝達されて
装置内部に引き込まれることはない。
なお、本考案における板ばねの位置および形状は、本実
施例に述べた動作に支障のない範囲で、たとえば第9図
に示す形状や、自由端の側断面が円弧状である形状等も
採用が可能である。
〔考案の効果〕
以上、説明したように本考案によれば、カード搬送装置
の搬送路内に対向して突設された圧接ローラと駆動ロー
ラ間に、弾性的に拡大可能でカードの厚みよりも小さな
間隙を設け、かつ、搬送路内でカード先端部に前記駆動
ローラより先に当接する傾斜部を有し、規定の厚さのカ
ードの進入に対しては撓んで搬送路を開放し、規定の厚
さより薄い軟性体のカードの進入に対しては実質的に撓
まず、しかも撓み状態において駆動ローラと干渉しない
形状を有する板ばねを設けたので、規定の厚さのカード
は装置内部へ搬送され、規定の厚さより薄い軟性体のカ
ードは進入を阻止される。従って、規定の厚さより薄い
軟性体のカードが装置内部に残留して障害を起こすこと
が防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカード搬送装置の内部機構を示し斜視
図、第2図は第1図に示した板ばねの斜視図、第3図は
カードが装置内部に挿入された状態を示す説明図、第4
図はカードが駆動ローラに当接した状態を示す説明図、
第5図はカードが搬送される状態を示す説明図、第6図
は薄い軟性体のカードが挿入された状態を示す説明図、
第7図は薄い軟性体のカードが湾屈した状態を示す説明
図、第8図は従来技術によるカード搬送装置の内部機構
を示す斜視図、第9図は本考案における板ばねの他の形
状を示す斜視図である。 1……シャッタ、2……挿入口、3……カードガイド、
4……駆動ローラ、……板ばね、5a……自由端付近
の傾斜部、5b……固定端、6……カードガイド、7…
…圧接ローラ、8……カード、9……薄い軟性体のカー
ド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】規定された厚みを持つカードを案内する搬
    送路と、 前記搬送路内に突設されて前記カードを搬送する駆動ロ
    ーラと、 前記搬送路内に、前記駆動ローラに対向して突設され、
    前記駆動ローラとの間隙が弾性的に拡大可能であると共
    に前記カードを挟持しつつ搬送する圧接ローラ を有するカード搬送装置において、 前記駆動ローラおよび圧接ローラを、前記カードの厚み
    より小さな間隙を有するように設け、かつ、 搬送路内でカードの先端部に前記駆動ローラより先に当
    接する傾斜部を有し、規定の厚みを有するカードが傾斜
    部に当接した時には撓んで搬送路を開放し、この状態で
    駆動ローラと干渉しない形状を有し、一方、規定の厚み
    より薄い軟性体のカードが傾斜部に当接したときには、
    実質的に撓まない板ばねを設けることを特徴とするカー
    ド搬送装置。
JP15810488U 1988-12-06 1988-12-06 カード搬送装置 Expired - Lifetime JPH0625462Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15810488U JPH0625462Y2 (ja) 1988-12-06 1988-12-06 カード搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15810488U JPH0625462Y2 (ja) 1988-12-06 1988-12-06 カード搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0279347U JPH0279347U (ja) 1990-06-19
JPH0625462Y2 true JPH0625462Y2 (ja) 1994-07-06

Family

ID=31438131

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15810488U Expired - Lifetime JPH0625462Y2 (ja) 1988-12-06 1988-12-06 カード搬送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2833723B2 (ja) * 1991-06-28 1998-12-09 松下電工株式会社 カードリーダ

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JPH0279347U (ja) 1990-06-19

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