JPH06253879A - グルクロン酸結合オリゴ糖の分離方法 - Google Patents

グルクロン酸結合オリゴ糖の分離方法

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JPH06253879A
JPH06253879A JP5064730A JP6473093A JPH06253879A JP H06253879 A JPH06253879 A JP H06253879A JP 5064730 A JP5064730 A JP 5064730A JP 6473093 A JP6473093 A JP 6473093A JP H06253879 A JPH06253879 A JP H06253879A
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JP
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glucuronic acid
oligosaccharide
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JP5064730A
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Akira Tomizawa
章 富沢
Tamami Mihashi
珠美 三橋
Shuichi Yanagidaira
修一 柳平
Tomoko Kobayashi
智子 小林
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
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  • Saccharide Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 糖転移反応により生成したグルクロン酸結合
オリゴ糖を反応溶液から効率的に分離する方法を提供す
る。 【構成】 乳糖とグルクロン酸とを原料とし、酵素を作
用させて糖転移反応を行わせ、一般式(Gal)n−G
lcAで表されるグルクロン酸結合オリゴ糖を生成させ
た後、これを採取するに際し、擬似移動床式クロマト分
離装置(SMB)を用いる。最適な分離剤と溶離剤を選
択して装置の運転条件を設定することにより、グルクロ
ン酸結合オリゴ糖の効率的な分離が可能となる。(但
し、式中、Galはガラクトースを、GlcAはグルク
ロン酸をそれぞれ示し、nは1〜3の整数を示す。) 【効果】 従来の方法に比べ、グルクロン酸結合オリゴ
糖の分離に要する時間を大幅に短縮することができ、ま
た、塩溶液の使用量も大幅に低減できるので、生理効果
を有するグルクロン酸結合オリゴ糖を医薬、飲食品及び
飼料などの素材として安価に提供することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なグルクロン酸結
合オリゴ糖の分離方法に関する。この新規なグルクロン
酸結合オリゴ糖は、ミネラル吸収促進効果を有するの
で、医薬、飲食品及び飼料の素材として有用である。
【0002】
【従来の技術】先に、ミネラル吸収促進効果を有する新
規な物質として、乳糖とグルクロン酸とを原料とし、β
−ガラクトシダーゼあるいはβ−グルコシダーゼを作用
させてガラクトース転移反応を行わせて得られるグルク
ロン酸結合オリゴ糖が提案されている〔特願平4−35
3409号〕。そして、この新規なグルクロン酸結合オ
リゴ糖を酵素反応で生成させる過程においては、目的と
するグルクロン酸結合オリゴ糖以外に、グルコース、ガ
ラクトース及びガラクトオリゴ糖などが生成する。した
がって、純度の高いグルクロン酸結合オリゴ糖を得るた
めには、これらのグルコース、ガラクトース及びガラク
トオリゴ糖や残存する原料の乳糖及びグルクロン酸を除
去する必要が生じる。
【0003】上記の酵素反応溶液から、一般式(Ga
l)n−GlcA(但し、式中、Galはガラクトース
を、GlcAはグルクロン酸をそれぞれ示し、nは1〜
3の整数を示す。)で表されるグルクロン酸結合オリゴ
糖を分離するには、まず、グルクロン酸及びグルクロン
酸結合オリゴ糖を含む酸性糖画分とグルコース、ガラク
トース、乳糖及びガラクトオリゴ糖を含む中性糖画分と
を分離した後、さらにグルクロン酸及びグルクロン酸結
合オリゴ糖を含む酸性糖画分からグルクロン酸を除去す
るという手順となる。従来、酸性糖と中性糖を分離する
方法としては、酸性糖をアニオン交換樹脂に吸着させた
後、塩溶液で溶出させる吸着分離法が用いられている。
しかし、この吸着分離法では、工業的規模で大量かつ効
率的に分離を行うのに限界があり、また、溶出に際して
高濃度の塩溶液を用いる必要があり、その後の脱塩処理
に多大な負担を要するという問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、乳糖と
グルクロン酸とを原料とし、β−ガラクトシダーゼある
いはβ−グルコシダーゼを作用させてガラクトース転移
反応を行わせ、グルクロン酸結合オリゴ糖を生成させた
後、これを採取するに際し、従来の吸着分離法に代わる
効率的なグルクロン酸結合オリゴ糖の分離法について検
討を行ったところ、擬似移動床式クロマト分離装置(以
下SMBと略記する)を用いることにより、グルクロン
酸結合オリゴ糖を効率的に分離できることを見出し、本
発明を成すに至った。したがって、本発明は、乳糖とグ
ルクロン酸とを原料とし、β−ガラクトシダーゼあるい
はβ−グルコシダーゼを作用させてガラクトース転移反
応を行わせ、グルクロン酸結合オリゴ糖を生成させた
後、これを採取するに際し、SMBを用いてグルクロン
酸結合オリゴ糖を分離する方法を提供することを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、乳糖とグル
クロン酸とを原料とし、β−ガラクトシダーゼあるいは
β−グルコシダーゼを作用させてガラクトース転移反応
を行わせ、グルクロン酸結合オリゴ糖を生成させた後、
これを採取するに際し、SMBを用いてグルクロン酸結
合オリゴ糖を分離する。
【0006】本発明に用いるSMBは、分離剤を充填し
た数塔のカラムを用い、供給液及び分離液の注入口ある
いは分離成分の取出口を半連続的に移動させることによ
り、成分を分離する装置であって、分離剤と溶離液を適
宜選択し、SMBの運転条件を適正化することにより、
効率的に成分を分離することができるものである。
【0007】本発明では、乳糖とグルクロン酸とを原料
とし、β−ガラクトシダーゼあるいはβ−グルコシダー
ゼを作用させてガラクトース転移反応を行わせ、グルク
ロン酸結合オリゴ糖を生成させた後、このSMBを用
い、まず、グルコース、ガラクトース、乳糖及びガラク
トオリゴ糖を含む中性糖画分とグルクロン酸及びグルク
ロン酸結合オリゴ糖を含む酸性糖画分とに分離する。こ
の際、強塩基性アニオン交換樹脂、好ましくは強塩基性
アニオン交換樹脂I型の樹脂を分離剤として用いるとよ
い。なお、強塩基性アニオン交換樹脂I型の樹脂として
は、アンバーライト XT−5021(オルガノ(株)
製)、Dowex 1×4(ダウ・ケミカル日本(株)
製)、ダイヤイオン SA11A(三菱化成工業(株)
製)などが市販されている。
【0008】溶離液としては、後に行う脱塩が容易なよ
うに塩化ナトリウムや塩化カリウムなどの塩を0.1〜
0.5Mの濃度となるよう水に溶解した塩水溶液を用い
るとよい。なお、この溶離液の塩濃度が0.1M未満で
は酸性糖画分が移動せず、また、0.5Mを超えると酸
性糖画分と中性糖画分との移動速度の差が僅かとなり酸
性糖画分と中性糖画分とを分離することができなくな
る。
【0009】次に、SMBで中性糖を分離して得られた
酸性糖画分を電気透析などによって脱塩した後、グルク
ロン酸とグルクロン酸結合オリゴ糖とを分離する。この
際、分離剤としては、Na型強酸性カチオン交換樹脂を
用いることができる。また、溶離液として塩化ナトリウ
ムや塩化カリウムなどの塩を適当な濃度となるよう水に
溶解した塩水溶液などを用いることにより、強塩基性ア
ニオン交換樹脂を分離剤として用いることもできる。分
離剤として強塩基性アニオン交換樹脂を用いた場合は、
Na型強酸性カチオン交換樹脂を用いた場合に比べて酸
性糖どうしの分離が良いので、同様の純度のものを得よ
うとする場合には、数倍多く処理ができる。なお、分離
剤として強塩基性アニオン交換樹脂を用いた場合は、グ
ルクロン酸結合オリゴ糖画分を分離した後、電気透析な
どによってその画分の脱塩を行う必要がある。
【0010】得られたグルクロン酸結合オリゴ糖画分
は、常法に従って濃縮、乾燥し、グルクロン酸結合オリ
ゴ糖粉末とする。また、必要に応じ、例えば、カラムに
充填した活性炭にグルクロン酸結合オリゴ糖画分を通液
し、水でグルクロン酸を溶出させた後、25%濃度のエ
タノール溶液でグルクロン酸結合オリゴ糖を溶出させる
精製法、あるいは、ゲル濾過による精製法などを用いて
精製し、純度を高めることもできる。次に本発明の実施
例を挙げて具体的に説明する。
【0011】
【実施例1】グルクロン酸ナトリウム280gと乳糖1
kgを1,250mlの水で溶解した溶液に市販のバチ
ルス・サーキュランス(Bacillus circu
lans)由来のβ−ガラクトシダーゼ1.375gを
添加し、pH6.2、温度40℃の条件で15.5時間
反応させた後、90℃で5分間の加熱を行って酵素を失
活させ、グルクロン酸結合オリゴ糖含有溶液を得た。
【0012】このグルクロン酸結合オリゴ糖含有溶液を
0.3M塩化ナトリウム溶液で固形率10%となるよう
希釈してSMB供給液とした。また、0.3M塩化ナト
リウム溶液をSMB溶離液として用いた。SMBは、カ
ラムの直径が25mm、長さが460mmの8塔型で、
各々アニオン交換樹脂Dowex 1×4(ダウ・ケミ
カル(株)製)を充填した。SMBの運転条件は、SM
B供給液供給量5.9ml/分、SMB溶離液供給量1
0.4ml/分、エキストラクト抜き出し量7.5ml
/分、ラフィネート抜き出し量8.7ml/分とし、カ
ラム温度55℃、ステップ時間15.67分とした。
【0013】以上の条件でグルクロン酸結合オリゴ糖含
有溶液7.1lを処理したところ、ラフィネートにグル
コース、ガラクトース、乳糖及びガラクトオリゴ糖を含
む中性糖画分10.4lとエキストラクトにグルクロン
酸及びグルクロン酸結合オリゴ糖を含む酸性糖画分9.
0lをそれぞれ得た。次に、このエキストラクをロータ
リー・エバポレーターで3lとなるまで濃縮した後、電
気透析装置(TS−2型、徳山曹達(株)製)を用いて
脱塩し、酸性糖画分2.6lを得た。この酸性糖画分に
は、グルクロン酸19%及びグルクロン酸結合オリゴ糖
6%が含まれており、グルコース、ガラクトース、乳糖
及びガラクトオリゴ糖を含む中性糖は検出されなかっ
た。
【0014】このようにして得られたグルクロン酸及び
グルクロン酸結合オリゴ糖を含む酸性糖画分をイオン交
換水で固形率10%となるよう希釈してSMB供給液と
した。また、イオン交換水をSMB溶離液として用い
た。SMBは、カラムの直径が25mm、長さが460
mmの8塔型で、各々カチオン交換樹脂UBK510l
(三菱化成工業(株)製)を充填した。SMBの運転条
件は、SMB供給液供給量0.5ml/分、SMB溶離
液供給量2.1ml/分、エキストラクト抜き出し量
1.3ml/分、ラフィネート抜き出し量1.3ml/
分とし、カラム温度50℃、ステップ時間5.51分と
した。
【0015】以上の条件でグルクロン酸及びグルクロン
酸結合オリゴ糖を含む酸性糖画分2.5lを処理したと
ころ、ラフィネートにグルクロン酸結合オリゴ糖画分
6.5lとエキストラクトにグルクロン酸画分6.5l
をそれぞれ得た。次に、このラフィネートをロータリー
・エバポレーターで3lとなるまで濃縮してグルクロン
酸結合オリゴ糖画分を得た。この画分には、グルクロン
酸結合オリゴ糖が1.59%含まれていた。そしてさら
に、このグルクロン酸結合オリゴ糖画分を減圧濃縮した
後、凍結乾燥して純度99%のグルクロン酸結合オリゴ
糖白色粉末42gを得た。
【0016】
【実施例2】実施例1に記載した方法で得られたグルク
ロン酸19%及びグルクロン酸結合オリゴ糖6%を含む
酸性糖画分を0.5M塩化ナトリウム水溶液で固形率1
0%となるよう希釈してSMB供給液とした。また、
0.5M塩化ナトリウム水溶液をSMB溶離液として用
いた。SMBは、カラムの直径が25mm、長さが46
0mmの8塔型で、各々アニオン交換樹脂Dowex
1×4(ダウ・ケミカル(株)製)を充填した。SMB
の運転条件は、SMB供給液供給量4.56ml/分、
SMB溶離液供給量7.83ml/分、エキストラクト
抜き出し量6.19ml/分、ラフィネート抜き出し量
6.19ml/分とし、カラム温度50℃、ステップ時
間11.64分とした。
【0017】以上の条件でグルクロン酸及びグルクロン
酸結合オリゴ糖を含む酸性糖画分4.0lを処理したと
ころ、ラフィネートにグルクロン酸結合オリゴ糖画分
5.43lとエキストラクトにグルクロン酸画分5.4
3lをそれぞれ得た。次に、このラフィネートをロータ
リー・エバポレーターで3lとなるまで濃縮した後、電
気透析装置(TS−2型、徳山曹達(株)製)を用いて
脱塩し、グルクロン酸結合オリゴ糖画分2.6lを得
た。この画分には、グルクロン酸結合オリゴ糖が2.9
6%含まれていた。そして、このグルクロン酸結合オリ
ゴ糖画分を減圧濃縮した後、凍結乾燥して純度99%の
グルクロン酸結合オリゴ糖白色粉末69gを得た。
【0018】
【比較例】ここでは、アニオン交換樹脂Dowex 1
×4(ダウ・ケミカル(株)製)を用い、中性糖画分と
酸性糖画分との分離について、従来法のカラムクロマト
グラフィーと本発明のSMB法との比較を行った。従来
法のカラムクロマトグラフィーの場合、原液量300m
lの処理に樹脂1l当たり、洗浄水として水3l、脱離
液として0.5M塩化ナトリウム水溶液3l及び再生剤
として1M塩化ナトリウム水溶液3lが必要であり、処
理時間も約7時間を要した。一方、本発明のSMB法の
場合、原液量300mlの処理に樹脂1l当たり、溶離
液として0.3M塩化ナトリウム水溶液530mlを用
いるのみであり、処理時間も1.5時間程度で済んだ。
したがって、本発明のSMB法を用いることによって処
理効率が飛躍的に高まり、しかも、塩化ナトリウムの使
用量を少なく抑えることができるので、工業的規模でグ
ルクロン酸結合オリゴ糖を製造する場合に有利である。
【0019】
【発明の効果】このように、本発明の方法を用いること
により、グルクロン酸結合オリゴ糖を含む酵素反応液か
ら、生成したグルクロン酸結合オリゴ糖を、効率的に分
離することができる。したがって、ミネラル吸収促進効
果などの生理効果を有するグルクロン酸結合オリゴ糖を
医薬、飲食品及び飼料の素材として、安価に提供するこ
とができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳糖とグルクロン酸とを原料とし、β−
    ガラクトシダーゼあるいはβ−グルコシダーゼを作用さ
    せてガラクトース転移反応を行わせ、一般式(Gal)
    n−GlcAで表されるグルクロン酸結合オリゴ糖を生
    成させた後、これを採取する方法であって、以下の工程
    からなることを特徴とするグルクロン酸結合オリゴ糖の
    分離方法。(但し、式中、Galはガラクトースを、G
    lcAはグルクロン酸をそれぞれ示し、nは1〜3の整
    数を示す。) (1)酵素反応液を擬似移動床式クロマト分離装置に供
    給してグルクロン酸及びグルクロン酸結合オリゴ糖を含
    む画分を分離、回収する工程。 (2)回収したグルクロン酸及びグルクロン酸結合オリ
    ゴ糖を含む画分を脱塩する工程。 (3)脱塩したグルクロン酸及びグルクロン酸結合オリ
    ゴ糖を含む画分を擬似移動床式クロマト分離装置に供給
    してグルクロン酸結合オリゴ糖を含む画分を分離、回収
    する工程。
  2. 【請求項2】 酵素反応液を擬似移動床式クロマト分離
    装置に供給してグルクロン酸及びグルクロン酸結合オリ
    ゴ糖を含む画分を分離、回収するに際し、分離剤として
    強塩基性アニオン交換樹脂を用い、溶離液として塩溶液
    を用いる請求項1記載のグルクロン酸結合オリゴ糖の分
    離方法。
  3. 【請求項3】 溶離液として用いる塩溶液の塩濃度が
    0.1〜0.5Mである請求項2記載のグルクロン酸結
    合オリゴ糖の分離方法。
  4. 【請求項4】 脱塩したグルクロン酸及びグルクロン酸
    結合オリゴ糖を含む画分を擬似移動床式クロマト分離装
    置に供給してグルクロン酸結合オリゴ糖を含む画分を分
    離、回収するに際し、分離剤としてNa型強酸性カチオ
    ン交換樹脂を用い、溶離液として水を用いる請求項1乃
    至3のいずれかに記載のグルクロン酸結合オリゴ糖の分
    離方法。
  5. 【請求項5】 脱塩したグルクロン酸及びグルクロン酸
    結合オリゴ糖を含む画分を擬似移動床式クロマト分離装
    置に供給してグルクロン酸結合オリゴ糖を含む画分を分
    離、回収するに際し、分離剤として強塩基性アニオン交
    換樹脂を用い、溶離液として塩溶液を用いる請求項1乃
    至3のいずれかに記載のグルクロン酸結合オリゴ糖の分
    離方法。
JP5064730A 1993-03-01 1993-03-01 グルクロン酸結合オリゴ糖の分離方法 Pending JPH06253879A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010090160A (ja) * 1997-02-13 2010-04-22 Tate & Lyle Plc 塩素化スクロースのクロマトグラフィー精製
JP2016535724A (ja) * 2013-10-04 2016-11-17 イェンネワイン バイオテクノロジー ゲーエムベーハーJ 擬似移動床クロマトグラフィーを用いる中性ヒトミルクオリゴ糖の精製方法

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US10435427B2 (en) 2013-10-04 2019-10-08 Jennewein Biotechnologie Gmbh Process for purification of neutral human milk oligosaccharide using simulated moving bed chromatography
US11168105B2 (en) 2013-10-04 2021-11-09 Jennewein Biotechnologie Gmbh Process for purification of neutral human milk oligosaccharide using simulated moving bed chromatography

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