JPH0625307Y2 - ダイヤモンドドリル - Google Patents

ダイヤモンドドリル

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JPH0625307Y2
JPH0625307Y2 JP13907688U JP13907688U JPH0625307Y2 JP H0625307 Y2 JPH0625307 Y2 JP H0625307Y2 JP 13907688 U JP13907688 U JP 13907688U JP 13907688 U JP13907688 U JP 13907688U JP H0625307 Y2 JPH0625307 Y2 JP H0625307Y2
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diamond
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diamond drill
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JP13907688U
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Inventor
誠也 緒方
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ノリタケダイヤ株式会社
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンクリート,石材,建材,ガラスその他の
材料の穿孔を行うダイヤモンドドリルの構造に関する。
〔従来の技術〕
従来のダイヤモンドドリルは第5図に示すように台金本
体Aの先端のダイヤモンドドリルBが砥材セグメントチ
ップCを一定間隔で取付けた所謂セグメント型の構造を
有する。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような構造を有するダイヤモンドコアドリルにおい
ては、以下のような欠点を有する。
(1)台金本体に取り込んだコアの取り出しが困難であ
り、穿孔毎にコアドリル全体を稼動機械に脱着する必要
がある。
(2)穿孔作業後、第6図に示すように、加工物Mの穿孔
部の底に未加工のコア部分Tが残存し、穿孔後除去作業
が必要となる場合がある。
(3)コアレスタイプの超硬ドリルを振動ドリルに適用し
た場合には、刃先を被削材に食い込ませるために穿孔方
向への振動打撃を与えるので、騒音や被削材の割れを発
生する。
〔課題を解決するための手段〕 本考案は、ダイヤモンドクラウン部を水平断面において
少なくとも一方が開放された内部空間部を有する一体成
形体とし、同内部空間部にダイヤモンドクラウン部の基
部中心に向かって傾斜したコア破壊用の斜面を設けるこ
とによって、穿孔後コアの残存を少なくすると共に前記
従来のコアレスタイプの超硬振動ドリルの欠点を解消し
たものである。
一体成形体のダイヤモンドクラウンの先端部の断面形状
としては、空間部がコの字に囲まれた一方向のみが開放
された形状である。
また、ダイヤモンドクラウンの内部空間部に設けたコア
除去部分としては、一体成形された砥材の内部が先端か
ら基部まで同一形状の空間を形成せずに先端面から見た
空間が内方に向かって狭くなっているだけでも、穿孔部
に生じるコア部を低減することができる。
また、この斜面部のダイヤモンド砥粒の粒度,集中度を
調整することにより、コア部を能率良く破壊することが
できる。
〔実施例〕
第1図〜第4図は本考案のダイヤモンドドリルの実施例
を示す。
本考案のダイヤモンドドリルの全体構造を示す第1図を
参照して、一体成形された10mmφのダイヤモンドクラウ
ン部1は通常鉄材からなるステム基部2の先端に接着
(溶接又はろう付け)されて使用される。
ステム基部2は、穿孔作業に際しての切り粉の除去を容
易にするために、圧縮空気や冷却水を内部より供給でき
るように、中空の円筒状とするのが望ましい。
第2図はクラウン部1の全体斜視図を示し、第3図は断
面形状を、第4図は第3図のIV−IV線から見た断面を示
す。
これらの図を参照して、ダイヤモンドクラウン部1はダ
イヤモンド砥粒3とボンド材4との一体成形体からな
る。
同ダイヤモンドクラウン部1の水平断面は第3図に示す
ように断面がコの字形に成形されており、一方向に開放
した開放空間5が形成されている。
同開放空間5は穿孔作業に際して発生する切り粉の逃げ
部の機能を有する。
6はコア除去部分を示し、同コア除去部分6は任意の形
状とすることができるが、図示するように、開放空間5
を形成する内壁面にダイヤモンドクラウン部1の基部中
心に向かって傾斜したテーパ面7とすることが、穿孔部
に形成したコアを衝撃を発生することなく、スムーズに
除去することができ、その際発生した切り粉を同テーパ
面7に沿って開放部5から逃がすことが可能となる。テ
ーパ面7のテーパ角度は被削材の状況と穿孔条件によっ
て調整する。
上記構造を有する本考案のダイヤモンドドリルは、砥材
部が一体成形体であるので基材との接着面積が向上し、
このため、刃先の強度及び接着強度の向上により、乾式
での穿孔作業を可能とするものであり、内側より圧縮空
気を吹付け、刃先の冷却及び切り粉を排除することが望
ましい。
さらに、被削材に食い込ませるためには、適当な圧力を
かけるのみでよく、振動打撃は必要としない。そのた
め、低騒音低振動にて作業が可能となる。
〔考案の効果〕
本考案のダイヤモンドドリルによって以下の効果を奏す
ることができる。
イ.穿孔した穴の中に被削材のコアを残すことなく穿孔
できる。
ロ.穿孔部にコアを発生しないので、穿孔した深さの精
度が向上する。
ハ.ダイヤモンドクラウンを一体的に成形,接着するた
め、従来のセグメント型コアドリルに比べ刃先の強度及
び接着強度が向上できる。
ニ.砥材部が一体成形体であるので基材との接着面積が
向上し、このため、刃先の強度及び接着強度の向上によ
り、乾式での穿孔作業が可能となる。
ホ.被穿孔材の食い込み性が良く、振動打撃を必要とせ
ず低騒音低振動による作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示す。第1図は全体
構成を示し、第2図はクラウン部の全体斜視図を示し、
第3図および第4図はクラウン部の断面形状を示す。第
5図および第6図は従来のドリルの構造とその作業態様
を示す。 1:ダイヤモンドクラウン部 2:ステム基部、3:ダイヤモンド砥粒 4:ボンド材、5:開放空間 6:コア除去部分、7:テーパ面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】5〜25mmφのダイヤモンドドリルにおい
    て、ダイヤモンドクラウン部を水平断面において少なく
    とも一方が開放された内部空間部を有する一体成形体と
    し、同内部空間部にダイヤモンドクラウン部の基部中心
    に向かって傾斜したコア破壊用の斜面を設けたことを特
    徴とするダイヤモンドドリル。
JP13907688U 1988-10-24 1988-10-24 ダイヤモンドドリル Expired - Fee Related JPH0625307Y2 (ja)

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JPH0259904U JPH0259904U (ja) 1990-05-01
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JP2006305672A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Central Glass Co Ltd ガラス基板の孔あけドリル

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