JPH06252781A - 移動体テレビ放送受信システム - Google Patents

移動体テレビ放送受信システム

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JPH06252781A
JPH06252781A JP5945193A JP5945193A JPH06252781A JP H06252781 A JPH06252781 A JP H06252781A JP 5945193 A JP5945193 A JP 5945193A JP 5945193 A JP5945193 A JP 5945193A JP H06252781 A JPH06252781 A JP H06252781A
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JP
Japan
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television broadcast
vehicle
broadcast receiving
antenna
mixer
Prior art date
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Pending
Application number
JP5945193A
Other languages
English (en)
Inventor
Torao Aozuka
虎雄 青塚
Mare Tadama
希 田玉
Yoshio Maekawa
義雄 前川
Kazunori Hasebe
和則 長谷部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
East Japan Railway Co
Original Assignee
Sony Corp
East Japan Railway Co
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Publication date
Application filed by Sony Corp, East Japan Railway Co filed Critical Sony Corp
Priority to JP5945193A priority Critical patent/JPH06252781A/ja
Publication of JPH06252781A publication Critical patent/JPH06252781A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Support Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄道車両内でテレビ放送等を携帯用受信機で
受信できる移動体テレビ放送受信システムを提供する。 【構成】 電車の屋根に取り付けた複数の方向を受信で
きるテレビ放送受信用アンテナ32〜35を備える多局
テレビ放送受信装置2と、多局テレビ放送受信装置2の
出力信号を空きチャンネルのRF信号に変換するRF変
換器4と、RF変換器4の出力信号を混合するミキサ6
と、ミキサ6のRF出力信号を車内に放射するワイヤ放
射アンテナ1と、ミキサ6の出力を隣接車両内に伝送す
るケーブル7a、7bとでシステムを構成する。各車両
内にはアンプ付き分岐器8が設けられており、分岐器8
を通して伝送されてきた受信信号をアンテナ1で放射す
ると共に、次の隣接車両にケーブル7cで伝送する。各
車内において乗客は携帯用受信機で放送を選択して受信
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体、特に鉄道客車
等の車内において、通常のテレビ放送、文字放送、BS
放送等のテレビ電波を携帯用受信機で受信できる移動体
テレビ放送受信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】これまで、移動体、特に電車等の車内に
おいて、AM放送電波、FM放送電波、文字放送を受信
できるシステムは提案されているが、テレビ放送を自己
の受信装置で有効に受信できるシステムはいまだに提案
されていない。図4に示すシステムは、車両30内に設
置した中継装置でテレビ放送を受信して車内に取り付け
た液晶テレビ31に放映する移動体テレビ放送システム
の一例を示している。以下に、この移動体テレビ放送受
信システムについて概略説明する。
【0003】図4において、移動体テレビ放送受信シス
テムは、車両30の屋根に前後左右の異なる方向に4つ
のアンテナ32、33、34及び35を取り付け、それ
ぞれのアンテナに対応した4つのチューナ36で受信す
る。これによりあらゆる方向の電波を常時受信でき、同
時に多数の番組をとらえることができる。また、前記4
つのアンテナと1つのチューナを用いてダイバーシティ
方式を採用して受信することも可能である。そして受信
したテレビ電波は、ビデオコントロール装置37を通し
て車内ドア近傍や妻部に取り付けた、例えば前記液晶テ
レビ31に送られて放映される。
【0004】さらに、前記システムには、テレビ放送番
組に加えてCM等のビデオ映像を放映するためにVTR
38が備えつけられている。このように、これまで提案
された車内において映像を放映する移動体テレビ放送受
信システムは、車内に取り付けたモニタテレビを通して
乗客が見るという観点で提案されており、車内におい
て、乗客が携帯用受信装置でテレビ放送を受信できると
いうシステムではなかった。
【0005】このように、車内に取り付けたテレビでテ
レビ放送を見る場合は、乗客が必ずモニタテレビの設置
されている場所、例えば車両のドア近傍や妻部の方向を
注視せざるをえず、また多数のモニタテレビ(例えば2
4台)を車輌毎に設置せざるをえない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
に鑑み、乗客が携帯用テレビジョン受像機を乗車時に携
帯していれば、容易に通常のテレビ放送、文字放送、B
S放送等を受信できる移動体テレビ放送受信システムを
提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明移動体テレビ放送
受信システムは、移動体の外部に取り付けたテレビ放送
波受信用アンテナ装置を備える多局放送受信装置と、該
多局放送受信装置の出力信号を空きチャンネルのRF信
号に変換する空チャンネルRF変換器(以下、RF変換
器という。)と、該RF変換器の出力信号を混合するミ
キサと、該ミキサのRF出力信号を車内に放射するワイ
ヤ放射アンテナと、前記ミキサのRF出力信号を隣接車
輌へ伝送する隣接車輌伝送ケーブルとを備える。前記隣
接車輌伝送ケーブルの出力端にRF広帯域付き分岐器を
設け、該RF広帯域付き分岐器の出力端に隣接車両ワイ
ヤ放射アンテナ及び他の隣接車輌伝送ケーブルを通して
他のRF広帯域付き分岐器を接続する。
【0008】
【実施例】図3は、本発明移動体テレビ放送受信システ
ムにおいて、テレビ放送電波車両内放射システムの車両
編成の全体図の一例を示している。車両編成は11両と
し、これら車両のうち、1両目から9両目及び11両目
はテレビ放送を受信できるようにテレビ放送電波を中継
してワイヤ放射アンテナ1で車内に、例えば文字放送電
波を放射する。一方、10両目はテレビ放送電波を放射
するとともに24台の液晶テレビモニター31、多局テ
レビ放送受信装置2等の主装置を設置する。
【0009】図1の(A)は、テレビ放送を中継して前
記各車両にワイヤ放射アンテナ1で放射するために、テ
レビ放送を受信する本発明移動体テレビ放送受信システ
ムの一例を示している。この多局テレビ放送を受信する
主装置2が前記したように10両目の車両に設置されて
いる。前記従来例と同様のアンテナ装置32〜35でも
って、多局テレビ放送受信装置2でテレビ放送を受信す
る。この多局テレビ放送受信装置2は、4局のテレビ放
送コンポジット信号出力端子3a、3b、3c及び3d
を備えている。これらコンポジット信号出力端子3a〜
3dから、受信したテレビ放送信号はRF変換器4に出
力され、ここで各テレビコンポジット信号を空きチャン
ネルのRF信号に変換して通常のテレビジョン受像機で
受信できる信号に変換する。
【0010】例えば、東京都内を走行する電車において
は、VHF帯の2ch、5ch、7ch及び9chで受
信できるように変換し、UHF帯では13ch、14c
h、15ch及び16chで受信できるように変換す
る。このRF変換は、空きチャンネルであれば任意であ
るが、できるだけ近接しないチャンネルに変換すること
により直接波によるフェージングを避けることができ
る。
【0011】さらに前記受信したテレビ放送信号はビデ
オコントロール装置5にも送られ、10両目に設置した
テレビモニター31に放映する。このテレビモニターは
乗客が見るとともに、実際にテレビ放送電波が車内に放
射されていることの確認用として機能する。
【0012】前記RF変換器4の出力信号はミキサ5に
送られ、4種のテレビ放送RF信号を混合して多重化
し、隣接車両へ同軸ケーブル7a及び7bで伝送すると
ともに、ワイヤ放射アンテナ1にも出力し、車内にテレ
ビ放送電波を放射する。
【0013】そして、図1の(B)に示すように、隣接
した車両内には前記同軸ケーブル7bで伝送されてきた
テレビ放送信号を増幅し、さらに別の隣接車両へ同軸ケ
ーブル7cを通して中継するRF広帯域アンプ付き分岐
器8(以下、ブースタ8という。)が設置されている。
また、ブースタ8の出力は、各車両内の屋根裏(天井)
に設置したワイヤ放射アンテナ1にも供給され、車内に
テレビ放送電波を放射する。
【0014】前記ブースタ等は、実際に車両内に以下の
ように設置する。 (1)ブースター8は妻部上部等へ設置する。 (2)長さが約20mワイヤ放射アンテナ1は、エアコ
ン吹き出し口に張る。 (3)車両間は、同軸ケーブル7の両栓を設け、ブース
タ8に接続する。 (4)妻部(連結ドア)上部にも液晶テレビモニターを
取り付ける。
【0015】前記実施例は、テレビ放送を中継して車両
内に電波を放射する例であるが、図2に示すように前記
多局テレビ放送受信装置2に多局BSチューナ9を併設
してBS放送を中継することもできる。BS放送を中継
する場合は、例えば10両目の車両の屋根にBS受信用
のパラボラアンテナ10を設置する。車内への電波の放
射は、BS用のRF変換器11、ミキサ12等を併設し
て前記テレビ放送の装置と同様にワイヤ放射アンテナ1
で行うことができる。
【0016】ところで、前記実施例は、車内放射アンテ
ナとしてワイヤ放射アンテナを採用したが、必要に応じ
てホイップアンテナを採用することも可能である。受信
映像結果によると、ホイップアンテナの場合は、アンテ
ナから遠ざかると電波は弱くなるが各客席位置で一応良
好に受信できる。しかし通路に人が通るとその影響を受
けて映像が乱れることがある。
【0017】一方、ワイヤ放射アンテナの場合は、客席
位置による電波の強さの差が少なく、どの客席位置にお
いても良好な映像が受信でき、人の動きの影響を全く受
けなかった。したがって、これらの点を総合すればワイ
ヤ放射アンテナを採用するのが好適である。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、乗客が車輌内におい
て、携帯用受信機でテレビ画像を選択して楽しむことが
でき、さらに必要な情報を通勤途上で早く知ることがで
き、現代の情報化社会のニーズに極めて有効である。ま
た、車内放射アンテナとしてワイヤ放射アンテナを採用
した場合は、アンテナ形状が極めて単純で線材であるた
め設置工事に困難を伴うことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明移動体テレビ放送受信システムの第1実
施例のブロック図である。
【図2】本発明移動体テレビ放送受信システムの第2実
施例のブロック図である。
【図3】本発明移動体テレビ放送受信システムを移動体
に設置した説明図である。
【図4】従来の移動体テレビ放送受信システムの説明図
である。
【符号の説明】
1 ワイヤ放射アンテナ 2 多局テレビ放送受信装置 4 空チャンネルRF変換器 5 ビデオコントロール装置 6 ミキサ 7a、7b、7c 隣接車両伝送ケーブル 8 ブースタ 32、33、34、35 外部アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前川 義雄 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 長谷部 和則 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の外部に取り付けたテレビ放送波
    受信用アンテナ装置を備える多局放送受信装置と、該多
    局放送受信装置の出力信号を所定のRF信号に変換する
    RF変換器と、該RF変換器の出力信号を混合するミキ
    サと、該ミキサのRF出力信号を車内に放射する車内放
    射アンテナと、前記ミキサのRF出力信号を隣接車輌へ
    伝送する隣接車輌伝送手段とを備えることを特徴とする
    移動体テレビ放送受信システム。
  2. 【請求項2】 前記隣接車輌伝送手段の出力端にRF広
    帯域付き分岐器を設け、該RF広帯域付き分岐器の出力
    端に車内放射アンテナ及び他の隣接車輌伝送ケーブルを
    通して他のRF広帯域付き分岐器を接続したことを特徴
    とする請求項1記載の移動体テレビ放送受信システム。
  3. 【請求項3】 前記車内放射アンテナは、ワイヤ放射ア
    ンテナまたはホイップアンテナであることを特徴とする
    請求項1記載の移動体テレビ放送受信システム。
  4. 【請求項4】 前記多局放送受信装置は、通常のテレビ
    放送または文字放送またはBS放送受信装置であること
    を特徴とする請求項1記載の移動体テレビ放送受信シス
    テム。
JP5945193A 1993-02-24 1993-02-24 移動体テレビ放送受信システム Pending JPH06252781A (ja)

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