JPH06252714A - マーク率1/2パターン再生器 - Google Patents

マーク率1/2パターン再生器

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JPH06252714A
JPH06252714A JP5036825A JP3682593A JPH06252714A JP H06252714 A JPH06252714 A JP H06252714A JP 5036825 A JP5036825 A JP 5036825A JP 3682593 A JP3682593 A JP 3682593A JP H06252714 A JPH06252714 A JP H06252714A
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哲夫 五月女
Tetsuya Koishi
哲也 小石
Takayuki Nakajima
孝之 中島
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 マーク率1/4又は1/8と対応した原マー
ク率1/2のパターンの再生を短時間に行う。 【構成】 マーク率再生回路21により、マーク率1/
4又は1/8に対するマーク率1/2の仮再生パターン
が作られ擬似ランダムパターン発生回路22へ入力され
る。また真データ記憶回路23に供給されそのビット1
が真データとして記憶される。この記憶回路23のパタ
ーン発生回路22における帰還段と終段との対応シフト
データが、共に真であることがアンド回路24で検出さ
れ、この時のみパターン発生回路22は帰還データが仮
再生パターンに替えて入力され、記憶回路23にも真デ
ータが記憶される。このアンド回路24の出力カウンタ
25で検出されパターン発生回路22は自走状態となり
マーク率1/2のパターンが連続的に得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、誤り率を測
定するためにもちいられ、マーク率が1/2のn乗のパ
ターンから、これと対応する擬似ランダムパターンを再
生するマーク率1/2パターン再生器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の誤り率検出器を図6に示す。端子
11からの入力データは排他的論理和回路12の一方の
端子に供給される。又クロック端子13からの入力デー
タと同期したクロックがスキップ回路14を通じてパタ
ーン発生器15に供給される。このパターン発生器15
から、その入力されたクロックと同期した基準パターン
が発生される。これと同時にそのクロックがカウンタ1
6で計数される。パターン発生器15からの基準パター
ンは排他的論理和回路12の他方の入力端子に供給さ
れ、よって排他的論理和回路12から入力パターンと基
準パターンとが不一致のとき論理1が出力される。この
排他的論理和回路12の出力は同期制御回路17に供給
される。同期制御回路17はパターン発生器15の入力
クロックと同期して動作し、端子18からの起動信号に
よりリセットされて起動される。排他的論理和回路12
からの不一致の数が所定数に達すると、同期制御回路1
7の端子19からリセット信号を出し、カウンタ16を
リセットするとともにスキップ回路14を制御してクロ
ックを1つ阻止するか、或いは、1つ多くのパルスを加
える。これによりパターン発生器15から発生するパタ
ーンの位相が1ビットシフトされる。このようにして入
力パターンとパターン発生器15の基準パターンとが一
致するまでパターン発生器16の発生パターンの位相が
順次シフトされる。
【0003】パターン発生器15は通常シフトレジスタ
の最終段と途中の段と各出力の排他的論理和を入力側に
帰還して構成される擬似ランダムパターン発生器を備
え、入力パターンのマーク率が1/2の場合はその擬似
ランダムパターン発生器の出力パターンが直接基準パタ
ーンとされ、マーク率が1/2で無い場合は、例えば1
/4の場合は、発生擬似ランダムパターンの順次隣接す
るビットの論理積をとってマーク率が1/4の基準パタ
ーンとされる。パターン発生器15内の擬似ランダムパ
ターン発生器のシフトダウン数がn段の場合は、n回連
続して誤りが無い状態が検出された場合は、その発生し
た基準パターンとは入力パターンと同期した状態とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、入力
パターンに同期した基準パターンを発生して、これによ
り入力パターンの誤り割合を調べるが、その前に入力パ
ターンに基準パターンを同期させる必要がある。その同
期動作を1ビットづつシフトして同期を取っていると、
同期状態になるまで長い時間がかかる。目的とするパタ
ーンが擬似ランダムパターンである場合は、入力パター
ンをパターン発生器15中の擬似ランダムパターン発生
器に順次取り込んで、その全シフト段に入力パターンを
取り込んだ状態で自走状態にすれば短時間で同期状態が
得られる。しかし目的とするパターンのマーク率が1/
4或いは1/8或いは3/4等、各種の場合があるが、
これらの場合においては入力パターンを、パターン発生
器15内に取り込んで自走状態にすることはできない。
従って、入力パターンに発生基準パターンが同期するよ
うにさせるため発生基準パターンを1ビットづつシフト
させる必要があった。従って、例えばシフト段が23の
場合このパターンの周期は223−1ビットであって、ク
ロック周波数を100MHzとすると、同期するには最
悪で83.9mSとなる。シフト段数が31の場合は、
パターン周期は231−1ビットとなり、従って同期が確
立するまで最も悪いと21.5秒もかかってしまう。
【0005】この発明の目的は、マーク率が1/2でな
い入力パターンと対応したもとのマーク率が1/2の擬
似ランダムパターンを再生することができるパターン再
生器を提供することを目的とする。このように入力パタ
ーンと対応したマーク率が1/2のパターンを再生する
ことができれば、その再生したマーク率が1/2のパタ
ーンを擬似ランダムパターン発生器内に入れて、この擬
似ランダムパターン発生器を自走状態とし、その擬似ラ
ンダムパターン発生器の発生擬似ランダムパターンから
入力パターンと対応したマーク率の基準パターンを作
り、その基準パターンと入力パターンとの比較を行う場
合短時間で入力パターンと同期した基準パターンを得る
ことができる。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、入力
された入力パターンデータはマーク率再生回路におい
て、その入力パターンとこれをシフトしたパターンとの
論理和をとることによって部分的に再生されたマーク率
1/2の仮再生パターンが生成される。その仮再生パタ
ーンは擬似ランダムパターン発生回路に帰還データに変
えて入力され、又その仮再生パターン中の1は真を示す
データとして、擬似ランダムパターン発生回路のシフト
段数と同一段数を持つ循環形シフトレジスタからなる真
データ記憶回路に入力される。擬似ランダムパターン発
生回路内の帰還段と終段の各データが真であることが検
出されると、その時だけ擬似ランダムパターン発生回路
の帰還データがその入力側に帰還され、又真データ記憶
回路の入力側に真であるデータが書き込まれる。真デー
タ記憶回路における記憶データの状態によって、マーク
率1/2のパターンの再生が確立されたか否かの判定が
なされ、これが再生が確立されたと判定されると、擬似
ランダムパターン発生回路は帰還データを入力する自走
形に切り換えられる。
【0007】この発明の原理となるものを先ず説明す
る。擬似ランダムパターンは1と0の割合が同等であっ
て、マーク率が1/2と考えられる。実際には1周期の
ビット長が奇数であるため1/2から極わずか異なって
いる。マーク率が1/2の擬似ランダムパターンの隣り
合う2ビットについて順次論理積をとるとマーク率が1
/4のパターンとなり、隣り合う3ビットについて順次
論理積をとっていくとマーク率が1/8のパターンとな
る。即ち図10に示すように、マーク率が1/2のパタ
ーンの各ビットを順次D21、D22、D23、D24、D25
し、これら各ビットがそれぞれ図に示すような1、0の
値をとった場合、これと対応したマーク率が1/4のパ
ターンの各ビットをそれぞれD41、D42、D43、D44
するとき図に示すようなパターンとなる。ここでD41
21・D22、D42=D22・D23、D 43=D23・D24……
である。又マーク率が1/8のパターンのその各ビット
をD 81、D82、D83……とすると、前記マーク率が1/
2のパターンと対応したマーク率が1/8の時図に示す
ようになる。ここでD81=D21・D22・D23であり、D
82=D22・D23・D24であり、D83=D23・D24・D25
であり、以下同様である。
【0008】このような関係にあるから、逆にマーク率
が1/4のパターンのビットD41が1であるということ
は、もとのマーク率が1/2のパターンのビットD21
22が共に1でなければならない。同様にマーク率が1
/8のパターンのビットD81が1であればもとのマーク
率が1/2のパターンのビットD21・D22・D23は共に
1でなければならない。そこでマーク率が1/4のパタ
ーンを、その各ビットの隣り合うものについて順次論理
和をとればマーク率が1/2のパターンに一部が再生さ
れることになる。同様にマーク率が1/8のパターンの
隣り合う3ビットについて順次論理和をとればマーク率
が1/2のパターンの一部が再生されることになる。
【0009】図10の関係から、マーク率1/2に再生
されたパターンが1の場合は、これが真であるから、こ
の情報を真データ記憶回路に保持し、この真データが擬
似ランダムパターン発生回路と同期して真データ記憶回
路内で循環シフトされ、擬似ランダムパターン発生回路
の帰還段と対応する真データ記憶回路のシフト段と終段
とが共に真データであればその時の擬似ランダムパター
ン発生回路の帰還データも真であるから、その時の擬似
ランダムパターン発生回路の帰還データをその入力側に
帰還入力し、又、真データであることを示すデータを真
データ記憶回路に入力し、且つその真データ記憶回路の
記憶データが全て真であることを示す状態になれば擬似
ランダムパターン発生回路のデータが入力パターンと対
応した正しいマーク率1/2のパターンとなったことに
なり、この状態で擬似ランダムパターン発生回路を自走
状態にすればよい。
【0010】
【実施例】図1にこの発明の実施例を示す。入力端子1
1からの1/2n のマーク率の入力パターンがマーク率
再生回路21に入力される。マーク率再生回路21にお
いて入力パターンと、これがシフトされたパターンとの
論理和がとられて、入力パターンと対応したマーク率1
/2のパターンに仮再生され、この仮再生パターンが擬
似ランダムパターン発生回路22に供給される。擬似ラ
ンダムパターン発生回路22は端子13のクロックと同
期して、つまり入力パターンとビット同期して動作する
が、最初の状態においては仮再生パターンがデータとし
て擬似ランダムパターン発生回路22に入力される。又
真データ記憶回路23が設けられる。真データ記憶回路
23は擬似ランダムパターン発生回路22と同一シフト
段を持つ循環形シフトレジスタから構成されており、端
子13のクロックによりシフト動作される。マーク率再
生回路21からの仮再生パターン中のビットが1の情報
が真データとして真データ記憶回路に入力される。真デ
ータ記憶回路23における擬似ランダムパターン発生回
路22の帰還段と対応するシフト段及び終段の両データ
が真であればこのことがアンド回路24で検出されてオ
ア回路26を通じて擬似ランダムパターン発生回路22
及び真データ記憶回路23にそのことが通知され、その
時だけ擬似ランダムパターン発生回路22は仮再生パタ
ーンに代えて自分の帰還データが入力側に帰還入力さ
れ、又真データ記憶回路23においては、真を示すデー
タ、つまり1が入力される。
【0011】アンド回路24の出力はカウンタ25で計
数され、この計数値が所定値、つまり真データ記憶回路
23の全てのシフト段が全て1となったことが検出され
ると、擬似ランダムパターン発生回路22はその入力が
仮再生パターンから自己の帰還データに切り換えられて
自走状態とされる。これにより入力パターンと対応した
マーク率が1/2のパターンが再生されたことになる。
【0012】誤り率を検出する場合においては、擬似ラ
ンダムパターン発生回路22よりのパターン再生が確立
された擬似ランダムパターンが基準パターン変換回路3
1へ供給され、ここで入力パターンと同一のマーク率の
パターンの基準パターンに変換され、これが排他的論理
和回路12に供給される。一方、マーク率再生回路21
を通過した入力パターンはシフトレジスタ32におい
て、基準パターン変換回路31における遅れが調整され
たのち、排他的論理和回路12に供給されて基準パター
ンとの不一致、つまり誤りが検出される。
【0013】マーク率再生回路21の具体例を図2に示
す。入力端子11からの入力パターンは極性制御回路3
7を介してシフトレジスタ38に供給される。シフトレ
ジスタ38は2段のシフトレジスタであって、その初段
38aと終段38bとからなり、終段38bよりの出力
はセレクタ39の入力端子D0 に供給されるとともに、
初段38aの出力との論理和がオア回路41でとられ
て、オア回路41の出力はセレクタ39の入力端子D1
に供給される。またオア回路41の出力とシフトレジス
タ38の入力との論理和がオア回路42でとられて、セ
レクタ39の入力端子D2 に供給される。セレクタ39
は端子43、44の制御信号A、Bが共に低レベルLの
ときは端子D0 の入力を出力し、制御信号Aが高レベル
H、制御信号Bが低レベルLの場合は入力端子D1 の入
力を出力し、制御信号Aが低レベル、制御信号Bが高レ
ベルの時は入力端子D2 の入力を出力する。入力端子D
0 よりの信号は入力パターンと同一であり、これは入力
パターンのマーク率が1/2の場合この入力端子D0
選択される。
【0014】オア回路41の出力は隣接ビットの論理和
が順次とられたものであり、マーク率が1/4の入力パ
ターンの一部がマーク率1/2のパターンに再生され、
従ってマーク率が1/4の入力パターンの場合は入力端
子D1 が選択される。オア回路42の出力は隣接する3
つのビットの論理和が順次ずらされてとられ、従ってマ
ーク率が1/8の入力パターンの一部がオア回路42で
マーク率1/2のパターンとして再生され、マーク率が
1/8の入力パターンの場合は入力端子D2 が選択され
る。入力パターンのマーク率が3/4の場合は極性制御
端子45を高レベルとして極性制御回路37の排他的論
理和回路によって入力パターンの極性を反転して、マー
ク率が1/4のパターンに変換してシフトレジスタ38
に供給する。同様に入力パターンのマーク率が7/8の
場合は、端子45を高レベルHとして入力パターンの極
性を反転してマーク率が1/8のパターンとしてシフト
レジスタ38に供給する。セレクタ39の出力はマーク
率再生回路21の出力として擬似ランダムパターン発生
回路22へ供給される。又、シフトレジスタ38の出力
はマーク率再生回路21を通過した入力パターンとして
シフトレジスタ32へ供給される。
【0015】擬似ランダムパターン発生回路22は、例
えば図3に示すようにシフト段が461 乃至46N のN
段のシフトレジスタ46を備え、そのN段目22N の出
力とK段目22K の出力との排他的論理和が回路47で
とられ、この出力は、入力選択回路48においてマーク
率再生回路21よりの仮再生パターンとのいずれかが選
択されて初段461 に供給される。
【0016】つぎに図4を参照して真データ記憶回路2
3の具体例を説明する。この真データ記憶回路23は循
環型シフトレジスタ51を備え、このシフト段511
至51N は擬似ランダムパターン発生回路22のシフト
段数Nと等しくされており、且つ、端子13のクロック
でシフトされる。又、終段51N の出力はオア回路52
を介して初段511 の入力側に帰還されており、循環型
シフトレジスタとして構成されている。マーク率再生回
路21の仮再生パターンがアンド回路53の一方の入力
として与えられ、このアンド回路53の他方の入力とし
てアンド回路24の出力がオア回路26を通じて反転し
て与えられている。従って、アンド回路24の出力が0
の状態においては仮再生パターンの内、ビット1につい
てはこれは真データであるので、アンド回路53を通
じ、更にオア回路52を通じて、最初のシフト段511
に真を示すデータとして入力される。真データ記憶回路
23の擬似ランダムパターン発生回路22の帰還段46
K と同一シフト段51K の出力と、終段51N の出力と
が、アンド回路24に供給される。このデータが共に真
を示すもの、1であれば、その時擬似ランダムパターン
発生回路22の帰還データ、つまり排他的論理和回路4
7の出力も真である。従って、これらシフト段51K
51N のデータが真であると、アンド回路24の出力が
1となり、この1によってアンド回路53は禁止され
て、替わりにオア回路52を通じて真であることを示す
データ1が初段シフト段511 に入力される。
【0017】またこのようにして擬似ランダムパターン
発生回路22の帰還データが真であることが検出される
ごとに、擬似ランダムパターン発生回路22に対しても
その時の帰還データが入力選択回路を通じてシフトレジ
スタ46の入力側に帰還される。この帰還データが真で
あることが検出されるとそのことが図1のカウンタ25
で計数され、よって真データ記憶回路23内の全シフト
段が全て1になった時には、擬似ランダムパターン発生
回路22の各シフト段のデータも真となったことにな
る。この時マーク率1/2のパターンが再生され、よっ
てこの状態で擬似ランダムパターン発生回路22が自走
状態に切り換えられる。
【0018】基準パターン変換回路31は、例えば図5
に示すように構成される。即ちパターン再生が確立され
た状態の擬似ランダムパターン発生回路22よりの擬似
ランダムパターンが2段のシフトレジスタ64に供給さ
れ、そのシフトレジスタは端子13よりのクロックによ
ってシフトされ、その終段のシフト段642 の出力がセ
レクタ65の入力端子D0 に供給され、これとともに初
段のシフト段641 の出力との論理積が回路66でとら
れて、回路66の出力がセレクタ65の入力端子D1
供給され、この回路66の出力とシフトレジスタ64の
入力との論理積が回路67でとられ、その出力がセレク
タ65の入力端子D2 に供給される。セレクタ65は端
子43、44の制御信号A、Bによりその入力が選択さ
れるが、この入力の選択は図2におけるセレクタ39に
対する選択と同様に行われる。セレクタ65の出力は排
他的論理和回路12に基準パターンとして供給される。
【0019】アンド回路66においては隣接する2ビッ
トの論理積が順次とられてマーク率が1/4のパターン
として出力される。アンド回路67においては、隣接す
る3つの論理積が順次とられてマーク率1/8のパター
ンとされて出力される。このようにして得られた基準パ
ターンと入力パターンとが排他的論理和回路12におい
て比較されることになる。
【0020】次に同期制御回路17の具体例を図6を参
照して説明する。端子18からの起動信号はオア回路6
8を通じてリセット信号として端子19に供給される。
一方、誤り検出回路である排他的論理和回路12の出力
は、カウンタ71のイネーブル端子に供給され、誤りが
検出されるとカウンタ71がイネーブル状態となる。
又、端子13よりのクロックがゲート72を通じてカウ
ンタ71及び73に計数入力として与えられる。カウン
タ73は常時動作可能とされており、従ってクロックの
数を計数し、つまり入力パターンのビット数が計数され
るが、カウンタ71は誤りが検出されたときだけ計数可
能となるから、カウンタ71は誤ったビット数が計数さ
れることになる。カウンタ71の計数値が所定値よりも
大きくなるとその出力がオア回路68を通じてリセット
信号として端子19に供給され、各部がリセットされ
る。つまり誤りが著しく多い場合は基準パターンと入力
パターンとが同期していないと判定されて初期状態に戻
される。カウンタ71の出力はオア回路74を通じてD
型フリップフロップ75にも供給され、従って、次のク
ロックによってD型フリップフロップ75にカウンタ7
1の出力がとりこまれて、その出力はオア回路76を通
じてカウンタ71、73のリセット端子へ与えられてこ
れらがリセットされる。オア回路76には端子18から
の起動信号も与えられている。カウンタ73が所定値に
達すると、この所定計数値はカウンタ71の所定計数値
より著しく大きな値であり、この所定値に達したときカ
ウンタ73より出力が生じ、これはオア回路74に供給
されるとともにD型フリップフロップ77をトリガし
て、その高レベルがD型フリップフロップ77に取り込
まれ、D型フリップフロップ77は端子78に同期確立
信号を出力する。
【0021】先に示した図10の関係から、再生パター
ンの任意のビットDK が1の場合は前述したように真で
あり、又、1の隣の0であった場合も真であるから、結
局この任意のビットDK が真である条件は、その前のビ
ットDK-1 と当該ビットDKと次のビットDK+1 との論
理和が1であればよい。従って図7Aに図1と対応する
部分に同一符号を付けて示すように、マーク率再生回路
21よりの仮再生パターンを3ビットのシフトレジスタ
54へ入力し、その真ん中のシフト段の出力を擬似ラン
ダムパターン発生回路22へ供給するとともに、このシ
フトレジスタ54の3つのシフト段の各出力をオア回路
55に供給し、そのオア回路55の出力を真データ記憶
回路23に供給する。このようにすれば、注目ビットの
前後からも真データの判断が行われ、つまり注目データ
が0の場合もその隣が1であれば真データとされて、真
データ記憶回路23に1が入力され、真データ記憶回路
23内の各シフト段が1になるのが図1の場合よりも速
くなる。
【0022】図7Bに図1と対応する部分に同一符号を
付けて示すように、擬似ランダムパターン発生回路22
の帰還シフト段46K のビットが真であることを検出す
る回路56と終段46N のデータが真であることを検出
する回路57とを設け、この真検出回路56、57が共
に真であることを検出したときは、その時の擬似ランダ
ムパターン発生回路22の帰還データは真であるから、
その帰還データが帰還されるように回路56、57の出
力の論理積をアンド回路58でとり、その時のアンド回
路58の出力により擬似ランダムパターン発生回路22
の入力をその時だけ仮再生パターンから帰還データ側に
切替え、又、真データ記憶回路23も1を入力する。
又、先に示した場合の実施例についても言えることであ
るが、この例においては真データ記憶回路23の全ての
シフト段511 乃至51N の全データの論理積をアンド
回路59でとって、このアンド回路29の出力が高レベ
ルになったときに擬似ランダムパターン発生回路22を
自走状態にする。尚、初期状態から行う場合に擬似ラン
ダムパターン発生回路22の内部は全て0となってお
り、この状態で真検出回路56、57が誤って真を検出
しないように、端子19からのリセット信号によりカウ
ンタ61をリセットし、このカウンタ61で端子13の
クロックを計数し、これが擬似ランダムパターン発生回
路22のシフト段数Nだけ計数すると、カウンタ61の
出力で真検出回路56、57が有効になるようにする。
【0023】真検出回路56、57の具体例を図8に示
す。擬似ランダムパターン発生回路22の各シフト段4
K-2 乃至46K+2 の各データ、DK-2 乃至DK+2 が入
力され、そのDK-1 とDK とDK+1 との論理和がオア回
路81でとられ、DK-2 とD K-1 との論理積がアンド回
路82でとられ、DK-1 とDK+1 との論理積がアンド回
路83でとられ、DK+1 とDK+2 の論理積がアンド回路
84でとられ、アンド回路82、83、84の出力とD
K との論理和がオア回路85でとられ、オア回路81、
85はそれぞれゲート86、87に供給され、ゲート8
6は端子43の制御信号Aで開かれ、つまりこの場合は
入力パターンがマーク率1/4の場合であり、ゲート4
7は端子44の制御信号Bで開かれ、この場合は入力パ
ターンがマーク率1/8の場合であり、ゲート86、8
7の出力はオア回路88を通じてゲート89へ供給され
る。ゲート89はカウンタ61の出力によって禁止が解
除され、つまり開かれてオア回路88の出力が出力され
るようにされる。最終段46N のデータが真であること
を検出する真検出回路57も図8と同様に構成され、こ
の場合はその入力データがDK-2 乃至DK+2 に対してD
N-2 乃至DN+2 が入力されるものとなる。従ってこの場
合は、擬似ランダムパターン発生回路22としては終段
46N の後段に2つシフト段を直列に接続しておく必要
がある。
【0024】上述においてはこの発明の入力パターンが
マーク率1/4、1/8、3/4、7/8の場合につい
て述べたが、一般に1/2n の場合にも適応でき、この
場合マーク率再生回路においては入力パターンと、その
それぞれ1ビットずつシフトしたパターンとで全体でn
列のパターン系列を作り、対応するものの論理和をとれ
ばよい。
【0025】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、入
力パターンをマーク率1/2のパターンに再生し、これ
を擬似ランダムパターン発生回路に入力するとともに、
その擬似ランダムパターン発生回路の各シフト段と対応
してこれが真であるかどうかを記憶し、その擬似ランダ
ムパターン発生回路における帰還データが真であること
を検出すると、これと対応してその真データを擬似ラン
ダムパターン発生回路にその時帰還し、又、真データ記
憶回路に真データを入れることにより真データ記憶回路
においてその全てのシフト段が真データを表す状態にな
ったとき、擬似ランダムパターン発生回路の状態は入力
パターンデータと対応したマーク率1/2のパターンと
なり、これより擬似ランダムパターン発生回路は自走状
態とされる。従って、更にこれより入力データと対応し
たマーク率の基準データを作る場合、各1ビットずつシ
フトする必要はなく、極めて短時間で基準データを作る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図。
【図2】図1中のマーク率再生回路21の具体例を示す
ブロック図。
【図3】図1中の擬似ランダムパターン発生回路22の
具体例を示すブロック図。
【図4】図1中の真データ記憶回路23の具体例を示す
ブロック図。
【図5】図1中の基準パターン変換回路31の具体例を
示すブロック図。
【図6】図1中の同期制御回路17の具体例を示すブロ
ック図。
【図7】この発明の他の実施例を示すブロック図。
【図8】図7B中の真値検出回路56の具体例を示す論
理回路図。
【図9】従来のビット誤り率検出回路を示すブロック
図。
【図10】従来のマーク率1/2のパターンと、これと
対応したマーク率1/4、マーク率1/8のパターンと
の関係例を示す図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マーク率1/2n のパターンを入力し
    て、これと対応するマーク率が1/2のパターンを再生
    するパターン再生器であって、 上記入力パターンと、これをシフトしたパターンとの論
    理和をとって、マーク率1/2の仮再生パターンを作る
    マーク率再生回路と、 上記入力パターンとビット同期して擬似ランダムパター
    ンを発生する擬似ランダムパターン発生回路と、 上記擬似ランダムパターンと同一シフト段を持つ循環形
    シフトレジスタからなり、上記擬似ランダムパターン発
    生回路と同期してシフトされ、上記マーク率再生回路よ
    りの仮再生パターン中の1が真データとして入力される
    真データ記憶回路と、 上記擬似ランダムパターン発生回路の帰還段と終段のデ
    ータが共に真データであれば、そのときの上記擬似ラン
    ダムパターン発生回路の帰還データを、上記仮再生パタ
    ーンに代えて帰還入力するとともに、上記真データ記憶
    回路に真データを書き込む手段と、 上記真データ記憶回路の全てのシフト段が真データとな
    ると、上記擬似ランダムパターン発生回路の入力を、上
    記仮再生パターンから、その帰還データに切り換えて擬
    似ランダムパターン発生回路を自走状態とする手段と、 を具備するマーク率1/2パターン再生器。
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