JPH06251571A - 音声式電子ブック - Google Patents

音声式電子ブック

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JPH06251571A
JPH06251571A JP5057996A JP5799693A JPH06251571A JP H06251571 A JPH06251571 A JP H06251571A JP 5057996 A JP5057996 A JP 5057996A JP 5799693 A JP5799693 A JP 5799693A JP H06251571 A JPH06251571 A JP H06251571A
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JP
Japan
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voice
intonation
digital
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JP5057996A
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Hiroshi Ishibashi
広 石橋
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Advance Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体に記憶した書籍を音声出力する小型
化された電子ブック。 【構成】 デジタル音声信号と一意に対応する様式で文
字情報及び音声符号を記憶する記録媒体と記憶されたデ
ジタル信号を音声に変換する音声変換手段とより成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声出力のみを行う電子
ブックに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、読書の替わりになりそうなものと
して書籍をデジタル記録媒体に記録し液晶画面等に画像
出力をおこなう電子ブックなるものが提案されるに至っ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子ブックの画像情報
の参照や読書は、視力を要するものであるが、高齢者や
受験者等の視力は普通よりも低下している場合が多く、
長時間の目の使用には限界がある。そしてこのことは、
他の人々にとっても例外ではない。これに対し電子ブッ
クの中には、デジタル音声を出力するものも登場した。
しかしながら、この種のデジタル音声とはアナログ音声
をA/D変換した後圧縮処理した2値データであって、
非常に記憶量を必要とする。この為、例えば書物を朗読
し、朗読音声を上記手法によりCD等に記憶させた場
合、これを全部格納することは、事実上不可能であっ
た。
【0004】上記に鑑み本発明は、デジタル音声信号と
一意に対応する書籍の文字情報並びに朗読に必要なイン
トネーション等に対応する音声符号等を記憶させた記録
媒体と、上述した様なデジタル音声を基本単位ごとに予
め格納した再生用記憶媒体上で、前記文字情報を一意に
対応させて、デジタル音声列を生成した後、アナログ音
声に変換し出力する音声変換手段との組み合わせによ
り、より小さい記録媒体でも読書として耐え得る量の書
物を音声出力可能とすることができ、小型、簡単しかも
携帯性に秀れた音声式電子ブックを実現した。尚、記録
媒体上には、文字情報並びに音声符号の他、文字情報に
一意に対応するデジタル音声信号を記憶させる場合もあ
る。このとき再生用記憶媒体上には、すくなくともデジ
タル音声信号は、記憶されていない。再生用記憶媒体
は、記録媒体が再生される度毎に、デジタル音声信号を
記録媒体から読み取って、記憶するものである。
【0005】デジタル音声信号と一意に対応する様式の
文字情報とは、例えば書籍をかたかな、ひらがな、ロー
マ字等の日本語の基本単位文字化したものをキャラクタ
ーコード、1バイト系文字、2バイト系文字、JIS様
式符号等に置換し、これらを2値化したデータあるい
は、デジタル音声信号を格納する再生用記憶媒体のアド
レス値化したデータ等を示すが限定されることはない。
一般に音声信号は、ひらがな、かたかな等の基本単位文
字例であり、その種類も決して多くはない。従って、デ
ジタル音声を格納する再生用記憶媒体の番地の数を小さ
くでき、もし文字情報とデジタル音声信号間の対応を検
索させた場合でも、その照合時間は無視できる程度であ
る。又、記録媒体に文字情報と併せて記憶させられる音
声符号とは、もしデジタル音声信号だけを連結し、アナ
ログ音声として変換出力した場合、いわゆる棒読み状態
となってしまうことから、これを解消する為に必要な所
にイントネーション等を施す為に設定されたものであ
る。この符号は、デジタル音声に振幅調整等を施す為の
ドライバを駆動させる為のもの、又は、デジタル音声に
ソフトウェア処理を施すためのパラメータ等が例示され
るが、特に限定するものでもない。又、この符号は別途
設けられた効果音、背景音用出力ドライバを駆動させる
信号、あるいは、アナログ音楽をPCM等でデジタル信
号に変換した信号等であってもよい。文字情報及び音声
符号は、記録媒体上の同一のトラックに識別符号を付し
たり、時分割等して格納させたり、あるいは異なるトラ
ックに同期するように格納させてもよい。尚、音声符号
は再生時、朗読するアナログ音声が聞くに耐え得る最少
限の量だけ付加されればよいことから、記録媒体上に常
時記録場所を確保する必要はない。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図1を参照して詳細に説
明する。本実施例は、記録媒体と再生部の2つに分けら
れる。 (1)は、光デイスクであり、記録媒体の一例である。光
デイスク(1)は、コンパクトディスク、CD−ROM等
が例示される。光デイスク(1)の大きさは書籍の大き
さ、数に応じて調整される。その他の記録媒体として
は、磁気デイスク、磁気テープ等がある。光ディスク
(1)上には、2値化したひらがな符号が記憶されてい
る。又、イントネーション符号が、同じかあるいは異な
るトラック上に記憶されている。以下は、再生部の説明
である。(11)は、光ディスクの回転動作等を行わせるド
ライバであり、モータ、調速器、マニュピレータ等で構
成される。尚、マニュピレータは後述の読み取り手段
(2)の位置ぎめをする場合もある。 (2)は読み取り手段であり、光ディスク(1)上から、ひ
らがな符号イントネーション符号を読み取る手段であ
り、レーザ照射部、検出部等を供えている。 (3)は、解読手段であり、読み取り手段(2)で読み取ら
れたひらがな符号を誤り訂正処理を施した後、ひらがな
符号とイントネーション符号を分離し、出力するもので
ある。 (4)は、デジタル音声格納手段であり、50音並びに半濁
音、濁音、長音、短音等の各々1つ又は組み合わせの音
声波形を圧縮処理をした後、2値化したデジタルデータ
を格納している。 (5)は、付加音声格納手段であり、口調、イントネーシ
ョン、アクセント等、朗読時に必要な情報または、これ
ら必要な情報を付加する目的で作られたドライバを制御
する命令等を2値化して格納している。 (6)は、読み出し手段Aであり、入力される符号信号に
基づきデジタル音声格納手段(4)にアクセスし、符号信
号に対応したデジタル音声を読み出し出力する部分であ
る。 (7)は、読み出し手段Bであり、入力されたイントネー
ション符号に基づき、付加音声格納手段(5)にアクセス
し、音声符号信号に対応したイントネーション情報を読
み出し出力する部分である。 (8)は、アナログ音声変換手段であり、入力されたデジ
タル音声を連結し、更に入力される付加音声情報によっ
てデジタル音声に演算処理等を施した後D/A変換によ
って時系列的にアナログ音声信号を出力する部分であ
る。 (9)は音声出力手段であり、入力したアナログ音声を増
幅し、この増幅されたアナログ音声をスピーカあるいは
イヤホンへ出力する部分である。ここでは、スピーカ、
イヤホンは省略した。尚、デジタル音声格納手段(4)、
付加音声格納手段(5)は、1つ乃至複数のROM又はR
AM等の記憶媒体、解読手段(3)、読み出し手段A
(6)、読み出し手段B(7)、並びにアナログ音声変換手
段(8)の一部は、1乃至複数のマイクロコンピュータ、
ゲートアレイ等のワンチップ化した信号処理器に置き換
えることも可能である。
【0007】次に動作を説明する。光ディスク(1)より
読み取り手段(2)で読み取られたひらがな符号並びにイ
ントネーション符号は、解読手段(3)にて分離され、ひ
らがな符号は読み出し手段A(6)に、イントネーション
符号は読み出し手段B(7)に入力される。読み出し手段
A(6)は、このひらがな符号に基づきデジタル音声格納
手段(4)から、デジタル音声を読み出したのちアナログ
音声変換手段(8)へ出力する。読み出し手段B(7)は、
イントネーション符号に基づき付加音声格納手段(5)か
ら付加音声信号を読みだした後、アナログ音声変換手段
(8)へ出力する。デジタル音声信号と付加音声信号は同
期しており、アナログ音声変換手段(8)は付加音声信号
によって、デジタル音声信号にイントネーション情報を
組み込み、デジタルアナログ変換を施してアナログ音声
出力を行う。尚、アナログ音声を出力するテンポは、こ
れを聞く人の好みにおうじて適宜調節される。又、再生
部に於て、更に1乃至複数のバッファを設け、光デイス
クから読みだした情報を一時的に蓄積し、蓄積した所で
アナログ音声へ変換処理を施し、出力させてもよい。
又、上述したひらがな符号、イントネーション符号は一
例として示したものであって、これに限るものではな
い。
【0008】以上の構成よりなる実施例は、携帯型とし
て利用されることが可能であるが、その一例を図2に示
す。(20)は本体であり、プラスチック等、軽量化可能な
素材で形成されている。(21)は蓋であり、開閉式で内部
に光ディスクを収納する為の部分である。(22)は操作部
であり、再生、選択、一時停止音量調整を行う部分であ
り、スイッチボタン、回転式つまみ等よりなる。(23)は
イヤホンジャックであり、イヤホンのプラグを挿入する
部分である。イヤホンは、図示していないが、従来使用
されている片耳用あるいは両耳用のイヤホンが使用され
る。(24)は図示されていないが、スピーカが内蔵配置さ
れている部分である。全体の大きさは、光デイスクの1
回り程度の大きさであり、電池駆動式である。音声出力
だけなので電池消費量も低く抑えられ、小型化も光デイ
スクの大きさに依存する程度で、持ち運びが簡単であ
る。又、光デイスクの大きさも書籍によっては更に小さ
くすることができ、携帯型として非常に秀れたものとな
るのである。使用例としては、場所を問わず書籍と併用
し、書籍を読んで目が疲れた時、イヤホン又はスピーカ
でその続きを聞く。あるいは、単独で聞く等が示され
る。尚、上述した実施例では、デジタル音声格納手段
(4)に基本単位化したデイジタル音声を予め記憶させて
いるが、その他として、デジタル音声格納手段(4)(再
生用記憶媒体)に、デジタル音声を記憶させず、代わり
に記録媒体(1)にデジタル音声を記録させておき、動作
を開始するとき、初期段階で、再生部は、記録媒体に記
録されたデジタル音声を読み取り、RAM等で構成され
るデジタル音声格納手段(4)に読み取られたデジタル音
声を格納する方式をとってもよい。この方式は、書籍に
あった音声が選べるので好ましい方式でもある。又、付
加音声格納手段でも同様の方式が採れるものである。付
加音声の場合は、再生部において付加音声格納手段のよ
うな手段を必ず必要とするものではなく、記録媒体から
読みだされた符号が直接アナログ音声変換手段に入力さ
れ、イントネーションを付加するドライバを直接駆動さ
せてもよい。
【0009】
【発明の効果】以上詳述の如く本発明は、文字情報並び
に音声符号を記録媒体に記憶させ、再生時文字情報並び
に音声符号に対応したデジタル音声を読み出しこれを連
結して出力することにより、書物の内容を音声信号とし
て出力することを可能とし、読書の補助並びに代替が行
え、尚且つ記憶情報量を極端に少なくすることができる
ことから、小型化が容易で携帯性に秀れたものとなる等
の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の一具体的形状の一例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 読み取り手段 3 解読手段 4 デジタル音声格納手段 5 付加音声格納手段 6 読み出し手段A 7 読み出し手段B 8 アナログ音声変換手段 9 音声出力手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル音声信号と一意に対応する様式
    で文字情報及び音声符号を記憶する記録媒体と、記憶さ
    れたデジタル信号を音声に変換する音声変換手段とより
    成る音声式電子ブック。
JP5057996A 1993-02-24 1993-02-24 音声式電子ブック Expired - Lifetime JP2741566B2 (ja)

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JP2005527000A (ja) * 2002-05-22 2005-09-08 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム トーキングeブック
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