JPH06251521A - ディスク装置の制御装置 - Google Patents

ディスク装置の制御装置

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JPH06251521A
JPH06251521A JP5063366A JP6336693A JPH06251521A JP H06251521 A JPH06251521 A JP H06251521A JP 5063366 A JP5063366 A JP 5063366A JP 6336693 A JP6336693 A JP 6336693A JP H06251521 A JPH06251521 A JP H06251521A
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step pulse
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pulse
signal
circuit
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誠 正路
Toru Miura
徹 三浦
Yuji Tsuyukuchi
裕司 露口
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head

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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロッピーディスク装置のステッピングモー
タ制御装置の節電を達成する。 【構成】 外部ステップパルスよりも多いステップパル
スを形成するためにカウンタを設ける。カウンタにクロ
ックパルスを与えるクロックパルス発生器の電源をパワ
ーセーブ信号発生手段36の出力でオン・オフする。ク
ロックパルス発生器が安定するまでステップパルスの供
給を遅延させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
の外部記憶装置として使用されるFDD等のディスク装
置の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フロッピーディスク装置(FDD)の磁
気ヘッドのディスク半径方向の送りにはステッピングモ
ータが使用されている。ステッピングモータの制御はホ
スト装置から供給されるステップパルスとデレクション
信号によって行われる。ホスト装置から供給する1ステ
ップパルスをステッピングモータの1ステップ動作に対
応させることは勿論可能であるが、場合によっては1ス
テップパルスをステッピングモータの複数ステップ(一
般には2ステップ)動作に対応させたいことがある。
【0003】このような場合、従来はホスト装置から供
給されたステップパルス(以下、外部ステップパルスと
言う)によってカウンタの計数動作を開始させ、クロッ
クパルス発生器の出力クロックパルスを所定時間計測
し、この所定時間(外部ステップパルスの周期の1/
2)の計測終了時点に同期して内部ステップパルスを発
生させた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フロッピー
ディスク装置の省電力化が要求されている。この要求に
応えるためにドライブセレクト信号によってフロッピー
ディスク装置の電源をオン・オフすることが提案されて
いる。更に、本件出願人は、ホスト装置からパワ−セ−
ブ信号(スリ−ブ信号)が送られた時に、これに応答し
てパワ−セ−ブ動作を実行するフロッピ−ディスク装置
の製作を試みた。この装置においては、パワ−セ−ブ信
号によってスピンドルモータ、ステッピングモータ及び
リード/ライト回路等の電源をオフにした。しかし、更
に省電力化を達成するために、本件出願人は内部ステッ
プパルスを形成するために必要なクロックパルス発生器
の発振をパワ−セ−ブ時にオフにすることを試みた。と
ころが、パワ−セ−ブ信号がステップパルスの発生に同
期してパワ−セ−ブ状態が非パワ−セ−ブ状態に転換す
る形式に設定されている場合には、パワ−セ−ブ解除時
にクロックパルス発生器が直ちに安定化した出力を発生
しないので、内部ステップパルスを形成するためのカウ
ンタの計時出力に大幅な誤差が生じ、ステッピングモー
タを正常に動作させることが不可能になり、シークエラ
ーを起す恐れがあった。なお、この問題を解決するため
に、ステップパルス列のパルスの相互時間間隔(周期)
を長くすることが考えられるが、この様にすればシーク
速度が低下する。
【0005】そこで、本発明の目的はクロックパルス発
生器の起動時における出力不安定に無関係にシークを正
確に行うことができるようにディスク装置を制御する装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、同心円状に複数のトラックを有する記録媒
体ディスクと、信号変換ヘッドと、前記ディスクの回転
手段と、前記ヘッドを前記ディスクの半径方向に移動す
るためのステッピングモータと、前記ステッピングモー
タを駆動するためのステップパルスを入力させるステッ
プパルス入力端子と、前記ステップパルスで前記ステッ
ピングモータを駆動する期間以外の少なくとも一部の期
間にパワーセーブを示すパワーセーブ信号を入力させる
ためのパワーセーブ信号入力端子と、前記パワーセーブ
信号入力端子に接続され、前記パワーセーブ信号が非パ
ワーセーブを示す期間には動作状態となってクロックパ
ルスを発生するクロックパルス発生器と、前記ステップ
パルス入力端子と前記クロックパルス発生器とに接続さ
れ、前記ステップパルスに応答して前記クロックパルス
の計数を開始して所定時間を計測するカウンタと、前記
カウンタに接続されており、前記カウンタの出力に基づ
いて内部ステップパルスを形成する内部ステップパルス
形成手段と、前記内部ステップパルス形成手段と前記ス
テッピングモータとの間に接続され、前記内部ステップ
パルス又は前記入力端子から供給されたステップパルス
と前記内部ステップパルスとの組み合せのパルス列で前
記ステッピングモータを制御する信号を形成し、この信
号で前記ステッピングモータを制御するステッピングモ
ータ制御回路とを備えたデータ記憶用ディスク装置を制
御するための装置であって、前記ヘッドを前記ディスク
の所望トラックに位置決めするためのシークデータを受
け入れるためのシークデータ入力手段と、前記パワーセ
ーブ信号入力端子に接続され、前記シークデータが前記
ヘッドの移動を示していない期間の少なくとも一部にお
いてパワーセーブを示し、前記シークデータが前記ヘッ
ドの移動を示している期間に非パワーセーブを示すパワ
ーセーブ信号を発生するパワーセーブ信号発生手段と、
前記シークデータ入力手段と前記ステップパルス入力端
子との間に接続され、前記パワーセーブ信号のパワーセ
ーブ状態より非パワーセーブ状態に転換した時点から所
定遅延時間が経過した後に前記シークデータに対応する
ステップパルスを発生するように形成され、且つ前記所
定遅延時間が前記クロックパルス発生器の起動開始時の
クロックパルス不安定期間よりも長く設定されているス
テップパルス発生手段とを備えていることを特徴とする
ディスク装置の制御装置に係わるものである。請求項2
に示すように、シークエンドフラグの発生時点を、ステ
ップパルス又はステップパルス列の発生期間の終了時点
から所定時間後にすることが望ましい。また、請求項3
に示すように、ステップパルス発生手段を第1の回路
(例えば図5のステップパルス発生手段34′)と第2
の回路(例えば図5の遅延回路62)に分けて構成し、
第2の回路でステップパルス又はこのパルス列に遅延を
与えることができる。また、請求項4に示すように、パ
ワーセーブ信号発生手段を第3の回路(例えば図5のパ
ワーセーブ信号発生手段36′)と第4の回路(例えば
図5のMMV64とANDゲート65)に分けて構成す
ることができる。また、請求項5に示すように、ステッ
プパルス列の第1番目のパルスと第2番目のパルスとの
間隔をクロックパルス発生器の不安定期間よりも長く設
定し、第2番目以後のステップパルスの相互時間間隔を
第1番目と第2番目のステップパルスの相互時間間隔よ
りも短く設定することができる。また、請求項6に示す
ように、シークエンドフラグをステップパルス列の発生
期間の終了時点から所定時間後に発生させることが望ま
しい。また、請求項7に示すように、ステップパルス発
生手段を第5の回路(例えば図9のステップパルス発生
手段34′)と第6の回路(例えば図9の遅延回路6
2′)との組み合せで構成することができる。また、請
求項8に示すように、外部からのステップパルスとカウ
ンタに基づく内部ステップパルスとの組み合せでステッ
ピングモータを制御することができる。また請求項9に
示すように、パワ−セ−ブ信号としてドライブセレクト
信号を使用することができる。
【0007】
【発明の作用及び効果】請求項1〜4の発明によれば、
パワ−セ−ブ信号がステップパルスの指令に同期して非
パワ−セ−ブ状態になるように設定されている場合であ
っても、ディスク装置のクロックパルス発生器が安定し
た後にステップパルス又はステップパルス列がディスク
装置に送られる。従って、カウンタに基づく内部ステッ
プパルスの形成を正確に行うことが可能になり、シーク
エラーの発生を防ぐことができる。請求項5〜7の発明
においては、ディスク装置に与えるステップパルス列の
第1番目のステップパルスと第2番目のステップパルス
との相互時間間隔が広く設定されているので、第2番目
の内部ステップパルスを適切な位置に発生させることが
でき、シークエラーが防止される。請求項2及び6によ
れば、ステップパルス発生手段から発生するステップパ
ルス又はステップパルス列の終了時点から所定時間後に
シークエンドフラグを発生させるので、シークエンドフ
ラグがディスク装置におけるシーク動作終了前にホスト
CPUに送られることがない。これにより、ホストCP
Uがディスク装置を誤まって制御するような事態が発生
しない。請求項3及び7に示すように、ステップパルス
発生手段を構成すると、汎用のIC化されたFDC(フ
ロッピーディスク制御装置)によって第1又は第5の回
路を構成し、これに第2又は第6の回路を付加すること
が可能になり、既存の回路装置を使用してディスク制御
装置を簡単に構成することができる。請求項4において
も第3の回路を汎用のFDCとすることができ、既存の
回路装置の利用が可能になる。請求項8及び9によって
も、請求項1又は5と同様な作用効果が得られる。
【0008】
【第1の実施例】次に、図1〜図4を参照して本発明の
第1の実施例に係わるフロッピーディスク装置及びこの
制御装置を含む信号処理システムを説明する。このシス
テムはパーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等で
使用されるものであり、ホストCPU1とフロッピーデ
ィスク制御装置2とフロッピーディスク装置(以下、F
DDと呼ぶ)3とから成る。CPU1には勿論、RA
M、ROM、入出力装置、表示装置等が接続されるが、
これ等の図示は省略されている。
【0009】外部記憶装置として使用されるFDD3
は、3.5インチ(90mm)型ディスクカートリッジ
を使用してデータの記録又は再生を行うための装置であ
り、記録媒体ディスク4は、同心円状に多数のトラック
を有する。信号変換磁気ヘッド5はディスク4の所望ト
ラックに位置決めされ、データの記録又は再生を実行す
る。ディスク4とヘッド5との間に走査運動を生じさせ
るために、ディスク4の回転モータ6が設けられ、この
モータ6にモータ駆動回路7が接続されている。
【0010】ヘッド5はリードスクリュー8によってス
テッピングモータ9に結合されている。ステッピングモ
ータ9はロータ10と2つの巻線11、12とを有する
バイポーラ型4相モータであり、駆動回路13によって
駆動される。駆動回路13はここに接続された位相制御
回路即ちステッピングモータ制御回路14から供給され
る制御信号に従って巻線11、12に第1又は第2の方
向の電流を供給する。
【0011】15はステップパルス入力端子、16はデ
レクション信号入力端子、17はパワーセーブ信号(ス
リープ信号)入力端子、18はドライブセレクト信号入
力端子、19は記録データ入力端子、20は再生信号入
力端子である。FDD3には更に別の入力端子及び出力
端子が設けられているが図2では省かれている。
【0012】この実施例ではステップパルス入力端子1
5の外部ステップパルス又はパルス列をそのままステッ
ピングモータ制御回路14に供給しないで外部ステップ
パルスの数の2倍の数の内部ステップパルスを制御回路
14に送る。FDD3内で内部ステップパルス又はこの
パルス列を形成するために、NORゲート21と、クロ
ックパルス発生器22と、カウンタ23と、パルス形成
回路24とが設けられている。
【0013】NORゲート21の一方の入力端子はドラ
イブセレクト信号入力端子18に接続され、他方の入力
端子はステップパルス入力端子15に接続されている。
ドライブセレクト信号は図3(A)に示すように低レベ
ルでTRUEであり、ステップパルスは図3(B)に示
すように低レベルパルスであるので、NORゲート21
からはドライブセレクト信号がドライブを示す低レベル
の期間にステップパルス又はこのパルス列が入力した時
に高レベルのステップパルス又はパルス列が出力され
る。
【0014】カウンタ23の入力端子INはクロックパ
ルス発生器22に接続され、セット端子SはNORゲー
ト21に接続され、図3(B)の外部ステップパルスに
応答してセットされ、クロックパルス発生器22のクロ
ックパルスの計数を開始し、図3(F)に示すように高
レベルの出力パルスを発生し、時間T1 に対応する数の
クロックパルスを計数した時に低レベル出力に戻る。と
ころで、クロックパルス発生器22の発振制御端子はN
ANDゲ−ト90を介してパワーセーブ信号入力端子1
7に接続されている。従って、クロックパルス発生器2
2はパワーセーブ信号の非パワ−セ−ブに応答して動作
する。このクロックパルス発生器22が図3(C)に示
すパワーセーブ信号のt1 におけるパワーセーブ解除に
応答して起動してもクロックパルスが安定的に直ちに得
られず、図3(E)に原理的に示すようにt2 に至って
安定する。カウンタ23に不安定な起動期間t1 〜t2
のクロックパルスが入力すると、正確な計時が不可能に
なる。そこで、本実施例では図1のフロッピーディスク
制御装置2がクロックパルス発生器22の起動時の不安
定期間以後にステップパルス又はこのパルス列を発生す
る。なお、カウンタ23から発生する図3(F)に示す
第1のパルスの幅T1 は図3(B)のステップパルス列
のパルス発生周期T2 の1/2に設定されている。ま
た、クロックパルスの安定時における周期は時間幅T1
よりも十分に短い。
【0015】パルス発生回路24はエッジ検出回路25
とモノマルチバイブレータ26とから成る。エッジ検出
回路25は排他的(EXCLUSIVE )ORゲート27と抵抗
28とコンデンサ29とから成り、排他的ORゲート2
7の一方の入力端子はカウンタ23の出力端子に接続さ
れ、この他方の入力端子は抵抗28とコンデンサ29と
から成る遅延回路を介してカウンタ23の出力端子に接
続されている。従って、エッジ検出回路25からは図3
(F)の第1のパルスの前縁と後縁との両方にそれぞれ
同期してトリガパルスが得られる。エッジ検出回路25
とステッピングモータ制御回路14との間に接続された
モノマルチバイブレータ26は第1のパルスの時間幅T
1 よりも大幅に狭い時間幅Tbの第2のパルス(内部ス
テップパルス)を図3(G)に示すように発生する。制
御回路14は内部ステップパルス形成回路24の出力と
デレクション信号入力端子16の信号とによってステッ
ピングモータ9の周知の制御信号を形成し、駆動回路1
3に送る。
【0016】NORゲート21とステッピングモータ駆
動回路13の電源制御端子との間に接続されたモノマル
チバイブレータ(MMV)30は周知の再トリガ可能な
MMVであり、外部ステップパルスに応答して図3
(H)に示すようにて低レベルの駆動許可信号を発生す
る。なお、このモノマルチバイブレータ30の出力パル
スのt7 〜t10の時間幅Tcはステッピングモータ9の
連続駆動時の外部ステップパルスの周期T2 よりも長く
設定されているので、外部ステップパルスが図3(B)
の左半分に示すように周期T2 で繰返して入力する場合
には最後の外部ステップパルスから所定時間Tc後に高
いレベルに戻り、ステッピングモータ駆動回路13をオ
フ制御するか又はステッピングモータ9の電源電圧を駆
動時よりも低い値にして節電を達成する。また、MMV
30の出力はNANDゲ−ト90にシ−ク動作を示す信
号として送られる。
【0017】記録信号入力端子19及び再生信号出力端
子20とヘッド5との間に接続されたリード/ライト回
路31はリード信号の処理とライト信号の処理とを実行
する周知の回路である。なお、このリード/ライト回路
31はデータ記録のタイミングを決定するためのカウン
タ(図示せず)を含み、このカウンタにクロックパルス
発生器22が接続されている。
【0018】図3の(B)と(G)の比較から明らかな
ように、外部ステップパルスの2倍の数の内部ステップ
パルスが得られる。即ち、図3(B)の外部ステップパ
ルスに同期して内部ステップパルスが得られると共に、
外部ステップパルスの相互間にも内部ステップパルスが
得られる。この内部ステップパルスはクロックパルス発
生器22の不安定な過渡期間t1 〜t2 の後の安定した
クロックパルスに基づいて作成されているので、シーク
動作が正確になる。
【0019】図2のNANDゲ−ト90にはパワ−セ−
ブ信号入力端子17とMMV30の他に、ドライブセレ
クト信号入力端子18、モ−タオン信号ライン91、ラ
イトゲ−ト及びイレ−ズゲ−ト信号ライン92、ディス
ク挿入検出信号ライン93が接続されている。従って、
発振器22は、パワ−セ−ブ信号が低レベルの時、又は
MMV30の出力が低レベルの時、又はドライブセレク
ト信号が低レベルの時、又はライン91のモ−タオン信
号がモ−タ6のオン駆動を示す低レベルの時、又はライ
ン92のライトゲ−ト及びイレ−ズゲ−ト信号がライト
及びイレ−ズを示す低レベルの時、又はライン93のデ
ィスク挿入検出信号がディスク4の着脱を示す所定時間
において低レベルの時に発振動作状態になり、上記各信
号のすべてが同時に高レベルの時に非発振動作になる。
要するに、NANDゲ−ト90の6個の入力の中のいず
れか1つが低レベルの時に発振器22は発振動作を開始
し、NANDゲ−ト90の6個の入力のすべてが高レベ
ルになると発振が停止する。なお、ライン93のディス
クの検入検出信号はディスクの挿入期間の全部において
低いレベルの出力を発生するのではなく、ディスク4の
着脱時の一定期間のみにおいて低レベル出力となる。
【0020】図1に機能的(等価的)に示すように、フ
ロッピーディスク制御装置2は、リード/ライトデータ
処理手段32、ドライブセレクト信号発生手段33、ス
テップパルス発生手段34、デレクション信号発生手段
35、パワーセーブ信号発生手段36、シークエンドフ
ラグ作成手段37、及びシーケンスコントロール回路3
8を有する。フロッピーディスク制御装置2は更に別の
回路手段を含んでいるが、図1では省略されている。ま
た、符号32〜38で示すものを完全に独立に設けず
に、互いに兼用する回路手段を含むように構成すること
もできる。
【0021】リード/ライトデータ処理手段32はFD
D3の記録信号入力端子19と再生信号出力端子20に
接続され、且つバス39によってホストCPU1に接続
されている。ドライブセレクト信号発生手段33はバス
39とFDD3のドライブセレクト信号入力端子18と
の間に接続され、ホストCPU1から送られたドライブ
セレクトを示すデータに基づいて図3(A)に示すドラ
イブセレクト信号を発生する。ドライブセレクト信号が
TRUEになる期間は、(1)シーク期間と、(2)デ
ータのリード及びライト期間と、(3)リキャリブレー
ション期間と、(4)センスディバイスステータスコマ
ンドを作成する期間(FDDの状態検出期間)である。
ドライブセレクト信号はホストCPU1に複数台のFD
Dを接続した場合において、複数台のFDDから特定さ
れた1台を選択するためのものである。従って、選択さ
れたFDDに対して低レベル(TRUE)のドライブセ
レクト信号を連続的に供給しても差支えないが、本実施
例ではドライブセレクト信号を図3(A)に示すように
断続的に発生させている。従って、このドライブセレク
ト信号はパワ−セ−ブ情報も含み、パワ−セ−ブ信号の
代わりにこのドライブセレクト信号も使用することがで
きる。
【0022】パワーセーブ信号発生手段36はバス39
とFDD3のパワーセーブ信号入力端子17との間に接
続され、CPU1から与えられたパワーセーブを示すコ
マンドを解読してパワーセーブ信号を発生する。この実
施例ではドライブセレクト信号がFALSEであり、更
にFDD3が非シーク中である時にパワーセーブを示
し、これ以外では非パワ−セ−ブを示すようにパワーセ
ーブ信号が発生している。従って、図3(C)のパワー
セーブ信号は図3(A)のドライブセレクト信号と実質
的に同一に示されている。なお、パワ−セ−ブ信号をC
PU1からのコマンドで形成する代りに、フロッピ−デ
ィスク制御装置2において、例えば上記のパワ−セ−ブ
信号発生条件等からFDD3の一連の処理の終了を判断
してパワ−セ−ブを示す信号を発生することができる。
【0023】ステップパルス発生手段34はバス39と
FDD3のステップパルス入力端子15との間に接続さ
れ、CPU1からバス39を介して送られたシークデー
タを解読してシークデータで指定されたトラックにヘッ
ド5を位置決めするために必要な1個のステップパルス
又は複数のステップパルスから成るパルス列を発生す
る。ここで、重要なことは、図3(A)と(C)のドラ
イブセレクト信号及びパワーセーブ信号が高レベルから
低レベルに転換する時点t1 よりも所定時間Tdだけ遅
延させて図3(B)に示すようにステップパルス又はス
テップパルス列を発生させることである。従来のフロッ
ピーディスク制御装置においても、ステップパルスはド
ライブセレクト信号よりも微小時間遅れて発生してい
る。しかし、従来のシステムではFDD3におけるクロ
ックパルス発生器22の電源をオフにしていないため
に、この起動時の不安定期間(過渡期間)を考慮する必
要がない。従って、従来装置ではドライブセレクト信号
に対するステップパルスの遅れはμs又はこれ以下のオ
ーダである。これに対し、本実施例では遅延時間Td が
図3(E)のクロックパルスの不安定期間Ts よりも長
く設定され、msのオーダの値(好ましくは0.5〜1
0ms)を有する。図3(B)に示すようにステップパ
ルス列の最初のステップパルスがt1 よりもTd だけ遅
れたt3 で発生すると、クロックパルスの不安定期間t
1 〜t2 以後の安定期間のクロックパルスを図2のカウ
ンタ23が計数することができる。これにより、図3
(F)に示すようにt3 〜t4 等に第1のパルスの時間
幅T1 を正確に得ることができ、内部ステップパルスも
図3(G)に示すようにt3 、t4 、t5 、t6 、t7
、t8 に安定的且つ正確に発生する。なお、t12で単
発のステップパルスが発生する場合も同様な効果が得ら
れる。
【0024】デレクション信号発生手段35はバス39
とFDD3のデレクション信号入力端子16との間に接
続され、CPU1から与えられたステッピングモータ9
の回転方向を示すデータに対応する信号を出力する。
【0025】シークエンドフラグ作成手段37はバス3
9に接続されていると共にステップパルス発生手段34
に接続され、図3(B)のステップパルス列の最後のパ
ルス発生時点t7 から所定時間Te が経過した時点t9
にシークエンドフラグを発生する。時間Te は、最後の
パルスに基づいて形成されたt7 、t8 に示す2つの内
部ステップに基づいてヘッド9が移動する期間よりも長
く設定され、外部ステップパルスの周期T2 にほぼ等し
い。なお、時間Te は最後のステップパルスの後縁を基
準にして決定してもよい。このシークエンドフラグはC
PU1の割込み入力端子INTに送られる。シークエン
ドフラグはFDD3におけるシーク動作が終了した後に
発生するので、CPU1がFDD3を誤まって制御する
ことを防止する。
【0026】シーケンスコントロール回路38はリード
/ライトデータ処理回路32、ドライブセレクト信号発
生手段33、ステップパルス発生手段34、デレクショ
ン信号発生手段35、パワーセーブ信号発生手段36、
シークエンドフラグ作成手段37に接続され、それぞれ
の動作タイミングを制御する。
【0027】図4は図1のフロッピーディスク制御装置
2のシーク時及びリキャリブレーション時の動作の概略
を示す流れ図である。まず、ブロック41においてシー
クコマンドを受信し、次にブロック42においてドライ
ブセレクトデータを受信する。次にブロック43に示す
ように、リキャリブレーションコマンドか否かを判定す
る。リキャリブレーションでない場合にはブロック44
でシークデータを受信する。以上でCPU1からのデー
タの受信が終了する。次に、ブロック45に示すように
BUSY(FDD活動中)を示す信号が作成され、これ
に同期してドライブセレクト信号が低レベル(TRU
E)になり、またパワーセーブ信号も非パワ−セ−ブを
示す低レベルになる。次にブロック46に示すように本
発明に従う遅延時間Td が付加され、この後にブロック
47に示すようにステップパルスが発生する。次に、ブ
ロック48に示すようにステップパルスの周期T2 が設
定される。次に、ブロック49に示すようにシーク又は
リキャリブレーションが終了したか否かが判定される。
これ等が終了していない時にはブロック47に戻り、再
び次のステップパルスを発生する。シークが終了した時
には、ブロック50に従ってBUSY(FDD活動中信
号)を解除し、ドライブセレクト信号及びパワーセーブ
信号を高レベルに戻す。次に、ブロック51でシークエ
ンドフラグを発生する。これにより、シーク動作は終了
し、ブロック52で次のシークコマンドを待つ。
【0028】
【第2の実施例】次に、図5及び図6を参照して第2の
実施例のシステムを説明する。但し、図5において図1
と共通する部分には同一の符号を付してその説明を省略
する。図5におけるドライブセレクト信号発生手段3
3′、ステップパルス発生手段34′、デレクション信
号発生手段35′、パワーセーブ信号発生手段36′、
シークエンドフラグ作成手段37′は、図1の符号3
3、34、35、36、37で示すものと実質的に同一
であり、これ等との相違点は各信号の発生タイミングの
みである。即ち、ドライブセレクト信号発生手段33′
は図6(A)に示すようにt1 〜t5 期間で低レベルと
なるドライブセレクト信号を発生する。第1の回路とし
てのステップパルス発生手段34′は図6(B)に示す
ステップパルスを発生する。図6(A)と図6(B)と
の比較から明らかなように最初のステップパルスはドラ
イブセレクト信号の低レベルへの転換とほぼ同時に発生
している。デレクション信号発生手段35′は図6
(B)のステップパルスのタイミングに同期してデレク
ション信号を発生する。第3の回路としてのパワーセー
ブ信号発生手段36′は図6(C)に示すように図6
(B)のステップパルスに同期して低レベルとなるパワ
ーセーブ信号を発生する。シークエンドフラグ作成手段
37′は図6(H)に示すように図6(B)のステップ
パルスの終了を基準にして所定時間後のt6 にシークエ
ンドフラグを発生する。図6(A)(B)(C)(H)
の各信号の発生タイミングは例えば日本電気(株)のF
DCのICであるμPD765Aとこのインタフェース
とから成る従来のフロッピーディスク制御装置における
ものと実質的に同一である。要するに、図5において符
号32、33′、34′、36′、37′、38、39
で示すものは、従来のFDCのICとこのインタフェー
スで構成することができる。
【0029】図5においてドライブセレクト信号発生手
段33′とFDD3の入力端子18との間に接続された
モノマルチバイブレータ(MMV)60とANDゲート
61は図6(A)のドライブセレクト信号の後縁時点t
5 をt7 まで延ばすためのものである。即ち、MMV6
0は図6(A)のドライブセレクト信号の高レベルへの
立上りに応答して図6(E)に示す低レベルパルスを発
生する。ANDゲート61は図6(A)と図6(E)の
信号を入力として図6(F)の補正ドライブセレクト信
号を発生する。
【0030】第1の回路としてのステップパルス発生手
段34′とFDD3の入力端子15との間に接続された
第2の回路としての遅延回路62は、図6(B)のステ
ップパルス列に時間Td の遅延を与えて図6(D)の補
正ステップパルスを発生する。デレクション信号発生手
段35′とFDD3の入力端子16との間に接続された
遅延回路63は遅延回路62と同様な遅延をデレクショ
ン信号に与える。
【0031】第3の回路としてのパワーセーブ信号発生
手段36′とFDD3の入力端子17との間に接続され
た第4の回路としてのMMV64とANDゲート65
は、図6(C)のパワーセーブ信号の低レベル期間の終
了時点t5 を図6(G)に示すようにt8 まで延ばすも
のである。MMV64は図6(E)と同様なパルスを発
生し、これと図6(C)の信号がANDゲート65に入
力することによって図6(G)の補正パワーセーブ信号
が得られる。
【0032】シークエンドフラグ作成手段37′とCP
U1のINT端子との間に接続された遅延回路66は図
6(H)のシークエンドフラグに時間Td2の遅延を与え
て図6(I)の補正シークエンドフラグをt8 で出力す
るものである。なお、図6において、Td2 はTdにほ
ぼ等しく、またT2 ′はT2 にほぼ等しい。
【0033】図6(G)の補正パワーセーブ信号の低レ
ベルへの転換時点t1 に対して図2で説明したクロック
パルス発生器22の不安定期間Ts 以上遅れた時点t2
で発生しているので、図5のFDD3は図1のFDD3
と同様に正確なシーク動作を実行する。
【0034】
【第3の実施例】次に、図7及び図8を参照して第3の
実施例のシステムを説明する。但し、第3の実施例のシ
ステムの回路構成は、図1及び図2に示すものと実質的
に同一であるので、これ等の図示を省略し、図1及び図
2を参照して説明する。また、図7及び図8の大部分は
図3及び図4と実質的に同一であるので、同一部分には
同一の符号を付してその説明を省略する。図7(A)〜
(G)は図2のA〜G点の状態を示す。この第3の実施
例ではステップパルス発生手段34において、パルス列
の最初のパルス又は単発パルスに対しては遅延を与えな
いで、図7(A)のドライブセレクト信号にほぼ同期し
て発生させ、2番目よりも後のステップパルスにのみ時
間Td の遅延を与えている。従って、カウンタ23はt
1 時点でステップパルスでセットされ、図7(F)に示
すように高レベル出力を発生する。しかし、クロックパ
ルス発生器22からクロックパルスが正常に発生しない
ために、立下り迄の時間が通常時よりも長くなる。しか
し、第2番目以後のステップパルスに対しては時間Td
の遅延が与えられているので、次のステップパルスはt
4 よりも後のt5 で発生する。従って、t4 〜t5 区間
の時間長を長くすることができ、ここが短いためのステ
ッピングモータ9の誤動作を防ぐことができる。t5 〜
t11区間は図3と同一動作である。図7(B)に示すよ
うにt11でステップパルスが1個のみ発生する場合には
シークエンドフラグは図7(D)に示すようにt11から
Td +Teの後のt14に発生する。
【0035】図8は図1のシステムで図3の動作を実行
するための流れ図である。この図8は、図4のブロック
46の遅延時間Td を付加するステップを省き、この代
りにブロック47の次にブロック53と54を付加した
ものである。ブロック53では第1番目のステップパル
スか否かを判定する。第1番目のステップパルスの場合
は、ブロック54の遅延を通らないで次のブロック48
のステップに移る。一方、第1番目のステップパルスで
ない場合にはブロック54において時間Td の遅延を与
える。
【0036】図7(B)に示すように本実施例に従って
第1番目と第2番目のステップパルスの間隔を第2番目
以後のステップパルスの間隔T2 よりも大きくすること
によってt1 〜t4 期間が長くなり、t4 〜t5 区間を
所望幅にすることが可能になり、図7(G)のステップ
パルス列によりステッピングモータ9を正常にステップ
動作できる。
【0037】
【第4の実施例】次に、図9を参照して第4の実施例の
システムを説明する。但し、第4の実施例のシステムの
大部分は図5と同一であるので、変更された部分とこの
近傍のみを図9に示す。図9は図7及び図8の第3の実
施例と同様に第1番目のステップパルスは普通に発生さ
せ、第2番目以後のステップパルスに遅延を与えるもの
である。第2番目以後のステップパルスに遅延を与える
ために図5の遅延回路62が図9の遅延回路62′に変
形されている。即ち、第5の回路としてのステップパル
ス発生手段34′からは図6(B)と同様に特別な遅延
を伴なわないでステップパルスが発生する。このステッ
プパルスを図7(B)の補正ステップパルスにするため
に、第6の回路としての遅延回路62′は、再トリガ可
能なモノマルチバイブレータ(MMV)71、遅延回路
72、ORゲート73、NOT回路74、ORゲート7
5、遅延回路76及びANDゲート77を有する。
【0038】ステップパルス発生手段34′に接続され
た再トリガ可能なMMV71は図10(A)のステップ
パルスでトリガされて図10(B)の高レベルのパルス
を発生する。このパルスは最後のステップパルスから時
間Tmの後に立下る。MMV71に接続された遅延回路
72は図10(B)のパルスを時間Ta だけ遅延させ
る。この遅延時間Ta はステップパルスの周期T2 より
は短い。ORゲート73はステップパルス発生手段3
4′の図10(A)に示す出力と遅延回路72の図10
(C)に示す出力とを入力とし、図10(E)に示す第
1番目のステップパルスのみを出力する。ORゲート7
5の一方の入力端子はNOT回路74を介して遅延回路
72に接続され、他方の入力端子はステップパルス発生
手段34′に接続されている。NOT回路74からは図
10(D)に示す信号が出力されるためにORゲート7
5からは図10(G)に示すように2番目以後のステッ
プパルスが出力される。遅延回路76はORゲート75
から得られた図10(F)のステップパルスを時間Td
だけ遅延させて図10(G)のパルスを出力する。AN
Dゲート77はORゲート73から得られた図10
(E)の低レベルの第1番目のステップパルスと遅延回
路76から得られた図10(G)の低レベルの第2番目
以後のステップパルスとを加算して図10(H)に示す
補正ステップパルスを出力する。図10(H)の補正ス
テップパルスは図7(B)のそれと実質的に同一であ
り、FDD3の入力端子15に送られる。
【0039】この第4の実施例は第3の実施例と実質的
に同一の利点を有する。またこの第4の実施例は第2の
実施例と同様に既存のフロッピーディスク制御装置のI
Cを使用できるという利点を有する。
【0040】
【第5の実施例】図11は図2のFDD3の内部ステッ
プパルス発生回路部分の変形を示す。この実施例ではカ
ウンタ23に接続された内部ステップパルス形成回路2
4aが後縁検出回路25aとMMV26とから成り、図
12(B)に示すカウンタ出力パルスの後縁に同期した
図12(C)の内部ステップパルスを発生する。ORゲ
ート80はNORゲート21とパルス形成回路24aに
接続されているので、図12(A)の外部ステップパル
スと図12(C)の内部ステップパルスとの加算出力を
図12(D)に示すように発生する。図12(D)のス
テップパルスは図13(G)のステップパルスと同様に
使用される。なお、カウンタ23が所定時間T1 を計測
した時にパルスを発生するように構成されている場合に
は、図11のパルス形成回路24aを省くことができ
る。
【0041】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 図2及び図5において、クロックパルス発生器
22の駆動制御を入力端子17のパワーセーブ信号で行
う代りに、破線90で示すようにドライブセレクト信号
入力端子18をクロックパルス発生器22に接続し、ド
ライブセレクト信号をパワーセーブ信号として使用して
クロックパルス発生器22を動作させてもよい。 (2) フロッピーディスク装置に限ることなく、光デ
ィスク装置等の別の装置にも本発明を適用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のシステムを示すブロック図であ
る。
【図2】図1のFDDを示すブロック図である。
【図3】図2のA〜G点の電圧を示す波形図である。
【図4】図1のシステムのシーク動作を示す流れ図であ
る。
【図5】第2の実施例のシステムを示すブロック図であ
る。
【図6】図5のA〜I点の電圧を示す波形図である。
【図7】第3の実施例のシステムにおける図2のA〜G
点に対応する部分の電圧を示す波形図である。
【図8】図7の波形図に示す動作を生じさせるための流
れ図である。
【図9】第4の実施例のシステムの一部を示すブロック
図である。
【図10】図9のA〜H点の電圧を示す波形図である。
【図11】第5の実施例のFDDの一部を示すブロック
図である。
【図12】図11のA〜D点の電圧を示す波形図であ
る。
【符号の説明】
3 FDD 34 ステップパルス発生手段 36 パワーセーブ信号発生手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心円状に複数のトラックを有する記録
    媒体ディスクと、 信号変換ヘッドと、 前記ディスクの回転手段と、 前記ヘッドを前記ディスクの半径方向に移動するための
    ステッピングモータと、 前記ステッピングモータを駆動するためのステップパル
    スを入力させるステップパルス入力端子と、 前記ステップパルスで前記ステッピングモータを駆動す
    る期間以外の少なくとも一部の期間にパワーセーブを示
    すパワーセーブ信号を入力させるためのパワーセーブ信
    号入力端子と、 前記パワーセーブ信号入力端子に接続され、前記パワー
    セーブ信号が非パワーセーブを示す期間には動作状態と
    なってクロックパルスを発生するクロックパルス発生器
    と、 前記ステップパルス入力端子と前記クロックパルス発生
    器とに接続され、前記ステップパルスに応答して前記ク
    ロックパルスの計数を開始して所定時間を計測するカウ
    ンタと、 前記カウンタに接続されており、前記カウンタの出力に
    基づいて内部ステップパルスを形成する内部ステップパ
    ルス形成手段と、 前記内部ステップパルス形成手段と前記ステッピングモ
    ータとの間に接続され、前記内部ステップパルス又は前
    記入力端子から供給されたステップパルスと前記内部ス
    テップパルスとの組み合せのパルス列で前記ステッピン
    グモータを制御する信号を形成し、この信号で前記ステ
    ッピングモータを制御するステッピングモータ制御回路
    とを備えたデータ記憶用ディスク装置を制御するための
    装置であって、 前記ヘッドを前記ディスクの所望トラックに位置決めす
    るためのシークデータを受け入れるためのシークデータ
    入力手段と、 前記パワーセーブ信号入力端子に接続され、前記シーク
    データが前記ヘッドの移動を示していない期間の少なく
    とも一部においてパワーセーブを示し、前記シークデー
    タが前記ヘッドの移動を示している期間に非パワーセー
    ブを示すパワーセーブ信号を発生するパワーセーブ信号
    発生手段と、 前記シークデータ入力手段と前記ステップパルス入力端
    子との間に接続され、前記パワーセーブ信号のパワーセ
    ーブ状態より非パワーセーブ状態に転換した時点から所
    定遅延時間が経過した後に前記シークデータに対応する
    ステップパルスを発生するように形成され、且つ前記所
    定遅延時間が前記クロックパルス発生器の起動開始時の
    クロックパルス不安定期間よりも長く設定されているス
    テップパルス発生手段とを備えていることを特徴とする
    ディスク装置の制御装置。
  2. 【請求項2】 更に、前記ステップパルス発生手段に接
    続されたシークエンドフラグ作成手段を有し、このシー
    クエンドフラグ作成手段は前記ステップパルス発生手段
    から発生したステップパルス又はステップパルス列の終
    了時点から所定時間後にシークエンドフラグを発生する
    ように構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ステップパルス発生手段は、 前記パワーセーブ信号がパワーセーブ状態から非パワー
    セーブ状態への転換にほぼ同期してステップパルス又は
    ステップパルス列を発生する第1の回路と、 前記第1の回路と前記ステップパルス入力端子との間に
    接続され、前記不安定期間以上の遅延をステップパルス
    又はステップパルス列に与える第2の回路とから成るこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記パワーセーブ信号発生手段は、 前記第1の回路から発生するステップパルス又はステッ
    プパルス列に基づいて決定された時間幅の非パワーセー
    ブ期間を有する第1のパワーセーブ信号を発生する第3
    の回路と、 前記第3の回路と前記パワーセーブ信号入力端子との間
    に接続され、前記第1のパワーセーブ信号の後に前記第
    2の回路で与える遅延にほぼ等しい時間幅の非パワーセ
    ーブ期間を付加した第2のパワーセーブ信号を形成する
    第4の回路とから成る請求項3記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 同心円状に複数のトラックを有する記録
    媒体ディスクと、 信号変換ヘッドと、 前記ディスクの回転手段と、 前記ヘッドを前記ディスクの半径方向に移動するための
    ステッピングモータと、 前記ステッピングモータを駆動するためのステップパル
    ス又は複数のパルスから成るパルス列を入力させるステ
    ップパルス入力端子と、 前記ステップパルスで前記ステッピングモータを駆動す
    る期間以外の少なくとも一部の期間にパワーセーブを示
    すパワーセーブ信号を入力させるためのパワーセーブ信
    号入力端子と、 前記パワーセーブ信号入力端子に接続され、前記パワー
    セーブ信号が非パワーセーブを示す期間には動作状態と
    なってクロックパルスを発生するクロックパルス発生器
    と、 前記ステップパルス入力端子と前記クロックパルス発生
    器とに接続され、前記ステップパルスに応答して前記ク
    ロックパルスの計数を開始して所定数のクロックパルス
    の計数に基づいて前記所定周期のほぼ1/2の第1の時
    間幅(T1 )の第1のパルスを発生するカウンタと、 前記カウンタに接続されており、前記カウンタから得ら
    れた前記第1のパルスの前縁と後縁に同期して前記第1
    の時間幅(T1 )よりも短い第2の時間幅の内部ステッ
    プパルスをそれぞれ形成し、内部ステップパルス列を送
    出する内部ステップパルス形成手段と、 前記内部ステップパルス形成手段と前記ステッピングモ
    ータとの間に接続され、前記内部ステップパルス列に基
    づいて前記ステッピングモータを制御する信号を形成
    し、この信号で前記ステッピングモータを制御するステ
    ッピングモータ制御回路とを備えたデータ記憶用ディス
    ク装置を制御するための装置であって、 前記ヘッドを前記ディスクの所望トラックに位置決めす
    るためのシークデータを受け入れるためのシークデータ
    入力手段と、 前記パワーセーブ信号入力端子に接続され、前記シーク
    データが前記ヘッドの移動を示していない期間の少なく
    とも一部においてパワーセーブを示し、前記シークデー
    タが前記ヘッドの移動を示している期間に非パワーセー
    ブを示すパワーセーブ信号を発生するパワーセーブ信号
    発生手段と、 前記シークデータ入力手段と前記ステップパルス入力端
    子との間に接続され、前記ステップパルス列の第1番目
    のステップパルスと第2番目のステップパルスとの時間
    間隔が第2番目以後のステップパルスの相互時間間隔よ
    りも所定時間長く設定され、前記所定時間が前記クロッ
    クパルス発生器の起動開始時のクロックパルス不安定期
    間よりも長く設定されているステップパルス発生手段と
    を備えていることを特徴とするディスク装置の制御装置
  6. 【請求項6】 更に、前記ステップパルス発生手段に接
    続されたシークエンドフラグ作成手段を有し、このシー
    クエンドフラグ作成手段はステップパルス又はステップ
    パルス列の発生期間の終了時点から所定時間後にシーク
    エンドパルスを発生するように構成されていることを特
    徴とする請求項5記載の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記ステップパルス発生手段は、 前記パワーセーブ信号がパワーセーブ状態から非パワー
    セーブ状態への転換にほぼ同期してステップパルス又は
    ステップパルス列を発生する第5の回路と、 前記第5の回路と前記ステップパルス入力端子との間に
    接続され、前記ステップパルス列の第2番目以後のパル
    スに前記不安定期間以上の遅延を与える第6の回路とか
    ら成ることを特徴とする請求項6記載の制御装置。
  8. 【請求項8】 前記内部ステップパルス形成手段は、前
    記カウンタで計測した所定時間の終りに同期して内部ス
    テップパルスを形成し、この内部ステップパルスを前記
    ステップパルス入力端子に供給された外部からのステッ
    プパルスに加算して出力する回路である請求項1又は5
    記載の制御装置。
  9. 【請求項9】 前記パワ−セ−ブ信号としてドライブセ
    レクト信号を使用することを特徴とする請求項1又は2
    又は3又は4又は5又は6又は7又は8記載の制御装
    置。
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