JPH06251185A - Ｏｃｒデータエントリシステムにおける出力ファイル生成方式 - Google Patents
Ｏｃｒデータエントリシステムにおける出力ファイル生成方式Info
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- JPH06251185A JPH06251185A JP5035941A JP3594193A JPH06251185A JP H06251185 A JPH06251185 A JP H06251185A JP 5035941 A JP5035941 A JP 5035941A JP 3594193 A JP3594193 A JP 3594193A JP H06251185 A JPH06251185 A JP H06251185A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明はＯＣＲ装置，利用者制御部及びＯＣＲ
入力制御部を備えるＯＣＲデータエントリシステムにお
ける出力ファイル生成方式に関し，ＯＣＲで帳票群を一
括して読取った時に，それぞれの帳票群のデータを，帳
票群に対応した出力ファイル名を動的に変更して格納す
ることを目的とする。 【構成】出力ファイルを複数設け，読取データを特定フ
ァイルに出力する固定モードか，読取りデータに対応し
たファイル名のファイルに出力する自動生成モードかを
設定できるモード設定手段を設ける。ＯＣＲ入力制御部
は，帳票の読取りデータが入力すると，モード設定手段
に対応する表示を呼出した利用者制御部に通知し，利用
者制御部は，自動生成モードであることが通知される
と，読取りデータに対応するファイル名を出力し，ＯＣ
Ｒ入力制御部はその出力を受けると読取りデータを該当
ファイル名を指定して出力ファイルに割り付けるよう構
成する。
入力制御部を備えるＯＣＲデータエントリシステムにお
ける出力ファイル生成方式に関し，ＯＣＲで帳票群を一
括して読取った時に，それぞれの帳票群のデータを，帳
票群に対応した出力ファイル名を動的に変更して格納す
ることを目的とする。 【構成】出力ファイルを複数設け，読取データを特定フ
ァイルに出力する固定モードか，読取りデータに対応し
たファイル名のファイルに出力する自動生成モードかを
設定できるモード設定手段を設ける。ＯＣＲ入力制御部
は，帳票の読取りデータが入力すると，モード設定手段
に対応する表示を呼出した利用者制御部に通知し，利用
者制御部は，自動生成モードであることが通知される
と，読取りデータに対応するファイル名を出力し，ＯＣ
Ｒ入力制御部はその出力を受けると読取りデータを該当
ファイル名を指定して出力ファイルに割り付けるよう構
成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は帳票等の文字を読取って
処理を行うＯＣＲデータエントリシステムにおける出力
ファイル生成方式に関する。
処理を行うＯＣＲデータエントリシステムにおける出力
ファイル生成方式に関する。
【０００２】ＯＣＲ（Optical Character Reader: 光学
文字読取装置）を用いて帳票類を読取って，データとし
てファイルに格納するＯＣＲデータエントリシステムが
利用されている。このＯＣＲデータエントリシステムで
は，複数の種類の帳票が一括して読取りの対象となる
が，帳票データをファイルに出力する場合に，同じファ
イルへ割り当てられているため，その改善が望まれてい
る。
文字読取装置）を用いて帳票類を読取って，データとし
てファイルに格納するＯＣＲデータエントリシステムが
利用されている。このＯＣＲデータエントリシステムで
は，複数の種類の帳票が一括して読取りの対象となる
が，帳票データをファイルに出力する場合に，同じファ
イルへ割り当てられているため，その改善が望まれてい
る。
【０００３】
【従来の技術】図５は従来例の説明図である。図５にお
いて，５０−１〜５０−３はそれぞれ複数の帳票から成
る内容が異なる（または種類が異なる）の帳票群，５１
は帳票の文字を読取るＯＣＲ装置，５２はＯＣＲ装置５
１で読取ったデータについて利用者プログラムを呼出し
て処理を実行させ，処理結果を出力する制御を行うＯＣ
Ｒ入力制御部，５３は利用者が作成した利用者プログラ
ム，５４は出力ファイルである。
いて，５０−１〜５０−３はそれぞれ複数の帳票から成
る内容が異なる（または種類が異なる）の帳票群，５１
は帳票の文字を読取るＯＣＲ装置，５２はＯＣＲ装置５
１で読取ったデータについて利用者プログラムを呼出し
て処理を実行させ，処理結果を出力する制御を行うＯＣ
Ｒ入力制御部，５３は利用者が作成した利用者プログラ
ム，５４は出力ファイルである。
【０００４】従来は，３つの異なる種類の帳票群５０−
１〜５０−３をＯＣＲ装置５１で一括して読取ると，各
帳票の読取りデータはＯＣＲ装置５１の入力制御を行う
ＯＣＲ入力制御部５２へ順次入力する。ＯＣＲ入力制御
部５２は入力した各帳票のデータに対し利用者プログラ
ム５３を呼出して，処理（例えば修正等）を行う。利用
者プログラム５３で処理された結果は，ＯＣＲ入力制御
部５２において予め決められた出力ファイル名が指定さ
れて出力ファイル５４へ出力され，各帳票のデータにつ
いて同様の処理が行われる。出力ファイル５４は，受け
取ったデータを決められたフォーマットで格納する。
１〜５０−３をＯＣＲ装置５１で一括して読取ると，各
帳票の読取りデータはＯＣＲ装置５１の入力制御を行う
ＯＣＲ入力制御部５２へ順次入力する。ＯＣＲ入力制御
部５２は入力した各帳票のデータに対し利用者プログラ
ム５３を呼出して，処理（例えば修正等）を行う。利用
者プログラム５３で処理された結果は，ＯＣＲ入力制御
部５２において予め決められた出力ファイル名が指定さ
れて出力ファイル５４へ出力され，各帳票のデータにつ
いて同様の処理が行われる。出力ファイル５４は，受け
取ったデータを決められたフォーマットで格納する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の方式で
は，異なる種類の帳票群を一括して読取ると，各帳票の
読取りデータは，ＯＣＲ入力制御部により予め決められ
た特定の出力ファイルへ全て出力されてしまう。これに
対し，ＯＣＲ装置で読取った帳票データに対して，帳票
群の種別に対応して一括してデータ処理（データの修
正）を行いたいという要求がある。
は，異なる種類の帳票群を一括して読取ると，各帳票の
読取りデータは，ＯＣＲ入力制御部により予め決められ
た特定の出力ファイルへ全て出力されてしまう。これに
対し，ＯＣＲ装置で読取った帳票データに対して，帳票
群の種別に対応して一括してデータ処理（データの修
正）を行いたいという要求がある。
【０００６】この要求に対応するため，従来は帳票群毎
に読取りを分けて行うと共に出力ファイルをその都度取
り替えるという方法が用いられている。しかし，この方
法では手間と時間がかかるという問題があった。
に読取りを分けて行うと共に出力ファイルをその都度取
り替えるという方法が用いられている。しかし，この方
法では手間と時間がかかるという問題があった。
【０００７】本発明はＯＣＲで帳票を読取った時に複数
の帳票群を一括して読取っても，それぞれの帳票群のデ
ータを，帳票群に対応して出力ファイル名を動的に変更
できるＯＣＲデータエントリシステムにおける出力ファ
イル生成方式を提供することを目的とする。
の帳票群を一括して読取っても，それぞれの帳票群のデ
ータを，帳票群に対応して出力ファイル名を動的に変更
できるＯＣＲデータエントリシステムにおける出力ファ
イル生成方式を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】図１は本発明の原理構成
図である。図１において，１−１〜１−ｎはそれぞれ異
なる種類（内容）の帳票群，２はＯＣＲ装置，３はＯＣ
Ｒ入力制御部，３ａは出力ファイル名として固定のファ
イル名を指定するか，帳票データに応じて動的にファイ
ル名を指定する可変モードかが設定されるモード設定手
段，３ｂは通知手段，３ｃは出力ファイル割当て手段，
４は利用者制御部，４ａは通知識別手段，４ｂはファイ
ル名変換手段，４ｃは識別情報に対応するファイル名が
格納された変換テーブル，５−１〜５−ｎは複数設けら
れた出力ファイルである。
図である。図１において，１−１〜１−ｎはそれぞれ異
なる種類（内容）の帳票群，２はＯＣＲ装置，３はＯＣ
Ｒ入力制御部，３ａは出力ファイル名として固定のファ
イル名を指定するか，帳票データに応じて動的にファイ
ル名を指定する可変モードかが設定されるモード設定手
段，３ｂは通知手段，３ｃは出力ファイル割当て手段，
４は利用者制御部，４ａは通知識別手段，４ｂはファイ
ル名変換手段，４ｃは識別情報に対応するファイル名が
格納された変換テーブル，５−１〜５−ｎは複数設けら
れた出力ファイルである。
【０００９】本発明は複数種の帳票群を一括して読み取
った時に，ＯＣＲ入力制御部に設定したモードを自動生
成モードに設定すると，入力する読取りデータの識別情
報に基づいてファイル名を変更して，読取りデータを対
応するファイルに割り当てて格納するようにしたもので
ある。
った時に，ＯＣＲ入力制御部に設定したモードを自動生
成モードに設定すると，入力する読取りデータの識別情
報に基づいてファイル名を変更して，読取りデータを対
応するファイルに割り当てて格納するようにしたもので
ある。
【００１０】
【作用】ＯＣＲ入力制御部３のモード設定手段３ａは，
予め出力ファイル名を固定にする固定モードか，ファイ
ル名を自動生成する自動生成モードかの何れにするかが
設定される。帳票群１−１〜１−ｎの各帳票はＯＣＲ入
力制御部３からの指示にもとづいてＯＣＲ装置２により
１枚ずつ読み取られて，読取りデータはＯＣＲ入力制御
部３へ入力する。ＯＣＲ入力制御部３は，各帳票の読取
りデータを受け取ると，利用者制御部４を呼び出すと共
に通知手段３ｂによりモード設定手段３ａの設定状態を
判別して，固定モードの場合は特定のファイル名を，可
変モードの場合は可変モードであることを表す符号をフ
ァイル名として読取りデータと共に通知する。
予め出力ファイル名を固定にする固定モードか，ファイ
ル名を自動生成する自動生成モードかの何れにするかが
設定される。帳票群１−１〜１−ｎの各帳票はＯＣＲ入
力制御部３からの指示にもとづいてＯＣＲ装置２により
１枚ずつ読み取られて，読取りデータはＯＣＲ入力制御
部３へ入力する。ＯＣＲ入力制御部３は，各帳票の読取
りデータを受け取ると，利用者制御部４を呼び出すと共
に通知手段３ｂによりモード設定手段３ａの設定状態を
判別して，固定モードの場合は特定のファイル名を，可
変モードの場合は可変モードであることを表す符号をフ
ァイル名として読取りデータと共に通知する。
【００１１】利用者制御部４は，上記の通知を受け取る
と通知識別手段４ａにより，固定モードか，自動生成モ
ードかを識別し，ファイル名変換手段４ｂを起動する。
ファイル名変換手段４ｂは固定モードの場合は，予め決
められた固定モード用の特定のファイル名を発生しＯＣ
Ｒ入力制御部３に出力し，自動生成モードの場合は変換
テーブル４ｃを参照して帳票の読取りデータ内の識別情
報（ＩＤ）により対応するファイル名を取り出し，ＯＣ
Ｒ入力制御部３へ出力する。
と通知識別手段４ａにより，固定モードか，自動生成モ
ードかを識別し，ファイル名変換手段４ｂを起動する。
ファイル名変換手段４ｂは固定モードの場合は，予め決
められた固定モード用の特定のファイル名を発生しＯＣ
Ｒ入力制御部３に出力し，自動生成モードの場合は変換
テーブル４ｃを参照して帳票の読取りデータ内の識別情
報（ＩＤ）により対応するファイル名を取り出し，ＯＣ
Ｒ入力制御部３へ出力する。
【００１２】ＯＣＲ入力制御部３の出力ファイル割当て
手段３ｃは，利用者制御部４からのファイル名を受け取
ると，当該読取りデータの格納先としてそのファイル名
を持つ出力ファイル５−１〜５−ｎの中の一つに割り当
てて読取りデータを出力する。自動生成モードの場合，
同じ識別情報を持つ帳票は対応する同じ出力ファイルに
集められる。
手段３ｃは，利用者制御部４からのファイル名を受け取
ると，当該読取りデータの格納先としてそのファイル名
を持つ出力ファイル５−１〜５−ｎの中の一つに割り当
てて読取りデータを出力する。自動生成モードの場合，
同じ識別情報を持つ帳票は対応する同じ出力ファイルに
集められる。
【００１３】
【実施例】図２は本発明の実施例の構成図である。図２
に示す構成により多数の帳票群について一括読取処理を
行うことができる。図２において，２０−１〜２０−３
はバッチ１〜バッチ３の各帳票群，２１はＯＣＲ装置，
２２は入力する読取りデータに対してプログラムにより
処理を行い出力を行う処理装置，２３は読取りデータを
受け取り利用者プログラム２４を呼び出して処理を行い
出力ファイルへの出力制御を行うＯＣＲエントリ（図１
のＯＣＲ入力制御部３の機能に対応），２４は帳票の読
取りデータに対して何らかの処理（例えば，データの修
正等）を施すための利用者が作成したプログラム（図１
の利用者制御部４の機能に対応），２５はファイル制御
装置，２６は複数個のファイルで構成する出力ファイル
群である。
に示す構成により多数の帳票群について一括読取処理を
行うことができる。図２において，２０−１〜２０−３
はバッチ１〜バッチ３の各帳票群，２１はＯＣＲ装置，
２２は入力する読取りデータに対してプログラムにより
処理を行い出力を行う処理装置，２３は読取りデータを
受け取り利用者プログラム２４を呼び出して処理を行い
出力ファイルへの出力制御を行うＯＣＲエントリ（図１
のＯＣＲ入力制御部３の機能に対応），２４は帳票の読
取りデータに対して何らかの処理（例えば，データの修
正等）を施すための利用者が作成したプログラム（図１
の利用者制御部４の機能に対応），２５はファイル制御
装置，２６は複数個のファイルで構成する出力ファイル
群である。
【００１４】図３は処理装置２２のＯＣＲエントリ２３
における処理フローであり，以下に説明する。最初に，
ＯＣＲエントリ２３に対しモード初期設定の処理が行わ
れ，ファイルの自動生成モードか否かが判定され（図３
の３０），自動生成モードを設定する場合，新ファイル
名〔Ａ〕を入力する（同３１）。この場合，新ファイル
名である〔Ａ〕は，自動生成を表示するための表示をす
る符号であり，この名前に限定されない。また，自動生
成モードでない場合（固定モードの場合），既存のファ
イル名〔ａ〕を入力する（同３２）。このモードの内容
とファイル名は，コマンドにより入力される。これによ
り，ＯＣＲエントリ２３内に現在のモードと対応するフ
ァイル名とが設定情報２３０としてＯＣＲエントリ２３
内に設定される。
における処理フローであり，以下に説明する。最初に，
ＯＣＲエントリ２３に対しモード初期設定の処理が行わ
れ，ファイルの自動生成モードか否かが判定され（図３
の３０），自動生成モードを設定する場合，新ファイル
名〔Ａ〕を入力する（同３１）。この場合，新ファイル
名である〔Ａ〕は，自動生成を表示するための表示をす
る符号であり，この名前に限定されない。また，自動生
成モードでない場合（固定モードの場合），既存のファ
イル名〔ａ〕を入力する（同３２）。このモードの内容
とファイル名は，コマンドにより入力される。これによ
り，ＯＣＲエントリ２３内に現在のモードと対応するフ
ァイル名とが設定情報２３０としてＯＣＲエントリ２３
内に設定される。
【００１５】この後，ＯＣＲエントリ２３はＯＣＲ装置
２１（図２）に指示して１枚の帳票の読込みを行う（図
３の３３）。読取りデータが入力すると，その読取りデ
ータを利用者プログラム２４（図２と同じ）に供給する
と共に，設定情報２３０から取り出したファイル名であ
る〔Ａ〕または〔ａ〕が通知される。利用者プログラム
２４は後述する図４に示す処理により変更したファイル
名（自動生成モードの場合）または固定ファイル名（固
定モードの場合）を出力する。
２１（図２）に指示して１枚の帳票の読込みを行う（図
３の３３）。読取りデータが入力すると，その読取りデ
ータを利用者プログラム２４（図２と同じ）に供給する
と共に，設定情報２３０から取り出したファイル名であ
る〔Ａ〕または〔ａ〕が通知される。利用者プログラム
２４は後述する図４に示す処理により変更したファイル
名（自動生成モードの場合）または固定ファイル名（固
定モードの場合）を出力する。
【００１６】ＯＣＲエントリ２３は，利用者プログラム
２４からファイル名を受け取ると共に，読取りデータに
対して修正処理等の必要な処理を行う（図３の３４）。
この後，設定情報２３０を参照してファイルの自動生成
モードか判定し（図３の３５），固定モードの場合は，
読取りデータを（ファイル名として固定ファイル名を指
定して）出力ファイルに格納する処理を行う（図３の３
９）。自動生成モードの場合，この読取りデータが１枚
目の帳票のものか判断し（図３の３６），１枚目の場合
は利用者プログラム２４から受け取ったファイル名が新
ファイル名か否かを識別する（図３の３７）。１枚目の
帳票が，それまでに受け取ったファイル名とは異なる新
ファイル名の場合，ファイル制御装置２５（図２）に対
し新たなファイルの割付けを行って（図３の３８），読
取りデータを出力ファイル（ファイル名を指定して）に
格納する処理を行う（図３の３９）。
２４からファイル名を受け取ると共に，読取りデータに
対して修正処理等の必要な処理を行う（図３の３４）。
この後，設定情報２３０を参照してファイルの自動生成
モードか判定し（図３の３５），固定モードの場合は，
読取りデータを（ファイル名として固定ファイル名を指
定して）出力ファイルに格納する処理を行う（図３の３
９）。自動生成モードの場合，この読取りデータが１枚
目の帳票のものか判断し（図３の３６），１枚目の場合
は利用者プログラム２４から受け取ったファイル名が新
ファイル名か否かを識別する（図３の３７）。１枚目の
帳票が，それまでに受け取ったファイル名とは異なる新
ファイル名の場合，ファイル制御装置２５（図２）に対
し新たなファイルの割付けを行って（図３の３８），読
取りデータを出力ファイル（ファイル名を指定して）に
格納する処理を行う（図３の３９）。
【００１７】上記のステップ３６において，１枚目の帳
票ではなく，それ以前に入力した帳票と同じ識別情報を
持つ帳票に後続する帳票であった場合，新たなファイル
の割付けを行うことなく，以前の読取りデータと同様に
出力ファイルに格納する。また，ステップ３７におい
て，新ファイル名ではない場合も，同様に新たにファイ
ルの割付けをすることなく，読取りデータを出力ファイ
ルに格納する処理を行う。一つの読取りデータを出力フ
ァイルに格納すると，次の帳票の読込み（図３の３３）
が実行され，以降帳票がなくなるまで繰り返される。
票ではなく，それ以前に入力した帳票と同じ識別情報を
持つ帳票に後続する帳票であった場合，新たなファイル
の割付けを行うことなく，以前の読取りデータと同様に
出力ファイルに格納する。また，ステップ３７におい
て，新ファイル名ではない場合も，同様に新たにファイ
ルの割付けをすることなく，読取りデータを出力ファイ
ルに格納する処理を行う。一つの読取りデータを出力フ
ァイルに格納すると，次の帳票の読込み（図３の３３）
が実行され，以降帳票がなくなるまで繰り返される。
【００１８】次に図４は利用者プログラムによる処理フ
ローである。この利用者プログラムには，予め利用者に
よりファイル名を変換する変換テーブル２４０（図２）
が設定されている。その構成は，各帳票識別番号（帳票
ＩＤ）に対応してそれぞれの出力ファイルのファイル名
が格納されている。図２に示す例では，帳票ＩＤの
「１」に対して「ＢＡＴＣＨ００１」という名称，
「２」に対して「「ＢＡＴＣＨ００２」・・・という内
容になっている。
ローである。この利用者プログラムには，予め利用者に
よりファイル名を変換する変換テーブル２４０（図２）
が設定されている。その構成は，各帳票識別番号（帳票
ＩＤ）に対応してそれぞれの出力ファイルのファイル名
が格納されている。図２に示す例では，帳票ＩＤの
「１」に対して「ＢＡＴＣＨ００１」という名称，
「２」に対して「「ＢＡＴＣＨ００２」・・・という内
容になっている。
【００１９】図４において，ＯＣＲエントリから処理要
求が発生すると利用者プログラムが起動し，ＯＣＲエン
トリから通知される読取りデータとファイル名〔Ａ〕た
まは〔ａ〕を受け取り（図４の４０），そのファイル名
が自動生成モードを表す〔Ａ〕であるか否かを識別する
（図４の４１）。ファイル名が〔Ａ〕の場合は，自動生
成モードであり，〔ａ〕の場合は固定モードとして処理
され，自動生成モードの場合は，読取りデータ内の帳票
識別情報（帳票ＩＤという）を識別し（図４の４２），
続いて上記変換テーブル２４０を参照して，識別した帳
票ＩＤに対応するファイル名を取り出す（同４３）。ま
た，固定モードの場合は，予め決められた特定のファイ
ル名〔ｂ〕が割り当てられる（同４４）。
求が発生すると利用者プログラムが起動し，ＯＣＲエン
トリから通知される読取りデータとファイル名〔Ａ〕た
まは〔ａ〕を受け取り（図４の４０），そのファイル名
が自動生成モードを表す〔Ａ〕であるか否かを識別する
（図４の４１）。ファイル名が〔Ａ〕の場合は，自動生
成モードであり，〔ａ〕の場合は固定モードとして処理
され，自動生成モードの場合は，読取りデータ内の帳票
識別情報（帳票ＩＤという）を識別し（図４の４２），
続いて上記変換テーブル２４０を参照して，識別した帳
票ＩＤに対応するファイル名を取り出す（同４３）。ま
た，固定モードの場合は，予め決められた特定のファイ
ル名〔ｂ〕が割り当てられる（同４４）。
【００２０】次に，上記のステップ４３または４４によ
り得られたファイル名をＯＣＲエントリへ出力する（同
４５）。
り得られたファイル名をＯＣＲエントリへ出力する（同
４５）。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば利用者プログラムの呼出
し時に出力ファイル名の通知機能と出力ファイル名の自
動生成機能を用いることにより，次のよう効果を奏する
ことができる。
し時に出力ファイル名の通知機能と出力ファイル名の自
動生成機能を用いることにより，次のよう効果を奏する
ことができる。
【００２２】出力ファイルを予め作らなくとも格納時
に自動生成される。 複数の帳票群を一度の読取り処理によって，複数のデ
ータファイルに分けて格納することができる。
に自動生成される。 複数の帳票群を一度の読取り処理によって，複数のデ
ータファイルに分けて格納することができる。
【００２３】これにより，運用形態の単一化を図ること
ができ，作業効率を向上することができる。
ができ，作業効率を向上することができる。
【図１】本発明の原理構成図である。
【図２】本発明の実施例の構成図である。
【図３】ＯＣＲエントリにおける処理フローである。
【図４】利用者プログラムによる処理フローである。
【図５】従来例の説明図である。
１-1〜１-n 帳票群 ２ ＯＣＲ装置 ３ ＯＣＲ入力制御部 ３ａ モード設定手段 ３ｂ 通知手段 ３ｃ 出力ファイル割当て手段 ４ 利用者制御部 ４ａ 通知識別手段 ４ｂ ファイル名変換手段 ４ｃ 変換テーブル ５-1〜５-n 出力ファイル
Claims (2)
- 【請求項１】 ＯＣＲ装置，読み取りデータに対し利用
者制御部を呼び出して処理を行ってデータを出力ファイ
ルに出力するＯＣＲ入力制御部を備えるＯＣＲデータエ
ントリシステムにおいて，出力ファイルを複数設け，読
取りデータを固定ファイルに出力する固定モードか，読
取りデータの識別情報に対応したファイル名を指定して
出力する自動生成モードかを設定可能なモード設定手段
を前記ＯＣＲ入力制御部に設け，前記ＯＣＲ入力制御部
は，前記ＯＣＲ装置が読み取る複数群の帳票の読取りデ
ータを入力すると，利用者制御部を呼び出して前記モー
ド設定手段に対応する表示を通知し，前記利用者制御部
は，前記通知により自動生成モードであることを識別す
ると，前記読取りデータに対応して異なるファイル名を
出力し，固定モードであることを識別する特定のファイ
ル名を出力し，前記ＯＣＲ入力制御部は，前記利用者制
御部からの前記出力を受けると各読取りデータを該当フ
ァイル名の出力ファイルに割り付けることを特徴とする
ＯＣＲデータエントリシステムにおける出力ファイル生
成方式。 - 【請求項２】 請求項１において，前記利用者制御部
は，データの識別番号に対応するファイル名が格納され
た変換テーブルを備え，前記ＯＣＲ入力制御部から可変
モードを表す通知をデータの識別番号を含む読取りデー
タと共に受けると，該識別番号を用いて前記変換テーブ
ルを参照して対応するファイル名を取り出して，ＯＣＲ
入力制御部に返すことを特徴とするＯＣＲデータエント
リシステムにおける出力ファイル生成方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5035941A JP3046887B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | Ｏｃｒデータエントリシステムにおける出力ファイル生成方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5035941A JP3046887B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | Ｏｃｒデータエントリシステムにおける出力ファイル生成方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06251185A true JPH06251185A (ja) | 1994-09-09 |
| JP3046887B2 JP3046887B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=12456040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5035941A Expired - Fee Related JP3046887B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | Ｏｃｒデータエントリシステムにおける出力ファイル生成方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3046887B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8861856B2 (en) | 2007-09-28 | 2014-10-14 | Abbyy Development Llc | Model-based methods of document logical structure recognition in OCR systems |
| US9413912B2 (en) | 2012-10-26 | 2016-08-09 | Abbyy Development Llc | Scanning device having a bed cover including a pattern of repeated design elements |
| JP2020177521A (ja) * | 2019-04-19 | 2020-10-29 | キヤノン株式会社 | タッチパネルを用いた文字入力のための画像処理装置、その制御方法及びプログラム |
-
1993
- 1993-02-25 JP JP5035941A patent/JP3046887B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US8861856B2 (en) | 2007-09-28 | 2014-10-14 | Abbyy Development Llc | Model-based methods of document logical structure recognition in OCR systems |
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