JPH06251028A - 同期生産指示システム - Google Patents

同期生産指示システム

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JPH06251028A
JPH06251028A JP3770993A JP3770993A JPH06251028A JP H06251028 A JPH06251028 A JP H06251028A JP 3770993 A JP3770993 A JP 3770993A JP 3770993 A JP3770993 A JP 3770993A JP H06251028 A JPH06251028 A JP H06251028A
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JP
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inventory
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work instruction
suppression
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Withdrawn
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JP3770993A
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Inventor
Katsuhiko Kobayashi
克彦 小林
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NEC Solution Innovators Ltd
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NEC Solution Innovators Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】前工程と後工程の1回の作業対象となるワーク
の数が一致していない場合にも、同期性を確保し、工程
間バッファに過剰な仕掛り在庫を生じさせずに両工程に
対する作業指示を行う。 【構成】工程内および工程間の仕掛り在庫計算手段1
1、12は、ライン内に仕掛っている部品または製品、
および工程間バッファに仕掛っている部品の数量を計算
する。作業指示抑制/抑制解除判定手段13は、記憶装
置4に記憶している品種ごとの標準在庫数量と計算した
仕掛り在庫数量とを比較し、各ラインに対する作業指示
の抑制、および抑制中の作業指示に対する抑制解除を判
定し、作業指示抑制手段14、作業指示抑制解除手段1
5を介して、作業指示の抑制および作業指示抑制の解除
を行う。標準在庫適正量計算手段16は、作業指示の抑
制/抑制解除の基準となる標準在庫量を品種ごとに計算
し、工程間の仕掛り在庫量を一定の水準以下に抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同期生産指示システムに
関し、特に多品種少量生産をおこなう製造業の製造部門
の多段の直列型生産工程間の同期生産指示システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の同期生産指示システムは、図5の
ブロック図に示すように、少なくとも2つの工程および
この工程間の仕掛り在庫を一時保管する工程間バッファ
とが、直列に並んだ生産工程の各工程ごとに設けられ作
業指示を表示する作業指示装置51と、各工程の作業着
手実績および作業完了実績を収集する実績収集装置52
と、標準仕掛り在庫量を含む情報を保持する記憶装置5
3と、記憶装置53が記憶する情報に基づいて演算をお
こなう演算装置54と、演算装置54の演算結果と実績
収集装置52の収集する各工程の作業完了状況の実績と
を受け、各工程ごとの作業指示装置51に対して作業指
示の表示を指示する制御装置55とを備えている。この
従来の同期生産指示システムの動作について図6の説明
図を参照して説明する。ここで、連続する2つの工程を
時間的な関係から前工程および後工程と表示するものと
する。又、このときに、前工程61,後工程62,工程
間バッファ63に仕掛ることのできる作業対象物(以下
ワークと記す)は、1個ずつであるとして説明する。
【0003】図6分図(A)は前工程61,後工程6
2,および工程間バッファ63にワークが1個も仕掛っ
ていない状態を示し、ここで前工程61に1番目のワー
ク64が到着した場合には、前工程61に対して直ちに
作業指示がおこなわれ、ワーク64は前工程61に仕掛
ることになる。
【0004】図6分図(B)は前工程61に2番目のワ
ーク65が到着した状態を示している。ワーク65は、
現在前工程61に仕掛り中のワーク64に対する作業が
完了するまで待たされる。すなわち、ワーク64に対す
る完了実績が、前工程61から制御装置55に通知され
て、初めてワーク65に対する作業指示が行われる。こ
のとき、前工程61での作業が完了したワーク64は、
工程間バッファ63の仕掛りとなる。
【0005】図6分図(C)は前工程61に次のワーク
66が到着した状態を示している。ワーク66も同様に
現在前工程61に仕掛り中のワーク65に対する作業が
完了するまで待たされる。ワーク65に対する作業が完
了すると、ワーク65は、工程間バッファ63に排出さ
れ、同時にそれまで工程間バッファ63に仕掛っていた
ワーク64を対象に、後工程62に対する作業指示が行
われる。さらに、前工程61に対しても、ワーク66を
対象にして作業指示が行われる。
【0006】図6分図(D)は前工程61に次のワーク
67が到着した状態を示している。ワーク67も他のワ
ークと同様に現在前工程61に仕掛り中のワーク66に
対する作業と、後工程62に仕掛り中のワーク64に対
する作業の両方が完了するまで待たされる。ワーク64
とワーク66の両方に対する作業が完了すると、ワーク
67を対象に前工程61に対する作業指示が行われる。
この時同時に、ワーク65を対象にした後工程に対する
作業指示も行われる。さらに、それまで前工程61に仕
掛っていたワーク66は、工程間バッファ63の仕掛り
となる。
【0007】これ以降、前工程61にワークが到着する
と、前項図6分図(D)の説明と同様に、到着したワー
クは、前工程61および後工程62に仕掛り中のワーク
に対する作業が両方とも完了するまで待たされ、両工程
の作業が完了後、前工程61に対する作業指示が行われ
る。以上に説明した動作は、前工程61,後工程62,
工程間バッファ63ともに仕掛ることのできるワークの
最大数を複数個(工程に固有の定数値)とした場合で
も、基本的に同じである。但し、この場合には、前工程
61から工程間バッファ63、工程間バッファ63から
後工程62へのワークの搬送が、1個単位でおこなわれ
ることが前提となる。すなわち、従来の同期生産指示シ
ステムによる生産方式では、すべてのワークがあたかも
仮想的な1本のベルトコンベア上を流れながら、前工程
61,工程間バッファ63,後工程62の順で通過して
いくような生産方式であり、定常的に生産がおこなわれ
ている状態では、任意のどの時刻においても、前工程6
1,工程間バッファ63,後工程62に仕掛り中のワー
クの数量は一定となる。
【0008】前述した従来の同期生産指示システムは、
ワークの搬送が1個単位でなければならないこと、前工
程61と後工程62を合わせた工程全体の生産能力が、
前工程61と後工程62の内、生産能力の低い方の工程
の能力で制限されてしまうこと、複数の異なる工程で生
産された部品を、単一の工程で製品として組み立てる組
立型の生産工程に適応しにくい等の制約がある。そのた
め、一般的には前述の同期生産指示システムよりも、以
下に示すような半同期式生産指示システムが広く使用さ
れている。
【0009】従来から使用されている半同期式生産指示
システムは、図7のブロック図に示すように、対象工程
に対する作業指示を表示する作業指示装置71と、対象
工程の作業完了実績を収集する実績収集装置72と、対
象工程とこれの次工程との間の工程間バッファの在庫量
を検知する在庫量検知装置73と、工程間バッファの標
準在庫量を記憶する記憶装置74と、この標準在庫量と
在庫量検知装置73の検知する工程間バッファの在庫量
とを比較する演算装置75と、演算装置75の比較結果
に応じて対象工程に対する作業指示を行う制御装置76
と、記憶装置74に記憶されている標準在庫量を表示す
る表示装置77と、この標準在庫量を設定・変更するた
めの入力装置78とを備えている。
【0010】次に、従来の半同期式生産指示システムの
動作について図8の説明図を参照して説明する。従来の
同期式生産指示システムと同様に、前工程81,後工程
82,工程間バッファ83を想定する。このとき半同期
式生産指示システムは、記憶装置74に工程間バッファ
83の標準在庫量を記憶している。この半同期式生産指
示システムにより作業指示がおこなわれるワークが複数
の種類にわたる場合には、工程間バッファ83の標準在
庫量は、ワークの種別単位に設定される。以下では、A
とBという2種類のワークに対して作業をおこなう工程
を例として、この半同期式生産指示システムの動作につ
いて説明する。なお、前工程81,後工程82共に工程
内に仕掛ることのできるワークは、A,Bの種別に関わ
りなく唯1個であるとし、初期状態として、工程内の仕
掛りはなく、工程間バッファ83内の在庫量は、Aが4
個、Bが3個、工程間バッファ83の標準在庫量は、
A、Bともに5個ずつであるものとする。
【0011】図8分図(A)は前工程81,後工程82
にワークが1個も仕掛っていない状態を示している。こ
こで前工程81に1番目のワークとしてワークA84が
到着すると、工程間バッファ83内のワークAの在庫量
(4個)と、Aの標準在庫量(5個)とを比較し、工程
間バッファ83内のワークAの在庫量がワークAの標準
在庫量に達していないため、ワークA84に対する作業
指示を行い、かつ前工程81内に仕掛りがないために、
ワークA84は直ちに前工程81の仕掛りとなる。
【0012】図8分図(B)は前工程81に2番目のワ
ークとしてワークB85が到着した状態を示している。
前工程81にワークB85が到着すると、工程間バッフ
ァ83内のワークBの在庫量(3個)と、Bの標準在庫
量(5個)とを比較し、工程間バッファ83内のワーク
Bの在庫量がワークBの標準在庫量に達していないため
2番目のワークは、作業指示を行うべきワークであると
判定する。しかしながら、このとき当該工程である前工
程81には、1番目のワークであるワークA84が仕掛
っているため、作業指示の表示はワークA84の作業完
了まで待たされる。次にワークA84の作業完了によ
り、工程間バッファ83内のワークAの在庫量は+1さ
れて5個となり、同時にワークB85に対する作業指示
が行われ、ワークB85が前工程81の仕掛りとなる。
この状態で、3番目のワークとしてワークA86が前工
程81に到着すると、工程間バッファ83内のワークA
の在庫量(5個)と、Aの標準在庫量(5個)とを比較
し、工程間バッファ83内のワークAの在庫量がワーク
Aの標準在庫量と一致するため、3番目のワークは作業
指示をおこなう対象ではないと判定する。続いて、前工
程81内で仕掛り中のワークB85に対する作業が完了
すると、工程間バッファ83内のワークBの在庫量が+
1されて4個となり前工程81は空きとなるが、3番目
のワークに対する作業指示は行われない。次に4番目の
ワークとしてワークB87が前工程81に到着すると、
ワークBについては、工程間バッファ83内の在庫量
が、標準在庫量に達していないことと、すでに前工程8
1内には仕掛り中のワークが存在しないため、直ちに4
番目のワークに対する作業指示が行われ、ワークB87
は工程内仕掛りとなる。この結果、3番目のワークと4
番目のワークとの間で、当該工程への到着順序と作業着
手順序の逆転が生じることになる。
【0013】図8分図(C)は前工程81に5番目以降
のワークとしてワークA(3個)とワークB(2個)と
が続けて到着した状態を示している。前工程81内に仕
掛り中の4番目のワークであるワークB87に対する作
業が完了すると、工程間バッファ83内のワークBの在
庫量が+1される。この結果、ワークAおよびワークB
共に工程間バッファ83在庫量と標準在庫量とが一致す
ることになり、これ以降は、後工程82により工程間バ
ッファ83内の在庫が引き取られない限り、前工程81
に対する作業指示は、ワークAおよびワークBのいずれ
に対しても行われない。以上に説明したように従来型の
半同期式生産指示システムは、工程間バッファ83内の
在庫数量が標準在庫数量に達したか否かを、前工程81
に対する作業指示をおこなうか否かの判定条件として使
用しており、標準在庫数量は作業指示をおこなう場合の
境界条件として使用している。従って、工程間バッファ
83内の在庫数量が標準在庫数量に一致した場合には、
後工程82による工程間バッファ83内の在庫引き取り
が、前工程81に対する作業指示を行う契機となり、前
述した従来型の同期生産指示システムとほぼ同じ動作と
なる。しかしながら、従来型の半同期式生産指示システ
ムによる生産方式は、従来型の同期生産指示システムに
よる生産方式に比べて、以下に述べるような特徴を持つ
が、使い易いので広く採用されてきた。 当該工程に対するワークの到着順序と、当該工程にお
けるワークに対しての作業着手順序は必ずしも一致しな
い。 工程間バッファ83の在庫が標準在庫に達するまで
は、前工程81の作業は、後工程82の作業とは独立し
て(非同期に)行うことができる。 図9に示すようにあらかじめ設定した標準在庫数量以
上の在庫が、工程間バッファ83内に貯まることは決し
てない。 工程間バッファ83内の在庫数量は、図9に示すよう
に、“0”から標準在庫数量の間で変動する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の同期生
産指示システムは、前工程の作業完了と後工程の作業完
了という2つの条件の論理積が成立した場合にのみ、前
工程と後工程に対する作業指示をおこなう。このため、
前工程と後工程とのいずれかからの完了実績が上がらな
い場合、すでに作業完了となっているもう一方の工程に
対しての作業指示も行えない。従って、前工程において
1回の作業対象となるワークの数と後工程において1回
の作業対象となるワークの数が一致していないような場
合、例えば前工程で加工される部品2個を、後工程で1
個の製品に組み立てるような場合には、従来の同期生産
指示システムは使用できないという問題点があった。
又、前工程と後工程があたかも1本のベルトコンベアで
結ばれているような形態であるため、どちらか一方の工
程において障害が発生し当該工程の作業が停止すると、
もう一方の工程も、たとえその工程自体には障害はなく
ても強制的に停止させられるという問題点もあった。
【0015】又、半同期式生産指示システムでは、工程
間バッファ内の在庫数量が標準在庫数量に一致しない間
は、当該工程と次工程との間での同期生産は実現できな
い。これは、両工程間バッファの在庫数量が、標準在庫
数量に達しない間は、前工程は後工程の作業状況に関わ
りなく作業をおこなえる、ということである。このよう
な状況では、前工程は前工程内だけの作業効率を重視す
るため、できるだけ早く予定された作業を完了させよう
とする傾向を示す。その結果、前工程では、後工程が単
位時間に必要とする量以上の速度で作業をおこなうこと
になり、工程間バッファ内の仕掛り在庫を短時間に増加
させる、という問題点があった。また、前工程における
トータルな作業量があらかじめ決定されている場合に
は、後工程が要求する速度以上で作業をおこなうと、こ
れの反動で行うべき作業がなくなり手空き状態が生じる
という問題点があった。さらに、標準在庫数量の設定基
準が恣意的であるために、標準在庫数量を設定する要員
が次工程での欠品を恐れるあまり標準在庫数量を必要以
上に大きく設定し、その結果、工程間バッファに過剰な
仕掛りが生じることがあるという問題点もあった。本発
明の目的は、前工程と後工程の1回の作業対象となるワ
ークの数が一致していない場合にも、前工程と後工程の
作業の同期性を確保し、かつ工程間バッファに過剰な仕
掛り在庫を生じさせずに両工程に対する作業指示を行う
ことのできる同期生産指示システムを提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の同期生産指示シ
ステムは、少なくとも2つの工程および前記工程間の仕
掛り在庫を一時保管する工程間バッファとが直列に並ん
だ生産工程の前記各工程ごとに設けられ作業指示を表示
する作業指示装置と、前記各工程の作業着手実績および
作業完了実績を収集する実績収集装置と、標準仕掛り在
庫量を含む情報を保持する記憶装置と、前記記憶装置が
記憶する情報に基づいて演算をおこなう演算装置と、前
記演算装置の演算結果と前記実績収集装置の収集する各
工程の作業完了状況の実績とを受け、前記各工程ごとの
作業指示装置に対して作業指示の表示を指示する制御装
置とを有する同期生産指示システムにおいて、前記演算
装置が任意の工程の作業着手実績および作業完了実績か
ら前記任意の工程内の仕掛り在庫量を計算する工程内仕
掛り在庫計算手段と、任意の工程の作業完了実績および
これに続く後工程の作業着手実績から前記任意の工程と
前記後工程の間にある仕掛り在庫量を計算する工程間仕
掛り在庫計算手段と、前記記憶装置の保持する標準仕掛
り在庫量と前記演算装置の演算した仕掛り在庫量とを比
較し、この比較結果に応じて前記各工程の作業指示装置
に対し作業指示表示の抑制及び抑制の解除を指示する作
業指示抑制手段および作業指示抑制解除手段とを有する
構成である。
【0017】本発明の同期生産指示システムは、同期生
産制御部内に各工程ごとの固有の属性情報およびこの前
記各工程でおこなわれる作業に固有の属性情報から前記
各工程内の標準仕掛り在庫量を自動計算し、連続する2
つの工程である前工程と後工程との間の工程間の標準仕
掛り在庫量を前記前工程に固有の属性情報および前記前
工程で行われる作業に固有の属性情報と前記後工程に固
有の属性情報および前記後工程で行われる作業に固有の
属性情報とから前記工程間の標準仕掛り在庫量を自動計
算する標準在庫適正量計算手段を有してもよい。
【0018】本発明の同期生産指示システムは、作業指
示抑制手段は任意の工程に対する作業指示表示を抑制に
切替えるための判定値として標準仕掛り在庫量に対して
一定の比を乗じて作業指示抑制在庫量として計算し、こ
の作業指示抑制在庫量を記憶装置に記憶し、前記作業指
示抑制在庫量と、工程内仕掛り在庫計算手段および工程
間仕掛り在庫計算手段の計算した仕掛り在庫量とを比較
し、前記仕掛り在庫量が作業指示抑制在庫量を上回った
場合に作業指示表示の抑制を行い、作業指示抑制解除手
段は任意の工程に対する抑制中の作業指示表示を再開に
切替えるための判定値として標準仕掛り在庫量に対して
一定の比を乗じて作業指示再開在庫量を計算し、この作
業指示再開在庫量を記憶装置に記憶し、前記作業指示再
開在庫量と、前記工程内仕掛り在庫計算手段および工程
間仕掛り在庫計算手段の計算した仕掛り在庫量とを比較
し、前記仕掛り在庫量が作業指示再開在庫量を下回った
場合に抑制中の作業指示表示の再開を行ってもよい。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0020】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。
【0021】本実施例は、本発明の同期生産指示システ
ムを、2本の部品組立ラインと1本の製品組立ラインと
の構成で行う一連の機械組立工程に適用したものであ
る。
【0022】作業指示装置1は、各組立ラインの入口付
近に設置され、グラフィック表示装置、利用者インター
フェイス装置などを含み、各組立ラインの入口で作業す
る作業者に対して、次に行うべき作業に関する情報を表
示するとともに、作業者による情報の問い合わせを可能
にする。実績収集装置2は、各ラインの入口と出口に設
置され、入力装置と、入力した情報を確認のため表示す
る表示装置と、利用者インターフェイス装置とで構成
し、各ラインの入口からは作業着手の実績を、出口から
は作業完了の実績を収集する。入出力装置3は、画面エ
ディタ,グラフィック表示装置,利用者インターフェイ
ス装置などを含み、各ラインに関する情報,各ラインで
組立られる部品や製品に関する情報,部品や製品の組立
を行う作業内容に関する情報の登録や変更を行う。記憶
装置4は、ラインと部品と製品と作業とに関する各種情
報や、作業指示装置1に表示する作業指示情報や、実績
収集装置2から収集した実績情報などを保存管理する。
演算装置5は、記憶装置4の記憶している情報に基づい
て、各種の論理演算と数値計算とを行う。制御装置6
は、上記各装置と接続し各装置を制御する。また、演算
装置5内に設けられた同期生産制御部7は、記憶装置4
に記憶されているさまざまな情報と、実績収集装置2の
収集した実績情報などに基づいて、各ラインの入口に対
する同期生産指示を行う。この同期生産制御部7によ
り、同期生産のための作業指示が行われる。
【0023】又、同期生産制御部7は、工程内仕掛り在
庫計算手段11、工程間仕掛り在庫計算手段12、作業
指示抑制/抑制解除判定手段13、作業指示抑制手段1
4、作業指示抑制解除手段15、並びに標準在庫適正量
計算手段16により構成されている。工程内仕掛り在庫
計算手段11は、入出力装置3を介して記憶装置4に登
録されているラインの初期仕掛り在庫量と、実績収集装
置2を介して得られる各ラインの作業着手実績と作業完
了実績とから、当該ライン内に仕掛っている部品または
製品の数量を計算する。工程間仕掛り在庫計算手段12
は、入出力装置3を介して記憶装置4に登録されている
工程間バッファの初期仕掛り在庫量と、実績収集装置2
を介して得られる、前工程である部品組立ラインの作業
作業完了実績と、後工程である製品組立ラインの作業着
手実績とから、工程間バッファに仕掛っている部品の数
量を計算する。
【0024】作業指示抑制/抑制解除判定手段13は、
記憶装置4に記憶されている部品品種ごとの標準在庫数
量と、仕掛り在庫計算手段11,12によって計算され
た仕掛り在庫数量を比較して、各ラインに対する作業指
示の抑制、および抑制中の作業指示に対する抑制解除を
判定する。部品ラインに対する作業指示の抑制は、部品
ライン内および工程間バッファ内の仕掛り在庫量が、部
品品種ごとに設定される作業指示抑制基準在庫量を上回
ったときに、部品品種単位に行われる。また、作業指示
抑制中の部品に対する抑制の解除は、作業指示抑制の契
機となったライン内または工程間バッファ内の仕掛り在
庫量が、当該品種の抑制解除在庫量を下回ったときに行
われる。また、製品ラインに対する作業指示抑制は、製
品ライン中の当該製品の仕掛り在庫量が、作業指示抑制
基準在庫量を上回った時に行われる。作業指示抑制中の
製品に対する抑制の解除は、製品ライン内の当該製品の
仕掛り在庫量が、作業指示抑制解除在庫量を下回ったと
きに行われる。
【0025】作業指示抑制手段14は、作業指示の抑制
が必要と判断された部品、製品に関する作業指示が、対
応する組立ラインの入口の作業指示装置に表示されるこ
とを抑制する。作業指示抑制解除手段15は、作業指示
抑制中の部品や製品の内、作業指示抑制の解除が必要と
判断された部品や製品に関し、対応する組立ラインの入
口の作業指示装置1に作業指示の表示を再開させる。
【0026】標準在庫適正量計算手段16は、作業指示
の抑制および抑制中の作業指示の再開の基準となる標準
在庫量を計算する。標準在庫量は、対象ラインで当日組
立を行う総数量、品種ごとの組立数量、および1個の組
立に要する平均の時間(組立リードタイム)、品種ごと
の良品率等、ラインと品種の組み合わせに応じて定まる
各種情報に基づいて部品品種、製品品種ごとに計算す
る。又、作業指示の抑制を行うための作業指示抑制基準
在庫量、抑制中の作業指示の抑制を解除する基準となる
作業指示抑制解除在庫量は、前記標準在庫量に、それぞ
れ一定の乗率を乗じて算出する。ここで、それぞれの乗
率は、入出力装置2を介して本システムのオペレータ
が、品種ごとに設定し記憶装置4に記憶する。
【0027】次に、図2の本発明の一実施例の動作を説
明する説明図を用いて動作を説明する。
【0028】生産開始に先立ち、利用者はまず、入出力
装置3を介して、各組立ライン内の仕掛り在庫数、工程
間バッファ内の仕掛り在庫数を品種単位に登録する(入
力操作21)。次いで、標準在庫量から作業指示抑制基
準在庫量および作業指示抑制解除在庫量を計算するため
の乗率を品種単位に登録する(入力操作22)。これら
の情報は、制御装置6を介して記憶装置4に記憶され
る。これらの情報は、システムの立ち上げ時等、必要な
場合にのみ設定すればよく、特に設定を行わなければ記
憶装置4に記憶されている値がそのまま使用される。
【0029】これらの値とは別に、計画スパンが切替わ
る度に、当該計画スパン中の品種ごとの組立計画数量を
設定しなければならない(入力操作23)。ここで計画
スパンとは、日、週というような生産計画と実績の管理
を行うための単位となる期間のことである。以下、本実
施例では、計画スパンを1日として説明を行う。すなわ
ち、毎日の組立開始に先立ち、当日の品種ごとの組立予
定数量を各ラインごとに設定する必要がある。なお、月
次計画、週次計画等の形で日単位の組立計画数量があら
かじめ記憶装置4に記憶されているような場合には、そ
の記憶装置4内の組立計画数量を直接が利用できるよう
な仕組みを実現することで、利用者が毎日設定する必要
はなくなる。その後、標準在庫適正量計算手段16が、
上述した各ラインごとの当日の組立予定数量に基づい
て、各品種ごとの標準在庫適正量を計算し、記憶装置4
に記憶する。標準在庫適正量の計算は、計画スパンが切
替わるたびに行う必要があるため、本実施例では、毎日
1回当日の組立開始以前に行うものとする。以上の操作
と処理が終了した時点で組立の開始が可能となり、最初
の作業指示が作業指示装置1を介して各組立ラインの入
口に表示される。以降は、当日の組立計画で予定された
作業が終了するまで、各ラインの入口に対しての作業指
示を繰り返す。又、各ラインの入口での作業着手実績と
各ラインの出口での作業完了実績とは、該当する事象が
発生するたびに実績収集装置2を介してリアルタイムに
収集し、記憶装置4に記憶する。作業指示を表示する順
序は、原則として記憶装置4が記憶している当日の組立
計画で指定される順序に基づくが、作業指示の表示に先
立ち作業指示抑制/抑制解除判定手段13により当該作
業指示を作業指示装置1に表示させるか否かの判定を行
い、抑制対象外と判定された作業指示だけを作業指示装
置1に表示する。
【0030】作業指示抑制/抑制解除手段13は、記憶
装置4に記憶している品種ごとの標準在庫適正量と、作
業指示抑制基準在庫量と、作業指示抑制解除在庫量とを
計算するための乗率から、作業指示抑制基準在庫量と作
業指示抑制解除在庫量を計算し、この計算結果と記憶装
置4に記憶している仕掛り在庫量とを比較し、作業指示
の抑制を行うか、又は抑制中の作業指示の抑制解除を行
うかを判定する。作業指示の抑制を行う場合には、作業
指示抑制手段14を介して、当該品種に対する作業指示
の表示を抑制することを作業指示装置1に通知する。抑
制中の作業指示に対して抑制解除を行う場合には、作業
指示抑制解除手段15を用いて作業指示装置1に対して
当該品種の作業指示抑制の解除を通知する。なお、当日
の最初の作業指示を行う場合に比較される仕掛り在庫量
は、前日の作業終了時の仕掛り在庫量の値を使用する。
又、システム立ち上げ時における最初の作業指示を行う
場合に比較される仕掛り在庫量は、入出力装置3を介し
て設定した初期在庫量となる。連続的に組立を行ってい
る場合の仕掛り在庫量は、実績収集装置2が収集する作
業着手実績および作業完了実績に基づいてリアルタイム
に更新する。すなわち各ライン内の仕掛り在庫量は、工
程内仕掛り在庫計算手段11により、当該ラインの作業
着手実績が通知されたときに+1し、当該ラインの作業
完了実績が通知されたときに−1する。また、工程間バ
ッファの仕掛り在庫量は、工程間仕掛り在庫計算手段1
2により、前工程である部品ラインの作業完了実績が通
知されたときに+1し、後工程である製品ラインの作業
着手実績が通知されたときに−1する。なお、上記仕掛
り在庫量はすべて品種単位に計算する。作業指示抑制/
抑制解除判定手段16は、対象とする品種の仕掛り在庫
量が当該品種の在庫抑制基準在庫量を上回ったときに、
作業指示抑制手段14を介して作業指示の抑制を行い、
作業指示抑制中の品種の仕掛り在庫量が、当該品種の作
業指示抑制解除在庫量を下回ったときに、作業指示抑制
解除手段15を介して作業指示の抑制解除を行ってい
る。
【0031】次に動作について説明する。
【0032】図3は本発明の一実施例の工程間バッファ
内の仕掛り在庫量の制御方法を説明する説明図である。
【0033】図3分図(a)は工程間バッファ内のワー
クA,Bの在庫量が、共に投入抑制在庫量に達していな
い状態であり、ワークA,Bのいずれも前工程に到着次
第、直に前工程に投入される。図3分図(b)は先に示
した図3分図(a)の状態で前工程に投入したワークA
が完成し、工程間バッファ内の仕掛り在庫となった状態
である。このとき、ワークAは、工程間バッファ内の仕
掛り在庫量が投入抑制在庫量に達するため、前工程に到
着しても投入指示は発せられない(投入抑制状態)。こ
の後、ワークAを後工程に投入すると、図3分図(c)
に示すように、工程間バッファ内のワークAの仕掛り在
庫は減少し、投入抑制在庫量を下回ることになるが、一
旦投入抑制在庫量に達したワークAは、工程間バッファ
内の仕掛り在庫量が減少しても投入抑制は解除されず、
さらに減少して、図3分図(d)に示すように、工程間
バッファ内の仕掛り在庫量が投入再開在庫量に達するま
での間は、投入を抑制され続ける。図3分図(d)に示
す状態になると初めて前工程に対し、ワークAの投入抑
制を解除することになる。
【0034】このような投入抑制および投入抑制解除の
制御を行うことで、ワークAを定常的に生産する状態で
は、ワークAの工程間バッファ内の仕掛り在庫量は、投
入再開在庫量と投入抑制在庫量との範囲で変動する。そ
して、この工程間バッファ内の仕掛り在庫量の変動によ
り、前工程と後工程との生産速度の差を吸収することが
できる。又、この投入再開在庫量と投入抑制在庫量と
は、ワークの種別ごとに設定することができるので、日
内の生産量に応じて、ワークの種別ごとに適正な値を設
定してもよい。投入再開在庫量および投入抑制在庫量の
設定は、原則として任意のタイミングで実施可能である
が、実用的には計画スパンの切替期ごとに1回実施すれ
ばよい。
【0035】図4は計画スパンの切替期ごとの投入再開
在庫量および投入抑制在庫量の設定と工程間バッファ内
の仕掛り在庫量の変動と関係を説明する模式図である。
【0036】時刻t1 および時刻t2 で、計画スパンの
切替えに合せて投入再開在庫量および投入抑制在庫量の
設定を変更した場合の、工程間バッファ内の仕掛り在庫
量が変動する様子を示している。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、演算装
置が任意の工程の作業着手実績および作業完了実績から
任意の工程内の仕掛り在庫量を計算する工程内仕掛り在
庫計算手段と、任意の工程の作業完了実績およびこれに
続く後工程の作業着手実績から任意の工程と後工程の間
にある仕掛り在庫量を計算する工程間仕掛り在庫計算手
段と、記憶装置の保持する標準仕掛り在庫量と演算装置
の演算した仕掛り在庫量とを比較し、この比較結果に応
じて各工程の作業指示装置に対し作業指示表示の抑制及
び抑制の解除を指示する作業指示抑制手段および作業指
示抑制解除手段とを有することにより、単一の後工程に
対して複数の前工程が存在する場合にも、それぞれの前
工程に対して生産指示を行うことができる。又、工程間
バッファの仕掛り在庫数量を、前工程と後工程との同期
合わせのための手段としているために、障害等により一
方の工程が停止した場合でも、直ちに他方の工程が停止
するというような状況を避けることができる。さらに、
作業予定の総数量から、工程内及び工程間バッファ内の
標準在庫数量を算出する手段を備えたことと、標準在庫
数量に一定の比を乗じた作業指示抑制基準在庫量、作業
指示抑制解除在庫量に基づいて作業指示の抑制、抑制解
除を自動的に行う手段を備えたことにより、工程内およ
び工程間バッファ内の仕掛り在庫が過剰になることを防
止すると共に、前工程と後工程の同期生産を可能にする
ことができる。加えて、作業着手と作業完了の実績に基
づいて、工程内および工程間バッファの仕掛り在庫量を
計算する手段を備えたことで、常にリアルタイムの仕掛
り在庫量を把握することができ、この結果、リアルタイ
ムの仕掛り在庫量に基づく同期生産制御が可能となると
いう数々の効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の動作を説明する説明図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の工程間バッファ内の仕掛り
在庫量の制御方法を説明する説明図である。
【図4】画スパンの切替期ごとの投入再開在庫量および
投入抑制在庫量の設定と工程間バッファ内の仕掛り在庫
量の変動との関係を説明する模式図である。
【図5】従来の同期生産指示システムのブロック図であ
る。
【図6】従来の同期生産指示システムの動作を説明する
説明図である。
【図7】従来の半同期式生産指示システムのブロック図
である。
【図8】従来の半同期式生産指示システムの動作を説明
する説明図である。
【図9】従来の半同期式生産指示システムの工程間バッ
ファ内の在庫数量の変動範囲と在庫量の変動との関係を
説明する模式図である。
【符号の説明】
1 作業指示装置 2 実績収集装置 3 入出力装置 4 記憶装置 5 演算装置 6 制御装置 7 同期生産制御部 11 工程内仕掛り在庫計算手段 12 工程間仕掛り在庫計算手段 13 作業指示抑制/抑制解除判定手段 14 作業指示抑制手段 15 作業指示抑制解除手段 16 標準在庫適正量計算手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの工程および前記工程間
    の仕掛り在庫を一時保管する工程間バッファとが直列に
    並んだ生産工程の前記各工程ごとに設けられ作業指示を
    表示する作業指示装置と、前記各工程の作業着手実績お
    よび作業完了実績を収集する実績収集装置と、標準仕掛
    り在庫量を含む情報を保持する記憶装置と、前記記憶装
    置が記憶する情報に基づいて演算をおこなう演算装置
    と、前記演算装置の演算結果と前記実績収集装置の収集
    する各工程の作業完了状況の実績とを受け、前記各工程
    ごとの作業指示装置に対して作業指示の表示を指示する
    制御装置とを有する同期生産指示システムにおいて、前
    記演算装置が任意の工程の作業着手実績および作業完了
    実績から前記任意の工程内の仕掛り在庫量を計算する工
    程内仕掛り在庫計算手段と、任意の工程の作業完了実績
    およびこれに続く後工程の作業着手実績から前記任意の
    工程と前記後工程の間にある仕掛り在庫量を計算する工
    程間仕掛り在庫計算手段と、前記記憶装置の保持する標
    準仕掛り在庫量と前記演算装置の演算した仕掛り在庫量
    とを比較し、この比較結果に応じて前記各工程の作業指
    示装置に対し作業指示表示の抑制及び抑制の解除を指示
    する作業指示抑制手段および作業指示抑制解除手段とを
    有する同期生産制御部を含むことを特徴とする同期生産
    指示システム。
  2. 【請求項2】 同期生産制御部内に各工程ごとの固有の
    属性情報およびこの前記各工程でおこなわれる作業に固
    有の属性情報から前記各工程内の標準仕掛り在庫量を自
    動計算し、連続する2つの工程である前工程と後工程と
    の間の工程間の標準仕掛り在庫量を前記前工程に固有の
    属性情報および前記前工程でおこなわれる作業に固有の
    属性情報と前記後工程に固有の属性情報および前記後工
    程でおこなわれる作業に固有の属性情報とから前記工程
    間の標準仕掛り在庫量を自動計算する標準在庫適正量計
    算手段を有することを特徴とする請求項1記載の同期生
    産指示システム。
  3. 【請求項3】 作業指示抑制手段は任意の工程に対する
    作業指示表示を抑制に切替えるための判定値として標準
    仕掛り在庫量に対して一定の比を乗じて作業指示抑制在
    庫量として計算し、この作業指示抑制在庫量を記憶装置
    に記憶し、前記作業指示抑制在庫量と、工程内仕掛り在
    庫計算手段および工程間仕掛り在庫計算手段の計算した
    仕掛り在庫量とを比較し、前記仕掛り在庫量が作業指示
    抑制在庫量を上回った場合に作業指示表示の抑制を行
    い、作業指示抑制解除手段は任意の工程に対する抑制中
    の作業指示表示を再開に切替えるための判定値として標
    準仕掛り在庫量に対して一定の比を乗じて作業指示再開
    在庫量を計算し、この作業指示再開在庫量を記憶装置に
    記憶し、前記作業指示再開在庫量と、前記工程内仕掛り
    在庫計算手段および工程間仕掛り在庫計算手段の計算し
    た仕掛り在庫量とを比較し、前記仕掛り在庫量が作業指
    示再開在庫量を下回った場合に抑制中の作業指示表示の
    再開を行うことをことを特徴とする請求項1記載の同期
    生産指示システム。
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