JPH06250813A - データ記憶装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電子式手帳等のデータ記憶装置に
おいて、スケジュール等の予定内容を文字キー操作せ
ず、容易に入力することを目的とする。 【構成】 予めアイコンROM15 に記憶されたスケジュー
ル内容を絵記号で表す複数のアイコンに対応して、ビジ
ネス用の予定内容を示すコメントをRAM(1)16に、プライ
ベート用の予定内容を示すコメントをRAM(2)17に記憶さ
せ、「スケジュール」キー12b の操作に伴うスケジュー
ル設定の際には、「アイコン」キー12d の操作により上
記複数のアイコンを表示させ、所望のスケジュール内容
に対応した１アイコンを選択すると共に、「ビジネス」
キー12g ，「プライベート」キー12h を選択操作するこ
とで、上記選択アイコンと共に、対応する内容コメント
が上記RAM(1)16あるいはRAM(2)17から読出されて表示部
20に表示され、「リターン」キー12i の操作によりスケ
ジュールRAM14 に登録される構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、データ記憶装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、各種情報を記憶させるのに電子手
帳が用いられている。

【０００３】例えば各個人におけるスケジュールの管理
手段としては、カレンダ式の紙の手帳等が利用され、会
議や旅行等の予定が決まった際には、その日付に対応す
るメモ欄に時間や場所と共に予定内容を記述し、度々こ
の手帳を確認することでスケジュール管理を行なってい
たが、近年では、スケジュール情報を半導体メモリに記
憶させ、適宜読出して表示させる電子式の手帳が実用さ
れている。

【０００４】この電子式手帳では、従来、通常の手帳に
おいて行なった日時や場所、そして予定内容の記述作業
を、そのまま全て数字キーやかな文字キー等を使用して
キー入力操作により行ない、スケジュール用のメモリに
記憶させている。そして、必要に応じてこのメモリ内容
を表示させることで、スケジュール管理が行なえるもの
である。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子式手帳では、スケジュールデータとなる日付，
曜日，時間，場所，そしてその予定内容（会議や旅行
等）の全てを、個々のスケジュール毎に文字入力キーを
操作して入力させる必要があるため、該スケジュールデ
ータを予め作成設定する作業が非常に面倒な問題があ
る。

【０００６】また、スケジュールに限らず、個人や会社
等のデータを半導体メモリに記憶させておくデータバン
ク等においても、データは文字入力キーを用いているの
で同様な問題があった。

【０００７】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
各種データの設定に際し、その内容を文字キー操作する
ことなく、容易に入力することが可能になるデータ記憶
装置を提供することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る第１のデータ記憶装置は、複数の絵記号データが記憶
された絵記号データ記憶手段と、前記複数の絵記号デー
タに対応させて任意の文字データを作成する文字データ
作成手段と、この文字データ作成手段により作成された
文字データを前記絵記号データそれぞれに対応させて記
憶する文字データ記憶手段と、前記絵記号データ記憶手
段に記憶された複数の絵記号データの何れかを選択する
ことにより該選択された絵記号に対応する文字データを
前記文字データ記憶手段から読出して表示する表示手段
とを備えて構成したものである。

【０００９】また、本発明に係わる第２のデータ記憶装
置は、前記第１のデータ記憶装置において、その絵記号
データに対応する文字データを、それぞれの絵記号デー
タに対して２種類以上作成し前記文字データ記憶手段に
記憶させて構成したものである。

【００１０】また、本発明に係わる第３のデータ記憶装
置は、スケジュールを記憶し、この記憶されたスケジュ
ールを必要に応じて表示することが可能なもので、スケ
ジュール設定手段と、このスケジュール設定手段により
設定されたスケジュールを記憶するスケジュール記憶手
段と、表示手段と、複数の絵記号データが記憶された絵
記号データ記憶手段と、前記複数の絵記号データに対応
させて任意の予定データを作成する予定データ作成手段
と、この予定データ作成手段により作成された予定デー
タを前記複数の絵記号データそれぞれに対応させて記憶
する予定データ記憶手段と、前記スケジュール設定手段
によるスケジュール設定の際に、前記絵記号データ記憶
手段に記憶された複数の絵記号データの何れかを選択す
ることにより該選択された絵記号に対応する予定データ
を前記予定データ記憶手段から読出して前記スケジュー
ル記憶手段に記憶させ、且つ、前記表示手段に表示させ
る制御手段とを備えて構成したものである。

【００１１】また、本発明に係わる第４のデータ記憶装
置は、前記第３のデータ記憶装置において、その絵記号
データに対応する予定データを、それぞれの絵記号デー
タに対して２種類以上作成し前記予定データ記憶手段に
記憶させて構成したものである。

【００１２】

【作用】つまり、例えば前記スケジュール設定手段によ
るスケジュール設定の際には、前記絵記号データ記憶手
段に記憶された複数の絵記号データ（鞄の絵やナイフと
フォークの絵等）の内、所望の予定内容（旅行や食事
等）に対応した１つ絵記号データを選択することによ
り、該選択された絵記号が上記絵記号データ記憶手段か
ら読出されると共に、この絵記号データに対応して前記
予定データ記憶手段に予め記憶させた予定データ（“旅
行”や“食事”等）が読出され、前記スケジュール記憶
手段に記憶されることになる。よって、各スケジュール
の予定内容は、文字キー操作を行なわずに、絵記号デー
タの選択操作のみで入力されることになる。

【００１３】

【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図１は本発明のデータ記憶装置を実施した電子
手帳の回路構成を示すブロック図であり、この電子手帳
にはＣＰＵ１１が備えられる。

【００１４】ＣＰＵ１１は、キー入力部１２からのキー
操作信号に基づき、ＲＯＭ１３に予め記憶されたスケジ
ュール管理プログラム等にしたがって回路各部の動作制
御を行なう。

【００１５】上記ＣＰＵ１１には、上記キー入力部１２
及びＲＯＭ１３の他、スケジュールＲＡＭ１４、アイコ
ンＲＯＭ１５、ＲＡＭ（１）１６、ＲＡＭ（２）１７、
アイコンＮＯレジスタ１８、モードＮＯレジスタ１９、
及び液晶ドットマトリクス表示部２０が接続される。

【００１６】キー入力部１２には、テンキー（０〜
９），かなキー，ローマ字キー，記号キー等を備えた文
字キー１２ａ、スケジュール設定モードへ移行させる際
に操作される「スケジュール」キー１２ｂ、データの表
示／登録（設定）を切換える際に操作される「Ｎ／Ｓ」
キー（Ｎ：ノーマル／Ｓ：セット）１２ｃ、上記アイコ
ンＲＯＭ１５に記憶された複数のアイコン（絵記号）を
表示させる際に操作される「アイコン」キー１２ｄ、表
示データを選択する際に操作されるカーソルキー（←，
→）１２ｅ，１２ｆ、上記複数のアイコンのそれぞれに
対応したビジネス用のコメントを選択する際に操作され
る「ビジネス」キー１２ｇ、上記複数のアイコンのそれ
ぞれに対応したプライベート用のコメントを選択する際
に操作される「プライベート」キー１２ｈ、及び表示さ
れたデータを登録（設定）データとして確定する際に操
作される「リターン」キー１２ｉが設けられる。スケジ
ュールＲＡＭ１４には、スケジュール設定モードにおい
てユーザ入力されるスケジュールデータが登録される。

【００１７】アイコンＲＯＭ１５には、電話を示すアイ
コン，人同士の握手を示すアイコン，ナイフ・フォーク
を示すアイコン，鞄を示すアイコン等、複数のアイコン
が予めビットマップパターンとして記憶される。

【００１８】ＲＡＭ（１）１６には、上記アイコンＲＯ
Ｍ１５に記憶された複数のアイコン１，２，…に対応さ
せたビジネス用のコメント記憶エリア０１，０２，…が
備えられ、各アイコンに対応させたビジネス用の予定内
容を表す任意のコメント（０１：ビジネスＴＥＬ、０
２：会議、０３：接待、０４：出張、…等）が記憶され
る。

【００１９】ＲＡＭ（２）１７には、上記アイコンＲＯ
Ｍ１５に記憶された複数のアイコン１，２，…に対応さ
せたプライベート用のコメント記憶エリア０１，０２，
…が備えられ、各アイコンに対応させたプライベート用
の予定内容を表す任意のコメント（０１：プライベート
ＴＥＬ、０２：デート、０３：外食、０４：旅行、…
等）が記憶される。

【００２０】アイコンＮＯレジスタ１８には、上記「ア
イコン」キー１２ｄ及びカーソルキー１２ｅ，１２ｆの
操作により、アイコンＲＯＭ１５から読出されて表示選
択されたアイコンＮＯ（１，２，３，…）が記憶され
る。

【００２１】モードＮＯレジスタ１９には、「ビジネ
ス」キー１２ｇが操作された際に、上記ＲＡＭ（１）１
６におけるビジネス用のコメント選択モードを示すモー
ドＮＯ（１）が記憶され、また、「プライベート」キー
１２ｈが操作された際に、上記ＲＡＭ（２）１７におけ
るプライベート用のコメント選択モードを示すモードＮ
Ｏ（２）が記憶される。

【００２２】そして、液晶ドットマトリクス表示部２０
には、上記アイコンＲＯＭ１５から読出された各種のア
イコン、キー入力データ、上記ＲＡＭ（１）１６やＲＡ
Ｍ（２）１７に記憶されるコメントデータ等が必要に応
じて表示される。次に、上記構成による電子手帳の動作
について説明する。図２は上記電子手帳による各アイコ
ンに対応させた任意の予定内容を示すコメントセット処
理をフローチャートである。図３は上記電子手帳のコメ
ントセット処理に伴うキー操作対応の表示状態を示す図
である。

【００２３】すなわち、例えば鞄を示すアイコンに対応
させたプライベート用の予定内容を示すコメントデータ
“旅行”を予めセットするのに、まず、「アイコン」キ
ー１２ｄを操作する。すると、アイコンＲＯＭ１５に予
め記憶された複数のアイコンがＣＰＵ１１に読出され、
図３（Ａ）に示すように、表示部２０に表示される。

【００２４】ここで、初期状態において、電話を示すア
イコンにセットされているアイコン選択枠Ｘをカーソル
キー（→）１２ｆを操作して鞄を示すアイコンの位置に
移動させてアイコン選択を行なう。すると、その選択さ
れたアイコンＮＯ（４）がアイコンＮＯレジスタ１８に
書込まれる（ステップＳ１）。

【００２５】そして、上記選択された鞄のアイコンに対
応させてプライベート用のコメント“旅行”をセットす
べく、「Ｎ／Ｓ」キー１２ｃを操作してデータ登録モー
ドにする。すると、図３（Ｂ）に示すように、鞄を示す
アイコンのみ選択的に表示される。

【００２６】さらに、「プライベート」キー１２ｈを操
作すると、モードＮＯレジスタ１９にプライベート用の
モードＮＯ（２）が書込まれ、プライベートコメントの
入力モードであることを示す記号“Ｐ”が表示されると
共に、プライベート用のＲＡＭ（２）１７における上記
鞄アイコン対応のコメント記憶エリア（０４）が指定さ
れる（ステップＳ２→Ｓ４）。ここで、文字キー１２ａ
を操作して所望のプライベートコメント“旅行”を入力
し「リターン」キー１２ｉを操作する。

【００２７】すると、上記ステップＳ４において、アイ
コンＮＯ（４）及びモードＮＯ（２）に基づき指定され
たプライベート用のＲＡＭ（２）１７におけるコメント
記憶エリア（０４）に対し、上記プライベートコメント
“旅行”がセットされて記憶される（ステップＳ５，Ｓ
６→Ｓ７）。

【００２８】一方、上記ステップＳ６において、「リタ
ーン」キー１２ｉを操作せず、「ビジネス」キー１２ｇ
を操作した場合には、モードＮＯレジスタ１９にビジネ
ス用のモードＮＯ（１）が書込まれ、ビジネスコメント
の入力モードであることを示す記号“Ｂ”が表示される
と共に、ビジネス用のＲＡＭ（１）１６における上記鞄
アイコン対応のコメント記憶エリア（０４）が指定され
ることになる（ステップＳ６→Ｓ２→Ｓ３）。

【００２９】この場合、上記鞄アイコンに対応するビジ
ネス用の予定内容を示すコメントとして、例えば“出
張”をキー入力し、「リターン」キー１２ｉを操作する
と、上記ステップＳ３において、アイコンＮＯ（４）及
びモードＮＯ（１）に基づき指定されたビジネス用のＲ
ＡＭ（１）１６におけるコメント記憶エリア（０４）に
対し、上記ビジネスコメント“出張”がセットされて記
憶される（ステップＳ５，Ｓ６→Ｓ７）。

【００３０】したがって、上記ステップＳ１〜Ｓ７にお
けるコメントセット処理を、各アイコンを選択して繰返
すことで、全てのアイコンに対応する予定内容を示すビ
ジネス用のコメント及びプライベート用のコメントが、
それぞれ対応するＲＡＭ（１）１６及びＲＡＭ（２）１
７内のコメント記憶エリア（０１，０２，…）に予めセ
ットされる。図４は上記電子手帳による各アイコンに対
応させたスケジュールセット処理をフローチャートであ
る。図５は上記電子手帳のスケジュールセット処理に伴
うキー操作対応の表示状態を示す図である。

【００３１】すなわち、あるスケジュールを入力するの
に、まず、「スケジュール」キー１２ｂを操作してスケ
ジュール設定モードに移行させると共に、「Ｎ／Ｓ」キ
ー１２ｃを操作してスケジュールデータの登録モードと
し、文字キー１２ａを操作してスケジュール日時を入力
する。すると、図５（Ａ）に示すように、その入力日時
が表示される。そして、「リターン」キー１２ｉを操作
する。すると、上記入力日時と共に、そのスケジュール
の予定内容の入力要求メッセージ“予定？”が表示され
る（ステップＡ１）。

【００３２】ここで、上記入力日時に対応するスケジュ
ール予定内容が“会議”である場合に、図５（Ｂ）に示
すように、「アイコン」キー１２ｄを操作してアイコン
ＲＯＭ１５に記憶された各種のアイコンを表示させると
共に、初期状態において、電話を示すアイコンにセット
されているアイコン選択枠Ｘをカーソルキー（→）１２
ｆを操作して人同士の握手を示すアイコンの位置に移動
させてアイコン選択を行なう。すると、そのアイコンＮ
Ｏ（２）がアイコンＮＯレジスタ１８に書込まれる（ス
テップＡ２→Ａ３）。

【００３３】そして、図５（Ｃ）に示すように、「ビジ
ネス」キー１２ｇを操作すると、モードＮＯレジスタ１
９にビジネス用のモードＮＯ（１）が書込まれると共
に、上記アイコンＮＯ（２）及びモードＮＯ（１）に基
づきビジネス用のＲＡＭ（１）１６における上記握手ア
イコン対応のコメント記憶エリア（０２）が指定され、
そこに予め記憶されるビジネスコメント“会議”が読出
されて上記入力日時や握手アイコンと共に表示される
（ステップＡ４→Ａ５）。

【００３４】ここで、「リターン」キー１２ｉを操作す
ると、上記ステップＡ５において、握手アイコンと共に
読出されて表示されたビジネスコメント“会議”が、既
に入力表示されているスケジュール日時と共に、１つの
スケジュールデータとしてスケジュールＲＡＭ１４にセ
ットされて記憶される（ステップＡ７→Ａ８）。

【００３５】一方、上記ステップＡ７において、「リタ
ーン」キー１２ｉを操作せず、「プライベート」キー１
２ｈを操作した場合には、モードＮＯレジスタ１９にプ
ライベート用のモードＮＯ（２）が書込まれると共に、
上記アイコンＮＯ（２）及びモードＮＯ（２）に基づき
プライベート用のＲＡＭ（２）１７における上記握手ア
イコン対応のコメント記憶エリア（０２）が指定され、
そこに予め記憶されるプライベートコメント“デート”
が読出されて上記入力日時や握手アイコンと共に表示さ
れる（ステップＡ４→Ａ６）。

【００３６】そして、「リターン」キー１２ｉを操作す
ると、上記ステップＡ６において、握手アイコンと共に
読出されて表示されたプライベートコメント“デート”
が、既に入力表示されているスケジュール日時と共に、
１つのスケジュールデータとしてスケジュールＲＡＭ１
４にセットされて記憶される（ステップＡ７→Ａ８）。

【００３７】この場合、スケジュール日時を入力した
後、その予定内容に対応するアイコン選択、及びビジネ
ス／プライベートのモード選択を行なうだけで、選択さ
れたアイコンと共に、所望の予定内容を示すコメントが
読出されてスケジュールデータが作成されるようにな
り、スケジュールデータの全てを文字キー１２ａを使用
して入力する必要はなく、容易にスケジュールの設定登
録が行なえるようになる。

【００３８】すなわち、上記ステップＡ１〜Ａ８におけ
るスケジュールセット処理を、スケジュール日時の入力
と共に、その予定内容を示すアイコン及びビジネス／プ
ライベートのモードを選択して繰返すことで、ユーザ任
意のスケジュールデータが順次作成されてスケジュール
ＲＡＭ１４に登録される。

【００３９】なお、上記ステップＡ２において、「アイ
コン」キー１２ｄを操作しない場合には、前記図５
（Ａ）に示すような入力日時に続き、その予定内容も文
字キー１２ａを操作して入力され、通常のスケジュール
セット処理が行なわれる。

【００４０】したがって、上記構成の電子手帳によれ
ば、予めアイコンＲＯＭ１５に記憶されたスケジュール
の内容を絵記号で表す複数のアイコンのそれぞれに対応
して、ビジネス用の予定内容を示すコメントをＲＡＭ
（１）１６に、プライベート用の予定内容を示すコメン
トをＲＡＭ（２）１７に記憶させる。

【００４１】そして、「スケジュール」キー１２ｂの操
作に伴うスケジュール設定の際には、「アイコン」キー
１２ｄの操作により上記複数のアイコンを表示させ、所
望のスケジュール内容に対応した１つのアイコンを選択
すると共に、「ビジネス」キー１２ｇあるいは「プライ
ベート」キー１２ｈを選択操作することにより、上記選
択アイコンと共に、このアイコンに対応する内容コメン
トが上記ビジネスあるいはプライベート選択に応じてＲ
ＡＭ（１）１６あるいはＲＡＭ（２）１７から読出され
て表示部２０に表示され、「リターン」キー１２ｉの操
作によりスケジュールＲＡＭ１４に登録されるので、各
スケジュール日時に続く予定内容は、文字キー操作を行
なわずに、アイコン及びモード選択操作のみで容易に入
力することができる。

【００４２】なお、上記実施例では、アイコンＲＯＭ１
５に予め記憶される複数のアイコンそれぞれに対応する
予定内容のコメント記憶エリアとして、ビジネス用のＲ
ＡＭ（１）１６とプライベート用のＲＡＭ（２）１７と
を備える構成としたが、それ以外にも、必要に応じた種
類のコメント記憶エリアを設ければ、さらに広範囲なあ
らゆるスケジュール内容に対応させたスケジュール設定
を行なうことができる。

【００４３】

【発明の効果】本発明の第１のデータ記憶装置では、複
数の絵記号データが記憶された絵記号データ記憶手段
と、前記複数の絵記号データに対応させて任意の文字デ
ータを作成する文字データ作成手段と、この文字データ
作成手段により作成された文字データを前記絵記号デー
タそれぞれに対応させて記憶する文字データ記憶手段
と、前記絵記号データ記憶手段に記憶された複数の絵記
号データの何れかを選択することにより該選択された絵
記号に対応する文字データを前記文字データ記憶手段か
ら読出して表示する表示手段とを備えて構成し、

【００４４】本発明の第２のデータ記憶装置では、前記
第１のデータ記憶装置において、その絵記号データに対
応する文字データを、それぞれの絵記号データに対して
２種類以上作成し前記文字データ記憶手段に記憶させて
構成し、

【００４５】本発明の第３のデータ記憶装置では、スケ
ジュールを記憶し、この記憶されたスケジュールを必要
に応じて表示することが可能なもので、スケジュール設
定手段と、このスケジュール設定手段により設定された
スケジュールを記憶するスケジュール記憶手段と、表示
手段と、複数の絵記号データが記憶された絵記号データ
記憶手段と、前記複数の絵記号データに対応させて任意
の予定データを作成する予定データ作成手段と、この予
定データ作成手段により作成された予定データを前記複
数の絵記号データそれぞれに対応させて記憶する予定デ
ータ記憶手段と、前記スケジュール設定手段によるスケ
ジュール設定の際に、前記絵記号データ記憶手段に記憶
された複数の絵記号データの何れかを選択することによ
り該選択された絵記号に対応する予定データを前記予定
データ記憶手段から読出して前記スケジュール記憶手段
に記憶させ、且つ、前記表示手段に表示させる制御手段
とを備えて構成し、

【００４６】本発明の第４のデータ記憶装置は、前記第
３のデータ記憶装置において、その絵記号データに対応
する予定データを、それぞれの絵記号データに対して２
種類以上作成し前記予定データ記憶手段に記憶させて構
成したので、

【００４７】前記第１乃至第４の何れのデータ記憶装置
でも、スケジュールや個人，会社情報等の各種データの
設定に際し、その内容を文字キー操作することなく、容
易に入力することが可能になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のデータ記憶装置の一実施例に係わる電
子手帳の回路構成を示すブロック図。

【図２】上記電子手帳による各アイコンに対応させた任
意の予定内容を示すコメントセット処理をフローチャー
ト。

【図３】上記電子手帳のコメントセット処理に伴うキー
操作対応の表示状態を示す図。

【図４】上記電子手帳による各アイコンに対応させたス
ケジュールセット処理をフローチャート。

【図５】上記電子手帳のスケジュールセット処理に伴う
キー操作対応の表示状態を示す図。

【符号の説明】

１１…ＣＰＵ、１２…キー入力部、１２ａ…文字キー、
１２ｂ…「スケジュール」キー、１２ｃ…「Ｎ／Ｓ」キ
ー、１２ｄ…「アイコン」キー、１２ｅ（←），１２ｆ
（→）…カーソルキー、１２ｇ…「ビジネス」キー、１
２ｈ…「プライベート」キー、１２ｉ…「リターン」キ
ー、１３…ＲＯＭ、１４…スケジュールＲＡＭ、１５…
アイコンＲＯＭ、１６…ＲＡＭ（１）、１７…ＲＡＭ
（２）、１８…アイコンＮＯレジスタ、１９…モードＮ
Ｏレジスタ、２０…液晶ドットマトリクス表示部。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の絵記号データが記憶された絵記号
   データ記憶手段と、 前記複数の絵記号データに対応させて任意の文字データ
   を作成する文字データ作成手段と、 この文字データ作成手段により作成された文字データを
   前記絵記号データそれぞれに対応させて記憶する文字デ
   ータ記憶手段と、 前記絵記号データ記憶手段に記憶された複数の絵記号デ
   ータの何れかを選択することにより該選択された絵記号
   に対応する文字データを前記文字データ記憶手段から読
   出して表示する表示手段とを具備したことを特徴とする
   データ記憶装置。
2. 【請求項２】 前記絵記号データに対応する文字データ
   は、それぞれの絵記号データに対して２種類以上作成さ
   れて前記文字データ記憶手段に記憶されることを特徴と
   する請求項１記載のデータ記憶装置。
3. 【請求項３】 スケジュールを記憶し、この記憶された
   スケジュールを必要に応じて表示することが可能なデー
   タ記憶装置において、 スケジュール設定手段と、 このスケジュール設定手段により設定されたスケジュー
   ルを記憶するスケジュール記憶手段と、 表示手段と、 複数の絵記号データが記憶された絵記号データ記憶手段
   と、 前記複数の絵記号データに対応させて任意の予定データ
   を作成する予定データ作成手段と、 この予定データ作成手段により作成された予定データを
   前記複数の絵記号データそれぞれに対応させて記憶する
   予定データ記憶手段と、 前記スケジュール設定手段によるスケジュール設定の際
   に、前記絵記号データ記憶手段に記憶された複数の絵記
   号データの何れかを選択することにより該選択された絵
   記号に対応する予定データを前記予定データ記憶手段か
   ら読出して前記スケジュール記憶手段に記憶させ、且
   つ、前記表示手段に表示させる制御手段とを具備したこ
   とを特徴とするデータ記憶装置。
4. 【請求項４】 前記絵記号データに対応する予定データ
   は、それぞれの絵記号データに対して２種類以上作成さ
   れて前記予定データ記憶手段に記憶されることを特徴と
   する請求項３記載のデータ記憶装置。