JPH0624957U - 印 鑑 - Google Patents

印 鑑

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Publication number
JPH0624957U
JPH0624957U JP6789892U JP6789892U JPH0624957U JP H0624957 U JPH0624957 U JP H0624957U JP 6789892 U JP6789892 U JP 6789892U JP 6789892 U JP6789892 U JP 6789892U JP H0624957 U JPH0624957 U JP H0624957U
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JP
Japan
Prior art keywords
ink
inner cylinder
ink tank
printing
hole
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Withdrawn
Application number
JP6789892U
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English (en)
Inventor
小林  清一
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0624957U publication Critical patent/JPH0624957U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 朱肉を必要としない印鑑であって、連続捺印
して多量にインクを消費しても煩わしいインクの補充が
無く、且つ安価に印鑑の提供を可能とする。 【構成】 内筒5下方の軸部6aにカバー12を固着し
て内筒5にインクを含浸可能な多孔性のゴム又は樹脂材
のインク吸蔵体15と印字体13を固定すると共に、内
筒5の後方孔にインクタンク20が嵌装されてインク誘
導孔10と連通してインク吸蔵体15にインクが供給さ
れるように成した印鑑であって、インクタンク20内に
はインク31が充填されると共に、その後端にインクの
消耗と共に追随して移動するグリース又は未加硫のシリ
コンゴム等より成るフォロワ26が配設され、インクタ
ンク20の後端にはインクタンク20の内部と外部を連
通する通気孔を有した尾栓27が固着されて構成され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、無数の連続気孔を有した多孔性印材よりなる印字体を使用した印鑑 の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インクを吸蔵できるようにスポンジゴム等の無数の連続気孔を有した多 孔性印材より形成された印字体を使用して、使用のたびに朱肉等に付着させる必 要のない印鑑が知られている。市販されているこの種の印鑑はインクを含浸させ たインク吸蔵体と印字体で構成され、使用頻度が多い場合にはインク切れが早く その都度インクを補給する必要ある。又、捺印回数が進むにつれて印字濃度が薄 くなる欠点がある。又、インクを補給する場合にはスポイト等で印字面にインク を滴下して含浸させるために一度に多量のインクを補給出来ず面倒である。又、 印字面がべたつきインクが均一に含浸されるのに時間がかかる。又、インクを滴 下する時にインクが印字面より溢れて手や周囲を汚す問題も起こす。そこで、そ のような欠点や問題点を解決する方法として実公昭61 23410号公報で筆 記具等のインク流量調節体を利用してインクカートリッジからインクを補給する ようにしたものが開示されている。しかしながら、インク流量調節体を用いたも のは構造が複雑となりコストアップとなる問題が存在する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、従来の市販されている印鑑の欠点や問題点を解決すると共に 印鑑を安価に提供可能とすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために案出された本考案の印鑑は、内筒の下端に積層して 上層にインクが含浸可能な多孔性のインク吸蔵体と、下層に同質の印字体を設け て内筒の後方孔にインクタンクが嵌装されてインク誘導孔と連通してインク吸蔵 体にインクが供給されるように成した印鑑であって、インクタンク内にはインク が充填されると共に、その後端にインクの消耗と共に追随して移動するグリース 又は未加硫のシリコンゴム等より成るフォロワが配設され、インクタンクの後端 にはインクタンクの内部と外部を連通する通気孔を有した尾栓が固着されて成る ことを特徴とする。
【0005】
【実施例】
図1は本考案の実施例を示している。先ず、図に示すように内筒5は、鍔部8 を境にして下方に軸部6aが上方に軸部6bを有し、下端より大径の孔部7が、 そこから後方に貫通してインク誘導孔10が軸部9と共に設けられ、更に内孔部 32が設けられている。又、軸部6bの後方側面には後述する先筒1と回転方向 で一体と成すリブ(図示せず)が形成され上端には鍔部11が設けられている。 又、上記孔部7にはインク吸蔵体15が嵌装され、それと積層して下端に印字面 14を有した印字体13が配設され、軸部6aに印字体13を固定してカバー1 2が密嵌状に固着されている。
【0006】 前記インク吸蔵体15と印字体13は無数の連続気孔を有してインクを含浸可 能とした多孔性のゴム又は樹脂材より成り、インク吸蔵体15に含浸したインク が印字体13にスムーズに移動するようにインク吸蔵体15の下面に密着するよ うに印字体15が積層されると共に、インク吸蔵体15の気孔径を印字体13の 気孔径より僅かに大きく成すことが望ましい。
【0007】 先筒1は、下方に大径孔を有した軸部2aが、上方にはやや小径の軸部2bを 有し、大径孔の上端に段部3を設けて更に上方にやや小径の孔が上端まで貫通し て形成され、その小径の孔の内壁には適宜溝4が形成されている。又、軸部2b の側面には後筒22を着脱可能に接合する突起23が設けられている。又、後筒 22の上端には後述するシールキャップ29を着脱可能に嵌着する部位が設けら れている。又インクが貯蔵されたインクタンク20は下方内孔に栓部21を有し てインクが封入されて構成され、インクタンク20は前記内孔部32の先端に形 成された軸部9の斜面状の突起で栓部21を付き破る状態で軸部9の外周部に密 嵌される。
【0008】 ところで、前記インクタンク20内にはインクが充填されると共に、その後端 にはインクの消耗と共に追随して移動するグリース又は未加硫のシリコンゴム等 より成るフォロワ26が配設され、更にその後方で、インクタンク20の後端孔 にはインクタンクの内部と外部を通気する細孔28を有した尾栓27が固着され ている。尚、通気の為の細孔はインクタンクの内周と尾栓との間で種々設けられ るものである。
【0009】 以上により、前記内筒5の内孔部32にインクタンク20が嵌装され、内筒5 の上端から鍔部8に当接してシール用のパッキン18が取付けられ、その上端に 鍔部17を有した筒状の外筒16が嵌装され、鍔部17が上記シール用のパッキ ン18の上端に当接して、カバー12の外側に軸方向に可動自在に被嵌される。 又、鍔部17の上端に下端を当接させてスプリング19が取付けられ、先筒1の 大径孔から内筒5の軸部6bが嵌装されて軸部6bの側面に形成されたリブが先 筒1の小径の孔に形成された溝4に嵌装して回転方向で一体となり、且つ、内筒 5上端の鍔部11が先筒1の上端に弾性変形を利用して係止され、内筒5は先筒 1に対し上端と段部3との間で挟着される。又、その時、上記スプリング19の 上端が段部3に当接し、外筒16は鍔部17がシール用のパッキン18に当接状 態で下方に附勢される。
【0010】 又、内筒5の軸部9に前記インクタンク20が装着され、インクタンク20は 栓部21で軸部9の外周に密着される。この状態で先筒1の軸部2bに設けられ た突起23に後筒22の前方内周に設けられた溝24が着脱可能に嵌着されて、 インク切れの際にはインクタンクの差し替えを可能とする。本願実施例では後筒 22とインクタンク20を別体と成したが、後筒自身をインクタンクとして直接 先筒1に密嵌状に取付けることも可能である。又、外筒16の下方には外周部に 略密嵌してシールキャップ29が着脱可能に装着される。シールキャップ29の 内孔には適宜シール突部30が設けられている。従って、シールキャップ29と 前記シール用のパッキン18とによって印字面14は連通した小室で略密嵌され る。尚、本願実施例ではカバー12の外側に外筒16を設けているが、外筒を無 くして直接カバーにシールキャップを嵌着すれば更に小室で略密嵌することが可 能となる。
【0011】
【作用】
本考案の印鑑は以上のように構成されており、捺印する時はシールキャップ2 9を外した上で後筒22を握り外筒16の下端を書類等に押圧する。その時、ス プリング19に抗して外筒16が後退して印字面14が書類等に接触して捺印さ れる。ところで、インクタンク20内のインクは捺印によるインクの消耗と共に インク吸蔵体15に滴下されて印字体13に供給される。
【0012】
【考案の効果】
本考案の印鑑の構成及び作用は以上の如くであり、頻繁に捺印されても自動的 にインクが補充されるので従来のように一々インクを補充する煩わしさがない。 又、連続捺印した時にインクが追随不足になり印字濃度が薄くなることがない。 又、フォロワのメカニズムがスムーズに作用してインクの適性な滴下と共に、温 度変化に起因するインクの吹き出し等の事故を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 先筒 2a 軸部 2b 軸部 3 段部 4 溝 5 内筒 6a 軸部 6b 軸部 7 孔部 8 鍔部 9 軸部 10 インク誘導孔 11 鍔部 12 カバー 13 印字体 14 印字面 15 インク吸蔵体 16 外筒 17 鍔部 18 パッキン 19 スプリング 20 インクタンク 21 栓部 22 後筒 23 突起 24 溝 25 孔部 26 フォロワ 27 尾栓 28 細孔 29 シールキャップ 30 シール突部 31 インク 32 内孔部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内筒5の下端に積層して、上層に無数の
    連続気孔を有してインクを含浸可能とした多孔性のゴム
    又は樹脂材よりなるインク吸蔵体15と、下層に外方に
    印字面14を露出して上記インク吸蔵体15と同質の印
    字体13が設けられ、内筒5の後方孔にインクタンク2
    0が嵌装されてインク誘導孔10と連通してインク吸蔵
    体15にインクが供給されるように成した印鑑であっ
    て、インクタンク20内にはインク31が充填されると
    共に、その後端にインクの消耗と共に追随して移動する
    グリース又は未加硫のシリコンゴム等より成るフォロワ
    26が配設され、インクタンク20の後端にはインクタ
    ンクの内部と外部を連通する通気孔を有した尾栓27が
    固着されて成ることを特徴とする印鑑。
JP6789892U 1992-09-04 1992-09-04 印 鑑 Withdrawn JPH0624957U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6789892U JPH0624957U (ja) 1992-09-04 1992-09-04 印 鑑

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6789892U JPH0624957U (ja) 1992-09-04 1992-09-04 印 鑑

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0624957U true JPH0624957U (ja) 1994-04-05

Family

ID=13358181

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JP6789892U Withdrawn JPH0624957U (ja) 1992-09-04 1992-09-04 印 鑑

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JP (1) JPH0624957U (ja)

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970306