JP3237109U - 直液式インキカートリッジ - Google Patents

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成俊 内田
伴廣 影山
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シヤチハタ株式会社
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Abstract

【課題】インキカートリッジの交換時において開口部からインキが垂れ落ちるのを防止できる直液式インキカートリッジを提供する。【解決手段】印判本体10に取り付けられる着脱自在な直液式インキカートリッジであって、筒状のカートリッジ本体1の下方開口部2が栓体で密封されており、また、前記下方開口部2の下方または前記印判本体と前記カートリッジ本体1の間には、カートリッジ本体1の印判本体への装着時において上端縁4aで前記栓体を開栓する役目をし、カートリッジ本体1の装着中において底部に形成した孔4bからインキを供給する役目をし、カートリッジ本体1の取り外し時においてはカートリッジ本体1と一緒に引き抜かれて印判本体から分離される有底筒状の供給管4を備えているものとした。【選択図】図1

Description

本考案は、インキカートリッジの交換時において開口部からインキが垂れ落ちるのを防止できる直液式インキカートリッジに関するものである。
従来から、会社名や住所等を表示したり、製品名や品質等を表示したり、検査済みの検印を表示したりなど、様々な場所でスタンパが広く用いられている。この場合の印判は、インキを含浸させたインキ吸蔵体をスタンパ内に内蔵したものがほとんどである。
しかしながら、インキ吸蔵体を用いた場合は、インキ残量が目視で判断しにくい為、インキ吸蔵体へのインキ補充時期がわからず、印影が擦れてからインキ補充を行っていた。しかし、補充を行ってから印面にインキが移行するまで、ある程度の時間が必要であり、すぐに捺印できない等の問題があった。
一方、例えば特許文献1に示されるように、浸透式スタンプオイル供給装置において直液式のインキカートリッジを用いたものが提案されている。この特許文献1に記載のものは、インキカートリッジをスタンプ本体側に圧入嵌合することで固定する構造であるが、直液式であるため印面にインキが移行するまでに長時間かかる等の欠点を生じることがない。しかしながら、インキの交換の際にインキカートリッジを引き抜いた場合には、下端開口部からインキが垂れて手やスタンプ周辺を汚してしまうという問題があった。
特開昭61-22652号公報
本考案は上記のような従来の問題点を解決して、インキカートリッジの交換時において開口部からインキが垂れ落ちるのを防止することができ、この結果、インキカートリッジの交換作業を手汚れ等を発生させることなく簡単かつ短時間で行うことができる直液式インキカートリッジを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するためになされた本考案の直液式インキカートリッジは、印判本体に取り付けられる着脱自在な直液式インキカートリッジであって、
筒状のカートリッジ本体の下方開口部が栓体で密封されており、
また、前記下方開口部の下方または前記印判本体と前記カートリッジ本体の間には、カートリッジ本体の印判本体への装着時において上端縁で前記栓体を開栓する役目をし、カートリッジ本体の装着中において底部に形成した孔からインキを供給する役目をし、カートリッジ本体の取り外し時においてはカートリッジ本体と一緒に引き抜かれて印判本体から分離される有底筒状の供給管を備えていることを特徴とするものである。
本考案では、印判本体に取り付けられる着脱自在な直液式インキカートリッジであって、筒状のカートリッジ本体の下方開口部が栓体で密封されており、また、前記下方開口部の下方または前記印判本体と前記カートリッジ本体の間には、カートリッジ本体の印判本体への装着時において上端縁で前記栓体を開栓する役目をし、カートリッジ本体の装着中において底部に形成した孔からインキを供給する役目をし、カートリッジ本体の取り外し時においてはカートリッジ本体と一緒に引き抜かれて印判本体から分離される有底筒状の供給管を備えているものとしたので、インキカートリッジを印判本体に装着する直前まで、インキが下方開口部から漏れる事が無い。また、装着後、インキは底部の孔から少量ずつ供給されることとなり、使用時のインキ垂れを防止することができる。また、カートリッジ交換の際にカートリッジ本体を取り外しても開口部が供給管で塞がれているため、開口部からのインキ垂れを防止することができ、手が汚れるのを防ぐことができる。
印面ホルダーに装着する前の状態を示す下方からの斜視図である。 印面ホルダーに装着する前の状態を示す上方からの斜視図である。 図2のA-A断面図である。 印面ホルダーに装着する前のその他の状態を示す上方からの斜視図である。 図4のB-B断面図である。 印面ホルダーに装着時の状態を示す上方からの斜視図である。 図6のC-C断面図である。 印面ホルダーから取り外した状態を示す下方からの斜視図である。 図8のD-D断面図である。
以下に、図面を参照しつつ本考案の好ましい実施の形態を示す。
図1と図2は本考案に係る直液式インキカートリッジを印面ホルダーに装着する前の状態を示す斜視図であり、図3は図2のA-A断面図である。また、図4はインキカートリッジを印面ホルダーに装着する前のその他の状態を示す斜視図であり、図5は図4のB-B断面図である。また、図6は本考案に係るインキカートリッジを印面ホルダーに装着時の状態を示す斜視図であり、図7は図6のC-C断面図である。更に、図8は本考案に係るインキカートリッジを印面ホルダーから取り外した状態を示す斜視図であり、図9は図8のD-D断面図である。
本考案において印判本体10とは、印面12を保持する印面ホルダー14、印面12を昇降自在に収納するスライド式の印面収納部11のいずれかを示している。
図示のものでは、本考案に係るインキカートリッジを、下端の印面12を印面ホルダー14に取り付ける場合を示しているが、なお、実際には印面収納部11の上部を覆い、前記印面ホルダー14と一体に動くホルダを備えているが、ホルダは省略してある。
この印判では、前記ホルダの押し下げ動作によって印面12が下降して露呈され、捺印可能な状態となる構造であるが、このような構造は従来のこの種の印判と基本的に同じである。また、図示のものでは、印面収納部11が昇降作動するタイプのものについて説明するが、昇降しないタイプのものでもよい。
図において、1は筒状のカートリッジ本体を示す。このカートリッジ本体1内には、液体インキが充填されており、インキの交換部品として流通される。前記カートリッジ本体1の下方開口部2は、栓体としての破断可能な樹脂フィルム3で密封されており、使用時において前記樹脂フィルム3が破断されてインキを印面12に向けて供給する構造である。なお、前記樹脂フィルム3はパッキン状の厚みがあるもので、周縁に薄肉状の破断部を形成したものでもよい。本実施形態では栓体として樹脂フィルムを採用しているが、それ以外にも種々選択可能であり、例えば、球体、レンズ形状体等を選択可能である。
また、カートリッジ本体1の該壁面下方部には、可撓性を有する爪片1aが設けられており、印面ホルダー14に設けた環状溝13と嵌合することにより固定される構造となっている(図7を参照)。
図において4は、有底筒状の供給管であり、カートリッジ本体1の装着時においては上端縁4aで前記樹脂フィルム3を破断する役目をする。即ち、カートリッジ本体1を押し下げると、樹脂フィルム3の周縁に位置する薄肉状の破断部が供給管4の上端縁4aの押し上げによって破断処理され、インキを印面12に向けて供給開始することになる。その為、インキカートリッジを印判本体10に装着する直前まで、インキが下方開口部から漏れる事が無い。
また、前記供給管4は、カートリッジ本体1の装着中においては底部に形成した孔4bからインキを供給する役目をする。即ち、前記孔4bからインキを少量ずつ的確に供給する。孔4bの個数としては1個だけ形成してもよく、この場合は過剰供給することがなくインキ垂れを防止することができる。また、孔4bを2個以上形成してもよく、この場合は複数の孔4b、4bによって空気の流入とインキの供給が円滑に行われて、より的確なインキの供給が行われることになる。
また、前記供給管4は、カートリッジ本体1の取り外し時においてはカートリッジ本体1と一緒に引き抜かれて印面ホルダー14から分離されるものである。即ち、インキの残量が僅かとなってカートリッジを交換する場合に、カートリッジ本体1を取り外すと前記供給管4が下方開口部2を塞いだ状態で取り出されるため、内部に残留していたインキが下方開口部2から漏れることがない。この結果、カートリッジ本体1の取り外し時においてインキ漏れで手や周辺が汚れることがなくなる。
前記供給管4の底部に形成する孔4bは、少量ずつインキの供給を行うことができ、かつ表面張力によりインキの膜が形成されてインキの落下を防止できる大きさであることが好ましい。具体的には、孔4bが1個の場合は、直径が5~7mm程度のものが好ましく、また、孔4bが複数個の場合は、直径が0.5~2mm程度のものが好ましい。また、孔4bの形状としては、円形状、楕円形状、三角形、四角形等の多角形などを適宜採用することができる。
前記インキとしては、水性インキ、油性インキのいずれでも採用することができる。また、インキ特性の好ましい範囲としては、粘度:250~1000mPa・s、表面張力:30~40mN/mである。この範囲であれば、インキが過剰に印面に供給されるのをより効果的に防止することができる。
次に、本考案のカートリッジ本体1の交換作業について説明する。
図1~図3は、本考案に係るインキカートリッジを印面ホルダー14に装着する前の状態を示している。未使用のカートリッジ本体1を印面ホルダー14にセットして、次の押し込み工程に備える。この時、供給管4はカートリッジ本体1と印面ホルダー14または印面収納部11の間にセットしておけばよい。なお、前記供給管4のセットは、図4~図5に示されるように、供給管4をカートリッジ本体1の下方開口部2に仮嵌合して一体化させた状態とすることもでき、この場合は優れた取扱性を発揮することができる。
次に、図6~図7に示されるように、カートリッジ本体1を印面ホルダー14側へ押し込むと、カートリッジ本体1の壁面下方部にある爪片1aが、印面ホルダー14の環状溝13に嵌合することで確実に固定されることになる。これと同時に、供給管4の上端縁4aの押し上げによって、樹脂フィルム3の破断部が破断処理されることとなり、この結果、印面12に向けてインキの供給が開始されることになる。また、前記供給管4の底部には孔4bが形成されているので、インキはこの孔4bを通して少量ずつ的確に供給されることとなる。
次に、図8~図9に示されるように、カートリッジ本体1を交換する場合は、インキ残量が少なくなったカートリッジ本体1を上方へ抜き去り新しいカートリッジと交換する。従来では、取り外したカートリッジ本体1の下方開口部2が開いたままであるため、残量インキが下へ垂れて手やスタンプ周辺を汚すという問題があったが、本考案では有底筒状の供給管4がカートリッジ本体1と一緒に引き抜かれるので、インキが下へ垂れることがなく円滑に交換作業を行うことができる。また、前記供給管4の底部に形成した孔4bの大きさは、表面張力によりインキの膜が形成されてインキの落下を防止できる大きさ以下であるため、インキの垂れは確実に防止されることとなる。
以上の説明からも明らかなように、本考案では筒状のカートリッジ本体の下方開口部が破断可能な樹脂フィルムで密封されており、また、この下方開口部は、カートリッジ本体の装着時において上端縁で前記樹脂フィルムを破断する役目をし、カートリッジ本体の装着中において底部に形成した孔からインキを供給する役目をし、カートリッジ本体の取り外し時においてはカートリッジ本体と一緒に引き抜かれて印面ホルダーから分離される有底筒状の供給管を備えているものとしたので、インキカートリッジを印判本体に装着する直前まで、インキが下方開口部から漏れる事が無い。また、装着後、使用時のインキ垂れを防止することができ、また、カートリッジ交換の際にカートリッジ本体を取り外しても開口部が供給管で塞がれているため、開口部からのインキ垂れを防止することができ、手が汚れるのを防ぐことができることとなる。
1 カートリッジ本体
1a 爪片
2 下方開口部
3 樹脂フィルム
4 供給管
4a 上端縁
4b 孔
10 印判本体
11 印面収納部
12 印面
13 環状溝
14 印面ホルダー

Claims (1)

  1. 印判本体に取り付けられる着脱自在な直液式インキカートリッジであって、
    筒状のカートリッジ本体の下方開口部が栓体で密封されており、
    また、前記下方開口部の下方または前記印判本体と前記カートリッジ本体の間には、カートリッジ本体の印判本体への装着時において上端縁で前記栓体を開栓する役目をし、カートリッジ本体の装着中において底部に形成した孔からインキを供給する役目をし、カートリッジ本体の取り外し時においてはカートリッジ本体と一緒に引き抜かれて印判本体から分離される有底筒状の供給管を備えていることを特徴とする直液式インキカートリッジ。
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