JP2017505247A - マーカー - Google Patents
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Abstract
マーカー液吸収体、マーカー液リザーバ、およびリザーバと吸収体を流体結合する送り管を含む本体と、吸収体から本体の外側へ延びるマーキング芯とを含むマーカー。【選択図】2a
Description
本発明は、マーカー液の流れ、保存、および/または分配を向上させるためのパーツを内部に有するマーカーのような筆記用具に関する。
ペン、塗装用はけ、プリンターなどのマーカーが表面上に記録可能な跡を残すために使用される。通常、記録可能な跡は、塗料、インクなどのマーカー液を表面上に塗布することによって残される。
従来の黒板用チョークは汚くなり、ホワイトボード用ペンが徐々にチョークに取って代わってきた。しかしながら、インクがマーカーで使用されるとき、インクの流出に関してしばしば問題がある。そのような問題は、マーカーからの均一でないインクの流出または漏出によって表される場合がある。さらに、マーカーのインクが(しばしばすぐに)切れるとき、マーカー全体を捨てなければならない。
市販の詰め替え可能なホワイトボード用ペンに関して、通常、ペンのケーシングの内部に、ゴム袋、管、および1枚のフェルトが備わっている。使用にあたって、ペンのケーシングの上部がまず取り外され、その後ペン先がインクに浸され、次に管の中の空気を外に出すように押し付け、その後解除する。それによって管の中にインクが引き入れられ、インクは管を通って保存のために吸収フェルトにこぼされる。このようにして、ペンが再利用できないという問題は解決したが、ペンの中にインクを引き入れるプロセスは正確にコントロールできない。インクがペンに引き入れられた後、管に残ったインクはペン先を通じて書き込みボード上に漏れる可能性がある。それはペンの使用の不便さを引き起こし、さらにはペンを使用できなくする。さらにはインクを引き入れるために管を取り出し、その後管をペンに再び取り付けるプロセスの間、使用者の手を汚す可能性があり、またペンの使用に不便さをもたらす。さらに、不十分な密閉効果のため、ペン内部のインクは揮発しやすく、無駄を引き起こす。さらに、使用者はペンの中の残っているインクの量を容易に確認することができない。
マーカーのようなマーキング液カートリッジ内でのインクの保存、流れ、および分配を向上させる必要性がある。本明細書で開示される実施形態はこの必要性に取り組む。
本発明の一態様によれば、マーカー液吸収体、マーカー液リザーバ、およびリザーバと吸収体を流体結合する送り管を含む本体と、吸収体から本体の外側へ延びるマーキング芯とを含むマーカーが提供される。
別の態様によれば、マーカー液吸収体、マーカー液リザーバ、吸収体からリザーバへ延びる通気チューブを含む本体と、吸収体から本体の外側へ延びるマーキング芯とを含むマーカーが提供される。
マーカーは、吸収体およびリザーバの間のチューブホルダーであって、その中でリザーバから吸収体まで延びる、孔を有するチューブホルダーと、チューブホルダーの孔からリザーバ内に吊り下げられた通気チューブとをさらに含んでもよい。
別の態様によれば、マーカー液吸収体、前記吸収体と流体結合されたマーカー液リザーバ、およびリザーバと流体結合されたリフィル機構を含む本体と、吸収体から本体の外側へ延びるマーキング芯とを含むマーカーが提供される。
いくつかの実施形態では、マーキング芯および本体の間に、本体および本体の外側の間を空気が通過できるようにする溝がある。
マーカーは、リザーバと前記吸収体を流体結合する送り管をさらに含んでもよい。
送り管は、送り管に沿って複数の孔を含んでもよい。
マーカーは、マーカー液リザーバの詰め替えを可能にするリフィル機構であって、リフィル機構を介してマーカーを漏出なくきれいに詰め替えられるように構成された吸い取り紙を含むリフィル機構をさらに含んでもよい。
吸い取り紙がインク吸収材を含んでもよい。
孔が送り管の周りに配置されてもよく、任意で孔は送り管の周りに均等に配置され、それによって使用中にマーカーがどの位置に固定されても、インクは送り管から吸収体へ流れることができる。
孔は送り管に沿って列で配列されてもよい。
それぞれの列は、さまざまな大きさの孔を有してもよい。
それぞれの列において孔間の間隔は異なってもよい。
好ましくは、リザーバの近位にある孔はリザーバの遠位にある孔より小さい。
いくつかの実施形態では、送り管の内径は0.5〜5mmの間であり、好ましくは1〜3mmの間である。より小さい孔の直径は0.5〜1.5mmであってもよく、より大きい孔の直径は1〜2mmであってもよい。
間隔は、リザーバに最も近位の孔間の約10mmからリザーバに最も遠位の孔間の約5mmへと徐々に減少してもよい。
別の態様によれば、マーカーとリフィルステムを含むインクリフィラーとを含むキットであって、ステムおよびリフィル機構が両者間で堅く係合するように構成される、キットが提供される。
いくつかの実施形態では、マーカーはペン芯と本体の上部の間に間隙をさらに含み、それを通って、マーカーの詰め替えの間、排ガスがマーカーから漏出することができる。
さらに別の態様によれば、リザーバとリフィル機構とを含むリフィル容器が提供され、リフィル機構はエンドキャップおよびエラストマークラウンを含み、エラストマークラウンは上に複数のフィンガが取り付けられた本質的に平坦なシールを含み、容器が充填されていないときにエンドキャップの底面開口部に対してシールを固定できるように、フィンガはエンドキャップの内部ルーフを圧迫し、容器が詰め替えられるときに、クラウンは平坦なシール部を内部ルーフの方へ上げ、インクがシールの周りに、およびフィンガの間に流れ、続いてリザーバの中へ流れるようにする。
容器は前述のマーカーの1つであってもよい。
マーカーは本体内にエアーバッファチャンバをさらに含んでもよく、チャンバは溝に接続される。
いくつかの実施形態では、通気チューブおよび吸収体の間に間隙がある。
本発明のより良い理解のために、またどのように実行し得るかを示すために、単なる例として添付の図面を参照する。
図面の詳細に関して、示される詳細は例であり、本発明の好ましい実施形態の例示のみを目的とし、本発明の原理および概念的見地の最も有用で理解しやすい説明であると考えられるものを提供するために示されることが強調される。これに関して、本発明の基本的な理解に必要であるより詳細に本発明の構造的詳細を示そうとはしていない。図面を用いた説明は、本発明のいくつかの形態が実際にはどのように具体化され得るかを当業者に明らかにする。
本明細書に記載の実施形態は、改良されたマーカーまたはマーキング液を充填できる他のマーキング用具、例えばペン、インクジェットカートリッジ、トナーカートリッジなどの提供に関し、その選択物は例示のみの目的で下記の実施形態に記載する。
このマーキング用具は、下記で説明するように、リザーバならびに/または吸収体内および/もしくはマーカー液リザーバ内のチューブ/管により向上した保存および/または用具からのマーカー液の均一な流れを有することを特徴とする。それらは優れた気密性を有し、インクはわずかな揮発性を有する。
ある実施形態は、本体内にマーカー液吸収体、少なくとも1つの送り管、およびマーカー液リザーバを含む本体と、吸収体内部から本体外部へ延びるマーキング芯とを含み、送り管がリザーバから吸収体内部へ延びリザーバと吸収体を流体結合し、送り管が送り管に沿った複数の孔を含む、マーカーである。
送り管はインクをスムーズに吸収体に浸透させる。
ここで、本体110およびペン芯(書き込みヘッド)140を有するマーカーの実施形態100を示す図1aを参照する。本体110は下部112および上部114を有する。
マーカー100は、孔122および124を有する送り管120と、リザーバ130とを含むいくつかの特別な特徴を有する。
送り管120はインク吸収材を含む吸収体126に埋め込まれる。送り管120は内部が空洞で、好ましくは下部端121aで開き、上部端121bで閉じている。送り管120には少なくとも2つの孔があり、好ましくは送り管120の周りに均等に配置され、それによって使用中にマーカーがどの位置に保持されても、インクは送り管から吸収体126へ流れることができる。図1b、1cは、孔122’、122’’のそれぞれの配置の例とともに、長さ方向に半分に切った送り管120’、120’’のそれぞれの断面を示している。送り管120’’では、孔122’’間の角度は、送り管120’’の中心に対して約120°である。図1dは、斜視図において下記でさらに説明するように異なる大きさの孔122’’’および124’’’を有する別の送り管の実施形態の半分を示している。また、孔122’’’および124’’’は、送り管120’’’の長さに沿って位置は異なるが、孔間の角度は送り管120’’の中心に対して約180°である。
好ましくは、送り管120は少なくとも2列の孔122および124を含み、さらに好ましくは上述のように均等に配される。図1は、ある列123を示している。いくつかの好ましい実施形態では、各列123に沿った孔は異なる大きさを有し、孔間の間隔は異なる。いくつかの好ましい実施形態では、下部端121aに近位の孔122は上部端121bに近位の孔124より小さい。送り管の内径は好ましくは0.5〜5mmであり、より好ましくは1〜3mmの間である。より小さい孔122は好ましくは0.5〜1.5mmであり、より大きい孔124は1〜2mmである。間隔は、下部端121aに最も近い孔122と二番目に近い孔122の間の約10mm(±5mm)から2つの上部の孔124間の約5mm(±4mm)へと徐々に減少してもよい。寸法はインクの流れおよび吸収体126でのインクの分配に影響を及ぼすさまざまな要因、例えば選択されたインクの粘度、送り管の内径および長さの相乗効果、孔の大きさおよび孔の間隔に従って選択されてもよい。
送り管120は、本体110の下部端112に位置したリザーバ130によってインクが送り込まれる。リザーバ130は、そのルーフから内部に延びる逆ニップル(図示せず)を有してもよく、例えばその中に送り管120の下部121aが堅く挿入されてもよい。
マーカー100が、静止時に位置付けられる直立状態に位置付けられるとき、インクは送り管120に入ることができないため、この位置はインクを浪費しないことに役立ち得る。この位置で、しっかりと適合したキャップ150を本体110の上部114にかぶせることによって、インクはさらに保護されてもよい。さらに、本体110は、リザーバ130の一部からなる透明窓132を有し、それによって使用者はリザーバ130内でのインクの量を確認することができ(マーカー100が直立のとき、最も容易に)、適時にマーカーを詰め替えすることができる。
他の実施形態では(図示せず)、リザーバ全体が見え、リザーバの壁が透明であるように、本体がリザーバに取り付けられる。
図1eを参照すると、リフィル機構160の例が拡大図で示されている。リフィル機構160はリザーバ130に挿入される。
リフィル機構160はピストン166および弾性手段、ばね168を含む。図1eのように機構が静止位置にあるとき、ピストン166はばね168によって下方向に促され、マーカー100からインクが漏出するのを防ぐのに役立つ。図1fに示すように、窓132がマーカー100が詰め替えを必要としていることを示すとき、インクリフィラー(図示せず)は機構160を介してリザーバ130を詰め替えするのに用いられてもよい。例えば、インクリフィラーはステム(図示せず)を含む分配機構を含んでもよい。詰め替えするために、ステムがピストン166を押し、ピストンを上方へ移動させ、図示するようにインクをリザーバに入れる。
一態様によれば、インクリフィラーおよびマーカー100、または複数のリフィラーおよびマーカー100を含むキットが提供され、例えば、各リフィラーは特定の色を有するインクを含んでもよい。インクリフィラーのステムおよびリフィル機構160は、ステムによって互いに堅く適合しマーカー液の漏出を最小限に抑えるのを助けるような大きさおよび形であってもよい。
図1aに示す例となる機構160はリフィルキャップ161をさらに含み、図1aに示すようにリザーバ130内でぴったりと適合する。T形ピストン168(第1のエンドキャップ167の内径よりわずかに小さい、大きい幅および第1のエンドキャップ167の底面の孔よりわずかに小さい、小さい幅を有する)および次にばね168は第1のエンドキャップ167の中に入れられ、続いてリフィルキャップ161に係合される。Oリングなどの密閉手段163は、第1のエンドキャップ167の下に配置され、インクの詰め替えの間、インクの漏出を減らす。Oリングの中心の孔は、十分に密閉するため、ピストン168のTの幅の狭い部分をぴったりと収容する大きさであってもよい。孔および狭い部分は、充填機構が静止時に十分な密閉を可能にするために、ともに円錐台形であってもよい。吸い取り紙162を含む第2のエンドキャップは、リフィルキャップ161と係合し、リフィル機構160を完成する。吸い取り紙162は、好ましくはスポンジなどのインク吸収材で作製され、詰め替え中にインク漏出をさらに防ぎ、リフィルピストン168をきれいに保つのを助けるような、形、大きさ、および配置にされる。いくつかの実施形態では、吸い取り紙は密閉手段の上に配置されるため、充填ステムは密閉手段に接触する。いくつかの実施形態では、機構160は吸い取り紙を取り替えられるように構成され、他の実施形態では、インクが各充填間で本質的に蒸発し、次の充填の前に乾燥するので、同じ吸い取り紙を複数の充填に使用することができる。
他のリフィル機構が公知であり、これらの実施形態は好ましくは吸い取り紙を同様の位置に含み、インクの乱雑な液だれを最小限にし、マーカーの詰め替えの間インクのないリフィル機構を保つのを助けるという特徴がある。
いくつかの実施形態では(図示せず)、マーカーは、マーカーの下部に適合する保護キャップをさらに含み、リフィル機構を覆う。そのようなキャップは、マーカーの不注意による漏出、またはマーカーが詰め替えされていないときのリフィル機構へのダメージに対して保護することができ、マーカーを詰め替えするときには取り外すことができる。
充填が必要でないときに、前記リザーバ130内のインクが確実に逆行しないように、前記密閉リング163上の液体充填チャネルが密閉される。充填プロセスの間、インクボトルの充填管を前記密閉リング163上の液体充填チャネルの中に挿入することができ、任意でさらにリザーバ130の中に挿入してもよい。次に、インクはリザーバ130に引き入れられ、リザーバ130内のインクは管120に入り、最終的には孔122、124を通って吸収体126に流れる。このようにして、芯140は常に湿っているため、滑らかなライティングを提供する。充填の後、充填管は取り出され、密閉リング163は自動的に閉じる。
図1aに戻って参照すると、いくつかの実施形態では、ペン芯140と本体110の上部114の間に間隙があり、それを通って排ガスがインク詰め替えの間にマーカー100から漏出することができる。
液体の特性およびマーカー(その中のさまざまなパーツ)の寸法によって、マーカーをいくらか振ることは、マーカー内の泡をばらばらにし、内部のマーカー液を対流させ、マーカー内の液体の分配および流れを向上させるのに有益であり得る。
概して、本発明によれば、液体リザーバはさまざまな大きさを有してもよく、いくつかの実施形態では、リザーバが図1aに示すマーカーの場合よりマーカー内部の空間がやや大きい部分を占め、吸収材はより短い。そのようなマーカーはより大きいリザーバのために詰め替えの頻度が少なくてすむ。しかしながら、吸収材にマーカー液を均等に分配するための解決策の必要性が少ない一方で、より大きいリフィルが、吸収材内部により多くの空気の蓄積を伴う可能性があり、マーカー液の流れや分配を妨げる可能性がある。
それゆえ、図2a〜2eに示すように、別のマーカーの実施形態200が提供され、それはリザーバ230内に通気チューブ280を含む。通気チューブの役割は、マーカー200を使用するとき、例えばマーカーを用いてボードに書くときや芯240/吸収体226をインクで充填するときに、吸収体226に閉じ込められた空気をリザーバ230に移動させ、リザーバ230から吸収体226へインクを移動させる速度を増すことである。通気チューブ280は、吸収体226内部とリザーバ230内部の間の圧力のバランスをとることを可能にし、液体および空気がスムーズに流れることを可能にする。図2eに示すように、通気チューブ280は吸収体226に直接接続されておらず、好ましくは、吸収体226と通気チューブ280の間に小さい間隙281があることに留意する。
下記の説明は構造およびマーカー200がどのように動作するかをさらに明確にする。
特に図2aを参照すると、マーカー200は特に長い芯240を有し、その芯240はマーカー200の外側からリザーバ230内の芯ホルダー236に延び、それは図2dにも示される。芯ホルダー236はその中を通る孔235を有し、その孔を通ってマーカー液はリザーバ230から直接、芯240へ運ぶことができる。芯240は通常、マーカー液をいくらか吸収し、余分なマーカー液は吸収体226によって吸収される。
図2bに示すように、マーカー200は3つのチューブ280を含む。チューブ280はぴったりとチューブホルダー237に挿入され、チューブホルダーはその中を通ってリザーバ230から吸収体226まで延びる孔234を有する。さらに図2dおよび2eを参照すると、リザーバ230内の孔234、235の位置が示されている。チューブ280がチューブホルダー237に吊り下げられ、それによって空気が吸収体226からリザーバ230に自由に移動できることに留意する。
マーカーにマーカー液が充填されるとき、空気が吸収体226に入る可能性がある。マーカー200を逆さまに固定すると、空気のいくらかは吸収体から漏出するが、マーカー200の使用中にさらなる空気が吸収体226にとどまる可能性がある。そのため、空気が漏出できマーカー200が固定されるように、好ましくは芯ホルダー236の周りに均等に複数のチューブ280がある。
第1の記載された実施形態100のように、マーカー200は、リフィルキャップ261、第1のエンドキャップ267(その中を通る孔を有する、図示せず)内にピストン266およびばね268を含むリフィル機構260を含み、その第1のエンドキャップ267はリフィルキャップ261と係合する。Oリング(図示せず)などの密閉手段は第1のエンドキャップ267の下に配置される。吸い取り紙262を含む第2のエンドキャップ264はリフィルキャップ261と係合し、リフィル機構260を完成させる。また吸い取り紙262は、好ましくはスポンジなどのインク吸収材で作製され、詰め替えの間、インクの漏出をさらに防ぐように構成される。
いくつかの実施形態では、通気チューブ用のホルダーを有するリザーバと、送り管とを両方含んでもよく、芯が第1の実施形態のものより短い。
図3aは、より短い芯340を有し、通気チューブ380と送り管320の両方を含むさらに別のマーカーの実施形態300を示し、さらにより大きい孔324およびより小さい孔322を有する。第1の実施形態100のように、マーカー300は、リザーバ330と、空気の通過(詰め替えの間、空気はマーカー300から押し出され、書いている間、空気がマーカー300に入る)を可能にする、本体316および芯340の間の溝370とを有する。またマーカー300はリフィル機構360も含む。しかしながら、リフィル機構360はばねを含まないが、弾性手段368は図3bでエンドキャップ367内に示されるクラウンであり、図3c〜3eではクラウンのみが示される。図3cは斜視図であり、3dは上面図であり、3eは側面図である。クラウン368は上に複数のフィンガ369を有する本質的に平坦なシールである。フィンガ369はエンドキャップ367の内部ルーフとぴったり重なって、エンドキャップ367の底面開口部に対して平坦なシール部を固定し、マーカー300が充填されていないときにリフィル機構360を通じてインクが漏出するのを防ぐ。マーカーが充填されるとき、射出力は平坦なシール部を押し上げるのに十分であり、インクはシール部の周り、フィンガ間、続いてリザーバ330に流れることができる。
クラウン構造は、軟質シリコンゴムなどのエラストマー製であってもよく、いくつかのインクは腐食のために状態を悪化させる塩化物イオンなどの物質を含んでいるため、好ましくはインクに対して不活性である。
その実施形態は、書いている間、空気がマーカーの中に入り、マーカー内部にサブ圧力
が生成されることを防ぎ、同時に詰め替えの間に余分な空気を漏出させる溝370に接続されるエアーバッファチャンバ318をさらに含む。
が生成されることを防ぎ、同時に詰め替えの間に余分な空気を漏出させる溝370に接続されるエアーバッファチャンバ318をさらに含む。
また、吸収体326および通気チューブ380の間に小さい間隙381があることに留意する。その設計は、通気チューブを、リザーバ330の下部にも、本体316の上部にも直接接続させないで、浮かせることが意図されている。間隙381は吸収体326とチューブ380との間の圧力の平衡化を可能にするのに役立つ。
いくつかの実施形態はリフィル機構を含まず、その場合、リザーバは下部で密閉されてもよいことが強調される。例えば、いくつかの実施形態では、送り管および同様のリザーバはあるが、リフィル機構はない。
本発明の範囲は、添付の請求項によって規定され、上述のさまざまな特徴の組み合わせおよび部分的組み合わせの両方ならびにその変形および修正を含む。
請求項において、「含む」の語およびその変形等は、列挙される要素が含まれるが、通常、他の要素を排除しないことを意味する。
Claims (26)
- マーカー液吸収体、マーカー液リザーバ、および前記リザーバと前記吸収体を流体結合する送り管を含む本体と、
前記吸収体から前記本体の外側へ延びるマーキング芯と
を含むマーカー。 - 前記送り管が前記送り管に沿って複数の孔を含む、請求項1に記載のマーカー。
- マーカー液吸収体、マーカー液リザーバ、前記吸収体から前記リザーバへ延びる通気チューブを含む本体と、
前記吸収体から前記本体の外側へ延びるマーキング芯と
を含むマーカー。 - 前記吸収体および前記リザーバの間のチューブホルダーであって、前記チューブホルダーの中を通って前記リザーバから前記吸収体まで延びる孔を有するチューブホルダーと、前記チューブホルダーの孔から前記リザーバ内に吊り下げられた通気チューブと
をさらに含む、請求項2に記載のマーカー。 - マーカー液吸収体、前記吸収体と流体結合されたマーカー液リザーバ、および前記リザーバと流体結合されたリフィル機構を含む本体と、
前記吸収体から前記本体の外側へ延びるマーキング芯と
を含むマーカー。 - 前記マーキング芯および前記本体の間に、前記本体および前記本体の外側の間を空気が通過できるようにする溝がある、請求項1〜5のいずれか一項に記載のマーカー。
- 前記リザーバと前記吸収体を流体結合する送り管をさらに含む、請求項2に記載のマーカー。
- 前記送り管が前記送り管に沿って複数の孔を含む、請求項7に記載のマーカー。
- 前記マーカー液リザーバの詰め替えを可能にするリフィル機構であって、前記リフィル機構を介して前記マーカーを漏出なくきれいに詰め替えられるように構成された吸い取り紙を含むリフィル機構をさらに含む、請求項1〜5または7〜8のいずれか一項に記載のマーカー。
- 前記吸い取り紙がインク吸収材を含む、請求項9に記載のマーカー。
- 前記孔が前記送り管の周りに配置される、請求項2または8に記載のマーカー。
- 使用中に前記マーカーがどの位置に保持されても、インクが前記送り管から前記吸収体へ流れるように前記孔が前記送り管の周りに均等に配置される、請求項11に記載のマーカー。
- 前記孔が前記送り管に沿って列に配列される、請求項2または8に記載のマーカー。
- それぞれの列がさまざまな大きさの孔を有する、請求項13に記載のマーカー。
- それぞれの列において前記孔間の間隔が異なる、請求項13に記載のマーカー。
- 前記リザーバの近位にある孔が前記リザーバの遠位にある孔より小さい、請求項14に記載のマーカー。
- 前記送り管の内径が0.5〜5mmの間である、請求項2または8に記載のマーカー。
- 前記内径が1〜3mmの間である、請求項17に記載のマーカー。
- より小さい孔の直径が0.5〜1.5mmであり、より大きい孔の直径が1〜2mmである、請求項16に記載のマーカー。
- 前記間隔が前記リザーバに最も近位の孔間の約10mmから前記リザーバに最も遠位の孔間の約5mmへと徐々に減少する、請求項15に記載のマーカー。
- 請求項9に記載のマーカーとリフィルステムを含むインクリフィラーとを含むキットであって、前記ステムおよびリフィル機構が両者間で堅く係合するように構成される、キット。
- ペン芯と前記本体の上部の間に間隙をさらに含み、それを通って、前記マーカーの詰め替えの間、排ガスが前記マーカーから漏出することができる、請求項9に記載のマーカー。
- リザーバとリフィル機構とを含むリフィル容器であって、前記機構がエンドキャップおよびエラストマークラウンを含み、
前記クラウンが上に複数のフィンガが取り付けられた本質的に平坦なシールを含み、
前記容器が充填されていないときに前記エンドキャップの底面開口部に対して前記シールを固定できるように、前記フィンガが前記エンドキャップの内部ルーフを圧迫し、
前記容器が詰め替えられるときに、前記クラウンが前記平坦なシール部を前記内部ルーフの方へ上げ、インクが前記シールの周りに、および前記フィンガの間に流れ、続いて前記リザーバの中へ流れるようにする、
リフィル容器。 - 前記容器が請求項9に記載のマーカーである、請求項23に記載のリフィル容器。
- 前記本体内にエアーバッファチャンバをさらに含み、前記チャンバが前記溝に接続される、請求項6に記載のマーカー。
- 前記通気チューブおよび前記吸収体の間に間隙がある、請求項3または4に記載のマーカー。
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