JPH0649052U - 印 鑑 - Google Patents

印 鑑

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Publication number
JPH0649052U
JPH0649052U JP9180992U JP9180992U JPH0649052U JP H0649052 U JPH0649052 U JP H0649052U JP 9180992 U JP9180992 U JP 9180992U JP 9180992 U JP9180992 U JP 9180992U JP H0649052 U JPH0649052 U JP H0649052U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
shaft
rear end
printing body
printing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9180992U
Other languages
English (en)
Inventor
小林  清一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Pencil Co Ltd filed Critical Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority to JP9180992U priority Critical patent/JPH0649052U/ja
Publication of JPH0649052U publication Critical patent/JPH0649052U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のスポンジゴム等を使用したインク浸透
式の印鑑に対して、スポイトなどで印字体の表面からイ
ンクを補充する不便さを解消可能とする。 【構成】 印字体6を前端に配設した先軸1と側面を押
圧してノズル28からインクを滴下可能としたインクタ
ンク19とインクタンク19を収納して先軸1に着脱自
在に取付けられ、側面に窓部16を有した後軸15とで
構成されて、ノズル28が印字体6の後端に配設したイ
ンク吸蔵体8の後端面に対接し、後軸15の窓部16か
らチューブ20の側面を適宜押圧してインクをインク吸
蔵体8にしみ込ませて印字体6にインクを補充可能とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、形態可能な印鑑の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インクを吸蔵できるようにスポンジゴム等の無数の連続気孔を有した多 孔性印材より形成された印字体を使用して、使用のたびに朱肉等に付着させる必 要のない印鑑を軸の後端に装着した印鑑が知られている。然しながら、この種の 印鑑は印字体及び印字体の後端に配設した吸蔵体に含浸させたインクを転写する ため多量に捺印する場合にはインクがすぐ消耗し、印字が薄くなる欠点がある。 このような場合、従来は別売りされている補充インクをスポイト等で印字体の表 面から適量滴下するようになっているが、インクの滴下直後は印字面が濡れ過ぎ ているためインクが印字体に染み込むまで暫時待たねばならぬ問題がある。又、 補充インクを用意したり、滴下したりが煩わしい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記のような問題を解決して、多量に捺印されてインクが薄くなりそ うな時に簡単にインクが補充できることを可能とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために案出された本考案の印鑑は、多孔性印材よりなる印 字体又は印字体の後端にインクの貯溜を可能とした吸蔵体を配設すると共に、印 字体を前端に配設した先軸と側面を押圧してノズルからインクを滴下可能とした インクタンクとインクタンクを収納して先軸に着脱自在に取付けられ、側面に窓 部を有した後軸とで構成されて、ノズルが印字体又は印字体の後端に配設したイ ンク吸蔵体の後端面に対接し、後軸の窓部からインクタンクのチューブの側面が 押圧可能と成される。
【0005】
【実施例】
図1は本考案の実施例を示している。先ず、図に示す様に後端に弾性変位可能 なフランジ状の係止部3を有した取付け台2の前軸部4内にインクを貯留可能と したインク吸蔵体8が配設され、その前面にスポンジゴム等の無数の連続通気孔 を有した多孔性印材より形成された印字体6が載置されて、印字対6を被覆状態 にしてカバー9が前軸部4の外周に固着されている。
【0006】 又、カバー9の外側には後端に鍔部10を有したスリーブ5が可動可能に被嵌 され、鍔部10は前軸部4の後端に当接している。又、先軸1は後方孔に雌螺子 部14が形成され、その前方には段部12bと更に前方に段部12aが設けてあ る。又、上記スリーブ5の鍔部10と先軸1の段部12aとの間にリターンスプ リング13が附勢された状態で取付け台2の係止部3が先軸1の段部12bに相 互間の弾性変形により係止される。この状態でスリーブ5の先端面は印字対6の 印面7よりやや突出している。
【0007】 インクタンク19はインク31を貯留したチューブ20の前面に継ぎ手21が 固着されている。継ぎ手21は前方に弁室22を有し、弁室22の後端には球面 状の弁座23が形成されて弁座23の後方にはインク誘導孔24がチューブ20 内に連通している。又、弁室22内にはボール26がスプリング27で弁座23 に密接されて、弁室22の先方に先端孔29を有したノズル28が密嵌固着され る。又、チューブ20内には必要によりインクを攪拌する為のボール等が挿入さ れる。(図示せず)
【0008】 後軸15は内孔部後端にボス部17が形成されてボス部17に座スプリング1 8の後端部が止着され、側面には適宜箇所で窓部16が穿設されて、先方には雄 螺子部30が形成されている。
【0009】 以上により、インクタンク19は後軸15の内孔部に嵌装され、チューブ20 の後端が座スプリング18の前面に当接されて、前記先軸1の雌螺子部14に後 軸15の雄螺子部30が螺合される。その時、継ぎ手21の段部25が取付け台 2の後端に座スプリング18の附勢力で当接状態となり、ノズル28は取付け台 2の内孔部11に挿入してノズル28の先端がインク吸蔵体8の後端面に対接す る。
【0010】
【作用】
本考案の印鑑は以上のように構成されており、未使用時には先軸1の前方部に 印字体6を被覆した状態にキャップが取付けられる。(図示せず)捺印する場合 にはスリーブ5の先端面を紙面に載置して印鑑を押圧するとスリーブ5が適宜後 退して印字体6の印面7が紙面に押圧されて捺印される。
【0011】 多量に捺印されると印字が徐々に薄くなるが、その時、窓部16からチューブ 20の側面を押圧すると前記ボール26が前方に微動して弁座23との間に隙間 を作り弁室22とインク誘導孔24が連通されてインク31がノズル28の先端 孔29からインク吸蔵体8に滴下される。滴下したインクはインク吸蔵体にしみ こみ印字体6に浸透する。インクは印字体6の裏面から補充されるため、従来の ように印面7にインクが濡れ過ぎることがない。尚、実施例ではボールと弁室と で構成されるバルブ機構を用いたが、その方法は限定されるものではない。
【0012】
【考案の効果】
本考案の印鑑の構成及び作用は以上の如くであり、多量に捺印を繰り返して印 字が薄くなりかけた時に簡単にインクの補充ができ、従来のように補充インクを 用意したり、スポイトでインクを印字体の表面に滴下したりする煩わしさがなく 又、滴下したインクが濡れ過ぎて暫時待たなければならない問題も解消される。 又更に、従来の方法でインクを滴下した時に手を汚す可能性もなく、又、後軸に 設けた窓部によりインクタンクに貯留したインクの残量が確認でき、(その場合 にはチューブが透明な樹脂成形品等で形成される)インクタンクが容易に交換で きる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 先軸 2 取付け台 3 係止部 4 前軸部 5 スリーブ 6 印字体 7 印面 8 インク吸蔵体 9 カバー 10 鍔部 11 内孔部 12a 段部 12b 段部 13 リターンスプリング 14 雌螺子部 15 後軸 16 窓部 17 ボス部 18 座スプリング 19 インクタンク 20 チューブ 21 継ぎ手 22 弁室 23 弁座 24 インク誘導孔 25 段部 26 ボール 27 スプリング 28 ノズル 29 先端孔 30 雄螺子部 31 インク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吸蔵できるようにスポンジゴム
    等の無数の連続気孔を有した多孔性の印字体を用いた印
    鑑に於いて、当該印鑑は印字体を前端に配設した先軸と
    側面を押圧してノズルからインクを滴下可能としたイン
    クタンクとインクタンクを収納して先軸に着脱自在に取
    付けられ、側面に窓部を有した後軸とで構成されて、ノ
    ズルが印字体又は印字体の後端に配設したインク吸蔵体
    の後端面に対接し、後軸の窓部からインクタンクのチュ
    ーブの側面が押圧可能となるように成されたことを特徴
    とする印鑑。
JP9180992U 1992-12-21 1992-12-21 印 鑑 Withdrawn JPH0649052U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9180992U JPH0649052U (ja) 1992-12-21 1992-12-21 印 鑑

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9180992U JPH0649052U (ja) 1992-12-21 1992-12-21 印 鑑

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0649052U true JPH0649052U (ja) 1994-07-05

Family

ID=14036960

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JP9180992U Withdrawn JPH0649052U (ja) 1992-12-21 1992-12-21 印 鑑

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JP (1) JPH0649052U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020001357A (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 シヤチハタ株式会社 直液式印判
CN110696506A (zh) * 2019-10-31 2020-01-17 杭州筱趣贸易有限公司 一种基于虹吸原理的自动回墨印章

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020001357A (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 シヤチハタ株式会社 直液式印判
CN110696506A (zh) * 2019-10-31 2020-01-17 杭州筱趣贸易有限公司 一种基于虹吸原理的自动回墨印章

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 19970306